JP2017034147A - 可変インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】インダクタンス値を安定かつ迅速に変化させることができ、かつ所望の動作を達成するために必要なエネルギーが少なくて済む、可変インダクタを提供する。
【解決手段】第1および第2のコイル2および3が、互いに間に間隔を隔てかつ各々が与える磁界が互いに打ち消されるように同軸上に配置される。コイル2,3によって発生される磁束の少なくとも一部を横切る空間4を規定する容器部5を設け、空間4の一部を占めるように容器部5内に磁性粉6を装填する。磁性粉6は空間4内で移動し、この移動によって上記磁束に変化を生じさせる。この磁束の変化が、インダクタンス値の変化となって現れる。
【選択図】図1

Description

この発明は、可変インダクタに関するもので、特に、磁束が通る部分での透磁率を変化させることによってインダクタンス値を可変とした可変インダクタに関するものである。
この発明にとって興味ある可変インダクタとして、たとえば、特開2010−135699号公報(特許文献1)に記載されたもの、あるいは特開2009−152254号公報(特許文献2)に記載されたものがある。
特許文献1では、第1のコイルと、第1のコイルが発する磁束を打ち消す方向に磁束を発する第2のコイルと、第1のコイルおよび第2のコイルの間に移動することによって、第1のコイルおよび第2のコイルが発する磁束を遮る可動コアと、第1のコイル、第2のコイルおよび可動コアを内包する閉磁路構造の磁性コアと、を備える、可変インダクタが記載されている。
特許文献2では、半導体基板と、半導体基板上の集積回路層と、集積回路層上の絶縁層と、絶縁層上の再配線層とからなるウェハレベルパッケージに提供されるオンチップ可変インダクタであって、第1インダクタが集積回路層に形成され、第2インダクタが再配線層に形成され、電流制御回路が第1インダクタに接続され、第1インダクタに入力される電流振幅および/または位相を制御することで、第2インダクタを貫通する磁束を変化させるように構成された、可変インダクタが記載されている。
特開2010−135699号公報 特開2009−152254号公報
しかしながら、特許文献1に記載の可変インダクタでは、可動コアを安定して保持しながら、これを機械的に移動させて、第1のコイルおよび第2のコイルが発する磁束を選択的に遮るように構成する必要があるため、可動部の動作安定性が問題となりやすい。また、可動コアの質量が比較的大きいため、これを移動させるのに比較的多くの電力を必要とし、また、動作の反応速度も低いという問題もある。
他方、特許文献2に記載の可変インダクタでは、第1インダクタに入力される電流振幅および/または位相を制御するため、電流を流し続けなければならず、インダクタンス値を変化させた後にあっては、直流電流成分が制御に寄与しないことになり、無駄な電流であるとみなすことができる。このため、電流制御回路の電力効率、ひいては、可変インダクタのエネルギー効率が悪いという問題がある。
そこで、この発明の目的は、上述した問題の低減化を図ることができる、すなわち、インダクタンス値を安定かつ迅速に変化させることができ、かつ所望の動作を達成するために必要なエネルギーが少なくて済む、可変インダクタを提供しようとすることである。
この発明に係る可変インダクタは、まず、磁束を発生するコイルを備える。そして、上述した技術的課題を解決するため、この発明に係る可変インダクタは、さらに、上記コイルによって発生される磁束の少なくとも一部を横切る空間を規定する容器部と、上記空間の一部を占めるように容器部内に装填された磁性粉と、を備える。磁性粉は上記空間内で移動可能とされ、この移動によって上記磁束に変化を生じさせる。ここで、磁束の変化とは、磁束の通りやすさが変化したり、磁束の経路が変化したりすることである。そして、このような磁束の変化は、インダクタンス値の変化となって現れる。
この発明において、上記容器部によって規定される空間は、コイルが与える磁界の比較的強い第1領域と比較的弱い第2領域とを有し、磁性粉は、第1領域と第2領域との間で移動可能とされることが好ましい。この構成によれば、インダクタンス値の変化をより効率良く得ることができる。
この発明において、コイルは、互いに間に間隔を隔てて同軸上に配置された、第1および第2のコイルを含むことが好ましい。この場合、第1のコイルと第2のコイルとは、各々が与える磁界が互いに打ち消されるようにされ、上記空間の少なくとも一部は、第1および第2のコイルの間に位置するようにされる。このように、可変インダクタが2個のコイルを備えると、1個のコイルしか備えない場合に比べて、インダクタンス値の変化量を大きくすることができる。
この発明において、好ましくは、磁性粉は、帯電性を有する樹脂でコーティングされており、可変インダクタは、空間内に電界を発生させるように電圧を印加するための電界発生用電極をさらに備え、電界発生用電極に電圧を印加することにより、磁性粉を空間内で移動させるように構成される。
この構成によれば、外部から電界発生用電極に電圧を印加するだけで、磁性粉を空間内で移動させ、応じて、インダクタンス値を変化させることができる。このとき、磁性粉を移動させるのに必要な電力は、特許文献1に記載の可動コアを移動させるのに必要な電力に比べて格段に少なくて済む。また、磁性粉は帯電性を有しているので、電界発生用電極に電圧が印加されなくなっても、容易には動かない。そのため、磁性粉の移動状態を維持するための電力を必要としない。これらのことから、消費電力の節減を図ることができる。
上記の好ましい構成において、電界発生用電極は、空間を規定する容器部の壁面に沿って分布する櫛形部分を含むことがより好ましい。これによって、インダクタのQ値を低下させる渦電流の発生を抑制することができる。
この発明に係る可変インダクタは、前述したように、磁性粉を電界によって移動させる構成に限らず、磁性粉をそれ自身の重力により空間内で移動させる構成を備えていてもよい。
この発明によれば、磁性粉が容器部内の空間を移動することにより、コイルによって発生される磁束が変化し、コイルによって与えられるインダクタンス値を変化させることができる。このように、インダクタンス値を変化させるために、比較的軽量の磁性粉の移動を利用し、かつ、磁性粉の移動可能な保持のために、単に磁性粉を収容する容器部を準備するだけでよいので、質量の比較的大きい可動コアのような可動部を動作させる場合に遭遇し得る問題を有利に回避することができる。すなわち、可動コアのような可動部を動作可能に保持するための機構が不要であり、また、磁性粉は、比較的軽量であるため、動作安定性に優れ、かつ動作の反応速度が高く、また、所望の動作を達成するために必要なエネルギーが少なくて済む、という利点を期待できる。
この発明の第1の実施形態による可変インダクタ1を示す断面図であり、第1の動作原理に従ってインダクタンス値を変化させた2つの典型的な状態を示している。 この発明の第2の実施形態による可変インダクタ11を示す断面図であり、第2の動作原理に従ってインダクタンス値を変化させ得る構成を図示している。 この発明の第3の実施形態による可変インダクタ21の外観を示す斜視図である。 図3に示した可変インダクタ21の等価回路図である。 図3に示した可変インダクタ21の線V−Vに沿う断面図である。 図3に示した可変インダクタ21を断面図で表わしたもので、(A)は図5の線A−Aに沿う断面図、(B)は同じく線B−Bに沿う断面図、(C)は同じく線C−Cに沿う断面図、(D)は同じく線D−Dに沿う断面図、(E)は同じく線E−Eに沿う断面図、(F)は同じく線F−Fに沿う断面図である。 この発明の第4の実施形態による可変インダクタ51の、図5に対応する断面図である。
図1は、この発明の第1の実施形態による可変インダクタ1を示している。可変インダクタ1は、図1の(1)および(2)にそれぞれ示す2つの典型的な状態をとり、これによって、インダクタンス値を変化させる。
可変インダクタ1は、第1のコイル2と第2のコイル3とを備える。第1のコイル2と第2のコイル3とは、互いに間に間隔を隔てて同軸上に配置されている。第1のコイル2と第2のコイル3とは、各々が与える磁界が互いに打ち消されるようにされる。
可変インダクタ1は、また、コイル2および3によって発生される磁束の少なくとも一部を横切る空間4を規定する容器部5と、上記空間4の一部を占めるように容器部5内に装填された磁性粉6と、を備える。磁性粉6としては、たとえば、フェライト粉、またはカルボニル鉄粉もしくはニッケル粉のような磁性流体に使用される金属粉全般を用いることができる。
容器部5によって規定される空間4は、コイル2および3が与える磁界の比較的強い第1領域7と比較的弱い第2領域8とを有する。より具体的には、空間4は断面T字状を成していて、第1領域7は、第1のコイル2と第2のコイル3とによって挟まれる位置にあり、第2領域8は、第2のコイル3の、第1のコイル2側とは反対側であって、第2のコイル3から離隔した位置にある。
この実施形態では、インダクタンス値を変えるため、可変インダクタ1の姿勢が変更される。この可変インダクタ1の姿勢の変更により、磁性粉6は、それ自身の重力に基づき、空間4内において、第1領域7と第2領域8との間で可逆的に移動可能とされる。
より詳細には、図1(1)では、可変インダクタ1は、容器部5の第2領域8側を下方に位置させる姿勢とされ、磁性粉6は、それ自身の重力に従って、第2領域8に落ち着いている。他方、図1(2)では、可変インダクタ1は、容器部5の第1領域7側を下方に位置させる姿勢とされ、磁性粉6は、それ自身の重力に従って、第1領域7に落ち着いている。なお、容器部5には、磁性粉6の、第1領域7への移動を円滑なものとするため、円錐面状のガイド面9が設けられていてもよい。
上述のような磁性粉6の変位によって、コイル2および3が発生する磁束に変化を生じさせる。より具体的には、磁性粉6の移動は、第1のコイル2と第2のコイル3との間の距離を変えたのと同様、磁束の通りやすさを変化させる。磁束の変化は、可変インダクタ1におけるインダクタンス値の変化となって現れる。すなわち、図1(1)に示す、コイル2および3が与える磁界の比較的弱い第2領域8に磁性粉6があるときの可変インダクタ1のインダクタンス値は、図1(2)に示す、コイル2および3が与える磁界の比較的強い第1領域7に磁性粉6があるときの可変インダクタ1のインダクタンス値より低くなる。
このようなインダクタンス値の変化は、再現性をもって繰り返し実現することができる。ここで、コイル2および3が与える磁界の強さに注目すると、第1領域7での磁界の強さと第2領域8での磁界の強さとの差がより大きいほど、インダクタンス値の変化量をより大きくすることができる。
次に、図2を参照して、この発明の第2の実施形態による可変インダクタ11について説明する。図2に示した可変インダクタ11は、図1に示した可変インダクタ1と共通する要素を多く備えている。したがって、図2において、図1に示した要素と共通する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
可変インダクタ11は、前述の可変インダクタ1に備える要素に加えて、容器部5によって規定される空間4内に電界を発生させるように電圧を印加するための電界発生用電極12〜14をさらに備えることを特徴としている。電界発生用電極12は、空間4の第2領域8の終端を規定する容器部5の端面壁に沿って設けられる。電界発生用電極13および14は、空間4の第1領域7の周面を規定する容器5の側面壁に沿って設けられる。また、電界発生用電極13と電界発生用電極14とは、電気的に並列接続され、互いに対向するように位置される。
直流電源15が、コイル2および3に与えられる信号系電源(図示せず。)とは別に用意される。直流電源15から供給される電圧およびその極性は可変とされる。直流電源15は、電界発生用電極12と電界発生用電極13および14との間に電圧を印加し、それによって、空間4内に電界を発生させる。
他方、可変インダクタ11においては、磁性粉6としては、帯電性を有する樹脂でコーティングされたものが用いられる。より具体的には、電子写真用キャリアとして用いられるマグネタイト、Mn−系ソフトフェライト、Mn−Mg系ソフトフェライト、Cu−Zn系ソフトフェライト等を芯材として、これに樹脂コーティングを施したものが磁性粉6として有利に用いられる。したがって、直流電源15から電界発生用電極12と電界発生用電極13および14との間に、たとえば数10V程度の電圧を印加することにより、磁性粉6が空間4内で移動する。直流電源15から供給される電圧の極性を変えることにより、両方向矢印16で示すように、磁性粉6を第1領域7に向かって移動させたり、第2領域8に向かって移動させたりすることができる。
より具体的には、直流電源15が図2に示す極性にあるとき、電界発生用電極12にプラスの電位が与えられ、かつ電界発生用電極13および14にマイナスの電位が与えられる。このとき、磁性粉6が正に帯電するものであれば、磁性粉6は、マイナス電位の電界発生用電極13および14側に引き寄せられて、第1領域7へと移動する。その結果、可変インダクタ11は、比較的高いインダクタンス値を与える。その後、直流電源15がオフされても、磁性粉6は、第1領域7に留まった状態が維持される。
他方、可変インダクタ11のインダクタンス値を比較的低くする場合、直流電源15の極性が切り替えられる。すなわち、電界発生用電極12にマイナスの電位が与えられ、かつ電界発生用電極13および14にプラスの電位が与えられる。前述したように、磁性粉6は、正に帯電するものであれば、マイナス電位の電界発生用電極12側に引き寄せられて、第2領域8へと移動する。その結果、可変インダクタ11は、比較的低いインダクタンス値を与える。その後、直流電源15がオフされても、磁性粉6は、第2領域8に留まった状態が維持される。
なお、図2では、磁性粉6が第1領域7および第2領域8の双方に位置しているように図示されているが、実際には、磁性粉6は、通常、第1領域7および第2領域8のいずれか一方に位置するものである。
しかし、表示内容が電気的に書き換えられる表示媒体として注目されている「電子ペーパー」の駆動方式を適用すれば、磁性粉6のうち、特定の磁性粉のみを移動させることができるので、磁性粉6が特定の割合で第1領域7および第2領域8の双方に分配される場合もあり得る。その場合には、中間のインダクタンス値を実現することも可能である。この変形例は、後述する他の実施形態においても適用可能である。
また、空間4内は、気体に限らず、液体で満たされていてもよい。たとえばシリコーンオイルのような液体で満たされている場合、磁性粉6の移動速度は、気体で満たされている場合に比べて遅くなるが、電界を印加しやすいので、電界発生用電極12と電界発生用電極13および14との間に印加すべき電圧をより低くすることができる。この変形例は、後述する他の実施形態でも適用可能である。
次に、図3ないし図6を参照して、この発明の第3の実施形態による可変インダクタ21について説明する。
前述の可変インダクタ1および11では、特に限定されるものではないが、コイル2および3は、巻線をもって構成されたものを意図していた。これに対して、可変インダクタ21は、積層構造のコイルを備え、積層技術を適用して製造されるチップタイプのものである。
可変インダクタ21は、積層構造を有する直方体状の部品本体22を備える。図3に示すように、部品本体22の相対向する端面23および24には、それぞれ、第1および第2の外部端子電極27および28が設けられ、端面23および24に隣接する相対向する側面25および26には、それぞれ、第3および第4の外部端子電極29および30が設けられる。これら外部端子電極27〜30は、部品本体22の端面23および24ならびに側面25および26の各々において、部品本体22の厚み方向に貫通するように形成された切欠きを埋める状態で設けられている。
外部端子電極27〜30の上述したような形態は、可変インダクタ21の製造方法に起因する。部品本体22を製造するにあたっては、X方向およびY方向のカット線に沿うカットにより、複数の部品本体22を取り出すことができる、マザー状態の部品本体が製造される。このマザー状態の部品本体には、その中心線上に上記カット線を位置させる平面形状が矩形の貫通孔が設けられ、この貫通孔には導体が充填される。そして、マザー状態の部品本体をカット線に沿ってカットすることによって、複数の部品本体22が取り出される。このとき、カット線は上述の貫通孔の中心線を通るため、貫通孔を充填していた導体は、カットによって分断され、上述した外部端子電極27〜30となる。
図4に示すように、第1および第2の外部端子電極27および28の間には、インダクタンスLが形成され、このインダクタンスLは、第3および第4の外部端子電極29および30の間に印加される電圧によって可変とされる。
可変インダクタ21は、図2に示した可変インダクタ11に備える要素に相当する要素を備えている。すなわち、可変インダクタ21は、部品本体22の内部において、第1および第2のコイル31および32ならびに電界発生用電極33および34を形成し、かつ、部品本体22の一部によって、空間35を規定する容器部36を構成している。
部品本体22は、図5に示すように、アルミナ等からなる第1および第2の絶縁性基板37および38の間に、ポリイミド等からなる樹脂層39を挟んだ積層構造を有している。第1の絶縁性基板37は、図6(A)および(B)にも図示され、樹脂層39は、図6(C)にも図示され、第2の絶縁性基板38は、図6(D)〜(F)にも図示されている。
第1のコイル31は、図6(B)にも示されているように、たとえば銅からなる渦巻き状のパターン導体から構成され、第1の絶縁性基板37に設けられる。ここで、第1のコイル31は、第1の絶縁性基板37の、樹脂層39に接する面側に位置される。第1のコイル31は、必要に応じて、絶縁被覆される。第1の絶縁性基板37は、複数の絶縁体層からなる積層構造を有し、第1のコイル31が位置する絶縁体層とは異なる絶縁体層には、図6(A)に示すように、引出し導体40が設けられる。引出し導体40の一方端は、特定の絶縁体層を貫通するビア導体41を介して、第1のコイル31の内周端と電気的に接続され、引出し導体40の他方端は、第1の外部端子電極27と電気的に接続される。
第2のコイル32は、図6(D)にも示されているように、第2の絶縁性基板38に設けられる。第2のコイル32は、第1のコイルと同様、たとえば銅からなる渦巻き状のパターン導体から構成される。また、第2のコイル32は、第2の絶縁性基板38の、樹脂層39に接する面側に位置される。第2のコイル32は、必要に応じて、絶縁被覆される。第2の絶縁性基板38も、複数の絶縁体層からなる積層構造を有し、第2のコイル32が位置する絶縁体層とは異なる絶縁体層には、図6(E)に示すように、引出し導体42が設けられる。引出し導体42の一方端は、特定の絶縁体層を貫通するビア導体43を介して、第2のコイル32の内周端と電気的に接続され、引出し導体42の他方端は、第2の外部端子電極28と電気的に接続される。
前述のように、第1の絶縁性基板37の、樹脂層39に接する面側に位置された第1のコイル31の外周端と、第2の絶縁性基板38の、樹脂層39に接する面側に位置された第2のコイル32の外周端とは、図6(B)〜(D)において図示したビア導体44によって電気的に接続される。ビア導体44は、樹脂層39を貫通するように設けられる。
以上のようにして、第1のコイル31と第2のコイル32とは、互いに間に間隔を隔てて同軸上に配置され、また、第1のコイル31と第2のコイル32とは、各々が与える磁界が互いに打ち消されるようにされる。
樹脂層39には、ここを厚み方向に貫通する貫通孔45が設けられる。貫通孔45は、図6(C)に示すように、実質的に長円形の平面形状を有している。また、第2の絶縁性基板38には、樹脂層39に接する面側に開口を有し、貫通孔45と連通する凹部46が設けられる。凹部46は、図6(C)〜(E)に示すように、貫通孔45より小さく、実質的に長円形の平面形状を有している。凹部46の底面は、第2のコイル32から十分に離隔した位置にある。
前述した空間35は、上記貫通孔45および凹部46によって与えられる。したがって、空間35を規定する容器部36は、部品本体22の一部によって与えられる。空間35は、コイル31および32によって発生される磁束の少なくとも一部を横切るように位置している。空間35の一部を占めるように、容器部36内には磁性粉が装填されるが、図5および図6では、磁性粉の図示を省略している。また、可変インダクタ21においても、磁性粉として、図2に示した可変インダクタ11の場合と同様、帯電性を有する樹脂でコーティングされたものが用いられる。
前述した電界発生用電極33は、図6(F)によく示されているように、第2の絶縁性基板38に設けられる。電界発生用電極33は、第2の絶縁性基板38を構成する複数の絶縁体層のうち、凹部46の底面を与える絶縁体層に設けられ、その一部が凹部46の底面に露出する。電界発生用電極33は、空間35を規定する容器部36の底面壁に沿って分布する櫛形部分を含んでいる。これによって、インダクタのQ値を低下させる渦電流の発生を抑制することができる。電界発生用電極33は、図6(F)に示すように、引出し導体47を介して、第3の外部端子電極29に電気的に接続される。
電界発生用電極33と対をなす電界発生用電極34は、樹脂層39内に位置し、貫通孔45の周面に露出するように設けられる。電界発生用電極34は、図5からわかるように、空間35を規定する容器部36の側面壁に沿って分布する櫛形部分を含んでいる。詳細な図示は省略するが、電界発生用電極34の櫛形部分の各櫛歯は、樹脂層39の厚み方向に延びる導体によって互いに電気的に接続される。また、電界発生用電極34は、図6(C)に示すように、引出し導体48を介して、第4の外部端子電極30に電気的に接続される。
上述したように、電界発生用電極33および34が櫛形部分を含んでいると、インダクタのQ値を低下させる渦電流の発生を抑制することができる。
図5を参照して、上述した空間35は、コイル31および32が与える磁界の比較的強い第1領域49と比較的弱い第2領域50とを有する。この実施形態では、第1領域49は、第1のコイル31と第2のコイル32とによって挟まれる位置、すなわち、貫通孔45によって規定される位置にあり、第2領域50は、第2のコイル32の、第1のコイル31側とは反対側であって、第2のコイル32から十分に離隔した位置、すなわち、凹部46の底面近傍の位置にある。
可変インダクタ21の製造において、第2の絶縁性基板38は、その一部となる特定の絶縁体層上に、電界発生用電極33および引出し導体47を形成し、その上に凹部46の一部となる貫通孔を有する絶縁体層を積層し、この絶縁体層上に引出し導体42を形成し、さらに、凹部46の残部となる貫通孔を有しかつビア導体43を設けた絶縁体層を積層し、この絶縁体層上に第2のコイル32を形成する各工程を経て得られる。
また、樹脂層39は、可変インダクタ21の製造において、第1および第2の絶縁性基板37および38を互いに接合する機能を果たすもので、接合前の段階で、貫通孔45を有し、かつ電界発生用電極34、引出し導体48およびビア導体44を設けている。樹脂層39は積層構造を有していて、櫛形部分を有する電界発生用電極34の形成にあたっては、各櫛歯が異なる層に設けられ、これらが厚み方向に延びる導体によって互いに接続される。また、樹脂層39は、好ましくは、半硬化状態で第1および第2の絶縁性基板37および38の間に配置され、これが硬化されることによって、第1および第2の絶縁性基板37および38を互いに接合する状態が達成される。
可変インダクタ21は、第1および第2の外部端子電極27および28を信号経路に接続することによって、インダクタとして機能させながら、第3および第4の外部端子電極29および30間に、所定の電圧値および極性の電圧が印加されることによって、インダクタンス値が可変とされる。
インダクタンス値を可変とするメカニズムは、図2に示した可変インダクタ11の場合と実質的に同様である。簡単に言えば、第3および第4の外部端子電極29および30を介して、電界発生用電極33および34間に、特定の極性の電圧が印加されると、磁性粉が電界発生用電極33および34のいずれか一方側に引き寄せられ、第1領域49および第2領域50のいずれか一方側へと移動する。この状態は、電界発生用電極33および34間に印加される電圧がオフされても維持される。
他方、電界発生用電極33および34間に印加される電圧の極性が切り替えられると、磁性粉は電界発生用電極33および34のいずれか他方側に引き寄せられ、第1領域49および第2領域50のいずれか他方側へと移動する。この状態は、電界発生用電極33および34間に印加される電圧がオフされても維持される。
次に、図7を参照して、この発明の第4の実施形態による可変インダクタ51について説明する。図7と図5とを対比すればわかるように、図7に示した可変インダクタ51は、図5に示した可変インダクタ21と共通する多くの要素を備えている。したがって、図7において、図5に示した要素に相当する要素には同様の参照符号を付し、重複する説明を省略する。
前述した可変インダクタ1、11および21は、コイルとして、互いに間に間隔を隔てて同軸上に配置され、かつ各々が与える磁界が互いに打ち消されるようにされた、2個のコイル2および3(または31および32)を備えるものであったが、図7に示した可変インダクタ51は、コイルとして、単に1個のコイル52のみを備えることを特徴としている。
コイル52は、その外周端が引出し導体53を介して第1の外部端子電極27に電気的に接続され、その内周端がビア導体54および引出し導体55を介して第2の外部端子電極28に電気的に接続される。
このコイル52によって発生される磁束の少なくとも一部を横切る空間56において、コイル52が与える磁界の比較的強い第1領域57は、コイル52によって囲まれた部分、すなわち、凹部46内に相当する部分にあり、コイル52が与える磁界の比較的弱い第2領域58は、コイル52から十分に離隔した位置、すなわち、貫通孔45内の比較的上部に相当する部分にある。この実施形態では、空間56における第1領域57と第2領域58との位置関係が、前述した可変インダクタ21の空間35における第1領域49と第2領域50との位置関係とは逆転している。また、第1領域57となる凹部46は、前述した可変インダクタ21の第2領域50となる凹部46より浅く形成されている。
電界発生用電極33および34間に、特定の極性の電圧が印加されると、図示を省略した磁性粉が電界発生用電極33および34のいずれか一方側に引き寄せられ、第1領域49および第2領域50のいずれか一方側へと移動する。他方、電界発生用電極33および34間に印加される電圧の極性が切り替えられると、磁性粉は電界発生用電極33および34のいずれか他方側に引き寄せられ、第1領域57および第2領域58のいずれか他方側へと移動する。このような磁性粉の移動の結果、インダクタンス値が変化する。
なお、図7に示した可変インダクタ51によれば、単に1個のコイル52しか備えないため、2個のコイル31および32を備える前述した可変インダクタ21に比べて、インダクタンス値の変化量は小さくなる。
以上、この発明を図示したいくつかの実施形態に関連して説明したが、この発明の範囲内において、その他種々の変形例が可能である。たとえば、容器部によって規定される空間の形状は、コイルによって発生される磁束の少なくとも一部を横切るようなものとなっている限り、任意に変更することができる。
また、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能である。
1,11,21,51 可変インダクタ
2,3,31,32,52 コイル
4,35 空間
5,36 容器部
6 磁性粉
7,49 第1領域
8,50 第2領域
12〜14,33,34 電界発生用電極

Claims (6)

  1. 磁束を発生するコイルと、
    前記コイルによって発生される前記磁束の少なくとも一部を横切る空間を規定する容器部と、
    前記空間の一部を占めるように前記容器部内に装填された磁性粉と、
    を備え、
    前記磁性粉は前記空間内で移動可能とされ、この移動によって前記磁束に変化を生じさせるようにした、
    可変インダクタ。
  2. 前記容器部によって規定される前記空間は、前記コイルが与える磁界の比較的強い第1領域と比較的弱い第2領域とを有し、前記磁性粉は、前記第1領域と前記第2領域との間で移動可能とされる、請求項1に記載の可変インダクタ。
  3. 前記コイルは、互いに間に間隔を隔てて同軸上に配置された、第1および第2のコイルを含み、
    前記第1のコイルと前記第2のコイルとは、各々が与える磁界が互いに打ち消されるようにされ、
    前記空間の少なくとも一部は、前記第1および第2のコイルの間に位置する、
    請求項1または2に記載の可変インダクタ。
  4. 前記磁性粉は、帯電性を有する樹脂でコーティングされており、
    前記空間内に電界を発生させるように電圧を印加するための電界発生用電極をさらに備え、
    前記電界発生用電極に電圧を印加することにより、前記磁性粉を前記空間内で移動させるようにした、
    請求項1ないし3のいずれかに記載の可変インダクタ。
  5. 前記電界発生用電極は、前記空間を規定する前記容器部の壁面に沿って分布する櫛形部分を含む、請求項4に記載の可変インダクタ。
  6. 前記磁性粉は、それ自身の重力により前記空間内で移動するようにされた、請求項1ないし3のいずれかに記載の可変インダクタ。
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