JP2019189447A - 高所作業装置及びトンネル内の作業方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トンネル内において複数の作業を同時に遂行できるようにすること。【解決手段】車両走行領域間の中央通路102内を移動される高所作業車10において、作業ゴンドラ24を伸縮可能にしたパンタグラフ装置20の上端に支持する。そのパンタグラフ装置20の幅をパンタグラフ装置20を支持する移動台車11の幅以下にするとともに、前記作業ゴンドラ24の幅を移動台車11の幅以下にする。作業ゴンドラ24は、下部ステージ26と、その下部ステージ26上に旋回可能に重ねられた上部ステージ27とを備え、下部ステージ26には、その下部ステージ26と移動台車11の走行面との間に介在されるステップ装置56を設ける。【選択図】図1
Description
本発明は、トンネル内における点検作業などの各種作業に適する高所作業車などの高所作業装置及びトンネル内の作業方法に関するものである。
列車のトンネル内の作業に用いられる高所作業車が特許文献1に開示されている。この特許文献1の高所作業車は、トンネル内の複線軌道の間においてトンネル中心側の一対のレール上に移動台車の車輪を載せて用いられる。移動台車上にはリンクアームが支持され、その先端に作業ゴンドラが設けられている。そして、移動台車がレールに沿って移動されながら、高所作業が行われる。
特許文献1の高所作業車においては、移動台車がレール上を走行するものであるため、他の高所作業車や、検査車両などをレール上において走行させることができない。このため、前記高所作業車による作業中は他の高所作業車などを用いた複数の作業を並行して行うことができず、作業効率の向上の支障になっていた。
本発明の目的は、トンネル内における同時複数作業を可能にした高所作業装置及びトンネル内の作業方法を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明においては、基台上に作業ゴンドラを昇降可能に設けた高所作業装置であって、前記作業ゴンドラを上昇位置において、第1位置と、その第1位置から横方向に突出する第2位置とに配置可能にしたことを特徴とする。
従って、作業ゴンドラがトンネル内の車両走行領域間の間隔より狭い幅の狭いものであっても、作業ゴンドラが作業位置に上昇された状態においては、作業ゴンドラを第2位置に配置することにより、幅の広い作業空間を確保できる。言い換えれば、作業ゴンドラの幅を車両走行領域間の間隔より狭い幅にすることができて、作業ゴンドラが車両走行領域内に侵入することを回避できる。従って、車両走行領域内に他の作業車両が存在しても、作業ゴンドラを用いた作業を遂行でき、同時複数作業が可能になる。
また、本発明のトンネル内の作業方法においては、昇降可能にした作業ゴンドラを有する高所作業装置を用いてトンネル内壁のコンクリートに対する作業を行うための作業方法において、前記高所作業装置として、トンネル内の複数の車両走行領域間の通路内を走行するとともに、作業位置において停止保持される高所作業車を用い、その高所作業車として前記車両走行領域間の間隔より狭い幅のものを用いることを特徴とする。
従って、トンネル内の車両走行領域間の高所作業装置と車両走行領域内の他の作業車との干渉を避けることができて、前記高所作業装置及び他の作業車を用いた同時複数作業が可能になる。
本発明によれば、トンネル内における同時複数作業が可能になるという効果を発揮する。
以下、本発明を具体化した実施形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3に示すように、本実施形態の高所作業装置としての高所作業車10はトンネル100内の幅方向の中央部において使用されるものである。本実施形態の高所作業車10は、複線軌道を構成するレール101が敷設されたトンネル100中央部のレール101間の溝状の中央通路102内において走行される。
図1〜図3に示すように、本実施形態の高所作業装置としての高所作業車10はトンネル100内の幅方向の中央部において使用されるものである。本実施形態の高所作業車10は、複線軌道を構成するレール101が敷設されたトンネル100中央部のレール101間の溝状の中央通路102内において走行される。
図1及び図3に示すように、高所作業車10の基台としての移動台車11はその四隅部に中央通路102の内底面を転動する車輪12を備えている。移動台車11には、モータ13と、そのモータ13に電力を供給するバッテリ14とが搭載され、このモータ13の駆動により、移動台車11が中央通路102内を自走される。移動台車11の四隅部にはステー15を介して補助輪16が支持されている。この補助輪16は垂直軸線を中心に回転されるものであって、中央通路102の内壁面を転動する。移動台車11の四隅部には下部サポートジャッキ52が設けられ、この下部サポートジャッキ52は、ネジの作用によって横方向において伸長されることにより、中央通路102の内壁面(内側面)を押圧する。移動台車11の幅は、補助輪16及び収縮状態の下部サポートジャッキ52の左右方向の配置幅を含んで、中央通路102の幅W2と等しいか、その幅W2より狭く形成されている。移動台車11には補助ステップ17が取り付けられている。この補助ステップ17の幅は中央通路102の幅より狭く形成されている。
図1〜図3に示すように、移動台車11の両側には、それぞれ軸23を介して連結された複数のリンク21よりなるパンタグラフ22が支持され、この一対のパンタグラフ22により、上下方向に伸縮可能にしたパンタグラフ装置20が構成されている。そして、パンタグラフ装置20の幅W1は、移動台車11の幅及び各軌道に対応する車両走行領域E間の間隔Mより狭く形成されている。このパンタグラフ装置20の上端には平面長方形状の作業ゴンドラ24が支持されている。図7に示すように、この作業ゴンドラ24の短辺の幅W3は、前記移動台車11の幅及び車両走行領域E間の間隔Mより狭く形成されている。なお、作業ゴンドラ24の幅W3は、図7に示すように、後述の上部サポートジャッキ51の配置幅を含む。
図1及び図2に示すように、前記パンタグラフ装置20は、異なるリンク21間に介在された油圧シリンダ25の作動によって上下に伸縮され、この伸縮によって作業ゴンドラ24が車両走行領域E間の下方位置と、車両走行領域E間の上方の位置とに配置される。
なお、作業ゴンドラ24の重量などによってパンタグラフ装置20に作用する収縮方向(下方)への外力は、油圧シリンダ25を含む油圧回路内のチェックバルブ(図示しない)の作用によって受け止められる。このため、パンタグラフ装置20の外力による収縮が阻止される。なお、図示しないが、移動台車11上には、油圧シリンダ25を作動させるための油圧ポンプなどを含む駆動ユニットが搭載されている。
図1,図7及び図8に示すように、前記作業ゴンドラ24は、パンタグラフ装置20の上端の軸23に支持された下部ステージ26を有する。この下部ステージ26の中央部には、軸28により上部ステージ27がその中央部においてほぼ水平な面で旋回可能に支持されている。そして、上部ステージ27は、下部ステージ26上に重なって投影面積がほぼ一致する図7の第1位置と、その第1位置から90度旋回して横方向である側方に突出する図8の第2位置とに配置される。作業ゴンドラ24の幅W3は、下部ステージ26が第1位置に配置された状態におけるものである。
下部ステージ26と上部ステージ27との間には、上部ステージ27を前記第1位置及び第2位置に保持するための保持部材(図示しない)が設けられている。
図7に示すように、上部ステージ27が第1位置に配置された状態において、下部ステージ26の一方の短辺部には、下部ステージ26の短辺と上部ステージ27の短辺との間に位置する待機エリア40が形成される。
図7に示すように、上部ステージ27が第1位置に配置された状態において、下部ステージ26の一方の短辺部には、下部ステージ26の短辺と上部ステージ27の短辺との間に位置する待機エリア40が形成される。
図1,図7及び図8に示すように、下部ステージ26の両長辺及び前記待機エリア40の反対側の短辺には、手摺31〜34が取り付けられている。上部ステージ27の旋回域と対応するように、下部ステージ26の長辺において手摺31,32間及び手摺33,34間には上部ステージ27の旋回を許容するための開放部35,36が形成されている。
図1,図7及び図8に示すように、前記待機エリア40の両側に位置するように、下部ステージ26には、手摺37が取り付けられている。この手摺37は、後述するステップ装置56の手摺38との間の空間内に位置する。
図7及び図8に示すように、上部ステージ27の長辺には、それぞれ一対の手摺41〜43が取り付けられている。上部ステージ27の両短辺には、手摺44が設けられている。上部ステージ27の両長辺の中央部における一対の手摺43は、その一端部の縦枠45の下端(図4参照)が上部ステージ27の孔(図示しない)に回転及び上下動可能に支持されている。そして、上部ステージ27が前記第2位置に配置されたときに、手摺43の他方の縦枠46の下端が上部ステージの孔39から抜き出されて下部ステージ26の孔47に嵌合され、前記開放部35,36が閉鎖されるとともに、上部ステージ27の中央部の両側に開放部48が形成される。そして、この開放部48を介してワーカーが両ステージ26,27上を自在に移動できる。
図1,図2及び図4に示すように、下部ステージ26の四隅部にはネジの作用によって伸縮可能にした上部サポートジャッキ51が軸50により上下方向に回転可能に取り付けられている。なお、上部サポートジャッキ51は、不使用時には、斜め下方を向いた位置においてストッパ(図示しない)によって保持される。
図1,図4及び図6に示すように、前記待機エリア40の一方の短辺側は開放され、その短辺側において、下部ステージ26にはステップ装置56がその上端の軸57,58により上下方向に回転可能に取り付けられている。このステップ装置56は、前記軸57,58に連結された上部及び下部の平行リンク59,60を備えている。両平行リンク59,60間には、両平行リンク59,60の延長方向に列設された複数のステップ部材62がそれぞれ一対の軸61により連結され、それらのステップ部材62の上面が踏み面63になっている。そして、平行リンク59,60とステップ部材62とにより平行四節リンクが構成され、ステップ装置56の回転角度に関わらず、踏み面63が常時水平に保持される。ステップ装置56の幅は、前記移動台車11の幅及び車両走行領域Eの間隔Mより狭く形成されている。
図1及び図5に示すように、下側の平行リンク60の下端には車輪64を有する支持台車66が連結され、この支持台車66によりステップ装置56の下端が中央通路102内を走行される。支持台車66には、上端にハンドルを有するとともに、ネジの作用によって昇降されるアンカージャッキ67が取り付けられている。そして、アンカージャッキ67が下方に突出されることにより、車輪64が浮き上がった状態で、支持台車66が中央通路102の底面に保持される。
次に、以上のように構成された高所作業車10の作用を説明する。
図2は、高所作業車10のパンタグラフ22が下方へ収縮された状態を示すものであって、この状態はトンネル100の内壁面に対する作業が行われていない状態である。また、この状態においては、作業ゴンドラ24の上部ステージ27が第1位置に配置されるとともに、ステップ装置56が倒伏位置に配置される。また、下方のサポートジャッキ52が収縮状態にされている。さらに、収縮状態の上部サポートジャッキ51が下方の退避位置に配置されている。
図2は、高所作業車10のパンタグラフ22が下方へ収縮された状態を示すものであって、この状態はトンネル100の内壁面に対する作業が行われていない状態である。また、この状態においては、作業ゴンドラ24の上部ステージ27が第1位置に配置されるとともに、ステップ装置56が倒伏位置に配置される。また、下方のサポートジャッキ52が収縮状態にされている。さらに、収縮状態の上部サポートジャッキ51が下方の退避位置に配置されている。
この状態において、移動台車11が中央通路102内を走行移動されて、高所作業車10が所要の作業位置に停止される。この高所作業車10の走行移動時には、パンタグラフ装置20の幅W1及び作業ゴンドラ24の幅W3が車両走行領域E間の間隔より狭いため、パンタグラフ装置20及び作業ゴンドラ24が車両走行領域E内に侵入することはない。また、高所作業車10の走行移動時には、補助輪16が中央通路102の内壁面を転動するため、高所作業車10は中央通路102内の幅方向中央に位置する状態で走行される。従って、高所作業車10が車両走行領域E内を走行する他の作業車両などの車両と干渉することはない。高所作業車10が作業位置に停止された状態で、下部サポートジャッキ52が伸長されて、その下部サポートジャッキ52が中央通路102の内壁面に圧接される。従って、高所作業車10は作業位置に停止された状態で安定保持される。
そして、高所作業車10は前記作業位置において、油圧シリンダ25の作動によってパンタグラフ装置20が上方に伸長され、ステップ装置56が起立しながら、作業ゴンドラ24がトンネルの内壁面に近接する作業位置まで上昇される。このとき、作業ゴンドラ24の幅W3及びパンタグラフ装置20の幅W1、ステップ装置56の幅がそれぞれ車両走行領域E間の間隔より狭く形成されているため、前記のように、作業ゴンドラ24,パンタグラフ装置20及びステップ装置56が車両走行領域E内に侵入することはない。従って、高所作業車10が車両走行領域E内を走行する他の作業車両などの車両と干渉することはない。
作業ゴンドラ24が上端位置に達すると、アンカージャッキ67が回転操作されて、そのアンカージャッキ67によりステップ装置56の支持台車66が中央通路102の内底面に保持され、その結果、ステップ装置56がほぼ起立状態で保持される。この状態で、ワーカーは下部ステージ26上の待機エリア40までステップ装置56を上がって、その待機エリア40に行くことができる。そして、図8に示すように、上部ステージ27を旋回させ、両手摺43を回転移動させて、開放部35,36を塞ぐように配置換えする。このようにすれば、ワーカーは平面十字状に展開された作業ゴンドラ24上において、下部ステージ26上及びその下部ステージ26から側方へ張り出す上部ステージ27上に自在に移動できる。従って、車両走行領域Eの間隔M部分の上方及び両車両走行領域Eの上方部分間を跨ぐように、同領域Eの上方と対応する広い作業エリアが確保される。この上部ステージ27の旋回と相前後して、上部サポートジャッキ51を上方に直立させるとともに、その直立位置で伸長させて、上端をトンネル上部のコンクリート面に圧接させる。このようにすれば、作業ゴンドラ24が上方の作業位置において安定状態で支持され、ワーカーはトンネル100のコンクリート面に対する検査や補修などの作業を効率的に行うことができる。
従って、本実施形態によれば、以下の効果がある。
(1)作業ゴンドラ24の上部ステージ27をその上方の作業位置において、第1位置と、その第1位置から横方向に突出する第2の位置とに旋回可能にしたことにより、作業ゴンドラ24が車両走行領域Eに侵入しない程度の幅の狭いものであっても、作業位置において広い作業領域を確保できる。
(1)作業ゴンドラ24の上部ステージ27をその上方の作業位置において、第1位置と、その第1位置から横方向に突出する第2の位置とに旋回可能にしたことにより、作業ゴンドラ24が車両走行領域Eに侵入しない程度の幅の狭いものであっても、作業位置において広い作業領域を確保できる。
(2)作業ゴンドラ24やパンタグラフ装置20の幅W3,W1が車両走行領域E間の間隔Mより幅狭く形成されている。このため、作業ゴンドラ24が車両走行領域E内に侵入することなく、その作業ゴンドラ24を昇降させたり、中央通路102に沿って移動させたりすることができる。従って、本実施形態の高所作業車10が車両走行領域E間の間隔M内に位置していても、レール101上に他の作業車を位置させたり、レール101上を移動させたりすることができる。このため、本実施形態の高所作業車10及びレール101上の他の作業車を用いた複数の異なる作業の同時遂行が可能になる。
(3)移動台車11の両側面に上下方向の軸線を中心に回転可能にした補助輪16を設けたことにより、移動台車11を中央通路102内において安定走行させることができる。
(4)移動台車11の四隅部に下部サポートジャッキ52を設けたことにより、その下部サポートジャッキ52を伸長させて中央通路102の内壁面に圧接させることによって、移動台車11を安定させることができる。従って、高所作業車10を作業ゴンドラ24が上昇位置にあっても安定させることができて、効率的な作業が可能になる。
(5)下部ステージ26には、その下部ステージ26と台車走行面との間に介在され、複数枚のステップ部材62を有するステップ装置56が連結されている。従って、ワーカーは上昇位置にある作業ゴンドラ24に容易に上がることができる。
(6)ステップ装置56のステップ部材62の踏み面63は、四節リンク機構によって水平位置を保持することができるため、昇降が容易である。
(7)上部ステージ27の中央部の手摺43を配置替えすることにより、上部ステージ27を第2位置に配置したときに下部ステージ26の開放部35,36を閉鎖できるとともに、両ステージ26,27の上面を作業空間として連続させることができる。
(7)上部ステージ27の中央部の手摺43を配置替えすることにより、上部ステージ27を第2位置に配置したときに下部ステージ26の開放部35,36を閉鎖できるとともに、両ステージ26,27の上面を作業空間として連続させることができる。
(8)下部ステージ26の上部サポートジャッキ51をトンネル100の上部のコンクリート面に圧接させることにより、作業ゴンドラ24を安定させることができるため、作業ゴンドラ24上における各種の作業を能率よく行うことができる。
本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することもできる。
・作業ゴンドラ24を昇降させるためのパンタグラフ装置20に代えて、昇降動作されるブームを用いること。つまり、このようなブームの上端に作業ゴンドラ24を支持すること。
・作業ゴンドラ24を昇降させるためのパンタグラフ装置20に代えて、昇降動作されるブームを用いること。つまり、このようなブームの上端に作業ゴンドラ24を支持すること。
・移動台車11に代えて、基台として自走構成を有しないものを用いること。この構成においては、人力あるいは他の自走車両によって移動台車11が移動される。
・作業ゴンドラ24全体が第1位置及び第2位置間において旋回するように構成すること。
・作業ゴンドラ24全体が第1位置及び第2位置間において旋回するように構成すること。
・作業ゴンドラ24の上部ステージが旋回ではなく、スライドして側方に張り出すように構成すること。
・上部サポートジャッキ51,下部サポートジャッキ52及びアンカージャッキ67として、ピストンの先端にコンクリート面に圧接される部分を有する油圧シリンダまたは空圧シリンダを用いること。
・上部サポートジャッキ51,下部サポートジャッキ52及びアンカージャッキ67として、ピストンの先端にコンクリート面に圧接される部分を有する油圧シリンダまたは空圧シリンダを用いること。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される技術的思想は以下の通りである。
(A)前記基台には、横方向に伸縮される下部サポートジャッキを設けた請求項2に記載の高所作業装置。
前記実施形態から把握される技術的思想は以下の通りである。
(A)前記基台には、横方向に伸縮される下部サポートジャッキを設けた請求項2に記載の高所作業装置。
(B)前記基台の両側面に上下方向の軸線を中心に回転可能にしたローラを設けた請求項2または前記技術的思想(A)項に記載の高所作業装置。
(C)前記作業ゴンドラは、下部ステージと、その下部ステージ上に旋回可能に重ねられた上部ステージとを備え、前記下部ステージには、ワーカーの昇降のためのステップ装置を設け、そのステップ装置には複数のステップ部材を上下方向に列設した請求項1,2、前記技術的思想(A),(B)項のうちのいずれか一項に記載の高所作業装置。
(C)前記作業ゴンドラは、下部ステージと、その下部ステージ上に旋回可能に重ねられた上部ステージとを備え、前記下部ステージには、ワーカーの昇降のためのステップ装置を設け、そのステップ装置には複数のステップ部材を上下方向に列設した請求項1,2、前記技術的思想(A),(B)項のうちのいずれか一項に記載の高所作業装置。
(D)前記ステップ部材は四節リンク機構によって水平位置を保持される前記技術的思想(C)項に記載の高所作業装置。
(E)前記作業ゴンドラには、上方へ向かって伸縮可能にした上部サポートジャッキを設けた請求項1,2、前記技術的思想(A)〜(D)項のうちのいずれか一項に記載の高所作業装置。
(E)前記作業ゴンドラには、上方へ向かって伸縮可能にした上部サポートジャッキを設けた請求項1,2、前記技術的思想(A)〜(D)項のうちのいずれか一項に記載の高所作業装置。
(F)前記高所作業車として、前記通路の内壁面を転動するローラと、内壁面に圧接される下部サポートジャッキと、前記作業ゴンドラの上昇位置においてトンネルの上部のコンクリート面に圧接される上部サポートジャッキとを有するものを用いる請求項3に記載のトンネル内の作業方法。
(G)前記作業ゴンドラを上昇位置において前記車両走行領域の上方位置の間を跨ぐように展開させる請求項3または技術的思想(F)項に記載のトンネル内の作業方法。
10…高所作業車、11…移動台車、20…パンタグラフ装置、24…作業ゴンドラ、26…下部ステージ、27…上部ステージ、40…待機エリア、51…上部サポートジャッキ、52…下部サポートジャッキ、56…ステップ装置、62…ステップ部材、E…車両走行領域、100…トンネル、M…間隔、W1…幅、W2…幅、W3…幅。
Claims (3)
- 基台上に作業ゴンドラを昇降可能に設けた高所作業装置であって、
前記作業ゴンドラを上昇位置において、第1位置と、その第1位置から横方向に突出する第2位置とに配置可能にした高所作業装置。 - 前記作業ゴンドラを伸縮可能にしたパンタグラフ装置の上端に支持し、そのパンタグラフ装置の幅を前記基台の幅以下にするとともに、前記第1位置における前記作業ゴンドラの幅を前記基台の幅以下にした請求項1に記載の高所作業装置。
- 昇降可能にした作業ゴンドラを有する高所作業装置を用いてトンネル内壁のコンクリートに対する作業を行うための作業方法において、
前記高所作業装置として、トンネル内の複数の車両走行領域間の通路内を走行するとともに、作業位置において停止保持される高所作業車を用い、その高所作業車として前記車両走行領域間の間隔より狭い幅のものを用いるトンネル内の作業方法。
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