JP2017030452A - 車両のトランスファ構造 - Google Patents
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Abstract
Description
トランスファ入力軸と、
該トランスファ入力軸上に設けられたドライブ部材と、
前記トランスファ入力軸と平行に配置されたトランスファ出力軸と、
該トランスファ出力軸上に設けられ、前記ドライブ部材と噛合する又は巻き掛け部材を介して連絡されたドリブン部材と、
前記トランスファ出力軸に設けられた自在継手と、を備え、
該自在継手が前記ドリブン部材の径方向の内側に配設された車両のトランスファ構造であって、
前記トランスファ出力軸上かつ前記自在継手の前記トランスファ出力軸の軸方向一方側と他方側の少なくとも一方に設けられたダンパ装置を備える
ことを特徴とする。
前記トランスファ構造の前記一方側に変速機が取り付けられ、
前記ダンパ装置は、前記自在継手の前記他方側にのみ配設されている
ことを特徴とする。
前記自在継手の前記一方側及び前記他方側に、前記ドリブン部材をトランスファケースに支持させる一方側軸受及び他方側軸受がそれぞれ配設され、
前記ダンパ装置は、前記他方側軸受の前記他方側に配設されている
ことを特徴とする。
前記トランスファ入力軸上に設けられたカップリング機構を備え、
前記ダンパ装置は、前記カップリング機構とトランスファ入力軸方向に重複している
ことを特徴とする。
前記ダンパ装置は、
前記ドリブン部材に連絡された外筒部材と、
前記トランスファ出力軸に連結された内筒部材と、
前記外筒部材及び前記内筒部材間に設けられ、両部材の相対回転を許容する弾性部材と、を備える
ことを特徴とする。
前記外筒部材は、前記弾性部材を支持する部位が前記ドリブン部材と連絡される部位よりも拡径されている
ことを特徴とする。
前記ドリブン部材の内周面と前記トランスファ出力軸の外周面とが所定の相対回転を許容するように連結され、
前記連結された部位において、前記ダンパ装置の相対回転量を規制するストッパ機構を構成する
ことを特徴とする。
前記トランスファ出力軸は、前記自在継手の外側継手部材と共用される
ことを特徴とする。
まず、第1実施形態に係る車両のトランスファ構造について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
図2に示すように、トランスファ装置10は、トランスファケース10a内に収納されている。本実施形態において、トランスファケース10aは、3分割構造を有し、車両前方から順に積層され、互いに油密に結合された第1ケース部材10a1、第2ケース部材10a2及び第3ケース部材10a3で構成されている。トランスファケース10aは、その車両前方に前壁部10bを有し、該前壁部10bを変速機2にボルトを介して着脱自在に取り付けられるように構成されている。
カップリング機構20は、ハウジング21と、該ハウジング21内に配設され、ハウジング21と一体回転する複数のアウタクラッチプレート22と、ハウジング21内に配設され、入力軸11とスプライン嵌合されて一体回転する中空軸部23と、該中空軸部23と一体回転し、アウタクラッチプレート22と摩擦係合可能に構成された複数のインナクラッチプレート24と、これらクラッチプレート22、24を摩擦係合させるために磁力を発生させる磁力発生部25と、を備える。
図3に示すように、ドリブンギヤ16は、外周面に斜歯が形成されたギヤ本体部16aと、該ギヤ本体部16aから一体的に前方へ延びる円筒状の前方筒部16bと、ギヤ本体部16aから一体的に後方へ延びる円筒状の後方筒部16cと、を有し、これら前方筒部16bと後方筒部16cがそれぞれ軸受17、18を介してトランスファケース10aに支持されている。本実施形態において、ギヤ本体部16aと前方筒部16bは、ほぼ同径の内周面を有し、後方筒部16cは、その内周面がギヤ本体部16aと前方筒部16bよりも縮径されている。後方筒部16cの後方側は、その内周面にスプライン16dが形成されており、その外周面には、オイルシール48のリップが摺接する部分の後方にスプライン16eが形成されており、該スプライン16eは後述するダンパ装置50の外筒部材51のスプライン51cとスプライン嵌合される。更に、このスプライン16eの形成された外周面の略中央には、止め輪16gが装着可能な周溝16fが形成されており、該周溝16fに止め輪16gを装着することで、スプライン嵌合されたダンパ装置50の外筒部材51がドリブンギヤ16に対して軸方向に固定される。
自在継手60は、所謂ツェッパ型等速自在継手であって、外側継手部材61、内側継手部材62、及びこれら継手部材61、62間でトルクを伝達するための複数のトルク伝達ボール63(以下、単に「ボール63」という)を備えている。
ダンパ装置50は、その前方に設けられた筒状の外筒部材51と、該外筒部材51の内側に設けられた筒状の内筒部材52と、外筒部材51及び内筒部材52間に設けられ、両部材51、52の相対回転を許容する弾性部材53と、を備えている。
次に、第2実施形態に係る車両のトランスファ装置110について、図4を参照しながら説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
次に、第3実施形態に係る車両のトランスファ装置210について、図5を参照しながら説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
10 トランスファ装置(トランスファ構造)
10a トランスファケース
11 トランスファ入力軸
12 トランスファ出力軸
12a 嵌合部
12a1 外周面
12b 軸部
12d 連結部
12f Oリング(シール部材)
13 ドライブギヤ(ドライブ部材)
16 ドリブンギヤ(ドリブン部材)
16a1 内周面
17 エンジン側軸受(一方側軸受)
18 反エンジン側軸受(他方側軸受)
20 カップリング機構
50 ダンパ装置
60 自在継手
61 外側継手部材
62 内側継手部材
Claims (8)
- トランスファ入力軸と、
該トランスファ入力軸上に設けられたドライブ部材と、
前記トランスファ入力軸と平行に配置されたトランスファ出力軸と、
該トランスファ出力軸上に設けられ、前記ドライブ部材と噛合する又は巻き掛け部材を介して連絡されたドリブン部材と、
前記トランスファ出力軸に設けられた自在継手と、を備え、
該自在継手が前記ドリブン部材の径方向の内側に配設された車両のトランスファ構造であって、
前記トランスファ出力軸上かつ前記自在継手の前記トランスファ出力軸の軸方向一方側と他方側の少なくとも一方に設けられたダンパ装置を備える
ことを特徴とする車両のトランスファ構造。 - 前記トランスファ構造の前記一方側に変速機が取り付けられ、
前記ダンパ装置は、前記自在継手の前記他方側にのみ配設されている
ことを特徴とする請求項1に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記自在継手の前記一方側及び前記他方側に、前記ドリブン部材をトランスファケースに支持させる一方側軸受及び他方側軸受がそれぞれ配設され、
前記ダンパ装置は、前記他方側軸受の前記他方側に配設されている
ことを特徴とする請求項2に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記トランスファ入力軸上に設けられたカップリング機構を備え、
前記ダンパ装置は、前記カップリング機構とトランスファ入力軸方向に重複している
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記ダンパ装置は、
前記ドリブン部材に連絡された外筒部材と、
前記トランスファ出力軸に連結された内筒部材と、
前記外筒部材及び前記内筒部材間に設けられ、両部材の相対回転を許容する弾性部材と、を備える
ことを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記外筒部材は、前記弾性部材を支持する部位が前記ドリブン部材と連絡される部位よりも拡径されている
ことを特徴とする請求項5に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記ドリブン部材の内周面と前記トランスファ出力軸の外周面とが所定の相対回転を許容するように連結され、
前記連結された部位において、前記ダンパ装置の相対回転量を規制するストッパ機構を構成する
ことを特徴とする請求項5又は6に記載の車両のトランスファ構造。 - 前記トランスファ出力軸は、前記自在継手の外側継手部材と共用される
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の車両のトランスファ構造。
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- 2015-07-30 JP JP2015151051A patent/JP6361604B2/ja active Active
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KR102219950B1 (ko) * | 2019-04-16 | 2021-02-25 | 현대위아 주식회사 | 트랜스퍼 케이스 |
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JP6361604B2 (ja) | 2018-07-25 |
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