JP2017040103A - トンネル天井面研掃装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、スピーディーに且つ効率良く研掃することのできるトンネル天井面研掃装置を提供する。【解決手段】運搬車両50の荷台51に積み込んで用いるトンネル天井面研掃装置10であって、ベースフレーム部11と、ベースフレーム部11に支持させて昇降可能に設けられた昇降フレーム部12,13と、昇降フレーム部12,13を昇降させる昇降機14と、ガイド支柱部17と、上段昇降フレーム部13の上面部に配置され移動レール部18に沿って移動可能に設けられた乾式研掃機30と、上段昇降フレーム部13の先端部分及び後端部分に取り付けられて、道路トンネルの天井面との接触を検出する距離センサー19と、ベースフレーム部12の4箇所の角部分から、荷台51の外側に張り出し可能に設けられたアウトリガー部20とを含んで構成される。【選択図】図1

Description

本発明は、トンネル天井面研掃装置に関し、特に、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、乾式研掃機を用いて研掃するためのトンネル天井面研掃装置に関する。
例えば、首都高速道路やその他の道路には、ボックスカルバート型の道路トンネルが多数構築されており、そのうちの多くが、供用開始から30年以上経過している。このため、古くなった道路トンネルに対して、コンクリート片の剥落防止等を含む種々の補修工事が行なわれている。ボックスカルバート型の道路トンネルの補修工事として、トンネルの壁面の表面処理作業(下地調整工)を行なう場合、このような表面処理作業は、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、道路を規制しながら実施するのが一般的であることから、限られた時間内に、スピーディーに効率良く作業を行えるようにすることが望ましい。
また、コンクリートによる壁面の表面処理作業は、ウォータージェットを用いた研掃装置を使用して、コンクリートの表面を研掃することにより行なうのが一般的である(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開2000−141354号公報 特開2005−254156号公報
しかしながら、ウォータージェットを用いた研掃装置を使用して、ボックスカルバート型の道路トンネルの壁面の表面処理作業を行なう場合、多量の水が発生することになるため、道路を供用した状態で作業を行うことは難しくなるばかりか、特に道路トンネルの天井面に対しては、従来のウォータージェットを用いた研掃装置を使用して作業を行うことは困難である。
また、例えば公知の乾式の研掃装置を使用して、人手を介してボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を研掃しようとすると、上を向いたままの作業になるため苦渋作業になるばかりか、多くの労力を必要として、効率良く作業を行うことは困難である。
さらに、ボックスカルバート型の道路トンネルは、道路に縦断勾配がある場合には、天井面もまた、同様の縦断勾配で傾斜した状態で構築されていることから、このようなボックスカルバート型の道路トンネルに特有の形態を考慮して、ボックスカルバート型の道路トンネル天井面を、効率良く研掃できるようにする新たな装置を開発することが望まれている。
本発明は、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、スピーディーに且つ効率良く研掃してゆくことのできるトンネル天井面研掃装置を提供することを目的とする。
本発明は、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、乾式研掃機を用いて研掃するための、運搬車両の荷台に積み込んで用いるトンネル天井面研掃装置であって、矩形の平面形状を備えるベースフレーム部と、該ベースフレーム部に支持させて昇降可能に設けられた、矩形の平面形状を備える昇降フレーム部と、前記昇降フレーム部を昇降させる、少なくとも前部及び後部に設けられた昇降機と、前記昇降フレーム部の昇降を案内するガイド支柱部と、前記昇降フレーム部の上面部に取り付けられた移動レール部によって、前記昇降フレーム部の矩形の平面形状の長辺方向及び短辺方向に移動可能に設けられた前記乾式研掃機と、前記昇降フレーム部の先端部分及び後端部分に取り付けられて、前記天井面との離れ又は前記天井面との接触を検出する距離センサーと、前記ベースフレーム部の4箇所の角部分から、前記荷台の外側に張り出し可能に設けられ、下端接地部を路面に接地させた状態で伸縮ジャッキを伸縮することにより、ベースフレーム部の高さを調整するアウトリガー部とを含んで構成され、前記運搬車両を前記天井面の研掃箇所に移動して、前記アウトリガー部により前記ベースフレーム部が水平又は略水平となるように調整した後に、前記昇降機により前記昇降フレーム部を昇降させることで、前記昇降フレーム部が前記天井面の縦断勾配に沿って当該天井面と平行又は略平行に配置されるように調整し、前記乾式研掃機を前記移動レール部に沿って前後左右に移動させながら、前記天井面を研掃するトンネル天井面研掃装置を提供することにより、上記目的を達成したものである。
そして、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記ガイド支柱部が、矩形の平面形状を備える前記ベースフレーム部及び矩形の平面形状を備える前記昇降フレーム部の、4箇所の角部分に配置されて、前記ベースフレーム部から立設して設けられていることが好ましい。
また、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記ガイド支柱部が、内側筒体と外側筒体とを備えており、前記内側筒体に対して前記外側筒体をスライド移動させることで伸縮して、前記昇降フレーム部の昇降を案内するようになっていることが好ましい。
さらに、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記昇降フレーム部が、下段昇降フレーム部と、上段昇降フレーム部とからなる2段構造を有しており、前記昇降機は、前記ベースフレーム部と前記下段昇降フレーム部との間に介在して取り付けられた下段昇降機と、前記下段昇降フレーム部と前記上段昇降フレーム部との間に介在して取り付けられた、少なくとも前部及び後部に設けられた上段昇降機とを含んで構成されていることが好ましい。
さらにまた、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記ガイド支柱部が、内側筒体と外側筒体とを備えており、前記内側筒体は、前記ベースフレーム部から立設して取り付けられていると共に、前記外側筒体は、前記下段昇降フレーム部に固定されて取り付けられており、前記内側筒体に対して前記外側筒体をスライド移動させることで伸縮して、前記下段昇降フレーム部の昇降を案内するようになっていることが好ましい。
また、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記上段昇降フレーム部が、前記下段昇降フレーム部に取り付けられた前記外側筒体に案内されて昇降するようになっていることが好ましい。
さらに、本発明のトンネル天井面研掃装置は、前記上段昇降フレーム部が、前記外側筒体に案内されて上昇する前の状態で、前記外側筒体の上端部よりも下方に配置されていることが好ましい。
本発明のトンネル天井面研掃装置によれば、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、スピーディーに且つ効率良く研掃してゆくことができる。
本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル天井面研掃装置の略示側面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル天井面研掃装置の略示平面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル天井面研掃装置の略示後面図である。 ベースフレーム部の構成を説明する図1のA−Aに沿った略示断面図である。 下段昇降フレーム部の構成を説明する図1のB−Bに沿った略示断面図である。 上段昇降フレーム部の構成を説明する図1のC−Cに沿った略示断面図である。 上段昇降フレーム部の構成を説明する図6のD−Dに沿った略示断面図である。 移動レールが取り付けられた上段昇降フレーム部の略示上面図である。 乾式研掃機の(a)は側面図、(b)は後面図、(d)は平面図である。 距離センサーの構成を説明する、図7のE部拡大断面図である。 アウトリガー部及びガイド支柱部の構成を説明する、(a)は部分破断略示側面図、(b)は(a)のF−Fに沿った略示断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル天井面研掃装置の搬送時の状態を示す略示側面図である。 天井面の研掃箇所において研掃作業を行っている状態を説明する説明図である。 上段昇降フレーム部が道路トンネルの天井面の縦断勾配に沿って当該天井面と平行又は略平行に配置された状態を示す部分略示側面図である。
図1〜図3に示す本発明の好ましい一実施形態に係るトンネル天井面研掃装置10は、運搬車両50として、例えば4tトラックの荷台51に積み込んで用いられ、例えば供用開始から30年以上経過して古くなったボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、乾式研掃機30によって研掃するための装置として使用される。本実施形態のトンネル天井面研掃装置10は、運搬車両50により天井面の研掃箇所までスピーディーに移動させることができ、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、効率良くボックスカルバート型の道路トンネルの天井面の研掃作業を行えるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10は、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、乾式研掃機30を用いて研掃するための、運搬車両50の荷台51に積み込んで用いる研掃装置であって、矩形の平面形状を備えるベースフレーム部11と、ベースフレーム部11に支持させて昇降可能に設けられた、矩形の平面形状を備える昇降フレーム部12,13と、昇降フレーム部12,13を昇降させる、少なくとも前部及び後部に設けられた昇降機14,15,16と、昇降フレーム部12,13の昇降を案内するガイド支柱部17と、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13の上面部に取り付けられた移動レール部18によって、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13の矩形の平面形状の長辺方向及び短辺方向に移動可能に設けられた乾式研掃機30と、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13の先端部分及び後端部分に取り付けられて、道路トンネルの天井面との離れ又は天井面との接触を検出する距離センサー19と、ベースフレーム部11の4箇所の角部分から、荷台51の外側に張り出し可能に設けられ、下端接地部20aを路面52に接地させた状態で伸縮ジャッキ21(図3参照)を伸縮することにより、ベースフレーム部11の高さを調整するアウトリガー部20とを含んで構成されている。
運搬車両50を道路トンネルの天井面の研掃箇所に移動して、アウトリガー部20によりベースフレーム部11が水平又は略水平となるように調整した後に、昇降機14,15,16により昇降フレーム部12,13を昇降させることで、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13が道路トンネルの天井面53の縦断勾配に沿って当該天井面53と平行又は略平行に配置されるように調整し(図14参照)、乾式研掃機30を移動レール部18に沿って前後左右に移動させながら、天井面53を研掃するようになっている。
また、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10では、昇降フレーム部12,13は、下段昇降フレーム部12と、上段昇降フレーム部13とからなる2段構造を有しており、昇降機14,15,16は、ベースフレーム部11と下段昇降フレーム部12との間に介在して取り付けられた下段昇降機14(図1参照)と、下段昇降フレーム部12と上段昇降フレーム部13との間に介在して取り付けられた、少なくとも前部及び後部に設けけられた上段昇降機15,16(図2、図3参照)とを含んで構成されている。
さらに、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10では、ガイド支柱部17は、矩形の平面形状を備えるベースフレーム部11及び矩形の平面形状を備える昇降フレーム部12,13の、4箇所の角部分に配置されて(図2参照)、ベースフレーム部11から立設して設けられている。ガイド支柱部17は、内側筒体17aと外側筒体17bとを備えており、内側筒体17aに対して外側筒体17bをスライド移動させることで伸縮して、昇降フレーム部12,13の昇降を案内するようになっている。
さらにまた、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10では、内側筒体17aは、ベースフレーム部11から立設して取り付けられていると共に、外側筒体17bは、下段昇降フレーム部12に固定されて取り付けられており、内側筒体17aに対して外側筒体17bをスライド移動させることで伸縮して、下段昇降フレーム部12の昇降を案内するようになっている。上段昇降フレーム部13は、下段昇降フレーム部12に取り付けられた外側筒体17bに案内されて昇降するようになっている。
本実施形態のトンネル天井面研掃装置10によって天井面53が研掃される、ボックスカルバート型の道路トンネルは、例えば現場打ちコンクリートやプレキャストコンクリートによる公知の工法を用いて形成された、中空の矩形断面形状を有するトンネルである。ボックスカルバート型の道路トンネルは、中空の矩形断面形状の底部に形成される道路の路面に縦断勾配がある場合には、天井面53もまた、同様の又は略同様の縦断勾配を備えるように、天井面53をトンネルの延設方向に傾斜させた状態で構築されている(図14参照)。ボックスカルバート型の道路トンネルは、中空の矩形断面形状の底部に形成される道路の路面に横断勾配がある場合には、天井面53は同様の横断勾配を備えることなく、好ましくは横断方向に水平又は略水平に天井面53が形成された状態で構築されている。
本実施形態では、運搬車両50は、トンネル天井面研掃装置10を積み込むのに十分な広さの荷台51を備える車両として、例えば4tトラックや、その他の道路トンネルを走行することが可能な大きさの、公知の種々の運搬車両を用いることができる。運搬車両50には、トンネル天井面研掃装置10の他、制御盤54や、エア機器、発電機、集塵機、コンプレッサー等を積み込むこともできる。1台の運搬車両50に、これらの装置や機器を全て積み込むことができない場合には、図13に示すように、例えば2tトラックによる補助運搬車両55を使用して、例えば発電機56a、集塵機56b、コンプレッサー56c等を積み込んだ状態で、天井面53の研掃箇所まで搬送し、天井面53の研掃箇所では、これらの機器とトンネル天井面研掃装置10とを、例えばワンタッチ継手やカムロックやコネクター等の接続手段57を用いて接続して、天井面の研掃作業を行うようになっている。
本実施形態のトンネル天井面研掃装置10を構成するベースフレーム部11は、例えば溝形鋼や山形鋼等を組み付けることにより形成され、運搬車両50の荷台51に納まる大きさとして、例えば左右方向Yの幅が2000mm、前後方向Xの長さが3500mm程度の大きさの、矩形の平面形状を有している。ベースフレーム部11は、本実施形態では、運搬車両50の荷台51に載置される下段ベースフレーム部11aと、上段ベースフレーム部11bとからなる、2段構造を備えている。これらの下段ベースフレーム部11aと上段ベースフレーム部11bは、例えば周方向に間隔をおいて立設して配置された複数本の連結縦フレーム(図示せず)を介して、例えば上下方向に450mm程度の間隔を置いた状態で、一体として連結されることで、例えば700mm程度の高さの、2段構造の骨組み形状のベースフレーム部11を形成している。
ベースフレーム部11には、図4にも示すように、4箇所の角部分の内側に各々配置されて、後述するガイド支柱部17の内側筒体17aが、下段ベースフレーム部11a及び上段ベースフレーム部11bに下端部分を支持させて(図1参照)、立設した状態で固定されている。また、ベースフレーム部11には、4箇所の角部分の外側に各々配置されて、後述するアウトリガー部20が、各々の角部分から外側に張り出して設けられた回転支持円柱部22に、回転可能に支持された状態で設けられている(図1〜図3参照)。さらに、ベースフレーム部11には、上段ベースフレーム部11bの内側に適宜設けられた支持プレート11cや支持梁11dに支持させて(図4参照)、下段昇降機14の下部固定部14aが固定されていたり、下段昇降機14の上部伸縮部14bを伸縮させるための、伸縮駆動機構40が取り付けられている。伸縮駆動機構40は、一台の駆動モータ40aを用いて、4箇所の下段昇降機14を、同時に、同じ高さで昇降させることが可能な機構となっている。
ベースフレーム部11に支持させて昇降可能に設けられた昇降フレーム部12,13は、本実施形態では、上述のように、下段昇降フレーム部12と、上段昇降フレーム部13とからなる2段構造を有している。下段昇降フレーム部12は、例えば溝形鋼や山形鋼等を組み付けることにより形成され、ベースフレーム部11と同様の、例えば左右方向の幅が2000mm程度、前後方向の長さが3500mm程度の大きさの、矩形の平面形状を備えている。
下段昇降フレーム部12には、図5にも示すように、4箇所の角部分の内側に各々配置されて、後述するガイド支柱部17の外側筒体17bが、当該下段昇降フレーム部12に固定されて、上方に立設した状態で取り付けられている。また、下段昇降フレーム部12には、当該下段昇降フレーム部12の内側に適宜設けられた支持プレート12cや支持梁12dに支持させて、上段昇降機15,16の下部固定部15a,16aが固定されていたり、上段昇降機15,16の上部伸縮部15b,16bを伸縮させるための、伸縮駆動機構41が取り付けられている。上段昇降機15,16は、下段昇降フレーム部12の前部及び後部に各々一対づつ設けられている。伸縮駆動機構41は、前部の上段昇降機15と後部の上段昇降機16とを、別々の駆動モータ41aを用いて、異なる高さで個別に昇降させることが可能な機構となっている。前部の上段昇降機15を後部の上段昇降機16よりも多く伸縮させたり、後部の上段昇降機16を前部の上段昇降機15よりも多く伸縮させたりすることによって、下段昇降フレーム部12に対して上段昇降フレーム部13を、傾斜させることができるようになっている(図14参照)。ベースフレーム部11に固定された下段昇降機14の直上部分に配置された支持プレート12cの下面側には、下段昇降機14の上部伸縮部14bの上端接合部14c(図1参照)が接合されており、これにより下段昇降フレーム部12を、下段昇降機14の上部伸縮部14bの伸縮によって、ベースフレーム部11に対して上下に昇降させることができるようになっている。
上段昇降フレーム部13は、例えば溝形鋼や山形鋼等を組み付けることにより形成され、図6及び図7に示すように、本体フレーム部13aと、本体フレーム部13aの長さ方向(前後方向X)の両側の端部に、回転可能に各々連結された回転フレーム部13bとを含んで構成されている。本体フレーム部13aは、左右方向Yの幅が下段昇降フレーム部12の幅と同様の、例えば2000mm程度、前後方向Xの長さが下段昇降フレーム部12の長さよりも短い、例えば2500mm程度の大きさの、矩形の平面形状を備えている。本体フレーム部13aを形成する、長さ方向(前後方向X)の両端部の短辺部分に設けられた端部溝形鋼13eの上端面と、これらの端部溝形鋼13eの中間部分にこれらと平行に延設して設けられた中間部溝形鋼13fの上端面には、各々、後述する移動レール部18を構成する左右方向レール部材18aが敷設されている。
回転フレーム部13bは、各々、左右方向Yの幅が本体フレーム部13aの幅と同様の、例えば2000mm程度、前後方向Xの長さが本体フレーム部13aの長さよりも短い、例えば500mm程度の大きさの、横長の矩形の平面形状を備えている。これによって上段昇降フレーム部13は、全体として、下段昇降フレーム部12と同様の、例えば左右方向Yの幅が2000mm程度、前後方向Xの長さが3500mm程度の大きさの、矩形の平面形状を備えることになる。
回転フレーム部13bは、両端部に雄ネジ部が形成された回転軸部材42を、本体フレーム部13の長さ方向の両端部分から外側に張り出して設けられた張出し部43aを有する複数のリブプレート43の、当該張出し部43aに形成された挿通孔に挿通すると共に、回転軸部材42の両端部を、左右方向Yの最も外側に設けられた両側のリブプレート43に各々締着することによって、本体フレーム部13aの前後方向の両端部に、回転可能に連結された状態で各々取り付けられている。
回転フレーム部13bには、これの左右方向Yの両端部の内側に配置されて、例えば正方形の枠形状を備える筒体取付枠部13cが、各々形成されている。筒体取付枠部13cの内側には、下段昇降フレーム部12に固定されたガイド支柱部17の外側筒体17bの、正方形の外周断面形状と略同様の、正方形の内周断面形状を備えるスライド筒体13dが、一体として取り付けられている。スライド筒体13dは、ガイド支柱部17の外側筒体17bを内側に挿通させた状態で、外側筒体17bに装着されていることで、外側筒体17bの外周面に沿って上下にスライド移動することができるようになっている。これによって上段昇降フレーム部13を、下段昇降フレーム部12に取り付けられた外側筒体17bに案内させて、上下に昇降させることができるようになっている。
また、回転フレーム部13bには、左右方向Yの両端部の筒体取付枠部13cの内側に各々隣接して、支持プレート13gが、下段昇降フレーム部12に固定された上段昇降機15,16の直上部分に配置されて取り付けられている。これらの支持プレート13gの下面には、前部の上段昇降機15や後部の上段昇降機16の、上部伸縮部15b,16bの上端接合部15c,16cが、各々接合されている。これにより、前部の上段昇降機15や後部の上段昇降機16の上部伸縮部15b,16bを伸縮させることによって、回転フレーム部13bと共に本体フレーム部13aを、上下に昇降させることができるようになっている。
上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13の上面部に取り付けられた移動レール部18は、図8に示すように、乾式研掃機30を左右方向(幅方向)Yに移動させる左右方向レール部材18aと、乾式研掃機30を前後方向(長さ方向)Xに移動させる前後方向レール部材18bとを含んで構成されている。左右方向レール部材18aは、上述のように、本体フレーム部13aを形成する一対の端部溝形鋼13e及び中間部溝形鋼13fの上端面に敷設されて、本体フレーム部13aの幅方向に平行に延設して3列に設けられている。左右方向レール部材18aの上には、前後方向レール部材18bを敷設した横行フレーム部46が、左右方向Yに走行移動可能に載置されている。
横行フレーム部46は、図1〜図3にも示すように、例えば溝形鋼や山形鋼等を組み付けることにより形成され、例えば左右方向Yの幅が600mm程度、前後方向Xの長さが下段昇降フレーム部12の長さよりも若干長い、例えば3700mm程度の大きさの、前後方向Xに縦長の矩形の平面形状を備えている。横行フレーム部46を形成する、左右一対の長辺部分に配置された長辺部溝形鋼46aの上端面には、前後方向レール部材18bが各々敷設されている。前後方向レール部材18bの上には、乾式研掃機30が、前後方向Xに走行移動可能に載置されている。
また、横行フレーム部46には、当該横行フレーム部46を上段昇降フレーム部13の上面部に敷設された左右方向レール部材18aに沿って走行移動させるための、走行車輪46bや走行駆動装置46c(図1〜図3参照)が取り付けられている。移動レール部18は、本実施形態では、左右方向レール部材18a及び前後方向レール部材18bの他、横行フレーム部46や、走行車輪46b、走行駆動装置46c等を含んで構成されている。
移動レール部18によって、上段昇降フレーム部13の長辺方向(前後方向X)及び短辺方向(左右方向Y)に移動可能に設けられた乾式研掃機30は、図9(a)〜(c)に示すように、走行基台部31と、走行基台部31との間にロードセル32を介在させて走行基台部31の上方に配置された中間プレート部33と、中間プレート部33との間にエアシリンダー34を介在させて中間プレート部33のさらに上方に配置された研掃機取付けプレート35と、研掃機取付けプレート35に支持されて取り付けられた研掃機本体36とを含んで構成される。走行基台部31の4箇所の角部分から上方に立設して、ガイドシャフト37が設けられており、これらのガイドシャフト37に、研掃機取付けプレート35の4箇所の角部分に設けられたリニアブッシュ38を各々装着することによって、これらのガイドシャフト37やリニアブッシュ38にガイドさせて、研掃機取付けプレート35を、エアシリンダー34の伸縮に伴って、安定した状態で上下に昇降させることができるようになっている。
研掃機本体36は、コンクリートの床面等を研掃して平坦な作業面を形成することが可能な、公知の種々の研削機に、適宜改良を加えることによって用いることができる。このような研削機として、例えば商品名「新型トルネード」(CRT株式会社製)を好ましく用いることができる。研掃機本体36は、切削ディスク36aや、吸引集塵装置36bや、駆動モータ36c等を備えている。また、切削ディスク36aの周囲を囲むようにして、可撓性を備えるヘラ部材やブラシ状部材等からなる飛散防止部材(図示せず)が設けられている。これによって、切削ディスク36aを上向きにした状態で、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面に押し付けて研削する際に生じる粉塵が、研掃機本体36の外に漏れ出るのを、効果的に回避することが可能になる。研掃機本体36に接続して、排出管49が設けられている(図1、図2参照)。
乾式研掃機30の走行基台部31には、横行フレーム部46の長辺部溝形鋼46aの上端面に敷設された前後方向レール部材18bに沿って乾式研掃機30を走行移動させるための、走行車輪31aや走行駆動装置31bが取り付けられている。これによって、乾式研掃機30は、横行フレーム部46の上面部に敷設された前後方向レール部材18bに沿って、上段昇降フレーム部13の長辺方向に走行移動できるようになっていると共に、横行フレーム部46を上段昇降フレーム部13の上面部に敷設された左右方向レール部材18aに沿って走行移動させことで、上段昇降フレーム部13の短辺方向にも移動できるようになっている。
乾式研掃機30の中間プレート部33と研掃機取付けプレート35との間に介在して伸縮可能に配置されたエアシリンダー34は、研掃機取付けプレート35の前部と後部に各々取り付けられており、走行基台部31と中間プレート部33との間に介在するロードセル32によって計測される、研掃機本体36による道路トンネルの天井面への押付け力が、例えば0.3〜0.9Mpaとなるように、研掃機取付けプレート35を昇降させた状態で、研掃機本体36の切削ディスク36aを天井面に押し付けることができるようになっている。研掃機取付けプレート34を昇降させるシリンダー部材として、エアシリンダー34を用いたことにより、道路トンネルの天井面に存在する例えば±40mm程度の凹凸に追随させて、これらの凹凸を吸収することが可能になる。
本実施形態では、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13の先端部分及び後端部分に取り付けられて、道路トンネルの天井面との離れ又は天井面との接触を検出する距離センサー19は、例えば天井面との接触を検出する接触式のセンサーとなっている。距離センサー19は、図1、図3、及び図7に示すように、上段昇降フレーム部13の回転フレーム部13bの左右方向Yの両側の端部から各々前後方向Xに張り出して設けられた、張出し支持プレート47の先端部分から立設する立設ロッド48の先端部に取り付けられることで、乾式研掃機30の研掃機本体36の切削ディスク36aと同様の高さ位置に配置されて、上段昇降フレーム部13の先端部分及び後端部分に各々一対づつ、合計4箇所に設けられている。
距離センサー19は、図10に示すように、バネ部材19bにより上方に付勢された状態で設けられたセンサー本体19aや、リミットスイッチ19c、スイッチアジャスター19d等を含んで構成される公知のセンサーであって、センサー本体19aがバネ部材19bによる付勢力に抗して押し込まれることで、天井面との接触を検出できるようになっている。また、距離センサー19として、接触式のセンサーの他、例えば天井面に向けて電磁波を放射した際の反射波を検知することで、道路トンネルの天井面との離れを検出することが可能な、公知の各種の非接触式のセンザーを用いることもできる。距離センサー19として、非接触式のセンサーを用いる場合には、距離センサー19を、乾式研掃機30の研掃機本体36の切削ディスク36aと同様の高さ位置に配置する必要がなくなる。距離センサー19は、後述するように、上段昇降フレーム部(昇降フレーム部)13が、道路トンネルの天井面の縦断勾配に沿って当該天井面と平行又は略平行に配置されるように調整する際に用いられる。
本実施形態では、昇降フレーム部12,13の昇降を案内するガイド支柱部17は、上述のように、ベースフレーム部11から立設して取り付けられた内側筒体17aと、下段昇降フレーム部12に固定されて取り付けられた外側筒体17bとを含んで構成されている。図1〜図3、及び図11に示すように、内側筒体17aは、例えば5mm程度の肉厚を有し、1辺が例えば250mm程度の大きさの正方形の中空断面形状を有する角筒形状の鋼管部材からなる。内側筒体17aは、例えば1800mm程度の長さを有している。内側筒体17aは、ベースフレーム部11の4箇所の角部分の内側部分において、下段ベースフレーム部11a及び上段ベースフレーム部11bに跨るようにして下端部分をこれらのフレームに支持させて(図11参照)、立設した状態で固定されている。内側筒体17aは、これの上方部分を、上段ベースフレーム部11bから例えば1100mm程度の高さで突出させた状態で、ベースフレーム部11の4箇所の角部分に各々取り付けられている。
外側筒体17bは、例えば4.5mm程度の肉厚を有し、内側に内側筒体17aを摺動可能に挿通できる大きさとして、1辺が例えば277mm程度の大きさの正方形の中空断面形状を有する角筒形状の鋼管部材からなる。外側筒体17bは、例えば1300mm程度の長さを有している。外側筒体17bは、下段昇降フレーム部12の4箇所の角部分の内側部分において、当該下段昇降フレーム部12に固定されて、上方及び下方に延設した状態で取り付けられている。外側筒体17bは、下方部分を、下段昇降フレーム部12から下方に例えば270mm程度の長さで突出させると共に、上方部分を、下段昇降フレーム部12から上方に例えば960mm程度の高さで立設させた状態で固定されている。
外側筒体17bは、内側に内側筒体17aを挿通しつつ、内側筒体17aの上方から内側筒体17aの外側を覆うようにして装着されることで、内側筒体17aと共に2重の筒状部分を形成する。これによって、ガイド支柱部17は、ベースフレーム部11と下段昇降フレーム部12との間に介在して取り付けられた下段昇降機14(図1参照)の伸縮に伴って、内側筒体17aに対して外側筒体17bをスライド移動させることで伸縮して、下段昇降フレーム部12の昇降を案内できるようになっている。
また、本実施形態では、上述のように、4箇所の角部分に設けられた外側筒体17bにおける、下段昇降フレーム部12から上方に立設する上方部分には、各々、上段昇降フレーム部13の回転フレーム部13bの筒体取付枠部13cに取り付けられたスライド筒体13dが、上下にスライド移動可能に装着されている。スライド筒体13dは、本実施形態では、例えば4.5mm程度の肉厚を有し、内側に外側筒体17bを摺動可能に挿通できる大きさとして、1辺が例えば304mm程度の大きさの正方形の中空断面形状を有する角筒形状の鋼管部材からなる。スライド筒体13dは、例えば400mm程度の長さを有している。スライド筒体13dは、上段昇降フレーム部13の回転フレーム部13bにおける4箇所の角部分の内側部分において、筒体取付枠部13cに取り付けられて、下方に延設した状態で設けられている。
スライド筒体13dは、内側に外側筒体17bを挿通しつつ、外側筒体17bの上方から外側筒体17bの周囲を囲むようにして装着される。これによって、スライド筒体13dは、下段昇降フレーム部12と上段昇降フレーム部13との間に介在して取り付けられた上段昇降機15,16(図3参照)の伸縮に伴って、外側筒体17bの外周面に沿ってスライド移動することで、上段昇降フレーム部13を、下段昇降フレーム部12に取り付けられた外側筒体17bに案内させつつ、昇降させることができるようになっている。
本実施形態では、ベースフレーム部12の4箇所の角部分に設けられて、伸縮ジャッキ21を伸縮することによりベースフレーム部11の高さを調整するアウトリガー部20は、図1〜図3に示すように、運搬車両50の荷台51に積み込まれて搬送されるトンネル天井面研掃装置10の、ベース部であるベースフレーム部11から、荷台51の外側に張出し可能に設けられて、ベースフレーム部11を、水平或いは略水平に配置した状態で、接地面である路面52から支持させる装置として用いられる。
本実施形態では、アウトリガー部20は、矩形の平面形状を有するベースフレーム部11の4箇所の角部分に、各々取り付けられおり(図2参照)、上述のように、各々の角部分から前後方向Xに向けて外側に張り出して設けられた回転支持円柱部22に、回転可能に支持された状態で設けられている。すなわち、アウトリガー部20は、回転支持円柱部22を中心に内側に回転させて、ベースフレーム部11の左右方向Yの横幅の範囲に納められた状態で、ベースフレーム部11に支持させて運搬車両50の荷台51に積み込むことができるようになっている(図12参照)。天井面の研掃箇所では、アウトリガー部20は、回転支持円柱部22を中心に外側に略90°回転させることで、荷台51の外側に張り出させて、下端接地部20aを路面52に接地させることができるようになっている(図2参照)。アウトリガー部20は、図11(a)、(b)にも示すように、ベースフレーム部11から、回転移動することによって外側に張り出して設けられる張り出し基台部23と、張り出し基台部23に取り付けられた、伸縮ジャッキ21及び縦方向スライド脚部24とを含んで構成されている。
縦方向スライド脚部24は、荷台51の高さを超える長さを有すると共に(図1参照)、下端部に下端接地部20aを備えており、且つ伸縮ジャッキ21の下端部分に連結して設けられた固定ガイド筒状部25にスライド可能に挿通されて、下端接地部20aを接地面である路面52に接地又は近接させた状態で、固定ガイド筒状部25に固定できるようになっている。縦方向スライド脚部24は、伸縮ジャッキ21の伸縮による押圧力を、固定ガイド筒状部25及び当該縦方向スライド脚部24を介して路面52に伝えて、ベースフレーム部11を持ち上げることで、べースフレーム部11を水平或いは略水平に配置できるようになっている。
また、縦方向スライド脚部24には、縦方向に所定の間隔をおいて、複数の脚部側固定孔24aが開口形成されており、固定ガイド筒状部25には、ガイド側固定孔25aが開口形成されている(図11(a)、(b)参照)。複数の脚部側固定孔24aから選択された一又は2以上(本実施形態では2箇所)の脚部側固定孔24aを、一又は2以上(本実施形態では2箇所)のガイド側固定孔25aに合致させて、固定ピンを挿通することによって、縦方向スライド脚部24を、下端接地部20aが路面52に接地又は近接するように調整した状態で、固定ガイド筒状部25に固定できるようになっている。
さらに、張り出し基台部23には、縦方向スライド脚部24を昇降させる例えば手動式のウィンチ装置26が取り付けられている(図1(b)参照)。ウィンチ装置26は、縦方向スライド脚部24の下端部に一端を連結した線状部材が巻き付けられた巻付け部26aを回転させることによって、縦方向スライド脚部24を昇降させることができるようになっている。ウィンチ装置26が設けられていることで、張り出し基台部23から下方に延設する部分の縦方向スライド脚部24の長さを調整して、下端接地部20aを接地面である路面52に接地又は近接させる操作を、より安全に、且つ安定した状態で行えるようにすることが可能になる。
アウトリガー部20を構成する伸縮ジャッキ21は、本実施形態では、例えばスクリュージャッキが好ましく用いられている。伸縮ジャッキ21は、駆動モータ27による駆動力によって伸縮できるようになっている。伸縮ジャッキ21は、駆動モータ27が連結された駆動本体部21aを張り出し基台部23に接合して、伸縮部21bを縦方向に延設させた状態で取り付けられている。伸縮ジャッキ21の伸縮部21bの下端部は、固定ガイド筒状部25と連結している。伸縮ジャッキ21を駆動することで、伸縮部21bを伸長させて、固定ガイド筒状部25に固定された縦方向スライド脚部24の下端接地部20aを路面52に接地させ、さらに伸縮部21bを伸長させることによって、ベースフレーム部11を運搬車両50の荷台51から持ち上げることができるようになっている。またこれによって、アウトリガー部20が取り付けられた、ベースフレーム部11の4箇所の角部分の高さを調整して、ベースフレーム部11を水平或いは略水平に配置させることができるようになっている。
上述の構成を備える本実施形態のトンネル天井面研掃装置10を用いて、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面53を研掃するには、トンネル天井面研掃装置10を運搬車両50の荷台51に積み込んで、天井面53の研掃箇所まで搬送する。搬送時には、トンネル天井面研掃装置10は、図12に示すように、下段昇降フレーム部12及び上段昇降フレーム部13を、最も下降させた状態とする。これによって、最上部に配置される乾式研掃機30や距離センサー19が、道路トンネルを走行可能な高さ制限を超えない高さに配置されるようにして、トンネル天井面研掃装置10を運搬車両50の荷台51に積み込むことが可能になる。また、アウトリガー部20の縦方向スライド脚部24を、下端接地部20aが荷台51よりも上方に配置されるように上昇させて仮固定した状態で、アウトリガー部20を回転支持円柱部22を中心に内側に回転させることで、アウトリガー部20がベースフレーム部11の左右方向Yの横幅の範囲に納まるようにする。これによって、アウトリガー部20が荷台51の外側にはみ出さないようにして、トンネル天井面研掃装置10を荷台51に積み込むことが可能になる。これらによって、運搬車両50を一般車両と同じようにして道路上を走行させることが可能になって、道路トンネルにおける天井面53の研掃箇所まで、トンネル天井面研掃装置10をスピーディーに搬送することが可能になる。
ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面53の研掃箇所では、例えば図13に示すように、必要に応じて後続する補助運搬車両55に積み込まれた、例えば発電機56a、集塵機56b、コンプレッサー56c等の補助機器と、トンネル天井面研掃装置10とを、例えばワンタッチ継手やカムロックやコネクター等の接続手段57を用いて接続する。しかる後に、例えば運搬車両50に設けられた制御盤54と接続させた例えばペンダントスイッチ等によるコントローラ58を用いて、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、以下のようにして天井面53の研掃作業が行なわれるようになっている。
すなわち、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10を用いたトンネル天井面の研掃方法では、 研掃装置10を積み込んだ運搬車両50を天井面の研掃箇所まで移動させた後に、4箇所のアウトリガー部20を荷台51の外側に張り出させて、伸縮ジャッキ21を伸縮することで、トンネル天井面研掃装置10を持ち上げ、ベースフレーム部11が水平又は略水平に配置されるように調整する。次に、昇降フレーム部12,13を、上段昇降フレーム部13の前後方向Xの先端部分及び後端部分に取り付けられた距離センサー19の何れか一方が天井面53と接触したことを検出するまで、昇降機14,15,16によって上昇させる。本実施形態では、このような、昇降フレーム部12,13を、先端部分及び後端部分に取り付けられた距離センサー19の何れか一方が天井面53と接触したことを検出するまで上昇させる工程は、下段昇降フレーム部12を、ベースフレーム13と平行又は略平行にした状態に保持したまま、下段昇降機14によって上昇させることによって行なわれるようになっている。
前後方向Xの先端部分及び後端部分に取り付けられた距離センサー19の何れか一方が天井面53と接触したことを検出するまで、上段昇降フレーム部13を上昇させたら、上段昇降フレーム部13の前部又は後部を、天井面と接触したことを検出しなかった他方の距離センサー19が、天井面53と接触したことを検出するまで、昇降機14,15,16によって上昇させて、図14に示すように、上段昇降フレーム部13が、天井面53の縦断勾配に沿って天井面53と平行又は略平行に配置されるように調整する。本実施形態では、このような、上段昇降フレーム部13の前部又は後部を、天井面と接触したことを検出しなかった他方の距離センサー19が、天井面と接触したことを検出するまで上昇させる工程は、上段昇降フレーム部13の前部又は後部を、前部の上段昇降機15や後部の上段昇降機16の何れか一方を伸長させて上昇させることによって、容易に行なうことができる。
上段昇降フレーム部13が、天井面53の縦断勾配に沿って天井面53と平行又は略平行に配置されるように調整したら、しかる後に、昇降フレーム部13の上面部に設けられた移動レール部18によって、乾式研掃機30を前後左右に移動させながら、乾式研掃機30を稼働させることにより、道路トンネルの天井面53を、効率良く研掃してゆくことが可能になる。
したがって、本実施形態のトンネル天井面研掃装置10によれば、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面53を、少なくとも1車線の道路を供用した状態で、スピーディーに且つ効率良く研掃してゆくことが可能になる。
また、本実施形態では、上述のように、ガイド支柱部17は、矩形の平面形状を備えるベースフレーム部11及び矩形の平面形状を備える昇降フレーム部12,13の、4箇所の角部分に配置されて、ベースフレーム部11から立設して設けられていると共に、内側筒体17aと外側筒体17bとを備えており、内側筒体17aに対して外側筒体17bをスライド移動させることで伸縮して、昇降フレーム部12,13の昇降を案内するようになっている。また、上段昇降フレーム部13は、スライド筒体13dを介して、下段昇降フレーム部12に取り付けられた外側筒体17bに案内されて昇降するようになっていると共に、外側筒体17bに案内されて上昇する前の状態では、上段昇降フレーム部13は、外側筒体17bの上端部よりも下方に配置されている(図12参照)。
このため、本実施形態では、下段昇降フレーム部12を、ベースフレーム11と平行又は略平行にした状態を保持したまま、下段昇降機14を用いて上昇させることによって、昇降フレーム部12,13を、上段昇降フレーム部13の先端部分及び後端部分に取り付けられた距離センサー19の何れか一方が天井面と接触したことを検出するまで上昇させる工程に先立って、上段昇降フレーム部13を、外側筒体17bに案内させつつ、乾式研掃機30を前後左右に移動させる移動レール部18のレール部材18a,18bによる走行面が、外側筒体17bの上端部よりも上方に配置されるまで、上段昇降機15,16によって上昇させる工程が行われるようになっている。
これによって、上段昇降フレーム部13が天井面53の縦断勾配に沿って天井面53と平行又は略平行に配置された状態では(図14参照)、移動レール部18のレール部材18a,18bによる走行面は、ガイド支柱部17の外側筒体17bの上端部よりも上方に配置されることになる。またこれによって、乾式研掃機30や横行フレーム部46の、レール部材18a,18bに沿った走行移動は、ガイド支柱部17の外側筒体17bによって阻害されないことになるので、上段昇降フレーム部13の矩形の平面形状の全体に、乾式研掃機30をくまなく移動させることが可能になって、ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面53を、さらに効率良く研掃してゆくことが可能になる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、ガイド支柱部は、矩形の平面形状を備えるベースフレーム部や昇降フレーム部の、4箇所の角部分に配置される必要は必ずしも無く、昇降フレーム部の昇降や、乾式研掃機の走行移動に支障のない、その他の部位に配置して設けることもできる。また、昇降フレーム部は、下段昇降フレーム部と、上段昇降フレーム部とからなる2段構造を有している必要は必ずしも無い。
10 トンネル天井面研掃装置
11 ベースフレーム部
11a 下段ベースフレーム部
11b 下段ベースフレーム部
12 下段昇降フレーム部
13 上段昇降フレーム部
13a 本体フレーム部
13b 回転フレーム部
13c 筒体取付枠部
13d スライド筒体
14 下段昇降機
15 前部の上段昇降機
16 後部の上段昇降機
17 ガイド支柱部
17a 内側筒体
17b 外側筒体
18 移動レール部
18a 左右方向レール部材
18b 前後方向レール部材
19 距離センサー
20 アウトリガー部
20a 下端接地部
21 伸縮ジャッキ
22 回転支持円柱部
23 張り出し基台部
24 縦方向スライド脚部
24a 脚部側固定孔
25 固定ガイド筒状部
25a ガイド側固定孔
30 乾式研掃機
31 走行基台部
36 研掃機本体
46 横行フレーム部
50 運搬車両
51 荷台
52 路面(接地面)
53 天井面
X 前後方向
Y 左右方向

Claims (7)

  1. ボックスカルバート型の道路トンネルの天井面を、乾式研掃機を用いて研掃するための、運搬車両の荷台に積み込んで用いるトンネル天井面研掃装置であって、
    矩形の平面形状を備えるベースフレーム部と、該ベースフレーム部に支持させて昇降可能に設けられた、矩形の平面形状を備える昇降フレーム部と、前記昇降フレーム部を昇降させる、少なくとも前部及び後部に設けられた昇降機と、前記昇降フレーム部の昇降を案内するガイド支柱部と、前記昇降フレーム部の上面部に取り付けられた移動レール部によって、前記昇降フレーム部の矩形の平面形状の長辺方向及び短辺方向に移動可能に設けられた前記乾式研掃機と、前記昇降フレーム部の先端部分及び後端部分に取り付けられて、前記天井面との離れ又は前記天井面との接触を検出する距離センサーと、前記ベースフレーム部の4箇所の角部分から、前記荷台の外側に張り出し可能に設けられ、下端接地部を路面に接地させた状態で伸縮ジャッキを伸縮することにより、ベースフレーム部の高さを調整するアウトリガー部とを含んで構成され、
    前記運搬車両を前記天井面の研掃箇所に移動して、前記アウトリガー部により前記ベースフレーム部が水平又は略水平となるように調整した後に、前記昇降機により前記昇降フレーム部を昇降させることで、前記昇降フレーム部が前記天井面の縦断勾配に沿って当該天井面と平行又は略平行に配置されるように調整し、前記乾式研掃機を前記移動レール部に沿って前後左右に移動させながら、前記天井面を研掃するトンネル天井面研掃装置。
  2. 前記ガイド支柱部は、矩形の平面形状を備える前記ベースフレーム部及び矩形の平面形状を備える前記昇降フレーム部の、4箇所の角部分に配置されて、前記ベースフレーム部から立設して設けられている請求項1記載のトンネル天井面研掃装置。
  3. 前記ガイド支柱部は、内側筒体と外側筒体とを備えており、前記内側筒体に対して前記外側筒体をスライド移動させることで伸縮して、前記昇降フレーム部の昇降を案内するようになっている請求項1又は2記載のトンネル天井面研掃装置。
  4. 前記昇降フレーム部は、下段昇降フレーム部と、上段昇降フレーム部とからなる2段構造を有しており、前記昇降機は、前記ベースフレーム部と前記下段昇降フレーム部との間に介在して取り付けられた下段昇降機と、前記下段昇降フレーム部と前記上段昇降フレーム部との間に介在して取り付けられた、少なくとも前部及び後部に設けられた上段昇降機とを含んで構成されている請求項1〜3の何れか1項記載のトンネル天井面研掃装置。
  5. 前記ガイド支柱部は、内側筒体と外側筒体とを備えており、前記内側筒体は、前記ベースフレーム部から立設して取り付けられていると共に、前記外側筒体は、前記下段昇降フレーム部に固定されて取り付けられており、前記内側筒体に対して前記外側筒体をスライド移動させることで伸縮して、前記下段昇降フレーム部の昇降を案内するようになっている請求項4記載のトンネル天井面研掃装置。
  6. 前記上段昇降フレーム部は、前記下段昇降フレーム部に取り付けられた前記外側筒体に案内されて昇降するようになっている請求項5記載のトンネル天井面研掃装置。
  7. 前記上段昇降フレーム部は、前記外側筒体に案内されて上昇する前の状態で、前記外側筒体の上端部よりも下方に配置されている請求項6記載のトンネル天井面研掃装置。
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