JP2006327790A - 排出装置 - Google Patents

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一寿 近藤
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Abstract

【課題】 ストッパの収納および取り出し作業の作業性を向上させる。
【解決手段】 後処理装置10のハウジング11から排出された用紙Pを受ける上下2段で配設された下位のメイントレイ30および上位のサブトレイ40が備えられ、メイントレイ30に排出された用紙Pの先端縁を当止させることにより当該用紙Pを整合するべくサブトレイ40からメイントレイ30へ向けて延ばし得るストッパ52が設けられてなる排出装置20において、サブトレイ40には、その先端縁部から基端側へ向けて切り欠かれることにより形成した収納切欠き部41が設けられ、ストッパ52は、収納切欠き部41に収納された収納姿勢S1と、収納切欠き部41から突出した整合姿勢S2との間で姿勢変更可能にサブトレイ40に取り付けられている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば、画像形成装置に接続された用紙後処理装置などの装置本体から排出された用紙を受ける排出装置に関するものである。
従来、特許文献1に記載されているような排出装置が知られている。この排出装置は、画像形成装置に接続される用紙後処理装置に設けられており、当該用紙後処理装置から排出された用紙を受ける上トレイと、この上トレイの下部に対向配置された下トレイとを備えて構成されている。上トレイは、1枚ずつ排出される用紙を受けるものであるのに対し、下トレイは、排出モードがステイプルモードに設定された状態で用紙後処理装置内で複数枚の用紙に対しステイプル処理が施された用紙束を受けるようになっている。因みに、排出モードは、前記ステイプルモードの他に、ステイプル処理を施さない非ステイプルモード、ソーティングを行うソートモードおよびソーティングを行わない非ソーティングモードがある。そして、上トレイは、高さレベルが一定に設定されているのに対し、下トレイは、排出される用紙束の部数に応じて順次下降するように構成され、これによって多くの部数の用紙束に対応し得るようになっている。
ところで、下トレイに多くの部数の用紙束が排出された場合、これら多くの部数の用紙束が揃っていないと、その後の作業として箱詰め等が行われるようなとき、不揃いの用紙束を一々揃えてから箱詰め作業を行わなければならず、作業効率が低下するという不都合が生じる。
かかる不都合を解消するために、特許文献1に記載の排出装置にあっては、上トレイの裏面における用紙幅方向の中央位置から下トレイに向けて長さが伸縮可能なストッパを垂下させ、下トレイに排出された用紙束の先端縁部をこのストッパに当止させることにより用紙束を揃える(整合する)ようになされている。一方、ストッパを使用しないときには、当該ストッパを折り畳んだ状態で上トレイの裏面側に収納するようになされている。
かかる構成を採用することによって、下トレイに排出された多くの用紙束は、適正に整合されるため、以後の作業を容易に行うことができる。
このような、上トレイから用紙束整合用のストッパを下トレイに垂下させるものとしては、特許文献1の他に特許文献2および特許文献3にも記載されている。
特開2003−73017号公報 特開2003−73016号公報 特開2003−73015号公報
しかしながら、前記特許文献1〜3に記載の排出装置にあっては、ストッパが上トレイの裏面側に収納可能に設けられていることから、当該ストッパを上トレイの裏面側に収納したり、裏面側から取り出したりするに際しては、一々腰を屈めて上トレイの裏面を目視しながら操作しなければならず、非常に面倒で操作性が劣るという問題点が存在する。
また、ストッパは、使用頻度が多い例えばA4サイズ等の所定のサイズの用紙を対象として上トレイの所定の位置に設けられているため、他のサイズの用紙束が排出されるときには、その用紙束を対象としてストッパによる整合操作を行うことができないという不都合が生じる。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであって、下トレイへ排出される用紙を整合するためのストッパが、上トレイに収納される収納姿勢と、上トレイから下トレイに向けて突出された整合姿勢との間で姿勢変更可能に構成された排出装置を対象とし、ストッパの収納および取り出し作業の作業性を向上させることができるとともに、各種のサイズの用紙に対応することができる排出装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、所定の装置本体から排出された用紙を受ける上下2段で配設された上トレイおよび下トレイが備えられ、前記下トレイに排出された用紙の先端縁を当止させることにより当該用紙を整合するべく前記上トレイから下トレイへ向けて延ばし得るストッパが設けられてなる排出装置において、前記上トレイには、前記ストッパを収納可能に当該上トレイの一部を切り欠くことにより形成した収納切欠き部が設けられ、前記ストッパは、前記収納切欠き部に収納された収納姿勢と、前記収納切欠き部から突出した整合姿勢との間で姿勢変更可能に前記上トレイに取り付けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、下トレイに排出される用紙に整合処理を施すに際し、予め上トレイの収納切欠き部に収納姿勢で収納されているストッパを下トレイに向けて突出した整合姿勢に姿勢変更させることにより、当該ストッパは、上トレイから下トレイに向けて垂下した状態になるため、装置本体から順次排出された用紙は、先端縁部がこのストッパに当止して排出方向に向けて揃えられる。排出される用紙に対して特に整合処理を施さないときには、ストッパを上トレイの収納切欠き部に収納すればよい。
そして、上トレイに設けられたストッパを収納するための収納切欠き部は、ストッパを収納可能に上トレイが切り欠かれることによって形成されているため、この収納切欠き部に収納されたり、この収納切欠き部から下方に向けて突出したりするストッパを上トレイの上方位置から視認することが可能であり、従って、ストッパの収納姿勢と整合姿勢との間の姿勢変更操作を、従来のように腰を屈めて上トレイの裏側を目視しながら行うような面倒な操作が不要になり、ストッパに対する操作の操作性が大幅に向上する。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記ストッパは、整合姿勢に姿勢設定された状態での前記下トレイの基端部からの距離が可変に前記上トレイに取り付けられていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ストッパを装置本体から排出される用紙のサイズに応じて用紙搬送方向に向けて移動させることにより、複数種類の用紙サイズに対応させることが可能になり、汎用性が向上する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記ストッパを支持して収容することが可能なストッパ支持部材が前記収納切欠き部内に設けられ、前記ストッパの下トレイ基端部からの距離は、前記ストッパ支持部材の前記収納切欠き部内の位置を変更することによって可変とされていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ストッパを上トレイの収納切欠き部に装着されるストッパ支持部材に支持させることにより、ストッパの姿勢変更をストッパ支持部材に対して行うようにすればよく、上トレイとは切り離した状態でストッパを組み付けることができるため、ストッパを上トレイの収納切欠き部に直接組み付ける場合に比較し、強度的な面も含めて組付け性の向上に貢献する。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、前記ストッパは、長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、ストッパを上トレイに収納するに際して短尺に設定することにより、収納空間を小さくすることが可能になる一方、引き延ばして長尺に設定することにより、当該ストッパを整合姿勢に姿勢設定した状態で下トレイに排出される用紙を確実に当止させ得るようになる。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記ストッパは、重錘が装着可能に構成されていることを特徴とするものである。
かかる構成によれば、例えばストッパが所定の連結軸回りに回動自在に軸支されて上トレイに装着されている場合、ストッパは、整合姿勢に姿勢設定されることにより連結軸回りに揺動可能に垂下された状態になるが、このときストッパに重錘が装着されていると、この重みでストッパの揺動が抑えられるため、排出された用紙がストッパと衝突することにより当該ストッパが揺動してしまうような不都合の発生が有効に防止され、これによって用紙の整合が確実に行われる。
請求項1記載の発明によれば、上トレイに設けられたストッパを収納するための収納切欠き部は、ストッパを収納可能に上トレイが切り欠かれることによって形成形成されているため、この収納切欠き部に収納されたり、この収納切欠き部から下方に向けて突出したりするストッパを上トレイの上方位置から視認することが可能であり、これによってストッパの収納姿勢と整合姿勢との間の姿勢変更操作を、従来のように腰を屈めて上トレイの裏側を目視しながら行うような面倒な操作が不要になり、ストッパに対する姿勢変更操作の操作性を大幅に向上させることができる。
請求項2記載の発明によれば、ストッパは、整合姿勢に姿勢設定された状態での前記下トレイの基端部からの距離が可変に上トレイに取り付けられているため、ストッパを装置本体から排出される用紙のサイズに応じて用紙搬送方向に向けて移動させることにより、複数種類の用紙サイズに対応させることが可能になり、ストッパを汎用性を備えたものにすることができる。
請求項3記載の発明によれば、ストッパを支持して収容することが可能なストッパ支持部材が前記収納切欠き部内に設けられ、ストッパの下トレイ基端部からの距離は、収納切欠き部内におけるストッパ支持部材の位置を変更することによって可変とされているため、ストッパを上トレイの収納切欠き部に装着されるストッパ支持部材に支持させることにより、ストッパの姿勢変更をストッパ支持部材に対して行うようにすればよく、上トレイとは切り離した状態でストッパを組み付けることができるため、ストッパを上トレイの収納切欠き部に直接組み付ける場合に比較し、強度的な面も含めて組付け性の向上に貢献することができる。
請求項4記載の発明によれば、ストッパは、長手方向に伸縮可能に構成されているため、ストッパを上トレイに収納するに際し当該ストッパを短尺に設定することにより、収納空間を小さくすることが可能になる一方、引き延ばして長尺に設定することにより、当該ストッパを整合姿勢に姿勢設定した状態で下トレイに排出される用紙を確実にストッパに当止させることができる。
請求項5記載の発明によれば、ストッパに重錘を装着することで排出された用紙がストッパと衝突することにより当該ストッパが揺動してしまうような不都合の発生を有効に防止することができるため、下トレイに排出された用紙の整合を確実に行うことができる。
図1は、本発明に係る排出装置が設けられる後処理装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。図1に示すように、この後処理装置10は、用紙Pにファイリング用のパンチングホールを穿孔したり、一時的にストックされた用紙束P1に綴結針で綴結する、いわゆるステイプル処理を施したりするためのものでり、画像形成装置としての複写機19の下流端側の側面に当接配置されるものである。
かかる後処理装置10は、略直方体形状を呈するハウジング(装置本体)11を備え、このハウジング11における複写機19の排出ローラ対191に対向した部分に用紙搬入口111が形成されている。また、ハウジング11における用紙搬入口111と反対側の側面には、後処理装置10から排出された用紙Pを受ける排出装置20が設けられている。
この排出装置20は、排出モードがステイプルモードに設定された状態で一旦ハウジング11内の中央部に一時的に貯留されてステープル処理が施された後に排出される用紙束P1を受けるためのメイントレイ(下トレイ)30と、ステイプル処理が施されることなく1枚ずつ排出される用紙Pを受けるサブトレイ(上トレイ)40と、これらメイントレイ30およびサブトレイ40間に介設された、メイントレイ30上の用紙束P1を整合する整合構造50とを備えて構成されている。前記サブトレイ40は、メイントレイ30の上方位置に対向状態で設けられている。各トレイ30,40は、用紙排出方向下流側に向かって高くなるように傾斜している。因みに、前記排出モードは、ステイプルモードの他に、ステイプル処理を施さない非ステイプルモード、ソーティングを行うソートモードおよびソーティングを行わない非ソーティングモードがある。
そして、複写機19の排出ローラ対191から排出された用紙Pは、後処理装置10の内部に導入され、パンチング処理やステイプル処理が施された後、排出対象のメイントレイ30またはサブトレイ40に排出されることになる。なお、用紙Pとは普通紙以外にトレーシングペーパ、OHPシートその他のシート状の記録媒体が含まれる。用紙搬入口111に隣接する位置には、用紙Pにファイリング用の綴結孔を穿孔するパンチングマシン12が配置されている。因みに、用紙搬入口111には、上下一対のガイド板112が設けられ、排出ローラ対191から排出された用紙Pは、これらのガイド板112にガイドされつつパンチングマシン12へ向かわせられる。
パンチングマシン12は、上下のガイド板112の間に位置する用紙Pの先端位置を図略のストッパで一時的に止めて位置決めした上で、孔開け用のパンチロッド121を下の台座に設けられた所定のパンチ受け孔に係合するように上下動させ、用紙Pの所定の位置にパンチングホールを穿孔するようになっている。用紙Pにパンチング処理が施された後、パンチングマシン12のストッパが退避させられ、これによって用紙Pは、複写機19の排出ローラ対191の駆動でカール取り装置13に送り込まれる。
カール取り装置13は、前記複写機19の加熱による定着処理において用紙Pに生じたカールを除去するためのものである。カールの方向は、用紙Pにおける画像の形成状態(画像が用紙Pの片面に複写されているのか両面に複写されているのか)などにより異なるため、カール取り装置13は、二組のカール取りローラ対131,132を備えている。二組のカール取りローラ対131,132は、それぞれ互いに逆方向のカールが矯正されて平になるように構成されている。
カール取り装置13から送り出された用紙Pは、搬送ローラ対14によって、サブトレイ40へ向け斜め上方にのびた第1用紙搬送路113、または下方にのびた第2用紙搬送路114へと送られる。用紙Pの送り先は、分岐爪141により切り換えられるようになっている。すなわち、分岐爪141が第2用紙搬送路114を閉じると、第1用紙搬送路113は開いた状態とされ、搬送ローラ対14から送り出された用紙Pは、分岐爪141および第1用紙搬送路113に案内されてサブトレイ用排出ローラ対142のニップ部まで搬送され、サブトレイ用排出ローラ対142の駆動でサブトレイ40へ向けて排出される。また、分岐爪141が第1用紙搬送路113を閉じると、第2用紙搬送路114は開いた状態とされ、搬送ローラ対14から送り出された用紙Pは、分岐爪141および第2用紙搬送路114に案内されて中間トレイ15へ搬入される。
前記第2用紙搬送路114には、4つの用紙搬入機構151が順次直列に配置されている。これらの用紙搬入機構151によって用紙Pは、サイズにより異なった経路で中間トレイ15の用紙受け台152上へ案内される。用紙受け台152は、複数枚の用紙Pを保持することができるように容量設定されている。用紙受け台152上に送り込まれた用紙Pは、押さえコロ153によってさらに下方へ送り込まれ、受け止め部材154によって位置決めされた後に搬入移動が停止されるようになっている。この位置で、ステイプラ16によって所定枚数の用紙束P1にステイプル処理が施される。
前記受け止め部材154は、用紙受け台152の最上部位置に配設された駆動プーリ154aと同最下部位置に配設された従動プーリ154bとの間に張設された無端ベルト155に固定されている。したがって、駆動プーリ154aを駆動回転させることにより、受け止め部材154に支持された用紙束P1は、上方へ向けて持ち上げられ、メイントレイ用排出ローラ対156のニップ部にまで搬送される。そして、ステイプラ16によってステイプル処理が施された用紙束P1は、メイントレイ用排出ローラ対156の駆動によってメイントレイ30上に排出される。
メイントレイ30は、上下方向に移動可能に構成されており、その上面位置がセンサ17により検知されて、その上面位置が用紙束P1を積載するのに最適な高さ位置になるように作動制御される。これにより、メイントレイ30上に多量の用紙Pが排出される場合でも、新たに排出される用紙束P1は、すでに排出されメイントレイ30上に積載されている用紙束P1に阻害されることなく排出される。
メイントレイ30とサブトレイ40との間には、メイントレイ30へ排出される用紙束P1の先端を揃えるための整合構造50が設けられ、順次用紙受け台152から無端ベルト155の駆動でメイントレイ用排出ローラ対156を介してメイントレイ30上に排出される用紙束P1は、この整合構造50の作用で整合処理が施され、これによって複数の積み重なった用紙束P1が不揃いになる不都合が解消されるようになっている。
図2および図3は、排出装置20の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態、図3は、ストッパ52が整合姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。なお、これらの図においては、メイントレイ30とサブトレイ40とを明確に区別するために、メイントレイ30の上面に点描を施している。また、各トレイ30,40の上面には、用紙Pとの摺接を滑らかにするために用紙搬送方向に向けて延びる複数本のリブが設けられているが、図2および図3ではかかるリブの図示を省略している。
図2および図3に示すように、排出装置20は、前記メイントレイ30と、このメイントレイ30の上方位置に対向状態で配設された前記サブトレイ40と、これら各トレイ30,40間に架設状態で形成される前記整合構造50とを備えた基本構成を有している。
前記メイントレイ30には、その上面である用紙受け面31における用紙搬送方向(図2の左右方向)と直交する用紙幅方向の中央位置に、用紙搬送方向へ向けて延びた手差し凹部32が設けられ、用紙受け面31上に用紙束P1が排出された状態で、この手差し凹部32に一方の手を差し入れることによって排出された用紙束P1をメイントレイ30上から容易に取り出し得るようになっている。かかる手差し凹部32の基端側(図2の右方)には、後述するストッパ52の先端部が挿通される用紙搬送方向に長尺の挿通孔33が穿設されている。
前記サブトレイ40には、用紙幅方向の中央位置において先端縁部(図2の左方)から基端側に向けて切り欠かれることによって形成した、平面視でV字状を呈する収納切欠き部41が設けられ、この収納切欠き部41に後述するストッパ支持部材51が装着されるようになっている。また、サブトレイ40の正面側の縁部には、用紙幅方向に向かって凹設されることによって形成した用紙取出し用凹部42が設けられ、この用紙取出し用凹部42に手を差し入れることによってサブトレイ40の用紙受け面43に排出された用紙を取り出し易くしている。
そして、前記整合構造50は、サブトレイ40の収納切欠き部41とメイントレイ30の円弧状前板32に穿設された挿通孔33とに亘るように形成されている。以下、図4〜図6を基に整合構造50について説明する。図4および図5は、整合構造50の一実施形態を示す斜視図である。そして、図4においては、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態を実線で示すとともに整合姿勢S2に姿勢設定された状態を二点鎖線で示し、図5においては、整合姿勢S2に姿勢設定されたストッパ52の先端側ストッパ54が基端側ストッパ53から突出した突出状態T2を示している。また、図6は、サブトレイ40を裏面側から見た斜視図である。
まず図4に示すように、整合構造50は、前記サブトレイ40の収納切欠き部41に装着されるストッパ支持部材51と、このストッパ支持部材51に対して挿脱可能に装着されたストッパ52とを備えて構成されている。
前記ストッパ支持部材51は、サブトレイ40の収納切欠き部41に嵌め込まれる二股状を呈した一対の挟持杆511と、これら挟持杆511の基端側(図4の右方)からサブトレイ40の基端側(図4の右方)に向けて延設された平板状のブラケット512とを備えている。前記一対の挟持杆511は、両者間の外寸法が収納切欠き部41の溝幅寸法より若干短めに設定され、これによって収納切欠き部41内に装着可能になっている。かかる一対の挟持杆511の基端側の上面には先下がりに傾斜した傾斜縁部511aがそれぞれ設けられ、前記ブラケット512は、各傾斜縁部511aの先端位置同士を接続させた状態で挟持杆511から延設されている。
そして、ブラケット512には、所定個数(図4に示す例では2つ)の貫通孔513が穿設されている一方、サブトレイ40の裏面側には、収納切欠き部41から若干基端側に寄った位置に貫通孔513と対応するねじ孔44(図6、図7)がそれぞれ螺設され、ビスBを前記貫通孔513を介してこれらのねじ孔44に螺着綴結することによってストッパ支持部材51がサブトレイ40に装着されるようになっている。
前記ねじ孔44は、前記貫通孔513の個数より多めに設けられ、いずれのねじ孔44を貫通孔513に対応させるかによってストッパ支持部材51のサブトレイ40に対する装着位置が選択されるようになされている。このようにされるのは、整合姿勢S2に姿勢設定されたストッパ52とメイントレイ用排出ローラ対156との間の距離を、メイントレイ30上に排出される用紙束P1の長さ寸法に対応させるためであり、これによってストッパ52のの用紙搬送方向における位置を、排出される用紙束P1の用紙サイズに対応させることができる。
本実施形態においては、前記ねじ孔44が用紙搬送方向に向けて直列で複数個螺設され、これらねじ孔44の何れと何れとをストッパ支持部材51の固定に供するかによってストッパ支持部材51の用紙搬送方向における用紙サイズに応じた位置設定を行い得るようにしている。そして、各挟持杆511は、ストッパ支持部材51がサブトレイ40に固定されることにより収納切欠き部41に位置した状態で、そのほとんどの部分がサブトレイ40の周壁45に囲繞されるようになっている。
前記ストッパ52は、内部が空洞の直方体状を呈した基端側ストッパ53と、この基端側ストッパ53に出入可能に接続された先端側ストッパ54とからなっている。基端側ストッパ53は、一対の側板531と、これら一対の側板の長辺側の縁部間に架設された天板532と、この天板532の基端側(図5の上方側)から側板531の方向に向けて折り込まれることによって形成した端面板533とを備えている。
そして、かかる基端側ストッパ53は、図5における各側板531が、ストッパ支持部材51の各挟持杆511の先端部間に架設された連結軸55回りに回動自在に軸支されることにより、一対の挟持杆511間に収納された収納姿勢S1と、連結軸55から下方に向けて垂下した整合姿勢S2との間で姿勢変更可能になっている。
また、前記各側板531には、互いに対向した図5における上下方向に長尺のガイド長孔531aがそれぞれ穿設され、前記先端側ストッパ54は、これらのガイド長孔531aにガイドされつつ移動可能になっている。
前記先端側ストッパ54は、図5におけるブラケット512と反対側の面に開口541aを有する、基端側ストッパ53の延びる方向に長尺の箱状を呈したストッパ本体541と、このストッパ本体541の前記開口541aを閉止する板状の蓋体547とからなっている。
前記ストッパ本体541は、前記基端側ストッパ53の各側板531とそれぞれ対応した一対の側板542と、各側板542における前記開口541aと反対側の縁部間に架設された天板543と、各側板542の端部間に架設された一対の端面板544と、前記天板543の中央部から開口541aの方向に向けて突設された仕切り板545と、前記開口541aの図5における下縁部から先端側ストッパ54の延びる方向に向かって外方へ突設された係止突片546とを備えて構成されている。
先端側ストッパ54の各側板542の上端部には、互いに反対方向に向けて突設された被案内軸542aがそれぞれ設けられ、これらの被案内軸542aが対応したガイド長孔531aに差し通されることにより、先端側ストッパ54は、被案内軸542aがガイド長孔531aにガイドされつつ基端側ストッパ53の一対の側板531間に挟持された被挟持状態T1(図4)と、整合姿勢S2に姿勢設定された基端側ストッパ53から下方に向けて突出した突出状態T2との間で状態変化し得るようになっている。
ストッパ本体541内の前記仕切り板545によって仕切られた空間には、板状の重錘Wがそれぞれ所定枚数ずつ装着されている。かかる重錘Wは、その重量によってメイントレイ30に排出された用紙束P1が当たってもストッパ本体541が大きく揺動することを防止するとともに、メイントレイ30上でオーバーランした用紙束P1を押し戻すためにストッパ本体541に内装される。
前記蓋体547は、ストッパ本体541の開口541aを閉止した状態で、その中央部に設けられた貫通孔を介してビスBが仕切り板545の端面に螺設されたねじ孔に螺着されることにより、開口541aの閉止状態を維持するようになっている。
前記係止突片546は、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態を維持するためのものであり、先端側ストッパ54が基端側ストッパ53内に収納された状態(被挟持状態T1に設定された状態)でストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定されることにより、当該係止突片546がストッパ支持部材51のブラケット512における対応位置に設けられた係止バネ56(図6)に係止されるようになっている。
従って、図4に示すように、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態で、当該ストッパ52の天板532を指で下方に向かって押圧することにより、係止突片546が係止バネ56を弾性変形させ、これによる係止突片546の係止バネ56からの離脱でストッパ52が、図5に示すように、整合姿勢S2に姿勢変更するようになっている。
逆に、ストッパ52が整合姿勢S2に姿勢設定された状態のストッパ52をストッパ支持部材51へ収納する場合には、基端側ストッパ53から引き出されて突出状態T2に設定されているいる先端側ストッパ54を基端側ストッパ53に収納して被挟持状態T1に状態変化させ、引き続き基端側ストッパ53を連結軸55回りに反時計方向に回動させればよい。こうすることによって、係止突片546が係止バネ56を弾性変形させた後、当該係止バネ56に係止されるため、図6に示すように、ストッパ52の収納姿勢S1が維持される。
図7は、本発明に係る排出装置20の作用を説明するための正面断面視の説明図であり、(イ)は、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態、(ロ)は、ストッパ52が整合姿勢S2に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。まず、図7の(イ)に示す状態では、先端側ストッパ54が基端側ストッパ53に収納された状態(被挟持状態T1)のストッパ52が、ストッパ支持部材51の一対の挟持杆511間に挟持されて収納姿勢S1に姿勢設定されている。この状態では、先端側ストッパ54の係止突片546がストッパ支持部材51の係止バネ56に係止され、これによってストッパ52の収納姿勢S1が維持された状態になっている。
ついで、ストッパ52が収納姿勢S1に姿勢設定された状態で、サブトレイ40の収納切欠き部41を介して基端側ストッパ53の側板531を指で下方に向かって押圧すると、ストッパ本体541の係止突片546の係止バネ56に対する係止が係止バネ56の弾性変形によって解除され、これによってストッパ52は、連結軸55回りに時計方向に向けて回動して整合姿勢S2に姿勢変更する。
そして、ストッパ52が整合姿勢S2に姿勢変更すると、先端側ストッパ54は、図7の(ロ)に示すように、自重によって下降し、これによってメイントレイ30の挿通孔33を貫通して下方へ向けて垂下した状態になる。
この状態で用紙束P1が後処理装置10のハウジング11からメイントレイ用排出ローラ対156を介してメイントレイ30の用紙受け面31へ排出されると、その先端がストッパ52に当止し、これによって用紙束P1がストッパ52を押圧することでたとえ用紙受け面31上を用紙搬送方向に向けてオーバーランしても、内部に重錘Wを有するストッパ52は、その自重で連結軸55回りに反時計方向に回動し、これによって用紙束P1をメイントレイ30の基端側に押し遣るため、排出された用紙束P1の先端が揃うことになる。
以上詳述したように、本発明に係る排出装置20は、後処理装置10のハウジング11から排出された用紙Pを受ける上下2段で配設された下位のメイントレイ30および上位のサブトレイ40が備えられ、メイントレイ30に排出された用紙Pの先端縁を当止させることにより当該用紙Pを整合するべくサブトレイ40からメイントレイ30へ向けて延ばし得るストッパ52が設けられてなるものであり、サブトレイ40には、その先端縁部から基端側へ向けて切り欠かれることにより形成した収納切欠き部41が設けられ、ストッパ52は、収納切欠き部41に収納された収納姿勢S1と、収納切欠き部41から突出した整合姿勢S2との間で姿勢変更可能にサブトレイ40に取り付けられている。
かかる構成によれば、メイントレイ30に排出される用紙Pに整合処理を施すに際し、予めサブトレイ40の収納切欠き部41に収納姿勢S1で収納されているストッパ52をメイントレイ30に向けて突出した整合姿勢S2に姿勢設定することにより、当該ストッパ52は、サブトレイ40からメイントレイ30に向けて垂下した状態になるため、ハウジング11から順次排出された用紙Pは、先端縁部がこのストッパ52に当止して排出方向に向けて揃えられる。排出される用紙Pに対して特に整合処理を施さないときには、ストッパ52をサブトレイ40の収納切欠き部41に収納すればよい。
そして、サブトレイ40に設けられたストッパ52を収納するための収納切欠き部41は、サブトレイ40の先端縁部から基端側へ向けて切り欠かれることによって形成されているため、この収納切欠き部41に収納されたり、この収納切欠き部41から下方に向けて突出したりするストッパ52をサブトレイ40の上方位置から視認することが可能であり、これによってストッパ52の収納姿勢S1と整合姿勢S2との間の姿勢変更操作を、従来のように腰を屈めてサブトレイ40の裏側を目視しながら行うような面倒な操作を行う必要がなくなり、ストッパ52に対する姿勢変更操作の操作性を大幅に向上させることができる。
また、ストッパ52は、これを保持するストッパ支持部材51が設置位置変更可能になっていることにより(具体的には、ストッパ支持部材51をサブトレイ40に固定するためのねじ孔44を選択することでストッパ支持部材51の設置位置が変更可能になっていることにより)、整合姿勢S2に姿勢設定された状態でのメイントレイ30の基端部からの距離が可変になされているため、ストッパ52をハウジング11から排出される用紙Pのサイズに応じて用紙搬送方向に向けて移動させることにより、ストッパ52を複数種類の用紙Pのサイズに対応させることが可能になり、当該ストッパ52を汎用性を備えたものにすることができる。
そして、このようなストッパ52を支持して収容することが可能なストッパ支持部材51を収納切欠き部41内に設けることにより、ストッパ52のメイントレイ30基端部からの距離は、ストッパ支持部材51の収納切欠き部41内の位置を変更することによって可変にすることができる。また、ストッパ52をサブトレイ40の収納切欠き部41に装着されるストッパ支持部材51に支持させることにより、ストッパ52の姿勢変更をストッパ支持部材51に対して行うようにすればよく、サブトレイ40とは切り離した状態でストッパ52を組み付けることができるため、ストッパ52をサブトレイ40の収納切欠き部41に直接組み付ける場合に比較し、強度的な面も含めて排出装置20の組付け性の向上に貢献することができる。
また、上記の実施形態においては、ストッパ52は、長手方向に伸縮可能に構成されている(具体的には、ストッパ52を基端側ストッパ53と先端側ストッパ54とで構成し、先端側ストッパ54を基端側ストッパ53に対して出没可能に構成されている)ため、ストッパ52をサブトレイ40に収納するに際し当該ストッパ52を短尺に設定することにより(すなわち、被挟持状態T1に設定することにより)、ストッパ支持部材51によるストッパ52の収納空間を小さくすることが可能になる一方、引き延ばして長尺に設定することにより(すなわち、突出状態T2に設定することにより)、当該ストッパ52を整合姿勢S2に姿勢設定した状態でメイントレイ30に排出される用紙Pを長いストッパ52に確実に当止させることができる。
さらに、ストッパ52には、重錘Wが装着可能に構成されている(具体的には、内部が空洞の先端側ストッパ54に内装し得るようになされている)ため、ストッパ52は、整合姿勢S2に姿勢設定されることにより連結軸55回りに揺動可能に垂下された状態になり、このときストッパ52に重錘Wが装着されていることでこの重みによりストッパ52の揺動が抑えられるため、メイントレイ30上に排出された用紙Pがストッパ52と衝突することにより当該ストッパ52が大きく振れてしまうようなことはなく、しかも、重錘Wの重みでメイントレイ30に排出された用紙Pの整合を確実に行うことができる。
本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、排出装置20が装着される装置として後処理装置10が採用されているが、本発明は、排出装置20の採用される装置が後処理装置10であることに限定されるものではなく、用紙Pや用紙束P1を排出する各種の装置、例えば複写機やプリンタ、さらにはファクシミリ装置等に本発明に係る排出装置20を適用してもよい。
(2)上記の実施形態においては、ストッパ52を基端側ストッパ53と、この基端側ストッパ53に出没可能に装着される先端側ストッパ54とから構成し、ストッパ52を収納姿勢S1を姿勢設定するときには先端側ストッパ54を基端側ストッパ53内に収納する一方、ストッパ52を整合姿勢S2に姿勢設定するときには先端側ストッパ54が基端側ストッパ53から引き出されるようにしているが、サブトレイ40に長尺のストッパ52を収納し得る空間を確保した場合には、特にストッパ52を基端側ストッパ53と先端側ストッパ54とで構成する必要はなく、一体物にしてもよい。
(3)上記の実施形態においては、ストッパ支持部材51の設置位置を、サブトレイ40に複数螺設されたねじ孔44の何れを採用するかによって変更することができるようになされているが、こうする代わりに、サブトレイ40の裏面側にストッパ支持部材51の移動を案内するガイド部材と、サブトレイ40の設定された位置を固定するための綴結機構とを採用してもよい。こうすることによって、サブトレイ40の位置変更操作がねじ止め操作で行う場合に比較して格段に容易になり、サブトレイ40の位置設定の操作性を大幅に向上させることができる。
本発明に係る排出装置が設けられる後処理装置の内部構造の一実施形態を説明するための正面断面視の説明図である。 排出装置の一実施形態を示す斜視図であり、ストッパが収納姿勢に姿勢設定された状態を示している。 図2に示す排出装置のストッパが収納姿勢に姿勢設定された状態を示す斜視図である。 整合構造の一実施形態を示す斜視図であり、ストッパが収納姿勢に姿勢設定された状態を示している。 整合構造の一実施形態を示す斜視図であり、ストッパが整合姿勢に姿勢設定された状態を示している。 サブトレイを裏面側から見た斜視図である。 本発明に係る排出装置の作用を説明するための正面断面視の説明図であり、(イ)は、ストッパが収納姿勢に姿勢設定された状態、(ロ)は、ストッパが整合姿勢に姿勢設定された状態をそれぞれ示している。
符号の説明
10 後処理装置 11 ハウジング(装置本体)
111 用紙搬入口 112 ガイド板
113 用紙搬送路 114 用紙搬送路
12 パンチングマシン 121 パンチロッド
13 カール取り装置 131 ローラ対
14 搬送ローラ対 141 分岐爪
142 サブトレイ用排出ローラ対
15 中間トレイ 151 用紙搬入機構
152 用紙受け台 153 押さえコロ
154 受け止め部材 154a 駆動プーリ
154b 従動プーリ 155 無端ベルト
156 メイントレイ用排出ローラ対
16 ステイプラ 17 センサ
19 複写機 191 排出ローラ対
20 排出装置 30 メイントレイ(下トレイ)
31 用紙受け面 32 手差し凹部
33 挿通孔 40 サブトレイ(上トレイ)
41 収納切欠き部 42 用紙取出し用凹部
43 用紙受け面 44 ねじ孔
45 周壁 50 整合構造
51 ストッパ支持部材 511 挟持杆
511a 傾斜縁部 512 ブラケット
513 貫通孔 52 ストッパ
53 基端側ストッパ 531 側板
531a ガイド長孔 532 天板
533 端面板 54 先端側ストッパ
541 ストッパ本体 541a 開口
542 側板 542a 被案内軸
543 天板 544 端面板
545 仕切り板 546 係止突片
547 蓋体 55 連結軸
56 係止バネ B ビス
P 用紙 P1 用紙束
S1 収納姿勢 S2 整合姿勢
T1 被挟持状態 T2 突出状態
W 重錘

Claims (5)

  1. 所定の装置本体から排出された用紙を受ける上下2段で配設された上トレイおよび下トレイが備えられ、前記下トレイに排出された用紙の先端縁を当止させることにより当該用紙を整合するべく前記上トレイから下トレイへ向けて延ばし得るストッパが設けられてなる排出装置において、
    前記上トレイには、前記ストッパを収納可能に当該上トレイの一部を切り欠くことにより形成した収納切欠き部が設けられ、
    前記ストッパは、前記収納切欠き部に収納された収納姿勢と、前記収納切欠き部から突出した整合姿勢との間で姿勢変更可能に前記上トレイに取り付けられていることを特徴とする排出装置。
  2. 前記ストッパは、整合姿勢に姿勢設定された状態での前記下トレイの基端部からの距離が可変に前記上トレイに取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の排出装置。
  3. 前記ストッパを支持して収容することが可能なストッパ支持部材が前記収納切欠き部内に設けられ、
    前記ストッパの下トレイ基端部からの距離は、前記ストッパ支持部材の前記収納切欠き部内の位置を変更することによって可変とされていることを特徴とする請求項2記載の排出装置。
  4. 前記ストッパは、長手方向に伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の排出装置。
  5. 前記ストッパは、重錘が装着可能に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の排出装置。
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