JP5441112B2 - シート処理装置 - Google Patents

シート処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5441112B2
JP5441112B2 JP2009212457A JP2009212457A JP5441112B2 JP 5441112 B2 JP5441112 B2 JP 5441112B2 JP 2009212457 A JP2009212457 A JP 2009212457A JP 2009212457 A JP2009212457 A JP 2009212457A JP 5441112 B2 JP5441112 B2 JP 5441112B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
moving
shutter
discharge port
tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009212457A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011057441A (ja
JP2011057441A5 (ja
Inventor
勲 板垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Finetech Nisca Inc
Original Assignee
Canon Finetech Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Finetech Inc filed Critical Canon Finetech Inc
Priority to JP2009212457A priority Critical patent/JP5441112B2/ja
Publication of JP2011057441A publication Critical patent/JP2011057441A/ja
Publication of JP2011057441A5 publication Critical patent/JP2011057441A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5441112B2 publication Critical patent/JP5441112B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置から搬出されたシートに綴じ処理、穴開け、捺印等の所定の処理を施して、シート積載手段に処理したシートを排出するシート処理装置に関する。
シート処理装置は、複写機、プリンタ等の画像形成装置の排紙口に処理トレイを設け、この処理トレイにステープル装置、パンチ装置、スタンプ装置等の装置を装備し、画像形成装置から搬出される一連のシートに所定の処理を施す。そして、処理後のシートを下流のシート積載手段である集積トレイに収容する。また、このような積載トレイを複数配置し、処理のモードに応じて処理後のシートやシート束(シート等)を積載収納するトレイを切り換える構造もある。
このように積載トレイを切り換える構造では、処理後のシート等を排出する排出口が存在する装置側面に沿って昇降し、モードに応じたトレイをこの排出口に位置させる。このため、モードの切り換え時にトレイが排出口を通過するように上昇し、このトレイが排出口よりも上に待機する場合がある。この時、シート等を積載した状態でトレイが排出口を通過すると、トレイに積載されたシート等が排出口に逆流してしまう場合がある。このため、このシート等の逆流を防止するために、トレイが排出口を通過するときには、排出口をシャッターで塞ぐ構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2006−306565号公報
上述の特許文献1に記載された構造の場合、シャッターの開閉を、処理トレイ上のシートを搬送するローラを駆動するモータにより行なっているが、このモータの駆動力を伝達するために、電磁クラッチやアイドラギア等を設けている。したがって、シャッターの開閉を行なうために、電磁クラッチやアイドラギア等の部品が別途必要になる。このため、シート処理装置内に電磁クラッチやアイドラギア等の部材を設ける分、シート処理装置が大型化することが避けられず、また、高価な電磁クラッチ等を設けると製造コストが高くなる。
本発明は、このような事情に鑑みて、シャッター部材を有する構造でも、装置の大型化を抑制でき、低コスト化を図れるシート処理装置を実現すべく発明したものである。
本発明は、搬送されるシートを処理するための処理トレイと、該処理トレイ上のシートに接触する接触位置と、シートから退避する退避位置との間を昇降可能で、該接触位置で前記処理トレイ上のシートを移動させるシート移動手段と、前記処理トレイからシートを排出するシート排出口と、前記シート排出口を開放する開放位置と、該シート排出口を塞ぐ塞ぎ位置との間を昇降可能なシャッター部材と、前記シート移動手段を昇降させるための昇降駆動手段と、前記シート移動手段に設けられ、該昇降駆動手段により駆動されることにより下方向に移動する移動部材と、前記シャッター部材に設けられ、前記移動部材と係合する係合部と、を備え、前記シャッター部材は、前記移動部材が設けられた前記シート移動手段の下降動作に伴い、前記係合部と前記移動部材とが係合することにより、前記開放位置から前記塞ぎ位置まで下降し、前記シート移動手段は、シート幅方向に移動可能であり、前記シート移動手段の前記シート幅方向の位置が、シートを搬送するために前記接触位置に下降する場合と、前記シャッター部材を前記塞ぎ位置とするために下降させる場合とで異なることを特徴とするシート処理装置にある。
本発明によれば、シート移動手段を昇降させる移動部材を下降させることにより、移動部材と係合部との係合により、シャッター部材を下降させることができる。このため、シート移動手段の昇降とシャッター部材の下降とを行なう機構を共通化することで、シャッター部材を有する構造でも、装置の大型化を抑制でき、低コスト化を図れる。
本発明の実施形態に係るシート処理装置を備えた画像形成システムの概略構成を示す図。 本発明の実施形態に係るシート処理装置の概略構成を示す図。 シート処理装置のグリッパーユニットによりシート束を挟持する動作状態を示す図。 シート処理装置のグリッパー・ステープル部の概略構成を示す平面図。 シート処理装置のスタックトレイの昇降機構を、(a)は図2と同方向から見た模式図で、(b)は(a)のイ−イ断面図。 シート処理装置のスタックトレイの昇降位置を異ならせた3例を示す概略図。 シフトローラのシート搬送時(a)とシャッター下降時(b)との、それぞれのシート幅方向位置を、一部を抜き出して示す平面図。 (a)はシャッターが開いている状態を、(b)はシャッターが閉じている状態を、それぞれ一部を抜き出して示す斜視図。 シフトローラ周辺の機構をシャッターの反対側から見た斜視図。 (a)はレバー部材が上昇した状態を、(b)はレバー部材が下降した状態を、それぞれ一部を抜き出して示す斜視図。 (a)はシフトローラが退避位置に位置した状態を、(b)はシフトローラが接触位置に位置し、レバー部材が更に下降した状態を、それぞれ一部を抜き出してシャッターの反対側から見た斜視図。
本発明の適用が可能な実施形態について、図1ないし図11を用いて説明する。まず、本実施形態の画像形成システムの概略構成について説明する。図1に示すように、本実施形態の画像形成システムは、給紙装置A、画像形成装置B、シート処理装置(以下、単に「処理装置」と言う)C、原稿読取装置D、原稿搬送装置Eで構成されている。
原稿搬送装置Eは、原稿トレイにセットされた原稿を1枚ずつ原稿読取装置Dのプラテンガラス上に搬送し、排紙トレイ上に搬出する。この時、画像読取装置Dは、原稿搬送装置Eによってプラテンガラス上を通過する原稿を読取手段によって読み取る。読取手段は、ランプ、複数のミラー、レンズ、イメージセンサから構成されている。そして、読取手段のランプが照射した光が原稿面で反射し、複数のミラー、レンズを介してイメージセンサに導かれ、イメージセンサで画像が読み取られる。そのイメージセンサにより読み取られた原稿の画像データは、所定の画像処理が施されて画像形成装置Bの露光制御部へ転送される。
画像形成装置Bの露光制御部は、画像信号に応じたレーザ光を出力する。レーザ光は、ポリゴンミラーにより走査されながら感光ドラム上に照射される。感光ドラム上には走査されたレーザ光に応じた静電潜像が形成される。その感光ドラム上に形成された静電潜像は、現像器により現像され、トナー像として可視化される。一方、画像が形成されるシートは、複数のカセットを備える給紙装置Aの何れかのカセットから、画像形成装置Bの転写部へ搬送される。そして、給紙装置Aから搬送されたシートは、転写部において可視化されたトナー像が転写され、画像形成される。転写後のシートは、定着部にて定着処理が施される。そして、定着部を通過したシートは処理装置Cに搬送される。処理装置Cに搬送されたシートは、処理部9によって綴じや折り等の処理が施されて、積載部10に排出される。
処理装置Cは、図1に示すように画像形成装置Bと原稿読取装置Dとの間に配置され、搬送されるシートを整合したり、綴じたりする処理部9と、処理後のシートを積載する積載部10とを備える。本実施形態の画像形成システムでは、積載部10に排出されたシートを画像形成装置Bと原稿読取装置Dの間の空間に収納する、いわゆる胴内搬出機能を有する構成としている。このような処理装置Cの処理部9は、図2に示すように、搬送部11と、処理トレイ14と、整合部12と、グリッパー・ステープル部13とを備える。そして、搬送部11により画像形成装置Bからのシートを受けて、シートを処理するための処理トレイ14に搬送し、整合部12により処理トレイ上のシートを整合し、グリッパー・ステープル部13により整合されたシートにステープル処理を施す。このような処理部9の各構成部分について、図2ないし図4を用いて説明する。
まず、図2に示すように、搬送部11は、画像形成装置Bからのシートを排紙する排紙口と連なる搬送経路20と、搬送経路20に沿ってシートを搬送する搬送ローラ対21と、この搬送経路20の搬出口20cに設けられた搬出ローラ対22とを備える。このうちの搬送経路20は、シートを案内する一対のガイド板20a、20bにより構成される。画像形成部Bから排紙されたシートは、搬送経路20内に送られ、搬送ローラ対21により搬送経路20内を搬送される。そして、搬出ローラ対22により搬送経路20の下方に配置される処理トレイ14に順次シートを搬送する。なお、本実施形態では、搬出ローラ対22によって搬出されたシートは、処理トレイ14と、後述するスタックトレイ50又は51のシート載置面50a又は51a、或は、スタックトレイ50内の折り処理経路との間に掛け渡された状態で載置される。そして、この状態で、所定の処理が施される。
次に、図2、4に示すように、整合部12は、ストッパー部材31と、シフト部材30aと、整合部材32とを備える。このうちのストッパー部材31は、支軸31aを支点に回動自在に構成されており、上下方向に配置される整合位置と整合位置から退避して、処理トレイ14に対して略平行状態となる退避位置との間を移動可能である。そして、整合位置では、処理トレイ14上に搬出されたシートの一端をストッパー部材31に当接させることにより、シートやシート束(シート等)の斜行を補正したり、シート等の端部を整合する。また、整合部材32は、図4に示すように、処理トレイ14のシート幅方向(シート面に平行でシート搬送方向に直角な方向)一端部に設けられ、処理トレイ14上のシートのシート幅方向の端部を当接させる。そして、シート等のシート幅方向一端部を整合する。
また、シフト部材30aは、シート移動手段であるシフトローラ30と、アーム部材33と、後述するレバー部材103とを備える。このうちのシフトローラ30は、外周面をウレタンゴム等の高摩擦部材により構成し、処理トレイ14上に搬出されたシートの上面に接触して、シートを所定方向に移動させる。また、アーム部材33は、その断面を多角形に形成された支軸33aを支点に回動自在に設けられ、後述する回動機構により回動する。そして、アーム部材33の支点と反対側の端部にシフトローラ30を支持している。このようなシフトローラ30は、アーム部材33の回動動作によって処理トレイ14上のシートの上面に接触する接触位置と、シート上面から退避する退避位置との間を昇降可能である。また、アーム部材33は、後述する図9に示すように、シフト移動モータ108により、プーリ及びベルト109を介して、支軸33aに沿ってシート幅方向に移動自在に構成されている。このため、シフトローラ30は、このアーム部材33を介してシート幅方向にスライド移動可能である。
また、シフトローラ30は、図示しないモータにより正逆両方向(シート搬送方向及びシート搬送方向の逆方向)に回転可能である。即ち、このモータにより歯車等の動力伝達機構を介して回転駆動する支軸33aに固定されたプーリと、シフトローラ30を支持する回転軸に固定されたプーリとの間にベルトを掛け渡している。これにより、上述のモータの動力をシフトローラ30に伝達自在としている。なお、支軸33aを多角形の軸としているのは、支軸33aに固定されるプーリへの動力を伝達し易くするためである。
このように構成されるため、シフトローラ30がシートの上面と接触した状態で、シフトローラ30を正転させることにより、シートを搬送部11から搬送された方向と同方向(シート搬送方向下流)にシートを移動(搬送)可能である。また、同じくシフトローラ30を逆転させることにより、逆方向(シート搬送方向上流)にシートを移動可能である。また、シフトローラ30がシートの上面と接触した状態で、シフトローラ30をシート幅方向に移動させることにより、シートをシート幅方向に移動可能である。
搬送部11から処理トレイ14上にシート先端が搬出されると、シート後端が搬出ローラ対22を抜けきらないうちにシフトローラ30が退避位置から接触位置に移動する。そして、シフトローラ30が正転して、シート後端が処理トレイ14上に排出されるまでシートを搬送する。その際、即ち、シフトローラ30が正転している間、後述するグリッパーユニット40は、処理トレイ14上に積載されている先行シート又は先行シート束がつられて搬送されない(つれ送りしない)ように、先行シート又は先行シート束を挟持している。
シート後端が処理トレイ14上に排出されると、シフトローラ30の回転を停止する。その後、グリッパーユニット40は前述の挟持を解除し、シフトローラ30が逆転することにより、処理トレイ14上に排出されたシートを搬出方向と反対方向、すなわちストッパー部材31側の方向に送る。シフトローラ30で送られるシートは整合位置にあるストッパー部材31に突き当たり、その送り方向端部が整合される。
シートの送り方向端部が整合されるとシフトローラ30の回転を停止し、シフトローラ30をシートの上面に接触させた状態で整合部材32側に向けてシート幅方向にスライド移動させる。このとき、シフトローラ30の外周面はウレタンゴム等の高摩擦部材であるため、シフトローラ30のスライド移動に追従してシートも整合部材32側にスライドする。そして、シフトローラ30はシートの幅方向の一端が整合部材32に当接するまでスライド移動して停止する。これによってシートの幅方向端部が整合される。
シートの整合動作が終了するとアーム部材33が上方に回動し、シフトローラ30はシートの上面から離れた退避位置に移動する。このとき、グリッパーユニット40は処理トレイ14上に積載整合された先行シート又は先行シート束が移動しないように先行シート又は先行シート束を挟持する。そして、アーム部材33及びシフトローラ30は、支軸33aのシート幅方向に沿って処理トレイ14の略中央の初期位置(処理トレイ14上に搬出されたシートの中央部に対応する位置)にスライド移動する。そして、次のシートが処理トレイ14上に搬出されると同様の整合動作を実行する。
次に、グリッパー・ステープル部13は、図2ないし図4に示すように、グリッパーユニット40と、ステープルユニット41とを備える。処理トレイ14上で整合されたシート束は、グリッパーユニット40によりグリップ(把持)した状態でステープル処理位置まで移動され、ステープルユニット41により綴じられる。このうちのグリッパーユニット40は、処理トレイ14上で整合されたシート束をグリップするために、一対のグリップアーム44(44a、44b)を備えている。一対のグリップアーム44は、図3に示すように、固定されてシート束の下面を支持する固定グリップアーム44aと、固定グリップアーム44a上に対向して設けられ、シート束の上面を押圧する可動グリップアーム44bとからなる。また、グリッパーユニット40は、図示しないモータなどによりシートの搬送方向(図4の矢印α)に移動自在に構成されている。したがって、シート束をグリップアーム44で把持した状態で、ステープルユニット41が存在するステープル位置まで移動させられる。なお、本実施形態のグリッパーユニット40は、図4に示すように3つのグリップアーム44を設け、この3つのグリップアーム対44をシート幅方向に所定間隔だけ隔てた位置に配置している。
また、ステープルユニット41は、図2、4に示すように、ステープルヘッドとアンビルブロックとを備える。そして、針がシート状(板状)に連なったステープルの一部(1個)を、コ字状に折り曲げてシート束に圧入し、その先端をアンビルブロックで折り曲げてシート束を綴じる。本実施形態では、基端を互いに軸承した上下レバー部材の一方にステープルヘッドを、他方にアンビルブロックを取付け、この上下レバー部材を駆動カム部材によって離間位置から圧接位置に往復動させるステープルユニットを採用している。図4に示すように処理装置Cの底部の基台42上には、ステープルユニット41をシート幅方向(図4の矢印β)に移動させるためのガイドレール43が設けられている。このガイドレール43は、装置内に受け入れられる最大シートの幅よりも長く形成されており、シートサイズに拘らず、ステープルユニット41をシートの両端部に移動させ、シートの両端部を綴じることが可能である。
上述の構成により、処理トレイ14上で整合されたシート束を、グリッパーユニット40のグリップアーム44で把持する。その後、グリッパーユニット40をシート搬送方向に対して逆方向に移動させることにより、シート束をステープル位置に移動させる。このとき、前述のストッパー部材31は、グリッパーユニット40によるシート束の移動を妨げない退避位置に移動している。そして、グリッパーユニット40によってステープル位置に移動したシート束は、ここでステープルユニット41によってその端部に綴じ処理が施される。なお、綴じ処理はシート束の一辺に綴じ処理を施す端綴じ処理とシートの搬送方向端部の所定の2個所以上に綴じ処理を施す複数個所綴じ処理が可能である。このため、ステープルユニット41は、ガイドレール43に沿って移動し、端綴じ処理と複数個所綴じ処理のいずれか1つの綴じ処理を実行する。
綴じ処理が施されたシート束は、再びグリッパーユニット40のグリップアーム44で把持される。そして、シート排出手段としてのグリッパーユニット40はシート束をグリップアーム44で把持した状態で、シートを排出する方向、即ち積載部10側に移動する。これによって、シート束は積載部10側に押し出されるように移動する。そして、処理トレイ14の下流に存在するシート排出口100からシート束を排出し、積載部10に積載する。シート束を積載部10に移動させると、グリッパーユニット40は、そのグリップアーム44によるシート束の把持を解除し、ストッパー部材31とステープル位置との中間位置に移動し、次のシート束の処理まで待機する。
次に、積載部10について、図2、5、6を用いて説明する。前述の処理トレイ14の下流に配置される積載部10は、シート積載手段である複数のスタックトレイを有する。本実施形態では、第1のスタックトレイ50と第2のスタックトレイ51とを有し、処理トレイ14から排出されるシートを積載できるよう、モードに応じ選択的に接続される。このために、スタックトレイ50、51は、それぞれ後述する昇降機構Lにより昇降可能とされている。このうちの第1のスタックトレイ50は、サドルユニット(シート束折りユニット)53により折り処理された折りシート、或は、シート排出口100から排出されるシートを積載収納するシート載置面50aを備えている。また、第1のスタックトレイ50内に設けたサドルユニット53は、処理トレイ14と折り処理経路60との間で部揃え集積したシート束を、綴じ処理した後折り合わせて第1のスタックトレイ50のシート載置面50aに収納するように構成される。このような第1のスタックトレイ50には、シート束に綴じ処理と折り処理を施すサドルユニット53からの折りシート束と、ステープルユニット41で端綴じ又は複数個所綴じが施されたシート束が積載収納される。
また、第2のスタックトレイ51は、例えば樹脂等のモールド成形でシートを積載可能な形状に構成されて、シート排出口100から排出されるシートを積載収納するシート載置面51aを備えている。このような第2のスタックトレイ51には、主にステープルユニット41で端綴じ又は複数個所綴じが施されたシート束を収納する。なお、第1のスタックトレイ50と第2のスタックトレイ51との何れも、綴じや折りを施さないシート束も収納可能である。また、処理部9側には、第1のスタックトレイ50、第2のスタックトレイ51に積載されたシートの積載高さ位置を検出するレベルセンサ80が取り付けられている。そしてシート載置面50a又は51a上に積載されたシート量に応じて、第1のスタックトレイ50又は第2のスタックトレイ51の位置を降下させるように構成されている。
次に、昇降機構Lについて、図5、6を用いて説明する。第1及び第2のスタックトレイ50、51は、処理トレイ14に連設する処理装置Cのフレームに上下方向にそれぞれ独立に昇降自在に支持されている。このために、第1のスタックトレイ50と、第2のスタックトレイ51とは、それぞれ第1、第2の支持板71a、71bに取り付けられている。第1の支持板71aの第1のスタックトレイ50が取り付けられる面と反対側の面には、2つのピニオン73a、73bが取り付けられている。この2つのピニオン73a、73bは、水平方向に間隔を隔てて上下方向に配置されたラック72a、72bと歯合している。各ラック72a、72bは、積載部10内に設けられたトレイフレーム70に取
り付けられている。そして、ピニオン73a、73bのいずれか一方をモータ74により回転駆動することによって、ラック72a、72bに沿って第1の支持板71aが移動し、これに伴い第1のスタックトレイ50が昇降する。
また、第2のスタックトレイ51の昇降機構も第1のスタックトレイ50と同様の構成となっている。即ち、第2のスタックトレイ51を支持する第2の支持板71bの反対面に配置された2つのピニオン73c、73dを、それぞれ各ラック72a、72bに歯合させている。そして、ピニオン73c、73dの一方を図示しないモータにより回転駆動させることによって、第2のスタックトレイ51を昇降させる。
このように第1及び第2のスタックトレイ50、51を昇降自在とすることにより、例えば、図6に示すような位置に、各スタックトレイ50、51を配置する。具体的には、画像形成装置BのCPU(不図示)からの信号(シート処理モード信号)に基づいて、処理装置Cが、シート排出口100に接続するスタックトレイを選択的に変更する。まず、図6(a)では、シート排出口100から排出されるシートを、第1のスタックトレイ50のシート搬入口60aから受け取ることができる位置に各スタックトレイ50、51が移動している。また、図6(b)では、シート排出口100から排出されるシートを、第1のスタックトレイ50のシート載置面50aで受け取ることができる位置に各スタックトレイ50、51が移動している。更に、図6(c)では、シート排出口100から排出されるシートを、第2のスタックトレイ51のシート載置面51aで受け取ることができる位置に各スタックトレイ50、51が移動している。本実施形態では、図6(c)の状態とすべく、第1のスタックトレイ50をシート排出口100を通過するように、シート排出口に対して上下方向に昇降(移動)可能としている。即ち、下側に存在する第2のスタックトレイ51をシート排出口100の位置まで上昇させるべく、第1のスタックトレイ50をシート排出口100を通過させ、シート排出口100の上側まで上昇させる。
このような、第1のスタックトレイ50をシート排出口100を跨いで通過させ、シート排出口100の上側まで上昇させ、下側に存在する第2のスタックトレイ51をシート排出口100の位置まで上昇させる動作は、シート処理モード信号に基づいて行う。例えば、シート処理モードは、コピー、プリンタ、ファックス等のモードに応じてスタックトレイを切り替える。また、昇降機構Lは、画像形成装置BのCPUなどの外部からの、上述したシート処理モード信号に基づいて、処理装置CのCPU(不図示)の指示により各スタックトレイ50、51を昇降させる。なお、画像形成装置BのCPU(不図示)が直接処理装置Cを制御してもよい。
また、本実施形態の処理装置Cは、シート排出口100を開閉可能なシャッター部材であるシャッター101を備えている。このシャッター101の開閉機構について、図7ないし図11を用いて説明する。シャッター101は、処理装置Cのフレームに上下方向に移動自在に支持される。また、シャッター101は、後述する機構により、シート排出口100よりも上側で、シート排出口100を開放する開放位置{図8(a)、図11(a)}と、シート排出口100を塞ぐ塞ぎ位置{図8(b)、図11(b)}との間を昇降可能としている。このようなシャッター101は、シャッター本体101aの下方に突出する複数の突部101bを備え、塞ぎ位置では各突部101bがシート排出口100を塞ぎ、開放位置では、各突部101bがシート排出口100よりも上方に退避する。そして、塞ぎ位置では、各突部101bによりシートがシート排出口100を通過することを阻止する。一方、開放位置では、シートがシート排出口100を通過することを許容する。なお、シャッター101が塞ぎ位置に位置していても、処理装置C内と外部とを各突部101bの間を通じて空気が流れることは可能である。
このように、シャッター101を開放位置と塞ぎ位置との間で昇降可能とすべく、シャッター101に係合部である突起部102を、シフト部材30aに移動部材であるレバー部材103を、それぞれ設けている。また、図11に示すように、シャッター101のシート幅方向両端寄りには、シャッター101を上昇させる方向に付勢する付勢手段であるばね104を配置している。本実施形態では、シート幅方向片側に2個所ずつ、合計4個のばね104を設けているが、ばね104の数はこれに限らない。
このうちの突起部102は、図11に示すように、シャッター101の処理装置Cの内側面で、処理トレイ14のシート幅方向中央位置からシート幅方向にずれた位置に突出するように設けられている。
また、レバー部材103は、図10、11に示すように、シフトローラ30を支持するアーム部材33にシート排出口100に向かって突出するように設けられている。また、このレバー部材103は、アーム部材33に対する上方向の移動(回動)を所定位置で規制されるように、上下方向に移動(回動)自在に設けられると共に、付勢部材であるばね110により上方向に付勢されている。即ち、レバー部材103は、アーム部材33内にシート幅方向に配置された支持軸に回転自在に支持されている。また、アーム部材33のレバー部材103の上方には、レバー部材103の上方への回動を規制する規制部を設けている。更に、レバー部材103の先端寄り部分と処理装置Cのフレームの一部との間にばね110(図11では省略)を掛け渡し、レバー部材103を上方に付勢するようにしている。したがって、ばね110の付勢力によりレバー部材103が上方向に規制位置以上に回動すると、アーム部材33がレバー部材103と規制部との係合により上方に回動して、シフトローラ30が上昇する。一方、次述するようにレバー部材103を下方に回動させると、シフトローラ30が自重により下降する。
このレバー部材103を回動させる機構について説明する。まず、レバー部材103の上方には、昇降軸105(図11では省略)をシート幅方向に配置している。昇降軸105は、その断面を多角形に形成された支軸33a(図11では省略)を支点に回動自在に設けられている。このために、昇降軸105の両端部をアーム105aを介して支軸33aの両端部に回転自在に支持している。また、アーム105aに固定したギア106を、モータ107の動力を伝達するギア107aに噛合させている。このため、モータ107の駆動により、ギア107a及びギア106を介して、アーム105aが支軸33aを支点として回動し、昇降軸105が上下方向に回動する。本実施形態では、これらモータ107から昇降軸105を含む部分と、上述のばね110とにより昇降駆動手段を構成している。
シフト部材30aを上方に回動させる場合には、モータ107を駆動して昇降軸105を上方に回動させる。これにより、レバー部材103がばね110の付勢力により上方に回動し{図10(a)}、レバー部材103とアーム部材33の規制部との係合によりアーム部材33も上方に回動する。この結果、アーム部材33に支持されたシフトローラ30が上方に移動する{図11(a)}。一方、シフト部材30aを下方に回動させる場合には、モータ107を駆動して昇降軸105を下方に回動させる。これにより、レバー部材103がばね110の付勢力に抗して下方に回動すると共に、シフト部材30aの自重によりアーム部材33も下方に回動し、シフトローラ30が下方に移動する。シフトローラ30は、このような機構により、前述したように、処理トレイ14上のシートの上面に接触する接触位置と、シート上面から退避する退避位置との間を昇降する。なお、昇降軸105とレバー部材103とを固定しても良い。これにより、上述のばね110を省略できる。
一方、シャッター101の昇降動作時(本実施形態では下降させる際)には、シフトローラ30を、シフト移動モータ108により、プーリ及びベルト109を介して、支軸33aに沿ってシート幅方向に移動させる。そして、シフト部材30aのレバー部材103とシャッター101の突起部102とのシート幅方向の位置を整合させる。即ち、本実施形態では、シフトローラ30のシート幅方向の位置が、シートを搬送すべく接触位置に下降する場合(シート搬送時)と、シャッター101を塞ぎ位置とすべく下降させる場合(シャッター動作時)とで異なる。
この理由について説明する。まず、シフトローラ30によりシートを搬送する場合には、図7(a)に示すように、シフト部材30aは処理トレイ14のシート幅方向中央位置(鎖線位置)に存在する。この場合、突起部102は、処理トレイ14のシート幅方向中央位置からシート幅方向にずれた位置に設けられているため、レバー部材103と突起部102とのシート幅方向位置は整合しない。したがって、シャッター101を下降させる場合には、図7(b)に示すように、シフト部材30aを、シート幅方向中央位置からレバー部材103と突起部102とが整合するシャッター動作位置まで移動させている。
また、この際、シフト部材30aは退避位置まで上昇させておく。そして、この位置で、モータ107を駆動して昇降軸105を下方に回動させる。これにより、レバー部材103がばね110の付勢力に抗して下方に回動し、前述のようにシフトローラ30が下方に回動して接触位置に位置する。この状態では、シャッター101は塞ぎ位置に位置していない。このため、シートがシート排出口100を通過可能である。この状態から更に昇降軸105を回動させることにより、レバー部材103が下方に回動する{図10(b)}。そして、レバー部材103と突起部102との係合によりシャッター101が各ばね104の付勢力に抗して下降し、シート排出口100を塞ぐ{図8(b)、図11(b)}。これにより、第1のスタックトレイ50が昇降してシート排出口100を通過する場合に、シャッター101によりシート排出口を塞ぎ、第1のスタックトレイ50のシート載置面50a上のシートがシート排出口100に逆流することを防止する。
なお、各ばね104は、シャッター101を下降させる際に、シート幅方向で弾性力が偏らないように、ばね定数を異ならせている。即ち、突起部102は、シート幅方向中央位置から外れているため、上述のようにレバー部材103を介してシャッター101を下降させる場合、このレバー部材103により付勢する力がシャッター101の幅方向に均一に作用しない。この結果、各ばね104にそれぞれ作用する力が異なり、各バネ104のばね定数が全て同じであると、シャッター101を傾斜させる方向に力が作用する。このため、本実施形態では、突起部102をずらした側に存在するばね104のばね定数を、反対側のばね104のばね定数よりも大きくし、各ばね104からシャッター101に作用する付勢力がシート幅方向で均一になるようにしている。
一方、シャッター101を上昇させる場合には、モータ107を駆動して昇降軸105を上方に回動させ、レバー部材103を上方に回動させる{図10(a)}。これにより、シャッター101が各ばね104の付勢力により上昇し、開放位置に位置する{図8(a)、図11(a)}。その後、シフト部材30aを、図7(a)に示すシート搬送位置まで移動させ、次のシート搬送に備える。
なお、本実施形態では、シフト部材30aを、シャッター101の動作位置以外の例えば図7(a)に示すシート搬送位置で昇降させても、突起部102とレバー部材103とが係合することがないので、シャッター101は動作することはない。このように、シフト部材30aの位置を、シート搬送時とシャッター動作時とでシート幅方向に異ならせているのは、誤ってシャッター101が閉まることを防止するためである。例えば、シート搬送位置でシフトローラ30を設置位置まで下降させる場合に、動作不良により、昇降軸105が下方に回動し過ぎてシャッター101が閉まった場合、紙詰まりが生じてしまう。これに対して、本実施形態のように、シート搬送位置とシャッター動作位置とを異ならせれば、このような事態が生じることを防止できる。
また、本実施形態で、シフト部材30aのシート搬送位置をシート幅方向中央としているのは、シートの搬送を安定して行なうためである。したがって、上述のように、シャッター101の開閉動作は、シフト部材30aを、後処理をするためにシートに接触する位置(本実施例ではシート幅方向中央位置)からずらして行なう。但し、本実施形態のように、シフトローラ30が設置位置に位置した状態でもシャッター101が閉まらない構造の場合、シフト部材30aをシート幅方向中央位置に位置させたまま、シャッター101の開閉を行っても良い。この場合、上述の動作不良を防止するために、シート搬送時に昇降軸105の下降を規制するための規制部材を設けても良い。このようにシート幅方向中央位置でシャッター101の下降動作を行えれば、各ばね104のばね定数を変える必要がない。
本実施形態によれば、シフトローラ30を昇降させるレバー部材103を下降させることにより、レバー部材103と突起部102との係合により、シャッター101を下降させることができる。このため、シフトローラ30の昇降とシャッター101の下降とを行なう機構を共通化でき、シャッター部材を有する構造でも、装置の大型化を抑制でき、低コスト化を図れる。即ち、レバー部材103は、モータ107により回動する昇降軸105と、ばね110とにより上下方向に移動可能である。そして、このレバー部材103の上下方向の移動により、シフトローラ30の昇降とシャッター101との下降とを行なえる。また、シャッター101の上昇は、ばね104の付勢力により行なわれる。このため、前述の特許文献1に記載された構造のように、電磁クラッチやアイドラギア等の高価な部品が必要なく、装置の低コスト化を図れる。また、このような部品を設ける場合と異なり、レバー部材103や突起部102によりスペースが嵩むことは殆どなく、装置の大型化を抑制できる。
また、シート処理装置の購入時に、オプションで複数のトレイを選べるようにする場合があるが、特許文献1に記載された構造の場合、シャッターの追加に伴い、別途、上述の各部材を設置する必要があり、コストが高くなることが避けられない。また、このような各部材の設置を行なう分、設置時間が長くなり、効率的ではない。これに対して本実施形態の場合、突起部102を有するシャッター101を設置するだけで、新たに設置する部材はない。即ち、レバー部材103は、シフトローラ30の昇降に使用するため、予め設置されている。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の
変形が可能である。例えば、上述の説明では、レバー部材103をアーム部材33に回動自在に支持しているが、このレバー部材103をアーム部材33に回動不能に支持しても良い。この場合、シフトローラ30が設置位置となる状態で、シャッター101が塞ぎ位置となる。即ち、シフトローラ30の下降に同期してシャッター101も下降する。なお、この場合、レバー部材103と突起部102との係合に基づき、シャッター101を上昇させる各ばね104の付勢力により、シフトローラ30も上昇させることができるため、ばね110を省略することもできる。また、この構造の場合には、シフトローラ30のシート幅方向位置を、シート搬送時とシャッター動作時とでずらす必要がある。
また、シャッター101の突起部102(係合部)とレバー部材103(移動部材)との係合は、上述のような構成に限らない。例えば、係合部と移動部材との何れか一方をシート幅方向に平行な溝部とし、他方をこの溝内に進入可能な突部とする。これにより、溝部と突部との係合により、移動部材の昇降動作に連動してシャッター101の昇降動作を行うことができる。このため、各ばね104とばね110との何れか一方を省略することもできる。また、この構造で、例えば、レバー部材103と昇降軸105とを固定する等、移動部材の上下動をモータ等のアクチュエータの動力のみにより行なえば、何れのばね104、110を省略することもできる。
また、レバー部材103を省略して、アーム部材33を直接上下方向に駆動するようにしても良い。この場合、アーム部材33に突部を設け、シャッター101の突起部102と係合させる。この構造の場合、アーム部材33が移動部材となる。
14・・・処理トレイ(処理トレイ)
30・・・シフトローラ(シート移動手段)
30a・・・シフト部材(シート移動手段)
33・・・アーム部材(シート移動手段)
100・・・シート排出口(シート排出口)
101・・・シャッター(シャッター部材)
101a・・・シャッター本体(シャッター部材)
101b・・・突部(シャッター部材)
102・・・突起部(係合部)
103・・・レバー部材(移動部材)
104・・・ばね
105・・・昇降軸(昇降駆動手段)
105a・・・アーム(昇降駆動手段)
106・・・ギア(昇降駆動手段)
107・・・モータ(昇降駆動手段)
107a・・・ギア(昇降駆動手段)
110・・・ばね(昇降駆動手段)
C・・・シート処理装置(シート処理装置)

Claims (4)

  1. 搬送されるシートを処理するための処理トレイと、
    該処理トレイ上のシートに接触する接触位置と、シートから退避する退避位置との間を昇降可能で、該接触位置で前記処理トレイ上のシートを移動させるシート移動手段と、
    前記処理トレイからシートを排出するシート排出口と、
    前記シート排出口を開放する開放位置と、該シート排出口を塞ぐ塞ぎ位置との間を昇降可能なシャッター部材と、
    前記シート移動手段を昇降させるための昇降駆動手段と、
    前記シート移動手段に設けられ、該昇降駆動手段により駆動されることにより下方向に移動する移動部材と、
    前記シャッター部材に設けられ、前記移動部材と係合する係合部と、を備え、
    前記シャッター部材は、前記移動部材が設けられた前記シート移動手段の下降動作に伴い、前記係合部と前記移動部材とが係合することにより、前記開放位置から前記塞ぎ位置まで下降し、
    前記シート移動手段は、シート幅方向に移動可能であり、
    前記シート移動手段の前記シート幅方向の位置が、シートを搬送するために前記接触位置に下降する場合と、前記シャッター部材を前記塞ぎ位置とするために下降させる場合とで異なることを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記移動部材は、前記シート移動手段に対する上方向の移動を所定位置で規制されるように、上下方向に移動自在に前記シート移動手段に設けられ、
    該移動部材を、前記接触位置に移動した前記シート移動手段に対して更に下降させることにより、前記シャッター部材を下降させることを特徴とする、請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記シート移動手段は、前記シート幅方向に移動することによってシートを前記シート幅方向に移動させることが可能であることを特徴とする、請求項1又は2に記載のシート処理装置。
  4. 前記シート排出口からシートを排出するシート排出手段と、
    該シート排出手段により排出されたシートを積載し、前記シート排出口を跨いで上下方向に通過可能なスタックトレイと、を備え、
    前記シャッター部材が、前記移動部材の下降動作に伴い、前記開放位置から前記塞ぎ位置まで下降して前記シート排出口を塞いだ後、シートを積載した前記スタックトレイが、前記シート排出口を通過することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
JP2009212457A 2009-09-14 2009-09-14 シート処理装置 Expired - Fee Related JP5441112B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212457A JP5441112B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 シート処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009212457A JP5441112B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 シート処理装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011057441A JP2011057441A (ja) 2011-03-24
JP2011057441A5 JP2011057441A5 (ja) 2012-10-25
JP5441112B2 true JP5441112B2 (ja) 2014-03-12

Family

ID=43945544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009212457A Expired - Fee Related JP5441112B2 (ja) 2009-09-14 2009-09-14 シート処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5441112B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5652425B2 (ja) 2012-04-12 2015-01-14 コニカミノルタ株式会社 用紙処理装置及び画像形成システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6334691A (ja) * 1986-07-29 1988-02-15 株式会社東芝 紙葉類取引装置
JP4748569B2 (ja) * 2005-04-28 2011-08-17 キヤノンファインテック株式会社 トレイ装置、シート処理装置、および画像形成装置
JP2007091370A (ja) * 2005-09-27 2007-04-12 Canon Finetech Inc シート処理装置および画像形成装置
JP2007099463A (ja) * 2005-10-05 2007-04-19 Canon Finetech Inc シート処理装置、画像形成装置、およびトレイ装置
JP2008120533A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Canon Finetech Inc シート処理装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011057441A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7258339B2 (en) Sheet processing device with sheet lift preventing member and image forming apparatus having the same
JP5444999B2 (ja) 画像処理装置及び画像形成装置
JP4593515B2 (ja) シート状媒体処理装置および画像形成システム
JP2006306522A (ja) シート処理装置
JP5993706B2 (ja) シート収納装置
JP4810277B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP6283650B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム
US8433236B2 (en) Paper processing apparatus and image forming apparatus
JP4598715B2 (ja) シート状媒体処理装置および画像形成システム
JP2006312547A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4891422B2 (ja) シート状媒体処理装置及び画像形成システム
JP5441112B2 (ja) シート処理装置
JP2013160797A (ja) 画像形成システム
JP2013023359A (ja) シート積載装置および後処理装置
JP5799652B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP3857012B2 (ja) シート状媒体処理装置
JP2011256031A (ja) シート処理装置
JP2009173402A (ja) シート後処理装置
JP7536492B2 (ja) シート排出装置、シート処理装置及び画像形成システム
JP4955794B2 (ja) シート状媒体処理装置及び画像形成システム
JP4885294B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5948968B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP5858811B2 (ja) シート後処理装置
JP2023045246A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP6321618B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130925

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131210

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131211

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5441112

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees