JP2013166451A - 動力伝達装置及びトランスファ装置 - Google Patents

動力伝達装置及びトランスファ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】分割構成のケースを備えた動力伝達装置の大型化の抑制を可能とする動力伝達装置及びトランスファ装置を提供する。
【解決手段】ケース3を、第1の回転軸9に交差する合わせ面間に渡る締結具25により締結結合した第1、第2のケース部材27、29を備えた分割構造とし、第1のケース部材27は、第1の回転軸9の軸方向一側と第1の軸受13及び第2の回転軸11と第3、第4の軸受17、19を収容し、第2のケース部材29は、第1の回転軸9の軸方向他側と第2の軸受15を収容し、合わせ面5、7は第1の回転軸9の軸方向における第1、第2の軸受13、15間に配置されると共に、第2の回転軸11の軸方向に沿って第3と第4の軸受17、19の外周側に延設され、合わせ面5、7のうち第2の回転軸側に位置する合わせ面6、8は、第4の軸受19より外径側で突き合わされて締結具25により締結結合されていることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、自動車等に供する動力伝達装置及びトランスファ装置に関する。
従来、動力伝達装置として、特許文献1に記載されたものがある。
この動力伝達装置は、4輪駆動車両の前輪側に配置されるトランスファ装置であり、動力伝達装置のケースとしてのトランスファ・ケースには、第1回転部材及び第2回転部材がベアリングにより回転自在に支持され、この第1回転部材及び第2回転部材が一対のべベル・ギヤ(リング・ギヤ及びピニオン・ギヤ)の噛合いにより連動構成されている。
トランスファ・ケースは、主にトランスファ・ケースの幅方向(第1回転部材の軸方向とも言う)に配置される第1のケース部材であるケース本体と第2のケース部材であるケース・カバーとの分割構成されており、両者の合わせ面が突き合わされ、締結具としての複数本のボルトにより締結結合されている。
かかるトランスファ装置において、前記合わせ面は、第1回転部材を支持するスラスト・ベアリングの一方の外周側に位置していた。
トランスファ・ケースの合わせ面は、複数のボルトに螺合するボルト穴をトランスファ・ケースの幅方向の肉部内に形成する必要があり、トランスファ・ケースは幅方向(第1回転部材の軸方向)外側に張り出してしまい、トランスファ・ケースは幅方向に大型化していた。そこで、トランスファ・ケースの幅方向の大型化を抑制するために、合わせ面を幅方向の内側へ移動させようとすると、ボルトと螺合するボルト穴がトランスファ・ケースの肉部内に形成できず、トランスファ・ケースの内部に貫通してしまうので、トランスファ・ケースを小型化することは困難であった。
特開2005−233374号公報
解決しようとする問題点は、第1と第2のケース部材を備えて互いの合わせ面により一体結合される分割構成のケースを備えた動力伝達装置が大型化していた点である。
本発明は、分割構成のケースを備えた動力伝達装置における大型化の抑制を可能とするため、交差配置された第1、第2の回転軸を第1、第2の軸受と第3、第4の軸受とにより各別にケースに回転自在に支持し、第1、第2の回転軸に設けた第1、第2のギヤの噛合い回転により動力を伝達する動力伝達装置であって、前記ケースを、前記第1の回転軸に交差する合わせ面で突き合わせ前記合わせ面間に渡る締結具により締結結合した第1、第2のケース部材を備えた分割構造とし、前記第1のケース部材は、前記第1の回転軸の軸方向一側と前記第1の軸受及び前記第2の回転軸と前記第3、第4の軸受を収容し、前記第2のケース部材は、前記第1の回転軸の軸方向他側と前記第2の軸受を収容し、前記合わせ面は前記第1の回転軸の軸方向における前記第1、第2の軸受間に配置されると共に、前記第2の回転軸の軸方向に沿って前記第3と第4の軸受の外周側に延設され、前記合わせ面の前記第2の回転軸側に位置する部分は、前記第4の軸受より外径側で突き合わされて前記締結具により締結結合されていることを特徴とする。
本発明の動力伝達装置は、上記構成であるから、第1、第2のケース部材の合わせ面を第1の回転軸の軸方向位置で第2の回転軸側へ寄せることで、ケースの大型化を抑制することができる。
4輪駆動車のスケルトン図である。(実施例1) トランスファ装置の平断面図である。(実施例1) トランスファ装置の平断面図である。(実施例1) カバーを外したトランスファ装置の側面図である。(実施例1) トランスファ装置の平断面図である。(実施例2) カバーを外したトランスファ装置の側面図である。(実施例2)
図1、図2のように、分割構成のケースを備えた動力伝達装置1における大型化の抑制を可能にするという目的を、合わせ面5、7の配置により実現した。
すなわち、交差配置された第1、第2の回転軸9、11を第1、第2の軸受13、15と第3、第4の軸受17、19とにより各別にケース3に回転自在に支持し、第1、第2の回転軸9、11に設けた第1、第2のギヤ21、23の噛合い回転により動力を伝達する動力伝達装置1であって、前記ケース3を、前記第1の回転軸9に交差する合わせ面5、7で突き合わせこの合わせ面5、7間に渡る締結具25により締結結合した第1、第2のケース部材27、29を備えた分割構造としている。
前記第1のケース部材27は、前記第1の回転軸9の軸方向一側Xと前記第1の軸受13及び前記第2の回転軸11と前記第3、第4の軸受17、19を収容し、前記第2のケース部材29は、前記第1の回転軸9の軸方向他側Yと前記第2の軸受15とを収容し、前記合わせ面5、7は、前記第1の回転軸9の軸方向における前記第1、第2の軸受13、15間に配置されると共に、前記第2の回転軸11の軸方向に沿って前記第3、第4の軸受17、19の外周側に延設され、前記合わせ面5、7の前記第2の回転軸11側に位置する部分6,8は、前記第4の軸受19より外径側で突き合わされて前記締結具25により締結結合されている。
[4輪駆動車]
図1は、4輪駆動車のスケルトン平断面図である。
図1のように、本発明実施例における動力伝達装置としてのトランスファ装置1は、車軸である前輪側の一方のフロント中間軸31の外周に配置されている。ケースであるトランスファ装置1のトランスファ・ケース3は、トランスミッション33側のベル・ハウジング35に取り付けられている。
ベル・ハウジング35内には、フロント・デファレンシャル装置37が支持されている。フロント・デファレンシャル装置37は、エンジン39からトランスミッション33を介して駆動入力を受ける。
トランスミッション33を介した駆動入力は、リング・ギヤを介しフロント・デフ・ケース45に対して行われる。
フロント・デファレンシャル装置37の出力部である左右のサイド・ギヤには、車軸側のフロント中間軸51、31がそれぞれ結合されている。この各フロント中間軸51、31が左右の前輪車軸53,55に結合され、フロント・デファレンシャル装置37と前輪車軸53,55との間を接続する。
トランスファ装置1は、フロント・デファレンシャル装置37への駆動入力を後輪側へ分配するものである。トランスファ装置1のトランスファ・ケース3を貫通して前記フロント中間軸31が貫通配置されている。前輪車軸53,55は、左右の前輪57、59にそれぞれ連動連結されている。
トランスファ・ケース3内には、フロント・デファレンシャル装置37のフロント・デフ・ケース45から連結中空軸9が延設されている。連結中空軸9は、フロント・デフ・ケース17にスプライン結合などにより一体回転可能に結合されている。
この連結中空軸9は、第1の回転軸を構成してフロント中間軸31の外周に遊嵌し、この連結中空軸9に、第1のギヤを構成するリング・ギヤ21が取り付けられ、このリング・ギヤ21は、第2の回転軸を構成する後輪側出力軸11の第2のギヤを構成するピニオン・ギヤ23に噛み合っている。リング・ギヤ21及びピニオン・ギヤ23は、ベベル・ギヤで形成されて直交噛み合いしている。従って、後輪側出力軸11は、連結中空軸9に対して直交配置(交差配置)されている。
後輪側出力軸11には、プロペラ・シャフト61の前端がユニバーサル・ジョイント63を介して結合されている。プロペラ・シャフト61の後端は、ユニバーサル・ジョイント65を介しオンデマンドでトルク伝達を行うカップリング67に結合され、このカップリング67に、終減速装置69側のドライブ・ピニオン・シャフト71が結合されている。
ドライブ・ピニオン・シャフト71は、ピニオン・ギヤ73を備え、ピニオン・ギヤ73は、リヤ・デファレンシャル装置75のリング・ギヤ77に噛み合っている。
リヤ・デファレンシャル装置75は、キャリヤ・ケース79に回転自在に支持されている。
リヤ・デファレンシャル装置75の左右のサイド・ギヤには、リヤ中間軸85、87が結合されている。リヤ中間軸85、87には、左右の後輪車軸89、91が結合され、この後輪車軸89、91に、左右の後輪93、95が連動連結されている。
従って、エンジン39からトランスミッション33を介してフロント・デファレンシャル装置37のリング・ギヤにトルクが入力されると、一方ではフロント中間軸52、31及び前輪車軸53、55を介して左右の前輪57、595へトルク伝達が行われる。他方では、フロント・デフ・ケース45、連結中空軸9、リング・ギヤ21及びピニオン・ギヤ23を介して後輪側出力軸11へトルク伝達が行われる。
後輪側出力軸11からは、プロペラ・シャフト61、カップリング67、ドライブ・ピニオン・シャフト71、ピニオン・ギヤ73を介して、リヤ・デファレンシャル装置75のリング・ギヤ77にトルク伝達が行われる。リヤ・デファレンシャル装置75からは、リヤ中間軸85、87、左右の後輪車軸89、91を介して、左右の後輪95、97へトルク伝達が行われる。
このトルク伝達により、前後輪57、59、95、97によって、オンデマンドの4輪駆動状態で走行可能となる。[トランスファ装置]
図2は、トランスファ装置の平断面図、図3は、トランスファ装置の平断面図、図4は、カバーを外したトランスファ装置の側面図である。なお、図3は、図2に対してボルトによるカバーの締結結合が現れるように一部断面箇所を変えて表示した。なお、図2、図3における符号Xは、第1の回転軸としての連結中空軸9の回転軸線に沿った軸方向一側を示し、符号Yは、同軸方向他側を示すものであり、中間軸31、トランスファ・ケース3及びリング・ギヤ21などの同軸的に配置される他の部材の軸方向位置関係を説明する場合にも適用される。
図2〜図4のように、直交配置された第1、第2の回転軸である連結中空軸9と後輪側出力軸11とが、第1、第2の軸受である第1、第2のテーパ・ローラ・ベアリング13、15と第3、第4の軸受である第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17、19とにより各別にトランスファ・ケース3に回転自在に支持されている。
第2のテーパ・ローラ・ベアリング15は、第1のテーパ・ローラ・ベアリング13よりも外周径が大きく、第4のテーパ・ローラ・ベアリング19は、第3のテーパ・ローラ・ベアリング17よりも外周径が小さく形成されている。
連結中空軸9は、中間部に圧入面101が形成され、この圧入面101の一側にフランジ部103を備えている。圧入面101にリング・ギヤ21が圧入され、リング・ギヤ21のボス部背面がフランジ部103に突き当てられ、互いの軸方向に対向する当接面が外径側から軸心側に向けて電子ビーム溶接などの溶接手段によって溶接結合されている。
したがって、リング・ギヤ21の小型化を可能としてトランスファ・ケース3を小型にし、リング・ギヤ21による慣性抵抗も低減できる。
連結中空軸9は、中空段付き状に形成され、軸受嵌合部105、107、シール支持部109、111、結合用のインナー・スプライン113などが形成されている。
連結中空軸9の軸受嵌合部105、107には、前記第1、第2のテーパ・ローラ・ベアリング13、15が嵌合し、トランスファ・ケース3に対して回転自在に支持されている。シール受け部109、111には、トランスファ・ケース3側に取り付けられたオイル・シール115、116が密接している。
後輪側出力軸11には、ピニオン・ギヤ23が一体に形成され、前記リング・ギヤ21に直交噛合いしている。この噛み合い状態で、ピニオン・ギヤ23の回転軸芯が、リング・ギヤ21の回転軸芯よりも高くなるように後輪側出力軸11が連結中空軸9に対してオフセット配置されている。
したがって、ピニオン・ギヤ23によるトランスファ・ケース3内の潤滑油の掻き上げ抵抗を減少させることができる。
この後輪側出力軸11に軸受嵌合部119、121が段付き状に形成され、端部に嵌合部123、雄ねじ部125が順次形成されている。
後輪側出力軸11の軸受嵌合部119、121には、第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17,19が嵌合し、トランスファ・ケース3に対して回転自在に支持されている。端部の嵌合部123には、結合部材127が嵌合し、雄ねじ部125に螺合するナット129により締結され、第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17,19に与圧を付与している。
結合部材127には、トランスファ・ケース3側に取り付けられたオイル・シール131が密接し、この結合部材127に固定されたダスト・カバー132がオイル・シール131を覆っている。
トランスファ・ケース3は、第1、第2のケース部材であるケース本体27及びケース・カバー29を備えた分割構造である。このケース本体27及びケース・カバー29は、連結中空軸9に交差する合わせ面5、7で突き合わされている。
合わせ面5、7は、本実施例において、リング・ギヤ21の外径側にラップするように配置され、軸方向への張り出しが抑制され、装置の小型化を可能としている。合わせ面5、7の形成位置を変更できる範囲Sは、後述すると第3の軸受としての第3のテーパ・ローラ・ベアリング17の軸受支持部153までである。
つまり、合わせ面5、7の形成位置は、第2のテーパ・ローラ・ベアリング15の軸受支持部143の軸方向範囲の中間部では機能性が悪化する恐れがあり分割することはできないので、軸受支持部143の外径側で分割すると先行技術文献に開示されたように、合わせ面5、7の形成位置が軸方向外側に張り出してしまう。よって、合わせ面5、7の形成位置は、トランスファ・ケース3の大型化の抑制のために、軸受支持部143より軸方向内側(後輪出力軸9の軸方向一側に移動させた側)が合わせ面5、7の形成位置の範囲Sの軸方向他側端部になる。
また、合わせ面5、7の形成位置を、後輪出力軸9の軸方向一側に向けて移動させると、第3の軸受としての第3のテーパ・ローラ・ベアリング17の軸受支持部153を含むことになる。軸受支持部153は後輪側出力軸11を支持する第3のテーパ・ローラ・ベアリング17を確実に保持することが必要なので、軸受支持部153の外周を切り欠くことは、支持安定性の観点から適当ではない。よって、第3のテーパ・ローラ・ベアリング17の軸受支持部153の外周を切り欠くことなく、外周肉厚をピニオン・ギヤ23の噛み合い反力が適切に保持され変形しない範囲までとした状態が、合わせ面5、7の形成位置の範囲Sの軸方向一側端部になる。
このようにして、範囲S内でケース本体27とケース・カバー29の合わせ面5,7を連結中空軸9の軸方向位置で後輪側出力軸11側へ寄せている。
このトランスファ・ケース3は、ケース本体27側に第1,第2の収容部133、135を形成し、ケース・カバー29側に第3の収容部134を形成している。ケース本体27には、後輪側出力軸11を挟んで軸方向他側Yに合わせ面5が配置形成され、同軸方向一側に静止部材側であるトランス・ミッション33側のベル・ハウジング35へ固定する取付部として取付ブラケット部137等が形成されている。この取付ブラケット部137等には、ケース側取付締結部138が形成されている。取付ブラケット137には、ケース本体27との間にリブ27aが形成されている。
取付ブラケット部137等は、トランス・ミッション33側のベル・ハウジング35の取付部に突き合わされ、ケース側取付締結部138が静止側であるベル・ハウジング35の締結部にボルトなどにより締結されることでトランスファ装置1の取り付けが行われる。
第1の収容部133は、連結中空軸9の軸方向一側Xの部及びリング・ギヤ21のギヤ部、第1のテーパ・ローラ・ベアリング13を収容する。第2の収容部135は、ピニオン・ギヤ23、及び後輪側出力軸11を収容する。
第1の収容部133では、リング・ギヤ21の軸方向一側Xにおいて軸受支持部139及びシール支持部141がケース本体27に設けられている。第3の収容部134は、連結中空軸9の軸方向他側Yの部分及び第2のテーパ・ローラ・ベアリング15を収容する。リング・ギヤ21の軸方向他側Yにおいて軸受支持部143及びシール支持部145がケース・カバー29に設けられている。
したがって、第2のケース部材であるケース・カバー29は、合わせ面7よりも第1の回転軸である連結中空軸9の軸方向他側Yに第2のテーパ・ローラ・ベアリング15を支持する軸受支持部143及びシール支持部145を有する支持筒部146を有する構成となり、トランスファ・ケース3の強度向上を図ることができる。
軸受支持部139、143に、前記連結中空軸9に嵌合する第1、第2のテーパ・ローラ・ベアリング13、15が支持され、シール支持部141、145に、前記オイル・シール115、116が支持されている。なお、シール支持部145には、オイル・シール116よりも軸方向外側でオイル・シール117が支持され、フロント中間軸31に密接している。
第1、第3の収容部133、134において、ケース本体27及びケース・カバー29には、リング・ギヤ21の外形に沿った、スロープ部147、149が形成されている。ケース・カバー29のスロープ部149には、リブ29aが形成されている。リブ29aは、カバー側締結部167から支持筒部146に渡っている。
したがって、第2のケース部材であるケース・カバー29は、第1の回転軸である連結中空軸9の軸方向他側Yから合わせ面7を有する軸方向一側に向け径が拡大するスロープ部149を有する構成となっている。
このため、トランスファ・ケース3の強度向上を図ることができる。
なお、第2の収容部135側においてケース・カバー29にリブ29bが形成され、このリブ29bは、カバー側締結部167から支持筒部146に渡っている。
第2の収容部135では、ケース本体27の後端部側に軸支持筒部151が形成され、この軸支持筒部151に、軸受支持部153、155が形成されている。軸支持筒部151の一側でケース本体27には、ピニオン・ギヤ23側の空間から第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17,19間へ連通するオイル通路157と第4のテーパ・ローラ・ベアリング19とオイル・シール131との間に連通するオイル通路158が貫通形成されている。軸支持筒部151の外端にシール支持部159が形成されている。
軸受支持部153、155に、前記後輪側出力軸11に嵌合する第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17、19が支持され、シール支持部159に、前記オイル・シール131が支持されている。
図4のように、ケース本体27の合わせ面5は、第1、第2の収容部133,135を囲むように形成され、この合わせ面5に締結部として本体側締結部161が所定間隔で複数設けられ、それぞれボルト穴163が形成されている。合わせ面5には、さらに第1、第2の収容部133,135側それぞれでケース本体27とケース・カバー29との位置合わせを行うノック穴165が形成されている。
第2の収容部135側後端部で合わせ面5(後輪側出力軸11側に位置する部分6の後端側)は、軸支持筒部151とシール支持部159との間に配置されている。この第2の収容部135側後端部でのボルト穴163は、後輪側出力軸11の軸心を挟んで上下2箇所に配置され、軸支持筒部151の後端部でその内径よりも外側に形成されている。つまり、合わせ面5、7の後輪側出力軸11側に位置する部分6、8が、第4のテーパ・ローラ・ベアリング19のアウター・レースの外径側で上下2箇所に形成されたボルト穴の位置を一致するように突き合わされて、締結具としてのボルト25により締結結合されている。
したがって、ケース本体27とケース・カバー29の合わせ面5,7を、範囲S内で連結中空軸9の軸方向位置で後輪側出力軸11側へ寄せて形成したうえで、合わせ面5,7から連続形成された部分6、8をボルト25により締結結合することができる。トランスファ・ケース3の合わせ面5、7をリング・ギヤ21側へ寄せることができ、トランスファ・ケース3の連結中空軸9軸心方向での小型化を可能とし、車両搭載性能を向上させることができる。
すなわち、図4のように、第2の収容部135側後端部でのボルト穴163は、後輪側出力軸11の回転半径方向で、後輪側出力軸11の軸心からボルト穴163の内周端までの半径距離Rが、相対的に径の小さな軸受支持部155の内周の半径R(第4のテーパ・ローラ・ベアリング19のアウター・レースの半径に略等しい)、シール支持部159の内周の半径Rに対して大きく設定されている。図示上では、半径を用いて説明したが、直径でも同様に理解される。
したがって、トランスファ・ケース3の合わせ面5、7をリング・ギヤ21側へ寄せることができ、トランスファ・ケース3の連結中空軸9軸心方向での小型化を可能とし、車両搭載性能を向上させることができる。
なお、第1の収容部133において、ケース本体27には、ブリーザ室167が形成されている。ブリーザ室167は、ケース・カバー29側の内壁面に対向するがリング・ギヤ21より軸方向一側X方向に離間してリング・ギヤ21に向けて開口しており、この開口の先端面にネジなどを用いて閉鎖プレートを取り付けて閉空間とし、第1の収容部133に連通する貫通部169、外部側のブリーザ171へ連通する連通孔173を備えている。
ケース・カバー29の合わせ面7も、合わせ面5と同一形状に形成され、本体側締結部161及びボルト穴163に応じてケース側締結部175及びボルト挿通孔177が形成されている。
このケース・カバー29の合わせ面7がケース本体27の合わせ面5に突き合わされて締結部161、175が締結具であるボルト25により締結され、ケース本体27に対するケース・カバー29の締結固定が行われている。
ケース本体27とケース・カバー29には、合わせ面5、7の後輪側出力軸11側に位置する部分6、8で取り囲まれると共に、トランスファ・ケース3内の第1、第2の収容部133、134とオイル通路157、158とに連通する凹部10、12が設けられている。
なお、図3のように、後輪側出力軸11の回転径方向で、後輪側出力軸11の軸心からボルト穴163先端までの距離Rは、軸受支持部155の内周の半径R、シール支持部159の内周の半径Rに対して小さく設定されている。
すなわち、ボルト25は、第4のテーパ・ローラ・ベアリング19を受けるトランスファ・ケース3の軸支持筒部151側の内径よりも外径側に配置された。
したがって、トランスファ・ケース3の合わせ面5、7を、トランスファ・ケース3の連結中空軸9軸心方向での小型化を可能とし、車両搭載性能を向上させることができる。
また、ケース本体27に対して後輪側出力軸11が確実に支持できると共に、ケース本体27とケース・カバー29との合わせ面5、7を後輪側出力軸11側に位置する部分6、8と同一の合わせ面として後輪側出力軸11の軸方向に延設することで、第1、第2のケース部材の強度を向上させることができる。
さらには、トランスファ・ケース3の合わせ面5、7をリング・ギヤ21側へ寄せることができるので、トランスファ装置1の重量が連結中空軸9の軸方向他側へ偏ることを抑制でき、搭載後の装置の振動を低減することができる。
こうして、トランスファ装置1において、ケース本体27は、連結中空軸9の軸方向一側Xと第1のテーパ・ローラ・ベアリング13及び後輪側出力軸11と第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17,19とを収容する。ケース・カバー29は、連結中空軸9の軸方向他側Yと第2のテーパ・ローラ・ベアリング15とを収容する。
合わせ面5、7は、連結中空軸9の軸方向における第1、第2のテーパ・ローラ・ベアリング13、15間に配置されると共に、後輪側出力軸11の軸方向に沿って第3、第4のテーパ・ローラ・ベアリング17、19の外周側に延設されている。
合わせ面5、7の後輪側出力軸11側に位置する部分6、8は、第4のテーパ・ローラ・ベアリング19より大径側で突き合わされてボルト25により締結結合されている。
すなわち、トランスファ装置1において、ケースの分割形態の容易化を図ることができる。
図5、図6は、実施例2に係り、図5は、トランスファ装置の平断面図、図6は、カバーを外したトランスファ装置の側面図である。なお、実施例1と同一部分には同符号を付し、対応する構成部分には同符号にAを付して説明し、重複した説明は省略する。
なお、図5における符号Xは、第1の回転軸としての第1の回転軸9Aの回転軸線に沿った軸方向一側を示し、符号Yは、同軸方向他側を示すものであり、中間軸31、トランスファ・ケース3A及びリング・ギヤ21Aなどの同軸的に配置される他の部材の軸方向位置関係を説明する場合にも適用される。
本実施例のトランスファ装置1Aの第1の回転軸9Aは、入力部材179と出力部材181と断続部材183とアクチュエータ185とを備えている。
入力部材179と出力部材181とは、軸方向に対向して配置されている。
断続部材183は、入力部材179と出力部材181との軸方向端面187、189間に配置されている。
出力部材181と断続部材183とは、連結部191を介して一体回転可能に連結され、連結部191は、噛合い歯で形成され、断続部材183を断続部193の接続方向に移動させるカムを有している。
出力部材181と断続部材183との間には、断続部材183を断続部193の接続方向に付勢する付勢部材195が配置されている。
出力部材181と断続部材183とは、嵌合して軸心相互のセンタリング部197が形成されている。
断続部193は、入力部材179と断続部材183との軸方向間で対向する対向歯199、201の噛合い構造である。
アクチュエータ185は、ケース・カバー29A及びケース本体27A間に支持されている。アクチュエータ185は、電動モータ203がケース・カバー29A側に支持され、シフト・フォーク205を備えている。シフト・フォーク205は、ケース・カバー29A及びケース本体27A間に支持されたモータ軸207に螺合し、第1の収容部133内で断続部材183に係合している。シフト・フォーク205は、断続部193の対向歯199、201が噛合うときの待ち機構となるばね207を備えている。
第1の軸受13Aは、ボール・ベアリングで形成され、第2の軸受である第2のテーパ・ローラ・ベアリング15Aa、15Abは、軸受支持部143Aa、143Abを備えた軸支持筒部143Aに支持されている。
リング・ギヤ21Aは、第1の回転軸9Aの出力部材181に一体に形成され、軸受嵌合筒部107Aの軸受嵌合部107Aa、107Abに第2のテーパ・ローラ・ベアリング15Aa、15Abが嵌合している。
電動モータ203の起動により、シフト・フォーク205が、断続部材183の付勢部材195の付勢力に抗して断続部193の解除方向に移動する。シフト・フォーク205の移動により断続部材183が付勢部材195の付勢力に抗して移動する。この断続部材183の移動により断続部193の接続が解除されて入力部材179と出力部材181との間の動力伝達が遮断される。
電動モータ203を逆転駆動させてシフト・フォーク205を移動させ、付勢部材195の付勢力を受けつつ断続部材183を移動させる。この断続部材183の移動により断続部193が接続され、入力部材179と出力部材181との間の動力伝達が可能となる。
本実施例でも、合わせ面5、7が、リング・ギヤ21Aの外径側にラップするように配置されるなど、実施例1と同様な作用効果を奏することができる。
[変形例]
[デファレンシャル装置]
入出力関係は前述のトランスファ装置と逆の関係になるが、終減速装置69においても、動力伝達装置として本願発明の構成を適用可能である。
すなわち、図1を参照して説明すると、交差配置された第1、第2の回転軸としてのデファレンシャル装置のデフ・ケース76とドライブ・ピニオン・シャフト71とを第1、第2の軸受と第3、第4の軸受とにより各別にキャリヤ・ケース79に回転自在に支持し、デフ・ケース76とドライブ・ピニオン・シャフト71に設けた第1、第2のギヤとしてのリング・ギヤ77とピニオン・ギヤ73との噛合い回転により動力を伝達する動力伝達装置としてのデファレンシャル装置であって、前記キャリヤ・ケース79をキャリヤ・ケース本体80とキャリヤ・ケース・カバー84とで構成し、前記デフ・ケース76に交差する合わせ面82、86で突き合わせ、この合わせ面82、86間に渡る締結具88により締結結合した分割構造としている。
第1、第2の回転軸に対する第1、第2の軸受及び第3、第4の軸受との関係や、キャリヤ・ケース本体80とキャリヤ・ケース・カバー84の形状や締結構造の関係は、トランスファ装置と同様の形態をとることで、動力伝達装置として同様の効果を得ることができる。
[その他]
上記の実施例において、合わせ面5、7の後輪側出力軸11側に位置する部分6、8の端部は、軸支持筒部151とシール支持部159との間に配置されていたが、第3のテーパ・ローラ・ベアリング17と第4のテーパ・ローラ・ベアリング19との間に配置されても良い。この場合にも、合わせ面5、7は第4のテーパ・ローラ・ベアリング19より大径側で突き合わされてボルト25により締結結合されるが、干渉しない範囲で第3のテーパ・ローラ・ベアリング17と第4のテーパ・ローラ・ベアリング19との間のケース本体27の肉部に小径にボルト穴を設けてもよい。
1、1A トランスファ装置(動力伝達装置)
3 ケース
5、7 合わせ面
6、8 合わせ面の部分
9 連結中空軸(第1の回転軸)
11 後輪側出力軸(第2の回転軸)
13 第1のテーパ・ローラ・ベアリング(第1の軸受)
13A ボール・ベアリング(第1の軸受)
15、15Aa、15Ab 第2のテーパ・ローラ・ベアリング(第2の軸受)
17 第3のテーパ・ローラ・ベアリング(第3の軸受)
19 第4のテーパ・ローラ・ベアリング(第4の軸受)
25 ボルト(締結具)
27、27A ケース本体(第1のケース部材)
29、29A ケース・カバー(第2のケース部材)
33 トランスミッション(静止部材)
137 取付ブラケット部(取付部)
146 支持筒部
149 スロープ部

Claims (9)

  1. 交差配置された第1、第2の回転軸を第1、第2の軸受と第3、第4の軸受とにより各別にケースに回転自在に支持し、第1、第2の回転軸に設けた第1、第2のギヤの噛合い回転により動力を伝達する動力伝達装置であって、
    前記ケースを、前記第1の回転軸に交差する合わせ面で突き合わせ前記合わせ面間に渡る締結具により締結結合した第1、第2のケース部材を備えた分割構造とし、
    前記第1のケース部材は、前記第1の回転軸の軸方向一側と前記第1の軸受及び前記第2の回転軸と前記第3、第4の軸受を収容し、
    前記第2のケース部材は、前記第1の回転軸の軸方向他側と前記第2の軸受を収容し、
    前記合わせ面は、前記第1の回転軸の軸方向における前記第1、第2の軸受間に配置されると共に、前記第2の回転軸の軸方向に沿って前記第3と第4の軸受の外周側に延設され、
    前記合わせ面の前記第2の回転軸側に位置する部分は、前記第4の軸受より大径側で突き合わされて前記締結具により締結結合されている、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  2. 請求項1記載の動力伝達装置であって、
    前記合わせ面は、前記第1のギヤの外径側に配置されている、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  3. 請求項1又は2記載の動力伝達装置であって、
    前記締結具は、前記第4の軸受を受ける前記ケースの軸支持筒部側の内径よりも外径側に配置された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  4. 請求項3記載の動力伝達装置であって、
    前記締結具は、前記第2の回転軸の軸心を挟んで2箇所に配置された、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項記載の動力伝達装置であって、
    前記第1のケース部材に、同一側に静止部材側に固定する取付部を設け、前記第2の回転軸を挟んで他側に前記合わせ面を配置した、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項記載の動力伝達装置であって、
    前記第2のケース部材は、前記合わせ面よりも前記第1の回転軸の軸方向他側に前記第2の軸受を支持する軸受支持部及びシール支持部を有する支持筒部を有する、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の動力伝達装置であって、
    前記第2のケース部材は、前記第1の回転軸の軸方向他側から前記合わせ面を有する軸方向一側に向け径が拡大するスロープ部を有する、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の動力伝達装置であって、 前記第1のケース部材と前記第2のケース部材には、前記合わせ面の前記第2の回転軸側に位置する部分で取り囲まれると共に、ケース内に連通する凹部が設けられている、
    ことを特徴とする動力伝達装置。
  9. 請求項1〜8の何れかに記載の動力伝達装置を用いたトランスファ装置であって、
    前記第1の回転軸が中空に形成されて前輪車軸側が貫通配置され、
    この第1の回転軸がフロント・デファレンシャル装置から回転入力を受けるように連動連結され、
    前記第1、第2のギヤが相互に噛合うリング・ギヤ及びピニオン・ギヤであり、
    前記第2の回転軸から後輪側へ出力する、
    ことを特徴とするトランスファ装置。

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