JP5232464B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、画像形成装置に関する。
複写機には、原稿の画像データを読み取るための画像読み取りユニットが上部に設けられている。この画像読み取り装置の上面には原稿載置ガラスが設けられており、原稿載置ガラスに載置された原稿の画像データが読み込まれる。
また、画像読み取りユニットの下側には、感光体ドラム等から構成される画像形成部などを有する装置本体が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
このような複写機では、装置本体に画像読み取りユニットを取付る際には、装置本体と位置合わせを行いネジによって固定していた。
特開2007−065404号公報
しかしながら、画像読み取りユニットを装置本体に取り付ける際には、治具を用いて、装置本体に形成されているネジ穴と画像読み取りユニットに形成されているネジ穴の位置を一致させた後に、ネジを差し込んで固定する必要があるため、手間がかかるものであった。
本発明は、上記従来の画像形成装置の課題を考慮し、容易に組み立てることが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1の本発明は、
少なくとも画像形成部を有する装置本体と、前記装置本体の上側に設けられた画像読み取りユニットと、前記装置本体に設けられた側板とを備えた、画像形成装置であって、
前記装置本体は、上面に、前記画像読み取りユニットを固定するための本体側嵌合部材を有し、
前記画像読み取りユニットは、下面に、前記本体側嵌合部材と嵌合するユニット側嵌合部材を有し、
前記側板は、前記装置本体の左右両側面の全体を覆う側面部と、前記側面部から前記装置本体の背面に沿うように張り出した背面部とを有しており、
前記側板の前記背面部の上部は、前記画像読み取りユニットの前記嵌合状態が解除される方向への前記画像読み取りユニットの移動を阻止するように、前記画像読み取りユニットの一部に当接しており、
前記画像読み取りユニットの前記嵌合状態が解除される方向は、前記装置本体を基準として、前記装置本体の前面側から背面側へ向かう方向であり、
前記ユニット側嵌合部材は、
前記下面に形成された、複数の貫通孔を有し、
前記本体側嵌合部材は、
前記上面と垂直に設けられた垂直部と、前記装置本体の前面側から背面側に向かって、前記垂直部の先端から突出するように形成された水平部とを持つ、複数のフック部材を有し、
前記複数のフック部材は、前記複数の貫通孔に対応する位置に設けられており、
前記貫通孔は前記装置本体の前面側から背面側に向かって延びた長孔であり、前記長孔の縁の内で前記背面側に位置する縁が、前記嵌合状態において前記水平部と前記上面の間に配置されている、画像形成装置である。
本願発明に関連する第1の発明は、
少なくとも画像形成部を有する装置本体と、前記装置本体の上側に設けられた画像読み取りユニットとを備えた、画像形成装置であって、
前記装置本体は、上面に、前記画像読み取りユニットを固定するための本体側嵌合部材を有し、
前記画像読み取りユニットは、下面に、前記本体側嵌合部材と嵌合するユニット側嵌合部材を有し、
前記画像読み取りユニットは、前記嵌合状態が解除されることを阻止するように、前記装置本体と締結部材によって締結されている、画像形成装置である。
又、本願発明に関連する第2の発明は、
前記本体側嵌合部材は、
前記上面と垂直に設けられた垂直部と、前記装置本体を基準として、前記嵌合状態を解除するための前記画像読み取りユニットの移動方向に向かって、前記垂直部の先端から突出するように形成された水平部とを持つ、前記上面の端に沿って直線上に設けられた複数のフック部材と、
前記水平部の先端が斜め上方を向くように、前記複数のフック部材をそれぞれ付勢する複数の弾性部材とを有し、
前記ユニット側嵌合部材は、
前記下面に、前記フック部材の前記水平部に対応する形状の複数の凹部を有する、本発明に関連する第1の発明の画像形成装置である。
又、本願発明に関連する第3の発明は、
前記ユニット側嵌合部材は、
前記下面の下方に、前記下面の端に沿って一直線上に設けられた複数の軸と、
前記複数の軸の夫々の両端を支持するために、前記下面から下方に突出した複数の一対の軸支持部とを有し、
前記本体側嵌合部材は、
各々の前記軸が挿入されている挿入部と、前記挿入部に前記軸を挿入するための挿入ゲートとを持つ、複数の軸受け部を有する、本発明に関連する第1の発明の画像形成装置である。
又、第6の本発明は、
前記軸は、周方向の径が異なっており、前記挿入ゲートの幅は、前記軸の最大径よりも小さく、最小径より大きい、第5の本発明の画像形成装置である。
本発明によれば、容易に組み立てることが可能な画像形成装置を提供することが出来る。
以下、本発明にかかる画像形成装置の一例としての複写機について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
はじめに、本発明にかかる実施の形態1の複写機の構成について説明する。
図1に示すように、本実施の形態の複写機1は、上部に、原稿の画像データを読み取る画像読み取りユニット2と、画像読み取りユニット2の下側に配置されている装置本体3とを備えている。又、複写機1は、装置本体3の下側に、複数の給紙カセット41が設けられた給紙カセット部4を備えている。
又、画像読み取りユニット2には、原稿載置ガラス21、原稿載置ガラス21上に配置された原稿を走査するためのキャリッジ23、及びキャリッジ23を移動させるための軸24等が設けられている。このキャリッジ23には、原稿載置ガラス21を通して原稿に光を照射するための光源22、CCD25、及び原稿からの反射光をCCD25に導くためのミラー26が設けられている。又、画像読み取りユニット2の上部には、原稿載置ガラス21上に載置された原稿を押さえるための原稿押さえ部5が設けられている。
又、装置本体3には、給紙カセット41又は手差しトレイ39から供給された用紙にトナー画像を形成するための、感光体ドラム31、帯電器32、露光器33、現像器34及びクリーニングユニット35等から構成される画像形成部30が設けられている。又、感光体ドラム31上のトナー画像を用紙に転写するための転写部36を備えている。
更に、トナー画像を用紙に定着するための定着ユニット37と、トナー画像が定着された用紙を排出するための排出ユニット38が設けられている。尚、図1に示されている点線の矢印は露光器33からの光路を示しており、矢印が接している部分で感光体ドラム31に静電潜像が形成される。又、実線矢印は紙の搬送路を示している。
次に、画像読み取りユニット2を装置本体3に取り付けるための構成について説明する。
図2は、画像読み取りユニット2と装置本体3を分離した状態の外観の模式図である。
図2の矢印Bに示すように、装置本体3の上面3aに、画像読み取りユニット2が固定される。画像読み取りユニット2は、上枠体27と下枠体28を有しており、装置本体3には側板6が設けられている。尚、複写機1の正面側は矢印A方向であり、画像読み取りユニット2の矢印A側には、複写機1の操作を行うための操作パネルが取り付けられる操作パネル取付部29が設けられている。又、装置本体3の正面(矢印A方向)が3f、背面が3bとして示されており、画像読み取りユニット2の正面(矢印A方向)が2f、背面が2bとして示されている。
図3は、下枠体28と装置本体3を示した模式図である。図3の下枠体28には、図1で示した軸24、キャリッジ23等は図示されていない。又、図3では、側板6も図示していない。図3に示すように、下枠体28には正面2f側の両端近傍及び背面2b側の両端近傍の計4箇所に貫通孔200が設けられている。この貫通孔200は、矢印A方向に沿って長辺が形成された長方形状である。
又、装置本体3の上面3aに、正面3f側の両端近傍及び背面3b側の両端近傍の計4箇所にフック部材300が形成されている。これら4箇所のフック部材300は、上記4つの貫通孔200に対応した位置に設けられている。
又、図4は、図3のQ部拡大図である。図4に示すように、フック部材300は、側面視L字形状の部材であり、装置本体3の上面3aから垂直に設けられている垂直部300aと、垂直部300aの先端から背面3b側に向かって形成された水平部300bとから形成されている。この水平部300bと上面3aとの間に隙間300dが形成される。尚、図中の3fと3fを示す矢印は、矢印方向が正面3f側であることを示している。以下の図面においても同様である。
上記構成の複写機における装置本体3への画像読み取りユニット2の取付について説明する。
画像読み取りユニット2を装置本体3へ取り付ける際には、画像読み取りユニット2は軸24やキャリッジ23などが組み立てられ、上枠体27と下枠体28が組み合わされた図2に示す状態となっている。
装置本体3に画像読み取りユニット2を取り付ける際、はじめに装置本体3の4箇所のフック部材300を貫通孔200に通すように、画像読み取りユニット2が装置本体3上に配置される。図5(a)は、配置した状態の図3に示したP部及びQ部拡大図である。尚、図5(a)では、画像読み取りユニット2のうち下枠体28のみ示している。又、図5(b)は、(a)のYY´断面図である。
この図5(a)に示す状態から矢印A方向へ、装置本体3に対して画像読み取りユニット2をスライドさせると、図6(a)に示すように貫通孔200の背面2b側の縁200aにフック部材300が嵌合する。すなわち、縁200aが、水平部300bと上面3aとの隙間300dに配置される。又、縁200aに垂直部300aが当接する。
又、図6(b)は、図6(a)のYY’断面図である。装置本体3に対して画像読み取りユニット2を矢印A方向にスライドさせると、図6(b)に示すように、画像読み取りユニット2の背面2bの最後端2aが、装置本体3の背面3bと略同一直線(図中L)上に配置される。
次に、図7(a)に示すように、装置本体3に画像読み取りユニット2が配置された後に、側板6が取り付けられる。この側板6は、画像読み取りユニット2と装置本体3の側面を覆う側面部6aと、背面を覆う背面部6bを有している。側板6を取り付けた状態が、図7(b)に示されている。
図5(a)に示すように、装置本体3に対して画像読み取りユニット2をスライドさせただけでは、背面3b方向(矢印Aと反対方向)への画像読み取りユニット2の位置ズレを規制することが出来ないが、装置本体3の側板6の背面部6bの上部6Sが、画像読み取りユニット2の背面2bに当接しているため、背面3b方向への画像読み取りユニット2の位置ズレが規制される。尚、側面部6aがなく背面部6bのみが設けられている側板を用いても良いが、側面部6aを設けることによって、横方向へのガタツキも防止することが出来る。尚、上記図7等では、側板6は模式的に示されているが、通風口、手差しトレイ、及び用紙排出用の開口部等が適宜形成されている。
以上のように、本実施の形態では、フック部材300を貫通孔200に通し、画像読み取りユニット2を装置本体3に対してスライドさせるだけで、画像読み取りユニット2と装置本体3の位置合わせが出来、更に、側板6を利用して固定することが出来るため、容易に装置本体に画像読み取りユニットを取り付けることが可能となる。これにより、本実施の形態の組立を容易に行うことが出来る。
尚、上記実施の形態では、ネジ止めは行っていないが、より強固に固定するためにネジを用いて、装置本体3に画像読み取りユニット2を更に固定してもよい。この場合においても、画像読み取りユニット2と装置本体3の位置合わせが既に完了しているため、位置合わせのために治具などを用いる必要がなく、容易に取付を行うことが可能となる。
尚、本発明の嵌合状態を解除するための画像読み取りユニットの移動方向とは、本実施の形態では、背面3b側の方向に相当する(図6(b)参照)。又、本発明の貫通孔の縁の一例は、本実施の形態の縁200aに相当する。
又、本発明のユニット側嵌合部材の一例は、本実施の形態の貫通孔200に相当し、本発明の本体側嵌合部材の一例は、本実施の形態のフック部材300に相当するが、本実施の形態の構成に限るものでなく、装置本体3と画像読み取りユニット2が嵌合によって固定されておりさえすればよい。
例えば、本実施の形態では、フック部材が装置本体3に設けられ、貫通孔が画像読み取りユニット2に設けられているが、フック部材が画像読み取りユニット2に設けられ、貫通孔が装置本体3に設けられていても良い。
又、貫通孔とフック部材に限らず、図8に示すような構成であってもよい。図8(a)に示す構成では、装置本体3に平面視U字形状の部材330が形成されており、この部材330は背面3b側にU字の開口部330aを有している。
対して、画像読み取りユニット2の下面2mには、貫通孔の代わりに下方に突出した凸部220が形成されている。図8(b)は凸部220のみの斜視図である。又、図8(c)は、画像読み取りユニット2の部分側面図である。図に示すように、この凸部220は直方体形状であり、正面2fから背面2b方向に長手方向を有している。尚、U字形状の部材330及び凸部220は、それぞれ複数設けられている。図8(d)に示すように、開口部330aを通して凸部220をスライドさせてU字形状の部材330に嵌め込むことにより、凸部220の正面2f側の端面220aがU字形状の部材330に当接する。これにより装置本体3に対して画像読み取りユニット2の位置合わせを行うことが出来る。次に、図7で示したように側板6を配置することによって、装置本体3への画像読み取りユニット2の取付が完了する。
又、本発明の嵌合状態が解除されることの一例は、本実施の形態では、図6に示す状態から装置本体3を基準にして画像読み取りユニット2を背面3b側にスライドさせることに相当する。そのため、本実施の形態では、側板6の上部6Sが少なくとも画像読み取りユニット2の背面2bに当接していれば、装置本体3の背面3b側への画像読み取りユニット2の動きを規制することが出来る。
又、本実施の形態では、装置本体3を基準として正面3f方向に画像読み取りユニット2をスライドさせることによって嵌合状態となるようにフック状部材及び貫通孔を形成していたが、背面3b方向にスライドさせることによって嵌合状態となる構成であってもよいし、左側面又は右側面方向にスライドさせることによって嵌合状態となる構成であってもよい。
この場合、嵌合状態とするために画像読み取りユニット2をスライドさせる方向と反対方向の画像読み取りユニットの面に装置本体の側板の上部が当接していれば嵌合状態が解除されることを規制することが出来る。
(実施の形態2)
以下に、本発明にかかる実施の形態2の複写機について説明する。
本実施の形態2における複写機は、実施の形態1と基本的な構成は同じであるが、画像読み取りユニット2と装置本体3とを固定する構成が異なっている。そのため、本相違点を中心に説明する。
図9は、本実施の形態2の画像読み取りユニット2の下枠体28と装置本体3の斜視図である。図に示すように、本実施の形態2では、下枠体28の背面2b側の両端に貫通孔201が形成されているが、正面2f側には貫通孔が形成されていない。又、下枠体28の正面2f側の両端近傍には、ネジ穴202が形成されている。
又、装置本体3の上面3aの背面3b側の両端近傍には、2つのフック部材301が形成されている。更に、上面3aの正面3f側の両端近傍には、ネジ穴302aが形成されたネジ穴用台座302が設けられている。尚、2つのフック部材301は、上記2つの貫通孔201と対応した位置に設けられており、2つのネジ穴302aもネジ穴202と対応した位置に設けられている。又、本実施の形態2のフック部材301も上面3aから垂直に形成された垂直部301aと、垂直部の先端から水平に形成された水平部301bとを有しているが、水平部301bは、垂直部301aの先端から正面3f側に伸びるように設けられている。又、2つのフック部材301は、背面3bと並行な直線上に配置されている。
尚、本発明の本体側嵌合部材の一例は、本実施の形態のフック部材301に相当し、本発明のユニット側嵌合部材の一例は、本実施の形態の貫通孔201に相当する。尚、本発明の締結部材の一例は、本実施の形態のネジ40、ネジ穴202、204、302a、及びネジ穴用台座302等に相当する。
上記構成の複写機における装置本体3への画像読み取りユニット2の取付について説明する。
図10は、図9のXX´断面の模式図である。図10に示すように、2つのフック部材301を2つの貫通孔201に通した後、画像読み取りユニット2を正面2f側を浮かせた状態で、装置本体3の背面3b側にスライドさせて、貫通孔201の正面2f側の縁201fを垂直部301aに当接させる。
その後、縁201fと垂直部301aとの当接状態を保ちながら、その当接部を支点として、画像読み取りユニット2の正面2f側が矢印C方向におろされる。
画像読み取りユニット2の正面側をおろすと、下枠体28に形成されているネジ穴202とネジ穴用台座302に形成されているネジ穴302aとが一致する。尚、上枠体27にもネジ穴204が予め形成されている。
そして、最後に、図11に示すように、画像読み取りユニット2の上枠体27に設けられているネジ穴204の上方からネジ40によってネジ止めを行うことによって、装置本体3上に画像読み取りユニット2が固定される。尚、上記図10及び図11では、画像読み取りユニット2内に配置されているキャリッジ23等の構成については省略している。又、ネジ穴202、204、302aの位置としては、原稿載置ガラス21の部分を避ければ、どの位置に設けられていてもかまわない。
以上のように、本実施の形態では、フック部材301と貫通孔201を利用することによって、画像読み取りユニット2と装置本体3との間のネジ穴を合わせる等の位置決めを行うことが可能であるため、従来のように治具などを用いて位置決めを行う必要がなく、容易に取り付けることが可能となる。
尚、本発明の嵌合状態を解除するための画像読み取りユニットの移動方向とは、本実施の形態では、正面3f側の方向に相当する(図10参照)。又、本発明の貫通孔の縁の一例は、本実施の形態の縁201fに相当する。
又、本実施の形態2では、フック部材301が装置本体3の上面3aに設けられ、貫通孔201が画像読み取りユニット2の下面2mに設けられているが、フック部材が画像読み取りユニット側に設けられ、貫通孔が装置本体側に設けられていても良い。
(実施の形態3)
次に、本発明にかかる実施の形態3における複写機について説明する。本実施の形態3の複写機は、実施の形態2と基本的な構成は同じであるが、画像読み取りユニット2と装置本体3を固定する構成が異なっている。そのため、本相違点を中心に説明する。
図12(a)は、本実施の形態3の複写機の側断面模式図である。
本実施の形態3では、実施の形態2と同様のフック部材301が設けられているが、このフック部材301の垂直部301aは直接上面3aに固定されていない。
本実施の形態では、垂直部301aの背面3b側の面と、上面3aの間に丁番310が設けられている。図12(b)は、丁番310近傍の拡大図である。この丁番310にはコイルバネ311が設けられており、このコイルバネ311によって、水平部301bの先端301cが斜め上方を向くように、フック部材301が付勢されている(矢印D参照)。
又、図13は、貫通孔201近傍の拡大図である。図13に示すように、貫通孔201の周囲の正面2f側には、フック部材301の水平部301bが嵌合する形状のフック部材203が形成されている。このフック部材203も垂直部203aと、その先端から水平に形成された水平部203bとを有している。この水平部203bは、垂直部203aの先端から背面2b側に向けて突出するように形成されている。水平部203bと下枠体28の下面2mとの間の隙間203dは、フック部材301の水平部200bの高さ以上に形成されている。
尚、本発明の本体側嵌合部材の一例は、本実施の形態のフック部材301に相当し、本発明のユニット側嵌合部材の一例は、本実施の形態の貫通孔201に相当する。尚、本発明の締結部材の一例は、本実施の形態のネジ40、ネジ穴202、204、302a、及びネジ穴用台座302等に相当する。又、本実施の形態の凹部の一例は、本実施の形態の下面2m及びフック部材203によって形成される隙間203dに相当する。
上記構成の複写機における装置本体3への画像読み取りユニット2の取付について説明する。
図14(a)、(b)は、図9のXX´断面に相当する本実施の形態の模式図である。図14(a)に示すように、2つのフック部材301を2つの貫通孔201に通した後、貫通孔201の正面2f側の縁201fに垂直部301aを当接させるとともに、フック部材301の水平部301bを、フック部材203の水平部203bと下面2mの間に嵌めるように、装置本体3に対して画像読み取りユニット2をスライドさせる。この際、フック部材301が斜め上方を向いているため、上記実施の形態2と比較して画像読み取りユニット2をフック部材301に差込やすく、スライドもさせやすい。
その後、縁201fと垂直部301aとの当接状態を保ちながら、その当接部を支点として、画像読み取りユニット2の正面側(正面2f側)が矢印C方向におろされる。おろした状態が、図14(b)に示されている。この際、水平部203bによって水平部301bが下方に押されるため、コイルバネ311の付勢力に逆らって、フック部材301は直立する。
画像読み取りユニット2の正面2f側をおろすと、下枠体28に形成されているネジ穴202とネジ穴用台座302に形成されているネジ穴302aとが一致する。
そして、最後に、図14(b)に示すように、画像読み取りユニット2の上枠体27の上方からネジ40によってネジ止めを行うことによって、装置本体3上に画像読み取りユニット2が固定される。尚、上枠体27にもネジ穴が予め形成されている。又、ネジ穴の位置としては、原稿載置ガラス21の部分を避ければ、どの位置に設けられていてもかまわない。又、図14では、画像読み取りユニット2内に配置されているキャリッジ23等の構成については省略している。
以上のように、本実施の形態では、フック部材301と貫通孔201を利用して、画像読み取りユニット2と装置本体3との位置決めを行うことが可能であるため、従来のように治具などを用いて位置決めを行う必要がなく、容易に取り付けることが可能となる。
更に、フック部材301が可動するため、実施の形態2よりも、装置本体3に対して画像読み取りユニット2の位置合わせを行いやすい。
(実施の形態4)
次に、本発明にかかる実施の形態4の複写機について説明する。
本実施の形態4の複写機も、実施の形態3の複写機と基本的な構成は同じであるが、画像読み取りユニット2と装置本体3を固定する構成が異なる。そのため、本相違点を中心に説明する。
本実施の形態4では、図9で示した2つのフック部材301の代わりに、図15に示す形状の軸受け部50が2つ設けられている。この軸受け部50は、直方体形状であり、軸が挿入される挿入部51と、軸を挿入部51に挿入するために挿入部51の正面3f側に形成された挿入ゲート52とを有している。又、円柱形状の空間である挿入部51は、その中心軸が背面3bと沿うように形成されている。また、2つの軸受け部50は、背面3bと並行な直線上に配置されている。
一方、画像読み取りユニット2には、図9で示したような貫通孔200は形成されておらず、図16(a)、(b)に示すような、下面2mから下方に突出した軸部210が設けられている。尚、図16(b)は、(a)のZZ´断面図である。この軸部210は、下面2mから垂直に下方に向けて形成された2つの軸支持部211と、2つの軸支持部211の先端に、両端が支持された軸212とを有している。また、軸212は、図16(b)において、円柱の右斜め上と左斜め下方向が切りかかれてた形状である。この切り欠きによって、軸212には対向している2つの平面部212aが形成されている。そのため、軸212は、周方向で径が異なり、切りかかれていない部分の径が最大径Rmaxとなり、平面部212a間の径が最小径Rminとなる。上記挿入ゲート52の幅を52dとすると、幅52dは、Rminよりも大きく、Rmaxよりも小さく形成されている。
尚、本発明の本体側嵌合部材の一例は、本実施の形態のフック部材301に相当し、本発明のユニット側嵌合部材の一例は、本実施の形態の貫通孔201に相当する。尚、本発明の締結部材の一例は、本実施の形態のネジ40、ネジ穴202、204、302a、及びネジ穴用台座302等に相当する。
上記構成の複写機における装置本体3への画像読み取りユニット2の取付について説明する。
図17に示すように、画像読み取りユニット2の正面2f側が背面2b側よりも高くなるようにすることによって、軸212に形成された2つの平面部212aが水平に配置される。この平面部212aの間の径はRminであるため、矢印D方向に画像読み取りユニット2を移動させることによって、軸212は、軸受け部50の挿入部51内に配置される。配置された状態が、図18(a)に示されている。尚、図17及び図18は、軸212の中央を通るように切断した側面模式図である。また、画像読み取りユニット2内のキャリッジ23等の構成については図示を省略している。
この状態から軸212を支点にして画像読み取りユニット2の正面2f側を矢印cに沿っておろすことにより、図18(b)に示すようにネジ穴202とネジ穴302aが一致し、装置本体3に画像読み取りユニット2の位置決めを行うことが出来る。そして、実施の形態2と同様にネジ40によってネジ止めを行い固定することが出来る。尚、本実施の形態では、画像読み取りユニット2を回動させる際、軸212の切り欠きを除く部分の径Rmaxは、挿入ゲート52の幅52dよりも大きいため、軸212が挿入部51から抜けることがない。そのため、安定して画像読み取りユニット2を回動させることが出来る。
尚、本実施の形態では、軸212に切り欠きを設けたが、切り欠きを設けずに、軸受け部50の弾力によって、軸212を挿入部51に嵌め込む構成であってもよい。又、本実施の形態では、軸212に2箇所の切り欠きを設けたが、1箇所であってもよい。
又、本実施の形態では、軸受け部50が装置本体3の上面に設けられ、軸部210が画像読み取りユニット2側に設けられているが、軸受け部50が画像読み取りユニット2側に設けられ、軸部210が装置本体3側に設けられていても良い。
尚、上記実施の形態2〜4では、2つのフック部材301及び軸受け部50は、背面3b側の端近傍に設けられているが、正面、左側面、又は右側面側の端近傍に設けられていても良い。
又、上記実施の形態2〜4でも、実施の形態1と同様に側板が設けられていても良い。
本発明の画像形成装置は、容易に組み立てることが可能な効果を有し、複写機、複合機等の画像形成装置として有用である。
本発明にかかる実施の形態1における複写機の正面構成図 本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2と装置本体3の外観図 本発明にかかる実施の形態1における下枠体28と装置本体3の外観図 本発明にかかる実施の形態1における複写機のフック部材300の拡大図 本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための斜視図 本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための斜視図 本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態1における側板6の画像読み取りユニット2及び装置本体3への取付を説明するための斜視図 本発明にかかる実施の形態1における側板6の画像読み取りユニット2及び装置本体3への取付を説明するための斜視図 (a)〜(d)本発明にかかる実施の形態1における画像読み取りユニット2と装置本体3を固定する構成の変形例を説明するための図 本発明にかかる実施の形態2における下枠体28と装置本体3の斜視図 本発明にかかる実施の形態2における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態2における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 (a)本発明にかかる実施の形態3におけるフック部材301の構成を説明するための側面図、(b)(a)の部分拡大図 本発明にかかる実施の形態3における画像読み取りユニット2側のフック部材203の構成を説明するための斜視図 本発明にかかる実施の形態3における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態3における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態4における装置本体3の軸受け部50の構成を説明するための斜視図 (a)本発明にかかる実施の形態4における画像読み取りユニット2に設けられている軸部210の構成を説明するための斜視図、(b)(a)のZZ´断面図 本発明にかかる実施の形態4における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態4における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図 本発明にかかる実施の形態4における画像読み取りユニット2の装置本体3への取付を説明するための側断面図
符号の説明
1 複写機
2 画像読み取りユニット
3 装置本体
4 給紙カセット部
5 原稿押さえ部
21 原稿載置ガラス
22 光源
23 キャリッジ
24 軸
25 CCD
26 ミラー
27 上枠体
28 下枠体
29 操作パネル取付部
200 貫通孔
300 フック部材

Claims (1)

  1. 少なくとも画像形成部を有する装置本体と、前記装置本体の上側に設けられた画像読み取りユニットと、前記装置本体に設けられた側板とを備えた、画像形成装置であって、
    前記装置本体は、上面に、前記画像読み取りユニットを固定するための本体側嵌合部材を有し、
    前記画像読み取りユニットは、下面に、前記本体側嵌合部材と嵌合するユニット側嵌合部材を有し、
    前記側板は、前記装置本体の左右両側面の全体を覆う側面部と、前記側面部から前記装置本体の背面に沿うように張り出した背面部とを有しており、
    前記側板の前記背面部の上部は、前記画像読み取りユニットの前記嵌合状態が解除される方向への前記画像読み取りユニットの移動を阻止するように、前記画像読み取りユニットの一部に当接しており、
    前記画像読み取りユニットの前記嵌合状態が解除される方向は、前記装置本体を基準として、前記装置本体の前面側から背面側へ向かう方向であり、
    前記ユニット側嵌合部材は、
    前記下面に形成された、複数の貫通孔を有し、
    前記本体側嵌合部材は、
    前記上面と垂直に設けられた垂直部と、前記装置本体の前面側から背面側に向かって、前記垂直部の先端から突出するように形成された水平部とを持つ、複数のフック部材を有し、
    前記複数のフック部材は、前記複数の貫通孔に対応する位置に設けられており、
    前記貫通孔は前記装置本体の前面側から背面側に向かって延びた長孔であり、前記長孔の縁の内で前記背面側に位置する縁が、前記嵌合状態において前記水平部と前記上面の間に配置されている、画像形成装置。
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