JP2017037885A - 部品実装機の生産管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】テープフィーダに装着した部品供給テープが乾燥状態の空気に晒される時間が長くなることによる複愛を効果的に防止できる部品実装機の生産管理システムを提供する。【解決手段】部品実装機10にセットしたテープフィーダ12が停止状態で待機するフィーダ停止時間を計測すると共に、部品実装機10の内側の空気の湿度を検出し、フィーダ停止時間と湿度とに基づいてテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理する。これにより、部品供給テープ13のカバーテープ15が剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間(フィーダ停止時間)と空気の湿度の両方を考慮して、部品供給テープ13からカバーテープ15を剥離する際に静電気による不具合が発生しやすい状態であるか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったときに部品供給テープ13の使用を禁止する。【選択図】図1

Description

本発明は、部品供給テープを装着したテープフィーダを部品実装機にセットして、該テープフィーダで該部品供給テープの先端側からカバーテープ(トップテープ、カバーフィルム、トップフィルムとも呼ばれる)を剥離して該部品供給テープ内の電子部品を露出させながら該部品供給テープを部品吸着位置へ送り、該部品実装機の吸着ノズルで該部品供給テープ内の電子部品を吸着して回路基板に実装する部品実装機の生産管理システムに関する発明である。
部品実装機にセットしたテープフィーダにおいては、部品供給テープの上面からカバーテープを剥離する際に静電気が発生して、その静電気によって、電子部品がカバーテープに貼り付いたり、部品供給テープのキャビティ(部品収容凹部)から飛び出したりして、部品実装機の吸着ノズルによる電子部品の吸着が安定しなかったり、また、静電気で電子部品の内部回路が壊れる可能性もある。近年の電子部品は微小化・軽量化が進み、部品供給テープからカバーテープを剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しやすい環境となっている。
そこで、特許文献1(実開昭60−27499号公報)では、部品供給テープから剥離したカバーテープの帯電による静電圧を検出して、その検出電圧よりも大きい同極性の高電圧をテープ送り機構のスプロケットローラに印加して、静電気による部品供給不良を防止するようにしている。
また、特許文献2(実開平5−57900号公報)では、一端がアースされた導電具ののブラシ部を部品吸着位置付近で上方から部品供給テープのキャリアテープに接触させることで、キャリアテープに帯電した静電気を導電具を介してアース側に逃がしてキャリアテープから静電気を除去すようにしている。
また、特許文献3(特開2012−195401号公報)では、部品供給テープが通るテープ通路のうちの少なくとも一部に、該部品供給テープと接触又は近接して該部品供給テープに帯電した静電気を取り除く除電シートを設けて、部品供給テープに帯電した静電気を取り除くようにしている。
実開昭60−27499号公報 実開平5−57900号公報 特開2012−195401号公報
一般に、テープフィーダに装着した部品供給テープの周辺の空気が乾燥するほど、部品供給テープからカバーテープを剥離する際に静電気が発生しやすくなる。また、部品供給テープが乾燥状態の空気に晒される時間が長くなるほど、部品供給テープに帯電する静電気量が増加する傾向がある。このため、上記特許文献1〜3の静電気対策を施しても、部品供給テープが乾燥状態の空気に晒される時間が長くなると、静電気を除去する能力が不足して、特に、微小で軽量な電子部品を収容した部品供給テープでは、上述した不具合が発生しやすい。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、テープフィーダに装着した部品供給テープが乾燥状態の空気に晒される時間が長くなることによる不具合を効果的に防止できる部品実装機の生産管理システムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は、部品供給テープを装着したテープフィーダを部品実装機にセットして、該テープフィーダで該部品供給テープの先端側からカバーテープを剥離して該部品供給テープ内の電子部品を露出させながら該部品供給テープを部品吸着位置へ送り、該部品実装機の吸着ノズルで該部品供給テープ内の電子部品を吸着して回路基板に実装する部品実装機の生産管理システムにおいて、前記テープフィーダが停止状態で待機する時間(以下「フィーダ停止時間」という)を計測するフィーダ停止時間計測手段と、前記テープフィーダが存在する空気の湿度を検出する湿度検出手段と、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間と前記湿度検出手段で検出した湿度とに基づいて前記テープフィーダに装着されている部品供給テープの使用の許可/禁止を管理するフィーダ管理手段とを備えた構成としたものである。
一般に、テープフィーダに装着した部品供給テープの周辺の空気が乾燥するほど、部品供給テープからカバーテープを剥離する際に静電気が発生しやすくなって、静電気による不具合が発生しやすくなる。この静電気による不具合は、カバーテープ剥離位置付近で発生するため、テープフィーダが停止状態で待機するフィーダ停止時間が長くなるほど、部品供給テープのカバーテープがカバーテープ剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間が長くなって、カバーテープを剥離する際に発生する静電気が増加して、静電気による不具合が増える傾向がある。
この特性に着目して、本発明は、テープフィーダが停止状態で待機するフィーダ停止時間を計測すると共に、テープフィーダが存在する空気の湿度を検出し、フィーダ停止時間と湿度に基づいてテープフィーダに装着されている部品供給テープの使用の許可/禁止を管理するようにしたものである。これにより、部品供給テープのカバーテープが剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間(フィーダ停止時間)と空気の湿度の両方を考慮して、部品供給テープからカバーテープを剥離する際に静電気による不具合が発生しやすい状態になっているか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったときに部品供給テープの使用を禁止することが可能となり、部品供給テープが乾燥状態の空気に晒される時間が長くなることによる不具合を効果的に防止できる。
具体的には、前記フィーダ管理手段は、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間が所定時間以上で且つ前記湿度検出手段で検出した湿度が所定湿度以下となったときに前記テープフィーダに装着されている部品供給テープの使用を禁止するようにしても良い。ここで、「所定時間」や「所定湿度」は、予め決められた一定値(固定値)としても良いし、部品供給テープの材質や部品種等によって変化させるようにしても良い。部品供給テープの材質や部品種等によって、静電気による不具合の発生率が変化するためである。
或は、前記フィーダ管理手段は、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間が前記湿度検出手段で検出した湿度に応じて設定した所定時間以上となったときにテープフィーダに装着されている部品供給テープの使用を禁止するようにしても良い。この場合、空気の湿度が低いほど(つまり空気が乾燥するほど)、部品供給テープからカバーテープを剥離する際に静電気が発生しやすくなるため、前記湿度検出手段で検出した湿度が低いほど、部品供給テープの使用を禁止するまでのフィーダ停止時間(所定時間)を短い時間に設定するようにすれば良い。
また、前記湿度検出手段は、部品実装機の内側の空気の湿度を検出するようにすると良い。部品供給テープからカバーテープを剥離する位置(部品吸着位置付近)は、部品実装機の内側に位置し、部品実装機の外側よりも空気の温度が高く、空気が乾燥しているため、部品実装機の内側の空気の湿度を検出するようにすれば、静電気による不具合が発生するカバーテープ剥離位置付近の空気の湿度を精度良く検出することができ、静電気による不具合が発生しやすい状態であるか否かを精度良く監視することができる。
ところで、複数のテープフィーダがセットされた部品実装機においては、テープフィーダ毎にフィーダ停止時間が異なるため、部品供給テープのカバーテープが剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間もテープフィーダ毎に異なる。
そこで、複数のテープフィーダがセットされた部品実装機においては、前記フィーダ停止時間計測手段は、テープフィーダ毎にフィーダ停止時間を計測し、前記フィーダ管理手段は、テープフィーダ毎にフィーダ停止時間と湿度に基づいて部品供給テープの使用の許可/禁止を管理するようにすれば良い。このようにすれば、部品実装機にセットされたテープフィーダ毎に静電気による不具合が発生しやすい状態になっているか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったテープフィーダについてのみ部品供給テープの使用を禁止することができる。
ところで、テープフィーダに装着可能な複数の部品種の部品供給テープの中には、カバーテープを剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない電子部品(例えば大型部品等)も存在する。静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープについては、使用の許可/禁止を管理する必要はない。従って、テープフィーダに装着可能な複数の部品種の部品供給テープのうち、カバーテープを剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープは、管理対象とはせず、静電気による不具合が発生する可能性のある部品種の部品供給テープのみを管理対象とし、前記フィーダ管理手段は、管理対象となる部品種の部品供給テープを装着したテープフィーダについてのみ当該部品供給テープの使用の許可/禁止を管理し、管理対象とならない部品種の部品供給テープについては当該部品供給テープの使用を許可するようにすると良い。このようにすれば、静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープの管理を行わずに済み、その分、部品供給テープの管理に要する処理負荷を軽減できる。
更に、前記フィーダ管理手段は、使用禁止と判定した部品供給テープからの電子部品の吸着を停止すると共に、表示及び/又は音声で作業者に警告するようにすると良い。このようにすれば、使用禁止と判定した部品供給テープを作業者に早期に交換させるように促すことができ、静電気による不具合をより確実に防止できる。
本発明の一実施例における部品実装機の主要部の構成を概略的に示す側面図である。 部品実装機の制御系の構成を示すブロック図である。 テープフィーダ管理プログラムの前半部分の処理の流れを示すフローチャートである。 テープフィーダ管理プログラムの後半部分の処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態を具体化した一実施例を説明する。まず、図1を用いて部品実装機10の構成を概略的に説明する。
部品実装機10のフィーダセット台11には、複数のテープフィーダ12が横並びにセットされている。各テープフィーダ12には、部品供給テープ13を巻回したリール14が装着され、該リール14から部品供給テープ13を部品吸着位置へ送り、該部品吸着位置の手前で部品供給テープ13の上面からカバーテープ15を剥離させてキャリアテープ16内の電子部品を露出させ、該部品吸着位置で該キャリアテープ16内の電子部品を部品実装機10の吸着ノズル(図示せず)で吸着して回路基板に実装する。
テープフィーダ12の先端から排出される空のキャリアテープ16は、テープガイド通路17によって下方へ湾曲させて案内され、テープ切断機構(図示せず)で切断されてシュート18を滑落して空テープ回収ボックス19内に回収される。テープフィーダ12の部品吸着位置の手前でキャリアテープ16から剥離されたカバーテープ15は、テープフィーダ12から垂れ下がってその真下に位置する廃棄テープ回収ボックス19内に回収される。
部品実装機10の前面には、前面カバー21が開閉可能に設けられ、該前面カバー21を閉じた状態では、部品実装機10の内側の空間がほぼ密閉され、フィーダセット台11にセットしたテープフィーダ12の本体側の部分(カバーテープ15の剥離位置付近)が部品実装機10の内側に位置し、リール14側の部分が部品実装機10の外側に位置している。部品実装機10の内側には、テープフィーダ12の本体側の部分が存在する部品実装機10の内側の空気の湿度を検出する湿度センサ22(湿度検出手段)が設置されている。
次に、図2を用いて部品実装機10の制御系の構成を説明する。部品実装機10の制御装置31は、コンピュータを主体として構成され、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置32と、液晶ディスプレイ、CRT等の表示装置33と、部品実装機制御プログラムや後述する図3及び図4のテープフィーダ管理プログラム等を記憶した記憶装置34等が接続されている。部品実装機10の制御装置31は、吸着ノズルを保持する実装ヘッド(図示せず)をX−Y−Z方向に移動させる実装ヘッド移動装置35と、電子部品を実装する回路基板を搬送する基板搬送装置36と、吸着ノズルに吸着した電子部品を下方から撮像するパーツカメラ37と、回路基板の基準位置マーク等を上方から撮像するマークカメラ38等の動作を制御して、電子部品実装基板を生産する。
図示はしないが、電子部品実装基板を生産する生産ラインには、1台又は複数台の部品実装機10の他に、回路基板に半田パターンを印刷する半田印刷機や、リフロー半田付けするリフロー炉や、電子部品の実装状態を検査する検査装置等が回路基板の搬送経路に沿って配列され、生産管理用のホストコンピュータ41によって生産ライン全体の各装置の生産が管理される。
部品実装機10の制御装置31(又はホストコンピュータ41)は、図3及び図4のテープフィーダ管理プログラムを実行することで、部品供給テープ13にセットしたテープフィーダ12が停止状態で待機する時間(以下「フィーダ停止時間」という)を計測するフィーダ停止時間計測手段として機能すると共に、計測したフィーダ停止時間と湿度センサ22で検出した湿度とに基づいてテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理するフィーダ管理手段としても機能する。
一般に、テープフィーダ12に装着した部品供給テープ13の周辺の空気が乾燥するほど、部品供給テープ13からカバーテープ14を剥離する際に静電気が発生しやすくなって、静電気による不具合が発生しやすくなる。この静電気による不具合は、カバーテープ15の剥離位置付近で発生するため、テープフィーダ12が停止状態で待機するフィーダ停止時間が長くなるほど、部品供給テープ13のカバーテープ14が剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間が長くなって、カバーテープ14を剥離する際に発生する静電気が増加して、静電気による不具合が増える傾向がある。
この特性に着目して、本実施例では、テープフィーダ12が停止状態で待機するフィーダ停止時間を計測すると共に、テープフィーダ12の本体側の部分(カバーテープ15の剥離位置付近)が存在する部品実装機10の内側の空気の湿度を検出し、部品供給テープ13のカバーテープ15が剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間と空気の湿度の両方を考慮して、部品供給テープ13からカバーテープ15を剥離する際に静電気による不具合が発生しやすい状態になっているか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったときに部品供給テープ13の使用を禁止するようにしている。
尚、本実施例では、部品供給テープ13の使用を禁止する機能の他に、カバーテープ15の剥離動作を低速にする機能を任意に選択できるように構成され、作業者が後者の機能を選択した場合に、計測したフィーダ停止時間と湿度とに基づいてカバーテープ15を剥離する際に静電気による不具合が発生しやすい状態になったと判断したときに、カバーテープ15の剥離動作を低速にすることができるようになっている。カバーテープ15の剥離動作を低速にすることで、静電気の発生を少なくすることができる。
ところで、複数のテープフィーダ12がセットされた部品実装機10においては、テープフィーダ12毎にフィーダ停止時間が異なるため、部品供給テープ13のカバーテープ15が剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間もテープフィーダ15毎に異なる。
そこで、複数のテープフィーダ12がセットされた部品実装機10においては、テープフィーダ13毎にフィーダ停止時間を計測し、テープフィーダ13毎にフィーダ停止時間と湿度に基づいて部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理するようにしている。このようにすれば、部品実装機10にセットされたテープフィーダ12毎に静電気による不具合が発生しやすい状態になっているか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったテープフィーダ12についてのみ部品供給テープ13の使用を禁止することができる。
本実施例では、計測したフィーダ停止時間が所定時間以上で且つ湿度センサ22で検出した湿度が所定湿度以下となったときに、テープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を禁止するようにしている。ここで、「所定時間」や「所定湿度」は、予め決められた一定値(固定値)としても良いし、部品供給テープ13の材質や部品種等によって変化させるようにしても良い。部品供給テープ13の材質や部品種等によって、静電気による不具合の発生率が変化するためである。
ところで、テープフィーダ12に装着可能な複数の部品種の部品供給テープ13の中には、カバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない電子部品(例えば大型部品等)も存在する。静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープ13については、使用の許可/禁止を管理する必要はない。
そこで、本実施例では、テープフィーダ12に装着可能な複数の部品種の部品供給テープ13のうち、カバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープ13は、管理対象とはせず、静電気による不具合が発生する可能性のある部品種の部品供給テープ13のみを管理対象とし、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12についてのみ当該部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理し、管理対象とならない部品種の部品供給テープ13については当該部品供給テープ13の使用を許可するようにしている。このようにすれば、静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープ13の管理を行わずに済み、その分、部品供給テープ13の管理に要する処理負荷を軽減できる。
以上説明した本実施例のテープフィーダ12の部品供給テープ13の管理は、部品実装機10の制御装置31(又はホストコンピュータ41)によって図3及び図4のテープフィーダ管理プログラムに従って次のように実行される。本プログラムが起動されると、まず、ステップ101で、作業者が生産スタートボタン39(図2参照)が押すまで待機する。その後、生産スタートボタン39が押された時点で、ステップ102に進み、生産を開始する。これにより、回路基板を部品実装機10に搬入して、テープフィーダ12で部品供給テープ13の先端側からカバーテープ15を剥離して該部品供給テープ13内の電子部品を露出させながら該部品供給テープ13を部品吸着位置へ送り、該部品吸着位置の手前で部品供給テープ13の上面からカバーテープ15を剥離させてキャリアテープ16内の電子部品を露出させ、該部品吸着位置で該キャリアテープ16内の電子部品を部品実装機10の吸着ノズルで吸着して回路基板に実装する。
この後、ステップ103に進み、生産停止又は1枚生産完了(基板払出し)になるまで待機する。その後、生産停止又は1枚生産完了(基板払出し)になった時点で、ステップ104に進み、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12が存在するか否かを判定する。ここで、管理対象となる部品種の部品供給テープ13は、部品供給テープ13からカバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生する可能性のある部品種の部品供給テープ13である。従って、上記ステップ104で、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12が存在しないと判定されれば、カバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しないと判断して、上記ステップ103に戻り、次の生産停止又は1枚生産完了(基板払出し)になるまで待機する。
これに対し、上記ステップ104で、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12が存在すると判定されれば、ステップ105に進み、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12毎に、停止状態で待機するフィーダ停止時間を計測する。そして、次のステップ106で、テープフィーダ12の本体側の部分(カバーテープ15の剥離位置付近)が存在する部品実装機10の内側の空気の湿度を湿度センサ22で検出した後、ステップ107に進み、湿度センサ22で検出した湿度が所定湿度以下であるか否かを判定する。ここで、「所定湿度」は、カバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない湿度範囲の下限値に相当し、予め決められた一定値(固定値)としても良いし、部品供給テープ13の材質や部品種等によって変化させるようにしても良い。部品供給テープ13の材質や部品種等によって、静電気による不具合の発生率が変化するためである。
上記ステップ107で、検出した湿度が所定湿度以下ではないと判定された場合は、静電気による不具合が発生しないと判断して、ステップ109に進み、全てのテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を許可して生産を継続し、上記ステップ103に戻り、次の生産停止又は1枚生産完了(基板払出し)になるまで待機する。
これに対し、上記ステップ107で、検出した湿度が所定湿度以下であると判定された場合は、ステップ108に進み、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12の中に、フィーダ停止時間が所定時間以上となったテープフィーダ12が存在するか否かを判定する。ここで、「所定時間」は、カバーテープ15を剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しやすいフィーダ停止時間の最小値に相当し、予め決められた一定値(固定値)としても良いし、部品供給テープ13の材質や部品種等によって変化させるようにしても良い。部品供給テープ13の材質や部品種等によって、静電気による不具合の発生率が変化するためである。
上記ステップ108で、フィーダ停止時間が所定時間以上となったテープフィーダ12が存在しないと判定された場合は、静電気による不具合が発生しないと判断して、ステップ109に進み、全てのテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を許可して生産を継続し、上記ステップ103に戻り、次の生産停止又は1枚生産完了(基板払出し)になるまで待機する。
これに対し、上記ステップ108で、フィーダ停止時間が所定時間以上となったテープフィーダ12が存在すると判定された場合は、静電気による不具合が発生しやすい状態になっていると判断して、図4のステップ110に進み、フィーダ停止時間が所定時間以上となったテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を禁止し、次のステップ11で、フィーダ停止時間が所定時間以上となったテープフィーダ12から電子部品を吸着ノズルに吸着する動作を停止して、静電気に起因する部品吸着不良を未然に防止する。
この後、ステップ112に進み、部品実装機10の表示装置33やホストコンピュータ41の表示装置等による警告表示や音声によって、静電気による不具合が発生しやすい状態になっているテープフィーダ12の部品供給テープ13が存在することを作業者に警告して、当該部品供給テープ13を交換するように促す。その後、ステップ113に進み、作業者が当該部品供給テープ13を交換するまで待機する。
その後、当該部品供給テープ13が交換された時点で、ステップ114に進み、交換された部品供給テープ13のリール14が交換前と同じであるか否か(つまり作業者が一旦取り外した部品供給テープ13を誤って再装着してしまったか否か)を判定し、その結果、交換された部品供給テープ13のリール14が交換前と同じであると判定されれば、ステップ116に進み、部品実装機10の表示装置33やホストコンピュータ41の表示装置等にエラー表示して、作業者に当該部品供給テープ13を再交換するように促す。その後は、上記ステップ113に戻り、上述した処理を再実行する。
これに対し、上記ステップ114で、交換された部品供給テープ13のリール14が交換前と同じではないと判定されれば、ステップ115に進み、生産を再開する。以後、図3のステップ103以降の処理を再実行する。
以上説明した本実施例では、テープフィーダ12が停止状態で待機するフィーダ停止時間を計測すると共に、テープフィーダ12が存在する空気の湿度を検出し、フィーダ停止時間と湿度に基づいてテープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理するようにしているため、部品供給テープ13のカバーテープ15が剥離位置付近で乾燥状態の空気に晒される時間と空気の湿度の両方を考慮して、部品供給テープ15からカバーテープ15を剥離する際に静電気による不具合が発生しやすい状態になっているか否かを監視して、静電気による不具合が発生しやすい状態になったときに部品供給テープ13の使用を禁止することが可能となり、部品供給テープ13が乾燥状態の空気に晒される時間が長くなることによる不具合を効果的に防止できる。
尚、本実施例では、計測したフィーダ停止時間が所定時間以上で且つ湿度センサ22で検出した湿度が所定湿度以下となったときに、テープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を禁止するようにしたが、本発明は、これに限定されず、計測したフィーダ停止時間が湿度センサ22で検出した湿度に応じて設定した所定時間以上となったときに、テープフィーダ12に装着されている部品供給テープ13の使用を禁止するようにしても良い。この場合、空気の湿度が低いほど(つまり空気が乾燥するほど)、部品供給テープ13からカバーテープ15を剥離する際に静電気が発生しやすくなるため、湿度センサ22で検出した湿度が低いほど、部品供給テープ13の使用を禁止するまでのフィーダ停止時間(所定時間)を短い時間に設定するようにすれば良い。
また、本実施例では、部品実装機10の密閉度が比較的高く、部品実装機10の内側と外側の湿度の差が比較的大きいことを考慮して、部品実装機10の内側に湿度センサ22を設置して、テープフィーダ12の本体側の部分(カバーテープ15の剥離位置付近)が存在する部品実装機10の内側の空気の湿度を検出するようにしたので、静電気による不具合が発生するカバーテープ15の剥離位置付近の空気の湿度を精度良く検出することができ、静電気による不具合が発生しやすい状態であるか否かを精度良く監視することができる。但し、部品実装機10の内側と外側の湿度の差が比較的小さい構成となっている場合は、部品実装機10の外側に湿度センサ22を設置して、部品実装機10の外側の空気の湿度を検出するようにしても良い。
また、本実施例では、テープフィーダ12に装着可能な複数の部品種の部品供給テープ13のうち、静電気による不具合が発生する可能性のある部品種の部品供給テープ13のみを管理対象とし、管理対象となる部品種の部品供給テープ13を装着したテープフィーダ12についてのみ当該部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理するようにしたが、部品実装機10にセットした全てのテープフィーダ12について部品供給テープ13の使用の許可/禁止を管理するようにしても良い。
また、本実施例では、部品実装機10にセットした複数のテープフィーダ12のうち、フィーダ停止時間と湿度に基づいて部品供給テープ13の使用の禁止と判定されたテープフィーダ12についてのみ部品吸着を停止するようにしたが、部品実装機10にセットした全てのテープフィーダ12の部品吸着を停止するようにしても良く、また、部品実装機10の両サイドにテープフィーダ12をセットする構成のものでは、部品供給テープ13の使用の禁止と判定されたテープフィーダ12がセットされたサイドのテープフィーダ12の部品吸着を停止するようにしても良い。また、生産ラインに複数台の部品実装機10を配列した構成のものでは、いずれかの部品実装機10において、フィーダ停止時間と湿度に基づいて部品供給テープ13の使用の禁止と判定された場合に、生産ラインの全ての部品実装機10を停止させるようにしても良い。
その他、本発明は、部品実装機10の構成やテープフィーダ12の構成を適宜変更しても良い等、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できることは言うまでもない。
10…部品実装機、11…フィーダセット台、12…テープフィーダ、13…部品供給テープ、14…リール、15…カバーテープ、16…キャリアテープ、22…湿度センサ(湿度検出手段)、31…制御装置(フィーダ停止時間計測手段,フィーダ管理手段)、33…表示装置、41…生産管理用のホストコンピュータ

Claims (7)

  1. 部品供給テープを装着したテープフィーダを部品実装機にセットして、該テープフィーダで該部品供給テープの先端側からカバーテープを剥離して該部品供給テープ内の電子部品を露出させながら該部品供給テープを部品吸着位置へ送り、該部品実装機の吸着ノズルで該部品供給テープ内の電子部品を吸着して回路基板に実装する部品実装機の生産管理システムにおいて、前記テープフィーダが停止状態で待機する時間(以下「フィーダ停止時間」という)を計測するフィーダ停止時間計測手段と、前記テープフィーダが存在する空気の湿度を検出する湿度検出手段と、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間と前記湿度検出手段で検出した湿度とに基づいて前記テープフィーダに装着されている部品供給テープの使用の許可/禁止を管理するフィーダ管理手段とを備えていることを特徴とする部品実装機の生産管理システム。
  2. 前記フィーダ管理手段は、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間が所定時間以上で且つ前記湿度検出手段で検出した湿度が所定湿度以下となったときに前記テープフィーダに装着されている部品供給テープの使用を禁止することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機の生産管理システム。
  3. 前記フィーダ管理手段は、前記フィーダ停止時間計測手段により計測したフィーダ停止時間が前記湿度検出手段で検出した湿度に応じて設定した所定時間以上となったときに前記テープフィーダに装着されている部品供給テープの使用を禁止することを特徴とする請求項1に記載の部品実装機の生産管理システム。
  4. 前記湿度検出手段は、前記部品実装機の内側の空気の湿度を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の部品実装機の生産管理システム。
  5. 前記部品実装機には、複数のテープフィーダがセットされ、前記フィーダ停止時間計測手段は、テープフィーダ毎に前記フィーダ停止時間を計測し、前記フィーダ管理手段は、テープフィーダ毎に前記フィーダ停止時間と湿度に基づいて部品供給テープの使用の許可/禁止を管理することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の部品実装機の生産管理システム。
  6. 前記テープフィーダに装着可能な複数の部品種の部品供給テープのうち、カバーテープを剥離する際に発生する静電気による不具合が発生しない部品種の部品供給テープは、管理対象とはせず、静電気による不具合が発生する可能性のある部品種の部品供給テープのみを管理対象とし、前記フィーダ管理手段は、管理対象となる部品種の部品供給テープを装着したテープフィーダについてのみ当該部品供給テープの使用の許可/禁止を管理し、管理対象とならない部品種の部品供給テープについては当該部品供給テープの使用を許可することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の部品実装機の生産管理システム。
  7. 前記フィーダ管理手段は、使用禁止と判定した部品供給テープからの電子部品の吸着を停止すると共に、表示及び/又は音声で作業者に警告することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の部品実装機の生産管理システム。


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