JP2014053734A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】人体検知部204による人体検知、又は、節電ボタン215の押下に応じてスリープ復帰可能な画像形成装置102のCPU201は、節電ボタン215の押下に応じてスリープ復帰した場合に(S503でYes且つS504でYes)、その連続復帰回数をカウントし(S505)、該カウント値が閾値を超えた場合(S507でYes)に、人体検知部204に不具合が発生したと判断し、人体検知部204の不具合を報知する(S508)。
【選択図】図5
Description
この技術では、焦電センサと反射センサの2種類のセンサを組み合わせ、消費電力が極めて小さい焦電センサを常時通電させ、反射センサは初期から通電させないという省エネ設計を行っている。また、単に画像形成装置の前方を通行する人を誤検知してスリープ復帰する回数を抑制するために、焦電センサ及び反射センサの双方が人体の接近を検知した場合にのみスリープ復帰を実行する。
図1に示すように、LAN(Local Area Network)103には、情報処理装置100、101、画像形成装置102が相互に通信可能に接続されている。画像形成装置102は、MFPでもSFPでも構わない。
CPU201は、ROM202にコンピュータ読み取り可能に記録された制御プログラムを読み出して実行することにより、入力された画像データの処理や印刷制御等の各種制御を行う。ROM202はフラッシュROMであり、上記制御プログラム、後述する閾値等が格納されている。
電源管理部213は、電源部301と、電源制御部302、ロジック303を有する。
電源300より入力された電源は、SW310、SW312に接続される。電源300から給電される電力は、SW310、SW312を介して、第一電源部320、第二電源部321に分けて供給される。第一電源部320は、スリープ状態で動作するブロックに電力供給する。また、第二電源部321は、スリープ状態では動作しないブロックに電力供給する。
即ち、画像形成装置102では、通常状態(第1電力状態)でCPU201に電力が供給され、節電状態(第2電力状態)でCPU201に電力が供給されない。
図3は、人体検知部204に焦電センサが使用された場合の人体検知部204の検知範囲を示す図である。これ以降、人体検知部204として焦電センサ(焦電型の赤外線センサ)が使用されているものとして説明していくが反射センサ(反射型の赤外線センサ)を用いてもよい。また、人体検知部204は、1つの赤外線センサでも、複数の赤外線センサをマトリクス状に並べた赤外線センサアレイであってもよい。また、人体検知部に、赤外線センサ以外のセンサを用いてもよい。
画像形成装置102がスリープ状態の時に、ユーザがこの第1の人体検知部204の検知範囲390内に入ると、人体検知部204が人体の接近を検出し、電源制御部302に対して検知信号341を送信して、スリープ復帰を実行する。
図4に示すように、操作部211は、表示部212と、その他、節電ボタン215を含むいくつかのボタンを有する。
節電ボタン215は、ユーザ操作により節電状態から通常状態への復帰を指示するためのものである。
通常、節電ボタン215にはLEDが備えられており、画像形成装置102がスリープ状態に入ると節電ボタン215のLEDが点灯し、画像形成装置102が今現在スリープ状態にあることがユーザに分かるように構成されている。
図5は、実施例1における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。なお、S501〜S508は各ステップを示す。また、S502〜S508の処理は、画像形成装置102内のROM202にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU201が読み出して実行することにより実現される。
S505では、CPU201は、節電ボタン215による連続復帰回数をカウントするためのカウンタの値を1インクリメントする。なお、このカウント値は、ROM202もしくはRAM203等の記憶媒体に格納されている。
そして、上記S507において、ユーザの節電ボタン215押下による連続復帰回数を示すカウンタ値が、予め決められている閾値よりも小さいと判定した場合(S507でNoの場合)、CPU201は、カウント値を保持したまま、本フローチャートの処理を終了する。
図6の例では、人体検知部204(焦電センサ)からのスリープ復帰無しに、ユーザの節電ボタン215押下によるスリープ復帰が5回連続で行われているので、S507の比較の結果で、CPU201は、人体検知部204(焦電センサ)に不具合が生じていると判断する。
このように、画像形成装置102のスリープ復帰が終了し、ログイン認証画面が表示されるタイミングで焦電センサの不具合を報知すると共に、サービスマンコールによる修理を促すメッセージを、CPU201が表示部212に表示させる。また、ここでは画像形成装置102の表示部212にメッセージを表示させたが、LAN103経由で管理者の情報処理装置100、101に、CPU201がメッセージを送信(通知)するのでも構わない。
本実施例では、第1の人体検知部204には焦電センサ(焦電型の赤外線センサ)を使用し、第2の人体検知部214には赤外線反射センサ(反射型の赤外線センサ、以下、反射センサ)を使用する。
反射センサは、赤外線を自ら放射し、その赤外線光が人体表面より反射し受光される赤外線の量の変化を調べることで人体を検出するものである。反射センサは、起動時間が短く、静止しているものも検出可能である特徴がある。しかし、反射センサは、自ら赤外線を発射するため消費電力が大きいというデメリットと、検知領域が狭いというデメリットを有する。
また、第1の人体検知部204は、1つの赤外線センサでも、複数の赤外線センサをマトリクス状に並べた赤外線センサアレイであってもよい。第2の人体検知部214も、1つの赤外線センサでも、複数の赤外線センサをマトリクス状に並べた赤外線センサアレイであってもよい。また、人体検知部に、赤外線センサ以外のセンサを用いてもよい。
図22は、実施例2の電源管理部213の構成の一例を示すブロック図である。なお、実施例1(図21)と同じ部分の説明は割愛し、異なる部分のみ説明する。
実施例2では、電源300から給電される電力は、SW310、SW311、SW312を介して、第一電源部320、第二電源部321、第三電源部322の三種類に分けて供給される。
第2の人体検知部214は、人を検知した場合に、電源制御部302へ検知信号333を送信する。また、ロジック303は、待機状態へ移行する必要のある依頼信号(331、332)を一つでも受信した場合に、電源制御部302へ移行依頼信号330を送信する。電源制御部302は、第2の人体検知部214より検知信号333、又は、ロジック303より移行依頼信号330を受信すると、SW311へオン命令342を送信し、第二電源部321への給電が開始される。
即ち、画像形成装置102では、通常状態(第1電力状態)でCPU201に電力が供給され、節電状態(第2電力状態)でCPU201に電力が供給されない。
図10は、電源管理部213と二つの人感センサの関係を示すブロック図である。
図11は、二つの人感センサの検知状況と画像形成装置102の関係を示すタイミングチャートである。
まず、画像形成装置102は、スリープ状態に入っており、消費電力の比較的大きい第2の人体検知部214(反射センサ)には電力が供給されていない。
地点a(図11)において、ユーザが第1の人体検知部204(焦電センサ)の検知範囲390内に入ってきて検出される。
図10に示すように、電源管理部213は、焦電センサから人体を検出した検出信号(図22の341)を受信すると、第2の人体検知部214(反射センサ)の電源(第三電源部322の電源)を供給する。電源が供給された第2の人体検知部214(反射センサ)は、赤外線を発光し始め人体の接近の検出を開始する。
図12は、実施例2における画像形成装置102の制御手順の一例を示すフローチャートである。なお、S1201〜S1215は各ステップを示す。また、S1202〜S1215の処理は、画像形成装置102内のROM202にコンピュータ読み取り可能に記録されたプログラムを、CPU201が読み出して実行することにより実現される。
S1207において、CPU201は、スリープ復帰時の二つの人感センサの検知状態をスリープ復帰要因管理表に記載してROM202又はRAM203等の記憶媒体に記憶する。
そして、上記S1208において、ユーザの節電ボタン215押下による連続復帰回数を示すカウンタ値が、予め決められている閾値よりも小さいと判定した場合(S1208でNoの場合)、CPU201は、カウント値を保持したまま、本フローチャートの処理を終了する。
図13は、焦電センサに何かしらの不具合が生じている場合の、スリープ復帰要因管理表の一例を示す図である。なお、図中の「○」はスリープ復帰時にセンサ検知があったこと、又は、ボタン押下があったことを示し、「×」はスリープ復帰時にセンサ検知がなかったこと、又は、ボタン押下がなかったことを示す。また、図13の例は、上記の閾値が5の場合の例を示している。
S1209において、CPU201は、スリープ復帰要因管理表を確認し、スリープ復帰要因管理表に記憶されている最新から前記閾値分(本例では5回分)の検知状態が全て、焦電センサ及び前記第2の反射センサのいずれも検知が無い状態である場合には、即ち、焦電センサ、反射センサが共に検知できていない状態が前記閾値分だけ連続している場合に、第1の人体検知部204(焦電センサ)に不具合が生じていると判断(特定)し、S1210に処理を進める。
図15に示すように、画像形成装置102では、焦電センサの電源供給が遮断され、反射センサのみが人体接近のセンシングを行っている。
以下、図12のフローチャートの説明に戻る。
次に、S1212において、CPU201は、操作部211の表示部212に、焦電センサの不具合を報知するメッセージ(図17)を表示させ、本フローチャートの処理を終了する。
このように、本実施例の画像形成装置102は、スリープ復帰が終了し、ログイン認証画面が表示されるタイミングで、焦電センサの不具合を報知すると共に、サービスマンコールによる修理を促すメッセージを表示部212に表示させる。また、サービスマンによる修理が終了するまでは、反射センサのみで機能を縮退してスリープ復帰を行う旨を表示させる。また、実施例1と同様に、LAN103に接続され、予め決められている管理者の情報処理装置100、101にメッセージを送信しても構わない。
図14は、反射センサに何かしらの不具合が生じている場合のスリープ復帰要因管理表の一例を示す図である。なお、図中の「○」はスリープ復帰時にセンサ検知があったこと、又は、ボタン押下があったことを示し、「×」はスリープ復帰時にセンサ検知がなかったこと、又は、ボタン押下がなかったことを示す。また、図14の例でも、図13の例と同様に閾値が5の場合の例を示している。
上記S1209において、CPU201は、スリープ復帰要因管理表を確認し、スリープ復帰要因管理表に記憶されている最新から前記閾値分(本例では5回分)の検知状態が全て、焦電センサは検知が有る状態で且つ反射センサは検知が無い状態である場合には、即ち、焦電センサは検知出来ているが、反射センサが検知できていない状況が前記閾値分(5回分)連続している場合には、第2の人体検知部214(反射センサ)に不具合が生じていると判断(特定)し、S1213に処理を進める。
図16に示すように、画像形成装置102では、第1の人体検知部204(焦電センサ)の検知範囲392が当初設定されていた範囲390(初期状態の検知範囲)よりも狭くなっていることが分かる。また、ユーザが焦電センサの検知範囲392内に入ってきて焦電センサが検出しても、2次センサである反射センサへ電源は供給されない。こうすることで、焦電センサのみのセンシングでも、なるべく通行人の誤検知を抑制しつつ、スリープ復帰を実行できるように機能を縮退している。
次に、S1215において、CPU201は、操作部211の表示部212に、反射センサの不具合を報知するメッセージ(図18)を表示させ、本フローチャートの処理を終了する。
このように、本実施例の画像形成装置102は、スリープ復帰が終了し、ログイン認証画面が表示されるタイミングで、反射センサの不具合を報知すると共に、サービスマンコールによる修理を促すメッセージを表示部212に表示させる。また、サービスマンによる修理が終了するまでは、焦電センサのみで機能を縮退してスリープ復帰を行う旨を表示させる。また、実施例1同様に、LAN103に接続され、予め決められている管理者の情報処理装置100、101にメッセージを送信しても構わない。
計時部216は、具体的にはタイマやリアルタイムクロックで、時間を計測するためのものである。計時部216以外の構成については、実施例1(図2)と同じである。本実施例では、人体検知部204には焦電センサを使用する。なお、計時部216以外の構成が実施例2(図8)と同じであってもよい。
上記S2003において、スリープ復帰要因が焦電センサの人体接近検知によるものではないと判定した場合(S2003でNoの場合)、CPU201は、そのまま本フローチャートの処理を終了する。
S2005では、CPU201は、焦電センサが人体を検知している(検知信号341が出力されている)かどうかを判定する。
そして、ユーザが焦電センサの検知範囲外に離れていった等により、焦電センサが人体を検知していない(検知信号341が出力されていない)と判定した場合(S2005でNoの場合)、CPU201は、S2007に処理を進める。
一方、上記S2006において、所定時間が既に経過したと判定した場合(S2006でYesの場合)、CPU201は、焦電センサ(人体検知部204)に何かしら不具合が発生していて、絶えず検知し続けていると判断し、S2008に処理を進める。
以上、一実施形態について示したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、上記各実施例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形(各実施例の有機的な組合せを含む)が可能であり、それらを本発明の範囲から除外するものではない。即ち、上述した各実施例及びその変形例を組み合わせた構成も全て本発明に含まれるものである。
102 画像形成装置
103 LAN
204 人体検知部
213 電源管理部
211 操作部
212 表示部
215 節電ボタン
Claims (17)
- 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段と、
ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段と、
前記第1の検知手段による検知、又は、前記指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する制御手段と、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段のカウント値が閾値を超えた場合に、前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断する判断手段と、
前記判断手段により前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断された場合、その旨を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段と、
人体の接近を検知するものであり、前記第1の検知手段より検知範囲の狭い第2の検知手段と、
ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段と、
前記第1の検知手段による検知及び前記第2の検知手段による検知、又は、前記指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する制御手段と、
前記復帰時に前記第1の検知手段の検知状態及び前記第2の検知手段の検知状態を記憶しておく記憶手段と、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウント手段と、
前記カウント手段のカウント値が閾値を超えた場合に、前記第1の検知手段又は前記第2の検知手段のいずれかに不具合が発生したと判断する判断手段と、
前記判断手段により前記第1の検知手段又は前記第2の検知手段のいずれかに不具合が発生したと判断された場合、前記記憶手段に記憶されている前記復帰時の前記第1の検知手段の検知状態及び前記第2の検知手段の検知状態に基づいて、不具合の発生した検知手段を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された不具合の発生していない検知手段による検知のみで前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰するように前記制御手段の制御を変更する変更手段と、
前記特定手段で不具合が発生したと特定された検知手段を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記第1の検知手段による検知に応じて、前記第2の検知手段に電力を供給し、さらに前記第2の人体検手段による検知に応じて、前記復帰を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記特定手段は、前記記憶手段に記憶されている最新から前記閾値分の検知状態が全て、前記第1の検知手段及び前記第2の検知手段のいずれも検知が無い状態である場合には、前記第1の検知手段に不具合が発生したと特定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、前記特定手段により前記第1の検知手段に不具合が発生したと特定された場合、前記第2の検知手段に常に電力を供給するように前記制御手段の制御を変更することを特徴とする請求項3又は4に記載の画像形成装置。
- 前記特定手段は、前記記憶手段に記憶されている前記閾値分の検知状態が全て、前記第1の検知手段は検知が有る状態で且つ前記第2の検知手段は検知が無い状態である場合には、前記第2の検知手段に不具合が発生したと特定することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
- 前記変更手段は、前記特定手段により前記第2の検知手段に不具合が発生したと特定された場合、前記第1の検知手段の検知範囲を初期状態より狭くするように前記制御手段の制御を変更することを特徴とする請求項2、3、6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段と、
ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段と、
前記第1の検知手段による検知、又は、前記指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する制御手段と、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウント手段と、
前記第1の検知手段による検知に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、計時を開始する計時手段と、
前記計時手段による計時時間が所定時間を超えても、前記第1の検知手段が検知状態である場合には、前記第1の検知手段に不具合が発生していると判断する判断手段と、
前記判断手段により前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断された場合、その旨を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 前記第2の人体検知手段は、赤外線光を発射し、該赤外線が反射して受光される赤外線の量の変化を感知して動作する赤外線反射センサであることを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記第1の検知手段は、人体から放射される赤外線による温度変化を感知して動作する焦電センサであることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記報知手段は、報知する内容を、前記画像形成装置の操作部に表示することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記報知手段は、報知する内容を、ネットワークを介して接続された管理者の情報処理装置に通知することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 入力された画像データを処理する処理手段をさらに備え、
前記第1電力状態で前記処理手段に電力が供給され、前記第2電力状態で前記処理手段に電力が供給されないことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置の制御方法であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段による検知、又は、ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する復帰ステップと、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウントステップと、
前記カウントステップでのカウント値が閾値を超えた場合に、前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断された場合、その旨を報知する報知ステップと、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置の制御方法であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段による検知、及び、人体の接近を検知するものであり前記第1の検知手段より検知範囲の狭い第2の検知手段による検知に応じて、又は、ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する復帰ステップと、
前記復帰時に前記第1の検知手段の検知状態及び前記第2の検知手段の検知状態を記憶手段に記憶しておく記憶ステップと、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウントステップと、
前記カウントステップでのカウント値が閾値を超えた場合に、前記第1の検知手段又は前記第2の検知手段のいずれかに不具合が発生したと判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより前記第1の検知手段又は前記第2の検知手段のいずれかに不具合が発生したと判断された場合、前記記憶手段に記憶されている前記復帰時の前記第1の検知手段の検知状態及び前記第2の検知手段の検知状態に基づいて、不具合の発生した検知手段を特定する特定ステップと、
前記特定ステップにより特定された不具合の発生していない検知手段による検知のみで前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰するように前記復帰ステップの制御を変更する変更ステップと、
前記特定ステップで不具合が発生したと特定された検知手段を報知する報知ステップと、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - 少なくとも第1電力状態と前記第1電力状態より消費電力の少ない第2電力状態で動作可能な画像形成装置の制御方法であって、
人体の接近を検知する第1の検知手段による検知、又は、ユーザ操作により前記第2電力状態から前記第1電力状態への復帰を指示するための指示手段による指示に応じて、前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰する復帰ステップと、
前記指示手段による指示に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、前記指示手段の指示によって連続して復帰した回数をカウントするカウントステップと、
前記第1の検知手段による検知に応じて前記第2電力状態から前記第1電力状態に復帰した場合に、計時を開始する計時ステップと、
前記計時ステップによる計時時間が所定時間を超えても、前記第1の検知手段が検知状態である場合には、前記第1の検知手段に不具合が発生していると判断する判断ステップと、
前記判断ステップにより前記第1の検知手段に不具合が発生したと判断された場合、その旨を報知する報知ステップと、
を有することを特徴とする画像形成装置の制御方法。 - コンピュータに、請求項14乃至16のいずれか1項に記載された画像形成装置の制御方法を実行させるためのプログラム。
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