JP3663372B2 - 用紙整合ユニット - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置などに備えられた排出トレイに排出される用紙の先端を整合させるための整合器具、およびこの整合器具を取り付けるための取付具を備えた用紙整合ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】
たとえば、画像形成装置には、画像が形成されて本体から排出される用紙を受ける排出トレイが設けられている。用紙は、たとえば、ローラ対などによって排出され、排出トレイの上に積載される。排出トレイには、積載された用紙が用紙の排出口を塞がないように、排出される用紙の枚数に応じて下方に移動するように構成されているものがある。この場合、排出トレイは多量(たとえば、3000枚)の用紙を積載することができる。
【0003】
ところで、排出トレイ上に多数枚の用紙が排出されて積載される場合、積載された用紙の先端を揃える(整合させる)のが好ましい。しかしながら、多数枚の用紙の先端をきれいに整合させるには、排出トレイを排出方向に登り傾斜をつけて配置する等だけでは十分でない。
なぜなら、画像形成装置から排出された用紙は、トナー定着時に加熱されることにより、カール(反り)が生じる場合があり、多量の用紙が積載されると、最上部近傍の用紙はカールの影響が顕著に出て、排出トレイと同様の傾斜を有さず水平に近い方向を向くようになる。このような場合、新たに排出された用紙は、すでに排出された用紙と重なるように積載されず、排出方向下流側に突出した状態となる。
【0004】
このような事態を回避するため、たとえば公開特許公報第2000−136060号には、排出トレイに排出される用紙の先端が衝突可能に鎖状のストッパを設けることが提案されている。
この先行技術によれば、画像形成装置に接続された後処理装置の側面に、排出トレイ(排紙トレイ)が設けられている。排出トレイが設けられている側面からは、さらに、排出トレイの上方にのびる用紙アーム部材が設けられている。用紙アーム部材の先端からは、鎖状のストッパが吊されている。排出トレイに排出された用紙は、その先端が鎖状のストッパに規制されるので、用紙は整合されて排出トレイの上に積載される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の先行技術においては、ストッパは特別な用紙アーム部材を介して画像形成装置や後処理装置に取り付けられていた。このため、ストッパを備えていない既存の画像形成装置や後処理装置に、後からにストッパを取り付けることが容易ではなかった。
そこで、この発明の目的は、既存の画像形成装置や後処理装置にストッパを容易に取り付けることができる用紙整合ユニットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の課題を解決するための請求項1記載の発明は、排出トレイに取付け可能な取付具と、この取付具に回動可能に設けられ、上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、排出トレイの下方に略垂直にのびて、下方の排出トレイに排出される用紙を規制するストッパと、上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、上記ストッパの用紙接触部が用紙排出方向上流側に移動しないように、上記ストッパの回動を規制する手段と、上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、当該ストッパの回動が規制される位置へ上記ストッパを弾性力により付勢する手段であって、当該弾性力に逆らって上記ストッパを用紙排出方向下流側へ移動可能な手段とを有することを特徴とする用紙整合ユニットである。
【0007】
この発明に係る用紙整合ユニットは、排出された用紙を積載するための上下2段に配置された排出トレイのうち、上段のトレイに取り付けられる。すなわち、ストッパを取り付けるための特別な部材を必要としなので、既存の画像形成装置や後処理装置にストッパを容易に取り付けることができる
請求項2記載の発明は、上記取付具が、排出トレイに取り付けられたとき、上記ストッパが排出トレイ下面に沿う状態で収納可能であることを特徴とする請求項1記載の用紙整合ユニットである。
【0008】
ストッパを取付具に対して回動させることにより、排出トレイ下面に沿う状態とすることができる。取付具に係止部を設け、ストッパに係合部を設けて、これらが係合することにより、ストッパが排出トレイ下面に沿う状態を維持するようにしてもよい。これにより、下段のトレイに積載された用紙を、容易に取り出すことができる。
請求項3記載の発明は、上記取付具は、排出トレイを挟むように取り付けられる上固定部材と下固定部材とを含んでおり、前記上固定部材と前記下固定部材とは1本のビスで固定可能であることを特徴とする請求項1または2記載の用紙整合ユニットである。
【0009】
これにより、既存の排出トレイを加工しなくても、用紙整合ユニット(取付具)を排出トレイに取り付けることが可能である。また、1本のビスで上固定部材と下固定部材とを固定可能であるので、用紙整合ユニットの取付けが極めて簡単である。
排紙トレイは3つ以上設けられていてもよい。その場合、複数の排出トレイのうち少なくとも2つが上下方向に配置されていればよく、用紙整合ユニットは、最下段でない排出トレイに取り付けることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下では、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置1の図解的な断面図である。
この後処理装置1は、用紙にファイリング用の孔開けを施したり、また、用紙の束を留め具で止めるステイプル処理を施すためのものでり、画像形成装置としての複写機2の用紙排出側に接続されている。
【0011】
この後処理装置1は、ほぼ直方体形状のハウジング4を備えている。ハウジング4において、複写機2の排出ローラ対3に対向する部分には、用紙搬入口5が形成されている。また、ハウジング4において、用紙搬入口5が形成されている側とは反対側の側面には、後処理装置1から排出された用紙を積載するためのメイントレイ52およびサブトレイ18が設けられている。メイントレイ52は、サブトレイ18の下方に配置されている。メイントレイ52およびサブトレイ18は、用紙排出方向下流側に向かって高くなるように傾斜している。
【0012】
複写機2の排出ローラ対3から排出された用紙は、後処理装置1の内部に導入され、孔開けやステイプル処理を施された後、メイントレイ52またはサブトレイ18に排出される。なお、用紙とは普通紙以外にトレーシングペーパ、OHPシートその他のシート状の記録媒体を含むものとする。
用紙搬入口5に隣接する位置には、用紙にファイリング用の孔開けを施すパンチ処理装置6が配置されている。用紙搬入口5には、案内部材7a,7bが設けられており、排出ローラ対3から排出された用紙は、案内部材7a,7bによりパンチ処理装置6へと案内される。
【0013】
パンチ処理装置6は、上下の案内部材7a,7bの間に位置する用紙の先端位置を図示しないストッパで一時的に止めて位置決めし、孔開け用のパンチ8を下の案内部材7bのパンチ受け孔(図示しない。)に係合するように上下動させ、用紙の先端側に穴を開ける。その後、このパンチ処理装置6は、図示しないストッパを退避させる。これにより、用紙は、複写機2の排出ローラ対3によってカール取り装置10に送り込まれる。
【0014】
カール取り装置10は、複写工程において用紙に生じたカールを除去するためのものである。カールは、主としてトナー定着時の用紙の加熱などで生じる。カールの方向は、画像が用紙の片面に複写されているか両面に複写されているかなどにより異なるので、カール取り装置10は、二組のカール取りローラ対11,12を備えている。二組のカール取りローラ対11,12は、互いに逆方向のカールを取るようになっている。
【0015】
カール取り装置10から送り出された用紙は、搬送ローラ対13によって、斜め上方にのびた第1用紙搬送路14、または下方にのびた第2用紙搬送路15へと送られる。用紙の送り先は、分岐爪16により切り換えられるようになっている。すなわち、分岐爪16が第2用紙搬送路15を閉じると、第1用紙搬送路14は開いた状態とされ、搬送ローラ対13から送り出された用紙が分岐爪16および第1用紙搬送路14に案内されてサブトレイ用排出ローラ対17のニップ部まで搬送される。そして、用紙は、サブトレイ用排出ローラ対17によってサブトレイ18に排出される。また、分岐爪16が第1用紙搬送路14を閉じると、第2用紙搬送路15は開いた状態とされ、搬送ローラ対13から送り出された用紙が分岐爪16および第2用紙搬送路15に案内されて中間トレイ20側に搬送される。
【0016】
第2用紙搬送路15には、第1〜第4までの4つの用紙搬入機構22〜25が順次配置されている。これにより、用紙は、サイズによって異なった経路で中間トレイ20の用紙受け台21上へ案内される。用紙受け台21は、複数の用紙を保持することができる。用紙受け台21上に送り込まれた用紙は、押さえコロ37によってさらに下方へ送り込まれ、受け止め部材38によって位置決めされて、搬入移動が停止されるようになっている。この位置で、ステイプラ44により、所定枚数の用紙の束の先端側にステイプル処理が施される。
【0017】
受け止め部材38は、駆動プーリ47および従動プーリ48に張設された無端ベルト50に固定されている。したがって、駆動プーリ47を回転させることにより、受け止め部材38に保持された用紙の束を、上方へ持ち上げることが可能である。これにより、用紙の束は、メイントレイ用排出ローラ対46のニップ部まで搬送されるようになっている。そして、用紙の束は、メイントレイ用排出ローラ対46によって、メイントレイ52上に排出される。
【0018】
メイントレイ52は、上下方向に移動可能に構成されており、その上面位置がセンサ53により検知されて、その上面位置が用紙の束を積載するのに最適な高さ位置になるように作動制御される。これにより、メイントレイ52上に多量の用紙が排出される場合でも、新たに排出される用紙は、すでに排出されメイントレイ52上に積載されている用紙に阻害されることなく排出される。
サブトレイ18には、メイントレイ52へ排出される用紙の先端をそろえるためのストッパ30がぶら下がっている。後処理装置1から排出された用紙は、その先端がストッパ30に当たって止まり、メイントレイ52の上に整合されて(先端位置が揃えられて)積載される。
【0019】
図2は、図1のメイントレイ52およびサブトレイ18の近傍の構成を拡大して示す図解的な断面図である。図2は、メイントレイ52に用紙が積載されていない状態、すなわち、メイントレイ52が移動可能な範囲のうち最も上方に位置している状態を示している。
角棒状の外形を有するストッパ30が、その上端近傍で支軸29により回動可能に固定されている。ストッパ30は、ともに中空である樹脂製の第1棒体31と第2棒体32とを含んでおり、第2棒体32は第1棒体31内にスライドして収容可能に連結されている。これにより、ストッパ30はその長さが可変可能である。
【0020】
メイントレイ52の上面には、メイントレイ52の幅方向中央部に、用紙の下方に指を入れて用紙を取り出すための凹所34が設けられている。ストッパ30は、サブトレイ18の幅方向中央部に設けられ、第2棒体32の下端36は、メイントレイ52の凹所34の底面に当接している。第2棒体32は、自重により第1棒体31内から出て下方に移動可能である。これにより、ストッパ30は、下端36が凹所34の底面に当接しながら、メイントレイ52の下降とともに伸張することができる(図2に二点鎖線で示す状態を参照)。
【0021】
ハウジング4の側面で、サブトレイ18とメイントレイ52との間には、メイントレイ52に用紙を排出するための開口33が設けられている。ハウジング4の側面と垂直(鉛直)方向を向く位置(以下、「規制位置」という。)にあるストッパ30との間のメイントレイ52の上面に沿う長さLは、排出される用紙の排出方向に沿う長さにほぼ等しくなるように設定されている。
サブトレイ18は、用紙排出方向上流側端部で支軸26により、ハウジング4に対して回動可能に固定されている。サブトレイ18は、自重によりメイントレイ52に平行に後処理装置1の側方に突出した状態(図2に実線で示す)に位置決めされて配置される。また、サブトレイ18を図2において時計回りに回動させることにより、メイントレイ52の上部からサブトレイ18を退避させることができる。このときのサブトレイ18’(図2に二点鎖線で示す。)は、鉛直方向を向くようにしてもよい。この状態でメイントレイ52上積載された用紙を取り出すことが可能である。
【0022】
図3は、ストッパ30の詳しい構成を示す斜視図である。
第1棒体31は、側部に第1棒体31の長手方向に沿ってのびるように形成された係合長孔67が設けられており、下端が開放されて第2棒体32が挿入されている。第2棒体32は、上端が開放されており下端は閉じている。第2棒体32の上端近傍には、第2棒体32を横方向へ貫通するピン42が備えられている。ピン42は、両端が第2棒体32から突出していて、係合長孔67に係合し、その外方へ突出している。これにより、第2棒体32は第1棒体31に対してスライド移動可能に支持されている。すなわち、ストッパ30は、第1棒体31と第2棒体32との長手方向の重複量が変化することにより、スライド伸縮可能となっている。
【0023】
第1棒体31の上端には、側方から見て第1棒体31の長手方向に対して斜行してのびる位置規制板35が設けられている。位置規制板35は樹脂からなり、第1棒体31と一体に成型されている。第1棒体31の上端の近傍の側部には、軸穴66が設けられている。
第1棒体31および第2棒体32は、断面コの字状の形状をしている。この実施形態では第1棒体31および第2棒体32は、樹脂で作られているが、金属板などを折り曲げて作ってもよい。
【0024】
図4は、ストッパ30、およびストッパ30をサブトレイ18に取り付けるための取付具を分解して示す図解的な側面図である。すなわち、図4は、本発明の第1の実施形態に係る用紙整合ユニットの構成を示している。
サブトレイ18を挟むように、板状の上固定部材55および下固定部材56が固定されている。上固定部材55の上端は、サブトレイ18の先端部を掴むように屈曲している。上固定部材55の下端には、下方に張り出した板状のストッパ固定部材57が設けられている。また、上固定部材55のほぼ中央部には、下方に張り出し、ビス穴59を有するビス固定部58が設けられている。
【0025】
サブトレイ18のほぼ中央部には、開口60が設けられており、ストッパ固定部材57およびビス固定部58は、開口60に挿入されている。下固定部材56の上端は、サブトレイ18の下面に回り込んだ上固定部材55とサブトレイ18との間に挟持されている。下固定部材56には、上固定部材55のビス穴59に対応する位置に穴64が設けられている。サブトレイ18を上固定部材55と下固定部材56とで挟み、両者をビス63で止めて上固定部材55および下固定部材56をサブトレイ18に固定している。
【0026】
板状の下固定部材56の下端の両側方部は、下方に折り曲げられて、ストッパ30を回動可能に支持するための1対のストッパ支持部62をなしている。ストッパ支持部62は、軸穴61を有している。ストッパ支持部62は、第1棒体31の内部に挿入されている。第1棒体31は、支軸29となるピン41により軸穴66および軸穴61を挿通されて、下固定部材56のストッパ支持部62に回動可能に取り付けられている。
【0027】
このような上固定部材55および下固定部材56を用いることにより、ストッパ30は、1本のビス63のみによってサブトレイ18に固定することができる。また、上固定部材55および下固定部材56は、既存のサブトレイ18に取り付け可能に形状等が構成されているので、既存のサブトレイ18を加工する必要もない。ストッパ30は、サブトレイ18を利用して取り付けられるので、別途ストッパ30を取り付けるためのアーム等を設ける必要がない。したがって、このような用紙整合ユニット(ストッパ30、上固定部材55および下固定部材56)は、既存の画像形成装置や後処理装置などに容易に取り付けることができる。
【0028】
図5は、第1棒体31とサブトレイ18との近接部を拡大して示す図解的な断面図である。
第1棒体31の上方でサブトレイ18の下面には、板状の下固定部材56がサブトレイ18に密接して取り付けられている。当たり片としての位置規制板35が、受け面をなす下固定部材56に当接することにより、第1棒体31が規制位置より用紙排出方向下流側への移動(回動)するのが規制される。また、ストッパ30は、サブトレイ18の下面に平行に当接するまで(図2にそのときのストッパ30’の位置を二点鎖線で示す。)反時計回りに自由に回動可能である。
【0029】
位置規制板35を廃し、たとえば、第1棒体31の側板上端を位置規制板35と同じ傾斜を有するように構成しても、同様の効果が得られる。
図6は、ストッパ30の機能を説明するための図解的な断面図である。
用紙Pがメイントレイ52上に積載されていないとき、ストッパ30の下端は規制位置よりわずかに用紙P排出方向上流側に位置している(図6(a))。開口33から排出された用紙Pは、慣性を有してメイントレイ52の上面に沿って駆け上がるように移動してストッパ30に接触し、ストッパ30を規制位置に至るまで回動させる。このとき、第1棒体31と第2棒体32との重複量はほぼ最大となり、ストッパ30の長さはほぼ最小となる。
【0030】
ストッパ30は、規制位置より下流側には回動しないので、ここで用紙Pは移動が規制される。排出された用紙Pは、ストッパ30の下端近傍に接触するが、樹脂で一体に成型された第1棒体31および第2棒体32は、用紙Pの接触により屈曲(変形)することがない。また、第1棒体31と第2棒体32とは長手方向にのみスライド移動可能なので、第1棒体31と第2棒体32とが斜行するようにストッパ30が屈曲することもない。したがって、排出された用紙Pは、メイントレイ52上で、ハウジング4の側面と規制位置にあるストッパ30との間に確実に積載される。
【0031】
このようにして、排出される用紙Pは、順次整合されて(先端位置をそろえて)積載されていく。同時に、排出された用紙Pが開口33を塞がないように、上面位置がセンサ53(図1参照)によって検出されたメイントレイ52の上面位置に基づいて、メイントレイ52は下降される。メイントレイ52の下降に伴って、第2棒体32は自重で下降し、第1棒体31と第2棒体32との重複量が少なくなる。すなわち、ストッパ30は、下端36がメイントレイ52(凹所34の底面)に当接した状態で伸張する。このときの状態が、図6(b)に示されている。
【0032】
メイントレイ52に積載された用紙Pが増え、メイントレイ52がさらに下降した場合、第1棒体31と第2棒体32との重複量が最小の状態、すなわち、ストッパ30は最も長く伸張した状態を経て、下端36はメイントレイ52(凹所34の底面)に当接しなくなる(図6(c))。この場合でも、メイントレイ52上には、すでに排出された用紙Pが積載されているので、新たに排出される用紙Pは、先端部がストッパ30に当たって移動を規制される。したがって、用紙Pは整合されて積載される。
【0033】
このようなストッパ30を有した整合器具は、メイントレイ52に穴を開けるなどの加工を行わなくても、所期の効果が得られるように使用することができる。すなわち、このような整合器具は、既存のメイントレイ52とともに使用することができる。
同じ大きさおよび方向を有した用紙Pが多量に排紙される場合、本実施形態に係る後処理装置を好適に用いることができる。
【0034】
図7は、サブトレイ18を斜め下方から見た図解的な斜視図であり、ストッパ30が、規制位置から退避された状態を示している。
上固定部材55に設けられたストッパ固定部材57は、サブトレイ18の開口60を貫通しており、ストッパ固定部材57の先端はサブトレイ18の下方に位置している。ストッパ固定部材57の先端には、内方を向いた爪69が設けられている。爪69は、第1棒体31の係合長孔67から突出したピン42と係合して、ストッパ30をサブトレイ18の下面に沿うように支持している。
【0035】
図8は、ストッパ30退避時のピン42とストッパ固定部材57との係合状態を示す図解的な斜視図である。
爪69は、直角に屈曲した板状の形状をなし、ピン42を下方および側方で支持している。すなわち、ピン42下方で支持する爪69aは、サブトレイ18に沿って傾斜しているが、ピン42側方の爪69bにより傾斜方向低部側でもピン42を支持して、ピン42の脱落を防止している。
【0036】
ストッパ30を規制位置から用紙排出方向上流側へ回動させて、ピン42を爪69に係合させることにより、容易にこのような状態(規制位置から退避した状態)にすることができる。第2棒体32を手で動かして、ピン42を爪69aの上で用紙排出方向下流側Bから上流側へ回り込ませることにより、ピン42と爪69とを容易に係合させることができる。用紙取出時にストッパ30をこのような状態とすることにより、用紙を容易に取り出すことができる。ストッパ30を使用するため、ピン42と爪69との係合を外すときは、上記と逆の操作をすればよい。
【0037】
図9は、本発明の第2の実施形態に係る用紙整合ユニット、サブトレイ18およびメイントレイ52を示す図解的な断面図である。図2に示す後処理装置と同じ構成の部分は、同じ参照番号を付して説明を省略する。
サブトレイ18の下面には、角棒状の外形を有するストッパ70が、その上端近傍で支軸73により回動可能に固定されている。ストッパ70は、中空の第1棒体71と、第1棒体71内に収容可能な第2棒体32とを含んでおり、スライド伸縮自在に構成されている。第1棒体71および第2棒体32は樹脂からなる。第1棒体71と第2棒体32とは、第1の実施形態における第1棒体31および第2棒体32と同様の構成(図3参照)によりスライド可能に連結されている。第1棒体71の支軸73近傍には、第1の実施形態のような位置規制板35は設けられていない。
【0038】
サブトレイ18の下面に取り付けられた下固定部材56には、第1棒体71が規制位置より用紙排出方向上流側へ移動(回動)するのを規制する規制部材74が設けられている。支軸73のまわりには、コイルバネ75が取り付けられており、第1棒体71は、コイルバネ75のねじりによる弾性力で規制部材74へと付勢されている。これにより、規制部材74が当たり片となって第1棒体71の側面で受けられるように接触している。
【0039】
慣性を有して排された用紙は、メイントレイ52の上面に沿って駆け上がり、ストッパ70に当接する。排出された用紙は、ストッパ70の下端近傍に接触するが、樹脂で一体に成型された第1棒体71は、用紙の接触により屈曲(変形)することがない。また、第1棒体71と第2棒体32とは長手方向にのみスライド移動可能なので、第1棒体31と第2棒体32とが斜行するようにストッパ70が屈曲することもない。用紙の慣性が大きく、一時的にストッパ70が規制位置よりも下流側に押された場合でも、コイルバネ75の復元力によりストッパ70は、規制位置へと押し戻される。これにより、用紙はメイントレイ52上で所定の位置に確実に積載される。以下、第1の実施形態(図6(b),(c)参照)と同様、排出された用紙は順次整合されて積載されていく。
【0040】
用紙取出時には、ストッパ70をコイルバネ75の弾性力に逆らって用紙排出方向下流側へと押し倒して退避させることができる。
コイルバネ75を廃し、板バネなど他の種類のバネ、または重りを設けることも可能である。重りは、たとえば、第2棒体32内部の下方に設けることができる。この場合、重りに作用する重力により、ストッパ70は規制位置である垂直(鉛直)方向を向くように力を与えられる。すなわち、ストッパ70(第1棒体71)は、規制部材74へ付勢される。
【0041】
図10は、本発明の第3の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置のサブトレイ近傍を示す図解的な平面図(図10(a))および断面図(図10(b))である。図10(b)は、図10(a)のX−X線断面図である。図2〜図4に示す後処理装置と同じ構成の部分は、同じ参照番号を付して説明を省略する。
この後処理装置は、サブトレイ78およびその下方に配置されたメイントレイ52(図10では図示を省略)を備えている。サブトレイ78の中央部には、用紙排出方向にのび用紙排出方向下流側Bに開いた間隙79が設けられている。サブトレイ78において、間隙79の両側はサブトレイ78の他の部分より厚さが薄いガイドレール80が設けられている。間隙79内には、ガイドレール80に嵌合してスライド可能なスライド部材81が配置されている。スライド部材81の下方には、支持部材82を介して図2に示すものと同様のストッパ30が設けられている。すなわち、ストッパ30は、規制位置より上流側にのみ移動可能で、開口33から排出された用紙の動きを規制して、用紙をメイントレイ52上の所定の位置に整合させて積載させることができる。
【0042】
ガイドレール80は、所定の位置に4対の凹所83を有している。スライド部材81は、側方に突出した突起84を有し弾性力をもって突起84を側方へ付勢している1対のピン85を備えている。突起84を凹所83に嵌合させることにより、スライド部材81の位置を仮固定させることができる。突起84を適当な凹所83に嵌合させることにより、ストッパ30を適当な位置に配置し、排出される用紙が異なる大きさ及び方向を有していた場合でも、用紙をメイントレイ52上の所定の位置に積載させることができる。具体的には、この後処理装置は、排出される用紙の大きさおよび方向が、日本工業規格のA列3番(A3)縦、B列4番(B4)縦、A列4番(A4)縦、およびA4横の場合に対応している。
【0043】
スライド部材81に対して用紙排出方向下流側Bまたは上流側に強く力を加えることにより、凹所83に嵌合された突起84を凹所83から外し、スライド部材81を間隙79内でスライドさせることができる。これにより、ストッパ30の位置を変更することができる。また、スライド部材81を用紙排出方向下流側Bに移動させて、サブトレイ78(ガイドレール80)からスライド部材81を取り外すことができる。この状態で、用紙の取出を行うことができる。
【0044】
図11は、本発明の第4の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置のサブトレイ18近傍を示す図解的な底面図である。図2〜図4に示す後処理装置と同じ構成の部分は、同じ参照番号を付して説明を省略する。
この後処理装置は、サブトレイ18およびその下方に配置されたメイントレイ52(図11では図示を省略)を備えている。サブトレイ18の用紙排出方向B側端部には、図4および図5に示す上固定部材55および下固定部材56に比して広幅の上固定部材88および下固定部材89が、サブトレイ18を挟むように取り付けられている。上固定部材88と下固定部材89とは、開口60を介してビス63で固定されて、サブトレイ18に取り付けられている。下固定部材89の両側端部近傍には、2つのストッパ30が取り付けられている。2つのストッパ30は、排出される用紙の幅方向中央部に対して対称な位置にある。したがって、2つのストッパ30は、用紙の重心に対して対称に力を与えるように接触することができる。
【0045】
このような後処理装置によれば、用紙後端の2カ所でストッパ30が当接することにより、用紙の面内の回転位置を一定にすることができるので、メイントレイ52上に用紙を、より正確に整合させて積載させることができる。
本実施形態に係る後処理装置においても、ストッパ30は、上固定部材88および下固定部材89を介して、1本のビス63によりサブトレイ18に固定されている。したがって、ストッパ30の取付が容易である。また、上固定部材88および下固定部材89は、既存のサブトレイ18に取付可能に形状等が構成されているので、既存のサブトレイ18を加工する必要もない。
【0046】
本実施形態において、ストッパ30は2つ設けられているが、3つ以上設けられていてもよい。たとえば、ストッパ30が3つの場合、図11に示す位置にある2つのストッパ30に加えて、排出される用紙の幅方向中央部に接触する位置に第3のストッパが設けられていてもよい。取付具(上固定部材88および下固定部材89)の形状は、ストッパ30の数や配置に応じて変更することができる。
【0047】
以上のいずれの実施形態においても、排出トレイの数は2つ(メイントレイ52およびサブトレイ18)であったが、3つ以上設けられていてもよい。その場合、複数の排出トレイのうち、少なくとも2つが上下方向に配置されていればよく、用紙整合ユニットは最下段でない排出トレイに取り付けることができる。
ストッパ30,70の回動を規制する方向(排紙方向下流側Bまたは上流側)、規制位置が用紙の大きさおよび排紙方向に応じて変更可能であるか否か、ストッパ30,70の数などは任意に組み合わせて設計することができる。たとえば、複数のストッパ30,70が、排出される用紙の大きさおよび方向に応じて規制位置を変更可能なように構成されていてもよい。
【0048】
ストッパ30,70は、単一の部材のみからなり伸縮しない構成であってもよい。
以上のいずれの実施形態においても、上方に位置する棒体(第1棒体31,71)が中空で、その中に下方に位置する棒体(第2棒体32)が収容される構成であったが、下方に位置する棒体が中空で、その中に上方に位置する棒体が収容される構成であってもよい。また、中空の棒体に収容される棒体は、以上の実施形態においては中空(断面形状がコの字形)のもの(第2棒体32)であったが、中実のものであってもよい。さらに、ストッパは、3つ以上の棒体から構成されていてもよい。
【0049】
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の変更を施すことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置の図解的な断面図である。
【図2】図1のメイントレイおよびサブトレイの近傍の構成を拡大して示す図解的な断面図である。
【図3】ストッパ30の詳しい構成を示す斜視図である。
【図4】ストッパ、およびストッパをサブトレイに取り付けるための部材を分解して示す図解的な側面図である。
【図5】第1棒体とサブトレイとの近接部を拡大して示す図解的な断面図である。
【図6】ストッパの機能を説明するための図解的な断面図である。
【図7】サブトレイを斜め下方から見た図解的な斜視図である。
【図8】ストッパ退避時のピンとストッパ固定部材との係合状態を示す図解的な斜視図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る用紙整合ユニット、サブトレイおよびメイントレイを示す図解的な断面図である。
【図10】本発明の第3の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置のサブトレイ近傍を示す図解的な平面図および断面図である。
【図11】本発明の第4の実施形態に係る用紙整合ユニットが採用された後処理装置のサブトレイ近傍を示す図解的な底面図である。
【符号の説明】
1 後処理装置
18 サブトレイ
29,73 支軸
30,70 ストッパ
31,71 第1棒体
32 第2棒体
35 位置規制板
42 ピン
46 メイントレイ用排出ローラ対
52 メイントレイ
55,88 上固定部材
56,89 下固定部材
57 ストッパ固定部材
59 ビス穴
60 開口
63 ビス
69 爪
74 規制部材
81 スライド部材
83 凹所
84 突起
85 ピン

Claims (3)

  1. 排出トレイに取付け可能な取付具と、
    この取付具に回動可能に設けられ、上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、排出トレイの下方に略垂直にのびて、下方の排出トレイに排出される用紙を規制するストッパと
    上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、上記ストッパの用紙接触部が用紙排出方向上流側に移動しないように、上記ストッパの回動を規制する手段と、
    上記取付具が排出トレイに取り付けられたとき、当該ストッパの回動が規制される位置へ上記ストッパを弾性力により付勢する手段であって、当該弾性力に逆らって上記ストッパを用紙排出方向下流側へ移動可能な手段とを有することを特徴とする用紙整合ユニット。
  2. 上記取付具が、排出トレイに取り付けられたとき、上記ストッパが排出トレイ下面に沿う状態で収納可能であることを特徴とする請求項1記載の用紙整合ユニット。
  3. 上記取付具は、排出トレイを挟むように取り付けられる上固定部材と下固定部材とを含んでおり、前記上固定部材と前記下固定部材とは1本のビスで固定可能であることを特徴とする請求項1または2記載の用紙整合ユニット。
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