JP2017031698A - 建具 - Google Patents

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Abstract

【課題】障子の両端における開閉角度のずれを抑制でき、精度良く障子を開閉できる建具を提供すること。【解決手段】下枠12の左右方向の一端側に設けられ、障子2を操作する操作部5と、下枠12に設けられ、基端側が操作部5に連結されて下枠12に沿って左右方向にスライド移動する連動バー6と、先端側が下框22に支持されるとともに、基端側が下枠12に設けられた支持部71及び連動バー6に回動可能に支持される開閉アーム70と、を備える横辷り出し窓1である。【選択図】図5

Description

本発明は、建具に関する。
従来、建物の開口部に設けられる建具として、辷り出し式に障子を開閉する辷り出し窓が知られている。例えば横辷り出し窓では、リンク機構を介して障子の左右の両縦框が枠体に連結される。これにより、障子の上端が枠体に沿って上下に移動するとともに、障子の下端が屋外側に突出するように障子が回動することで、障子が開放される。即ち、障子の上下両端を開放することができるため、換気性に優れるうえ、障子の清掃が容易であるという利点を有する。
ここで、縦枠の一方に設けられたリンク機構に連結され、操作者が障子の開閉を操作するための操作部を縦枠の一方に設けるとともに、左右に設けられたリンク機構を連結する軸部材を下枠に沿って設けた横辷り出し窓が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この横辷り出し窓によれば、縦枠の一方に設けられた操作部を操作することで、操作部による駆動力が両リンク機構に伝達され、障子が開放される。
特開2011−117167号公報
しかしながら、特許文献1の横辷り出し窓では、操作部による直線方向の駆動力が一方の縦枠に設けられたリンク機構に直接伝達されるのに対して、他方の縦枠に設けられたリンク機構には、操作部による駆動力が軸部材の回転方向の駆動力に変換された後に伝達される。そのため、障子の左右の両端における開閉角度にずれが生じ易く、精度良く障子を開閉できなかった。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、障子の両端における開閉角度のずれを抑制でき、精度良く障子を開閉できる建具を提供することにある。
(1)上記目的を達成するため本発明は、上枠(例えば、後述の上枠11)、下枠(例えば、後述の下枠12)及び左右の縦枠(例えば、後述の縦枠13,14)を有する枠体(例えば、後述の枠体10)と、該枠体内に開閉可能に設けられ、上框(例えば、後述の上框21)、下框(例えば、後述の下框22)及び左右の縦框(例えば、後述の縦框23,24)を有する障子(例えば、後述の障子2)と、を備える建具(例えば、後述の横辷り出し窓1)であって、前記下枠の左右方向の一端側に設けられ、前記障子を操作する操作部(例えば、後述の操作部5)と、前記下枠に設けられ、基端側が前記操作部に連結されて前記下枠に沿って左右方向にスライド移動する連動バー(例えば、後述の連動バー6)と、先端側が前記下框に支持されるとともに、基端側が前記下枠に設けられた支持部(例えば、後述の支持部71)及び前記連動バーに回動可能に支持される開閉アーム(例えば、後述の開閉アーム70)と、を備える建具を提供する。
(2)(1)の発明において、前記支持部は、前記連動バーに対して並行に延びる第1ガイド孔(例えば、後述の第1ガイド孔711)を有し、前記開閉アームは、前記第1ガイド孔に挿通される第1突部(例えば、後述の第1突部701)を有することが好ましい。
(3)(2)の発明において、前記支持部は、前記連動バーに対して傾斜して延びる傾斜孔部(例えば、後述の傾斜孔部712a)と、前記連動バーに対して並行に延びる並行孔部と(例えば、後述の並行孔部712b)、が連続して形成された第2ガイド孔(例えば、後述の第2ガイド孔712)を有し、前記開閉アームは、前記第2ガイド孔に挿通される第2突部(例えば、後述の第2突部702)を有することが好ましい。
(4)(1)から(3)の発明において、前記開閉アームに設けられた第1ロックピン(例えば、後述の第1ロックピン81)と、前記支持部に設けられ、前記第1ロックピンが係脱可能な第1係合部(例えば、後述の第1係合部82)と、を有し、前記障子の閉鎖時に、前記第1ロックピンと前記第1係合部が係合することが好ましい。
(5)(1)から(4)いずれかの発明において、前記下框に設けられた第2ロックピン(例えば、後述の第2ロックピン91)と、前記連動バーに設けられた第2係合部(例えば、後述の第2係合部92)と、を有し、前記障子の閉鎖時に、前記第2ロックピンと前記第2係合部が係合することが好ましい。
本発明によれば、障子の両端における開閉角度のずれを抑制でき、精度良く障子を開閉できる建具を提供できる。
本発明の一実施形態に係る横辷り出し窓を屋外側から見た姿図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓を屋内側から見た姿図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の縦断面図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の横断面図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の部分断面平面図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の全閉状態を示す部分断面平面図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の半開状態を示す部分断面平面図である。 上記実施形態に係る横辷り出し窓の全開状態を示す部分断面平面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳しく説明する。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた窓におけるガラスの面方向を意味し、「見込方向」とは、上記ガラスの厚さ方向(即ち、奥行き方向)を意味する。
図1は、本発明の一実施形態に係る横辷り出し窓1を屋外側から見た姿図である。図2は、本実施形態に係る横辷り出し窓1を屋内側から見た姿図である。本実施形態の横辷り出し窓1は、図示しない建物の壁に形成された開口部に納められる。また、これら図1及び図2に示されるように横辷り出し窓1は、建物の開口部に取り付けられる枠体10と、枠体10に開閉可能に納められた障子2と、を備える。
枠体10は、上枠11と、下枠12と、左右の縦枠13,14と、により矩形に枠組みされて形成される。本実施形態の横辷り出し窓1は、横幅方向(左右方向)の寸法が大きく設定された横長の窓であり、操作者の手が届く範囲内で高所に設けられた開口部に納められる。
図3は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の縦断面図である。図3は、後述する操作部が設けられた左右方向の一端側(右側)を他端側(左側)から見た縦断面図である。横辷り出し窓1は、アルミ等の金属と樹脂とからなる複合型の窓であり、断熱性に優れる。即ち、枠体10及び障子2は、それぞれ、屋外側がアルミ等の金属で形成され、屋内側が樹脂で形成される。
障子2は、上框21と、下框22と、左右の縦框23,24と、により矩形に框組みされて形成された框体20と、該框体20内に嵌め込まれたガラス200と、を備える。
ガラス200は、屋内側の板ガラス201と、屋外側の板ガラス202と、これら2枚の板ガラスで挟持されたスペーサ203と、を備える複層ガラスである。この複層ガラスで構成されたガラス200は、優れた断熱性を有する。
上枠11は、屋外側に設けられたアルミ等の金属からなる金属上枠111と、その屋内側に設けられ且つ塩化ビニル樹脂等の樹脂からなる樹脂上枠112と、を含んで構成される。
金属上枠111は、屋外側の外側金属上枠111aと、屋内側の内側金属上枠111bと、を有する。また、金属上枠111は、これら外側金属上枠111aと内側金属上枠111bとを連結する樹脂製のブリッジ材111cを有する。
樹脂上枠112は、複数の断面矩形状の空気室113aを形成する格子状部112aと、格子状部112aの上側に突出する複数の突出部112bと、格子状部112aの下側に位置して溝112cを形成する凹状部112dと、を有する。本実施形態では、溝112cには樹脂部材114が嵌合されているが、網戸を設ける場合にはこの樹脂部材114の代わりに網戸の上框が溝112cに係合される。
樹脂上枠112は、凹状部112dの屋外側の下端に設けられたパッキン112eをさらに有する。このパッキン112eが後述する樹脂上框212に当接することで、樹脂上枠112の屋外側には、空気室113bが形成される。
また、金属上枠111と樹脂上枠112との間には、複数の突出部112bによって仕切られる複数の空気室113cが形成される。
上框21は、屋外側に配置されたアルミ等の金属からなる金属上框211と、その屋内側に設けられ且つ塩化ビニル樹脂等の樹脂からなる樹脂上框212と、を含んで構成される。
金属上框211は、屋外側から立設する立設部211aを有し、その先端の屋内側が金属上枠111の屋外側に設けられたパッキン111dに当接する。
樹脂上框212は、複数の断面矩形状の空気室213aを形成する格子状部212aを有する。格子状部212aは、屋内側において上述のパッキン112eに当接する。
また、上框21は、下向きに開口して形成される溝21aを有する。溝21aは、ガスケット10aを介してガラス200の上端部を挟持する。
下枠12及び下框22は、それぞれ上枠11及び上框21に類似した構成を有するため、対応する構成については同様の規則性を持って符号を付し、その説明を省略する。従って以下では、下枠12及び下框22の構成のうち、上枠11及び上框21と相違する構成についてのみ説明する。
下枠12の屋内側における左右方向の一端側には、障子2を開閉するために操作者が操作する操作部5が設けられる。この操作部5は、後述する障子2の開閉機構4の一部を構成する。
図3に示されるように、操作部5は、ハンドル式の操作部である。操作部5は、ハンドル51と、図示しないボールねじ機構と、を含んで構成される。操作部5は、操作者がハンドル51を回転させることで生じた回転方向の駆動力を、ボールねじ機構により直線方向の駆動力に変換する。変換された直線方向の駆動力は、後述する連動バーに伝達される。
なお、図3中に示される開閉アーム70、支持部71、取り付け部材72、第1突部701、第2突部702、第3突部703、第3係合部706、連動バー6及びレール61については、後段で詳述する。
図4は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の横断面図である。図4は、横辷り出し窓1を上側から見た横断面図である。
縦枠13と縦枠14は同一の構成を有し、縦框23と縦框24は同一の構成を有する。従って、以下では縦枠13と縦框23の構成についてのみ説明する。
縦枠13は、屋外側に配置されたアルミ等の金属からなる金属縦枠131と、その屋内側に配置され且つ塩化ビニル樹脂等の樹脂からなる樹脂縦枠132と、を含んで構成される。
樹脂縦枠132は、複数の断面矩形状の空気室133aを形成する格子状部132aと、格子状部132aの外側に突出する複数の突出部132bと、格子状部132aの内側(障子側)に位置して溝132cを形成する凹状部132dと、を有する。本実施形態では、溝132cには樹脂部材134が嵌合されているが、網戸を設ける場合にはこの樹脂部材134の代わりに網戸の縦框が溝132cに係合される。
樹脂縦枠132は、凹状部132dの屋外側に設けられたパッキン132fと、凹状部132dの内側(障子側)の先端に配置されるパッキン132gをさらに有する。これにより、縦枠13と縦框23との間に空気室133bが形成される。
また、金属縦枠131と樹脂縦枠132との間には、複数の突出部132bによって仕切られる複数の空気室133cが形成される。
縦框23は、屋外側に配置されたアルミ等の金属からなる金属縦框231と、その屋内側に配置され且つ塩化ビニル樹脂等の合成樹脂からなる樹脂縦框232と、を含んで構成される。
金属縦框231は、屋外側から内側(障子側)に延出する横設部231aを有する。金属縦框231は、横設部231aの先端に配置され且つ金属縦枠131に当接するパッキン231bを有する。
樹脂縦框232には、断面矩形状の空気室233aが形成される。空気室233aの屋内側部分には、上述のパッキン132f,132gが当接する。
縦框23は、内側(障子側)に開口して形成される溝23aを有する。溝23aは、ガスケット10aを介してガラス200の側端部を挟持する。
縦枠13と縦框23の間には、両者を連結するリンク機構3が設けられる。図4に示すように、リンク機構3は、ステー31と、一対のアーム32,33と、を含んで構成される。
ステー31は、上下方向に延びて設けられ、縦枠13を構成する金属縦枠131の内側(障子側)の見込み面に設けられた取り付け部131aに取り付け固定される。
一対のアーム32,33は、それぞれ、一端がステー31に回動可能に支持され、他端が縦框23に回動可能に支持される。一対のアーム32,33は、ステー31の長さに対応して、上下方向に離隔して配置されている。
このリンク機構3により、後述する開閉機構4が駆動すると、一対のアーム32,33が連動して縦枠13及び縦框23のそれぞれに対して回動することで、障子2がスムーズ且つ確実に開閉するようになっている。
以上説明したように、本実施形態の横辷り出し窓1では、枠体10、障子2及びこれらの間に複数の空気室が形成されている。即ち、本実施形態の横辷り出し窓1は、複数の空気室が形成された多層ホロー構造を有し、これにより、断熱性が高められている。
次に、本実施形態の横辷り出し窓1の障子2を開閉する開閉機構4について詳しく説明する。
図5は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の部分断面平面図である。図5に示すように、本実施形態の横辷り出し窓1は、障子2を開閉する開閉機構4を備える。
この開閉機構4は、上述の操作部5と、連動バー6と、開閉アーム機構7と、第1ロック機構8と、第2ロック機構9と、を含んで構成される。
操作部5の構成については、上述した通りである。なお本実施形態では、操作者がハンドル51を時計回りに回転させると、その回転方向の駆動力が左右方向の他端側(左側)向かう駆動力に変換される。また、操作者がハンドル51を反時計回りに回転させると、その回転方向の駆動力が左右方向の一端側(右側)向かう駆動力に変換される。
連動バー6は、下枠12の屋内側の上面に、左右方向に延設される。より詳しくは、連動バー6は、下枠12の上面に沿って左右方向に延設されたレール61に係合するように設置される。また、連動バー6の基端側(右側)は、上述の操作部5のボールねじ機構に連結される。これにより、連動バー6は、操作部5から伝達される左右方向の駆動力によって、下枠12に沿って左右方向にスライド移動可能となっている。
本実施形態では、開閉アーム機構7は、図5に示されるように下枠12及び下框22の左右方向の略中央部に設けられている。この開閉アーム機構7は、開閉アーム70と、支持部71と、を含んで構成される。本実施形態の開閉アーム機構7は、開閉アーム70を1つ備える。
開閉アーム70は、長尺状の板状部材で形成される。図5に示されるように、その基端側(図5の右側)から中央部にかけては幅が略一定であり、中央部から先端側(図5の左側)に向かうに従って屋内側の側面が障子2側に傾斜して幅狭となっている。そのため、開閉アーム70の先端側には屈曲形成された段差704が形成されており、これにより開閉アーム70の強度が高められている。
また、開閉アーム70は、その先端側が下框22の左右方向の略中央部の下端に、回動可能に支持される。より詳しくは、下框22の左右方向の略中央部の下端には、連動バー6に並行して左右方向に延びる係合溝部705を有する第3係合部706が設けられており、開閉アーム70の先端側には、この係合溝部705に係合されて案内され且つ回動軸として機能する第3突部703が設けられている。これにより、開閉アーム70は連動バー6の移動に連動して左右方向にスライド移動可能であるとともに、下框22に対して回動可能となっている。
また、開閉アーム70は、その基端側(図5の右側)が取り付け部材72を介して連動バー6及び支持部71に回動可能に支持される。より詳しくは、連動バー6の左右方向の略中央部の下端には、板状の取り付け部材72が取り付け固定されている。開閉アーム70は、該開閉アーム70を貫通して上方及び下方に突出し、後述の第1ガイド孔711に挿通されるとともに取り付け部材72の挿通孔に挿通され、回動軸として機能する第1突部701によって、連動バー6に回動可能に支持されるとともに、後述する支持部71にも回動可能に支持される。
支持部71は、下枠12の左右方向略中央部の上面に、左右方向に延びて取り付け固定される。支持部71は、長尺の板状部材の長手方向両端を同一方向(下方)に屈曲して形成された略C字状の支持台である。支持部71の上面には、連動バー6に対して並行(左右方向)に延びる第1ガイド孔711が形成されている。この第1ガイド孔711には、上述の回動軸として機能する第1突部701が挿通されて係合する。
また、支持部71の上面には、連動バー6に対して傾斜して延びる傾斜孔部712aと、連動バー6に対して並行に延びる並行孔部712bと、が連続して形成された第2ガイド孔712が設けられている。傾斜孔部712aは、一端側(右側)から他端側(左側)に向かうに従い、障子2側に傾斜して延びている。並行孔部712bは、第1ガイド孔711よりも左右方向の他端側(左側)に設けられている。
第2ガイド孔712には、開閉アーム70から下方に突出し回動軸として機能する第2突部702が挿通されて係合する。これにより、第2突部702が第2ガイド孔712に案内され、連動バー6の移動に連動して回動軸としての第1突部701及び第3突部703回りに開閉アーム70が回動可能となっている。
また、障子2を全閉状態から開放状態に操作する際には、第2ガイド孔712を構成する並行孔部712bに第2突部702が案内される。同時に、第1突部701が第1ガイド孔711に案内されるとともに、第3突部703が係合溝部705に案内されることで、開閉アーム770が左右方向に移動する。これにより、障子2の開放が遅延され、後述の第1ロック機構8及び第2ロック機構9の各ロックが解除されるまでの時間が確保されている。
さらには、第2ガイド孔712を構成する傾斜孔部712aに第2突部702が案内されることで、開閉アーム70が屋外側に導かれる。これにより、上述の各突部周りに回動するようになっている。
また、支持部71は、その他端側(左側)の幅(見込み方向の寸法)が一端側(右側)の幅よりも小さく形成されている。加えて、支持部71には、第2ガイド孔712よりも左右方向の他端側において、他端側(左側)に向かうに従って屋内側の側面が障子2側に傾斜する傾斜部713が形成されている。後段で詳述するように、傾斜部713が形成されるとともに幅狭に形成された支持部71の先端側は、第1ロック機構8の第1係合部82を構成する。
第1ロック機構8は、開閉アーム機構7に設けられる。第1ロック機構8は、第1ロックピン81と、第1係合部82と、を含んで構成される。この第1ロック機構8は、障子2の閉鎖時に、第1ロックピン81と第1係合部82が係合することにより、障子2の開閉を規制する。
第1ロックピン81は、開閉アーム70の先端側に形成された傾斜部713近傍の下端から、下方に突出して設けられる。
第1係合部82は、上述したように、傾斜部713が形成されるとともに幅狭に形成された支持部71の先端側によって構成される。ここで、第1ロックピン81は、障子2の閉鎖時において、支持部71の先端側(傾斜部713)よりも屋内側に配置される。これにより、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向に移動することで第1ロックピン81が第1係合部82と係脱可能となっている。
第1ロック機構8は、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向の一端側(右側)に移動すると、第1ロックピン81が第1係合部82に係合する。
また、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向の他端側(左側)に移動すると、第1ロックピン81が第1係合部82から離脱する。
このように第1ロック機構8は、操作部5に連結された連動バー6の動作により、障子2の開きを規制可能となっている。
第2ロック機構9は、下枠12、下框22及び連動バー6に設けられる。図5に示すように、第2ロック機構9は、第2ロックピン91と、第2係合部92と、を含んで構成される。この第2ロック機構9は、障子2の閉鎖時に、第2ロックピン91と第2係合部92が係合することにより、障子2の開閉を規制する。
第2ロックピン91は、下框22の左右方向の他端側(左側)の下端から、下方に突出して設けられる。
第2係合部92は、連動バー延出部921と、下枠延出部922とにより形成される。連動バー延出部921は、連動バー6の先端側に設けられ、障子2側に延出して基端側に屈曲する略L字状の延出部である。また下枠延出部922は、下枠12の上面に取り付け固定された障子2側に延出する延出部である。これら連動バー延出部921と下枠延出部922とが互いに近接することで、第2ロックピン91が係合可能な第2係合部92が形成される。
第2ロック機構9は、連動バー6が左右方向の一端側(右側)に移動すると、連動バー延出部921と下枠延出部922とが互いに近接することで、第2係合部92が形成される。また第2係合部92が形成されると同時に、この第2係合部92に第2ロックピン91が係合する。
また、連動バー6が左右方向の他端側(左側)に移動すると、連動バー延出部921と下枠延出部922とが互いに離隔することで、第2ロックピン91が第2係合部92から離脱する。
このように第2ロック機構9は、操作部5に連結された連動バー6の動作により、障子2の開きを規制可能となっている。
本実施形態の横辷り出し窓1の動作について、図6〜図8を参照して説明する。
ここで、図6は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の全閉状態を示す部分断面平面図である。図7は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の半開状態を示す部分断面平面図である。図8は、本実施形態に係る横辷り出し窓1の全開状態を示す部分断面平面図である。
先ず、図6に示すように、障子2が閉鎖された状態において、操作者が操作部5のハンドル51を時計回りに回転させる。すると、操作部5内に設けられたボールねじ機構によって、その回転方向の駆動力が左右方向の他端側(左側)に向かう直線方向の駆動力に変換される。
次いで、基端側が操作部5のボールねじ機構に連結された連動バー6が、左右方向の他端側(左側)にスライド移動する。ここで、連動バー6の初動においては、第2突部702が並行孔部712bに案内されることで、それと同時に、第1突部701が第1ガイド孔711に案内され、第3突部703が係合溝部705に案内される。これにより、開閉アーム70が、左右方向の他端側(左側)にスライド移動する。即ち、連動バー6の初動においては、開閉アーム70は回動せず、障子2は閉じたままである。
またこのとき、図7に示すように、連動バー6の初動において開閉アーム70が左右方向の他端側(左側)にスライド移動することにより、第1ロックピン81が第1係合部82から離脱し、第1ロック機構8が解除される。また、第2ロックピン91が第2係合部92から離脱し、第2ロック機構9が解除される。
次いで、図8に示すように、さらに連動バー6が左右方向の他端側(左側)にスライド移動すると、第2突部702が傾斜孔部712aに案内されることで、開閉アーム70が屋外側に導かれる。これにより、開閉アーム70が、各突部を回動軸として、下枠12、下框22及び連動バー6に対して回動する。以上により、障子2が開放される。
また、障子2が開放された状態において、操作者が操作部5のハンドル51を反時計回りに回転させる。すると、操作部5内に設けられたボールねじ機構によって、その回転方向の駆動力が左右方向の一端側(右側)に向かう直線方向の駆動力に変換される。
次いで、基端側が操作部5のボールねじ機構に連結された連動バー6が、左右方向の一端側(右側)にスライド移動する。すると、第2突部702が傾斜孔部712aに案内されることで、開閉アーム70が各突部を回動軸として、障子2の閉じ側に、下枠12、下框22及び連動バー6に対して回動する。これにより、障子2が閉鎖される。
このとき、連動バー6の終動において、第2突部702が並行孔部712bに案内されることで、それと同時に、第1突部701が第1ガイド孔711に案内され、第3突部703が係合溝部705に案内される。これにより、開閉アーム70は左右方向の一端側(右側)にスライド移動することで、第1ロックピン81が第1係合部82に係合し、第1ロック機構8が作動される。また、第2ロックピン91が第2係合部92に係合し、第2ロック機構9が作動する。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、下枠12の左右方向の一端側(例えば右側)に、障子2を操作する操作部5を設けた。また、下枠12に、基端側が操作部5に連結されて下枠12に沿って左右方向にスライド移動する連動バー6を設けた。さらには、先端側が下框22に支持されるとともに、基端側が下枠12に設けられた支持部71と連動バー6に回動可能に支持される開閉アーム70を設けた。
これにより、操作者が操作部5を操作すると、開閉アーム70が連動バー6の移動に連動して下框22、下枠12及び連動バー6に対して回動することで、障子2を開閉することができる。このとき、開閉アーム70が下框22及び下枠12に設けられており、連動バー6のスライド移動による駆動力が開閉アーム70に直接伝達されるため、例えば両縦枠に開閉アームが設けられた従来の横辷り又は横開き窓と比べて、障子2の両端における開閉角度のずれを抑制でき、精度良く障子2を開閉できる。また、従来は小径のシャフトガイド等の軸部材の回動により開閉アームを回動させて障子を開閉させていたのに対して、移動ストロークをより正確に制御できる連動バー6のスライド移動により障子2を開閉させるため、障子2の両端における開閉角度のずれを従来よりも抑制でき、精度良く障子2を開閉できる。
また本実施形態では、支持部71に、連動バー6に対して並行に延びる第1ガイド孔711を設けた。また、開閉アーム70に、第1ガイド孔711に挿通される第1突部701を設けた。また本実施形態では、支持部71に、連動バー6に対して傾斜して延びる傾斜孔部712aと、連動バーに対して並行に延びる並行孔部712bと、が連続して形成された第2ガイド孔712を設けた。さらには、開閉アーム70に、第2ガイド孔712に挿通される第2突部702を設けた。
これにより、連動バー6のスライド移動に連動して開閉アーム70を左右方向に移動可能にできるとともに、開閉アーム70を確実に回動させることができる。
また本実施形態では、開閉アーム70に第1ロック機構8を設けた。具体的には、開閉アーム70から下方に突出する第1ロックピン81を設けた。また、支持部71の第2ガイド孔712よりも左右方向の他端側に設けられ、連動バー6及び開閉アーム70が左右方向に移動することで第1ロックピン81が係脱可能な第1係合部82を設けた。
これにより、連動バー6及び開閉アーム70を左右方向の一端側に移動させると第1ロックピン81が第1係合部82に係合し、連動バー6及び開閉アーム70を左右方向の他端側に移動させると第1ロックピン81が第1係合部82から離脱することで、障子2の開きを規制できる。
即ち、左右方向にスライド移動する連動バー6によって、開閉アーム0の動作とロックの施解錠を制御できるうえ、連動バー6の初動において開閉アーム70はスライド移動するため、窓を開く際の開閉アーム70の初動をロックの開錠よりも遅くできる。
また、従来、小径のシャフトガイド等の軸部材の回動によりロックの施解錠をしていたため、製造誤差及び施工誤差による角度ずれの影響を受け易かったところ、左右方向に移動する連動バー6でロックを施解錠するため、製造・施工誤差の影響を受け難い。
さらには、左右方向の略中央にロックが設けられるため、障子2が閉鎖されている状態での耐風圧に優れる。
また本実施形態では、左右方向の他端側に第2ロック機構9を設けた。具体的には、下框22の左右方向の他端側の下端から下方に突出する第2ロックピン91を設けた。また、連動バー6の先端側に障子2側に延出する連動バー延出部921と、下枠12の左右方向の他端側に障子2側に延出する下枠延出部922と、を設け、これらが互いに近接することで第2ロックピン91が係合可能な第2係合部92を形成した。
これにより、連動バー6を左右方向の一端側に移動させると連動バー延出部921と下枠延出部922とが互いに近接して形成される第2係合部92に第2ロックピン91が係合し、連動バー6を左右方向の他端側に移動させると連動バー延出部921と下枠延出部922とが互いに離隔して第2ロックピン91が第2係合部92から離脱することで、障子2の開きをより確実に規制できる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上記実施形態では、本発明を横辷り出し窓に適用したが、これに限定されない。例えば、本発明を縦辷り出し窓に適用してもよく、縦開き窓や横開き窓に適用してもよい。
上記実施形態では、開閉アームを左右方向の略中央に1つ設けたが、これに限定されない。例えば、開閉アームを2つ設けてもよい。
上記実施形態では、操作部を左右方向の右側に設けたが、これに限定されない。例えば、操作部を左側に設けてもよい。
上記実施形態では、操作部をハンドル式の操作部としたが、これに限定されない。例えば建具が高所に配置される場合には、チェーン式の操作部としてもよい。この場合には、下枠の左右方向の一端側に設けられた操作部に、下方に垂下するチェーンが滑車を介して連結される。操作者は、かかるチェーンを下方に引くことで操作部を駆動させ、障子の開閉及びロックが可能となる。
上記実施形態では、操作部を手動式としたが、これに限定されない。例えば、操作部に電動ユニットを取り付け、電動式としてもよい。
1…横辷り出し窓(建具)
2…障子
3…リンク機構
4…開閉機構
5…操作部
6…連動バー
7…開閉アーム機構
8…第1ロック機構
9…第2ロック機構
10…枠体
11…上枠
12…下枠
13,14…縦枠
21…上框
22…下框
23,24…縦框
70…開閉アーム
71…支持部
81…第1ロックピン
82…第1係合部
91…第2ロックピン
92…第2係合部
701…第1突部
702…第2突部
711…第1ガイド孔
712…第2ガイド孔
712a…傾斜孔部
712b…並行孔部
921…連動バー延出部
922…下枠延出部

Claims (5)

  1. 上枠、下枠及び左右の縦枠を有する枠体と、
    該枠体内に開閉可能に設けられ、上框、下框及び左右の縦框を有する障子と、を備える建具であって、
    前記下枠の左右方向の一端側に設けられ、前記障子を操作する操作部と、
    前記下枠に設けられ、基端側が前記操作部に連結されて前記下枠に沿って左右方向にスライド移動する連動バーと、
    先端側が前記下框に支持されるとともに、基端側が前記下枠に設けられた支持部及び前記連動バーに回動可能に支持される開閉アームと、を備える建具。
  2. 前記支持部は、前記連動バーに対して並行に延びる第1ガイド孔を有し、
    前記開閉アームは、前記第1ガイド孔に挿通される第1突部を有する請求項1に記載の建具。
  3. 前記支持部は、前記連動バーに対して傾斜して延びる傾斜孔部と、前記連動バーに対して並行に延びる並行孔部と、が連続して形成された第2ガイド孔を有し、
    前記開閉アームは、前記第2ガイド孔に挿通される第2突部を有する請求項2に記載の建具。
  4. 前記開閉アームに設けられた第1ロックピンと、
    前記支持部に設けられ、前記第1ロックピンが係脱可能な第1係合部と、を有し、
    前記障子の閉鎖時に、前記第1ロックピンと前記第1係合部が係合する請求項1から3いずれかに記載の建具。
  5. 前記下框に設けられた第2ロックピンと、
    前記連動バーに設けられた第2係合部と、を有し、
    前記障子の閉鎖時に、前記第2ロックピンと前記第2係合部が係合する請求項1から4いずれかに記載の建具。
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