JP2017015837A - 人体検知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の消費を抑制すること。
【解決手段】本実施形態の人体検知装置は、人体を検知する人体検知装置であって、前記人体を検知する人体検知部と、前記人体検知装置が操作されておらず、かつ、前記人体検知部が前記人体を検知した状態が所定の時間継続したとき、前記人体検知部による人体の検知に応じて第1状態から前記第1状態よりも消費電力が小さい第2状態へ移行する第1移行モードから、前記人体の検知以外の条件に応じて前記第1状態から前記第2状態へ移行する第2移行モードへ切り替える電力供給状態切替部と、を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、人体検知装置に関する。
従来、人体検知センサが人体を検知すると、省電力状態から待機状態に復旧する機器が知られている。
例えば従来では、ユーザの操作により省電力状態から待機状態に復旧した回数が一定の回数を超えたときに、人体検知センサに異常があると判定する技術が知られている(特許文献1)。また、従来では、検出されるはずのセンサノイズが検出されないときに、人体検知センサに異常があると判定する技術が知られている(特許文献2)。
上記の従来の技術では、人体検知センサが人体を検知できないという異常については考慮されているが、人体検知センサが人体を検知し続けるという異常については考慮されていない。人体検知センサが人体を検知し続けた場合、機器は省電力状態へ移行せず、電力を消費してしまう。
そこで、上記課題に鑑み、電力の消費を抑制することを目的とする。
上記目的を達成するため、一実施形態において、人体検知装置は、
人体を検知する人体検知装置であって、
前記人体を検知する人体検知部と、
前記人体検知装置が操作されておらず、かつ、前記人体検知部が前記人体を検知した状態が所定の時間継続したとき、
前記人体検知部による人体の検知に応じて第1状態から前記第1状態よりも消費電力が小さい第2状態へ移行する第1移行モードから、前記人体の検知以外の条件に応じて前記第1状態から前記第2状態へ移行する第2移行モードへ切り替える電力供給状態切替部と、
を有する。
本実施形態によれば、電力の消費を抑制することができる。
第1実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を例示する図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の機能構成を例示する図である。 人体検知動作モード及び人体検知故障モードにおける動作状態を移行するための条件を例示する図である。 A/D値と二値化信号との関係について説明する図である。 第1実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 第2実施形態に係る画像形成装置の機能構成を例示する図である。 第2実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。 A/D値に基づく増幅部のゲインの変更を示すタイミングチャートである。 A/D値に基づく増幅部のゲインの変更を示すタイミングチャートである。 第3実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。 第3実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。 第4実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。 第4実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。 第5実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。 第5実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
本実施形態では、人体検知装置の一例として、ユーザが接近して操作する画像形成装置について説明するが、本発明はこれに限定されるものではなく、ユーザが接近して操作する他の機器であってもよい。
[第1実施形態]
第1実施形態の画像形成装置のハードウェア構成について説明する。図1は、第1実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を例示する図である。
図1に示すように、画像形成装置は、それぞれバスBで相互に接続された演算処理装置11と、メモリ装置12と、操作装置13と、表示装置14と、インタフェース装置15と、電源装置16と、読取装置17と、定着装置18と、人体検知センサ19と、温度検知センサ20とを有する。
演算処理装置11は、メモリ装置12に格納された制御プログラムを実行し、画像形成装置全体の処理動作の制御を行う。演算処理装置11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。
メモリ装置12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、NVRAM(Non Volatile RAM)などを含む。ROMは、制御プログラムなどを格納する。RAMは、ROMに格納されている制御プログラムなどを実行する際のワークエリアとして機能する。HDD及びNVRAMは、更新が必要な制御パラメータやその他の各種データを格納する。HDD及びNVRAMに格納された制御パラメータやその他の各種データは、演算処理装置11によってRAMに展開される。
操作装置13は、ユーザによる各種データの入力などの操作を受け付ける。操作装置13は、例えば、キーボード、マウス、各種のハードボタン、タッチパネルである。
表示装置14は、各種データの表示を行う。表示装置14は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)である。
インタフェース装置15は、バスBと各種のハードウェアやネットワークなどを接続し制御する。
電源装置16は、商用電源からの入力される電圧を画像形成装置で必要な電圧に変換して供給する。
読取装置17は、原稿を読み取るための装置であり、例えば、読み取った原稿の反射光をアナログ電気信号に変換し、そのアナログ電気信号をデジタル画像信号に変換して定着装置18に出力する。
定着装置18は、読取装置17から入力された画像データ、又は、画像形成装置と接続されたコンピュータなどから送信される画像データに基づいて、用紙にトナーなどの描画材を定着させることで画像形成動作を行う。
人体検知センサ19は、例えば、焦電センサであり、画像形成装置を利用するユーザなどの人体が人体センサの検出範囲を出入りすることで出力としてのアナログ電気信号を発生させるセンサである。
温度検知センサ20は、画像形成装置の周辺の温度を測定するセンサである。
このようなハードウェア構成において、例えば、ROMに格納されたプログラムがRAMに読み出され、CPUがそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、後述するシステム制御部110、エンジン制御部120及び人体検知部130が構成される。そして、システム制御部110、エンジン制御部120及び人体検知部130と、ハードウェアとの組み合わせによって、第1実施形態の画像形成装置の機能が実現される。
次に、第1実施形態の画像形成装置の機能構成について説明する。図2は、第1実施形態に係る画像形成装置の機能構成を例示する図である。
第1実施形態の画像形成装置は、機器の動作状態として、待機状態と、省電力状態とを有する。
待機状態は、例えば、表示装置14に「コピーできます」、「スキャンできます」と表示されている状態など、直ちにコピーやスキャンを開始することが可能な状態であり、第1状態の一例である。省電力状態は、待機状態よりも消費電力が少ないが、待機状態よりもコピーやスキャンを開始するまでに時間を要する状態であり、第2状態の一例である。
なお、機器の動作状態としては、第1状態と、第1状態よりも消費電力が小さい第2状態とを備えていれば特に限定されるものではない。
図2に示すように、画像形成装置は、システム制御部110と、エンジン制御部120と、人体検知部130とを有する。
システム制御部110は、故障判定部111と、故障復旧判定部112と、故障情報記憶部113と、計時部114と、電力供給状態切替部115と、操作受付部116とを有する。システム制御部110は、画像形成装置全体の制御を行っており、画像形成装置の動作状態に応じて、エンジン制御部120を介して電源装置16、読取装置17及び定着装置18の制御を行う。
故障判定部111は、人体検知部130から入力される検知信号を監視し、人体検知センサ19が故障しているか否かの判定を行う。具体的には、故障判定部111は、人体検知部130から入力される検知信号が、第1の時間T1(例えば、10分)継続して「人あり」であり、かつ、操作受付部116から操作装置13が操作された信号が入力されない場合、人体検知センサ19が「故障可能性あり」と判定する。ここで、「人あり」とは、人体検知センサ19が人体を検知している状態である。人体検知部130から入力される検知信号については後述する。
故障判定部111は、人体検知センサ19が「故障可能性あり」と判定された後、人体検知部130から入力される検知信号が第2の時間T2(例えば、24時間)継続して「人あり」であり、かつ、操作受付部116から操作装置13が操作された信号が入力されない場合、人体検知センサ19が「故障」と判定する。一方、故障判定部111は、人体検知センサ19が「故障可能性あり」と判定された後、人体検知部130から入力される検知信号が第2の時間T2が経過する前に「人なし」となった場合、「故障可能性あり」の判定を取り消し、「正常」と判定する。ここで、「人なし」とは、人体検知センサ19が人体を検知していない状態である。
故障復旧判定部112は、故障復旧判定処理を実行する。故障復旧判定処理については後述する。
故障情報記憶部113は、人体検知センサ19の故障の有無、故障の種類などの故障情報を記憶する。
計時部114は、画像形成装置の起動状態が継続された時間などの各種の時刻を計測する。
電力供給状態切替部115は、電力切替モードを「人体検知動作モード」から「人体検知故障モード」へ切り替える。また、電力供給状態切替部115は、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ切り替える。
人体検知動作モードは、人体検知部130から入力される検知信号に基づいて、画像形成装置の動作状態を移行する第1移行モードの一例である。人体検知故障モードは、人体検知部130から入力される検知信号以外の条件に応じて、画像形成装置の動作状態を移行する第2移行モードの一例である。人体検知動作モード及び人体検知故障モードの詳細については後述数する。
操作受付部116は、操作装置13がユーザにより操作されたかどうかを受け付け、操作装置13が操作されたか否かの信号を故障判定部111及び故障復旧判定部112へ出力する。
人体検知部130は、増幅部131と、A/D変換部132と、演算部133とを有する。
増幅部131は、人体検知センサ19の出力であるアナログ電気信号を増幅し、増幅されたアナログ電気信号をA/D変換部132へ出力する。
A/D変換部132は、増幅部131により増幅されたアナログ電気信号をA/D値に変換し、A/D値を演算部133へ出力する。
演算部133は、A/D値に基づいて、「人あり」であるか、又は、「人なし」であるかを判定する。そして、演算部133は、「人あり」又は「人なし」の検知信号をシステム制御部110へ送信する。具体的には、演算部133は、A/D変換部132の出力であるA/D値を二値化信号(「1」又は「0」)変換し、この二値化信号をシステム制御部110へ送信する。演算部133によるA/D値から二値化信号への変換の詳細については後述する。
次に、図3を参照しながら、人体検知動作モード及び人体検知故障モードにおける動作状態を移行するための条件の一例について説明する。図3は、人体検知動作モード及び人体検知故障モードにおける動作状態を移行するための条件を例示する図である。具体的には、図3(A)は画像形成装置の動作状態を「待機状態」から「省電力状態」へ移行するときの条件を示すテーブルであり、図3(B)は画像形成装置の動作状態を「省電力状態」から「待機状態」へ移行するときの条件を示すテーブルである。そして、これらのテーブルは、例えば、メモリ装置12に格納されている。なお、図3(A)及び図3(B)では、複数のトリガーのうち、「○」印で示すいずれかの条件を満たすときに画像形成装置の動作状態が移行することを示している。
図3(A)に示すように、人体検知動作モードでは、例えば、省エネボタンが押下されたとき、人体検知部130から入力される検知信号が「人なし」であり、かつ、予め設定された省電力移行タイマーがタイムアップしたとき、人体検知部130から入力される検知信号が「人なし」であり、かつ、操作装置13が操作されていないとき、のいずれかを満たすときに画像形成装置の動作状態が「待機状態」から「省電力状態」へ移行する。なお、省エネボタンとは、画像形成装置の動作状態を省電力状態へ移行させるための操作部材である。
また、人体検知故障モードでは、例えば、省エネボタンが押下されたとき、予め設定された省電力移行タイマーがタイムアップしたとき、のいずれかを満たすときに画像形成装置の動作状態が「待機状態」から「省電力状態」へ移行する。
また、図3(B)に示すように、人体検知動作モードでは、例えば、省エネボタンが押下されたとき、印刷データが入力されたとき、原稿自動送り装置(ADF:Auto Document Feeder)に原稿がセットされたとき、圧板(蓋)が開閉されたとき、人体検知部130から入力される検知信号が「人あり」のとき、のいずれかを満たすときに画像形成装置の動作状態が「省電力状態」から「待機状態」へ移行する。
また、人体検知故障モードでは、例えば、省エネボタンが押下されたとき、印刷データが入力されたとき、ADFに原稿がセットされたとき、圧板が開閉されたとき、のいずれかを満たすときに画像形成装置の動作状態が「省電力状態」から「待機状態」へ移行する。
次に、演算部133によるA/D値から二値化信号への変換について具体的に説明する。図4は、A/D値と二値化信号との関係について説明する図である。具体的には、図4(A)は時間とA/D値との関係を示すグラフであり、図4(B)は時間と二値化信号との関係を示すグラフである。
図4に示すように、演算部133は、A/D値が予め設定された第1閾値以下(時間t2)又は第2閾値以上(時間t1、t3)となった場合、人体検知センサ19が人体を検知したと判定し、二値化信号「1(人あり)」をシステム制御部110へ送信する。一方、演算部133は、A/D値が予め設定された第1閾値よりも大きく、第2閾値よりも小さい場合(時間t1、t2、t3を除く時間)、人体検知センサ19が人体を検知していないと判定し、二値化信号「0(人なし)」をシステム制御部110へ送信する。
次に、画像形成装置の動作の一例について説明する。図5は、第1実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、主電源がオンされる(ステップS101)と、システム制御部110は、電力供給状態切替部115により、電力切替モードが「人体検知動作モード」であるか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102において、電力切替モードが「人体検知動作モード」であると判定された場合、システム制御部110は、計時部114をリセットした後、計時部114による時間の計測を開始する(ステップS103)。ステップS102において、電力切替モードが「人体検知動作モード」でないと判定された場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、故障復旧判定処理(ステップS300)を実行する。故障復旧判定処理については後述する。
続いて、システム制御部110は、操作受付部116により、操作装置13に対して操作がされていないか否かを判定する(ステップS104)。ステップS104において、操作装置13に対して操作がされていないと判定された場合、ステップS105へ進む。ステップS104において、操作装置13に対して操作がされたと判定された場合、ステップS103へ戻る。
続いて、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知部130が継続して「人あり」を検知しているか否かを判定する(ステップS105)。ステップS105において、人体検知部130が継続して「人あり」を検知していると判定された場合、ステップS106へ進む。ステップS105において、人体検知部130が継続して「人あり」を検知していないと判定された場合、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「正常」であると判定して、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、計時部114により、第1の時間T1が経過したか否かを判定する(ステップS106)。ステップS106において、第1の時間T1が経過したと判定された場合、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「故障可能性あり」と判定した後、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知動作モード」から「人体検知故障モード」へ変更する(ステップS107)。ステップS106において、第1の時間T1が経過していないと判定された場合、ステップS104へ戻る。
続いて、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知部130が継続して「人あり」を検知しているか否かを判定する(ステップS108)。ステップS108において、人体検知部130が継続して「人あり」を検知していると判定された場合、ステップS109へ進む。ステップS108において、人体検知部130が継続して「人あり」を検知していないと判定された場合、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「正常」であると判定した後、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更し(ステップS111)、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、計時部114により、第2の時間T2が経過したか否かを判定する(ステップS109)。第2の時間T2は、第1の時間T1よりも長い時間に設定されている。ステップS109において、第2の時間T2が経過したと判定された場合、システム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「故障」と判定した後、故障情報記憶部113により、故障の有無、故障の種類などの故障情報を記憶すると共に、人体検知センサ19が故障している旨を報知する(ステップS110)。具体的には、システム制御部110は、例えば、表示装置14に故障の旨を表示することでサービスマンに報知する、インタフェース装置15に接続された通信手段などによりサービスマンに故障の旨を通知する、又は、これらの組み合わせにより、人体検知センサ19が故障している旨を報知する。ステップS109において、第2の時間T2が経過していないと判定された場合、ステップS108へ戻る。
以上に説明したように、第1実施形態では、操作装置13に対して操作がされていないにも関わらず、人体検知部130が継続して「人あり」を検知している場合、システム制御部110は、「故障」の判定を行う前に「故障可能性あり」の判定を行う。また、「故障可能性あり」と判定されてから「故障」と判定されるまでの期間に、人体検知センサ19が「正常」であることが確認できた場合、システム制御部110は人体検知センサ19が故障している旨を報知しない。このため、故障の誤判定を減らすことができる。また、故障していないにも関わらず故障であると報知する誤報知を減らすことができる。
また、第1実施形態では、「故障可能性あり」と判定された場合、システム制御部110は、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知動作モード」から「人体検知故障モード」へ変更する。このため、「故障可能性あり」の判定の後であって、「故障」の判定が行われる前に、画像形成装置の動作状態を「待機状態」から「省電力状態」へ変更することができる。結果として、無駄な電力の消費を抑制することができる。
[第2実施形態]
第2実施形態の画像形成装置の機能構成について説明する。図6は、第2実施形態に係る画像形成装置の機能構成を例示する図である。
第2実施形態の画像形成装置は、第1実施形態の画像形成装置に対して、人体検知部130が人体検知部130Aで置換された点が異なる。なお、その他の構成については、第1実施形態に係る画像形成装置と同様であるため、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
図6に示すように、画像形成装置は、システム制御部110と、エンジン制御部120と、人体検知部130Aとを有する。
人体検知部130Aは、増幅部131と、A/D変換部132と、演算部133Aとを有する。
演算部133Aは、ゲイン制御部1331と、異常検知部1332とを有する。
ゲイン制御部1331は、A/D値に基づいて、増幅部131のゲインを変更する。具体的には、ゲイン制御部1331は、所定の時間継続してA/D値がA/D変換部132の最大値である場合、増幅部131のゲインを小さくする。ゲインを小さくする割合としては、例えば、50%とすることができる。
また、ゲイン制御部1331は、温度検知センサ20によって測定された温度に基づいて、増幅部131のゲインを変更してもよい。具体的には、例えば、温度検知センサ20により測定される温度が低い場合、増幅部131のゲインを小さくし、温度検知センサ20により測定される温度が高い場合、増幅部131のゲインを大きくする。これにより、画像形成装置の周辺の温度が変化する環境下においても、増幅部131のゲインを画像形成装置の周辺の温度に応じた値にすることができるため、高い精度で人体の検知を行うことができる。
また、ゲイン制御部1331は、A/D値に基づいて、増幅部131のゲインを変更する際、温度検知センサ20により測定される温度に基づいて、増幅部131のゲインを変更する割合を決定してもよい。この場合、増幅部131のゲインを変更する割合は、例えば、人体検知センサ19の温度特性に基づいて決定される。
異常検知部1332は、A/D値に基づいて、人体検知センサ19が異常であるか否かを検知する。具体的には、異常検知部1332は、所定の時間継続してA/D値がA/D変換部132の最大値になり、かつ、ゲイン制御部1331により増幅部131のゲインを小さくしたにも関わらず、A/D値がA/D変換部132の最大値を維持している場合、異常信号をオンし、システム制御部110へ送信する。
次に、画像形成装置の動作の一例について説明する。図7は、第2実施形態に係る画像形成装置の動作の一例を示すフローチャートである。
まず、第1実施形態で説明したステップS101からステップS107までと同様の手順により、ステップS201からステップS207までを実行する。
続いて、演算部133Aは、ゲイン制御部1331により、A/D値を取得し(ステップS208)、A/D値がA/D変換部132の最大値であるか否かを判定する(ステップS209)。
ステップS209において、A/D値がA/D変換部132の最大値であると判定された場合、演算部133Aは、ゲイン制御部1331により、増幅部131のゲインを小さくする(ステップS210)。ステップS209において、A/D値がA/D変換部132の最大値でないと判定された場合、ステップS208へ戻る。
続いて、演算部133Aは、増幅部131のゲインを小さくした後のA/D値がA/D変換部132の最大値であるか否かを判定する(ステップS211)。
ステップS211において、A/D値がA/D変換部132の最大値であると判定された場合、演算部133Aは、異常検知部1332により、異常信号をオンし、システム制御部110へ送信する。そして、異常信号「オン」を受信したシステム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「故障」と判定した後、故障情報記憶部113により、故障の有無、故障の種類などの故障情報を記憶すると共に、人体検知センサ19が故障している旨を報知する(ステップS212)。
ステップS211において、A/D値がA/D変換部132の最大値でないと判定された場合、演算部133Aは、異常検知部1332により、異常信号をオフし、システム制御部110へ送信する。また、演算部133Aは、ゲイン制御部1331により、増幅部131のゲインを変更する前の元の値に戻す(ステップS213)。そして、異常信号「オフ」を受信したシステム制御部110は、故障判定部111により、人体検知センサ19が「正常」であると判定した後、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更し(ステップS214)、処理を終了する。
次に、A/D値に基づいて増幅部131のゲインを変更について説明する。図8及び図9は、A/D値に基づく増幅部のゲインの変更を示すタイミングチャートである。図8及び図9の各波形は、(A)主電源のオンオフ、(B)A/D変換部132のA/D値、(C)増幅部131のゲイン、(D)異常検知部1332の異常信号を示す。
図8では、画像形成装置の主電源がオン(時刻t21)された後、A/D値がA/D変換部132の最大値と等しくなる(時刻t22)と、所定の時間(t23−t22)継続してA/D値がA/D変換部132の最大値であるか否かを監視する。図8では、所定の時間(t23−t22)継続してA/D値がA/D変換部132の最大値であるため、ゲイン制御部1331は、増幅部131のゲインを小さくする(時刻t23)。
続いて、ゲイン制御部1331は、A/D値を所定の時間(t24−t23)監視し、A/D値がA/D変換部132の最大値を維持しているか否かを監視する。図8では、所定の時間(t24−t23)内にA/D値がA/D変換部132の最大値から低下しているため、異常検知部1332は、人体検知センサ19が「正常」であると判定し、異常信号をオンすることなく(異常信号をオフし)(時刻t24)、異常信号「オフ」をシステム制御部110へ送信する。また、ゲイン制御部1331は、増幅部131のゲインを変更する前の元の値に戻す(時刻t24)。
図9では、画像形成装置の主電源がオン(時刻t25)された後、A/D値がA/D変換部132の最大値と等しくなる(時刻t26)と、所定の時間(t27−t26)継続してA/D値がA/D変換部132の最大値であるか否かを監視する。図9では、所定の時間(t27−t26)継続してA/D値がA/D変換部132の最大値であるため、ゲイン制御部1331は、増幅部131のゲインを小さくする(時刻t27)。
続いて、ゲイン制御部1331は、A/D値を所定の時間(t28−t27)監視し、A/D値がA/D変換部132の最大値を維持しているか否かを監視する。図9では、所定の時間(t27−t26)継続してA/D値がA/D変換部132の最大値であるため、異常検知部1332は、人体検知センサ19が「異常」と判定し、異常信号をオンし(時刻t28)、異常信号「オン」をシステム制御部110へ送信する。
以上に説明したように、第2実施形態では、第1実施形態と同様の効果が得られる。
特に、第2実施形態では、「故障可能性あり」と判定された後、所定の時間継続してA/D値がA/D変換部132の最大値になると、ゲイン制御部1331が増幅部131のゲインを小さくする。そして、ゲインを小さくした後のA/D値がA/D変換部132の最大値から低下しない場合、システム制御部110は、人体検知センサ19が「故障」と判定する。このため、「故障可能性あり」と判定された後に速やかに「故障」の判定を行うことができる。
[第3実施形態]
第3実施形態では、第1実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理の一例について説明する。なお、第3実施形態で説明する故障復旧判定処理については、第2実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理にも適用可能である。
図10は、第3実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。図11は、第3実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。図11において、上段は時系列を示し、下段は人体検知部130から入力される検知信号を示す。
まず、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130の故障復旧判定を行い(ステップS301)、人体検知センサ19が「正常」であるか否かを判定する(ステップS302)。
具体的には、図11に示すように、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号(「1」又は「0」)を監視し、この検知信号が「1」から「0」又は「0」から「1」に変化した場合(時系列7〜8)、人体検知センサ19が「故障」から復旧したと判断し、人体検知センサ19が「正常」と判定する。一方、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号を監視し、この検知信号が継続して「1」又は「0」である場合、人体検知センサ19が「正常」でない、即ち、「故障」状態が継続していると判定する。
ステップS302において、人体検知センサ19が「正常」であると判定された場合、システム制御部110は、故障情報記憶部113により、人体検知センサ19の故障情報を削除し(ステップS303)、ステップS304へ進む。ステップS302において、人体検知センサ19が「正常」でないと判定された場合、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更し(ステップS304)、処理を終了する。
以上に説明したように、第3実施形態では、人体検知部130から入力される検知信号に基づいて、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更する。このため、故障した人体検知センサ19をサービスマンが修理した後、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更することを忘れた場合であっても、自動的に電力切替モードを「人体検知動作モード」に変更される。結果として、人体検知装置のダウンタイムを低減することができ、無駄な電力の消費を抑制することができる。
[第4実施形態]
第4実施形態では、第1実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理の他の例について説明する。なお、第4実施形態で説明する故障復旧判定処理については、第2実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理にも適用可能である。
図12は、第4実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。図13は、第4実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。図13において、第一段は時系列を示し、第二段は故障パターンAを示し、第三段は故障パターンBを示し、第四段は人体検知部130から入力される検知信号を示す。
故障パターンAは、人体検知部130から入力される検知信号が常に「1」の状態であるときの故障パターンである。故障パターンBは、人体検知部130から入力される検知信号が常に「0」の状態であるときの故障パターンである。
まず、システム制御部110は、故障情報記憶部113により、人体検知センサ19の故障情報のうち故障の種類の情報を取得する(ステップS401)。
続いて、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130の故障復旧パターン判定を行い(ステップS402)、人体検知センサ19が「正常」であるか否かを判定する(ステップS403)。
具体的には、例えば、人体検知センサ19の故障の種類が、検知信号が常に「1」の状態である故障の場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号(「1」又は「0」)を監視し、この検知信号と故障の種類に応じた故障パターンA(図13の第二段)とを比較する。そして、例えば、予め設定された時間内(例えば、10s以内)に人体検知部130から入力される検知信号と故障パターンAとが異なることが連続して1000回検出された場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知センサ19が故障した状態から復旧したと判断し、人体検知センサ19が「正常」であると判定する。一方、予め設定された時間内に人体検知部130から入力される検知信号と故障パターンAとが異なることが連続して1000回検出されなかった場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知センサ19が「正常」でないと判定する。
また、例えば、人体検知センサ19の故障の種類が、検知信号が常に「0」の状態である故障の場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号を監視し、この検知信号と故障の種類に応じた故障パターンB(図13の第三段)とを比較する。そして、例えば、予め設定された時間内(例えば、10s以内)に人体検知部130から入力される検知信号と故障パターンBとが異なることが連続して100回検出された場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知センサ19が故障した状態から復旧したと判断し、人体検知センサ19が「正常」であると判定する。一方、予め設定された時間内に人体検知部130から入力される検知信号と故障パターンBとが異なることが連続して100回検出されなかった場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知センサ19が「正常」でないと判定する。
ステップS403において、人体検知センサ19が「正常」であると判定された場合、システム制御部110は、故障情報記憶部113により、人体検知センサ19の故障情報を削除し(ステップS404)、ステップS405へ進む。ステップS403において、人体検知センサ19が「正常」でないと判定された場合、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更し(ステップS405)、処理を終了する。
以上に説明したように、第4実施形態では、予め想定しうる故障の種類と取り得る検知信号との関係をパターンとして設定しておき、故障の種類ごとに復旧条件を設定する。このため、故障復旧判定の精度が高くなり、人体検知センサ19が故障から復旧していないにも関わらず復旧したと判定される故障復旧の誤判定を減らすことができる。
[第5実施形態]
第5実施形態では、第1実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理の更に他の例について説明する。なお、第5実施形態で説明する故障復旧判定処理については、第2実施形態で説明した画像形成装置の動作における故障復旧判定処理にも適用可能である。
図14は、第5実施形態の故障復旧判定処理を例示するフローチャートである。図15は、第5実施形態の故障復旧判定処理を説明する図である。図15において、上段は時系列を示し、下段は人体検知部130から入力される検知信号を示す。
まず、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130の第1故障復旧判定を行い(ステップS501)、人体検知センサ19が「正常」であるか否かを判定する(ステップS502)。
具体的には、図15に示すように、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号(「1」又は「0」)を監視し、この検知信号が「1」から「0」又は「0」から「1」に変化した場合(時系列7〜8)、人体検知センサ19が「故障」から復旧したと判断し、人体検知センサ19が「正常」と判定する。一方、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号を監視し、この検知信号が継続して「1」又は「0」である場合、人体検知センサ19が「正常」でない、即ち、「故障」状態が継続していると判定する。
ステップS502において、人体検知センサ19が「正常」であると判定された場合、ステップS503へ進む。ステップS502において、人体検知センサ19が「正常」でないと判定された場合、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、計時部114及び操作受付部116により、第3の時間T3内に操作装置13が操作されたか否かを判定する(ステップS503)。
ステップS503において、第3の時間T3内に操作装置13が操作されたと判定された場合、故障復旧判定部112は、人体検知部130の第2故障復旧判定を行い(ステップS504)、人体検知センサ19が「正常」であるか否かを判定する(ステップS505)。
具体的には、図15に示すように、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号が、予め設定された所定の回数「1」である場合(時系列12〜13)、人体検知センサ19が「正常」であると判定する。一方、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号が、予め設定された所定の回数「1」でない場合、人体検知センサ19が「正常」でないと判定する。なお、所定の回数としては、例えば、500回とすることができる。
ステップS503において、第3の時間T3内に操作装置13が操作されていないと判定された場合、システム制御部110は、表示装置14に操作を促す旨を表示し(ステップS511)、処理を終了する。
ステップS505において、人体検知センサ19が「正常」であると判定された場合、ステップS506に進む。ステップS504において、人体検知センサ19が「正常」でないと判定された場合、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、画像形成装置が省電力状態に移行するか否かを監視する(ステップS506)。
ステップS506において、省電力状態に移行した場合、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130の第3故障復旧判定を行い(ステップS507)、人体検知センサ19が「正常」であるか否かを判定する(ステップS508)。
具体的には、図15に示すように、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号が予め設定された所定の回数「0」である場合(時系列22〜24)、人体検知センサ19が「正常」であると判定する。一方、システム制御部110は、故障復旧判定部112により、人体検知部130から入力される検知信号が、予め設定された所定の回数「0」でない場合、人体検知センサ19が「正常」でないと判定する。なお、所定の回数としては、例えば、1000回とすることができる。
ステップS506において、省電力状態に移行しない場合、ステップS506を繰り返す。
ステップS508において、人体検知センサ19が「正常」であると判定された場合、システム制御部110は、故障情報記憶部113により、人体検知センサ19の故障情報を削除し(ステップS509)、ステップS510へ進む。ステップS508において、人体検知センサ19が「正常」でないと判定された場合、処理を終了する。
続いて、システム制御部110は、電力供給状態切替部115により、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更し(ステップS510)、処理を終了する。
以上に説明したように、第5実施形態では、複数のタイミングで人体検知センサ19が機能していることを判定した後に、電力切替モードを「人体検知故障モード」から「人体検知動作モード」へ変更する。このため、故障復旧判定の精度が高くなり、人体検知センサ19が故障から復旧していないにも関わらず復旧したと判定される故障復旧の誤判定を減らすことができる。
以上、人体検知装置、画像形成装置及び人体検知装置の制御方法を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形及び改良が可能である。
19 人体検知センサ
20 温度検知センサ
110 システム制御部
111 故障判定部
112 故障復旧判定部
113 故障情報記憶部
114 計時部
115 電力供給状態切替部
116 操作受付部
130 人体検知部
131 増幅部
132 A/D変換部
133 演算部
1331 ゲイン制御部
1332 異常検知部
特開2014−53734号公報 特許3504017号公報

Claims (10)

  1. 人体を検知する人体検知装置であって、
    前記人体を検知する人体検知部と、
    前記人体検知装置が操作されておらず、かつ、前記人体検知部が前記人体を検知した状態が所定の時間継続したとき、
    前記人体検知部による人体の検知に応じて第1状態から前記第1状態よりも消費電力が小さい第2状態へ移行する第1移行モードから、前記人体の検知以外の条件に応じて前記第1状態から前記第2状態へ移行する第2移行モードへ切り替える電力供給状態切替部と、
    を有する、
    人体検知装置。
  2. 前記人体の検知以外の条件は、
    前記人体検知装置に対する前記第2状態へ移行する操作を受け付けること、及び前記第1状態において前記操作が終了してから所定の時間が経過することの少なくとも一方を含む、
    請求項1に記載の人体検知装置。
  3. 前記電力供給状態切替部は、前記第1移行モードから前記第2移行モードへ切り替えられた後、前記人体検知部が前記人体を検知した場合、前記第2移行モードから前記第1移行モードへ切り替える、
    請求項1又は2に記載の人体検知装置。
  4. 前記人体検知部は、
    前記人体を検知したときに出力される信号を増幅する増幅部と、
    前記増幅部により増幅された信号をA/D値に変換するA/D変換部と、
    前記A/D値に基づいて、前記増幅部のゲインを制御するゲイン制御部と、
    を有し、
    前記ゲイン制御部は、
    所定の時間継続して前記A/D値が前記A/D変換部の最大値である場合、前記増幅部のゲインを小さくし、
    前記電力供給状態切替部は、前記ゲインを小さくしたときの前記A/D値が前記A/D変換部の最大値から変化しない場合、前記第1移行モードから前記第2移行モードへ切り替える、
    請求項1又は2に記載の人体検知装置。
  5. 前記ゲイン制御部は、当該人体検知装置の周辺の温度に基づいて、前記増幅部のゲインを制御する、
    請求項4に記載の人体検知装置。
  6. 当該人体検知装置が前記第2移行モードである場合において、所定の時間内に前記人体検知部により検知される信号が変化したか否かに基づいて、前記第2移行モードから前記第1移行モードへ切り替えるか否かを判定する故障復旧判定部を更に有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の人体検知装置。
  7. 故障情報を記憶する故障情報記憶部と、
    当該人体検知装置が前記第2移行モードである場合において、前記人体検知部により検知される信号と、前記故障情報に応じて予め設定された故障パターンとに基づいて、前記第2移行モードから前記第1移行モードへ切り替えるか否かを判定する故障復旧判定部を更に有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の人体検知装置。
  8. 当該人体検知装置が前記第2移行モードである場合において、前記人体検知部により検知される信号を複数のタイミングで取得し、前記複数のタイミングで取得した前記信号に基づいて、前記第2移行モードから前記第1移行モードへ切り替えるか否かを判定する故障復旧判定部を更に有する、
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の人体検知装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の人体検知装置を備えた画像形成装置。
  10. 人体を検知する人体検知部を有する人体検知装置による人体検知方法であって、
    前記人体検知装置が操作されておらず、かつ、前記人体検知部が前記人体を検知した状態が所定の時間継続したとき、
    前記人体検知部による人体の検知に応じて第1状態から前記第1状態よりも消費電力が小さい第2状態へ移行する第1移行モードから、前記人体の検知以外の条件に応じて前記第1状態から前記第2状態へ移行する第2移行モードへ切り替える、
    人体検知方法。
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