JP4793631B2 - リフター - Google Patents

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Description

本発明は、例えば段差箇所における資材の荷降ろし又は荷揚げに用いられるリフターに関する。
建築物の梁が逆梁構造になっている場合、梁上面は床面(スラブ上面)よりも高くなっており、段差が生じた状態になっている。上記した建築物の建築工事において、内装資材等を搬送するための仮設エレベータを任意の位置に設置することになるが、逆梁構造の位置に仮設エレベータを設置すると、仮設エレベータは逆梁の上面に着床させることになる。この場合、仮設エレベータから逆梁上面に資材を降ろした後、その資材を逆梁上面から床面へ降ろす必要がある。この荷降ろし作業を、作業員の手作業によって行うと、作業効率が悪く、搬送時間が多く費やされることになる。また、逆梁上面から床面へ仮設のスロープを組み立てて、このスロープによって荷降ろしを行うと、荷を降ろすのに最適な緩い勾配にしなければならないため、距離の長いスロープとなり、場所をとることになる。
そこで、従来は、段差箇所(逆梁の隣り)に、荷降ろしを行うためのリフターを設置し、このリフターによって荷降ろしを行う方法がある。これによって、資材搬送の作業効率を向上させることができ、また、リフターであれば場所をとることもない。段差箇所における資材の搬送に用いられる従来のリフターは、床面に接地されるベースと、その上方に配置された昇降架台と、昇降架台を昇降させる昇降手段とから構成されており、昇降手段は、昇降架台とベースとの間にX字状のシザース機構を介装させるとともに、シリンダーでシザース機構を動かす構成になっている(例えば、特許文献1参照。)。
また、近年、段差を乗り越えることができる台車状のリフターが提案されている。このリフターは、資材が載せられる昇降架台と、昇降架台の一端部に鉛直方向に回転可能に取り付けられたキャスター付きの脚柱と、昇降架台の他端部に取り付けられたキャスターと、シザース機構及びシリンダーからなり昇降架台を昇降させる昇降手段とが備えられた構成からなっている。この台車によって資材の荷降ろし作業を行う場合、まず、脚柱が水平に配置され且つシザース機構が折り畳まれて昇降架台が下降された状態の台車を、段差上側の床面上に配置して、昇降架台の上に資材を載置する。次に、昇降架台を段差側(一端側)にスライドさせるとともに、水平状態の脚柱を回動させて鉛直状態にして脚柱下端を段差下側の床面に接地させる。次に、昇降架台を段差側に更にスライドさせることで、折り畳まれたシザース機構を、段差上側の床面から外して段差下側の床面の上方に配置させる。このとき、昇降架台の他端部に取り付けられたキャスターは段差上側の床面に残されており、昇降架台の一端側は脚注で支持され、昇降架台の他端側はキャスターで支持された状態になっている。次に、昇降機構を駆動させてシザース機構を広げて、シザース機構の下端を段差下側の床面に接地させる。次に、昇降架台を更にスライドさせてキャスターを段差上側の床面から外し、その後、昇降機構を駆動させてシザース機構を折り畳み、昇降架台を下降させる。このようにして、段差上側の資材を段差下側に荷降ろしすることができる(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−2694号公報 特開平11−34876号公報
しかしながら、上記した前者の従来のリフターでは、組立(設置)、解体(撤去)に相当の時間を要するため、建築物が複数階からなる複層の建物であって各階に資材をそれぞれ搬送する場合、資材を搬送する各階にそれぞれリフターを設置しなければならず、リフターの台数が増え、コストアップとなる。また、従来のリフターにキャスターを付設した構成では、リフターが段差上側に搬送された場合には、リフターを荷降ろしする必要があり、相当の労力を要する。
また、上記した後者の従来のリフターでは、リフターを設置する作業において、脚柱を段差下側の床面に接地させた状態で昇降架台をスライドさせるとき、シザース機構を広げる前にキャスターが段差上側の床面から外れると、リフターはバランスを崩して転倒することになる。したがって、昇降架台の他端部に取り付けられたキャスターが、段差上側の床面に残されるように相当の注意を払って昇降架台をスライドさせる必要があり、リフターの設置作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、資材の荷降ろし等を行う使用箇所まで容易に移動させることができ、また、設置及び撤去を容易に行うことができる移動式のリフターを提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、段差箇所に用いられるリフターであって、段差下面に接地されるベースと、該ベース上方に配置された昇降架台と、前記ベースの直上に配設され前記昇降架台を昇降させる昇降機構と、前記昇降架台に取り付けられたキャスターとを有しており、前記昇降機構により上下方向に折り畳み可能であるとともに、折り畳んだ状態で前記キャスターによって走行するリフター本体と、前記段差下面に設置されており、段差上面の高さレベルに合わせた位置に設けられて前記キャスターをガイドするレールを有している支持台とが備えられていることを特徴としている。
このような特徴により、下降状態のリフター本体は、キャスターによって移動可能であるため、使用場所までリフター本体を運ぶ際、リフター本体を自走させることが可能である。
また、リフター本体を段差上側まで移動させた後、リフター本体を、折り畳んだ状態で段差下面に設置された支持台上に移動させ、その後、昇降機構によってリフター本体を広げた状態にしてベースを段差下面に接地させ、最後に、支持台を撤去することで、リフター本体が段差下面に設置される。

また、段差下面に設置されたリフター本体の昇降架台を上昇させ、キャスターと段差下面との間に支持台を介在させた後、昇降機構を駆動させてリフター本体を折り畳んだ状態にし、その後、リフター本体を段差上面に移動させることで、リフター本体が段差下面から段差上側に撤去される。
本発明に係るリフターによれば、昇降機構を駆動させるだけで、資材等が載せられた昇降架台が昇降されて資材の荷降ろしや荷揚げ等が行われるため、リフター本体によって荷降ろし等のリフト作業を効率良く行うことができる。また、折り畳んだ状態のリフター本体はキャスターによって移動可能であるため、使用場所までリフター本体を容易に移動させることができる。また、段差上側に搬送されたリフター本体は、段差下面に簡単に設置されるため、容易に設置作業を行うことができる。また、段差下面に設置されたリフター本体は、段差上面に簡単に撤去されるため、容易に撤去作業を行うことができる。
以下、本発明に係るリフターの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1,図2は本実施の形態におけるリフター1を表す側面図である。
図1,図2に示すように、リフター1は、段差箇所Xにおける図示せぬ資材の荷降ろしや荷揚げを行うためのものであり、上下方向に折り畳み可能であるとともに折り畳んだ状態で移動可能となるリフター本体2と、リフター本体2を設置・撤去する際に一時的にリフター本体2を支持する支持台3,3とから構成されている。
図3,図4はリフター本体2を表す側面図であり、図5はリフター本体2を表す平面図である。
図3,図4,図5に示すように、リフター本体2は、図示せぬ資材が載せられる昇降架台4と、段差箇所Xの下面S1に接地されるベース5と、昇降架台4を昇降させる昇降機構6と、昇降架台4に取り付けられた複数のキャスター7…とから構成されている。リフター本体2は、図3(b),図4(b)に示すように、昇降架台4が下降された下降状態でキャスター7…により自走可能になっている。
昇降架台4は、ベース5の上方に配置されてベース5に対向する矩形のパネル部材である。昇降架台4の長手方向の両側端部には、長手方向に延在するアオリ部材8,8がそれぞれ取り付けられている。アオリ部材8,8は、鉛直方向に回転可能に取り付けられており、昇降架台4上に資材を載せるときや昇降架台4上の資材を降ろすときには、水平或いはそれよりも下まで回動されている。また、アオリ部材8,8は、鉛直状態で係止可能な構成となっており、昇降架台4を昇降させるときには、アオリ部材8,8は鉛直に立てられて落下止めとなる。
ベース5は、矩形の格子枠部材であり、昇降架台4よりも長手方向および短手方向がそれぞれ小さくなっている。
キャスター7…は、リフター本体2を折り畳んだ状態のときに床面に接地されて床面上を走行するものであり、昇降架台4の短手方向の端部に複数(本実施の形態では2つ)並設されている。また、キャスター7…は、水平方向に回転自在に取り付けられており、キャスター7…により移動可能なリフター本体2は、四方に移動可能になっている。
昇降機構6は、昇降架台4とベース5との間に介装された複数(本実施の形態では2つ)のシザース機構9,9と、シザース機構9,9を動かして昇降架台4を上昇させるシリンダー10,10と、昇降架台4とベース5との間に介装されて昇降架台4を下方向に付勢して昇降架台4を下降させるガススプリング11…と、シリンダー10,10を操作する操作部12とから構成されている。
シザース機構9は、複数(本実施の形態では2つ)のシザース13,13を対向させて並べ、対向するシザース13,13を、連結材16を介して連結した構成からなる機構である。シザース13は、2本のロッド14,15をX字状に配置してこれらの中央部を鉛直回転自在に連結した構成からなる。また、連結材16は、対向するシザース13,13の各回転軸13a,13a間に架設されており、短手方向に沿って水平に延在されている。ロッド14,15の一方側の端部14a,15aは、昇降架台4やベース5に鉛直回転自在に取り付けられており、また、ロッド14,15の他方側(中央側)の端部14b,15bは、昇降架台4やベース5に対して水平方向にスライド自在に取り付けられている。また、シザース機構9,9は、リフター本体2の長手方向に複数組(本実施の形態では2組)並設されている。
シリンダー10は、伸長させる機能だけを有する駆動機構であり、具体的には、駆動させると、シリンダー本体部10a内のピストン部10bが油圧等によって押し出して伸長され、反対に停止させると、油圧が抜かれる等して押し出されたピストン部10bが引き戻し自在となるものである。シリンダー10は、ベース5の端部側から中央側に傾けて斜め上方に延在されており、シリンダー本体部10aの基端部は、ベース5に回転自在に取り付けられ、ピストン部10bの先端部は、連結材16に回転自在に取り付けられている。また、シリンダー10,10は、各シザース機構9,9に対してそれぞれ設けられている。
ガススプリング11は、筒状のシリンダー部11a内に封入された高圧ガスの反力を利用して、シリンダー部11a内に押し込まれたピストン部11bを押し出し、バネの働きをする付勢部材である。ガススプリング11は、ベース5の端部側から中央側に傾けて斜め上方に延在されており、シリンダー部11aの基端部は、ベース5に回転自在に取り付けられ、ピストン部11bの先端部は、昇降架台4に回転自在に取り付けられている。また、ガススプリング11…は、リフター本体2の短手方向に複数(本実施の形態では4つ)並設されているとともに、リフター本体2の長手方向に対称的に設けられている。
操作部12は、昇降架台4の上に載置されており、シリンダー10,10の駆動操作を行う操作ボタン12aが付設されている。なお、操作部12は、昇降架台4上以外の位置に配置されていてもよく、その設置位置は適宜変更可能である。
なお、シリンダー10,10が駆動してシリンダー本体部10a内のピストン部10bが押し出して伸長されると、シザース13を構成する2本のロッド14,15が水平に重ねられ、図3(b),図4(b)に示すように、リフター本体2は折り畳まれた状態となる。このとき、ガススプリング11は、ピストン部11bがシリンダー部11a内に押し込まれて縮まった状態になっている。
一方、シリンダー10,10が停止されてピストン部10aが引き戻し自在となると、ガススプリング11による昇降架台4とベース5とを離間させる付勢力が働く。これによって、本のロッド14,15が水平に重ねられて折り畳まれた状態のシザース機構9…が、図3(a),図4(a)に示すように、2本のロッド14,15がX字状に配置されて広げられた状態になる。
一方、図1,図2に示すように、支持台3,3は、段差箇所Xの下面S1上に設置されてリフター本体2のキャスター7…を支持する台であり、鋼製部材を枠状に組んだ構成からなるフレーム17と、キャスター7…の走行をガイドするレール18とから構成されている。フレーム17は、段差箇所Xの高さHに合わせた高さに形成されており、レール18は、フレーム17の上端部に取り付けられて段差箇所Xの上面S2の高さレベルに合わせた位置に配置されている。また、レール18は、溝形鋼等からなる断面コ字形の長尺部材である。レール18の一方(段差上側)の端面は、キャスター7…が進入できるように開かれていることを要するが、レール18の他方の端面は、進入したキャスター7…が落下しないように閉鎖されていることが望ましい。
次に、上記した構成からなるリフター1の使用方法について説明する。
まず、リフター1の設置方法について説明する。
図6はリフター1の設置手順を表した図である。まず、図6(a)に示すように、リフター本体2を段差箇所Xの上側まで運ぶ工程を行う。具体的には、リフター本体2を仮設エレベータ等の昇降機Eに載せて資材の搬入や搬出を行う階まで運ぶ。このとき、昇降機Eは、段差箇所Xである逆梁Gの上面S2に合わせて着床させる。また、リフター本体2は、図3(b)、図4(b)に示すような、昇降架台4が下降されて折り畳んだ状態になっている。
次に、図1,図6(b)に示すように、資材の搬入等を行う階の段差箇所Xの下面S1に、支持台3,3を設置する工程を行う。具体的には、逆梁Gの軸線方向(段差箇所Xの延在方向)に直交する方向にレール18が延在するように、2つの支持台3,3をそれぞれ設置する。このとき、2つの支持台3,3の間隔を、両側のキャスター7…,7…間隔に合わせた間隔にする。また、逆梁Gの側面(段差箇所Xの立ち上がり面)に横付けした状態で支持台3,3を設置し、段差箇所Xの上面S2とレール18,18との間の隙間をできるだけ小さくする。なお、支持台3,3は、各階にそれぞれ置いておいてもよく、或いはリフター本体2とともに運んでもよい。
次に、図1,図6(c)に示すように、折り畳んだ状態のリフター本体2を支持台3,3上まで移動させる工程を行う。具体的には、折り畳んだ状態のリフター本体2をキャスター7…によって逆梁Gの上面S2上を自走させ、さらに、逆梁Gの上面S2上から支持台3,3上まで移動させる。このとき、キャスター7…がレール18,18上を走行するようにリフター本体2を移動させる。
次に、図1,図3,図4,図6(d)に示すように、キャスター7…をレール18,18で支持しつつ昇降機構6を駆動させて、折り畳んだ状態のリフター本体2を広げた状態にし、ベース5を段差箇所Xの下面S1上に降ろす工程を行う。具体的には、シリンダー10,10の駆動を停止してピストン部10aを引き戻し自在にする。ピストン部10aが引き戻し自在になると、ガススプリング11…の付勢力によって、ベース5が押し下げられて段差箇所Xの下面S1に接地され、さらに、キャスター7…がレール18から離れるまで、昇降架台4が上昇される。
最後に、図6(e)に示すように、段差箇所Xの下面S1上に配設された支持台3,3を撤去する工程を行う。これにより、昇降架台4は下降可能になり、リフター1の設置は完了する。
また、設置されたリフター本体2によって資材の荷降ろし、荷揚げを行う場合は、図3,図4に示すように、昇降架台4の上に図示せぬ資材を載せた後、シリンダー10,10の駆動操作を行うことで、昇降架台4を昇降させる。具体的には、シリンダー10,10を駆動させることで、リフター本体2は折り畳まれた状態になり、昇降架台4は下降する。また、シリンダー10,10を停止させることで、ガススプリング11…の付勢力によって昇降架台4が押し上げられて、リフター本体2は広げられた状態となって昇降架台4は上昇する。なお、シリンダー10,10を調整し、シリンダー10,10による昇降架台4を下降させる力とガススプリング11…による昇降架台4を上昇させる力(付勢力)とのバランスをはかることで、降架台4を段差箇所Xの上面S2の高さレベルに合わせることができる。
次に、リフター1(リフター本体2)の撤去方法について説明する。
まず、図1,図3,図4,図6(e)に示すように、昇降機構6を操作してリフター本体2を広がった状態にする工程を行う。具体的には、シリンダー10,10を停止させ、ガススプリング11…の付勢力によって昇降架台4を上昇させる。このとき、キャスター7…の下に支持台3,3が設置できる程度の高さまで昇降架台4を上昇させる。
次に、図1,図6(d)に示すように、両側のキャスター7…の下に支持台3,3をそれぞれ設置する。このとき、レール18,18上にキャスター7…が載るように位置合わせを行うとともに、キャスター7…の向きもレール18,18に合わせておく。
次に、図1,図3,図4,図6(c)に示すように、昇降機構6を操作してリフター本体2を折り畳んだ状態にし、ベース5を持ち上げる工程を行う。具体的には、シリンダー10,10を駆動させ、昇降架台4を下降させ、キャスター7…をレール18,18上に載置させる。そして、引き続きシリンダー10,10を駆動させ、キャスター7…をレール18,18上に支持させつつ、ベース5を引き上げてリフター本体2を折り畳んだ状態にする。
次に、図1,図6(b)に示すように、キャスター7…をレール18,18に沿って走行させ、折り畳まれたリフター本体2を、段差箇所Xの上面S2上に移動させ、そのまま、昇降機Eに載せる。
最後に、図6(a)に示すように、図6(b)に示す支持台3,3を撤去し、そして、次に資材の搬入や搬出を行う階まで、昇降機Eを昇降させてリフター本体2を使用階まで運ぶ。
上記した構成からなるリフター1によれば、昇降機構6を駆動させるだけで、資材等が載せられた昇降架台4が昇降され、資材の荷降ろしや荷揚げ等が行われるため、リフター本体2によって荷降ろし等のリフト作業を効率良く行うことができる。
また、折り畳んだ状態のリフター本体2はキャスターによって移動可能であるため、リフター本体2を昇降機Eに載せるときや、昇降機Eからリフター本体2を降ろすときに、リフター本体2を容易に移動させることができ、使用階の段差箇所Xまでリフター本体2を容易に運ぶことができる。
また、段差箇所Xの上側にある昇降機Eに載せられたリフター本体2は、上記した設置手順によって段差箇所Xの下面S1上に設置されるため、所定箇所にリフター本体2を容易に設置させることができる。また、段差箇所Xの下面S1に設置されたリフター本体2は、上記した撤去手順によって、段差箇所Xの上側にある昇降機Eに載せられるため、リフター本体2を容易に撤去することができる。
このように、リフター本体2を容易に運ぶことができ、且つ、設置・撤去作業を容易に行うことができるため、各階にリフターを設置することなく、使用する階にリフター1を運んで使用することができる。これによって、各階にリフターを設置する場合と比較してコストを低減させることができる。
以上、本発明に係るリフターの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、資材の荷降ろしや荷揚げの作業を行う場合のリフター1について説明しているが、本発明は、例えば、車椅子等が段差箇所を通過する際に用いるリフターであってもよく、その他の用途に用いるリフターであってもよい。
また、上記した実施の形態では、昇降機構6が、シザース機構9,9と、シリンダー10,10と、ガススプリング11…とを備える構成からなるが、本発明は、シザース機構9,9に代えてパンタグラフ機構を備えた昇降機構であってもよく、或いは、押し引き可能なシリンダーを使用することで、ガススプリング11…を省略してもよく、或いは、ガススプリング11…に代えて、材料の弾性を利用して付勢する渦巻きばね等を使用してもよく、その他、昇降機構の構成は適宜変更可能である。
また、上記した実施の形態では、支持台3に備えられたレール18が段差箇所Xの高さレベルに合った位置に取り付けられているが、本発明は、支持台に、レールの高さレベルを調節する高さ調節手段が備えられ、段差箇所の高さに応じてレールの高さレベルを調節することができる構成にしてもよい。例えば、フレームの脚部を伸縮可能な構成とし、このフレームの脚部を伸縮させることでレールの高さレベルを調整してもよい。
本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフターの側面図である。 本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフターの側面図である。 本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフター本体の側面図である。 本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフター本体の側面図である。 本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフター本体の平面図である。 本発明に係るリフターの実施の形態を説明するためのリフターの設置・撤去方法を表した図である。
符号の説明
1 リフター
2 リフター本体
3 支持台
4 昇降架台
5 ベース
6 昇降機構
7 キャスター
S1 下面(段差下面)
S2 上面(段差上面)
X 段差箇所

Claims (1)

  1. 段差箇所に用いられるリフターであって、
    段差下面に接地されるベースと、該ベース上方に配置された昇降架台と、前記ベースの直上に配設され前記昇降架台を昇降させる昇降機構と、前記昇降架台に取り付けられたキャスターとを有しており、前記昇降機構により上下方向に折り畳み可能であるとともに、折り畳んだ状態で前記キャスターによって走行するリフター本体と、
    前記段差下面に設置されており、段差上面の高さレベルに合わせた位置に設けられて前記キャスターをガイドするレールを有している支持台とが備えられていることを特徴とするリフター。
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