JP6361614B2 - トランスファ装置 - Google Patents
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主駆動輪側に延びる第1軸と、
該第1軸上に設けられたドライブギヤと、
前記第1軸と平行に設けられた補助駆動輪側に延びる第2軸と、
該第2軸上に設けられ、前記ドライブギヤから動力が伝達されるドリブンギヤと、を備えるトランスファ装置であって、
前記ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側に設けられたダンパを備え、
前記ドリブンギヤは、その軸方向一方側に、前記ダンパを取り付けるための開口部を備え、
該開口部は、インナレースがトランスファケースに支持されたベアリングのアウタレースによって支持される
ことを特徴とする。
前記ダンパは、ねじりダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする。
前記ダンパは、ダイナミックダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする。
まず、第1実施形態に係るトランスファ装置について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
図2に示すように、トランスファ装置10は、トランスファケース10a内に収納されている。本実施形態において、トランスファケース10aは、2分割構造を有し、車両前方から順に積層され、互いに油密に結合された第1ケース部材10a1及び第2ケース部材10a2で構成されている。第1ケース部材10a1は、その車両前方に前壁部10bを有し、該前壁部10bを変速機2にボルトを介して着脱自在に取り付けられるように構成されている。
カップリング機構20は、ハウジング21と、該ハウジング21内に配設され、ハウジング21と一体回転する複数のアウタクラッチプレート22と、ハウジング21内に配設され、入力軸11とスプライン嵌合されて一体回転する中空軸部23と、該中空軸部23と一体回転し、アウタクラッチプレート22と摩擦係合可能に構成された複数のインナクラッチプレート24と、これらクラッチプレート22、24を摩擦係合させるために磁力を発生させる磁力発生部25と、を備える。
図3に示すように、ドリブンギヤ16は、外周面に斜歯部16aが形成されたギヤ本体部16bと、該ギヤ本体部16bから一体的に前方へ延びる円筒状の部分であって第1ベアリング17を介してトランスファケース10aに支持される前方支持部16cと、ギヤ本体部16bから一体的に後方へ延びる円筒状の部分であって第2ベアリング18を介してトランスファケース10aに支持される後方支持部16dと、を有している。
自在継手60は、所謂ツェッパ型等速自在継手であり、軸方向に延びるトラック溝が内周面の複数箇所に形成された外側継手部材61と、軸方向に延びるトラック溝が外側継手部材10のトラック溝と対をなして外周面の複数箇所に形成された内側継手部材62と、継手部材61、62間でトルクを伝達するために外側継手部材61のトラック溝と内側継手部材62のトラック溝との間に介在して設けられた複数のボール63と、を備えている。
ドリブンギヤ16の動力伝達経路の下流側であるドリブンギヤ16から出力軸12までには、ダンパ装置50が設けられている。ダンパ装置50は、ドリブンギヤ16の回転軸と同心状に設けられると共に、車両前後方向におけるベアリング17、18の間であってドリブンギヤ16の斜歯部16aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。
これによれば、前輪側への伝達されるトルク(ドリブンギヤ16から出力軸12へ伝達されるトルク)が所定値以下の場合、ドリブンギヤ16からダンパ装置50を経由して出力軸12へトルクを伝達することができる。ダンパ装置50の弾性部材53の外周部に対する内周部のねじれによって、外筒部材52に対して弾性部材53を介して接続された内筒部材51がその中心軸周りに僅かに回転する。このようなダンパ装置50のダンパ機能によって、例えば、エンジン1やドライブギヤ13とドリブンギヤ16の噛合部等で生じたねじり方向の共振周波数を常用域外へ移動させることができる。
次に、第2実施形態に係る車両のトランスファ装置110について、図4を参照しながら説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
次に、第3実施形態に係る車両のトランスファ装置210について、図5を参照しながら説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
次に、第4実施形態に係る車両のトランスファ装置310について、図6を参照しながら説明する。なお、第4実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
11 トランスファ入力軸(第1軸)
12、112 トランスファ出力軸(第2軸)
13 ドライブギヤ
16、116 ドリブンギヤ
16a、116a 斜歯部(歯部)
16e、116e 開口部
18 第2ベアリング(ベアリング)
18a アウタレース
50、150 ねじりダンパ(ダンパ)
250、350 ダイナミックダンパ(ダンパ)
Claims (3)
- 主駆動輪側に延びる第1軸と、
該第1軸上に設けられたドライブギヤと、
前記第1軸と平行に設けられた補助駆動輪側に延びる第2軸と、
該第2軸上に設けられ、前記ドライブギヤから動力が伝達されるドリブンギヤと、
を備えるトランスファ装置であって、
前記ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側に設けられたダンパを備え、
前記ドリブンギヤは、その軸方向一方側に、前記ダンパを取り付けるための開口部を備え、
該開口部は、インナレースがトランスファケースに支持されたベアリングのアウタレースによって支持される
ことを特徴とするトランスファ装置。 - 前記ダンパは、ねじりダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のトランスファ装置。 - 前記ダンパは、ダイナミックダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載のトランスファ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015176783A JP6361614B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | トランスファ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015176783A JP6361614B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | トランスファ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017052349A JP2017052349A (ja) | 2017-03-16 |
JP6361614B2 true JP6361614B2 (ja) | 2018-07-25 |
Family
ID=58316761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015176783A Active JP6361614B2 (ja) | 2015-09-08 | 2015-09-08 | トランスファ装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6361614B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
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-
2015
- 2015-09-08 JP JP2015176783A patent/JP6361614B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
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JP2017052349A (ja) | 2017-03-16 |
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