JP2017043446A - 排紙装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】排紙フェンスを用紙サイズに応じた位置に位置ずれなく確実に位置決めする。【解決手段】排紙台11上に設けられ、複数の孔13hを用紙サイズに応じた各位置に形成したスライドレール13と、排紙フェンス30を排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒させるための回動軸33と、排紙フェンスが搭載される上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとの間にスライドレール13を挟んで2分割させたスライダ31と、下側スライダのレール対向面をスライドレールの下面に押圧する圧縮バネ36と、排紙フェンスとスライダとを一体的にスライド可能にするブラケット37と、スライダのレール対向面にバネ付勢しながらレール対向面から突出させて取り付けられており、スライドレールに形成した複数の孔のうちで用紙サイズに応じた一つの孔に嵌合させて、排紙フェンスを用紙サイズに応じた位置に位置決めする位置決め突出部材とを備えた排紙装置である。【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置から排出された用紙を排紙台上に積載する際に、排紙台上にスライド可能に設けた排紙フェンスを簡単な構造形態で用紙サイズに応じた位置に位置ずれなく確実に位置決めして固定できると共に、排紙フェンスを排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒できる排紙装置に関する。
用紙上に画像や文字をインクを用いて印刷できるインクジェットプリンタや孔版印刷装置などの画像形成装置には、印刷済みの用紙を排紙台上に順次積載する排紙装置が設置されている。
この際、排紙台上には、通常、用紙の排出方向と平行に互いに間隔を隔てて対向して一対のサイドフェンスが設けられ、且つ、用紙排出方向と略直交して排出方向の下流側にエンドフェンスが設けられている。
そして、画像形成装置から排出された印刷済みの用紙を排紙台上に積載する際に、用紙の排出方向と直交する用紙幅方向の両側端縁は一対のサイドフェンスに沿ってガイドされ、且つ、用紙の排出方向の先端縁はエンドフェンスに衝突して前方への移動が規制されている。
この種の排紙装置において、排紙台上で一対の排紙サイドフェンスを用紙幅方向の用紙幅サイズに応じて用紙幅方向に移動可能に設け、且つ、排紙エンドフェンスを用紙排出方向の用紙長さサイズに応じて用紙排出方向に移動可能に設けると共に、更に、一対の排紙サイドフェンスをサイドフェンス回転軸を中心にして排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒させるように構成した排紙収容装置および画像形成装置がある(例えば、特許文献1参照)。
尚、上記において、一対の排紙サイドフェンスを排紙台の内側方向に傾倒させれば、一対の排紙サイドフェンスを排紙台内に収納することができる。一方、一対の排紙サイドフェンスを排紙台の外側方向に傾倒させれば、排紙台上に積載した複数枚の用紙を容易に取り出すことができる。
特許文献1に開示された排紙収容装置および画像形成装置では、ここでの図示を省略するが、排紙台上で用紙幅方向に移動可能な一対の排紙サイドフェンス及び用紙排出方向に移動可能な排紙エンドフェンスは、それぞれスライダ部材に一体的に取り付けられている。
また、排紙台に凹状に形成したレール用溝内にレール部材が設けられており、各フェンスを取り付けた各スライダ部材は各レール部材に跨りながらこのレール部材に沿って移動可能になっている。
更に、各レール部材は、長尺なレール本体部の両側に複数の固定歯が長手方向に沿って形成されている。一方、各スライダ部材の下面側に凹状に形成した固定爪用凹所内には、一対の固定爪部材が引張コイルバネを介して挟持可能且つ開閉可能に取り付けられている。
そして、ユーザが各スライダ部材に取り付けた各フェンスを各レール部材に沿って移動させて、一対の固定爪部材の各先端に形成した固定爪部を各レール部材のレール本体部の両側に形成した複数の固定歯のうちで用紙の端縁と対応する固定歯に噛み合わせることで、各フェンスが位置決めされている。
この後、排紙台上に複数枚の用紙が積載完了された際に、各フェンスをフェンス回転軸を中心にして排紙台の外側方向に傾倒させることで複数枚の用紙を取り出すことができる。
特開2014−144859号公報
ところで、特許文献1に開示された排紙収容装置および画像形成装置では、前述したように、ユーザの操作により一対の排紙サイドフェンス及び排紙エンドフェンスを用紙の端縁と対応する位置に位置決めして固定できる。
しかしながら、各フェンスを取り付けた各スライダ部材にバネ付勢により挟持可能且つ開閉可能に形成された一対の固定爪部材を取り付け、且つ、各スライダ部材を移動させる各レール部材のレール本体部の両側に複数の固定歯を形成しているので、各フェンスを用紙の端縁と対応する位置に位置決めして固定するフェンス位置決め固定手段が複雑な構造形態となり問題である。
また、各フェンスを用紙の端縁と対応する位置に位置決めして固定する際に、ユーザは一対の固定爪部材を操作し、且つ、各スライダ部材に取り付けた各フェンスを各レール部材に沿って移動させているが、用紙の外形サイズを目視しながら各フェンスを移動させねばならないので、用紙の外形サイズに対して各フェンスの固定位置がばらついてしまうので問題である。
そこで、本発明は、画像形成装置から排出された用紙を排紙台上に積載する際に、排紙台上にスライド可能に設けた排紙フェンスを簡単な構造形態で用紙サイズに応じた位置に位置ずれなく確実に位置決めして固定できる排紙装置を提供することを目的とする。
更に、排紙フェンスを排紙台の外側方向に傾倒させて、排紙台上に積載した複数枚の用紙を容易に取り出すことができ、且つ、排紙フェンスを排紙台の外側方向に傾倒させても用紙積載位置のずれが生じることがない排紙装置を提供することを目的とする。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、画像形成装置から用紙排出方向に向って順次排出される用紙を積載する排紙台と、
前記排紙台上に排出される前記用紙の端縁を規制する排紙フェンスと、
前記排紙台上に設けられ、複数の孔を用紙サイズに応じた各位置に形成したスライドレールと、
前記排紙フェンスの下部に前記スライドレールと直交する方向に沿って取り付けられ、前記排紙フェンスを前記排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒させるための回動軸と、
前記排紙フェンスが搭載され且つ前記スライドレールの上面と対向するレール対向面をスライドさせる上側スライダと、前記スライドレールの下面と対向するレール対向面をスライドさせる下側スライダとに2分割させたスライダと、
前記下側スライダのレール対向面を前記スライドレールの下面に押圧する圧縮バネと、
前記圧縮バネと、前記下側スライダと、前記スライドレールと、前記上側スライダとをこの順で前記スライドレールの下方から上方に向って該スライドレールと直交する方向に挟み込み、且つ、上方部位で前記回動軸の両端部を軸支して、前記排紙フェンスと前記スライダとを一体的にスライド可能にするブラケットと、
前記上側スライダのレール対向面又は前記下側スライダのレール対向面にバネ付勢しながら前記レール対向面から突出させて取り付けられており、前記スライドレールに形成した前記複数の孔のうちで前記用紙サイズに応じた一つの孔に嵌合させて、前記排紙フェンスを前記用紙サイズに応じた位置に位置決めする位置決め突出部材と、
を備えたことを特徴とする排紙装置を提供する。
本発明に係る排紙装置によれば、画像形成装置から排出された用紙を排紙台上に積載する際に、複数の孔を用紙サイズに応じた各位置に形成したスライドレールを排紙台上に設け、且つ、排出される用紙の端縁を規制する排紙フェンスを上側スライダと下側スライダとに2分割させたスライダに回動軸を介して排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒可能に取り付けると共に、スライダの上側スライダと下側スライダとの間にスライドレールを挟み込み、このスライダのレール対向面にバネ付勢しながら位置決め突出部材をレール対向面から突出させて取り付けている。
この結果、スライダのレール対向面にバネ付勢して取り付けた位置決め突出部材をスライドレールに形成した複数の孔のうちで用紙サイズに応じた一つの孔に嵌合させることで、簡単な排紙フェンス位置決め構造により排紙フェンスをスライドレール上で用紙サイズに応じた位置に位置ずれなく確実に位置決めして固定できる。
この際、排紙フェンスがスライドレール上で位置決め突出部材により用紙サイズに応じた位置に位置決めされているときに、排紙フェンスは圧縮バネによって押圧されている下側スライダの摩擦力によりスライドレールにしっかり固定されるために、画像形成装置から排出される用紙の排紙台への積載時に排紙フェンスが動くことがないので、排紙台上での用紙積載位置がずれない。
また、排紙フェンスを上側スライダと下側スライダとからなるスライダによりにスライドレールに沿ってスライドさせているために、スライド時にスライダの耐久性を維持することができる。
更に、排紙装置の不使用時に排紙フェンスを回動軸を介して排紙台の内側方向に傾倒させれば、排紙フェンスを排紙台内に収納することができる。一方、排紙フェンスがスライドレール上で用紙サイズに応じた位置に位置決めされているときに、排紙フェンスを回動軸を介して排紙台の外側方向に傾倒させれば、排紙台上に積載した複数枚の用紙を容易に取り出すことができる。
また、スライダの上側スライダのレール対向面又は下側スライダのレール対向面に位置決め突出部材をバネ付勢した状態で取り付けているので、排紙フェンスを排紙台の外側方向に傾倒させて排紙台上に積載した複数枚の用紙を取り出す際に、上側スライダ又は下側スライダが移動しないために、排紙台上に積載された複数枚の用紙の積載位置がずれない。これにより、例えば、排紙台上に積載された印刷済みの用紙上でインクこすれによる画像不良が発生せず、また、用紙の端縁に傷が発生しないので、排紙装置の品質及び信頼性を向上させることができる。
本発明に係る排紙装置の全体構成を示した斜視図である。 本発明の要部となる排紙フェンススライド機構部を分解して示した分解斜視図である。 (a)は図2に示したスライダの上側スライダとボールプランジャーとを拡大して示した斜視図であり、(b)はボールプランジャーを拡大して示した縦断面図である。 図2に示したスライダの下側スライダを拡大して示した斜視図である。 (a),(b)は排紙フェンススライド機構部の組み立て状態を示した斜視図,側面図である。 (a),(b)は実施形態に対する比較例の排紙フェンススライド機構部の動作を説明するための側断面図である。 (a),(b)は実施形態の排紙フェンススライド機構部の動作を説明するための側断面図である。
以下に本発明に係る排紙装置を実施する形態につき、図1〜図7を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る排紙装置の全体構成を斜視的に示している。
図1に示す如く、本発明に係る排紙装置10は、用紙P上に画像や文字をインクを用いて印刷できるインクジェットプリンや孔版印刷装置などの画像形成装置1に形成された用紙排出口1aよりも外側に設置されている。
この際、画像形成装置1の用紙排出口1aから印刷済みの用紙Pが用紙排出方向に向って順次排出されて、排紙装置10の基台となる排紙台11上に積載されるようになっている。
上記した排紙装置10は、印刷済みの用紙Pを多数枚(例えば1000枚程度)積載する排紙台11と、排紙台11上で用紙Pの排出方向と平行に互いに間隔を隔てて対向して左右に設けられ、且つ、用紙Pの排出方向と直交する用紙幅方向の両側端縁Pa,Pbを用紙排出方向に沿ってガイドする左右一対のサイドフェンス20L,20Rと、排紙台11上で用紙Pの排出方向と略直交して排出方向の下流側に設けられ、且つ、用紙Pの排出方向の先端縁Pcを突き当てて規制するエンドフェンス30とを備えて構成されている。
ここで、上記した排紙装置10内の各構成部材について具体的に説明する。
まず、排紙台11は、印刷済みの用紙Pを積載する用紙積載面11aが用紙幅方向の略中央部位で用紙排出方向に沿って平坦に形成された平坦面11a1と、この平坦面11a1の左右に連接して用紙Pの両側端縁Pa,Pb側に徐々に上方に向かって左右対称に傾斜した傾斜面11a2,11a3とにより下凸形状に形成されている。
これにより、例えば、印刷済みの用紙Pが印刷中にインクの作用により用紙幅方向が上凸形状にカールした状態で排出されても、排紙台11の用紙積載面11a上で用紙幅方向が下凸形状にカールした状態で積載されるので、印刷済みの用紙Pを排紙台11上に用紙積載位置が揃った整列状態で積載できる。
また、排紙台11は、用紙積載面11aの中央部位に形成した平坦面11a1を挟んで用紙排出方向の下流の左右に一対の凹部11b1,11b2が平坦面11a1よりも一段凹んで形成されており、これら一対の凹部11b1,11b2内に人手を差し込むことにより積載された印刷済みの用紙Pを上方に持ち上げることが可能になっている。
次に、左右一対のサイドフェンス20L,20Rは、用紙排出方向の中間部位の各下面側に左右一対のスライダ21L,21Rが一体的に取り付けられており、且つ、左右一対のスライダ21L,21Rは排紙台11の傾斜面11a2,11a3上で用紙幅方向に沿って設けた左右一対のスライドレール12L,12Rに跨って案内されて用紙幅方向の左右にスライド可能になっている。
これにより、左右一対のサイドフェンス20L,20Rは、後述するように、印刷済みの用紙Pの幅方向の幅サイズに合わせてスライド位置を決めることができるようになっている。
また、左右一対のサイドフェンス20L,20Rは、ここに取り付けた左右一対のスライダ21L,21Rよりも上方部位に左右一対のプッシュノブ22L,22Rが排紙台11の外側に向って一体的に取り付けられている。そして、ユーザが左右一対のプッシュノブ22L,22Rを把持しながら押し込むことで、左右一対のサイドフェンス20L,20Rを排紙台11の内側に向ってスライドできる。
また、左右一対のサイドフェンス20L,20Rは、印刷済みの用紙Pの幅方向の両側端縁Pa,Pbをガイドするときに垂直に起立しているものの、左右一対のサイドフェンス20L,20Rの各下部に取り付けた一対の回動軸(23L…図示せず),23Rを中心にして排紙台11の内側方向及び外側方向に傾倒できるようになっている。
そして、排紙装置10の不使用時に左右一対のサイドフェンス20L,20Rを排紙台11の内側方向に傾倒させれば、各サイドフェンス20L,20Rを排紙台11内に収納することができる。
一方、左右一対のサイドフェンス20L,20Rが左右一対のスライドレール12L,12R上で用紙サイズに応じた位置に位置決めされているときに、各サイドフェンス20L,20Rを排紙台11の外側方向に傾倒させれば、排紙台11上に積載した複数枚の用紙Pを容易に取り出すことができる。
また、左右一対のサイドフェンス20L,20Rには、第1,第2縦孔20a,20bがそれぞれ用紙排出方向に沿って間隔を隔てて貫通して形成されている。
そして、左右一対のサイドフェンス20L,20R中で用紙排出方向の上流側に形成した左右一対の第1縦孔20a,20aには、左右一対の用紙カール矯正手段24L,24Rがそれぞれ2組ずつ取り付けられている。
上記した左右一対の用紙カール矯正手段24L,24Rは、左右一対のサイドフェンス20L,20Rの高さ方向に沿って複数の揺動部材25が揺動可能に設けられており、且つ、複数の揺動部材25の各先端部位が各サイドフェンス20L,20Rの内側に突出して、排紙台11側の下方に向って傾斜している。
これにより、画像形成装置1の用紙排出口1aから排出された印刷済みの用紙Pが上凸形状にカールしている場合に、印刷済みの用紙Pの幅方向の両側端縁Pa,Pbが複数の揺動部材25の各先端部位に当接しながら排紙台11に向って落下するので、用紙Pの幅方向の両側端縁Pa,Pbが下凸形状に矯正されて排紙台11上に積載されている。
また、左右一対のサイドフェンス20L,20R中で用紙排出方向の上流側及び下流側に形成した第2縦孔20bは、印刷済み用紙Pの落下時に生じる風を通す風孔として機能している。
次に、エンドフェンス30は、下面側にスライダ31が一体的に取り付けられており、且つ、スライダ31は排紙台11の用紙積載面11aの用紙幅方向の略中央部位に形成した平坦面11a1上で用紙排出向に沿って設けたスライドレール13に跨って案内されて用紙排出方向にスライド可能になっている。
これにより、エンドフェンス30は、後述するように、印刷済みの用紙Pの排出方向の長さサイズに合わせてスライド位置を決めることができるようになっている。
また、エンドフェンス30は、ここに取り付けたスライダ31よりも上方部位にプッシュノブ32が排紙台11の外側に向って一体的に取り付けられている。そして、ユーザがプッシュノブ32を把持しながら押し込むことで、エンドフェンス30を排紙台11の内側に向ってスライドできる。
また、エンドフェンス30は、印刷済みの用紙Pの排出方向の先端縁Pcを規制するときに垂直に起立しているものの、エンドフェンス30の下部に取り付けた回動軸33を中心にして排紙台11の内側方向及び外側方向に傾倒できるようになっている。
そして、排紙装置10の不使用時にエンドフェンス30を排紙台11の内側方向に傾倒させれば、エンドフェンス30を排紙台11内に収納することができる。
一方、エンドフェンス30がスライドレール13上で用紙サイズに応じた位置に位置決めされているときに、エンドフェンス30を排紙台11の外側方向に傾倒させれば、排紙台11上に積載した複数枚の用紙Pを容易に取り出すことができる。
また、エンドフェンス30の中間部位には、プッシュノブ32の上方に矩形孔30aが貫通して形成されており、この矩形孔30aも印刷済み用紙Pの落下時に生じる風を通す風孔として機能している。
また、排紙台11の左右の側面11c,11d側で用紙排出方向の上流部位に左右一対の回動軸(14L…図示せず),14Rが横設されていると共に、右側の傾斜面11a3上で用紙排出方向の下流コーナ部位にマグネット15が取り付けられている。
そして、排紙装置10の不使用時に、ユーザが左右一対のサイドフェンス20L,20R及びエンドフェンス30を排紙台11の内側に向かって傾倒させて折り畳んだ後に、排紙装置10を左右一対の回動軸(14L…図示せず),14Rを中心して画像形成装置1の用紙排出口1aに向けて回動させることで、排紙装置10がマグネット15により画像形成装置1側に吸着されるために用紙排出口1a内に収納できるようになっている。
ここで、本発明の要部となる左右一対のサイドフェンス20L,20R及びエンドフェンス30を用紙Pの外形サイズに応じた位置に位置決めして固定する手段について説明する。
尚、前述したように、左右一対のサイドフェンス20L,20Rと、エンドフェンス30は、共に同じスライド構造である。
そこで、左右一対のサイドフェンス20L,20R及びエンドフェンス30を総称して排紙フェンスと呼称して、この排紙フェンスとしてエンドフェンス30の例を用いて同じ符番を付して、本発明の要部となる排紙フェンススライド機構部の構成について図2〜図5を用いて説明する。尚、上記と同様なスライド構造を備えた左右一対のサイドフェンス20L,20Rについての説明を省略する。
図2は本発明の要部となる排紙フェンススライド機構部を分解して示している。また、図3(a),(b)は図2に示したスライダの上側スライダと、ボールプランジャーとを拡大して示している。また、図4は図2に示したスライダの下側スライダを拡大して示している。また、図5(a),(b)は排紙フェンススライド機構部の組み立て状態を示している。
図2に示す如く、本発明の要部となる実施形態の排紙フェンススライド機構部FSでは、排紙台11(図1)上に取り付けられるスライドレール13が、ステンレス板を用いて用紙排出方向と直交する方向を所定の幅Bを持って下方に折り曲げられ、且つ、平坦な上面13aが排紙フェンス(エンドフェンス)30のスライド方向に沿って長尺に形成されていると共に、上面13aの幅方向の中心を通って長手方向に沿った中心線上に複数の孔(以下、ボール孔と記す)13hが用紙サイズに応じた各位置に貫通して形成されている。
この際、複数のボール孔13hは、例えば定型サイズのA5,A4,A3、B5,B4など複数の用紙サイズに対応してスライドレール13上に形成されているが、定型サイズに限ることなく、特定の用紙サイズに合わせてボール孔13hを形成することも可能である。
また、排紙フェンス(エンドフェンス)30は、中間部位に形成した矩形孔30aよりも下方部位にプッシュノブ32を取り付ける取付孔30bが形成されており、不図示のネジを排紙台11の内側から取付孔30b内に挿入して、プッシュノブ32を排紙台11の外側に向って取り付けている。
また、排紙フェンス30は、この下部に排紙フェンス傾倒用の回動軸33をスライドレール13と直交する方向に取り付ける軸支持部30cが幅方向に沿って設けられている。
また、排紙フェンス30の底面30dのうちで用紙排出方向の下流端部位に円弧部30eが幅方向の左右に間隔を隔てて計2箇所形成されており、これら2箇所の円弧部30eは、後述するスライダ31の上側スライダ31Uの幅方向の左右に形成された計2箇所の円弧状凹面31h(図3)に当接して位置決めされている。
また、排紙フェンス30を搭載するスライダ31は、上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとにスライドレール13を挟んで2分割して設けられている。
上記したスライダ31の上側スライダ31Uは、図3に拡大して示すように、樹脂材を用いて排紙フェンス30を搭載する上面31aが矩形状に形成され、且つ、下面31bがスライドレール13の上面13aと対向するスライドレール対向面として形成されていると共に、下面31bの幅方向の両側にスライドレール13の幅方向を跨ぐための一対の側壁31c,31dが形成されて下面31bが凹状に引っ込んだ状態でスライドレール13の上面13aをスライドするようになっている。
また、上側スライダ31Uの上面31a上で用紙排出方向の下流側で幅方向の中央部位にボス31eが突出形成されており、このボス31eの下面内部に不図示の有底孔が形成され、この有底孔内にボールプランジャー34が上側スライダ31Uの下面31b側から嵌め込まれた状態で取り付けられている。
この際、ボールプランジャー34は、図3(b)に示すように、ステンレス製の円筒体34a内に圧縮バネ34bによりバネ付勢しながら位置決め突出部材の一例となるスチールボール34cが収納されており、且つ、圧縮バネ34bに押されてスチールボール34cの一部が円筒体34a内から外部に向かって進退自在に突出している。
従って、上側スライダ31Uの下面(スライドレール対向面)31b側にボールプランジャー34が取り付けられると、上側スライダ31Uと一体にボールプランジャー34内のスチールボール34cがスライドレール13の上面13a上を転動できると共に、スチールボール34cがスライドレール13に形成したボール孔13hに嵌合して、スライダ31に搭載した排紙フェンス30の位置決めが可能となる。
尚、上記した位置決め突出部材は、スチールボール34cに限定されることなく、上側スライダ31Uの下面(スライドレール対向面)31b側の先端をR形状又は半球状に形成した部材でも良い。従って、ボールプランジャー34を用いることなく、上側スライダ31Uの下面(スライドレール対向面)31bにバネ付勢しながら先端がR形状又は半球状の位置決め突出部材を前記スライドレール対向面から進退自在に突出させた状態で取り付けても良いものである。
更に、上側スライダ31Uの上面31a上で用紙搬出方向の上流側に、突出片31fが幅方向に間隔を離して3箇所上方に向って突出形成されている。また、上側スライダ31Uの上面31a上で用紙搬出方向の下流側に、突出片31gが幅方向の左右に間隔を離して計2箇所上方に向って突出形成されていると共に、2箇所の突出片31gよりも用紙搬出方向の上流側に円弧状凹面31hが幅方向の左右に間隔を離して計2箇所凹状に形成されている。
一方、上記したスライダ31の下側スライダ31Dは、図4に拡大して示すように、樹脂材を用いてスライドレール13の下面13bと対向するスライドレール対向面となる上面31iと、下面31jとが矩形状に形成されており、且つ、この上面31iがスライドレール13の下面13bをスライドするときに摩擦力が得られるように凹凸状の粗面に形成されている。
また、下側スライダ31Dの用紙排出方向と直交する幅方向の両側面31m,31nには、用紙排出方向に互いに間隔を隔てて一対のガイド片31p,31qが形成されていると共に、両側面31m,31n中で一対のガイド片31p,31q間の中央部位にガイドピン35が幅方向に貫通して取り付けられている。
図2に戻り、下側スライダ31Dの下方には、2本の圧縮バネ36と、コ字状ブラケット37とが用意されている。
この際、コ字状ブラケット37は、板金材を用いてスライドレール13と直交する幅方向に間隔を離して対向した一対の側板部37a,37bが上向きコ字状に折り曲げられ、且つ、両側板部37a,37bの上方部位及び下方部位に一対の丸孔37c及び一対の縦孔37dが互いに対向して形成されている。
そして、コ字状ブラケット37の両側板部37a,37b間に2本の圧縮バネ36と下側スライダ31Dとを順に挿入して、下側スライダ31Dの両側面31m,31n間に取り付けたガイドピン35をコ字状ブラケット37の両側板部37a,37bの下方部位に形成した一対の縦孔37dに嵌合させると共に、下側スライダ31Dの両側面31m,31nに形成した一対のガイド片31p,31q間をコ字状ブラケット37の両側板部37a,37bに沿わせることで、下側スライダ31Dが上下方向に移動可能になっている。
更に、コ字状ブラケット37の両側板部37a,37b間に挿入した下側スライダ31Dの上面(スライドレール対向面)31iを2本の圧縮バネ36の付勢力によりスライドレール13の下面13bに押し当てながら、コ字状ブラケット37の両側板部37a,37bの上方部位に形成した一対の丸孔37cの一方から回動軸33を挿入して、この回動軸33を排紙フェンス30の下部にスライドレール13と直交する方向に形成した軸支持部30cに嵌合させている。
従って、コ字状ブラケット37により、2本の圧縮バネ36と、下側スライダ31Dと、スライドレール13と、上側スライダ31Uとをこの順でスライドレール13の下方から上方に向ってスライドレール13と直交する方向に挟み込み、且つ、上方部位の軸支持部30cで回動軸33の両端部を軸支することで、排紙フェンス30とスライダ31とをスライド可能に一体化している。
これにより、図5(a),(b)に示したように、排紙フェンススライド機構部FSが組み立てられているので、排紙フェンス30は、上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとの間にスライドレール13を2本の圧縮バネ36の付勢力により挟み込んでコ字状ブラケット37を介して一体化されるので、排紙フェンス30がスライドレール13に沿って排紙台11の内側方向と外側方向にスライド可能になる。
ここで、上記のように構成した実施形態の排紙フェンススライド機構部FSに対する比較例の排紙フェンススライド機構部の動作と、実施形態の排紙フェンススライド機構部の動作とについて、図6及び図7を用いて説明する。
図6は実施形態に対する比較例の排紙フェンススライド機構部の動作を説明するための側断面図であり、(a)は排紙フェンスの起立状態を示し、(b)は排紙フェンスの外側方向傾倒状態を示している。また、図7は実施形態の排紙フェンススライド機構部の動作を説明するための側断面図であり、(a)は排紙フェンスの起立状態を示し、(b)は排紙フェンスの外側方向傾倒状態を示している。
図6(a),(b)に示す如く、比較例の排紙フェンススライド機構部FS’では、排紙フェンス(エンドフェンス)30を搭載したスライダ31’が上側スライダ31U’と下側スライダ31Dとにスライドレール13’を挟んで2分割して設けられているが、上側スライダ31U’にボールプランジャーが取り付けられていないので、上側スライダ31U’の上面31aにボールプランジャーを嵌め込むためのボスが形成されていない点が実施形態に対して異なっている。
上記に伴って、スライドレール13’に複数のボール孔が形成されていない点も実施形態に対して異なっている。
まず、図6(a)に示す如く、比較例の排紙フェンススライド機構部FS’において、排紙フェンス30が起立している場合に、排紙フェンス30は、上側スライダ31U’と下側スライダ31Dとの間にスライドレール13’を圧縮バネ36の付勢力により挟み込んでコ字状ブラケット37を介して一体化されているので、排紙フェンス30がスライドレール13’に沿って排紙台11の内側方向及び外側方向にスライド可能になっている。
そして、排紙フェンス30は、この底面30dが上側スライダ31U’の上面31aに当接し、且つ、底面30dのうちで用紙排出方向の下流端部位に形成した円弧部30eが上側スライダ31U’の突出片31gよりも用紙搬出方向の上流側に形成した円弧状凹面31hに当接して位置決めされた状態で垂直に起立している。
この際、排紙フェンス30は、スライドレール13’の下面13bに当接している下側スライダ31Dの上面31iが圧縮バネ36によって押圧されているときの摩擦力により固定されているにすぎないために、用紙Pのサイズに対応した位置に位置決めして固定する場合に固定位置のばらつきが生じてしまうと言う問題がある。
次に、図6(b)に示す如く、排紙フェンス30を回動軸33を中心にして反時計方向に回転して排紙台11の外側方向に傾倒させて、排紙台11上に積載された印刷済みの用紙Pを取り外す場合に、下側スライダ31Dは圧縮バネ36の付勢力によりスライドレール13’の下面13bに押圧されて固定されている。
そして、排紙フェンス30の反時計方向への回転に伴って、排紙フェンス30の底面30dのうちで用紙排出方向の下流端部位に形成した円弧部30eが支点となって、この円弧部30eが上側スライダ31U’に形成した円弧状凹面31hを押すので、上側スライダ31U’が排紙台11の内側方向に移動してしまう。
そして、上側スライダ31U’が排紙台11の内側方向に移動したときに、この上側スライダ31U’が排紙台11上に整列して積載された複数枚の用紙Pに衝突するために用紙積載位置がずれてしまう。これにより、例えば、印刷済みの用紙P同士のインクこすれによる画像不良や、印刷済みの用紙Pの端縁に傷が発生するなどの問題が生じてしまう。
一方、図7(a),(b)に示す如く、実施形態の排紙フェンススライド機構部FSでは、先に説明したように、排紙フェンス(エンドフェンス)30を搭載したスライダ31が上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとにスライドレール13を挟んで2分割して設けられ、且つ、上側スライダ31Uに形成したボス31eの有底孔内にボールプランジャー34が取り付けられている。
そして、図7(a)に示す如く、実施形態の排紙フェンススライド機構部FSにおいて、排紙フェンス30が起立している場合に、排紙フェンス30は、上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとの間にスライドレール13を圧縮バネ36の付勢力により挟み込んでコ字状ブラケット37を介して一体化されているので、排紙フェンス30がスライドレール13に沿って排紙台11の内側方向及び外側方向にスライド可能になっている。
この際、排紙フェンス30は、この底面30dが上側スライダ31Uの上面31aに当接し、且つ、底面30dのうちで用紙排出方向の下流端部位に形成した円弧部30e(図2)が上側スライダ31Uの突出片31gよりも用紙搬出方向の上流側に形成した円弧状凹面31h(図3)に当接して位置決めされた状態で垂直に起立している。
更に、排紙フェンス30は、起立時に下側スライダ31Dの上面31iが圧縮バネ36によってスライドレール13の下面13bに押圧されて摩擦力により固定されていると共に、上側スライダ31Uに取り付けたボールプランジャー34内のスチールボール34cが圧縮バネ34bに押されてスライドレール13に形成した複数のボール孔13hのうちで用紙サイズに応じた一つのボール孔13hに嵌合して位置決めされている。
これにより、排紙フェンス30がスライドレール13上でボールプランジャー34により用紙サイズに応じた位置に位置決めされているときに、排紙フェンス30は圧縮バネ36によって押圧されている下側スライダ31Dの上面31iの摩擦力によりスライドレール13にしっかり固定されるために、画像形成装置1から排出される用紙Pの排紙台11への積載時に排紙フェンス30が動くことがないので、排紙台11上での用紙積載位置がずれない。
従って、排紙フェンス30を搭載したスライダ31のレール対向面にバネ付勢して取り付けたスチールボール34cと、スライドレール13に用紙サイズに応じて形成した複数のボール孔13hとによる簡単な排紙フェンス位置決め構造形態で、排紙フェンス30をスライドレール13上で用紙サイズに応じた位置に位置ずれなく確実に位置決めして固定できる。
更に、排紙フェンス30を上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとからなるスライダ31によりにスライドレール13に沿ってスライドさせているために、スライド時にスライダ31の耐久性を維持することができる。
更に、図7(b)に示す如く、排紙フェンス30を回動軸33を中心にして反時計方向に回転して排紙台11の外側方向に傾倒させて、排紙台11上に積載された印刷済みの用紙Pを取り外す場合に、下側スライダ31Dは圧縮バネ36の付勢力によりスライドレール13の下面13bに押圧されていると共に、上側スライダ31Uのボス31eの有底孔内に取り付けたボールプランジャー34内のスチールボール34cが圧縮バネ34bに押されてスライドレール13上で用紙サイズに応じた一つのボール孔13hに嵌合している。
ここで、上側スライダ31Uに取り付けたボールプランジャー34内のスチールボール34cがスライドレール13上で用紙サイズに応じた一つのボール孔13hに嵌合しているときに、排紙フェンス30を反時計方向に回転させると、排紙フェンス30の底面30dのうちで用紙排出方向の下流端部位に形成した円弧部30e(図2)が支点となって、この円弧部30eが上側スライダ31Uに形成した円弧状凹面31h(図3)を押して排紙台11の内側方向に移動する力が働くが、上側スライダ31Uはボールプランジャー34によって移動が規制されままその位置に固定されている。
一方、コ字状ブラケット37内で圧縮バネ36に押されている下側スライダ31Uは、反力によってコ字状ブラケット37と一体に排紙台11の外側方向に移動し、このコ字状ブラケット37に軸支した回動軸33も排紙台11の外側方向に移動するが、上側スライダ31Uは排紙台11の内側方向に移動することなくその位置を保っている。
従って、排紙フェンス30を反時計方向に回転させたときに、先に図6(b)を用いて説明した比較例における上側スライダ31U’が排紙台11の内側方向に移動する場合とは異なって、実施形態における上側スライダ31Uは排紙台11の内側方向に移動しないので、排紙台11上に整列して積載された複数枚の用紙Pの積載位置がずれない。これにより、例えば、排紙台11上に積載された印刷済みの用紙P上でインクこすれによる画像不良が発生せず、また、用紙Pの端縁に傷が発生しないので、排紙装置10の品質及び信頼性を向上させることができる。
次に、ここでの図示を省略するが、排紙台11上から印刷済みの用紙Pを取り出した後の不使用時に、排紙装置10を画像形成装置1(図1)の用紙排出口1a内に収納する場合には、排紙フェンス30を排紙台11の内側方向に傾倒させれば良い。この場合、排紙台11上には用紙Pが搭載されていないので、何らの支障もなく、排紙フェンス30を排紙台11の内側方向に傾倒させることができる。
尚、この実施形態の排紙フェンススライド機構部FSでは、排紙フェンス30を搭載するスライダ31を上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとにスライドレール13を挟んで2分割し、且つ、上側スライダ31Uの下面31b側にボールプランジャー34を取り付けた例について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、ここでの図示を省略するが、排紙フェンスの底面側をスライドレールに直接跨がせて、この底面側にバネ付勢しながら位置決め突出部材(スチールボール34c相当)を取り付けて、この位置決め突出部材(スチールボール34c相当)をスライドレールに用紙サイズに応じて形成した複数の孔の一つに嵌合させても良い。
また、排紙フェンスを搭載するスライダのスライドレール対向面にボールプランジャーを取り付け、且つ、このスライダに排紙フェンスを傾倒させる回動軸を軸支させることも可能である。
更に、排紙フェンス30を搭載するスライダ31を上側スライダ31Uと下側スライダ31Dとにスライドレール13を挟んで2分割した際に、実施形態とは異なって、下側スライダ31Dの上面(スライドレール対向面)31iにバネ付勢しながら位置決め突出部材(スチールボール34c相当)を取り付けることも可能である。
従って、上側スライダ31Uのレール対向面又は下側スライダ31Dのレール対向面に位置決め突出部材(スチールボール34c相当)をバネ付勢しながらレール対向面から突出させて取り付けて、この位置決め突出部材(スチールボール34c相当)をスライドレールに用紙サイズに応じて形成した複数の孔の一つに嵌合させれば良いものである。
1…画像形成装置、1a…用紙排出口、
10…排紙装置、
11…排紙台、11a…用紙積載面、11a1…平坦面、11a2,11a3…傾斜面、
12L,12R…左右一対のスライドレール、
13,13’…スライドレール、13a…上面、13b…下面、
13h…複数の孔(複数のボール孔)、
20L,20R…左右一対のサイドフェンス(排紙フェンス)、
21L,21R…左右一対のスライダ、22L,22R…左右一対のプッシュノブ、
(23L),23R…左右一対の回動軸、
24L,24R…左右一対の用紙カール矯正手段
30…エンドフェンス(排紙フェンス)、31,31’…スライダ、
31U,31U’…上側スライダ、
31a…上面、31b…下面(スライドレール対向面)、31e…ボス、
31D…下側スライダ、31i…上面(スライドレール対向面)、31j…下面、
32…プッシュノブ、33…回動軸、
34…ボールプランジャー、
34a…円筒体、34b…圧縮バネ、34c…位置決め突出部材(スチールボール)、
35…ガイドピン、36…圧縮バネ、37…コ字状ブラケット、
FS…実施形態の排紙フェンススライド機構部、
FS’…比較例の排紙フェンススライド機構部、
P…用紙、Pa,Pb…用紙幅方向の両側端縁、Pc…用紙排出方向の先端縁。

Claims (1)

  1. 画像形成装置から用紙排出方向に向って順次排出される用紙を積載する排紙台と、
    前記排紙台上に排出される前記用紙の端縁を規制する排紙フェンスと、
    前記排紙台上に設けられ、複数の孔を用紙サイズに応じた各位置に形成したスライドレールと、
    前記排紙フェンスの下部に前記スライドレールと直交する方向に沿って取り付けられ、前記排紙フェンスを前記排紙台の内側方向及び外側方向に傾倒させるための回動軸と、
    前記排紙フェンスが搭載され且つ前記スライドレールの上面と対向するレール対向面をスライドさせる上側スライダと、前記スライドレールの下面と対向するレール対向面をスライドさせる下側スライダとに2分割させたスライダと、
    前記下側スライダのレール対向面を前記スライドレールの下面に押圧する圧縮バネと、
    前記圧縮バネと、前記下側スライダと、前記スライドレールと、前記上側スライダとをこの順で前記スライドレールの下方から上方に向って該スライドレールと直交する方向に挟み込み、且つ、上方部位で前記回動軸の両端部を軸支して、前記排紙フェンスと前記スライダとを一体的にスライド可能にするブラケットと、
    前記上側スライダのレール対向面又は前記下側スライダのレール対向面にバネ付勢しながら前記レール対向面から突出させて取り付けられており、前記スライドレールに形成した前記複数の孔のうちで前記用紙サイズに応じた一つの孔に嵌合させて、前記排紙フェンスを前記用紙サイズに応じた位置に位置決めする位置決め突出部材と、
    を備えたことを特徴とする排紙装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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