JP2018117183A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法 Download PDF

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勝彦 柳川
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Abstract

【課題】 電源供給を制御するスイッチを複数備える場合でも、停電から復電する際、ユーザーによる起動方法を統一させる。【解決手段】画像処理機能を実行する複数のデバイスと、電源供給部から各デバイスに供給する電源の状態を制御する制御手段と、制御手段に対して電源状態を変更する指示を入力する第1のスイッチと、商用電源と接続しているオン状態または前記商用電源と切断しているオフ状態を保持する第2のスイッチと、を備える画像処理装置において、第1のスイッチが押下されることなく、電源電圧の低下を検出した場合で、かつ、第2のスイッチがオン状態である場合、電源電圧の低下の要因を示す情報をメモリに書き込む。そして、電源電圧が通常電圧に復電した場合、メモリに書き込まれている情報から電源電圧の低下の要因を判定する構成を特徴とする。【選択図】 図7

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法に関するものである。
画像処理装置として、コピー機能、プリント機能、FAX機能、ネットワーク機能等の複合機能を備えるものがある。そのうちFAX機能は、公衆回線からモデム経由で受信したFAXデータをメモリに蓄積し、蓄積したFAXデータを順次印刷手段で印刷処理を行うか、もしくはHDD等の不揮発性デバイスに格納するようにしたものが知られている。
このような画像処理装置において、装置の起動を行うためには、まず、装置の電源スイッチの投入操作を行う。その操作により、装置の電源が、各機能処理を行うデバイスに行きわたり、コピー、プリント、FAX機能等の動作が可能となる。この電源スイッチには、シーソースイッチなどハード的にON/OFF状態を保持するスイッチと、プッシュスイッチなどハード的にON/OFF状態を保持せずに、スイッチが押下される毎にソフトウェアで本体電源状態のON/OFFの切り替えるものがある。
上述したハード的にON/OFF状態を保持しないソフトスイッチのみを備える装置では、停電による電源断が発生した場合、再度ユーザーが装置の電源スイッチを操作するまで、FAX受信等の機能が停止してしまっていた。
このような不都合に対処するため、電源スイッチが操作される毎に電源ON/OFF状態を示す電源遷移情報を不揮発性メモリに格納しておく。そして、給電開始時に不揮発性メモリに格納された電源遷移情報に応じてユーザーの操作無しに起動させる技術が提案されている(特許文献1参照)。
また、特許文献1ではソフトスイッチのみしか備えられてなく、装置の電源を直接オフするスイッチ(以下、「ACスイッチ」という)を備えていないため、装置に異常が発生しても、直ちに電源をオフすることができない。それに対して、ソフトスイッチの他にACスイッチを備えた技術が提案されている(特許文献2参照)。
特開2012-175496号公報 特開2014-116888号公報
しかしながら、上記特許文献2に記載の技術においては、停電による電源断から復旧した際のユーザーの操作無しに起動させる技術については述べられていない。また特許文献1の技術にACスイッチを備えると、以下のように装置をオフする方法により、装置の起動方法が異なってしまう。
(1) ソフトスイッチによってシャットダウンした後にACスイッチをオフして装置をオフした場合は、ACスイッチをオンでは、装置は起動せず、ソフトスイッチの押下によって初めて装置は起動する。
(2) ソフトスイッチの押下なしにいきなりACスイッチをオフした場合は、ACスイッチのオンだけで、ソフトスイッチの押下をせずとも装置は起動する。
しかしながら、「ユーザーによる装置の起動方法」は統一されていることが望ましく、このように「ユーザーによる装置の起動方法」に違いがあるとユーザーの混乱を招くという課題が存在する。
そこで、本発明は上記従来技術の課題を解決するためになされたもので、その目的は、複数のスイッチを備えても操作性が統一され、停電による電源断発生時の機能停止時間を短縮することが可能な画像処理装置を提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、本発明の目的は、電源供給を制御するスイッチを複数備える場合でも、停電から復電する際、ユーザーによる起動方法を統一させることができる仕組みを提供することである。
上記目的を達成する本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
画像処理機能を実行する複数のデバイスを備える画像処理装置であって、電源供給部から各デバイスに供給する電源の状態を制御する制御手段と、前記制御手段に対して電源状態を変更する指示を入力する第1のスイッチと、商用電源と接続しているオン状態または前記商用電源と切断しているオフ状態を保持する第2のスイッチと、商用電源から供給される電源電圧の状態を監視する監視手段と、前記第1のスイッチが押下されることなく、前記監視手段が前記電源電圧の低下を検出した場合で、かつ、前記第2のスイッチがオン状態である場合、前記電源電圧の低下の要因を示す情報をメモリに書き込むメモリ制御手段と、前記電源電圧が通常電圧に復電した場合、前記メモリに書き込まれている情報から前記電源電圧の低下の要因を判定する判定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、電源供給を制御するスイッチを複数備える場合でも、停電から復電する際、ユーザーによる起動方法を統一させることが可能となる。
画像処理装置の概略図である。 メインコントローラ部の内部構成を示すブロック図である。 電源制御部の内部構成を示すブロック図である。 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである。 本実施形態の動作を説明するタイミングチャートである メインコントローラ部の内部構成を示すブロック図である。 電源制御部の内部構成を示すブロック図である。 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。 メインコントローラ部の内部構成を示すブロック図である。 電源制御部の内部構成を示すブロック図である。 画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。
次に本発明を実施するための形態について図面を参照して説明する。
<システム構成の説明>
〔第1実施形態〕
図1は、本実施形態を示す画像処理装置の概略図である。本例の画像処理装置は、電源部100、スキャナ部101、メインコントローラ部102、プリンタ部103、電源スイッチ部104、操作部105、ACプラグ106、ACスイッチ部111、FAX112を備えている。ここで、電源スイッチ部104は、第1のスイッチとして機能し、ACスイッチ部111は第2のスイッチとして機能する。また、本実施形態では、複数のデバイスとしてスキャナ部101とプリンタ部103とFAX112とを備えることで、各種の画像処理機能を実行できるように構成されている。ここで画像処理機能には、スキャン機能、プリント機能、コピー機能、画像送受信機能が含まれる。
図1において、スキャナ部101は、原稿から光学的に画像を読み取りデジタル画像への変換を行う。プリンタ部103は、例えば電子写真方式に従ってシート状の記録媒体(用紙)への画像形成処理を行う。なお、プリンタ部103は、シート状の記録媒体(例えば、記録紙)の両面に画像処理を可能なものであればその記録方式は電子写真方式に限定されるものではなく、他の記録方式、例えば、インクジェット方式や熱転写方式などを用いても良い。メインコントローラ部102は、画像処理装置全体を制御し、スキャナ部101で読み取った原稿画像をプリンタ部103で画像形成処理し、コピー動作を行うといった制御を行う。
ACスイッチ部111は、ACプラグ106からの交流商用電源を電源部100に対して接続する(オン)か、切断する(オフ)かを切り替えるとともに、保持するその状態(オン/オフ)をメインコントローラ部102に通知する。電源部100は、装置外部のコンセントにACプラグ106を差し込み、ACスイッチ部111がオンになることにより、交流商用電源の供給を受けるようになっている。電源部100は、交流商用電源が供給されると、スキャナ部101、メインコントローラ部102、プリンタ部103に対して所望の電圧を供給するように構成されている。
操作部105は、メインコントローラ部102に接続されており、操作用液晶パネルや省電力モード解除ボタンを含むハードキーを備え、ユーザーから入力される指示を受け付ける。電源スイッチ部104は、ハード的にON/OFF状態を保持しないプッシュスイッチ等で構成され、ユーザーが電源スイッチ部104を押下したことをメインコントローラ部102に通知するものである。FAX112は、公衆回線を介して、遠隔地のファクシミリ機器と画像データの送受信を行うものである。
図2は、図1に示したメインコントローラ部102の内部構成を示すブロック図である。
図1において、メインコントローラ部102は、電源電圧監視部200、電圧変換部201、電源制御部202、電源系2電源供給部203、CPU部204、メモリ部205、HDD部206、画像処理部207で構成される。電源電圧監視部200は、電源制御部202に接続されており、電源部100から供給される電源電圧を監視し、所定電圧以下になったことを通知するものである。電圧変換部201は、電源部100から供給される電源電圧を各制御部の要求電圧に電圧変換し、各制御部に供給する。電源制御部202は、電源スイッチ部104、電源電圧監視部200、電源系2電源供給部203、電源系3電源供給部210、CPU部204、ACスイッチ部111と接続されている。
電源制御部202は、電源スイッチ部104の操作及びCPU部204が実行する制御プログラムに従って、画像処理装置各部への電源を供給/遮断させるために電源系2電源供給部203、電源系3電源供給部210のスイッチング制御を行う。CPU部204は、画像処理装置全体の制御を行う中央演算装置であり、HDD部206に格納されている制御プログラムに基づいて、コピー機能、プリント機能、FAX機能等の機能を実現する。メモリ部205は、CPU部204に接続されている。メモリ部205は、DDR SDRAM等の揮発性メモリであり、CPU部204で実行される制御プログラム等によって作成されたユーザデータなどを格納する主メモリである。
HDD部206は、CPU部204に接続されている。HDD部206は、CPU部204が実行するプログラムや画像処理装置に関する各種設定情報等を格納するための記憶装置である。画像処理部207は、CPU部204、プリンタ部103、スキャナ部101に接続されている。画像処理部207は、スキャナ部101から出力されたデジタル画像を色空間変換などの画像処理を行い、画像処理後のデータをCPU部204に出力する。また、画像処理部207は、スキャナ部101で読み取られた画像データを基に色空間変換などの画像処理を行い、ビットマップデータに変換し、プリンタ部103に出力する。
次に、図2を用いて画像処理装置の電源系統に関して説明する。
電源系1(208)は、電源制御部202に電源を供給する電源系統である。電源系1(208)は、画像処理装置全体の電源状態の管理及び停電による電源断が発生したか否かを判断するためにACプラグ106から交流商用電源が供給され、ACスイッチ部111がオンである限り、どの電源状態においても電源が遮断されることはない。
電源系2(209)は、CPU部204、メモリ部205、HDD部206、画像処理部207に電源を供給する電源系統である。電源系2(209)の電源遮断/供給の制御は、電源制御部202から出力される制御信号を介して電源系2電源供給部203を制御することで実現する。
なお、電源系2(209)は、消費電力を低減する状態である省電力モード時及び画像処理装置の電力状態が電源オフ時には電源供給が停止される。電源系3(211)は、スキャナ部101、プリンタ部103に電源を供給する電源系統である。電源系3(211)の電源遮断/供給の制御は、電源制御部202から出力される制御信号を介して電源系3電源供給部210を制御することで実現する。なお、電源系3(211)は、消費電力を低減する状態である省電力モード時及び画像処理装置の電力状態が電源オフ時には電源供給が停止される。
図3は、図2に示した電源制御部202の内部構成を示すブロック図である。
図3において、電源制御部202は、異常電源断判定部300、電源状態制御部301、不揮発性メモリ制御部302、不揮発性メモリ部303で構成される。なお、
本実施形態では、電源制御部202内に不揮発性メモリを内蔵する構成であるが、電源制御部202に内蔵する形態ではなく、電源制御部202の外部に不揮発性メモリを配置する構成でもよい。異常電源断判定部300は、電源電圧監視部200、電源状態制御部301と接続されている。電源電圧監視部200は、電源部100から供給される電源電圧が所定電圧以下になったこと検知すると電圧低下通知信号310を介して異常電源断判定部300に通知する。
また、電源状態制御部301は、画像処理装置の電源状態が通常状態かそれ以外の状態かを電源状態通知信号312を介して異常電源断判定部300に通知する。異常電源断判定部300は、電圧低下通知信号310の状態変化を検知すると、電源状態通知信号312の信号状態から画像処理装置の電源状態を確認する。電源状態通知信号312の信号状態が通常状態であった場合は、停電やACスイッチ部111のオフ操作による交流商用電源の喪失による異常電源断だと判断し、異常電源断通知信号313を介して不揮発性メモリ制御部302、電源状態制御部301に通知する。
不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断判定部300、電源状態制御部301、不揮発性メモリ部303、ACスイッチ部111と接続されている。不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断通知信号313の状態変化を検知するとACスイッチ部111のオン/オフ状態をACスイッチ状態信号321によって検出する。そしてACスイッチ部111がオン状態のときは、不揮発性メモリ制御信号314を介して不揮発性メモリ部303に異常電源断が発生したことを示す異常電源断情報の書き込みを行う。
電源状態制御部301は、異常電源断通知信号313の状態変化を検知すると、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を遮断する。これは不揮発性メモリ制御部302が実行する不揮発性メモリ部303への異常電源断情報書き込み処理で使用する電力を確保するためである。
また、電源状態制御部301は、交流商用電源が復電し、電源部100からの電源供給が開始されると不揮発性メモリ読み出し通知信号315を介して不揮発性メモリ制御部302に異常電源断情報の読み出しを通知する。不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ読み出し通知信号315の状態変化を検知すると不揮発性メモリ制御信号314を介して不揮発性メモリ部303に格納されているデータの読み出しを行う。データ読み出し後、異常電源断が発生したことを示す異常電源断情報が格納されていた場合は、異常電源断判定通知信号316を介して電源状態制御部301に通知する。
不揮発性メモリ部303は、不揮発性メモリ制御部302と接続されている。不揮発性メモリ部303は、不揮発性メモリ制御信号314を介して異常電源断情報の読み出し、書き込み、消去を実行する。電源状態制御部301は、電源スイッチ部104、CPU部204、電源系2電源供給部203、電源系3電源供給部210、異常電源断判定部300、不揮発性メモリ制御部302と接続されている。電源スイッチ部104は、スイッチが押下されたことを電源スイッチ状態信号311を介して電源状態制御部301に通知する。電源状態制御部301は、電源スイッチ状態信号311の状態変化を検知すると、画像処理装置の電源状態が通常状態であれば、シャットダウン開始通知信号320を介してCPU部204にシャットダウン処理の開始を通知する。
CPU部204は、シャットダウン開始通知信号320の状態変化を検知すると、画像処理装置の電源をオフするためにシャットダウン処理を実行する。シャットダウン処理終了後、CPU部204はシャットダウン完了通知信号319を介して電源状態制御部301にシャットダウン処理が完了したことを通知する。電源状態制御部301は、シャットダウン完了通知信号319の状態変化を検知すると、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を遮断し、電源オフ状態に移行する。
また、電源状態制御部301は、電源部100からの電源供給が開始され、異常電源断判定通知信号316の状態変化を検知すると、停電復帰後の復電だと判断し、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を開始し、通常状態に移行する。
図4は、本実施形態を示す画像処理装置における停電による電源断の発生時の電源状態を示すタイミングチャートである。なお、破線は、停電による電源断の発生時に電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を停止しなかった場合のタイミングチャートであり、実線は、電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を停止した場合のタイミングチャートである。
図4において、停電による交流商用電源の喪失が発生すると、電源部100へのAC電源入力が停止する(800)。電源部100のAC電源入力が停止しても、AC電源側のコンデンサ等に蓄えられた電荷により一定時間出力が継続する。AC電源側の電荷が少なくなると、電源部100が出力する電圧が通常電圧よりも低下する(801)。
電源部100の出力電圧が低下したことを電源電圧監視部200が検知すると、電圧低下通知信号310を介して電源状態制御部301に通知する。ここで、電源状態制御部301が、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給の供給し続けた場合(破線)、電源部100が出力する出力電流は変化しない。そのため電圧変換部201の動作可能電圧(804)を早く下回るため、不揮発性メモリ制御部302の動作可能時間(802)が短くなり、異常電源断情報書き込み処理に必要な時間が確保できない可能性がある。
そこで、電源状態制御部301は、電圧低下通知信号310の変化を検知すると、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給の停止する(実線)。電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を遮断することで、電源部100の出力電流を抑えることができ、不揮発性メモリ制御部302の動作可能時間(803)が長くなり、異常電源断情報書き込み処理に必要な時間を確保することが可能となる。
図5は、本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、停電による電源断の発生時及び電源オフ時の制御手順に対応する。なお、各ステップは、電源状態制御部301、不揮発性メモリ制御部302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
まず、ユーザーがオフ操作のために電源スイッチ部104を押下したかを電源状態制御部301が電源スイッチ状態信号311の状態変化を元に判断する(S400)。電源状態制御部301はオフ操作のために電源スイッチ部104が押下されたと判断した場合は(S400でYes)、処理をS401へ進める。S401で、電源状態制御部301は、シャットダウン開始通知信号320を介してCPU部204にシャットダウン処理の開始を通知し、シャットダウン処理を実行する。
電源状態制御部301は、CPU部204よりシャットダウン完了通知信号319を介してシャットダウン処理が完了したことを検知すると、処理をS402へ進める。S402で、電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を遮断し、電源オフ状態に移行させ、本処理を終了する。
S400で、電源状態制御部301は電源スイッチ部104が押下されていないと判断した場合は(S400でNo)、処理をS403へ進める。S403で、電源状態制御部301は停電などの異常電源断が発生していないかを異常電源断判定部300が出力する異常電源断通知信号313の状態変化を元に判断する。
ここで、電源状態制御部301は、異常電源断が発生していないと判断した場合は(S403でNo)、処理をS400へ戻し、再度電源スイッチ部104が押下されていないかを判断する。
一方、S403で、電源状態制御部301は、異常電源断が発生したと判断した場合は(S403でYes)、処理をS404へ進める。S404で、電源状態制御部301は、電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を遮断して、処理をS410へ進める。
なお、電源系2及び電源系3の電源供給を遮断する目的は、不揮発性メモリ制御部302が実行する不揮発性メモリ部303への異常電源断情報書き込み処理で使用する電力を確保するために実行する。
次に、不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断判定部300が出力する異常電源断通知信号313の状態変化を元に、ACスイッチ部111の状態がオンであるかどうかをACスイッチ状態信号321によって判断する(S410)。ここで、不揮発性メモリ制御部302は、ACスイッチ部111がオン状態と判断した場合(S410でYes)、異常電源断の要因が停電であると判断できるので、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みを行う(S405)。
一方、S410にて不揮発性メモリ制御部302は、ACスイッチ部111がオフ状態であると判断した場合(S410でNo)、異常電源断情報の書き込みをせずに、処理を終了する。
図6A〜図6Cは、本実施形態における停電による電源断の発生時及び電源オフ時のタイミングチャートである。
図6Aは、電源スイッチ部104押下時の電源オフ時のタイミングチャートである。
図6Aにおいて、ユーザーが電源スイッチ部104を押下すると、電源スイッチ状態信号311がHigh状態からLow状態へ変化する(600)。電源状態制御部301は、電源スイッチ状態信号311がHigh状態からLow状態への変化を検知すると、シャットダウン開始通知信号320をHigh状態に変更し、CPU部204にシャットダウン処理の開始を通知する(601)。
また同時に、電源状態制御部301は、画像処理装置の電源状態を通常状態から変更するため、電源状態通知信号312をLow状態に変更する。CPU部204は、シャットダウン処理終了後、シャットダウン完了通知信号319をHigh状態に変更する(602)。電源状態制御部301は、シャットダウン完了通知信号319のHigh状態を検知すると、電源系2電源制御信号317、電源系3電源制御信号318をLow状態に変更し、電源オフ状態への移行が完了する。
図6Bは、停電による電源断の発生時のタイミングチャートである。
図6Bにおいて、交流商用電源の喪失が原因の電圧低下が発生すると、電圧低下通知信号310がHigh状態からLow状態へ変化する(603)。異常電源断判定部300は、電圧低下通知信号310がHigh状態からLow状態への変化を検知すると、電源状態通知信号312がHigh状態であった場合は、異常電源断通知信号313をHigh状態に変更する(605)。
電源状態制御部301は、異常電源断通知信号313のHigh状態を検知すると、電源系2電源制御信号317、電源系3電源制御信号318をLow状態に変更し、電源系2及び電源系3への電源供給を遮断する。また、不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断通知信号313のHigh状態を検知し、ACスイッチ状態信号321がHigh状態(ACスイッチ部111がオン状態)である場合は、要因を書き込む処理を実行する。具体的に不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に異常電源断が発生したことを示す異常電源断情報の書き込みを行う(606)。
図6Cは、ACスイッチオフ操作時のタイミングチャートである。図6Cにおいて、ACスイッチ部111のオフ(611)により交流商用電源が遮断し電圧低下が発生すると、電圧低下通知信号310がHigh状態からLow状態へ変化する(603)。異常電源断判定部300は、電圧低下通知信号310がHigh状態からLow状態への変化を検知すると、電源状態通知信号312がHigh状態であった場合は、異常電源断通知信号313をHigh状態に変更する(605)。
電源状態制御部301は、異常電源断通知信号313のHigh状態を検知すると、電源系2電源制御信号317、電源系3電源制御信号318をLow状態に変更し、電源系2及び電源系3への電源供給を遮断する。なお不揮発性メモリ制御部302は、ACスイッチ状態信号321がLow状態(ACスイッチ部111がオフ状態)であるので、異常電源断情報の書き込みは実施しない。
図7は、本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、交流商用電源供給開始時の制御手順に対応する。なお、各ステップは、電源状態制御部301、不揮発性メモリ制御部302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
電源部100は、ACプラグ106を介して交流商用電源の供給が行われると、メインコントローラ部102に対して電源供給を開始する。メインコントローラ部102内の電圧変換部201は、電源部100から電源供給が行われると所望の電圧値に変換し、電源系1(208)の電源制御部202に対して電源供給を開始する。
電源制御部202内の電源状態制御部301は、電源供給が開始されると不揮発性メモリ読み出し通知信号315を介して不揮発性メモリ制御部302に異常電源断情報の読み出しを通知する(S500)。
これを受けて、不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に格納されているデータの読み出しを行う。そして、不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断が発生したことを示す異常電源断情報が格納されているかを異常電源断判定通知信号316を介して電源状態制御部301に通知する。
電源状態制御部301は、不揮発性メモリ制御部302から通知される異常電源断判定通知信号316の状態変化を元に異常電源断が発生したかを判断する(S501)。
ここで、電源状態制御部301は異常電源断が発生したと判断した場合は(S501でYes)、処理をS502へ進める。S502で、電源状態制御部301は電源系2電源制御信号317及び電源系3電源制御信号318を介して電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を開始する(S502)。電源系2(209)及び電源系3(211)への電源供給開始後、電源状態制御部301は、不揮発性メモリ制御部302を介して不揮発性メモリ部303に格納されている異常電源断情報をクリアし(S503)、処理をS504へ進める。S504で、電源状態制御部301は、通常状態に移行させ(S504)、本処理を終了する。
一方、S501で、電源状態制御部301は、異常電源断が発生していないと判断した場合は(S501でNo)、処理をS505へ進める。S505で、電源状態制御部301は、ユーザーがオン操作のために電源スイッチ部104を押下したかを電源スイッチ状態信号311の状態変化を元に判断する。電源状態制御部301は、オン操作のために電源スイッチ部104が押下されたと判断した場合は(S505でYes)、処理をS506へ進める。S506で、電源状態制御部301は、電源系2(209)及び電源系3(211)の電源供給を開始し、処理をS504へ進める。S504で、電源状態制御部301は、通常状態に移行して、本処理を終了する。
図8A、図8Bは、本実施形態おける交流商用電源供給開始時のタイミングチャートである。
図8Aは、停電による交流商用電源の喪失による異常電源断発生後の復電時のタイミングチャートである。
図8Aにおいて、交流商用電源の供給が開始されると、電圧低下通知信号310がLow状態からHigh状態へ変化する(700)。電源状態制御部301は、電源供給が開始されると、不揮発性メモリ読み出し通知信号をHigh状態に変更し、不揮発性メモリ制御部302に異常電源断情報の読み出しを通知する(701)。不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報が格納されている場合は、異常電源断判定通知信号316をHigh状態に変更する(702)。
電源状態制御部301は、異常電源断判定通知信号316のHigh状態を検知すると、不揮発性メモリ読み出し通知信号315を再度High状態に変更し、不揮発性メモリ制御部302に異常電源断情報のクリアを通知する(704)。不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断判定通知信号316がHigh状態でかつ不揮発性メモリ読み出し通知信号315のHigh状態を検知すると、不揮発性メモリ部303に格納された異常電源断情報のクリアを実行する(705)。また、電源状態制御部301は、異常電源断判定通知信号316のHigh状態を検知すると、電源系2電源制御信号317、電源系3電源制御信号318をHigh状態に変更し(703)、通常状態への移行が完了する。
図8Bは、停電による電源断が発生していない場合のタイミングチャートである。
図8Bにおいて、ACスイッチ部111のオン操作(710)により交流商用電源の供給が開始されると、電圧低下通知信号310がLow状態からHigh状態へ変化する(700)。電源状態制御部301は、電源供給が開始されると、不揮発性メモリ読み出し通知信号をHigh状態に変更し、不揮発性メモリ制御部302に異常電源断情報の読み出しを通知する(701)。
不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報が格納されてない場合は、ユーザーが電源スイッチ部104を押下されるまで待機する。ユーザーが電源スイッチ部104を押下すると、電源スイッチ状態信号311がHigh状態からLow状態へ変化する(706)。電源状態制御部301は、電源スイッチ状態信号311がHigh状態からLow状態への変化を検知すると、電源系2電源制御信号317、電源系3電源制御信号318をHigh状態に変更し(707)、通常状態への移行が完了する。
本実施形態によれば、装置のオフ時にACスイッチの状態に応じて停電情報の書き込みを制御するため、ユーザーによる装置の起動方法を統一させることが可能となる。
〔第2実施形態〕
図9は、本実施形態を示すメインコントローラ部102の内部構成を示すブロック図である。
図9のメインコントローラ部102は、図3からACスイッチ部111を削除し、電源系1(208)に時計部221を追加したものである。図9では、電源系1は902とする。さらに、電源制御部は901とする。時計部221は、時計機能を有する。時計部221は、CPU部204により時計情報が設定される。
図10は、本実施形態を示す電源制御部901の内部構成を示すブロック図である。
図10において、電源制御部901は、図3の電源制御部202に対しFAX接続フラグ部1001を設けたものである。FAX接続フラグ部1001は、FAX接続信号1002を介してCPU部204と接続する。FAX接続フラグ部1001は、FAX要因メモリ書込マスク信号1003を介して不揮発性メモリ制御部302と接続する。FAX接続フラグ部1001は、CPU部204が出力するFAX接続信号1002の信号状態をラッチする回路である。CPU部204は、メインコントローラ部102にFAX112が接続されていることを検知した場合、FAX接続信号1002にHighを出力。
CPU部204は、メインコントローラ部102にFAX112が接続されていることを検知しなかった場合、FAX接続信号1002にLowを出力する。FAX接続フラグ部1001は、CPU部204がFAX接続信号1002にHighを出力している場合、FAX要因メモリ書込マスク信号1003にHighを出力する。FAX接続フラグ部1001は、CPU部204がFAX接続信号1002にLowを出力している場合、FAX要因メモリ書込マスク信号1003にLowを出力する。
FAX接続フラグ部1001がFAX要因メモリ書込マスク信号1003にHighを出力すると、停電発生時、不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報を書き込む。FAX接続フラグ部1001がFAX要因メモリ書込マスク信号1003にLowを出力すると、停電発生時、不揮発性メモリ制御部302は、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報を書き込まない。停電発生時、電源状態制御部301は、電源系2電源供給部203を制御して電源系2(209)の電源を遮断する。そのためCPU部204が出力するFAX接続信号1002はLowになる。FAX接続フラグ部1001はFAX接続信号1002状態をラッチする。
そのため、不揮発性メモリ制御部302が実行する不揮発性メモリ部303への異常電源断情報書き込み処理で使用する電力が確保されている間、不揮発性メモリ制御部302にFAX要因メモリ書込マスク信号1003を出力し続ける。時計部221は、時計通知信号1004を介して不揮発性メモリ制御部302と接続する。さらに、時計部221は、時計設定信号1005を介してCPU部204と接続する。時計部221は、時計情報を元にCPU部204が時計設定信号1005を介して設定した時間になると時計通知信号1004にLowを出力する。
図11は、本本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態における停電発生時及び電源オフ時の制御手順に対応する。なお、本処理においては、図5のフローチャートに対して追加した処理を説明する。また、各ステップは、不揮発性メモリ制御部302が記憶された制御プログラムを実行することで実現される。
S1101で、不揮発性メモリ制御部302は、異常電源断判定部300が出力する異常電源断通知信号313の状態変化を元に、FAX要因メモリ書込マスク信号1003がHighであるか否かを判断する。ここで、不揮発性メモリ制御部302は、FAX要因メモリ書込マスク信号1003がHighであると判断した場合(S1101でYes)、処理をS405へ進め、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みを行う。
一方、S1101で、不揮発性メモリ制御部302は、FAX要因メモリ書込マスク信号1003がHighであると判断しなかった場合(S1101でNo)、処理をS1102へ進める。S1102で、不揮発性メモリ制御部302は、時計部221が出力する時計通知信号1004がLowであるか否かを判断する。ここで、不揮発性メモリ制御部302は、時計通知信号1004がLowであると判断した場合(S1102でYes)、異常電源断情報の書き込みをせずに、処理を終了する。
一方、S1102で、不揮発性メモリ制御部302は、時計通知信号1004がLowであると判断しなかった場合(S1102でNo)、処理をS405へ進め、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みを行い、本処理を終了する。
図12は、本本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、本実施形態におけるFAX接続フラグ部1001の設定、時計部221の設定処理手順に対応する。本処理は、ステップS504の通常状態において、HDD部206のプログラムに従ってCPU部204が行う処理である。
S1201で、CPU部204は、時計部221が出力する時計通知信号1004をクリアする処理を行う。この処理により、時計部221は、時計通知信号1004にHighを出力する。
次に、S1202で、CPU部204は、FAX接続信号1002にLowを出力して、処理をS1203へ進める。S1203で、CPU部204は、FAX112がメインコントローラ部102に接続しているかを確認する処理を行う。次に、S1204で、CPU部204は、FAX112がメインコントローラ部102に接続しているか否かを判断する処理を行う。ここで、CPU部204は、FAX112がメインコントローラ部102に接続していると判断した場合(S1204がYes)、処理をS1205へ進め、FAX接続信号1002をHighにして、処理を終了する。
ここで、FAX接続信号1002がHighになると、FAX接続フラグ部1001は、FAX接続信号1002の状態をラッチし、FAX要因メモリ書込マスク信号1003にHighを出力する。
一方、S1204で、CPU部204は、FAX112がメインコントローラ部102に接続されていると判断しなかった場合(S1204でNo)、処理を1206へ進める。S1206で、CPU部204は、時計情報設定を確認する処理を行い、処理をS1207へ進める。S1207で、CPU部204は、時計情報設定が行われていると判断した場合(S1207でYes)、処理をS1208へ進める。S1208で、CPU部204は、時計部221にS1206で確認し取得した時計情報を、時計設定信号1005を介して設定して、本処理を終了する。
一方、S1207で、CPU部204は、時計情報設定が行われていると判断しなかった場合(S1207でNo)、処理を終了する。
なお、S1202において、CPU部204がFAX接続信号1002にLowを出力する処理を行うが、この処理はS1204とS1206の処理の間に入れても構わない。
また、時計情報設定は、ユーザーが操作部105で行う、もしくは、ネットワークを介してPCから行うなど設定方法はここでは問わない。加えて、画像形成装置が動作可能な状態にあるとき、ユーザーが操作部105で時計情報設定を実行した場合、CPU部204は時計設定信号1005を介して時計部221に時計情報を即座に設定する。
以下、時計通知信号1004について補足する。
例えば、CPU部204が時計部221に時間情報17:00を設定した場合において、13:00に停電が発生し14:00に復電すると、時計部221は、時計通知信号1004にHighを出力するため、復電後、画像形成装置は起動することになる。
18:00に停電が発生し19:00に復電した場合、停電が発生した時点で、時計部221は、時計通知信号1004にLowを出力しているため、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みが行われていない。この場合、復電後、画像形成装置は起動しない。
13:00に停電が発生し19:00に復電力した場合、停電が発生した時点で、時計部221は、時計通知信号1004にHighを出力している。このため不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みされてしまう。これによって、本来は復電時に画像処理装置を起動させることになる。
〔第3実施形態〕
図13は、本実施形態を示すメインコントローラ部102の内部構成を示すブロック図である。
図13は、図2に図9の時計部221を追加したものである。図13では、電源系1は1302とする。さらに、電源制御部は1301とする。各ブロック、各信号の説明は図2、図9と同じである。
図14は、図13に示した電源制御部1301の内部構成を示すブロック図である。図14は、図3に図10のFAX接続フラグ部1001、FAX接続信号1002、FAX要因メモリ書込マスク信号1003、時計部221、時計通知信号1004、時計設定信号1005を追加したものである。各ブロック、各信号の説明は図3、図10と同じである。
図15は、本本実施形態を示す画像処理装置の制御方法を説明するフローチャートである。本例は、停電発生時及び電源オフ時の制御手順に対応する。図15は、図5と図11で説明したフローをまとめたものである。不揮発性メモリ制御部302は、S410、S1101、S1102の判断を元に、不揮発性メモリ部303に異常電源断情報の書き込みを行う。
本実施形態によれば、停電した状態から復電力する場合、ユーザが電源操作指示がなくても画像処理装置を起動させてFAX受信処理を実行できる状態に遷移させることができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステムまたは装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えばASIC)によっても実現可能である。
100 電源部
102 メインコントローラ部
104 電源スイッチ部
111 ACスイッチ部

Claims (5)

  1. 画像処理機能を実行する複数のデバイスを備える画像処理装置であって、
    電源供給部から各デバイスに供給する電源の状態を制御する制御手段と、
    前記制御手段に対して電源状態を変更する指示を入力する第1のスイッチと、
    商用電源と接続しているオン状態または前記商用電源と切断しているオフ状態を保持する第2のスイッチと、
    商用電源から供給される電源電圧の状態を監視する監視手段と、
    前記第1のスイッチが押下されることなく、前記監視手段が前記電源電圧の低下を検出した場合で、かつ、前記第2のスイッチがオン状態である場合、前記電源電圧の低下の要因を示す情報をメモリに書き込むメモリ制御手段と、
    前記電源電圧が通常電圧に復電した場合、前記メモリに書き込まれている情報から前記電源電圧の低下の要因を判定する判定手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記電源電圧が通常電圧に復電した場合で、かつ、前記メモリに前記電源電圧の低下の要因を示す情報が書き込まれている場合、前記第1のスイッチが押下されない状態で、各デバイスに電源の供給を開始させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記制御手段は、前記電源電圧が通常電圧に復電した場合で、かつ、前記メモリに前記電源電圧の低下の要因を示す情報が書き込まれていない場合、前記第1のスイッチが押下されることに従い、各デバイスに電源の供給を開始させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記電源電圧の低下の要因を示す情報は、前記商用電源の停電であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 画像処理機能を実行する複数のデバイスと、電源供給部から各デバイスに供給する電源の状態を制御する制御手段と、前記制御手段に対して電源状態を変更する指示を入力する第1のスイッチと、商用電源と接続しているオン状態または前記商用電源と切断しているオフ状態を保持する第2のスイッチと、を備える画像処理装置での制御方法あって、
    商用電源から供給される電源電圧の状態を監視する監視工程と、
    前記第1のスイッチが押下されることなく、前記監視工程で前記電源電圧の低下を検出した場合で、かつ、前記第2のスイッチがオン状態である場合、前記電源電圧の低下の要因を示す情報をメモリに書き込むメモリ制御工程と、
    前記電源電圧が通常電圧に復電した場合、前記メモリに書き込まれている情報から前記電源電圧の低下の要因を判定する判定工程と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置の制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112231153A (zh) * 2020-09-30 2021-01-15 新华三信息安全技术有限公司 一种设备的切换方法和网络设备

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