JP2011149160A - 開口部装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上横枠12、下横枠13及び縦枠14、15を有する枠体11と、枠体の内側に配置され、滑り出し式に開閉可能な障子20と、障子の一端を突き出し、及び引き寄せする開閉装置30と、を備える開口部装置10であって、開閉装置は、該開閉装置の操作に供される操作部材45と、連結ピン40を有し、操作部材に提供された力を係合ピンの直線運動に変換させる駆動装置と、複数のアームを有し、そのうちの少なくとも1つのアーム51の一端が、駆動装置の係合ピンに回動可能に連結され、複数のアームの少なくとも1つのアームの一端が障子の一端に回動可能に連結される、連結アーム群50と、を備える。
【選択図】図5
Description
また、横滑り出し式に障子が開閉する形式のものでは、4本のいわゆるバーヒンジ機構が採用されており、清掃時にのみスライドできるように構成されている。
また、障子に連結されたアームの端部が該障子の中央でなく左右方向一端側に寄せられているため、アームの揺動により、該アームから障子にかけられる力も偏ったものになり、円滑な障子の開閉に影響を与えることもあった。
また、障子を閉鎖させた姿勢で所定のアーム間に間隙が形成されるものとすれば、挟まり等を防止することができ、安全性を向上させることが可能となる。
さらに、該矩形部13bの室外側下隅からは室外側に延在する片13cが形成設けられ、その室外側先端には矩形部13dが形成されている。
例えば、縦枠の内面側に該縦枠の長手方向に沿って配置され、上下方向にスライド可能に設けられたスライドバーと、該スライドバーに回動可能に具備された2本の棒材である第一ステー、第二ステーとを備える機構を挙げることができる。ここで、第一ステーはその一端がスライドバーの上端に回動可能に取り付けられ、他端は障子の端面に回動可能に取り付けられる。一方、第二ステーは第一ステーよりも長い棒材で、第一ステーよりも下方に配置されるとともに、その一端が縦枠に回動可能に取り付けられ、他端は障子の端面に回動可能に取り付けられる。
他の例として4本の棒状部材によりリンク機構が形成されてなるいわゆる4バーヒンジの機構も挙げられる。4バーヒンジ機構では、4本の棒状部材が互いに回動可能に連結されて略矩形とされている。そして、そのうちの一本を枠に沿って、これに対向する一本を障子の端部に沿ってそれぞれ固定したものである。
本実施形態では後述するような、好ましいアームとの取り付け態様の観点から連結ピン40は円柱状とした。ただしこれに限定されるものではなく、連結ピン自体が回動するように形成される等の場合には角柱であってもよい。
第一アーム51は、その一端を駆動装置31の連結ピン40に回動可能に取り付けられる。ここで、連結ピン40に取り付けられる第一アーム51の端部は、図10に示したように、連結ピン40の形状に対応した孔51aを備えている。すなわち、孔51aは、連結ピン40の円柱部41に対応する孔51bを有するとともに、該孔51bの側面からは連結ピンの突起42、42に対応する溝51c、51cを具備している。これにより、ネジなどの固定部材を用いることなく、第一アーム51を容易に連結ピン40に取り付けることができる。具体的には後で説明する。
また、第一アーム51のうち、連結ピン40に取り付けられる側とは反対側の端部近傍には折り曲げ部51eが設けられている。
本実施形態では第三アーム53はその一端が下横枠13に取り付けられるものとしたが、当該一端が駆動装置31に取り付けられても良い。
第一アーム51は、上記した孔51aに連結ピン40を挿入することにより連結される。ただし、開口部装置として使用される際に、第一アーム51が連結ピン40から抜けることは回避しなければならないので、以下に説明するように連結される。図11に説明図を示した。図11(a)にXIaで示した範囲は、障子20が開閉する際の第一アーム51の揺動範囲である。従って、開口部装置10として組み合わされた後は、当該XIaの範囲内で第一アーム51が連結ピン40から抜けなければよい。
そこで、図11(a)にXIbで示したように、XIaから離隔した位置で、連結ピン40の突起42、42(図7、図11(b)参照)と、連結アーム51の溝51c、51c(図10、図11(b)参照)とが一致するようにしておき、当該XIbの位置で、図11(b)に示したように第一アーム51と、連結ピン40との連結をおこなう。その後、第一アーム51をXIaの位置にまで回動させる。これによれば、XIaの位置では、連結ピン40の突起42、42と、第一アーム51の溝51c、51cとの位置が一致しないので、上記したような抜けは生じない。
このような連結によれば、ねじ等の固定部材を必要とせず、また、連結のための作業スペースを必要としない。
第三アーム53は、図5からわかるように、その一端が下横枠13(図1、図2参照)に回動可能に連結される。このとき、第一アーム51と第三アーム53とは互いに途中で交差するように配置され、当該交差した部位において回動自在に連結される。
第四アーム54は、図5からわかるように、その一端が第三アーム53の端部に回動可能に連結され、他端は障子20の下端と回動可能に連結される。
ここでは、反り防止部材60、60は下横枠13に具備されるものとして説明したが、当該反り防止部材60、60は、障子20の閉鎖の姿勢で、第一アーム51と第二アーム52との連結部、及び第三アーム53と第四アーム54と、下横枠13との間に配置されていればよい。従って、反り防止部材60、60は、当該連結部に取り付けられていてもよい。
11 枠体
12 上横枠
13 下横枠
14 縦枠
15 縦枠
20 障子
30 開閉装置
31 駆動装置
40 係合ピン
45 操作部材
50 連結アーム群
51 第一アーム
52 第二アーム
53 第三アーム
54 第四アーム
60 反り防止部材
Claims (5)
- 建物の開口部の縁に沿って配置され、上横枠、下横枠及び縦枠が枠組みされて形成された枠体と、
前記枠体の枠組みされた内側に配置され、滑り出し式に開閉可能に前記枠体に連結された障子と、
前記障子の一端を室外側に突き出し、及び室内側に引き寄せする開閉装置と、を備える開口部装置であって、
前記開閉装置は、
該開閉装置の操作に供される操作部材と、
係合ピンを有するとともに前記操作部材に提供された力を前記係合ピンの直線運動に変換させる駆動装置と、
複数のアームを有し、そのうちの少なくとも1つのアームの一端が、前記駆動装置の前記係合ピンに回動可能に連結され、前記複数のアームの少なくとも1つのアームの一端が前記障子の一端に回動可能に連結される、連結アーム群と、を備える、
開口部装置。 - 前記駆動装置は、前記下横枠に配置され、
前記連結アーム群は、
前記駆動装置の前記係合ピンにその一端を回動可能に設けられる第一アームと、
前記第一アームの他端側に一端を、前記障子の端部に他端を回動可能に設けられた第二アームと、
前記駆動装置、又は下横枠に一端を回動可能に設けられ、前記第一アームと交差し、該交差した部位で、前記第一アームと回動可能に連結された第三アームと、
前記第三アームの他端側に一端を、前記障子の端部に他端を回動可能に設けられた第四アームと、を備える、
請求項1に記載の開口部装置。 - 前記駆動装置の前記係合ピンは、柱状であるとともに該柱状の外周面には突起が設けられ、
前記第一アームのうち前記係合ピンと連結される端部には、前記係合ピンの柱が挿入可能な孔が設けられるとともに、前記係合ピンの前記突起を挿入可能な溝が形成され、
前記駆動装置と前記第一アームとは、前記第一アームの前記孔に、前記係合ピンが挿入されることにより連結されており、
前記障子の開閉する範囲における前記第一アームの揺動の範囲では、前記係合ピンの突起の位置と、前記第一アームの前記溝の位置とが一致しないことを特徴とする請求項2に記載の開口部装置。 - 前記障子が閉鎖した姿勢で、前記第一アームと前記第二アームとの間、及び、前記第三アームと前記第四アームとの間にそれぞれ間隙が形成されることを特徴とする請求項2又は3に記載の開口部装置。
- 前記障子の閉鎖の姿勢で、前記第一アームと前記第二アームとの連結部及び前記第三アームと前記第四アームとの連結部と、前記下横枠と、の間に反り防止部材が配置されることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の開口部装置。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017031698A (ja) * | 2015-08-03 | 2017-02-09 | 株式会社Lixil | 建具 |
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2010
- 2010-01-19 JP JP2010009255A patent/JP5421801B2/ja active Active
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