JP2008110748A - 4輪駆動車の動力伝達構造 - Google Patents

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治夫 荻原
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Abstract

【課題】中間軸のセンタリング支持のための構造を簡単にすることを可能とする。
【解決手段】駆動入力を受け一対の前輪車軸21,23に差動回転可能に駆動力伝達を行うフロント・デファレンシャル装置11と、フロント・デファレンシャル装置11と前輪車軸23との間を接続しフロント・デファレンシャル装置11の駆動力出力を前輪車軸23に伝達する中間軸3と、中間軸3の外周に配置されフロント・デファレンシャル装置11への駆動入力を分配する動力分配機構1とを備え、中間軸3を、軸受け機構25により車体側に支持したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、4輪駆動車の動力伝達構造に関する。
従来、4輪駆動車の動力伝達構造、特に動力分配機構周辺の構造として、特許文献1に記載のようなものがある。
この構造では、動力分配機構がフロント・デファレンシャル装置の一方のサイド・ギヤと一方の前輪車軸とを連結する中間軸の外周に配置され、中間軸が動力分配機構の分配ハウジングに対してセンタリング支持されていた。
このため、前記センタリング支持のためのハウジング構造や潤滑構造が複雑になるという問題があった。
特開2005−233374号公報
解決しょうとする問題点は、中間軸のセンタリング支持のための構造が複雑になるという点である。
本発明は、中間軸のセンタリング支持のための構造を簡単にするため、駆動入力を受け一対の車軸に差動回転可能に駆動力伝達を行うデファレンシャル装置と、前記デファレンシャル装置と車軸との間を接続しデファレンシャル装置の駆動力出力を車軸に伝達する中間軸と、前記中間軸の外周に配置され前記デファレンシャル装置への駆動入力を分配する動力分配機構とを備え、前記中間軸を、軸受け機構により車体側に支持したことを最も主要な特徴とする。
本発明の4輪駆動車の動力伝達構造では、駆動入力を受け一対の車軸に差動回転可能に駆動力伝達を行うデファレンシャル装置と、前記デファレンシャル装置と車軸との間を接続しデファレンシャル装置の駆動力出力を車軸に伝達する中間軸と、前記中間軸の外周に配置され前記デファレンシャル装置への駆動入力を分配する動力分配機構とを備え、前記中間軸を、軸受け機構により車体側に支持したため、中間軸のセンタリング支持のための構造を簡単にすることができる。
中間軸のセンタリング支持のための構造を簡単にするという目的を、中間軸を、軸受け機構により車体側に支持することで実現した。
[4輪駆動車]
図1は、4輪駆動車のスケルトン平面図、図2は、動力分配装置の配置を示す要部概略平面図である。
図1,図2のように、動力分配機構1は、前輪側の一方の中間軸3の外周に配置されている。動力分配機構1の分配ハウジング5は、トランスミッション7側のベル・ハウジング9に取り付けられている。
ベル・ハウジング9内には、デファレンシャル装置としてフロント・デファレンシャル装置11が支持されている。フロント・デファレンシャル装置11は、トランスミッション7を介して駆動入力を受ける。この駆動入力は、リング・ギヤ15を介しデフ・ケース17に対して行われる。
フロント・デファレンシャル装置11の出力部である左右のサイド・ギヤには、中間軸19,3がそれぞれ結合されている。この各中間軸19,3が車軸である左右の前輪車軸21,23に結合され、フロント・デファレンシャル装置11と前輪車軸21,23との間を接続する。従って、各中間軸19,3によりフロント・デファレンシャル装置11の駆動力出力を前輪車軸21,23に伝達する。
動力分配機構1は、フロント・デファレンシャル装置11への駆動入力を後輪側へ分配するものである。動力分配機構1の分配ハウジング5を貫通して前記中間軸3が貫通配置されている。中間軸3は、分配ハウジング5から前輪車軸23側へ突出し、軸受け機構25により分配ハウジング5外でエンジン13側に支持されている。前輪車軸21,23は、左右の前輪27,29にそれぞれ連動連結されている。
分配ハウジング5内には、フロント・デファレンシャル装置11のデフ・ケース17にスプライン結合された連結中空軸31が延設されている。連結中空軸31は、中間軸3の外周に遊嵌し、この連結中空軸31に、ベベル・ギヤで形成されたドライブ・ギヤ33が取り付けられ、後輪側出力軸35のベベル・ギヤで形成されたドリブン・ギヤ37に噛み合っている。
後輪側出力軸35には、ユニバーサル・ジョイント39を介してプロペラ・シャフト41が結合されている。プロペラ・シャフト41には、ユニバーサル・ジョイント43、トルク伝達カップリング45を介してドライブ・ピニオン・シャフト47が結合されている。ドライブ・ピニオン・シャフト47のベベル・ギヤで形成されたドライブ・ピニオン・ギヤ49は、リヤ・デファレンシャル装置51のベベル・ギヤで形成されたリング・ギヤ53に噛み合っている。リヤ・デファレンシャル装置51には、左右の後輪車軸55,57を介して左右の後輪59,61が連動連結されている。
従って、エンジン13からトランスミッション7を介してフロント・デファレンシャル装置11のリング・ギヤ15にトルクが入力されると、一方では中間軸19,3及び前輪車軸21,23を介して左右の前輪27,29へトルク伝達が行われる。他方では、デフ・ケース17、連結中空軸31、ドライブ・ギヤ33とドリブン・ギヤ37とを介して後輪側出力軸35へトルク伝達が行われる。
後輪側出力軸35からは、ユニバーサル・ジョイント39、プロペラ・シャフト41、ユニバーサル・ジョイント43、トルク伝達カップリング45、ドライブ・ピニオン・シャフト47、ドライブ・ピニオン・ギヤ49を介して、リヤ・デファレンシャル装置51のリング・ギヤ53にトルク伝達が行われる。リヤ・デファレンシャル装置51からは、左右の後輪車軸55,57を介して、左右の後輪59,61へトルク伝達が行われる。
このトルク伝達により、前後輪27,29、59,61によって、4輪駆動状態で走行することができる。
[動力分配機構]
図3は、動力分配機構に係る拡大断面図である。
図3のように、フロント・デファレンシャル装置11のデフ・ケース17は、左右のテーパー・ローラ・ベアリング63(但し、図3では一方のみ示す)を介してベル・ハウジング9に支持されている。
中間軸3は、一端がサイド・ギヤ65にスプライン係合している。サイド・ギヤ65には、中間軸3の端部を閉止するシール67が取り付けられている。サイド・ギヤ65とデフ・ケース17との間、及びデフ・ケース17とベル・ハウジング9との間にもシール69,71が介設されている。
中間軸3の他端側は、前記のように軸受け機構25で回転自在に支持され、端部が等速ジョイント73の一側にスプライン結合されている。等速ジョイント73の他側には前輪車軸23がスプライン結合されている。
軸受け機構25は、軸受け部75と取付ベース部77とを備えている。
軸受け部75は、筒状の軸受けハウジング79内にボール・ベアリング81が備えられ、ボール・ベアリング81が中間軸3を回転自在に支持している。ボール・ベアリング81の両側にはシール83,85が備えられ、中間軸3に密接している。シール83,85で密閉された軸受けハウジング79内には、グリスが充填されている。シール83,85の軸方向外側には、中間軸3に支持されたダスト・カバー86,87が設けられている。
取付ベース部77は、ボルト88によりエンジン13側に締結固定されている。
連結中空軸31は、テーパー・ローラ・ベアリング89,91により分配ハウジング5に支持されている。
テーパー・ローラ・ベアリング89,91の軸方向に隣接して連結中空軸31と分配ハウジング5との間にシール93,95が介設されている。一方のシール95の軸方向外側に隣接して中間軸3と分配ハウジング5との間に、シール97が介設されている。シール97の軸方向外側には、中間軸3に取り付けられたダスト・カバー99が設けられている。
シール97が摺接する中間軸3の一部である大径部6は、連結中空軸31の端部8外に隣接し連結中空軸31の内周側に位置する中間部4に対し段差部100をもって径を拡大して大径に形成され連結中空軸31の端部8に対して軸方向に対向するように配置されている。
また、中間軸3の外周と連結中空軸31の内周との間には、空間が形成され、シール71,93間の空間部14、デフ・ケース17と連結中空軸31とが連結するスプライン部18、連結中空軸31の一方の端部と中間軸の外周との間の隙間16、連結中間軸31の他方の端部8と中間軸3の中間部4外周との間の隙間10、及びシール95,97で区画された空間部12が連通し且つ外部から区画されている。
なお、中間軸3とサイド・ギヤ65との間は、スプライン部20により連結され、このスプライン部20には、スプライン部18と共にグリスが塗布されている。
後輪側出力軸35は、テーパー・ローラ・ベアリング101,103により分配ハウジング5に支持されている。後輪側出力軸35の端部側は、ユニバーサル・ジョイント39側の部材105にスプライン嵌合し、部材105と分配ハウジング5端部との間に、シール107が介設されている。シール107の軸方向外側には、部材105に取り付けられたダスト・カバー109が設けられている。
シール93,95,107で密閉された分配ハウジング5内には、潤滑オイルが収容されている。
中間軸3の回りは、特に摺動部分はないので、シール67,69,71,93,95,97により密閉され、流動性オイルによる潤滑環境にはない。つまり、オイルの流れを考慮して中間軸3や連結中立軸31の形状を設定せずに済む。
なお、端部8の軸方向端面と大径部6の軸方向端面との間には、微小隙間22を備えているが、中間軸3を組み付けるときには、両端部が当接して中間軸3が軸方向一方へ移動することを規制できる。これは、スプライン部20の軸方向連結位置を規制するのに有用である。
[動力伝達]
フロント・デファレンシャル装置11のデフ・ケース17へ入力された駆動力は、左右サイド・ギヤへ伝達されると共に、連結中空軸31、ベベル・ギヤ33,37、後輪側出力軸35へと分配される。
フロント・デファレンシャル装置11のサイド・ギヤ65からは、中間軸3を介して前輪車軸23へ駆動出力の伝達が行われる。
[実施例の効果]
本発明実施例では、駆動入力を受け一対の前輪車軸21,23に差動回転可能に駆動力伝達を行うフロント・デファレンシャル装置11と、前記フロント・デファレンシャル装置11と前輪車軸21,23との間を接続しフロント・デファレンシャル装置11の駆動力出力を前輪車軸23に伝達する中間軸3と、前記中間軸3の外周に配置され前記フロント・デファレンシャル装置11への駆動入力を分配する動力分配機構1とを備え、前記中間軸3を、軸受け機構25により車体側に支持したため、中間軸3のセンタリング支持等のための構造を簡単にすることができる。
つまり、従来では中間軸3のセンタリング支持を動力分配機構1の分配ハウジング5側で行っていたため、中間軸3を、連結中空軸31の内周で摺動支持する構成となり、流動性オイルによる摺動部の潤滑構造も必要としていた。これに対し、中間軸3を軸受け機構25により分配ハウジング5外で支持したことにより、分配ハウジング5のセンタリング支持構造や潤滑構造が必要なくなる。また、分配ハウジング5のセンタリング支持等のための構造を簡単にすることができるので分配ハウジング5に中間軸3の支持強度を持たせずに済み、分配ハウジング5自体の小型、軽量化が可能となる。
前輪車軸21,23を容易に等長とすることができ、いわゆるトルク・ステアの発生を防止することが可能となる。
2輪駆動車の設計との互換性が生じ易くなるので、動力分配機構1を取り外せば、容易に2輪駆動車として適用することができる。従って、車両組立時にエンジン・ルーム内での検討時間を短縮することができる。
車両組立時に動力分配機構1の有無で4輪駆動車と2輪駆動車との切換ができるため、組立ラインの構成を簡素化することができる。
分配ハウジング5に、中間軸3からの径方向の荷重が入らず、ベアリング支持構造及び分配ハウジング5を小型化することができる。
図4〜図6は本発明の実施例2に係り、図4は、動力分配機構の要部拡大断面図、図5(a)は、シールとダスト・カバーとの関係を示す要部拡大断面図、(b)は、シールと中間軸の段付き部との関係を示す要部拡大断面図、図6は、中間軸組み込み時における動力分配機構の要部拡大断面図である。なお、基本的な構成は実施例1と同様であり、同一又は対応する構成部分には、同符号又は同符号にAを付し、重複説明は省略する。
本実施例の動力分配機構1Aは、組み付け時においてシール97を損傷しないように寸法設定をした。
前記連結中空軸31の端部8と中間軸3の中間部4Aとを、隙間xで嵌合させ、前記シール97の内径と段差部100の突き当たり面外径との半径を、それぞれrs,reとする。なお、大径部6の外径における半径をroとしたとき、上述した半径rs,reとの関係は、ro<rs<reが成り立つように各寸法が設定されている。
前記フロント・デファレンシャル装置11に対する中間軸3の支持点C1から前記連結中空軸31の端部8の基準位置C2までの距離と該端部8の基準位置C2から前記軸受け機構25による中間軸3の支持点C3までの距離を、それぞれLa,Lbとし、前記軸受け機構25の支持中心軸CL1と前記連結中空軸31の軸心CL2との支持点C3上での心ずれ量をyとする。
そして、これらの寸法関係を、
y×{La/(La+Lb)}<x<rs−re
とした。
ここに、フロント・デファレンシャル装置11に対する中間軸3の支持点C1は、図3で示すサイド・ギヤ65に対する中間軸3のスプライン部20による結合において、回転軸心上スプライン部20の軸方向中央の点としている。なお、中間軸3の支持点C1は、中間軸3を組み付けるとき、スプライン部20に対して中間軸3が嵌合し始める端部での点とすることもできる。
前記連結中空軸31の端部8の基準位置C2は、端部8の軸方向中央の位置である。但し、この基準位置C2は端部8及びその近辺であれば良く、シール97のリップ位置に対応させることもできる。
図7は、上記寸法関係を備えない比較例に係る構造の動力分配機構の要部拡大断面図、図8(a)は、同シールとダスト・カバーとの関係を示す要部拡大断面図、(b)は、同シールと中間軸の段付き部との関係を示す要部拡大断面図である。
先ず、図7の構造について組付を説明する。組み付け時には、動力分配機構1を分配ハウジング5においてベル・ハウジング9に取り付け、中間軸3が、シール97側から差し込まれ、連結中空軸31の端部8から内周を通されてフロント・デファレンシャル装置11のサイド・ギヤ65にスプライン部20により結合される。
ついで、軸受け機構25の取付ベース部77をボルト88によりエンジン13側に締結固定し、組付を完了し、中間軸31をフロント・デファレンシャル装置11側と軸受け機構25とで支持させることができる。
しかし、この組み付け途中において、動力分配機構1には、中間軸31をセンタリングする構造がなく、図7のように連結中空軸31の端部8に対して中間軸3が心ずれすると、図8のようにシール97にダスト・カバー99が接触したり、中間軸3の段差部100がシール97のリップを引っかけて損傷する恐れがある。
また、端部8及び中間軸3の中間部4との間の隙間と軸受け機構25の動力分配機構1に対する心ずれとの関係も考慮されておらず、組み付け後に中間軸3の中間部4が連結中空軸31の端部8内周に接触する恐れもある。
これに対し、実施例2のような寸法設定により、中間軸3を前記のようにして組み付けるとき、図6のように連結中空軸31の端部8に対して中間軸3が心ずれすると、隙間xだけ並進移動するものの中間部4Aが端部8に接触することになる。
このため、x<rs−reにより、図5のように、ダスト・カバー99は、シール97の外周囲に位置し、中間軸3の段差部100は、シール97の内周囲に位置した状態を保持することができる。この位置関係により、中間軸3を軸方向に差し込んで組み付けても、シール97が損傷を受けることがない。
さらに、y×{La/(La+Lb)}<xの設定により、組み付け後は、中間軸3の中間部4Aが連結中空軸31の端部8内周に接触せず、異音等のない的確な動力伝達を行わせることができる。
[その他]
本発明の4輪駆動車の動力伝達構造は、後輪車軸側にも適用することができる。
中間軸の支持は、エンジン以外の車体側とすることも可能である。
軸受け機構25による支持は、分配ハウジング5外に係わらず、軸受け機構25の軸受け部75を分配ハウジング5の一部で覆う構成にすることもできる。
4輪駆動車のスケルトン平面図である。(実施例1) 動力分配装置の配置を示す要部概略平面図である。(実施例1) 動力分配機構に係る拡大断面図である。(実施例1) 動力分配機構の要部拡大断面図である。(実施例2) (a)は、シールとダスト・カバーとの関係を示す要部拡大断面図、(b)は、シールと中間軸の段付き部との関係を示す要部拡大断面図である。(実施例2) 中間軸組み込み時における動力分配機構の要部拡大断面図である。(実施例2) 実施例2の寸法関係を備えない構造の動力分配機構の要部拡大断面図である。(比較例) (a)は、シールとダスト・カバーとの関係を示す要部拡大断面図、(b)は、シールと中間軸の段付き部との関係を示す要部拡大断面図である。(比較例)
符号の説明
1,1A 動力分配機構
3 中間軸
4A 中間部
5 分配ハウジング
8 連結中空軸の端部
11 フロント・デファレンシャル装置(デファレンシャル装置)
13 エンジン(車体側)
23 前輪車軸(車軸)
25 軸受け機構
31 連結中空軸
100 段差部
C1 フロント・デファレンシャル装置に対する中間軸の支持点
C2 連結中空軸の端部の基準位置
C3 軸受け機構による中間軸の支持点
CL1 軸受け機構の支持中心軸
CL2 連結中空軸の軸心
La フロント・デファレンシャル装置に対する中間軸の支持点から連結中空軸の端部の基準位置までの距離
Lb 端部の基準位置から軸受け機構による中間軸の支持点までの距離
re シールの内径の半径
rs 段差部の突き当たり面外径の半径
x 連結中空軸の端部と中間軸の中間部との隙間
y 軸受け機構の支持中心軸と連結中空軸の軸心との支持点上での心ずれ量

Claims (4)

  1. 駆動入力を受け一対の車軸に差動回転可能に駆動力伝達を行うデファレンシャル装置と、
    前記デファレンシャル装置と車軸との間を接続しデファレンシャル装置の駆動出力を車軸に伝達する中間軸と、
    前記中間軸の外周に配置され前記デファレンシャル装置への駆動入力を分配する動力分配機構とを備え、
    前記中間軸を、軸受け機構により車体側に支持した、
    ことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達構造。
  2. 請求項1記載の4輪駆動車の動力伝達構造であって、
    前記一対の車軸は、前輪車軸であり、
    前記動力分配機構は、後輪側へ駆動入力を分配し、
    前記中間軸を、エンジン側に支持した、
    ことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達構造。
  3. 請求項1又は2記載の4輪駆動車の動力伝達構造であって、
    前記中間軸は、前記動力分配機構のハウジングから突出し、
    前記軸受け機構は、前記ハウジング外で中間軸を支持した、
    ことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達構造。
  4. 請求項3記載の4輪駆動車の動力伝達構造であって、
    前記動力分配機構は、前記デファレンシャル装置を介して伝達される駆動力を後輪側へ分配するための連結中空軸を前記ハウジングに回転自在に支持させ、
    前記連結中空軸に、前記中間軸を貫通配置し、
    前記中間軸に、前記連結中空軸の端部外に隣接し連結中空軸の内周側に位置する中間部に対し段差部をもって径を拡大した大径部を設け、
    前記ハウジングと前記中間軸の大径部との間にシール部材を介設し、
    前記連結中空軸の端部と前記中間軸の中間部とを、隙間xで嵌合させ、
    前記シール部材の内径と前記段差部の外径との半径を、それぞれrs,reとし、
    前記デファレンシャル装置に対する前記中間軸の支持点から前記連結中空軸の端部側の基準位置までの距離と該基準位置から前記軸受け機構による中間軸の支持点までの距離を、それぞれLa,Lbとし、
    前記軸受け機構の支持中心軸と前記連結中空軸の軸心との心ずれ量をyとし、
    y×{La/(La+Lb)}<x<rs−re
    とした、
    ことを特徴とする4輪駆動車の動力伝達構造。
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