JP2017031271A - コーティングフィルム - Google Patents

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Yasuhiro Kasahara
康宏 笠原
修 宅萬
Osamu Takuma
修 宅萬
高橋 宏光
Hiromitsu Takahashi
宏光 高橋
光生 道満
Mitsuo Domitsu
光生 道満
田中 宏典
Hironori Tanaka
宏典 田中
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Abstract

【課題】製品を搬送するための工程用フィルムとして高温に曝された後も、ポリエステル起因のオリゴマーによる製品の汚染を軽減できると共に、摩擦係数が低いことで製品とのブロッキングが防止できるコーティングフィルムを提供する。【解決手段】ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、シラン化合物と、アルミニウム、チタン、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物と、粒子を含む架橋層が設けられたコーティングフィルムであって、前記粒子の平均粒子径が架橋層の厚さの0.6〜3倍であることを特徴としたコーティングフィルム。【選択図】なし

Description

本発明はポリエステルフィルムを基材としたコーティングフィルムに関する。さらに詳しくは、製品を搬送するための工程用フィルムとして高温に曝された後も、ポリエステル起因のオリゴマーによる製品の汚染を軽減でき、摩擦係数が低く製品とのブロッキングが発生しないコーティングフィルムに関する。
近年、情報技術関連ビジネスの成長に伴い、液晶や有機EL等の光学表示分野における各種構成材料の使用が飛躍的に伸びている。更に、タブレットやスマートフォン等の薄型化に伴い、各部材は薄膜化されており、これら部材を加工するために工程用フィルムの使用の場が広がっている。
ポリエステルフィルムは工程用フィルムの代表であり、その用途は多岐にわたる。偏光板や電子部材の貼り合せに用いられる接着剤(OCA:Optically Clear Adhesive)を加工するために用いられる離型フィルム、透明導電膜であるITO(酸化インジウム・スズ)膜の成膜加工や結晶化の焼成工程で、仮貼付される微粘着フィルム(キャリアフィルム)などがポリエステルフィルムを使用とした工程用フィルムの代表的例として挙げられる。
特に透明導電膜であるITO膜の成膜工程および焼成時に使用されるポリエステルフィルムは、粘着剤を塗工後、ハードコート層/ポリエステルフィルム/ITO膜と構成されたフィルムのハードコート面に粘着層を介して貼り合わされ、成膜、焼成および断裁後、重ねられて先の工程へ進むため、粘着剤塗工面の反対側のポリエステルフィルム表面から析出したオリゴマーがITO膜表面に付着した場合、透明性の低下や輝点の発生、導電性の阻害などによる問題を引き起こす原因となっている。
特許文献1では、ポリエステルフィルムの表面からのオリゴマー生成を抑制するために、エチレンテレフタレート環状三量体含有量がポリエステルに対し0.4重量%未満とフィルム中のエチレンテレフタレート環状三量体含有量を少なくすることが提案されている。
特許文献2には、ポリエステルフィルムの製膜時、共押出法により3層以上の積層構成とし、両最外層のポリエステルのヒドロキシル(OH)末端量を調整することの開示があり、原料や製造方法の変更により。オリゴマー析出防止対策がなされている。
また特許文献3及び4には、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、オキサゾリンまたはメラミン、アルキル鎖を有するポリアミンを含有する塗布液から形成された塗布層を有する積層ポリエステルフィルムの開示があり、オリゴマー析出防止対策がなされている。
特開2015−44411号公報 特開2015−6794号公報 特開2015−21014号公報 特開2014−148134号公報
しかしながら、前記記載のポリエステルフィルムはオリゴマー析出防止性能は優れているが、ポリエステルフィルムの滑りが悪く、後工程のITO膜等の焼成等で使用されるときに、フィルム同士がブロッキングしたり、静電気などによる密着で作業性が著しく低下する欠点がある。
本発明の課題は、ポリエステルフィルムをベースとしたコーティングフィルムであって、オリゴマー析出量が少なく、表面滑り性に優れ、かつブロッキングしにくいコーティングフィルムを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成をとる。
第1の発明は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、シラン化合物と、アルミニウム、チタン、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物と、粒子を含む架橋層が設けられたコーティングフィルムであって、前記粒子の平均粒子径が前記架橋層の厚さの0.6〜3倍であることを特徴としたコーティングフィルムである。
第2の発明は、前記シラン化合物が以下の(1)式の構造であることを特徴とする。
Si(X)a(Y)b(R1)c ・・・・(1)
(X:アルキレン基にグリシドキシ基、メルカプト基、(メタ)アクリロキシ基、およびアミノ基から選ばれる1種が結合したもの、またはアルケニル基、ハロアルキル基、R1:1価の炭化水素基であり炭素数が1〜12のもの、Y:加水分解性基であり、aは0または1、bは2または3、cは0〜2の整数であり、a+b+c=4。)
第3の発明は、前記粒子が無機粒子であることを特徴とする。
第4の発明は前記架橋層の静摩擦係数が0.1〜0.5であることを特徴とする。
本発明によれば、ポリエステルフィルムをベースとしたコーティングフィルムであって、オリゴマー析出量が少なく、表面滑り性に優れ、かつブロッキングしにくいコーティングフィルムを提供することができる。
以下に具体例を挙げつつ、本発明について詳細に説明する。
本発明は、ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、シラン化合物と、アルミニウム、チタン、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物と、粒子を含む架橋層が設けられたコーティングフィルムであり、前記粒子の平均粒子径が前記架橋層の厚さの0.6〜3倍であることを特徴としたコーティングフィルムである。
本発明におけるポリエステルフィルムを構成するポリエステルは、芳香族二塩基酸成分とジオール成分とからなる結晶性の線状飽和ポリエステルであることが好ましく、ホモポリエステルや共重合ポリエステルが例示される。ホモポリエステルとしては芳香族ジカルボン酸と脂肪族グリコールを重縮合させて得られるものが好ましい。前述の芳香族ジカルボン酸としてはテレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸などが挙げられ、脂肪族グリコールとしてはエチレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール等が挙げられる。代表的なポリエステルとしてはポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリプロピレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等が挙げられる。また、共重合ポリエステルのジカルボン酸成分としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸、パラオキシ安息香酸のようなオキシカルボン酸等の1種または2種以上を併用することが例示され、グリコール成分としては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグリコールなどの1種又は2種を併用することが例示される。
本発明におけるポリエステルフィルムは前記ポリエステルを用いた公知の製造方法で製造されたポリエステルフィルムである。代表的な製造方法としては、ポリエステル樹脂ペレットを乾燥後、押出機にて溶融し口金(Tダイ、Iダイ等)から回転冷却ドラム上に押出し、急冷して未延伸フィルムを製造し、次いで当該未延伸フィルムを縦方向に2〜5倍の範囲で延伸し、次いで横方向に2〜5倍の範囲で延伸し、必要に応じて熱固定することにより製造することが挙げられる。
本発明におけるポリエステルフィルムには、透明性などの特性を損なわない程度にポリエステル中に粒子を配合しても良い。配合する粒子の種類については特に限定されるものではなく、無機粒子および有機粒子に大別される中、無機粒子では、湿式および乾式シリカ、コロイダルシリカ、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸亜鉛、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、リン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、クレー、カオリン、マイカ、タルク、ゼオライト、ケイソウ土、結晶性シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、カーボンブラック等の無機粒子が挙げられる。これら無機粒子の形状についても限定されるものではなく球状、塊状、棒状、扁平状、鱗片状が例示される。
また、有機粒子としては、スチレン、シリコーン、アクリル酸類、メタクリル酸類、ポリエステル類、塩化ビニル類、酢酸ビニル類、メラミン類、ポリカーボネート類、尿素類、エポキシ類、ウレタン類、フェノール類、ジアリルフタレート類、ナイロン、スチレン/アクリル系、スチレン/ブタジエン系、ポリスチレン/アクリル系、ポリスチレン/イソプレン系、メチルメタアクリレート/ブチルメタアクリレート系などを構成成分とする粒子を使用することができる。さらに、これらの無機粒子および有機粒子は二種以上を併用してもよい。これらの中でも透明性および傷つき防止の観点からシリカが好ましい。
また本発明におけるポリエステルフィルムの表面突起数や表面粗さは特に限定されるものではないが、コーティングが施される面においては高さが1μm以上である突起は少ない方が好ましい。表面粗さRaは50nm以下であることが好ましく、更には15〜40nmの範囲であることがより好ましい。突起数が多かったり表面粗さが大きいとコーティング時の塗布抜けの原因となる場合があったり、キャリアフィルムとして用いた際に対向する製品表面に損傷を与えたりすることがある。
なお、本発明におけるポリエステルフィルム中には上述の粒子以外に必要に応じて公知の添加剤、例えば、酸化防止剤、帯電防止剤、紫外線吸収剤、耐熱剤、潤滑剤、染料、顔料を添加できる。
本発明におけるポリエステルフィルムの厚さはフィルムとして製膜可能な範囲であれば特に限定されないが、通常10〜350μmが望ましいが、好ましくは25〜188μmの範囲である。
次に本発明における架橋層について説明する。
本発明のコーティングフィルムに設けられた架橋層は、ITO膜焼成時においてはポリエステルフィルムからのオリゴマー成分の析出を抑制することでITO膜の可視光透過率の低下や外観不良を防ぐことができると共に、添加された粒子によってブロッキングを防ぐことができる。
本発明における架橋層としてはシラン化合物を含有することが必須条件であり、以下の(1)式の構造のものが好ましい。
Si(X)a(Y)b(R1)c ・・・・(1)
ここでXはアルキレン基にグリシドキシ基、メルカプト基、(メタ)アクリロキシ基、およびアミノ基から選ばれる1種が結合したもの、またはアルケニル基、ハロアルキル基であり、R1は1価の炭化水素基であり、炭素数が1〜12であり、Yは加水分解性基であり、aは0または1、bは2または3、cは0〜2の整数であり、a+b+c=4となる。
これらシラン化合物は、加水分解・縮合反応によりシロキサン結合を形成しうる加水分解性基Yを2個(D単位)または3個(T単位)有するものである。
前記1価炭化水素基R1は炭素数が1〜12のもので、特にメチル基、エチル基、プロピル基、ヘキシル基、オクチル基、デシル基、フェニル基、シクロヘキシル基などが一般的である。
また上記加水分解性基Yとしては、メトキシ基、エトキシ基、ブトキシ基、イソプロペノキシ基、アセトキシ基、ブタノキシム基、ケトキシム基およびアミノ基等である。これらの加水分解基は単独、あるいは複数種を使用してもよい。メトキシ基、あるいはエトキシ基を使用すると塗剤に良好な保存安定性(ポットライフ)を付与でき、また良好な加水分解性があるため特に好ましい。
本発明において架橋層中に含有するシラン化合物として具体的には、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プロピルトリエトキシシラン、ヘキシルトリメトキシシラン、ヘキシルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、オクチルトリエトキシシラン、デシルトリメトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、3−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−メタクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルメチルジメトキシシラン、N−2−(アミノエチル)−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、3−トリエトキシシリル−N−(1,3−ジメチル−ブチリデン)プロピルアミン、N−フェニル−3−アミノプロピルトリメトキシシラン、5−ヘキセニルトリメトキシシラン、トリフルオロプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジイソプロペノキシシラン、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシランあるいはこれらシラン化合物の縮合物、部分縮合物等を例示することができる。
本発明において、コーティングフィルムのオリゴマー析出防止性を良好とすると共に、架橋層内のシラン化合物の加水分解および縮合反応における触媒的役割、および経時での架橋層とポリエステルフィルムとの塗膜密着性を向上させるために、アルミニウム、チタン、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物を少なくとも1種類架橋層中に含有する。中でも、特にオリゴマー析出防止性能が良好となる点でアルミニウム、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物であって、キレート構造を有する有機金属化合物が好ましい。有機金属化合物が添加されないと、架橋層表面にベタ付きが有り硬化不足となる。アルミニウム元素を有する有機金属化合物の具体例としては、ビス(エチルアセトアセテート) (2,4−ペンタンジオネート) アルミニウム、アルミニウムトリス(アセチルアセトネ−ト)、アルミニウムモノアセチルアセトネートビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウム−ジ−n−ブトキシド−モノエチルアセトアセテート、アルミニウム−ジ−イソ−プロポキシド−モノメチルアセトアセテート、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテート)等が挙げられる。
チタン元素を有する有機金属化合物の具体例としては、例えば、テトラノルマルブチルチタネート、テトライソプロピルチタネート、ブチルチタネートダイマー、テトラ(2−エチルヘキシル)チタネート、テトラメチルチタネート等のチタンオルソエステル類、チタンアセチルアセトナート、チタンテトラアセチルアセトナート、ポリチタンアセチルアセトナート、チタンオクチレングリコレート、チタンラクテート、チタントリエタノールアミネート、チタンエチルアセトアセテート、チタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)等のチタンキレート類等が挙げられる。
ジルコニウム元素を有する有機金属化合物の具体例としては、例えば、ジルコニウムアセテート、ジルコニウムノルマルプロピレート、ジルコニウムノルマルブチレート、ジルコニウムテトラアセチルアセトナート、ジルコニウムモノアセチルアセトナート、ジルコニウムビスアセチルアセトナート等が挙げられる。
これらの架橋層に含まれる有機金属化合物の添加量は、架橋層全体の重量に対して5〜30重量%であり、好ましくは5〜20重量%の範囲である。
有機金属化合物の量が5重量%以下であると、架橋層の硬化反応が迅速に進まず架橋層とポリエステルフィルム間の密着性が悪化することがある。また、有機金属化合物の量が30重量%以上であると、架橋層の硬化反応に関与せずにやはり密着性が悪化することがある。
本発明において、架橋層には粒子を含むことが重要である。配合する粒子の種類については特に限定されるものではなく、無機粒子および有機粒子が使用可能である。
無機粒子として、具体例として、例えば湿式および乾式シリカ、コロイダルシリカ、ケイソウ土、結晶性シリカ等の無機質シリカ粒子、及び塩化物の高温(火炎)加水分解法等で製造される酸化チタン粒子が挙げられる。使用される無機粒子の形状についても限定されるものではなく球状、塊状、棒状、扁平状、鱗片状が例示され、これらの無機粒子を二種以上併用してもよい。コーティングフィルムとしての透明性やすべり性、このコーティングフィルムを使用した後工程での耐ブロッキング性を考慮した場合、湿式シリカや乾式シリカおよびコロイダルシリカ等のアモルファスシリカが特に好ましい。また酸化チタン粒子の結晶構造は、アナターゼ、ルチル又はアモルファスの何れも使用可能である。
有機粒子としては、スチレン、シリコーン、アクリル酸類、メタクリル酸類、ポリエステル類、塩化ビニル類、酢酸ビニル類、メラミン類、ポリカーボネート類、尿素類、エポキシ類、ウレタン類、フェノール類、ジアリルフタレート類、ナイロン、スチレン/アクリル系、スチレン/ブタジエン系、ポリスチレン/アクリル系、ポリスチレン/イソプレン系、メチルメタアクリレート/ブチルメタアクリレート系などを構成成分とする粒子を使用することができる。さらに、これらの無機粒子および有機粒子は二種以上を併用してもよい。しかし、耐熱性および傷つき防止の観点から無機粒子が好ましい。
用いられる粒子の平均粒子径は、前記架橋層の厚さの0.6〜3倍の範囲が好ましい。架橋層厚さに対する粒子径の比率が、0.6倍未満の場合は粒子が架橋層表面に現れず、フィルム同士がブロッキングしてしまい好ましくない。3倍よりも大きい場合、フィルムの表面粗さが増大しコーティングフィルムとしての欠点となり、このフィルムを次工程で使用した時に不具合が発生する。また表面粗さが大きい場合、そのコーティング面が何らかの摩擦を受けるとその粒子が脱落し、その脱落した場所が後工程で欠点となる。架橋層への粒子含有量は、架橋層の全重量に対して2〜6重量%、好ましくは2〜4重量%の範囲である。粒子含有量が2重量%未満の場合、コーティングフィルムの滑り性が不良になることがあり、6重量%を超えて添加される場合はコーティングフィルムの透明性を損なう場合がある。
本発明に用いられる粒子は、その目的を損なわない程度に表面が事前に改質されていても良い。即ち、コーティング層との更なる良好な相溶性、化学的結合のために一般的なシラン化合物で表面を処理し脱落を防止することができる。本発明における架橋層の塗布厚さ(乾燥後)が0.01〜0.3μmの場合、析出するオリゴマーを抑制することができ、かつ外観不具合も無く加工することができる。0.01μm未満の場合には、塗布厚さの均一性が不十分となり、熱処理後、架橋層表面から析出するオリゴマー量が多くなる場合がある。また、0.3μmを超えると、外観ムラ等の不具合が発生する
架橋層をポリエステルフィルム上に形成する方法については、一般的なコーティング方式を利用することができる。例えばグラビアコート、グラビアリバースコート、リップコート、ダイコート、マイクログラビアコート、マイヤーバーコート、および多段リバースコート等の塗布方式を使用することができる。
本発明において、ポリエステルフィルム上に架橋層を形成する際の硬化条件に関しては、特に限定されるわけではなく、60〜200℃で3〜40秒間、好ましくは80〜180℃で3〜40秒間を目安として熱処理を行うのが良い。また、必要に応じて熱処理と紫外線照射等の活性エネルギー線照射とを併用してもよい。
またコーティングに先立ちポリエステルフィルムにはあらかじめ、コロナ処理、プラズマ処理等の表面処理を施してもよい。
前記架橋層の静摩擦係数は0.1〜0.5であることが好ましい。本範囲であると、加工性やハンドリング性が良い。0.1未満では、本フィルムを搬送した際に蛇行が発生し、加工が困難となる場合があり、0.5を超えるとフィルム同士、又は本フィルムと搬送ロールとのブロッキングにより、作業効率が悪くなる場合がある。
本発明のコーティングフィルムの加熱後のヘイズ増加量については、160℃、10分間の加熱後において0.5%以下であることが好ましい。0.5%以下であると、析出したオリゴマーが転写することによる欠陥の発生や、後工程での検査も容易となる。
以下、本発明を実施例によりさらに説明するが、本発明は必ずしもこれらに限定されるものではない。また、本発明で用いた測定法は次のとおりである。
[測定法]
(1)静摩擦係数
JIS K7125(1999年)に準じる形の治具(オリエンテック社製、プラスチックフィルムおよびシートの摩擦係数治具)を用い、それを引張試験機に取り付け下記条件で静摩擦係数を測定した。
すべり面:縦300mm×横100mm
すべり片:縦63mm×横63mm
荷重:7.45N
すべり面材質:ポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株)“ルミラー”(登録商標)T60、厚さ:125μm)
すべり速度:100mm/min
静摩擦係数:0.50以下を合格とした。
(2)微粒子の脱落性
(1)項での条件で静摩擦係数を測定したコーティングフィルムの表面を目視で観察し粒子の脱落を見た。
○:目視で粒子の脱落が見られない。
×:塗膜の表面が白くなり粒子の脱落と判断できる。
(3)ヘイズ
日本電色製ヘイズメーターNDH2000を使用しJIS K736(2000年)に準じて測定した。
(4)加熱後のヘイズ増加量
コーティングフィルムを160℃、10分間オーブン中で加熱し、取り出したフィルムを冷却後、架橋層面とは反対側の面をエチルアルコールでふき取りその後、任意の点4か所について上述の(3)の方法で測定しその平均を求め加熱後のコーティングフィルムのヘイズとした。ヘイズ増加量は加熱後のコーティングフィルムのヘイズから加熱前のコーティングフィルムのヘイズを引いて求めた。
(5)平均粒子径
粒子を水で分散、希釈してカーボンメッシュ上にサンプリングし、透過型電子顕微鏡(TEM)で粒子画像を撮影した。撮影した画像を画像解析装置により解析し、等価円直径の個数平均粒子径として平均粒子径を求めた。
(6)架橋層の厚さ
コーティングフィルムをエポキシ樹脂で包埋し、ダイヤモンドカッターおよびイオンミリング装置で超薄切片を調整後、透過型電子顕微鏡で架橋層の断面を観察して架橋層の厚さを測定した。
[コーティング組成物の調製]
(1)コーティング組成物1
3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング(株)、BY24−846B、含有量98重量%)3重量部、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング(株)、“XIAMETER”OFS−6030 SILANE、含有量99重量%)1重量部、ビス(エチルアセトアセテート)(2,4−ペンタンジオネート)アルミニウム(東レ・ダウコーニング(株)、BY24−846E、含有量38重量%)2重量部をトルエン50重量部とIPA50重量部の混合溶媒に添加混合した。その後、無機粒子としてコロイダルシリカ(日産化学工業(株)MEK−ST−L、平均粒子径0.05μm、不揮発分30重量%)を0.46重量部(塗剤固形分として2.7重量%)添加しコーティング組成物1とした。
(2)コーティング組成物2
コーティング組成物1の調整において、コロイダルシリカMEK−ST−Lを0.92重量部(塗剤固形分に対して5.3重量%)に増やしたこと以外はコーティング組成物1と同様にしてコーティング組成物2を得た。
(3)コーティング組成物3
コーティング組成物1の調整において、最後に加える無機粒子をコロイダルシリカ(日産化学工業(株)MEK−ST−ZL、平均粒子径:0.10μm、不揮発分40重量%)0.35重量部(塗剤固形分として2.8重量%)に変更したものをコーティング組成物3とした。
(4)コーティング組成物4
コーティング組成物1の調整において、最後に加える無機粒子をコロイダルシリカ(日産化学工業(株)MP−2040、平均粒子径:0.20μm、不揮発分40重量%)0.35重量部(塗剤固形分として2.8重量%)に変更したものをコーティング組成物4とした。
(5)コーティング組成物5
コーティング組成物1の調整において、最後に加える無機粒子をコロイダルシリカ(日産化学工業(株)MP−3040、平均粒子径:0.30μm、不揮発分40重量%)0.35重量部(塗剤固形分として2.8重量%)に変更したものをコーティング組成物5とした。
(6)コーティング組成物6
コーティング組成物1の調整において、最後に加える無機粒子を酸化チタン(日本アエロジル(株)“AEROXIDE”P25、平均粒子径0.03μm)0.14重量部(塗剤固形分として2.7重量%)に変更したものをコーティング組成物6とした。
(7)コーティング組成物7
コーティング組成物1の調整において、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシランであるBY24−846Bをビニルトリメトキシシラン(東レ・ダウコーニング(株)Z6300)に変更した以外はコーティング組成物1と同様にしてコーティング組成物7を得た。
(8)ーティング組成物8
コーティング組成物1の調整において、有機アルミニウム化合物であるBY24−846Eをチタンジイソプロポキシビス(エチルアセトアセテート)(マツモトファインケミカル(株)“オルガチックス”TC−750) に変更した以外はコーティング組成物1と同様にしてコーティング組成物8を得た。
(9)コーティング組成物9
コーティング組成物1の調整において、最後にコロイダルシリカであるMEK−ST−Lを加えないものをコーティング組成物9とした。
(10)コーティング組成物10
コーティング組成物1の調整において、ビス(エチルアセトアセテート)(2,4−ペンタンジオネート)アルミニウムであるBY24−846Eを加えないものをコーティング組成物10とした。
(実施例1)
厚さ125μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(東レ(株) “ルミラー”T60)にコーティング組成物1を乾燥後の塗布厚さが0.05μmとなるようにマイヤーバーNo.5で塗布し100℃で20秒乾燥硬化しコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数は0.45と低く、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(実施例2)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物2に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。添加する粒子量を増やすことで更に静摩擦係数を低くすることができ、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(実施例3)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物3に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。添加粒子の平均粒子径を架橋層に対して2倍と大きくしたが、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(実施例4)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物6に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。添加粒子をシリカから酸化チタンへ変更したが、静摩擦係数が低く、添加粒子の脱落及びヘイズ増加が無いフィルムができた。
(実施例5)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物7に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。架橋層のシラン化合物を変更したが、静摩擦係数が低く、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(実施例6)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物8に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。架橋層の有機金属化合物を変更したが、静摩擦係数が低く、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(実施例7)
実施例1のコーティング組成物1を、乾燥後の塗布厚さが0.06μmとなるようにマイヤーバーNo.3で塗布した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数が0.42と低く、添加粒子の脱落及びヘイズ増加がないフィルムができた。
(比較例1)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物4に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数は低いが、添加粒子の脱落があった。
(比較例2)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物5に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数は低いが、添加粒子の脱落があった。
(比較例3)
実施例1のコーティング組成物1を、乾燥後の塗布厚さが0.2μmとなるようにマイヤーバーNo.10で塗布した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数が0.59と高く、すべり性が悪かった。
(比較例4)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物9に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。静摩擦係数が0.65と高く、すべり性が悪かった。
(比較例5)
実施例1のコーティング組成物1をコーティング組成物10に変更した以外は同様にしてコーティングフィルムを得た。このコーティングフィルムの構成、特性を表1、表2に示した。架橋層表面に、ベタ付きがあり硬化不足であり、静摩擦係数は測定不能であった。
(参考例)
全くコーティングのない生フィルムの場合は、静摩擦係数は0.63と滑り難く、ヘイズ上昇値は4.1%と、フィルムの表面にオリゴマーが析出した。
Figure 2017031271
Figure 2017031271
本発明のコーティングフィルムを、高温熱処理工程を通過する製品の工程用フィルムとして用いることで、ポリエステル起因のオリゴマーによる製品の汚染を抑えることができ、かつ滑り性が良いために製品とのブロッキングや静電気による密着を発生させることなく、工程通過性を向上させることができる。

Claims (4)

  1. ポリエステルフィルムの少なくとも片面に、シラン化合物と、アルミニウム、チタン、ジルコニウムから選ばれる金属元素を含む有機金属化合物と、粒子を含む架橋層が設けられたコーティングフィルムであって、前記粒子の平均粒子径が前記架橋層の厚さの0.6〜3倍であることを特徴とするコーティングフィルム。
  2. 前記シラン化合物が以下の(1)式の構造のものであることを特徴とする請求項1に記載のコーティングフィルム。
    Si(X)a(Y)b(R1)c ・・・・(1)
    (X:アルキレン基にグリシドキシ基、メルカプト基、(メタ)アクリロキシ基、およびアミノ基から選ばれる1種が結合したもの、またはアルケニル基、ハロアルキル基、R1:1価の炭化水素基であり炭素数が1〜12のもの、Y:加水分解性基であり、aは0または1、bは2または3、cは0〜2の整数であり、a+b+c=4。)
  3. 前記粒子が、無機粒子であることを特徴とする請求項1または2に記載のコーティングフィルム。
  4. 前記架橋層の静摩擦係数が0.1〜0.5であることを特徴とする請求項1、2または3のいずれかに記載のコーティングフィルム。
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