JP2017022957A - 振動波モータ - Google Patents

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Abstract

【課題】振動波モータに衝撃等が加わった際に発生した力によって、転動部材8が凹部から脱落してしまい駆動が不安定になる、摺動負荷が増える等の問題があった。【解決手段】高周波振動する突起部1aを備えた振動子100と、振動子100が加圧され突起部1aが当接する摩擦部材3と、振動子100又は摩擦部材3のいずれかが固定された固定部材6、7と、振動子100又は摩擦部材3のいずれかと一体的に移動する可動部材5と、固定部材6、7と可動部材5との相対移動を可能にする複数の転動部材8と、固定部材6、7又は可動部材5のいずれかに設けられた転動部材8の脱落を防止する脱落規制部5aと、を備え、脱落規制部5aは、脱落規制部5aに対向する対向部6aに当接して可動部材5の加圧方向の可動範囲を規制し、転動部材8の脱落を防止する。【選択図】図3

Description

本発明は振動波モータに係り、特に弾性体を板状としたリニア用の振動波モータに関する。
従来、小型軽量、高速駆動、かつ、静音駆動を特徴とする超音波モータは撮像装置のレンズ鏡筒等に採用されていた。これらの中でもリニア駆動用の超音波モータに関し、以下のような超音波モータが特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された超音波モータは、突起部を有し高周波振動する振動子と、突起部と接触する摩擦部材とによって構成されている。高周波振動を発生させた振動子を摩擦部材に対して加圧接触させることにより、振動子と摩擦部材とが相対移動する。振動子に与える加圧力によって生じる相対移動時の摺動負荷を軽減するため、振動子を保持する可動部材と摩擦部材を保持する固定部材が転動部材によって滑動自由に相対移動できる構成となっている。
特開2014−183724号公報
特許文献1に開示された超音波モータでは、固定部材と可動部材との間に転動部材を配置することによって、相対移動の際の摺動抵抗を軽減している。このとき、転動部材は固定部材に設けられた凹部と可動部材に設けられた凹部との間に配置され、加圧部材によって生じる加圧力により可動部材を介して固定部材に対して付勢されている。このような構成において、超音波モータに衝撃等が加わった際に、加えられた衝撃力が前述の付勢力を上回った場合、転動部材が凹部から脱落し駆動が不安定になったり、更に摺動負荷が増えたりする等の問題があった。
そこで、本発明の目的は、振動波モータに衝撃等の外力が加わった場合でも、転動部材が凹部から脱落せずに、振動波モータを安定して駆動させることである。
上記の課題を解決するために本発明は、高周波振動する突起部を備えた振動子と、振動子が加圧され突起部が当接する摩擦部材と、振動子又は摩擦部材のいずれかが固定された固定部材と、振動子又は摩擦部材のいずれかと一体的に移動する可動部材と、固定部材と可動部材との相対移動を可能にする複数の転動部材と、固定部材又は可動部材のいずれかに設けられた転動部材の脱落を防止する脱落規制部と、を備えた振動波モータにおいて、脱落規制部は、該脱落規制部に対向する対向部に当接して可動部材の加圧方向の可動範囲を規制し、転動部材の脱落を防止することを特徴としている。
本発明によれば、振動波モータに衝撃等の外力が加わった場合でも、転動部材を凹部から脱落させずに安定した駆動を達成することができる。
(a)及び(b)第一の実施形態の振動波モータの分解斜視図である。 (a)乃至(d)第一の実施形態の振動子100を示す図である。 (a)乃至(d)第一の実施形態の振動波モータの断面図である。 (a)及び(b)実施形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係を示す図である。 (a)及び(b)第一の実施形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係を模式的に示す図である。(c)実施形態とは異なる形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係を模式的に示す図である。 第一の実施形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係を示す図である。 第一の実施形態の脱落規制部5aによる摩耗粉飛散防止効果を示す図である。 第一の実施形態の変形例を示す図である。 (a)第二の実施形態の振動波モータの分解斜視図である。(b)第二の実施形態の脱落規制部5a2と転動部材8の位置関係を示す図である。
以下、添付図面を参照して本発明を実施するための実施形態について説明する。図面において、同一符号は同一部材を示している。
(第一の実施形態)
以下、本発明の第一の実施形態について説明する。本明細書中において、後述する振動子100と後述する摩擦部材3とが相対移動する方向をX方向、振動子100を摩擦部材3に対して加圧する加圧方向をZ方向とする。Z方向において、振動子100から摩擦部材3への向きを+Z方向、摩擦部材3から振動子100への向きを−Z方向と定義する。また、X方向及びZ方向に直交する直交方向をY方向とする。
以下、第一の実施形態の構成について説明する。図1(a)は、第一の実施形態の振動波モータを斜め上方から見た分解斜視図であり、図1(b)は斜め下方から見た分解斜視図である。振動子100は、振動板1及び圧電素子2によって構成される。以下、振動子100の構成について説明する。
図2(a)乃至(d)を参照して、第一の実施形態の振動子100を説明する。図2(a)は正面図、図2(b)は底面図、図2(c)は側面図、図2(d)は−Z方向から見た斜視図である。振動板1は、略矩形状の平板部と、該平板部上に設けられた突起部1aとを有する。振動子100には、振動板1に対して高周波振動(超音波領域の振動、超音波振動)する圧電素子2が固定されている。圧電素子2に高周波電圧を印加することによって、振動子100がその長辺方向であるX方向と短辺方向であるY方向に、それぞれの固有振動モードで共振するように設定されている。この共振によって突起部1aの先端に図2(a)に示されるような楕円運動が生じる。振動子100は、後述の加圧ばね12により加圧され、突起部1aが摩擦部材3(図1参照)に当接する。振動子100が摩擦部材3に対して加圧された状態で前述の楕円運動を生じさせると、摩擦力を介して駆動力を得ることができる。これにより、振動子100は、前述の高周波振動により摩擦部材3に対して相対移動することができる。即ち、振動子100は、高周波振動する突起部1aを備えており、突起部1aが摩擦部材3に対して加圧されて当接しており、振動子100の高周波振動によって振動子100が摩擦部材3に対して相対移動する。
振動板1の矩形状の平板部の短辺部分には、振動子保持部材4(図1参照)に連結するための連結部1bが設けられている。連結部1b上に設けられた連結穴1cに、振動子保持部材4に設けられた突起4aが係合することにより振動板1が位置決めされる。そして、振動板1が振動子保持部材4に接着等の手段によって固定される。この固定により、振動子100と振動子保持部材4とは一体となり、前述の高周波振動によって摩擦部材3に対して相対移動する。
図3(a)乃至(d)は、いずれも第一の実施形態の振動波モータの断面図である。図3(a)は、後述の加圧ばね12の中心を通り、かつ相対移動方向の(X方向)と加圧方向(Z方向)を含む平面(XZ平面)における断面図である。図3(b)乃至(d)は、後述の加圧ばね12及び転動部材8の中心を通り、かつ相対移動方向の直交方向(Y方向)と加圧方向(Z方向)を含む平面(YZ平面)における断面図である。図3(d)は、図3(b)の断面図において、転動部材8の記載を省略した図である。
図1と図3(a)、(b)及び(d)を参照して、第一の実施形態の振動波モータの構造を説明する。摩擦部材3は、複数のねじ13によって第一の固定部材6の一方の側に固定されている。そして、第一の固定部材6の他方の側に、第二の固定部材7が複数のねじ14によって固定されている。可動部材5の長辺方向の内壁5cと、振動子保持部材4の長辺方向の側壁4bとの間には、コロ10が対に設けられている。コロ10が転動することで、可動部材5と振動子保持部材4とは、加圧方向(Z方向)の相対移動が許容され、相対移動方向(X方向)の相対移動が規制される。可動部材5と振動子保持部材4のZ方向の相対移動を許容することで、部品公差や組立公差等によって生じる誤差が吸収され、振動子100の突起部1aを安定して摩擦部材3に当接させることができる。また、可動部材5と振動子保持部材4のX方向の相対移動を規制することで、振動子100が摩擦部材3に対して相対移動する際に、可動部材5は振動子100及び振動子保持部材4とガタなく一体となって摩擦部材3に対して相対移動することができる。即ち、可動部材5は、摩擦部材3が固定された第一の固定部材6、第二の固定部材7に対して相対移動することができる。
次に、振動子100を摩擦部材3に対して加圧するための加圧機構について説明する。加圧ばね12は、可動部材5の加圧面5dと加圧板11の加圧面11aに加圧力を作用させる。これにより、加圧板11は、弾性部材9を介して振動子100を摩擦部材3に対して加圧する。弾性部材9を介して振動子100が加圧されることで、加圧板11によって加えられる加圧力の分散化及び適正化、振動子100に生じる高周波振動の減衰の抑制といった効果が得られる。
次に、相対移動の際の可動部材5と第二の固定部材7との摺動負荷を低減するための転動機構について説明する。可動部材5の第二の固定部材7側の面5e上には、複数の第一の凹部5bが設けられている。第二の固定部材7の可動部材5側の面7c上には、複数の第二の凹部7a及び7bが設けられている。そして、第一の凹部5bと第二の凹部7a及び7bとは、それぞれが対応した位置に設けられている。例えば、図3(b)のYZ平面で示されているように、第一の凹部5bと第二の凹部7a及び7bとは、それぞれ対向した位置となり、両者の間には転動部材8がそれぞれ(3つ)挟持されている。可動部材5は、加圧ばね12によって転動部材8を介して第二の固定部材7に押圧されている。即ち、3つの転動部材8が第二の固定部材7の可動部材5側の面7cに設けられた第二の凹部7a及び7bと、可動部材5の第二の固定部材7側の面5eに設けられた第一の凹部5bとの間に備えられている。そして、第二の固定部材7によって可動部材5が相対移動方向に相対移動可能に滑動自由に保持されている。
振動子100が可動部材5と一体となって摩擦部材3に対して、高周波振動によって相対移動する際、転動部材8が第一の凹部5bと第二の凹部7a及び7bとの間で転動することにより、可動部材5と第二の固定部材7との間に生じる摺動負荷が低減される。また、対向する第二の凹部7a及び7bと第一の凹部5bの組のうち、第一の凹部5bと第二の凹部7aとによる二つの組は、V字状の斜面を有する凹部である(図3(d)参照)。転動部材8がこの二つの組のV字状の凹部の間に挟持される構成とすることで、相対移動方向と直交する方向にガタをなくして相対移動させることができる。
ここまで、第一の実施形態の振動波モータについて説明した。この第一の実施形態の振動波モータをレンズ駆動装置に用いることで、レンズ等の光学素子を光軸方向に駆動させることができる。例えば、可動部材5を図示しない連結手段によってレンズ等の光学素子に連結し、第一の固定部材6及び第二の固定部材7のいずれか又は両方を図示しないレンズ鏡筒等の筐体に固定する。そして、高周波振動による振動子100の駆動力によってレンズ等の光学素子をレンズ鏡筒等の筐体に対して光軸方向に移動させることができる。
以下に、本発明の特徴である脱落規制部5aについて説明する。図3(b)を参照すると、可動部材5には、第一の固定部材6に対向する部分に脱落規制部5aが設けられている。前述のとおり、可動部材5は加圧ばね12によって転動部材8と共に第二の固定部材7に対して押圧されている。このため、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cとの間の距離は間隙d2となる。また、第二の固定部材7は、第一の固定部材6に固定されているため、第二の固定部材7の面7cと第一の固定部材6の対向部6aとの間の長さは、空間長さDとなる。脱落規制部5aと第一の固定部材6の対向部6aとの間隙d1は、可動部材5の面5eから脱落規制部5aまでの高さd3、空間長さD及び間隙d2から下記の式で定まる。
d1=D−(d2+d3) (1)
即ち、可動部材5の高さd3を決定することで脱落規制部5aと対向部6aの間隙d1が定まる。ただし、振動波モータに衝撃等が加わった際に可動部材5に生じる+Z方向の外力が前述の加圧力を上回った場合、可動部材5が+Z方向に移動されるためこの限りではない。なお、可動部材5の高さd3は可動部材5の外形寸法であり、空間長さDは固定された第一の固定部材6と第二の固定部材7との寸法から決定される長さであるため、可動部材5が+Z方向に移動した際でも高さd3及び空間長さDは変化しない。そして、図3(c)に示されるように、可動部材5の移動に伴い間隙d1と間隙d2は、それぞれ間隙d1’と間隙d2’に変化する。
高さd3と空間長さDとが一定であるため、式(1)を変形すると、
d1’+d2’=D−d3=一定 (2)
となる。即ち、間隙d2’の値が大きくなるに従い間隙d1’の値が小さくなる。
更に、衝撃等の外力によって可動部材5が+Z方向に移動されると、脱落規制部5aと第一の固定部材6の対向部6aとが当接するようになる。図3(c)において、転動部材8が第二の凹部7bに当接している状態は実線で示され、転動部材8が第一の凹部5bに当接している状態は点線で示されている。脱落規制部5aと対向部6aとが当接した際、d1’=0となるため、当接した際の最大の間隙d2maxは、
d2max=d1+d2=D−d3 (3)
となる。
このため、振動波モータに衝撃等の外力が加わった際に可動部材5が+Z方向に移動される場合の間隙d2’の範囲は、
d2<d2’<d2max=d1+d2 (4)
となり、式(4)から可動部材5の加圧方向の可動範囲は間隙d1である。このように、脱落規制部5aが脱落規制部5aに対向した対向部6aに当接することで、可動部材5の加圧方向の可動範囲(d1)が規制される。
この規制された状態において、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの最大の間隙d2maxと、転動部材8の直径d4とが以下の関係になるように可動部材5の高さd3が設定されている。
d2max<d4 (5)
即ち、脱落規制部5aにより可動部材5の可動範囲(d1)が規制されたときの第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの最大の間隙d2maxが転動部材8の直径d4よりも小さい。
可動部材5の可動範囲(d1)が規制された状態では、転動部材8は第一の凹部5bと第二の凹部7bとの間で自由に移動可能な状態となっている。そして、転動部材8のZ方向の可動範囲d5は、実質的に可動部材5の可動範囲(d1)に等しい。しかしながら、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの最大の間隙d2maxが転動部材8の直径d4よりも大きい場合には、転動部材8が第二の凹部7bと第一の凹部5bの間から脱落してしまう。
第一の実施形態において、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの間隙d2が転動部材8の直径d4よりも大きくならないように、脱落規制部5aによって可動部材5の可動範囲(d1)が規制されている。このため、振動波モータに衝撃等の外力が加わり、可動部材5が+Z方向に移動された場合でも、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの間隙d2から転動部材8が脱落することを防止できる。
ここまで説明したとおり、第一の凹部5bが設けられた面5eと第二の凹部7a及び7bが設けられた面7cの間隙d2を転動部材8の直径d4より小さくするには、転動部材8の可動範囲d5を小さい構成とすることが好ましい。以下に、転動部材8の可動範囲d5を小さい構成とするための脱落規制部5aと転動部材8の位置関係について説明する。
図4(a)、(b)を参照して、第一の実施形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係を説明する。振動子100の突起部1aと摩擦部材3とが当接する当接面1dの中心線Lから脱落規制部5aの端部5fまでの距離をb1、当接面1dの中心線Lから転動部材8の中心までの距離をb2とする。このとき、
b1>b2 (6)
となるように脱落規制部5aが設けられている。即ち、相対移動方向(X方向)と加圧方向(Z方向)のそれぞれに直交する方向(Y方向)において、振動子100の突起部1aと摩擦部材3との当接面1dを中心として脱落規制部5aが、転動部材8よりも外側に設けられている。
図4(b)は、転動部材8を中心として進行方向の軸周り(X軸周り)に可動部材5が回動し、脱落規制部5aが対向部6aに当接した状態を示す。この状態における可動部材5の回転角度θとすると、転動部材8の可動範囲d5は回転角度θによって決められる。即ち、回転角度θが大きいほど転動部材8の可動範囲d5は大きくなる。
以下、第一の実施形態における転動部材8の可動範囲d5と他の形態における転動部材8の可動範囲d5について説明する。図5(a)、(b)には、X方向及びZ方向に直交するY方向における、第一の実施形態の脱落規制部5aと転動部材8の位置関係が示されている。図5(a)に示された二つの転動部材8の中心位置をそれぞれ点P1、点P2とし、二つの脱落規制部5aの対向部6a側の端部5fをそれぞれ点P3、点P4とする。図5(b)には、脱落規制部5aが転動部材8よりも外側に設けられた構成における点P1〜P4の位置関係が示されている。図5(c)には、第一の実施形態とは異なる他の形態として、X方向及びZ方向に直交するY方向における、脱落規制部5aが転動部材8よりも内側に設けられた構成における点P1〜P4の位置関係が示されている。
図5(b)に示された構成を構成A、図5(c)に示された構成を構成Bとして、各構成における転動部材8の可動範囲d5について説明する。可動部材5が回動する前の位置は、点P1〜P4を頂点とし各頂点を結ぶ点線により形成される矩形によって示されている。また、点P2を中心として可動部材5が回動した後の位置は、点P1’〜P4’を頂点とし各頂点を結ぶ実線により形成される矩形によって示されている。なお、可動部材5は、脱落規制部5aが対向部6aに当接するまで回動するものとしている。図4(a)において、振動子100と摩擦部材3が当接する当接面1dから脱落規制部5aまでの距離はb1、転動部材8までの距離はb2であるため、線分P1−P2の長さは2×b2、線分P3−P4の長さは2×b1となる。
構成Aにおいて、脱落規制部5aは転動部材8よりも外側に設けられているため線分P1−P2<P3−P4となる。構成Bにおいて、脱落規制部5aは転動部材8よりも内側に設けられているため線分P1−P2>P3−P4となる。可動部材5の回動により、点P4が点P4’へ変位した場合の変位量d1、変位量d1は、図3(b)における脱落規制部5aと対向部6aとの加圧方向(Z方向)の間隙d1を意味する。また、可動部材5の回動により、点P1が点P1’へ変位した場合の変位量d5、変位量d5は、図3(c)における転動部材8の可動範囲d5を意味する。角度∠P1P2P1’の回転角度θ及び回転角度θは、いずれも図4(b)における可動部材5の回転角度θを示している。この回転角度θ及び回転角度θは、点P4が点P2を中心に回転した角度、即ち、脱落規制部5aが対向部6aに当接するまで可動部材5が回動した角度でもある。線分P2−P4の長さR及び長さRを回転半径とすると、回転角度θ及び回転角度θと長さR及び長さRとによって変位量d1、変位量d1が決定される。即ち、回転半径が大きいほど小さい回転角度θで脱落規制部5aが対向部6aに当接する。
構成Bでは脱落規制部5aが転動部材8よりも内側に設けられているのに対して、構成Aでは脱落規制部5aが転動部材8よりも外側に設けられているため、構成Aの回転半径Rは大きくなる(R>R)。このため、変位量d1及び変位量d1が同程度となるには、回転半径Rが大きい構成Aの方が必然的に回転角度θは小さくなる(θ<θ)。前述のとおり、回転角度θが大きいほど転動部材8の可動範囲d5は大きくなるため、構成Aの変位量d5が構成Bの変位量d5より小さくなる(d5<d5)。このように、脱落規制部5aと対向部6aとの加圧方向(Z方向)の間隙d1を所定の値に設定した場合にも、脱落規制部5aを転動部材8より外側まで設ける構成とすることによって転動部材8の可動範囲d5をより小さくすることができる。
図6(a)、(b)を参照して、相対移動方向(X方向)における第一の実施形態の脱落規制部5aについて説明する。図6(a)、(b)は、2つの転動部材8の中心を通り、かつ相対移動方向の(X方向)と加圧方向(Z方向)を含む平面(XZ平面)における断面図である。また、図6(a)は、相対移動方向において、可動部材5が可動部材5の移動範囲の中心に位置し、図6(b)は、相対移動方向において、可動部材5が移動範囲の端部に位置する状態を示す。振動子100の突起部1aが摩擦部材3に当接する当接面1dの中心と相対移動方向における脱落規制部5aの端部5gとの距離をW1及びW1、当接面1dの中心と転動部材8の中心との距離をW及びWとする。このとき、
W1>W、W1>W (7)
となるように脱落規制部5aが設けられている。
即ち、相対移動方向において、脱落規制部5aは、当接面1dに対して転動部材8よりも外側に設けられている。前述のX方向及びZ方向に直交するY方向における脱落規制部5aと転動部材8の位置関係の場合と同様に、相対移動方向においても脱落規制部5aを転動部材8より外側まで設ける構成とすることで転動部材8の可動範囲d5をより小さくすることができる。
次に、可動部材5が振動子100の高周波振動によって相対移動する際には、転動部材8が第一の凹部5b上を転動するため転動部材8と脱落規制部5aとの相対的な位置関係が変化する。可動部材5が相対移動した際の当接面1dの中心と転動部材8の中心との距離をW’及びW’とする。なお、当接面1dの中心と相対移動方向における脱落規制部5aの端部5gとの距離W1、W1は、ともに変化しない。図6(b)に示すとおり、可動部材5が相対移動できる範囲の端部に位置する際にも当接面1dに対して脱落規制部5aが転動部材8よりも外側まで設けられているので、
W1>W’、W1>W’ (8)
となっている。このため、可動部材5の移動範囲全域に渡って、脱落規制部5aが転動部材8より外側まで設けられるため、転動部材8の可動範囲d5をより小さくする効果が得られる。
図7(a)、(b)を参照して、脱落規制部5aによる摩耗粉の飛散防止効果を説明する。本発明の振動波モータでは、振動子100の突起部1aと摩擦部材3との摩擦によって駆動力が得られる。突起部1aと摩擦部材3との摩擦に伴い、突起部1aと摩擦部材3のいずれかもしくは両者が摩耗して摩耗粉が生じる。発生した摩耗粉が飛散して図示されていないレンズ等の光学素子に付着すると撮像光学系に悪影響を及ぼす。第一の実施形態においては、図7に示す領域Eにおいて、突起部1aと摩擦部材3との摩擦により摩耗粉が発生する。しかしながら、第一の実施形態では、相対移動方向において脱落規制部5aが突起部1aよりも外側まで設けられている。より具体的には、脱落規制部5aは、相対移動方向において長さW4で延在しており、この長さW4は、振動子100の突起部1aと摩擦部材3とが当接する二つの当接面1dの間隔W3より長くなっている。このような脱落規制部5aの構成により、領域Eにおいて発生した摩耗粉の外部への飛散が防止される。即ち、磨耗粉が発生した際でも、相対移動方向に延在している脱落規制部5aを構成する内壁5hによって、可動部材5よりも外側に摩耗粉が飛散することを防止できる。
図8は、第一の実施形態の変形例を示している。この構成では、図8中の矢印Gで示す重力方向において、脱落規制部5a及び対向部6aは、突起部1aと摩擦部材3とが当接する当接面1dよりも高い位置に設けられている。前述のとおり、突起部1aと摩擦部材3との摩擦による摩耗粉の発生に対して、可動部材5の内壁5hによって摩耗粉が可動部材5よりも外側に飛散することを防止している。しかしながら、図3(b)に示すような場合、脱落規制部5aと対向部6aとの間隙d1から摩耗粉が飛散してしまう可能性がある。飛散した摩耗粉は、重力によって矢印Gに示す重力方向に落下するが、図8に示されるように、脱落規制部5a及び対向部6aを当接面1dよりも重力方向で高い位置に設けることで、摩耗粉の飛散を防止する効果をより高めることができる。
以上、第一の実施形態の振動波モータにおいて、可動部材5に脱落規制部5aを設けることで第一の固定部材6に対する可動部材5の可動範囲(d1)が規制される。そのため、転動部材8を挟持する凹部が設けられた面5eと面7cの間隙d2は、転動部材8の直径d4よりも大きくならない。この結果、振動波モータに衝撃等の外力が加わった場合でも、転動部材8を凹部から脱落させずに安定した駆動を達成することができる。
なお、第一の実施形態において、一つの可動部材5に脱落規制部5aと第一の凹部5bが設けられている構成について説明したが、第一の凹部5bの設けられた第一可動部材と可動部材5が脱落規制部5aの設けられた第二可動部材として構成してもよい。このように別部材とすることで、例えば第一可動部材は、金属等の剛性の強い材料で構成し、第二可動部材は樹脂等の比重の軽い材料で構成することができる。このような構成とすることで、加圧力を受けながら転動部材8が転動する第一の凹部5bの剛性を損なわずに、可動部材5の全体の重量を軽減することができる。
また、第一の実施形態は、摩擦部材3が固定された第一の固定部材6に対して、可動部材5が振動子100と一体的に移動する構成であるが、振動子100が固定された固定部材に対して、可動部材5が摩擦部材3と一体的に移動する構成であってもよい。また、第一の実施形態において脱落規制部5aが可動部材5に設けられ、第一の固定部材6の対向部6aに当接する構成について説明したが、固定部材に脱落規制部5aが設けられ、可動部材5の対向する部分に当接する構成であってもよい。
(第二の実施形態)
以下、本発明の第二の実施形態について説明する。第一の実施形態は、脱落規制部5aが相対移動方向(X方向)に延在し、脱落規制部5aによって転動部材8の脱落を規制する形態である。これに対して、第二の実施形態は、脱落規制部5a2がX方向及びZ方向に直交するY方向に延在する形態である。なお、第一の実施形態と同一部材のものは同一記号で図示される。また、第一の実施形態と同じところは説明を省略し、第一の実施形態と異なるところだけを説明する。
図9(a)、(b)を参照して、第二の実施形態の脱落規制部5a2を説明する。図9(a)は第二の実施形態の振動波モータの分解斜視図、図9(b)は2つの転動部材8の中心を通りかつ相対移動方向の(X方向)と加圧方向(Z方向)を含む平面(XZ平面)における断面図である。
第二の実施形態においても、相対移動方向(X方向)における振動子100と摩擦部材3が当接する当接面1dと脱落規制部5a2の端部5f2との距離W2、W2、当接面1dと転動部材8との距離W、Wの関係として式(7)が成り立つ。即ち、第一の実施形態の際と同様に第二の実施形態においても可動部材5の移動範囲全域に渡って、脱落規制部5a2が転動部材8より外側まで設けられている。これにより、転動部材8の可動範囲d5をより小さくすることができる。
また、相対移動方向(X方向)において、脱落規制部5a2が突起部1aよりも外側まで設けられている。このような構成にすることで、領域Eにおいて発生した磨耗粉が飛散した際にも可動部材5の内壁5cによって、可動部材5よりも外側に摩耗粉が飛散することを防止できる。
以上、説明したとおり、第一の実施形態と同様に第二の実施形態においても可動部材5に脱落規制部5a2を設けることで可動部材5の可動範囲(d1)が規制される。それによって、振動波モータに衝撃等の外力が加わった場合にも、転動部材8を凹部から脱落させずに安定した駆動を達成することができる。以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
本発明は、小型軽量かつ広い駆動速度レンジが要求される電子機器、特にレンズ駆動装置等に利用可能である。
1a 突起部
1d 当接面
3 摩擦部材
5 可動部材
5a 脱落規制部
5b 第一の凹部
6 第一の固定部材
6a 対向部
7 第二の固定部材
7a、7b 第二の凹部
8 転動部材
100 振動子
d1、d5 可動範囲
d2 間隙
d4 直径

Claims (10)

  1. 高周波振動する突起部を備えた振動子と、
    前記振動子が加圧され前記突起部が当接する摩擦部材と、
    前記振動子又は前記摩擦部材のいずれかが固定された固定部材と、
    前記振動子又は前記摩擦部材のいずれかと一体的に移動する可動部材と、
    前記固定部材と前記可動部材との相対移動を可能にする複数の転動部材と、
    前記固定部材又は前記可動部材のいずれかに設けられた前記転動部材の脱落を防止する脱落規制部と、を備え、
    前記脱落規制部は、前記脱落規制部に対向する対向部に当接して前記可動部材の加圧方向の可動範囲を規制し、前記転動部材の脱落を防止することを特徴とする振動波モータ。
  2. 前記転動部材は、前記可動部材の面に設けられた第一の凹部と、前記可動部材に対向する前記固定部材の面に設けられた第二の凹部との間に設けられ、
    前記脱落規制部の前記可動範囲が規制された際、前記第一の凹部が設けられた面と前記第二の凹部が設けられた面との加圧方向の間隙が前記転動部材の直径よりも小さいことを特徴とする、請求項1に記載の振動波モータ。
  3. 対向する前記第一の凹部と前記第二の凹部の組のうち、少なくとも二つの組の前記第一の凹部と前記第二の凹部の組がV字状の斜面を有する凹部であることを特徴とする、請求項2に記載の振動波モータ。
  4. 前記固定部材は、前記振動子又は前記摩擦部材のいずれかを固定する第一の固定部材と、前記可動部材を相対移動可能に保持する、前記第一の固定部材に固定される第二の固定部材とから構成され、
    前記転動部材は、前記可動部材と前記第二の固定部材との間に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  5. 前記振動子又は前記摩擦部材は、前記可動部材と一体的に前記第二の固定部材に対し相対移動することを特徴とする、請求項4に記載の振動波モータ。
  6. 前記相対移動の方向と前記加圧方向のそれぞれに直交する方向において、前記振動子と前記摩擦部材との当接面を中心として前記脱落規制部が前記転動部材よりも外側に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  7. 前記相対移動の方向において、前記振動子と前記摩擦部材との当接面に対して、前記脱落規制部が前記転動部材よりも外側に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  8. 前記相対移動の方向において、前記脱落規制部が前記突起部よりも外側まで設けられていることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  9. 前記脱落規制部及び前記対向部が前記振動子と前記摩擦部材との当接面よりも重力方向において高い位置に設けられていることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の振動波モータ。
  10. 前記振動波モータは、前記高周波振動が超音波領域の振動をする超音波モータであることを特徴とする、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の振動波モータ。
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