JP2014071835A - 電子機器及び処理制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させる。
【解決手段】端末10において、プロセッサ14が、ディスプレイ12に表示された操作キーが押下された押下期間長と、設定閾値とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定する。また、プロセッサ14は、実行指示が為されたと判定された後にその実行指示を取り消す操作パターンが実行された場合の押下期間長に基づいて、設定閾値を調整する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器及び処理制御方法に関する。
従来、操作キーが所定時間(つまり、設定閾値)以上の間継続して押下されることによって、その操作キーに対応する所定処理を受け付ける電子機器がある。このような電子機器の中には、その判定閾値をユーザの操作によって設定可能に構成されているものがある。
特開平9−311747号公報
しかしながら、利用者が感覚により、判定閾値を最適値に設定することは難しい。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、ユーザの利便性を向上させることができる、電子機器及び処理制御方法を提供することを目的とする。
開示の態様では、第1の操作キーが押下された期間長と、設定閾値とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定し、前記判定で為されたと判定された後に取り消された前記実行指示の判定に用いられた前記期間長に基づいて、前記設定閾値を調整する。
開示の態様によれば、ユーザの利便性を向上させることができる。
図1は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。 図2は、実施例1の端末の処理動作の説明に供するフローチャートである。 図3は、実施例4の端末のユーザの操作に対する状態変化の説明に供する図である。 図4は、実施例4の端末のユーザの操作に対する状態変化の説明に供する図である。 図5は、実施例4の端末の処理動作の説明に供するフローチャートである。
以下に、本願の開示する電子機器及び処理制御方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態により本願の開示する電子機器及び処理制御方法が限定されるものではない。また、実施形態において同一の機能を有する構成には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。また、実施形態において同一の処理には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。また、以下では、電子機器の一例として端末を挙げて説明する。
[実施例1]
[端末の構成]
図1は、実施例1の端末の一例を示すブロック図である。図1において、端末10は、キースイッチ11と、ディスプレイ12と、タッチセンサ13と、プロセッサ14と、メモリ15とを有する。
キースイッチ11は、ユーザの操作に応じた操作信号をプロセッサ14へ出力する。
ディスプレイ12は、プロセッサ14から受け取る画面データを表示する。
タッチセンサ13は、ディスプレイ12の画面全体に張り巡られている。すなわち、ディスプレイ12とタッチセンサ13とは、タッチパネルを構成している。そして、タッチセンサ13は、例えばユーザの指等の感知対象物を感知し、押下通知、及び、感知位置に関する情報(以下では、「感知位置情報」と呼ばれることがある)をプロセッサ14へ出力する。また、タッチセンサ13は、一度感知した対象物を感知できなくなると、リリース通知をプロセッサ14へ出力する。
プロセッサ14は、ディスプレイ12に画面データを出力することにより、画面データを表示させる。具体的には、プロセッサ14は、ディスプレイ12の所定位置に操作キーを表示させる。この操作キーは、例えば、操作ボタン及びアイコン等である。
また、プロセッサ14は、押下通知、感知位置情報、及びリリース通知に基づいて、ディスプレイ12に表示された操作キーが押下されている時間の長さ(以下では、「押下期間長」と呼ばれることがある)を測定する。すなわち、押下通知を受け取ったタイミングからリリース通知を受け取ったタイミングとの差分を算出することにより、押下期間長が求められる。
また、プロセッサ14は、操作キーに対応する「設定閾値」と、測定された押下期間長とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定する。実施例1では、プロセッサ14は、測定された押下期間長が設定閾値以上である場合、所定の処理への実行指示が為されたと判定する。設定閾値は、メモリ15に記憶されている。
また、プロセッサ14は、実行指示を取り消す操作パターンが実行された場合、その取消操作パターンを検知する。そして、プロセッサ14は、取消操作パターンが検知されたことを示す「取消情報」と、取り消された実行指示が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる。なお、プロセッサ14は、取り消されなかった実行指示が為されたときに測定された押下時間長もメモリ15に記憶させる。
また、プロセッサ14は、メモリ15で取消情報と対応付けられて記憶されている、押下時間長に基づいて、メモリ15に記憶されている設定閾値を調整する。
「設定閾値の調整処理」は、「調整実行条件」が満たされた場合に実行される。調整実行条件は、実施例1では、例えば、前回の調整処理から所定時間経過したこと、又は、前回の調整処理から実行指示が所定回数検知されたことである。そして、実施例1では、「設定閾値の調整処理」は、次のように行われる。すなわち、プロセッサ14は、前回の調整処理から現在までにメモリ15に記憶された、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長を、複数の時間範囲の内で収まる時間範囲に分類し、時間範囲毎に押下時間長の個数をカウントする。そして、プロセッサ14は、カウント値に基づいて、設定閾値を調整する。具体的には、プロセッサ14は、カウント値が最も多い時間範囲の代表値によって設定閾値を更新する。
ここで、プロセッサ14による処理は、メモリ15に記憶されているプログラムに基づいて実行される。
メモリ15は、例えば、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)等のRAM、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリにより構成される。
[端末の動作]
以上の構成を有する端末10の動作について説明する。図2は、実施例1の端末の処理動作の説明に供するフローチャートである。
プロセッサ14は、タッチセンサ13からの押下通知及び感知位置情報を待ち受ける(ステップS101否定)。
プロセッサ14は、押下通知及び感知位置情報を受け取ると(ステップS101肯定)、タッチセンサ13からのリリース通知を待ち受ける(ステップS102否定)。
プロセッサ14は、リリース通知を受け取ると(ステップS102肯定)、リリース通知を受け取ったタイミングと、押下通知を受け取ったタイミングとに基づいて、押下期間長を測定する(ステップS103)。
プロセッサ14は、測定された押下時間長と設定閾値とを比較し、比較の結果、押下時間長が設定閾値以上であるか否かを判定する(ステップS104)。
プロセッサ14は、押下時間長が設定閾値以上である場合(ステップS104肯定)、所定処理への実行指示が為されたと判定(つまり、認識)する(ステップS105)。
プロセッサ14は、取消操作パターンを検知すると(ステップS106肯定)、取消操作パターンが検知されたことを示す取消情報と、取り消された実行指示が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる(ステップS107)。なお、押下時間長が設定閾値未満である場合(ステップS104否定)、プロセッサ14は、押下期間長をメモリ15に記憶させる(ステップS108)。また、取消操作パターンを検知しなかった場合(ステップS106否定)、プロセッサ14は、押下期間長をメモリ15に記憶させる(ステップS109)。この場合には、実行指示に対応する処理が実行される。
プロセッサ14は、調整実行条件が満たされたか否かを判定する(ステップS110)。調整実行条件は、実施例1では、前回の調整処理から所定時間経過したこと、又は、前回の調整処理から実行指示が所定回数検知されたことである。
調整実行条件が満たされない場合(ステップS110否定)、処理フローは、ステップS101に戻る。これにより、調整実行条件が満たされるまで、押下期間長のサンプルがメモリ15に記憶される。
プロセッサ14は、調整実行条件が満たされると(ステップS110肯定)、設定閾値の調整処理を実行する(ステップS111)。上述の通り、実施例1では、設定閾値の調整処理は、次のように行われる。すなわち、プロセッサ14は、前回の調整処理から現在までにメモリ15に記憶された、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長を、複数の時間範囲の内で収まる時間範囲に分類し、時間範囲毎に押下時間長の個数をカウントする。そして、プロセッサ14は、カウント値に基づいて、設定閾値を調整する。具体的には、プロセッサ14は、カウント値が最も多い時間範囲の代表値によって設定閾値を更新する。なお、調整処理が実行されると、メモリ15に記憶されている押下期間長のサンプルが削除される。
以上のように本実施例によれば、端末10において、プロセッサ14が、ディスプレイ12に表示された操作キーが押下された押下期間長と、設定閾値とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定する。また、プロセッサ14は、実行指示が為されたと判定された後にその実行指示を取り消す操作パターンが実行された場合の押下期間長に基づいて、設定閾値を調整する。
こうすることで、ユーザが実行指示を意図していないにも関わらず実行指示が認識されてしまった場合の押下期間長に基づいて設定閾値を調整できるので、閾値を適切に設定できる。その結果、誤操作を防止でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
[実施例2]
実施例1では、押下時間長のカウント値が最も多い時間範囲の代表値を用いて設定閾値が調整された。これに対して、実施例2では、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長の平均値に基づいて、設定閾値が調整される。なお、実施例2の端末の基本構成は、実施例1と同様であるので、図1を援用して本実施例を説明する。
実施例2における端末10のプロセッサ14は、次のように、設定閾値の調整処理を実行する。すなわち、プロセッサ14は、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長の平均値を算出し、算出された平均値によって設定閾値を更新する。
このように、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長の平均値を用いることによっても、実施例1と同様の効果が得られる。
[実施例3]
実施例3は、調整実行条件のバリエーションに関する。すなわち、実施例1及び実施例2では、調整実行条件として、例えば、前回の調整処理から所定時間経過したこと、又は、前回の調整処理から実行指示が所定回数検知されたことが用いられた(調整実行条件1)。実施例3では、調整実行条件1の代わりに用いることができる条件、又は、調整実行条件1と組み合わせて用いることができる条件について説明される。
<調整実行条件2>
調整実行条件1の代わりに、調整実行条件2として、取消情報と対応付けられている押下時間長の個数が、所定値以上となることが用いられてもよい。こうすることで、ユーザが実行指示を意図していないにも関わらず実行指示が認識されてしまうケースが所定レベル以上の頻度で発生する場合にのみ、調整処理を実行することができる。この結果、過度な調整処理によって端末10の処理負荷が増加することを防止できる。
<調整実行条件3>
調整実行条件1及び調整実行条件2のペアが、調整実行条件3として用いられてもよい。
<調整実行条件4>
調整実行条件1の代わりに、調整実行条件4として、メモリ15に記憶され且つ調整前の設定閾値以上である押下期間長の個数に対する、取消情報と対応付けられている押下時間長の個数の割合が所定値以上となることが用いられてもよい。すなわち、長押し操作が行われた回数に対する、その操作が取り消された回数の割合が所定値以上となることが用いられてもよい。こうすることで、ユーザが実行指示を意図していないにも関わらず実行指示が認識されてしまうケースが所定レベル以上の頻度で発生する場合にのみ、調整処理を実行することができる。この結果、過度な調整処理によって端末10の処理負荷が増加することを防止できる。
<調整実行条件5>
調整実行条件1及び調整実行条件4のペアが、調整実行条件5として用いられてもよい。
[実施例4]
実施例1から実施例3では、押下期間長が設定閾値未満の場合に他の処理への実行指示が為されたと判定するか否かについて特に限定されていない。これに対して、実施例4では、特に、押下期間長が設定閾値以上の場合には第1の処理への実行指示が為されたと判定され、未満の場合には第1の処理と異なる第2の処理への実行指示が為されたと判定される場合について説明される。なお、実施例4の端末の基本構成は、実施例1と同様であるので、図1を援用して本実施例を説明する。また、以下では、設定閾値以上の間の操作キーに対する押下は「長押し」と呼ばれ、設定閾値未満の間の操作キーに対する押下は「短押し」と呼ばれることがある。
[端末の構成]
実施例2における端末10のプロセッサ14は、押下期間長が設定閾値以上の場合には第1の処理への実行指示1が為されたと判定し、未満の場合には第1の処理と異なる第2の処理への実行指示1が為されたと判定する。
また、プロセッサ14は、実行指示1を取り消す操作パターンが実行された場合、その取消操作パターンが検知されたことを示す取消情報1と、取り消された実行指示が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる。なお、プロセッサ14は、取り消されなかった実行指示1が為されたときに測定された押下時間長と、実行情報1とを対応づけてメモリ15に記憶させる。
また、プロセッサ14は、実行指示2を取り消す操作パターンが実行された場合、その取消操作パターンが検知されたことを示す取消情報2と、取り消された実行指示が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる。なお、プロセッサ14は、取り消されなかった実行指示2が為されたときに測定された押下時間長と、実行情報2とを対応づけてメモリ15に記憶させる。
また、プロセッサ14は、メモリ15で取消情報1と対応付けられて記憶されている押下時間長、及び、取消情報2と対応付けられて記憶されている押下時間長に基づいて、メモリ15に記憶されている設定閾値を調整する。
設定閾値の調整処理は、調整実行条件が満たされた場合に実行される。調整実行条件は、例えば、前回の調整処理から所定時間経過したこと、又は、前回の調整処理から実行指示が所定回数検知されたことである。また、実施例4では、設定閾値の調整処理は、次のように行われる。すなわち、プロセッサ14は、取消情報1と対応付けられている複数の押下時間長の第1の平均値を算出する。また、プロセッサ14は、取消情報2と対応付けられている複数の押下時間長の第2の平均値を算出する。そして、プロセッサ14は、第1の平均値と第2の平均値との平均値を算出し、算出された第3の平均値によって設定閾値を更新する。
[端末の動作]
以上の構成を有する端末10の動作について説明する。
まず始めに、ユーザによる操作、つまり、長押し、短押し、及び取消が為されたときの端末10の状態変化について説明する。図3及び図4は、実施例4の端末のユーザの操作に対する状態変化の説明に供する図である。
図3の状態C101において、ユーザがアイコン1を押下する。このユーザによる押下が短押しと判定される場合、端末10の状態は、状態C102に遷移する。すなわち、アイコン1に対応するアプリケーションが起動される。つまり、短押しは、上記した実行指示1に対応し、所定のアプリケーションの起動は、上記した第1の処理に対応する。
一方、ユーザによる押下が長押しと判定される場合、端末10の状態は、状態C103に遷移する。すなわち、複数の処理、つまり削除、移動及びコピーの中から、アイコン1に対して実行する処理を選択するためのダイアログボックスが表示される。つまり、長押しは、上記した実行指示2に対応し、ダイアログボックスの表示は、上記した第2の処理に対応する。
ユーザが長押し及び短押しの内で意図した方に対応する期間押下することができれば、ユーザは実行指示を取り消さない。従って、ユーザは、長押しの場合には、アプリケーションの起動を継続させ、短押しの場合には、表示されたダイアログボックスの中で実行したい処理に対応するキーに触れる。
また、図4に示すように、状態C101においてユーザがアイコン1を長押ししようと押下しても、押下期間長が閾値未満の場合には、端末10の状態は、状態C102に遷移してしまう。この場合には、ユーザの意図していない処理が実行されてしまうので、ユーザは、例えば、取消キーを押すという取消操作パターンにより、実行指示を取り消す。この結果、端末10の状態は、状態C111に遷移する。状態C111は、状態C101と同じである。
また、逆に、状態C101においてユーザがアイコン1を短押ししようと押下しても、押下期間長が閾値以上の場合には、端末10の状態は、状態C103に遷移してしまう。この場合には、ユーザの意図していない処理が実行されてしまうので、ユーザは、例えば、取消キーを押すという取消操作パターンにより、実行指示を取り消す。この結果、端末10の状態は、状態C112に遷移する。状態C112は、状態C101と同じである。
次に、実施例4の端末10の処理動作について説明する。図5は、実施例4の端末の処理動作の説明に供するフローチャートである。
プロセッサ14は、押下時間長が設定閾値以上である場合(ステップS104肯定)、第1の処理への実行指示1が為されたと判定(つまり、認識)する(ステップS201)。
プロセッサ14は、実行指示1に対する取消操作パターンを検知すると(ステップS202肯定)、取消操作パターンが検知されたことを示す取消情報1と、取り消された実行指示1が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる(ステップS203)。
また、プロセッサ14は、実行指示1に対する取消操作パターンを検知しないと(ステップS202否定)、実行情報1と、実行指示1が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる(ステップS204)。
一方、プロセッサ14は、押下時間長が設定閾値未満である場合(ステップS104否定)、第2の処理への実行指示2が為されたと判定(つまり、認識)する(ステップS205)。
プロセッサ14は、実行指示2に対する取消操作パターンを検知すると(ステップS206肯定)、取消操作パターンが検知されたことを示す取消情報2と、取り消された実行指示2が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる(ステップS207)。
また、プロセッサ14は、実行指示2に対する取消操作パターンを検知しないと(ステップS206否定)、実行情報2と、実行指示2が為されたときに測定された押下時間長とを対応付けてメモリ15に記憶させる(ステップS208)。
プロセッサ14は、調整実行条件が満たされたか否かを判定する(ステップS209)。
調整実行条件が満たされない場合(ステップS209否定)、処理フローは、ステップS101に戻る。これにより、調整実行条件が満たされるまで、押下期間長のサンプルがメモリ15に記憶される。
プロセッサ14は、調整実行条件が満たされると(ステップS209肯定)、設定閾値の調整処理を実行する(ステップS210)。上述の通り、実施例4では、設定閾値の調整処理は、次のように行われる。すなわち、プロセッサ14は、取消情報1と対応付けられている複数の押下時間長の第1の平均値を算出する。また、プロセッサ14は、取消情報2と対応付けられている複数の押下時間長の第2の平均値を算出する。そして、プロセッサ14は、第1の平均値と第2の平均値との平均値を算出し、算出された第3の平均値によって設定閾値を更新する。
以上のように本実施例によれば、端末10において、プロセッサ14は、判定で為されたと判定された後に取り消された複数の実行指示1の判定に用いられた複数の期間長についての第1の平均値を算出する。また、プロセッサ14は、判定で為されたと判定された後に取り消された複数の実行指示2の判定に用いられた複数の期間長についての第2の平均値を算出する。そして、プロセッサ14は、第1の平均値と第2の平均値との平均である第3の平均値を算出し、算出された第3の平均値によって設定閾値を更新する。
こうすることで、長押しを意図しながら短押しと判定されてしまった場合、及び、短押しを意図しながら長押しと判定されてしまった場合の両方を考慮した値に、閾値を調整することができる。
なお、以上の説明では、調整実行条件として、上記した調整実行条件1が用いられる場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、調整実行条件2から5のいずれか1つが用いられてもよい。
また、例えば、調整実行条件6として、取消情報1と対応付けられている押下時間長の個数と、取消情報2と対応付けられている押下時間長の個数とが、所定値以上となることが用いられてもよい。
また、調整実行条件7として、取消情報1、取消情報2、実行情報1、及び実行条件2のいずれかと対応付けられている押下時間長の個数に対する、取消情報1及び取消情報2のいずれかと対応付けられている押下時間長の個数の割合が所定値以上となることが用いられてもよい。
[他の実施例]
[1]実施例1では、カウント値が最も多い時間範囲の代表値によって設定閾値が更新されるものとして説明を行い、実施例2では、取消情報と対応付けられている複数の押下時間長の平均値によって設定閾値が更新されるものとして説明を行ったが、これに限定されない。例えば、実施例1又は実施例2に対して調整実行条件2から5のいずれか1つが適用される場合には、適用される調整実行条件が満たされるときに設定閾値に所定値を加算することにより、設定閾値を所定値だけシフトさせてもよい。
[2]実施例1から実施例3では、長押しを前提として説明したが、短押しでも成立する。この場合には、プロセッサ14は、測定された押下期間長が設定閾値未満である場合、所定の処理への実行指示が為されたと判定すればよい。
[3]以上の説明では、実行指示を取り消す操作パターンは、所定のキーを押下することであることを前提に説明を行ったが、これに限定されるものではない。実行指示を取り消す操作パターンの例としては、次のものを挙げることができる。
(例1)実行指示の後に予定されている処理が、所定期間内に実行されないこと。
(例2)実行指示の後に予定されている処理以外の処理が実行されること。例えば、ホーム画面に戻る処理が実行されること等である。
10 端末
11 キースイッチ
12 ディスプレイ
13 タッチセンサ
14 プロセッサ
15 メモリ

Claims (7)

  1. メモリと、
    前記メモリと接続されたプロセッサと、
    を具備し、
    前記プロセッサは、
    第1の操作キーが押下された期間長と、設定閾値とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定し、
    前記判定で為されたと判定された後に取り消された前記実行指示の判定に用いられた前記期間長に基づいて、前記設定閾値を調整する、
    ことを特徴とする電子機器。
  2. 前記判定では、前記期間長が前記設定閾値以上である場合に第1の処理に対する第1の実行指示が為されたと判定され、前記期間長が前記設定閾値未満である場合に第2の処理に対する第2の実行指示が為されたと判定され、
    前記調整では、前記判定で為されたと判定された後に取り消された複数の前記第1の実行指示の判定に用いられた第1の期間長群についての第1の平均値と、前記判定で為されたと判定された後に取り消された複数の前記第2の実行指示の判定に用いられた第2の期間長群についての第2の平均値とが平均された第3の平均値によって、前記設定閾値が更新される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記プロセッサは、前記判定で為されたと判定された後に取り消された複数の前記実行指示の判定に用いられた期間長群を、長さに応じて複数のグループに分類し、
    前記調整では、複数のグループの中で、含まれる期間長の数が最も多いグループの代表値によって、前記設定閾値が更新される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  4. 前記調整では、前記判定で為されたと判定された後に取り消された複数の前記実行指示の判定に用いられた期間長群についての平均値によって、前記設定閾値が更新される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  5. 前記調整の実行条件には、前記判定で為されたと判定された後に取り消された前記実行指示の数が所定値以上である条件が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記調整の実行条件には、前記判定で為されたと判定された前記実行指示の数に対する、前記判定で為されたと判定された後に取り消された前記実行指示の数の割合が所定値以上である条件が含まれる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  7. 第1の操作キーが押下された期間長と、設定閾値とを大小比較し、比較結果に基づいて、所定の処理への実行指示が為されたか否かを判定し、
    前記判定で為されたと判定された後に取り消された前記実行指示の判定に用いられた前記期間長に基づいて、前記設定閾値を調整する、
    ことを特徴とする処理制御方法。
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