JP2017024601A - 鞍乗型車両の乗車シート - Google Patents
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Abstract
Description
シート底板と、前記シート底板の上部に配置されるクッション材と、前記クッション材の表面を覆う表皮と、を備える鞍乗型車両の乗車シートにおいて、前記シート底板は、乗員が着座する着座領域に対応してシート底板基部から上方に突出する凸部を有し、前記凸部の周囲には、蛇腹状もしくは階段状に構成された折り曲げ部が設けられていることを特徴とする。
前記折り曲げ部は、前記凸部の最上面からシート底板外周縁に向かって外側に広がるように形成されていることを特徴とする。
前記折り曲げ部における略水平方向に沿う曲げ部横面の肉厚は、前記最上面の肉厚よりも小さく構成されていることを特徴とする。
前記折り曲げ部における略垂直方向に沿う曲げ部縦面の肉厚は、前記曲げ部横面の肉厚よりも大きく且つ前記最上面の肉厚よりも小さく構成されていることを特徴とする。
前記折り曲げ部の左右側方部は、シート底板外周縁に沿うように形成されていることを特徴とする。
前記シート底板には、前記シート底板基部から前記折り曲げ部に向かって前後方向に延出する補強リブが設けられていることを特徴とする。
前記シート底板は、少なくとも前記凸部に複数の開口部を有することを特徴とする。
前記開口部は、左右方向の中央線に沿って左右に分離され且つ左右対称に形成されていることを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態の鞍乗型車両であるスクーター型車両について、図1〜図10を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い記載し、また、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
また、前方壁11ef、後方壁11erおよびサイド壁11esは、最上面11atからシート底板外周縁11reに向かって外側に広がるように傾斜した構成となっている(図4および図7参照)。
このように、補強リブ11vが折り曲げ部11bの全体ではなく下方側(折り曲げ部基部11bc)のみに連結する構造であることで、後述する折り曲げ部11bの撓みを維持しつつ凸部11aを補強できる。
凸部11aの前後方向中央領域の折り曲げ部11bは、図7に示すように、凸部11aに対して上方側から乗員(運転者)の重量によって押圧され、下方に移動する。このとき、凸部11aから上周縁角部11euを介して連続する谷部11bbは、下方に向かって移動する。この谷部11bbの下方への移動に伴って、山部11btも下方に向かって移動する。
本発明の第2実施形態について図11〜図13を参照して、その特徴部分のみを以下説明する。なお、第1実施形態を同じ構成要素については、同符号を付して説明を適宜省略する。図11は、第2実施形態における乗車シートの底板の斜視図であり、図12は、図11に示す乗車シートの底板の左側面図、図13は、図11に示す乗車シートの底板を下方側から見た裏面図である。
また、スリット11sは、図13に示すように、左右方向の中央線CLに沿って左右に分離されており、さらに、左右対称に形成されている。
例えば、上記実施形態においては、折り曲げ部11bの蛇腹の向きを水平方向(矢印X方向)沿うように設けたが、その向きは、水平でなく適宜傾けた構成としても良い。また、蛇腹の山部と谷部の数は、上記実施形態に示す数に限るものではなく適宜変更できる。
また、折り曲げ部11bは、凸部11aの最上面11atからシート底板外周縁11reとは反対側に向かって内側に形成されていてもよい。
また、補強リブ11v及び開口部の数や形状は適宜変更することができる。例えば、開口部はスリット11s以外にも長穴であってもよい。
また、上記実施形態では、乗車シート10は、乗員一人用の構造について説明したが、二人乗り可能な乗車シート10においては、凸部11aを前後に二つ設けてそれぞれに折り曲げ部11bを設けた構造としてもよい。
また、上記実施形態においては、スクーター型車両について説明したが、本発明は、他の自動二輪車やバギー等の鞍乗型車両でもよい。
10 乗車シート
11 シート底板
11a 凸部
11at 最上面
11b 折り曲げ部
11bh 曲げ部横面
11bp 曲げ部縦面
11bs 左右側方部
11d シート底板基部
11re シート底板外周縁
11s スリット(開口部)
11v 補強リブ
12 クッション材
13 表皮
CL 中央線
SE 着座領域
Claims (8)
- シート底板(11)と、
前記シート底板(11)の上部に配置されるクッション材(12)と、
前記クッション材(12)の表面を覆う表皮(13)と、
を備える鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)において、
前記シート底板(11)は、乗員が着座する着座領域(SE)に対応してシート底板基部(11d)から上方に突出する凸部(11a)を有し、
前記凸部(11a)の周囲には、蛇腹状もしくは階段状に構成された折り曲げ部(11b)が設けられている
ことを特徴とする鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記折り曲げ部(11b)は、前記凸部(11a)の最上面(11at)からシート底板外周縁(11re)に向かって外側に広がるように形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記折り曲げ部(11b)における略水平方向に沿う曲げ部横面(11bh)の肉厚(t3)は、前記最上面(11at)の肉厚(t1)よりも小さく構成されている
ことを特徴とする請求項2に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記折り曲げ部(11b)の略垂直方向に沿う曲げ部縦面(11bp)の肉厚(t2)は、前記曲げ部横面(11bh)の肉厚(t3)よりも大きく且つ前記最上面(11at)の肉厚(t1)よりも小さく構成されている
ことを特徴とする請求項3に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記折り曲げ部(11b)の左右側方部(11bs)は、シート底板外周縁(11re)に沿うように形成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記シート底板(11)には、前記シート底板基部(11d)から前記折り曲げ部(11b)に向かって前後方向に延出する補強リブ(11v)が設けられている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記シート底板(11)は、少なくとも前記凸部(11a)に複数の開口部(11s)を有する
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。 - 前記開口部(11s)は、左右方向の中央線(CL)に沿って左右に分離され且つ左右対称に形成されている
ことを特徴とする請求項7に記載の鞍鞍乗型車両(1)の乗車シート(10)。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2024058232A1 (ja) * | 2022-09-14 | 2024-03-21 | テイ・エス テック株式会社 | 乗り物用表皮材及び乗り物用シート |
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2015
- 2015-07-23 JP JP2015146123A patent/JP6471063B2/ja active Active
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JP6471063B2 (ja) | 2019-02-13 |
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