JP6361614B2 - トランスファ装置 - Google Patents

トランスファ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6361614B2
JP6361614B2 JP2015176783A JP2015176783A JP6361614B2 JP 6361614 B2 JP6361614 B2 JP 6361614B2 JP 2015176783 A JP2015176783 A JP 2015176783A JP 2015176783 A JP2015176783 A JP 2015176783A JP 6361614 B2 JP6361614 B2 JP 6361614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
driven gear
damper
shaft
spline
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015176783A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017052349A (ja
Inventor
大川 裕三
裕三 大川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP2015176783A priority Critical patent/JP6361614B2/ja
Publication of JP2017052349A publication Critical patent/JP2017052349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6361614B2 publication Critical patent/JP6361614B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、車両に適用されるトランスファ装置に関し、特に、主駆動輪と補助駆動輪への動力伝達の比率を変更可能なカップリング機構を有するトランスファ装置に関する。
四輪駆動車として、車両前部にエンジン等の動力源と変速機とを軸心が車両前後方向に延びるように配置し、該変速機の出力部から後方に延びる後輪推進軸及び後輪差動装置を介して主駆動輪としての後輪に動力を伝達すると共に、前記変速機の出力部から前輪駆動用の動力を取り出すトランスファ装置を備え、該トランスファ装置の出力部から前方に延びる前輪推進軸及び前輪差動装置を介して補助駆動輪としての前輪にも動力を伝達可能としたものが知られている。
前記トランスファ装置は、主駆動輪側に延びるトランスファ入力軸と、該入力軸上に設けられたドライブギヤと、前記入力軸と平行に設けられた補助駆動輪側に延びるトランスファ出力軸と、該出力軸上に設けられ、ドライブギヤから動力が伝達されるドリブンギヤと、を備えている。
このような四輪駆動車においては、例えば、特許文献1に開示されているように、補助駆動輪側への動力伝達経路に電磁式等の可変容量カップリング機構を設けたものが知られている。この可変容量カップリング機構によれば、主駆動輪と補助駆動輪への動力伝達の比率を、運動状態に応じて、100:0から50:50の間で可変制御が可能となる。
しかし、二輪駆動状態では、補助駆動輪への動力伝達経路を構成する各部材が無負荷で回転するため、当該動力伝達系が駆動源で発生するトルク変動によって共振し、該経路上の歯車で歯打ち音が発生することがある。
これに対して、可変容量カップリング機構を制御して補助駆動輪に至る動力伝達経路に負荷をかけることが考えられるが、動力伝達経路における回転抵抗等によるエネルギ消費によって、動力源の燃費乃至電費性能が低下するおそれがある。
そこで、補助駆動輪への動力伝達経路にトルク変動を吸収するために、ドライブギヤ側の出力軸には電磁クラッチ等が配設されていることが多く、スペースの余裕がないので、例えば、ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側にダンパを設けることが考えられる。
特開2009−257432号公報
ところが、上述の特許文献1に記載のトランスファ装置は、ドリブン部材の軸方向両側がベアリングのインナレースによって支持される構造となっており、この構造の場合、ドリブン部材の動力伝達経路の下流側にダンパを配設するには、ドリブン部材におけるベアリングのインナレースによってその外周が支持される部分の側面に開口部を設け、該開口部を介してダンパを取り付けることが考えられるが、該開口部の内径を少なくともダンパの外径よりも大きくする必要があるため、より高いダンパ性能を得ようとすると、この開口部の外周側にあるベアリングの大径化をもたらし、トランスファ装置の大型化をまねくため、車載性の悪化等の原因となる。反対に、ベアリングを大径化させずにドリブン部材にダンパを取り付けようとすると、開口部の内径に制限された小さな外径のダンパしか取り付けることができないため、十分なダンパ性能を得ることが難しい。
そこで、本発明は、上述のようなトランスファ装置において、車載性を悪化させることなく、トルク変動の増大等を抑制しながら、歯打ち音を十分に低減可能なダンパをドリブンギヤに配置することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明に係るトランスファ装置は、次のように構成したことを特徴とする。
まず、本願の請求項1に記載の発明は、
主駆動輪側に延びる第1軸と、
該第1軸上に設けられたドライブギヤと、
前記第1軸と平行に設けられた補助駆動輪側に延びる第2軸と、
該第2軸上に設けられ、前記ドライブギヤから動力が伝達されるドリブンギヤと、を備えるトランスファ装置であって、
前記ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側に設けられたダンパを備え、
前記ドリブンギヤは、その軸方向一方側に、前記ダンパを取り付けるための開口部を備え、
該開口部は、インナレースがトランスファケースに支持されたベアリングのアウタレースによって支持される
ことを特徴とする。

また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のトランスファ装置において、
前記ダンパは、ねじりダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、前記請求項1に記載のトランスファ装置において、
前記ダンパは、ダイナミックダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
ことを特徴とする。
上記の構成により、本願の請求項1に記載の発明によれば、ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側に設けられたダンパを備え、ドリブンギヤは、その軸方向一方側に、ダンパを取り付けるための開口部を備え、該開口部は、ベアリングのアウタレースによって支持される。そのため、従来のように、ドリブンギヤの軸方向両側がベアリングのインナレースによって支持された構造の場合、開口部の内径は、ベアリングのインナレースの内径よりも小さい、すなわち、ダンパはその外径がベアリングのインナレースの内径によって制限されるのに対して、本発明では、ベアリングより先にダンパを取り付けることで、ダンパの外径を制限する開口部の内径は、ベアリングのアウタレースの外径よりも大きいか、これと等しい、すなわち、ダンパはベアリングのアウタレースの外径まで大径化することができる。
したがって、ベアリングを大径化させなくても、従来に比べて、ダンパの大径化が可能となり、十分なダンパ性能を得ることができる。よって、ベアリングの大径化によるトランスファ装置の大型化をまねかないため、車載性を悪化させることなく、トルク変動の増大等を抑制しながら、ダンパ性能を確保することできる。
また、請求項2に記載の発明によれば、ダンパはねじりダンパであり、ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されているので、トランスファ装置内にねじりダンパを軸方向にコンパクトに設けることができる、又は、トランスファ装置の軸方向寸法の大型化を制限しながら、より軸方向に長いダンパを設けることによってダンパ性能を向上させることできる。
更に、請求項3に記載の発明によれば、ダンパはダイナミックダンパであり、ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されているので、トランスファ装置内にダイナミックダンパを軸方向にコンパクトに設けることができる、又は、トランスファ装置の軸方向寸法の大型化を制限しながら、より軸方向に長いダンパを設けることによってダンパ性能を向上させることできる。
本発明の第1実施形態に係る車両の動力伝達機構を示す概略図である。 図1のトランスファ装置を示す断面図である。 図2のドリブンギヤ周辺を示す拡大断面図である。 本発明の第2実施形態に係る車両の動力伝達機構を示す概略平面図である。 本発明の第3実施形態に係る車両の動力伝達機構を示す概略平面図である。 本発明の第4実施形態に係る車両の動力伝達機構を示す概略平面図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態に係るトランスファ装置について、図1〜図3を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る車両は、フロントエンジン・リヤドライブ車ベースの四輪駆動車であって、車体前部のエンジンルーム内にエンジン1と変速機2でなるパワーユニットが縦置きに搭載されている。該パワーユニットは、エンジン1の駆動力を変速機2で変速して出力する。変速機2の後方には、該パワーユニットの出力するトルクを主駆動輪である後輪と共に、補助駆動輪である前輪にも分配するためにトランスファ装置10が設けられている。
トランスファ装置10は、車両前後方向に延びて互いに平行に配設されたトランスファ入力軸11(以下、単に「入力軸11」という)とトランスファ出力軸12(以下、単に「出力軸12」という)を備える。入力軸11は、その一端が変速機2の出力軸に連絡され、反エンジン側に延びてその他端が後輪に連絡されており、出力軸12は、前輪に連絡されている。入力軸11上には、ドライブギヤ13が設けられ、出力軸12上には、ドライブギヤ13に噛み合うドリブンギヤ16が設けられており、これらのドライブギヤ13及びドリブンギヤ16からなるギヤ列によって、入力軸11から出力軸12にトルクが伝達可能に構成されている。
また、トランスファ装置10は、電磁クラッチを用いたトルクスプリット式と呼ばれる自動断続が可能なトランスファ装置であって、入力軸11上には、後輪(主駆動輪)と前輪(補助駆動輪)へ伝達されるトルク比を50:50から100:0の範囲で変更することができる可変容量カップリング機構20(以下、単に「カップリング機構20」という)が設けられている。
また、出力軸12上には、エンジン1で発生する共振周波数を常用域外へ移動させるためのダンパ装置50が設けられている。
更に、出力軸12は、その前端部に自在継手60が設けられ、該自在継手60を介してフロントプロペラシャフト70(以下、単に「プロペラシャフト70」という)の後端部と連結されている。
プロペラシャフト70は、その前端部に自在継手80が設けられ、該自在継手80を介してフロントデファレンシャルギヤ90の入力軸91と連結されている。フロントデファレンシャルギヤ90は、入力軸91のトルクを左右の出力軸92、92に分配して左右前輪を回転駆動する。プロペラシャフト70は、車両後方に向かって縮径している変速機2の変速機ケースの後部に沿って車両前後方向に対して傾いて配置されている。
次に、図2を参照しながら、トランスファ装置10の構造についてより詳細に説明する。
[トランスファ装置]
図2に示すように、トランスファ装置10は、トランスファケース10a内に収納されている。本実施形態において、トランスファケース10aは、2分割構造を有し、車両前方から順に積層され、互いに油密に結合された第1ケース部材10a1及び第2ケース部材10a2で構成されている。第1ケース部材10a1は、その車両前方に前壁部10bを有し、該前壁部10bを変速機2にボルトを介して着脱自在に取り付けられるように構成されている。
トランスファケース10aの一端側(図2の上方)には、入力軸11が回転自在に収容され、他端側(図2の下方)には、出力軸12が回転自在に収容されている。
また、トランスファケース10aは、第1ケース部材10a1と第2ケース部材10a2によって囲まれた収容空間10cと収容空間10dを一端側と他端側にそれぞれ有し、第1ケース部材10a1によって囲まれた収容空間10eを一端側に有している。
収容空間10cには、入力軸11上に設けられたドライブギヤ13が収容され、収容空間10dには、出力軸12上に設けられたドリブンギヤ16が収容されている。また、収容空間10eには、入力軸11上に設けられたカップリング機構20が収容されている。
ドライブギヤ13は、その前後がベアリング14、15を介してトランスファケース10aの後側に回動可能に支持されている。同様に、ドリブンギヤ16は、その前後がベアリング17、18を介してトランスファケース10aの後側に回動可能に支持されている。ドライブギヤ13とドリブンギヤ16は、収容空間10cと収容空間10dが互いに連続する空間部分に噛合部が設けられている。
[カップリング機構]
カップリング機構20は、ハウジング21と、該ハウジング21内に配設され、ハウジング21と一体回転する複数のアウタクラッチプレート22と、ハウジング21内に配設され、入力軸11とスプライン嵌合されて一体回転する中空軸部23と、該中空軸部23と一体回転し、アウタクラッチプレート22と摩擦係合可能に構成された複数のインナクラッチプレート24と、これらクラッチプレート22、24を摩擦係合させるために磁力を発生させる磁力発生部25と、を備える。
カップリング機構20は、アウタクラッチプレート22と一体回転するハウジング21の後部がベアリングを介して中空軸部23に回転自在に支持されると共に、その磁力発生部25が第1ケース部材10a1に固定されている。ハウジング21の後部の内周面は、ドライブギヤ13の前端部の外周面とスプライン嵌合している。また、インナクラッチプレート24と一体回転する中空軸部23は、その内周面で入力軸11の外周面とスプライン嵌合している。
これによれば、磁力発生部25のコイルへ通電していない状態では、クラッチプレート22、24間が分断状態となっており、入力軸11とドライブギヤ13間にカップリング機構20を介して駆動力が伝達されないため、左右の後輪のみが駆動され、前輪は駆動されない。ここで、磁力発生部25のコイルへ通電すると、クラッチプレート22、24間が摩擦係合され、そのコイル電流の大きさに比例する締結トルクに応じて、入力軸11とドライブギヤ13間にカップリング機構20を介して駆動力が伝達され、該駆動力によって前輪が駆動されて四輪駆動状態となる。
入力軸11の後方には、リヤプロペラシャフト(図示省略)と連結される連結軸部41が入力軸11と同一軸芯上に設けられており、この連結軸部41は、その前端部が中空軸部23とスプライン嵌合すると共に、その後端部がトランスファケース10aの第2ケース部材10a2の車両後方にある後壁部10gを挿通してトランスファケース10aの外部に突出している。この前端部の外周面と該外周面に対向する中空軸部23の内周面には、周溝が形成されており、該周溝に固定リングを嵌合することにより、連結軸部41は中空軸部23に対して軸方向に固定されている。また、連結軸部41の後端部の外周面にはラビリンス43が嵌合され、中空軸部23の内周面には、キャップ部材44が嵌合されている。
収容空間10c、10dには、オイルシール42、46、47、ラビリンス43、48及びキャップ部材44、49によって、ドライブギヤ13とドリブンギヤ16との噛合部、及び、ベアリング14、15、17、18等を潤滑するオイルが封入されている。このオイルとしては、ドライブギヤ13とドリブンギヤ16との噛合部における焼付きを防止する成分を含むものが用いられる。また、収容空間10eは、オイルシール45、46によって、トランスファケース10aの外部及び隣接する収容空間10c、10dに対して油密な状態に確保されている。
次に、図3を参照しながら、出力軸12上の各部材の構成についてより詳細に説明する。
[ドリブンギヤ]
図3に示すように、ドリブンギヤ16は、外周面に斜歯部16aが形成されたギヤ本体部16bと、該ギヤ本体部16bから一体的に前方へ延びる円筒状の部分であって第1ベアリング17を介してトランスファケース10aに支持される前方支持部16cと、ギヤ本体部16bから一体的に後方へ延びる円筒状の部分であって第2ベアリング18を介してトランスファケース10aに支持される後方支持部16dと、を有している。
ここで、本実施形態において、ベアリング17、18はラジアル玉軸受である。第1ベアリング17は、インナレース17bと、アウタレース17aと、これらインナレース17b及びアウタレース17a間を転動可能な複数のボール17cと、によって構成され、同様に、第2ベアリング18は、インナレース18bと、アウタレース18aと、これらインナレース18b及びアウタレース18a間を転動可能な複数のボール18cによって構成されている。なお、ベアリング17、18は、転動体としてころを用いるラジアルころ軸受等であってもよい。
ドリブンギヤ16の前方支持部16cは、その外周面に第1ベアリング17が嵌合されている。前方支持部16cは、その外周側に設けられた第1ベアリング17のインナレース17bによって支持されており、第1ベアリング17のアウタレース17aは、その外周側に設けられたトランスファケース10aによって支持されている。
一方で、ドリブンギヤ16の後方支持部16dは、その後側側面に回転軸を中心とする円形の開口部16eが形成されている。開口部16eには、第2ベアリング18が挿嵌されている。後方支持部16dは、その内周側に設けられた第2ベアリング18のアウタレース18aによって支持されており、第2ベアリング18のインナレース18bは、その内周側に設けられたトランスファケース10aによって支持されている。
また、ドリブンギヤ16は、ギヤ本体部16bの内周側にダンパ装置50を収納するための収納凹部16fを有している。収納凹部16fは、ドリブンギヤ16の後方に開口して上述の開口部16eに連通している。
更に、ドリブンギヤ16は、収納凹部16fの内周側であって、前方支持部16cの後端から後方に向かって延びる後方延在部16gを有している。前方支持部16c及び後方延在部16gは、それらの内周面に、後方延在部16gの後端から前方支持部16cの後部に亘るスプライン16hが形成されており、該スプライン16hは、後述する出力軸12の軸部12bの外周面に設けられたスプライン12dとスプライン嵌合される。
前方支持部16cは、その前端部の外周面にラビリンス48が嵌合されると共に、その後方の部分にオイルシール47のリップが摺接する摺設面が設けられている。
[自在継手]
自在継手60は、所謂ツェッパ型等速自在継手であり、軸方向に延びるトラック溝が内周面の複数箇所に形成された外側継手部材61と、軸方向に延びるトラック溝が外側継手部材10のトラック溝と対をなして外周面の複数箇所に形成された内側継手部材62と、継手部材61、62間でトルクを伝達するために外側継手部材61のトラック溝と内側継手部材62のトラック溝との間に介在して設けられた複数のボール63と、を備えている。
内側継手部材62は、その前端部が同一軸線上に配置されたプロペラシャフト70の後端部と結合されている。また、本実施形態では、外側継手部材61は、出力軸12と共用されている。すなわち、図3に示すように、出力軸12は、その前方に嵌合部12aとその後方に軸部12bとを備えており、自在継手60の外側継手部材61は、この出力軸12の嵌合部12aによって構成されている。
出力軸12の軸部12bは、その前方には、その外周面に周溝12eが形成され、該周溝12eにはOリング12fが嵌着されている。該Oリング12fによって、軸部12bの外周面とドリブンギヤ16の後方支持部16cの内周面との間をシールすることができる。また、周溝12eの後方には、その外周面にスプライン12dが形成されており、該スプライン12dの前部は、ドリブンギヤ16の後方支持部16c及び後方延在部16gの内周面に形成されたスプライン16hとスプライン嵌合される。更に、上述のスプライン12dの後部は、後述するダンパ装置50の内筒部材51の内周面に形成されたスプライン51cとスプライン嵌合される。
ここで、出力軸12とダンパ装置50とのスプライン嵌合部の周方向の嵌合隙間(すなわち、スプライン12dの歯とスプライン51cの歯との間のクリアランス)は、出力軸12とドリブンギヤ16とのスプライン嵌合部の周方向の嵌合隙間(すなわち、スプライン12dの歯とスプライン16hの歯との間のクリアランス)よりも小さくなるように構成されている。
[ダンパ装置]
ドリブンギヤ16の動力伝達経路の下流側であるドリブンギヤ16から出力軸12までには、ダンパ装置50が設けられている。ダンパ装置50は、ドリブンギヤ16の回転軸と同心状に設けられると共に、車両前後方向におけるベアリング17、18の間であってドリブンギヤ16の斜歯部16aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。
本実施形態において、ダンパ装置50は、ねじりダンパであり、筒状の内筒部材51と、該内筒部材51の外側に設けられた筒状の外筒部材52と、内筒部材51及び外筒部材52間に設けられ、両部材51、52の相対回転を許容する弾性部材53と、を備えている。
内筒部材51は、その後方を構成して出力軸12に連結される内筒後部51aと、該内筒後部51aから前方に向かって連続して形成された内筒前部51bと、を有している。内筒後部51aは、その内周面にスプライン51cが形成されており、該スプライン51cは、出力軸12の軸部12bの外周面に形成されたスプライン12dとスプライン嵌合される。また、内筒前部51bは、その内径が内筒後部51aよりも拡径されており、ドリブンギヤ16の後方延在部16gに対して軸方向に重複すると共に、その外周側に隙間を介して設けられている。なお、内筒部材51の後端開口部には、キャップ部材49が嵌合されている。
外筒部材52は、略均一な肉厚を有する円筒形状を有し、その軸方向寸法が内筒部材51よりも僅かに大きく、その外周面がドリブンギヤ16の収容凹部16fの内周面に嵌合し、その前端部が収容凹部16fの前側の底面に当接して固定されるように構成されている。
弾性部材53は、内筒部材51の外周面と外筒部材52の内周面の間を埋めるように設けられたリング形状の部材であり、共振周波数を常用域外へ移動させる効果が得られる所望の弾性と強度を備えたゴム等の弾性材料で一体的に形成されている。これら内筒部材51、外筒部材52及び弾性部材53は、同心状に設けられ、互いに一体的に結合されている。なお、ダンパ装置50の弾性部材53として、スプリングを用いてもよい。
ここで、ダンパ装置50は、ベアリング18が取り付けられる前のドリブンギヤ16に対して、その後側の開口部16eを介して収納凹部16f内に取り付けられる。その後、ダンパ装置50が取り付けられたドリブンギヤ16に対して、その開口部16eの内周面にベアリング18のアウタレース18aの外周面を嵌合してベアリング18が取り付けられる。
[ダンパ装置の作用]
これによれば、前輪側への伝達されるトルク(ドリブンギヤ16から出力軸12へ伝達されるトルク)が所定値以下の場合、ドリブンギヤ16からダンパ装置50を経由して出力軸12へトルクを伝達することができる。ダンパ装置50の弾性部材53の外周部に対する内周部のねじれによって、外筒部材52に対して弾性部材53を介して接続された内筒部材51がその中心軸周りに僅かに回転する。このようなダンパ装置50のダンパ機能によって、例えば、エンジン1やドライブギヤ13とドリブンギヤ16の噛合部等で生じたねじり方向の共振周波数を常用域外へ移動させることができる。
一方、前輪側へ伝達されるトルクが所定値を超えると、ドリブンギヤ16とのスプライン嵌合部の嵌合隙間が詰まり、ドリブンギヤ16から出力軸12へトルクをダンパ装置50を介さずに直接伝達することができる。そのため、この嵌合隙間が広いスプライン嵌合部(16h及び12d)は、ダンパ装置50の相対回転量を規制するストッパ機構として機能し、過剰なトルクがダンパ装置50にかかるのを回避しながら、エンジン1で生じた大きなトルクも前輪側へ確実に伝達することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る車両のトランスファ装置110について、図4を参照しながら説明する。なお、第2実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
図4に示すように、トランスファ装置110は、入力軸11と平行に配設された出力軸112を備え、出力軸112上には、ドリブンギヤ116が設けられ、ドリブンギヤ116の動力伝達経路の下流側にはダンパ装置150が設けられている。ダンパ装置150は、ドリブンギヤ116の回転軸と同心状に設けられると共に、車両前後方向におけるベアリング17、18の間であってドリブンギヤ116の斜歯部116aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。
ドリブンギヤ116は、外周面に斜歯部116aが形成されたギヤ本体部116bと、該ギヤ本体部116bから一体的に前方へ延びる円筒状の部分であって第1ベアリング17を介してトランスファケース10aに支持される前方支持部116cと、ギヤ本体部116bから一体的に後方へ延びる円筒状の部分であって第2ベアリング18を介してトランスファケース10aに支持される後方支持部116dと、を有している。
本実施形態の場合、後方支持部116dの開口部116eの後方には、ギヤ本体部116b及び後方支持部116dに亘ってそれらの内周面にスプライン116hが形成されており、後述するダンパ装置150の外筒部材152のスプライン152aとスプライン嵌合すると共に、出力軸112のフランジ部112bのスプライン112dとスプライン嵌合している。
ダンパ装置150は、ドリブンギヤ116の後方を支持するベアリング18の車両前方であって、ドリブンギヤ116の斜歯部116aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。ダンパ装置150は、ねじりダンパであり、筒状の内筒部材151と、該内筒部材151の外側に設けられた筒状の外筒部材152と、内筒部材151及び外筒部材152間に設けられ、両部材151、152の相対回転を許容する弾性部材153と、を備えている。
本実施形態の場合、内筒部材151は、略均一な肉厚を有する円筒形状を有し、その内周面が出力軸12の軸部12bの外周面に嵌合して固定されるように構成されている。外筒部材152は、その後端部を除いて略均一な肉厚を有する円筒形状を有し、その後端部の外周面にはスプライン152aが形成されており、該スプライン152aは、ドリブンギヤ116のスプライン116hとスプライン嵌合されている。また、ダンパ装置150の内筒部材151の後端部を除く部分は、ドリブンギヤ116の収容凹部116fの内周面及び底面に対して隙間を介して収容されており、ダンパ装置150は、ドリブンギヤ116に対して上述のスプライン嵌合を介してのみ連結している。
また、本実施形態の場合、自在継手60の外側継手部材161は、出力軸112と別体である。出力軸112は、その後方に軸部112aと、その前方にフランジ部112bとを一体的に備えており、自在継手60の外側継手部材161は、その前方に嵌合部161aと、その後方に中空軸部161bとを一体的に備えている。
外側継手部材161の中空軸部161bは、その外周面に周溝161eが形成され、該周溝161eにはOリング161fが嵌着されている。該Oリング161fによって、中空軸部161bの外周面とドリブンギヤ116の前方支持部116cの内周面との間をシールすることができる。また、中空軸部161bは、その内周面にスプライン161dが形成されている。なお、外側継手部材161の後端開口部には、キャップ部材154が嵌合されている。
出力軸112の軸部112aは、その後端の外周面にスプライン112cが形成されており、該スプライン161dは、外側継手部材161の中空軸部161bのスプライン161dとスプライン嵌合されている。また、出力軸112のフランジ部112bは、その外周面にスプライン112dが形成されており、該スプライン112dは、ドリブンギヤ116のギヤ本体部116b及び後方支持部116dの内周面に形成されたスプライン116hとスプライン嵌合される。
ここで、ドリブンギヤ116とダンパ装置150とのスプライン嵌合部の周方向の嵌合隙間(すなわち、スプライン112hの歯とスプライン152aの歯との間のクリアランス)は、ドリブンギヤ116と出力軸112とのスプライン嵌合部の周方向の嵌合隙間(すなわち、スプライン116hの歯とスプライン112dの歯との間のクリアランス)よりも小さくなるように構成されている。
これによれば、第1実施形態と同様に、ドリブンギヤ116から出力軸112へ伝達されるトルクが所定値以下の場合、ドリブンギヤ116に伝達されたトルクは、ダンパ装置150を介して出力軸112に伝達されるので、ダンパ装置150によってトルク変動の増大を抑制することができる。また、このトルクが所定値を超えると、ドリブンギヤ116と出力軸112とのスプライン嵌合部の嵌合隙間が詰まり、ドリブンギヤ116から出力軸112へトルクをダンパ装置150を介さずに直接伝達することができるので、このスプライン嵌合部をストッパ機構として機能させることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態に係る車両のトランスファ装置210について、図5を参照しながら説明する。なお、第3実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
図5に示すように、トランスファ装置210は、ドリブンギヤ16の動力伝達経路の下流側にダンパ装置250が設けられている。ダンパ装置250は、ドリブンギヤ16の回転軸と同心状に設けられると共に、車両前後方向におけるベアリング17、18の間であってドリブンギヤ16の斜歯部16aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。
本実施形態の場合、ダンパ装置250は、ダイナミックダンパであり、筒状の内筒部材251と、該内筒部材251の外側に設けられた筒状の質量体252と、内筒部材251及び質量体252間に設けられ、これらの相対回転を許容する弾性部材253と、を備えている。
本実施形態の場合、内筒部材251は、略均一な肉厚を有する円筒形状を有し、その内周面が出力軸12における軸部12bの後端部の外周面に嵌合して回転方向に固定されるように構成されている。また、内筒部材251は、その内周面に周溝251aが形成されている。質量体252は、ドリブンギヤ16の収容凹部16fの内周面及び底面、並びに後方延在部16gの外周面に対して隙間を介して収容されており、質量体252は、ドリブンギヤ16と当接していない。
更に、出力軸12の軸部12bは、その後端部の外周面に、止め輪12hが装着可能な周溝12gが形成されており、該周溝12gに止め輪12hを装着することで、該止め輪12hがダンパ装置250の内筒部材251の周溝251aにも係合され、ダンパ装置250の内筒部材251が出力軸12に対して軸方向に固定される。
これによれば、ドリブンギヤ16に伝達されたトルクは、出力軸12を介してダンパ装置250に伝達されるので、ダンパ装置250によってトルク変動の増大を抑制することができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態に係る車両のトランスファ装置310について、図6を参照しながら説明する。なお、第4実施形態において、第1実施形態と共通する構成については、説明を省略すると共に、図面に同一の符号を付している。
図6に示すように、トランスファ装置310は、ドリブンギヤ16の動力伝達経路の下流側であるドリブンギヤ16から出力軸12までにおいて、ドリブンギヤ16にダンパ装置350が設けられている。ダンパ装置350は、ドリブンギヤ16の回転軸と同心状に設けられると共に、車両前後方向におけるベアリング17、18の間であってドリブンギヤ16の斜歯部16aに対して軸方向に重複する位置に設けられている。
本実施形態の場合、ダンパ装置350は、ダイナミックダンパであり、円板状の質量体351と、該質量体351の外側に設けられた筒状の外筒部材352と、質量体351及び外筒部材352間に設けられ、これらの相対回転を許容する弾性部材353と、を備えている。
本実施形態の場合、外筒部材352は、略均一な肉厚を有する円筒形状を有し、その軸方向寸法が質量体351よりも僅かに大きく、その外周面がドリブンギヤ16の収容凹部16fの内周面に嵌合し、その前端部が収容凹部16fの前側の底面に当接して固定されるように構成されている。質量体351は、ドリブンギヤ16の収容凹部16fの底面、後方延在部16gの外周面及び後端面、及び出力軸12の後端面に対して隙間を介して収容凹部16f内に収容されており、質量体351自体は、ドリブンギヤ16と直接的に当接していない。
これによれば、ドリブンギヤ16に伝達されたトルクは、出力軸12と共にダンパ装置350にも伝達されるので、ダンパ装置350によってトルク変動の増大を抑制することができる。
以上のように、上述の第1〜第4実施形態に係る車両のトランスファ装置は全て、請求項1に係る発明の範囲内に含まれるものである。これら実施形態によれば、ドリブンギヤ16の動力伝達経路の下流側に設けられたダンパ50、150、250、350を備え、ドリブンギヤ16、116は、その軸方向一方側に、ダンパ50、150、250、350を取り付けるための開口部16e、116eを備え、該開口部16e、116eは、第2ベアリング18のアウタレース18aによって支持される。そのため、従来のように、ドリブンギヤ16の軸方向両側がベアリングのインナレースによって支持された構造の場合、開口部16e、116eの内径は、ベアリングのインナレースの内径よりも小さい、すなわち、ダンパ50、150、250、350はその外径がベアリングのインナレースの内径によって制限されるのに対して、本発明では、第2ベアリング18より先にダンパ50、150、250、350を取り付けることで、ダンパ50、150、250、350の外径を制限する開口部16e、116eの内径は、第2ベアリング18のアウタレース18aの外径よりも大きいか、これと等しい、すなわち、ダンパ50、150、250、350は第2ベアリング18のアウタレース18aの外径まで大径化することができる。
したがって、第2ベアリング18を大径化させなくても、従来に比べて、ダンパ50、150、250、350の大径化が可能となり、十分なダンパ性能を得ることができる。よって、第2ベアリング18の大径化によるトランスファ装置10、110、210、310の大型化をまねかないため、車載性を悪化させることなく、トルク変動の増大等を抑制しながら、ダンパ50、150、250、350性能を確保することできる。
また、これら実施形態によれば、ダンパ50、150は、ねじりダンパ50、150であり、ドリブンギヤ16、116の歯部16a、116aに対して軸方向に重複するように配置されているので、トランスファ装置10、110内にねじりダンパ50、150を軸方向にコンパクトに設けることができる、又は、トランスファ装置10、110の軸方向寸法の大型化を制限しながら、より軸方向に長いダンパ50、150を設けることによってダンパ性能を向上させることできる。
更に、これら実施形態によれば、ダンパ250、350は、ダイナミックダンパ250、350であり、ドリブンギヤ16の歯部16aに対して軸方向に重複するように配置されているので、トランスファ装置210、310内にダイナミックダンパ250、350を軸方向にコンパクトに設けることができる、又は、トランスファ装置210、310の軸方向寸法の大型化を制限しながら、より軸方向に長いダンパ250、350を設けることによってダンパ性能を向上させることできる。
本発明は、例示された実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計上の変更が可能である。
例えば、本実施形態では、ダンパがドリブンギヤの動力伝達経路上の下流側の特定箇所に取り付けられたトランスファ装置について説明したが、これに限定されるものではなく、ダンパはドリブンギヤから出力軸までの任意の箇所に取り付けられていればよい。
また、本実施形態では、ドライブ部材及びドリブン部材として、互いに係合するドライブギヤ及びドリブンギヤ用いてエンジンの動力を車輪に伝達するトランスファ装置について説明したが、これに限定されるものではなく、チェーンを介して連絡されたドライブスプロケット及びドリブンスプロケットを用いて動力伝達するものにも適用することができる。
また、本実施形態では、ドリブンギヤの一方側のみがベアリングのアウタレースで支持されるものについて説明したが、これに限定されるものではなく、ドリブンギヤの両側がベアリングのアウタレースで支持されるものであってもよい。
以上のように、本発明によれば、車両のトランスファ装置において、車載性を悪化させることなく、トルク変動の増大等を抑制しながら、ダンパ性能を確保することができるので、この種の車両のトランスファ装置又はこれが搭載される車両の製造産業分野において、好適に利用される可能性がある。
10、110、210、310 トランスファ装置
11 トランスファ入力軸(第1軸)
12、112 トランスファ出力軸(第2軸)
13 ドライブギヤ
16、116 ドリブンギヤ
16a、116a 斜歯部(歯部)
16e、116e 開口部
18 第2ベアリング(ベアリング)
18a アウタレース
50、150 ねじりダンパ(ダンパ)
250、350 ダイナミックダンパ(ダンパ)

Claims (3)

  1. 主駆動輪側に延びる第1軸と、
    該第1軸上に設けられたドライブギヤと、
    前記第1軸と平行に設けられた補助駆動輪側に延びる第2軸と、
    該第2軸上に設けられ、前記ドライブギヤから動力が伝達されるドリブンギヤと、
    を備えるトランスファ装置であって、
    前記ドリブンギヤの動力伝達経路の下流側に設けられたダンパを備え、
    前記ドリブンギヤは、その軸方向一方側に、前記ダンパを取り付けるための開口部を備え、
    該開口部は、インナレースがトランスファケースに支持されたベアリングのアウタレースによって支持される
    ことを特徴とするトランスファ装置。
  2. 前記ダンパは、ねじりダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランスファ装置。
  3. 前記ダンパは、ダイナミックダンパであり、前記ドリブンギヤの歯部に対して軸方向に重複するように配置されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトランスファ装置。
JP2015176783A 2015-09-08 2015-09-08 トランスファ装置 Active JP6361614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015176783A JP6361614B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 トランスファ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015176783A JP6361614B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 トランスファ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017052349A JP2017052349A (ja) 2017-03-16
JP6361614B2 true JP6361614B2 (ja) 2018-07-25

Family

ID=58316761

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015176783A Active JP6361614B2 (ja) 2015-09-08 2015-09-08 トランスファ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6361614B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6112313Y2 (ja) * 1981-02-09 1986-04-17
JPS60126756U (ja) * 1984-02-02 1985-08-26 トヨタ自動車株式会社 手動変速機のトルク伝達機構
JPH042731U (ja) * 1990-04-24 1992-01-10
JPH07186751A (ja) * 1993-12-27 1995-07-25 Tochigi Fuji Ind Co Ltd 動力伝達装置
JPH10100704A (ja) * 1996-09-25 1998-04-21 Mazda Motor Corp 4輪駆動車の動力伝達装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017052349A (ja) 2017-03-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6354860B2 (ja) 車両の回転軸の支持構造
US10443657B2 (en) Power transmission device for vehicle
JP5812182B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
US10093180B2 (en) Transfer device for four-wheel drive vehicle
JP6583307B2 (ja) フリクションダンパ
KR20150002592A (ko) 전기 자동차의 동력 전달 장치
US10001201B2 (en) Axle assembly with interaxle differential support
JP2017158377A (ja) 2モータ車両駆動装置
JP6361604B2 (ja) 車両のトランスファ構造
JP6781050B2 (ja) 車両のトランスファ構造
KR101968005B1 (ko) 동력 전달 기구
JP4540253B2 (ja) 車両用動力伝達装置
KR20140069451A (ko) 자동차 프로펠러 샤프트 연결구조
JP6361614B2 (ja) トランスファ装置
JP6647930B2 (ja) インホイールモータ駆動装置
CN108290491B (zh) 轮内电动机驱动装置
JP5163537B2 (ja) 駆動力配分装置
JP2010190369A (ja) 車両用振動低減装置
WO2019142701A1 (ja) インホイールモータ駆動装置
JP3641607B2 (ja) デファレンシャル装置
JP3650359B2 (ja) 4輪駆動車の動力系
JP2008208947A (ja) 歯車装置
JP2018080720A (ja) 動力伝達装置
JP3637013B2 (ja) デファレンシャル装置
JP6489141B2 (ja) 車両のトランスファ構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180529

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180611

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6361614

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150