JP2017019166A - 保持部材及び樹脂部材製造装置 - Google Patents

保持部材及び樹脂部材製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017019166A
JP2017019166A JP2015137661A JP2015137661A JP2017019166A JP 2017019166 A JP2017019166 A JP 2017019166A JP 2015137661 A JP2015137661 A JP 2015137661A JP 2015137661 A JP2015137661 A JP 2015137661A JP 2017019166 A JP2017019166 A JP 2017019166A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
pair
holding member
arm
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015137661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6258898B2 (ja
Inventor
正義 亀ノ上
Masayoshi Kamenoue
正義 亀ノ上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2015137661A priority Critical patent/JP6258898B2/ja
Priority to US15/205,897 priority patent/US20170012419A1/en
Publication of JP2017019166A publication Critical patent/JP2017019166A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6258898B2 publication Critical patent/JP6258898B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/021Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/50Removing moulded articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/021Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
    • B29C2043/026Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface having functional projections, e.g. fasteners
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/50Removing moulded articles
    • B29C2043/5007Removing moulded articles using cores, i.e. the cores forming part of the mould cavity
    • B29C2043/5023Removing moulded articles using cores, i.e. the cores forming part of the mould cavity moving away
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/32Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C43/36Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/42Moulds for making articles of definite length, i.e. discrete articles for undercut articles

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Connection Or Junction Boxes (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)

Abstract

【課題】被保持部材を保持しやすいとともに一体成形後の型抜き時における破損を抑制することができる保持部材及び樹脂部材を製造する保持部材製造装置を提供する。【解決手段】アーム部32の外側の側面に底面部2から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜した第1傾斜面321が形成されていることで、底面部2の板厚方向と一致する方向を開閉方向とする第1型301と第2型302とを型開きする際に、アーム部32を外側に撓み変形させることによって係止突起33が段差部302Hを乗り越えやすくなる。従って、破損を抑制することができるとともに、係止突起の突出寸法を大きくしてヒューズFを保持しやすくすることができる。【選択図】図4

Description

本発明は、被保持部材を保持する樹脂製の保持部材及び樹脂部材を製造する保持部材製造装置に関するものである。
一般に、自動車に搭載されるジャンクションボックス等の電気接続箱には、リレーやヒューズ、バスバ等の部品がケース内に収容される。このような電気接続箱として、従来、ケース中継端子固定部が形成され、被保持部材としての中継端子が中継端子固定部に固定されることにより保持されるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された電気接続箱では、中継端子が載置される底面部から枠状の中継端子固定部が突出し、中継端子が圧入されるようになっている。
特開2004−328939号公報
しかしながら、特許文献1のように圧入によって被保持部材を固定する場合、中継端子の抜けを抑制するために中継端子固定部による保持力を大きくしようとすると、圧入時や取り外し時に必要な力が大きくなってしまい、作業性が低下してしまう。そこで、底面部から立設されて被保持部材を挟み込む一対の壁部に、撓み変形可能なアーム部を形成するとともに、アーム部の先端に係止突起を設け、底面部と係止突起とによって被保持部材を挟み込んで保持することにより、被保持部材の抜けを抑制する構成が考えられる。
ところで、電気接続箱のケースは一般に、絶縁性の樹脂によって形成される。上記のようなアーム部及び係止突起を有する樹脂製のケースを、一対の金型を用いて一体成形する様子を図8に示す。即ち、図8(A)に示すように第1金型M10と第2金型M20とを型閉じしてキャビティを形成し、キャビティ内に樹脂を充填することにより、ケース100を成形する。このとき、第2金型M20は、金型の開閉方向に沿って延びる一対の凹状のアーム形成部M21と、一対のアーム形成部M21の底において互いに近づくように延びる凹状の係止突起形成部M22と、を有しており、一対のアーム部101と係止突起102とが形成される。しかしながら、図8(B)に示すように一対の金型M10、20を離して型開きする際、係止突起102は、係止突起形成部M22とアーム形成部M21との間の段差部M23を乗り越えることが困難であるとともに、アーム形成部M21の内壁と干渉してしまう。樹脂は多少の弾性を有して変形することができるものの、係止突起102の突出寸法が大きいと、段差部M23と干渉することによって破損しやすくなってしまう。一方、係止突起102の突出寸法が小さいと、被保持部材を保持しにくくなってしまう。
本発明の目的は、被保持部材を保持しやすいとともに一体成形後の型抜き時における破損を抑制することができる保持部材及び樹脂部材を製造する保持部材製造装置を提供することにある。
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、被保持部材を保持する樹脂製の保持部材であって、前記被保持部材が載置される底面部と、前記底面部から一体成形によって立設されて前記被保持部材を内側に挟む一対の挟持壁部と、を備え、前記一対の挟持壁部は、互いの対向方向に撓み変形可能なアーム部と、該アーム部の先端から内側に突出して前記被保持部材を係止する係止突起と、を有し、前記アーム部の外側の側面には、前記底面部から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜した第1傾斜面が形成されていることを特徴とする保持部材である。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の発明において、前記対向方向に交差する方向から前記被保持部材を挟み込む一対の側壁部をさらに備えることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記アーム部の内側の側面には、前記底面部から離れるにしたがって外側に向かうように傾斜した第2傾斜面が形成されていることを特徴とするものである。
請求項4に記載された発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の発明において、前記係止突起における前記底面部側の面には、内側に向かうにしたがって前記底面部から離れるように傾斜したテーパ部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、樹脂部材を成形する成形型を備えた樹脂部材製造装置であって、前記成形型は、所定の開閉方向に沿って接離して型閉じ及び型開きする第1型及び第2型を有し、前記第1型は、前記開閉方向に交差する面内に沿って延びる第1平面部を有し、前記第2型は、型閉じ状態において前記第1平面部と間隔をあけて対向する第2平面部と、該第2平面部から前記開閉方向に沿って延びる一対の凹溝部と、を有し、前記一対の凹溝部は、互いに連通しない底凹部と、該底凹部の底において互いに近づくように延びる先端凹部と、を有し、前記底凹部における前記先端凹部と反対側の側面には、前記第2平面部から離れるにしたがって前記先端凹部側に向かうように傾斜した傾斜側面部が形成されていることを特徴とする樹脂部材製造装置である。
請求項1記載の発明によれば、一対の挟持壁部が互いの対向方向に撓み変形可能なアーム部と係止突起とを有していることで、一対のアーム部を外側に撓ませつつ被保持部材を底面部に近づけ、アーム部が復元することによって被保持部材が係止突起に係止されることにより、保持部材に被保持部材を保持させることができる。さらに、アーム部の外側の側面に底面部から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜した第1傾斜面が形成されていることで、底面部と交差する方向を開閉方向とする一対の型によって保持部材を一体成形して型開きする際に、型のうち第1傾斜面を形成する面と、第1傾斜面と、の間に隙間が形成される。従って、型開き時にアーム部が外側に撓み変形することができ、型のうち係止突起を形成する部分とアーム部を形成する部分との間の段差部を係止突起が乗り越えやすくなり、破損を抑制することができる。さらに、係止突起の突出寸法を大きくすることができ、被保持部材を保持しやすくすることができる。
請求項2記載の発明によれば、一対の挟持壁部だけでなく一対の側壁部によって被保持部材を挟み込む、即ち、被保持部材を四方から囲むことにより、被保持部材を安定して保持することができる。
請求項3記載の発明によれば、アーム部の内側の側面に底面部から離れるにしたがって外側に向かうように傾斜した第2傾斜面が形成されていることで、成形型を型開きしやすくすることができる。さらに、第1傾斜面のみが形成された構成と比較してアーム部をさらに先細り形状(底面部から離れるほど対向方向寸法が小さくなる形状)とすることができ、型開き時にアーム部の先端近傍を外側に撓ませやすくすることができる。従って、係止突起が段差部をさらに乗り越えやすくなり、破損をより一層抑制することができる。
請求項4記載の発明によれば、係止突起における底面部側の面に、内側に向かうにしたがって底面部から離れるように傾斜したテーパ部が形成されていることで、一対の型を型開きする際に、型のうちテーパ部を形成する面がテーパ部に当接して底面部から遠ざかろうとすることにより、係止突起には外側に向かう力が加わり、アーム部が外側に撓みやすくなる。
請求項5記載の発明によれば、第1型と第2型とによって形成されたキャビティに樹脂を充填することにより、互いに離隔した第1平面部と第2平面部との間に上記のような底面部が形成され、第2底面部から開閉方向に沿って延びる一対の凹溝部によって上記のような一対の挟持壁部が形成される。さらに、一対の凹溝部における互いに連通しない底凹部によって上記のように撓み変形可能なアーム部が形成され、底凹部の底において互いに近づくように延びる先端凹部によって上記のような係止突起が形成される。底凹部に第2平面部から離れるにしたがって先端凹部側に向かうように傾斜した傾斜側面部が形成されていることで、アーム部の外側に上記のような第1傾斜面を形成することができる。従って、上記のように型開き時に樹脂部材の破損を抑制することができる。さらに、係止突起の突出寸法を大きくすることができ、このように成形した樹脂部材を、被保持部材を保持する保持部材として用いた際に、被保持部材を保持しやすくすることができる。
本発明の実施形態に係る保持部材を示す斜視図である。 前記保持部材を示す断面図である。 前記保持部材の要部を示す側面図である。 前記保持部材を樹脂部材製造装置によって成形する様子を示す断面図である。 前記樹脂部材製造装置の型開き時における前記保持部材の要部を示す断面図である。 本発明の変形例の保持部材を示す断面図である。 本発明の他の変形例の保持部材を示す断面図である。 従来の保持部材を成形する様子を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施形態に係る保持部材1を示す斜視図であり、図2は、保持部材1を示す断面図であり、図3は、保持部材1の要部を示す側面図であり、図4は、保持部材1を樹脂部材製造装置20によって成形する様子を示す断面図であり、図5は、樹脂部材製造装置20の型開き時における保持部材1の要部を示す断面図である。
本実施形態の保持部材1は、図1、2に示すように、例えば自動車に搭載される電気接続箱におけるリレーやヒューズ、バスバ等の被収容物を収容するケース10に設けられ、ケース10全体が樹脂によって一体成形されている。ケース10は、複数の被収容物が載置される板状のケース本体11を有し、ケース本体11上に複数の保持部材1が所定の配列方向に沿って配列されている。保持部材1は、適宜な被収容物(本実施形態では直方体状のヒューズF)を被保持部材として保持するように構成され、ケース本体11の一部である底面部2と、底面部2から立設されるとともに保持部材1の配列方向に略直交する方向に対向した一対の挟持壁部3と、底面部2から立設されるとともに配列方向に沿って対向した一対の側壁部4と、を備える。本実施形態において、底面部2に略直交する方向を「板厚方向」とし、保持部材1の配列方向を「配列方向」とし、一対の挟持壁部3同士の対向方向を「対向方向」とする。また、底面部2を基準として挟持壁部3及び側壁部4側を板厚方向における「上方側」とし、その反対側を「下方側」とする。
底面部2は、ヒューズFが載置されるとともに、対向方向略中央部において上方に突出した突出載置部21を有し、突出載置部21がヒューズFの底面に当接するように構成されている。
一対の挟持壁部3は、内側(一対の挟持壁部3同士の間)にヒューズFを挟み込み、ヒューズFの対向方向寸法と略等しいか若干大きい離隔寸法を有する。挟持壁部3は、配列方向の両端が側壁部4と一体に形成された壁本体部31と、壁本体部31の上端に連なるとともに対向方向に撓み変形可能なアーム部32と、アーム部32の先端から内側に突出してヒューズFを係止する係止突起33と、を有する。挟持壁部3の外側の側面は、底面部2から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜しており、アーム部32の外側の側面全体に第1傾斜面321が形成されている。第1傾斜面321の板厚方向に対する傾斜角度は、例えば係止突起33の突出寸法に応じて設定されていればよく、突出寸法が大きいほど傾斜角度が大きいことが好ましい。また、挟持壁部3の内側の側面は板厚方向に沿って延びている。
係止突起33は、底面部2側の下面331と底面部2との間にヒューズFを挟み込むことにより、ヒューズFを係止して保持するように構成されている。下面331は、図3に示すように、内側に向かうにしたがって上方側に向かう(底面部2から離れる)ように傾斜しており、下面331全体にテーパ部331Aが形成されている。また、係止突起33の上面における先端近傍には、内側に向かうにしたがって下方側に向かうように傾斜した上面テーパ部332が形成されている。また、一対の係止突起33同士の離隔寸法はヒューズFの対向方向寸法よりも小さい。
一対の側壁部4は、内側(一対の側壁部4同士の間)にヒューズFを挟み込み、ヒューズFの配列方向寸法と略等しいか若干大きい離隔寸法を有する。対向方向の両端において側壁部4が壁本体部31と一体に形成されており、一対の壁本体部31と一対の側壁部4とによって四角筒状の枠部5が構成され、枠部5によってヒューズFが四方から囲まれて保持されるようになっている。尚、壁本体部31と側壁部との間にスリット等が形成され、一部又は全部が一体に形成されていない構成であってもよい。
以上のような保持部材1にヒューズFを保持させる際の各部の様子について説明する。ヒューズFが枠部5の内側に位置するように位置合わせするとともに、板厚方向に沿ってヒューズFを底面部2に対して近づけていく。ヒューズFの底面が係止突起33の上面テーパ部332に当接すると、係止突起33に対向方向外側への力が加わり、アーム部32が外側に撓んでヒューズFが一対の係止突起33同士の間を通過することができるようになる。ヒューズFの底面が突出載置部21に当接すると、ヒューズFの天面は係止突起33よりも下方側に位置し、アーム部32が復元して係止突起33によってヒューズFの天面が係止される。尚、ヒューズFが挟持壁部3よりも上方側に突出していてもよく、例えば、ヒューズFの側面に形成された凹部に係止突起33が入り込むことで係止する構成であってもよい。
以下、樹脂部材としての保持部材1が設けられたケース10を成形する樹脂部材製造装置20について説明する。樹脂部材製造装置20は、図4に示すように、金属製の第1型301及び第2型302を有する成形型30と、第1型301と第2型302とを開閉方向に接離させることによって型閉じ及び型開きさせる図示しない移動手段と、を備える。
第1型301は、開閉方向に略直交する平面に沿って延びる第1平面部301Aを有している。第2型302は、型閉じ状態において第1平面部301Aと離隔して対向するとともに略平行に延びる第2平面部302Aと、第2平面部302Aから開閉方向に沿って延びる一対の凹溝部としての一対の挟持壁形成部302Bと、第2平面部302Aから開閉方向に沿って延びる図示しない一対の側壁形成部と、第2平面部302Aから開閉方向に沿って延びる載置形成部302Cと、を有する。挟持壁形成部302B、側壁形成部及び載置形成部302Cは、第1平面部301Aから離れるように凹状に形成されている。一対の挟持壁形成部302Bは、互いの対向方向(以下、凹部対向方向とする)と略直交する方向の両端(図4の紙面手前側の端部及び奥側の端部)において側壁形成部と連通されている。即ち、第1平面部301A側から見て、第2平面部302Aには、略長方形の環状の凹部が形成されている。また、一対の側壁形成部の深さは、挟持壁形成部302Bの深さよりも浅く、一対の挟持壁形成部302Bは底において互いに連通されていない。この連通されていない部分が、底凹部としてのアーム形成部302Dとなる。
一対の挟持壁形成部302Bには、アーム形成部302Dの底部において互いに近づくように内側(一対のアーム形成部302D同士の間)に延びる先端凹部としての係止突起形成部302Eが形成されている。アーム形成部302Dにおける外側の側面(係止突起形成部302Eと反対側の側面)には、第2平面部302Aから離れるにしたがって互いに近づく(係止突起形成部302E側に向かう)ように傾斜した傾斜側面部302Fが形成されている。
このような樹脂部材製造装置20を用いて保持部材1が設けられたケース10を成形する方法について説明する。まず、移動手段によって第1型301と第2型302とを接近させて型閉じしてキャビティを形成する。このキャビティに樹脂を充填して硬化させ、ケース10を成形する。即ち、第1平面部301Aと第2平面部302Aとによって挟まれた部分が底面部2となり、挟持壁形成部302Bのうち側壁部形成部と連通した部分によって挟持壁部3の壁本体部31が形成され、アーム形成部302Dによってアーム部32が形成され、側壁形成部によって側壁部4が形成され、載置形成部302Cによって突出載置部21が形成される。さらに、係止突起形成部302Eによってアーム部32の先端に係止突起33が形成され、傾斜側面部302Fによってアーム部32の外側に第1傾斜面321が形成される。従って、開閉方向と板厚方向とが一致し、凹部対向方向と対向方向とが一致する。
次に、移動手段によって第1型301と第2型302とを離して型開きする。このときのアーム部32周囲の様子について、図5も参照して説明する。係止突起33の下面331と、係止突起形成部302Eのうち下面331を形成した下面形成部302Gと、が開閉方向から当接しており、型開きが阻害されている。そこで、樹脂が塑性変形しない程度の力によって第1型301と第2型302とを離すことにより、保持部材1を弾性変形させる。具体的には、例えば挟持壁形成部302Bと係止突起形成部302Eとの間の段差部302Hにおける角部を係止突起33の下面331に食い込ませる。
保持部材1が変形することによって第2型302が第1型301から離れると、アーム部32の外側の側面である第1傾斜面321と傾斜側面部302Fとの間に隙間が形成される。下面331にテーパ部331Aが形成されていることにより、係止突起33に外側への力が加わってアーム部32が外側に撓み変形する。さらに第2型302を第1型301から離していくと、第1傾斜面321と傾斜側面部302Fとの隙間が大きくなっていき、テーパ部331Aが形成された下面331に段差部302Hの角部が摺接してアーム部32がさらに外側に撓んでいく。このとき、係止突起33全体が段差部302Hの角部から離れる方向に向かって凸に撓み変形してもよい。さらに、アーム部32及び係止突起33が樹脂の弾性によって適宜に縮んだり伸びたりしてもよい。
以上のようにアーム部32が外側に撓んだり樹脂の弾性によって伸縮したりすることにより、係止突起33の先端(最も内側の部分)が段差部302Hを乗り越え、挟持壁形成部302Bを通過できるようになる。型開きが終了したらケース10を樹脂部材製造装置20から取り外し、成形が完了する。
このような本実施形態によれば、以下のような効果がある。即ち、アーム部32の外側の側面に底面部2から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜した第1傾斜面321が形成されていることで、底面部2の板厚方向と一致する方向を開閉方向とする第1型301と第2型302とによって保持部材1を一体成形した後に型開きする際に、アーム部32が外側に撓み変形して係止突起33が段差部302Hを乗り越えやすくなる。従って、破損を抑制することができるとともに、係止突起33の突出寸法を大きくしてヒューズFを保持しやすくすることができる。
さらに、係止突起33の下面331にテーパ部331Aが形成されていることで、型開き時にアーム部32を外側に撓ませやすくすることができる。
また、保持部材1が、一対の壁本体部31と一対の側壁部4とによって四角筒状に構成されてヒューズFが四方から囲む枠部5を備えることで、ヒューズFを安定して保持することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的が達成できる他の構成等を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、前記実施形態では、挟持壁部3の内側の側面が板厚方向に沿って延びるものとしたが、図6に示すように、挟持壁部3の内側の側面が底面部2から離れるにしたがって外側に向かうように傾斜することにより、アーム部32Bの内側の側面に第2傾斜面322が形成されていてもよい。このような構成によれば、成形型を型開きしやすくすることができる。さらに、第1傾斜面321のみが形成された構成と比較して、アーム部32Bをさらに先細り形状(即ち、底面部2から離れるにしたがって対向方向寸法が小さくなる形状)とすることができ、型開き時にアーム部32Bの先端近傍を外側に撓ませやすくすることができる。従って、係止突起33が段差部302Gをさらに乗り越えやすくなり、破損をより一層抑制することができる。尚、壁本体部31の内側の側面が傾斜せずに板厚方向に沿って延びるとともに、第2傾斜面がアーム部32Bにのみ形成されていてもよい。
また、前記実施形態では、挟持壁部3の外側の側面全体が傾斜することでアーム部32の外側の側面に第1傾斜面321が形成されているものとしたが、図7に示すように、壁本体部31Cの外側の側面は傾斜せずに板厚方向に沿って延びていてもよい。即ち、側壁部4の上端(二点鎖線で図示)よりも上方側に設けられたアーム部32Cの外側の側面のみが傾斜していてもよい。また、第1傾斜面は、アーム部の外側の側面全体に形成されていなくてもよく、型開き時に傾斜側面部302Eとの間に充分な隙間が形成されるように、外側の側面のうち適宜な範囲に形成されていればよい。
また、前記実施形態では、ケース10における複数の保持部材1の配列方向に一対の側壁部4が対向し、配列方向に略直交する方向に一対の挟持壁部3が対向するものとしたが、一対の挟持壁部3同士の対向方向と一対の側壁部4同士の対向方向の対向方向とが互いに交差していればよく、これらの対向方向と配列方向との関係は任意である。また、一対の側壁部4は省略されていてもよく、保持部材は、一対の挟持壁部3によって一方向から被保持部材を挟み込んで保持する構成であってもよい。
また、前記実施形態では、係止突起33の下面331全体にテーパ部331Aが形成されているものとしたが、テーパ部331Aは、アーム部32を外側に撓ませるための充分な力が生じるように形成されていればよく、例えばその傾斜角度等に応じて下面331のうち適宜な範囲に形成されていればよい。また、保持部材1が変形しやすく型開き時にアーム部32が外側に充分に撓みやすい場合には、下面331にテーパ部331Aが形成されていなくてもよい。
その他、本発明を実施するための最良の構成、方法などは、以上の記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、且つ、説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部、もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
1 保持部材(樹脂部材)
2 底面部
3 挟持壁部
4 側壁部
32 アーム部
33 係止突起
321 第1傾斜面
322 第2傾斜面
331 下面
331A テーパ部
20 樹脂部材製造装置
30 成形型
301 第1型
302 第2型
301A 第1平面部
302A 第2平面部
302B 挟持壁形成部(凹溝部)
302D アーム形成部(底凹部)
302E 係止突起形成部(先端凹部)
302F 傾斜側面部
F ヒューズ(被保持部材)

Claims (5)

  1. 被保持部材を保持する樹脂製の保持部材であって、
    前記被保持部材が載置される底面部と、
    前記底面部から一体成形によって立設されて前記被保持部材を内側に挟む一対の挟持壁部と、を備え、
    前記一対の挟持壁部は、互いの対向方向に撓み変形可能なアーム部と、該アーム部の先端から内側に突出して前記被保持部材を係止する係止突起と、を有し、
    前記アーム部の外側の側面には、前記底面部から離れるにしたがって内側に向かうように傾斜した第1傾斜面が形成されていることを特徴とする保持部材。
  2. 前記対向方向に交差する方向から前記被保持部材を挟み込む一対の側壁部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の保持部材。
  3. 前記アーム部の内側の側面には、前記底面部から離れるにしたがって外側に向かうように傾斜した第2傾斜面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の保持部材。
  4. 前記係止突起における前記底面部側の面には、内側に向かうにしたがって前記底面部から離れるように傾斜したテーパ部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の保持部材。
  5. 樹脂部材を成形する成形型を備えた樹脂部材製造装置であって、
    前記成形型は、所定の開閉方向に沿って接離して型閉じ及び型開きする第1型及び第2型を有し、
    前記第1型は、前記開閉方向に交差する面内に沿って延びる第1平面部を有し、
    前記第2型は、型閉じ状態において前記第1平面部と間隔をあけて対向する第2平面部と、該第2平面部から前記開閉方向に沿って延びる一対の凹溝部と、を有し、
    前記一対の凹溝部は、互いに連通しない底凹部と、該底凹部の底において互いに近づくように延びる先端凹部と、を有し、
    前記底凹部における前記先端凹部と反対側の側面には、前記第2平面部から離れるにしたがって前記先端凹部側に向かうように傾斜した傾斜側面部が形成されていることを特徴とする樹脂部材製造装置。
JP2015137661A 2015-07-09 2015-07-09 保持部材及び樹脂部材製造装置 Active JP6258898B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137661A JP6258898B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 保持部材及び樹脂部材製造装置
US15/205,897 US20170012419A1 (en) 2015-07-09 2016-07-08 Holding member and resin member producing device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015137661A JP6258898B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 保持部材及び樹脂部材製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017019166A true JP2017019166A (ja) 2017-01-26
JP6258898B2 JP6258898B2 (ja) 2018-01-10

Family

ID=57731453

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015137661A Active JP6258898B2 (ja) 2015-07-09 2015-07-09 保持部材及び樹脂部材製造装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20170012419A1 (ja)
JP (1) JP6258898B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111136847A (zh) * 2020-01-14 2020-05-12 安徽理工大学 一种自动化塑胶盖帽的边沿膨胀装置及其控制方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239907A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Pentel Kk 外面が逆テーパーで内面にアンダーカットリブを有する成形品の離型方法
JPH117745A (ja) * 1997-06-18 1999-01-12 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカセットの成型方法
JP2007145004A (ja) * 2005-10-26 2007-06-14 Ngk Spark Plug Co Ltd ゴム製保護キャップ
JP2008092766A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2008131752A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Yazaki Corp 基板接続体

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5199882A (en) * 1992-03-19 1993-04-06 Amp Incorporated Elastomeric wire to pad connector
US6435882B1 (en) * 2001-07-27 2002-08-20 Agilent Technologies, Inc. Socketable flexible circuit based electronic device module and a socket for the same
FR2860095B1 (fr) * 2003-09-24 2006-03-10 Eaton S A Barre de raccordement electrique et dispositif de connexion adapte
US7918671B2 (en) * 2004-07-13 2011-04-05 Research In Motion Limited Mounting structure with springs biasing towards a latching edge
US7314382B2 (en) * 2005-05-18 2008-01-01 Zyvex Labs, Llc Apparatus and methods of manufacturing and assembling microscale and nanoscale components and assemblies
JP4464878B2 (ja) * 2005-07-11 2010-05-19 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP5221255B2 (ja) * 2008-08-29 2013-06-26 矢崎総業株式会社 電気接続箱
JP6148526B2 (ja) * 2013-04-26 2017-06-14 矢崎総業株式会社 電気接続箱
TWI533538B (zh) * 2013-08-12 2016-05-11 亞旭電腦股份有限公司 訊號接頭固定架
US9468279B2 (en) * 2014-04-21 2016-10-18 BlokRok, Inc. Apparatus and method for dispensing a fluid

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0239907A (ja) * 1988-07-29 1990-02-08 Pentel Kk 外面が逆テーパーで内面にアンダーカットリブを有する成形品の離型方法
JPH117745A (ja) * 1997-06-18 1999-01-12 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気テープカセットの成型方法
JP2007145004A (ja) * 2005-10-26 2007-06-14 Ngk Spark Plug Co Ltd ゴム製保護キャップ
JP2008092766A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Yazaki Corp 電気接続箱
JP2008131752A (ja) * 2006-11-21 2008-06-05 Yazaki Corp 基板接続体

Also Published As

Publication number Publication date
JP6258898B2 (ja) 2018-01-10
US20170012419A1 (en) 2017-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6727103B2 (ja) 回路基板用電気コネクタ及びその製造方法
KR101897403B1 (ko) 전기 커넥터 및 그 제조 방법
JP6441112B2 (ja) 電子部品ユニット、及び、ワイヤハーネス
US10039200B2 (en) Engagement structure, electronic component module, and electrical connection box
JP2006032218A (ja) 基板用コネクタ
US20180212374A1 (en) Protector and wire harness
JP6258898B2 (ja) 保持部材及び樹脂部材製造装置
US20150108287A1 (en) Wire holder mounting structure and display device
US20140273603A1 (en) Connector
CN102598451B (zh) 连接器和电接线箱
JP4470116B2 (ja) コネクタ付きケースの成形構造
JP6575767B2 (ja) 暗電流回路用ヒューズの断続構造
US9293290B2 (en) Spare-fuse holding structure
JP4710638B2 (ja) 樹脂成形品
US11509103B2 (en) Electrical junction box and method for manufacturing electrical junction box
KR20180018813A (ko) 사출성형을 이용하여 더 간단히 제조 가능한 플러그
JP2020029890A (ja) ロック構造、電気接続箱及びワイヤハーネス
JP2010118212A (ja) コネクタ
JP5769779B2 (ja) センサ
JP6118301B2 (ja) 金型装置
JP2018116897A (ja) コネクタ
CN102832472A (zh) 电连接器以及电连接器的制造方法
EP3540866B1 (en) Connector
JP2007213884A (ja) ユニットケース、ユニットケース用導体、およびユニットケース製造方法
JP2023013479A (ja) 電気接続箱

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170516

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170626

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20171128

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20171207

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6258898

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250