JP2017013981A - 原稿搬送装置、及び、原稿搬送装置を備えた画像読取装置 - Google Patents

原稿搬送装置、及び、原稿搬送装置を備えた画像読取装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送する原稿に応じて重送判定の有効/無効を自動的に決定する構成を持った原稿搬送装置を提供する。
【解決手段】原稿積載部8と、原稿積載部に積載された原稿を1枚ずつ取り込む原稿取り込み部10と、原稿取り込み部によって取り込まれた原稿を装置内部に搬送する搬送部3a,3b,4a〜4dと、原稿取り込み部と搬送部の間で原稿が2枚以上の重送状態かどうかを検知する重送検知センサSと、搬送する原稿がカードなどの厚い原稿であるかどうかを判別するための原稿判別手段Rと、各手段およびセンサを制御するための制御手段1とを備え、制御手段は、原稿判別手段の判別結果に基づいて、重送検知センサによる重送判定を行うか否かを決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、原稿を搬送して画像を読み取るための原稿搬送装置に関し、特に、複写機、スキャナなどの画像読取装置に関する。
複写機、スキャナ等、従来の画像読取装置において、原稿が2枚以上重なって搬送されてしまう重送が発生した際に、超音波センサを用いて重送を検知するための重送検知センサを備えているものが知られている。近年、スキャナではOA紙のような普通紙や厚紙、さらにはトレーシングペーパーのような薄紙など、幅広い種類の原稿を搬送し、画像の読み取りを行うことが求められている。この際、読み取り対象の原稿がカードなどの特に厚い原稿の場合、1枚であっても、超音波センサは重送と誤検知してしまい、頻繁に搬送動作を中断されてしまう。このため、あらかじめ搬送原稿がカードなどの厚い原稿であることを知る手段が求められている。(特許文献1参照)
特開2012−001292号公報
特許文献1の発明では、搬送対象がカードであることを前提として、使用者の操作により搬送処理を行う。そのため、搬送した原稿は全てカードであると判断する。このようなモードを用いれば、重送検知センサを備えた装置において、カードを搬送した場合にも重送誤検知が発生せず、搬送動作が中断されることはない。しかし、例えばカード搬送の設定を行った状態で、名刺など、カード以外の原稿を混載して搬送する様な時に、名刺が重送して搬送されてしまった場合には、重送を検知することができず、読取情報の欠落という問題が発生する。
本発明は、カードなどの厚い原稿を含む様々な種類の原稿を混載して搬送した際に、カードなどの厚い原稿とそれ以外の原稿を判別し、搬送する原稿に応じて重送判定の有効/無効を自動的に決定する構成を持った原稿搬送装置及び原稿搬送装置を備えた画像読取装置を提供するものである。
本発明の原稿搬送装置は、原稿積載部と、前記原稿積載部に積載された原稿を1枚ずつ取り込む原稿取り込み部と、前記原稿取り込み部によって取り込まれた原稿を装置内部に搬送する搬送部と、前記原稿取り込み部と前記搬送部の間で原稿が2枚以上の重送状態かどうかを検知する重送検知センサと、搬送する原稿がカードなどの厚い原稿であるかどうかを判別するための原稿判別手段と、前記各手段およびセンサを制御するための制御手段とを備え、前記制御手段は、前記原稿判別手段の判別結果に基づいて、前記重送検知センサによる重送判定を行うか否かを決定することを特徴とする。
以上説明したように本発明によれば、搬送原稿がカードなどの厚い原稿かどうかを判断することができ、判断した結果に応じて重送検知センサの検知結果を有効/無効に設定することができるため、搬送される原稿ごとに最適な重送判定を行うことができる。
本発明における画像読取装置の断面図 本発明における画像読取装置のブロック図 本発明の第1の実施形態における原稿判別手段の構成を示す図 本発明の第1の実施形態における普通紙搬送時のピックアップユニットの状態を示す図 本発明の第1の実施形態におけるカード搬送時のピックアップユニットの状態を示す図 本発明の第1の実施形態におけるシート搬送動作を説明するフローチャート 本発明の第2の実施形態におけるシート搬送動作を説明するフローチャート
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を用いて詳細に説明する。但し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置等は、特に特定的な記載が無い限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
本発明を実施するための形態の一例として、画像読取装置を例に挙げて説明を行う。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に掛かる画像読取装置101の側面断面図、図2は画像読取装置101のブロック図である。
図1において、3aは分離ローラ、3bは給紙ローラ、4a、4b、4c、4dは搬送ローラ対、5a、5bは排紙ローラ対である。分離ローラ、給紙ローラは、複数枚の原稿を一枚ずつ分離するためのローラである。搬送ローラ4a、4cは、駆動モータ40と不図示のギアを介して接続され、前記駆動モータ40を制御手段1によって駆動することで前記搬送ローラを回転するようになっている。搬送ローラ4b、4dは、原稿を各搬送ローラ4a、4cとでニップする位置に設けられ、各搬送ローラ4a、4cの回転に従動して回転するようになっている。前記駆動モータを制御手段1によって駆動し、前記各搬送ローラ4a、4cを回転させて、原稿を下流側に搬送するようになっている。
原稿排紙口20、21は、搬送する原稿に応じて選択可能になっている。排紙トレー30は開閉状態を不図示のセンサにより検知できるようになっており、前記不図示センサの検知結果から、制御手段1によって原稿排紙口を選択するようになっている。具体的には、排紙口20を使用する時には排紙トレー30を開き、排紙口21を使用する時には排紙トレー30を閉じるようになっている。
排紙ローラ5aは、前記不図示の駆動モータとギアを介して接続され、前記各搬送ローラ4a、4cが回転する時に前記搬送ローラ4a、4cと同じ方向に回転するようになっている。排紙ローラ5bは、原稿を排紙ローラ5aとでニップする位置に設けられ、排紙ローラ5aの回転に従動して回転するようになっている。
ピックアップローラ6は、駆動モータ40と不図示のギアを介して接続され、前記駆動モータを制御手段1によって駆動することで回転するようになっており、原稿積載台8に積載された原稿を順次給紙ローラ、分離ローラに送るようになっている。
さらに、本発明では、例えば、シート状の部材を打ち抜くなどして、開口被覆部、被係合部、及び連結部のそれぞれを一体的に設けるようにしてもよい。これにより、羽根の各部位(開口被覆部、被係合部、連結部)が一つの部材で構成されるため、各部位の繋目がなく、羽根の耐久性を更に向上することができる。
本装置は、原稿積載台8に積載された原稿束を1枚ずつ装置内に搬送し、画像を読み取る装置であるため、原稿を確実に1枚ずつ分離して装置内に搬送する必要がある。そのため、本装置は図1に示すように、原稿積載台8から給紙ローラ3a、分離ローラ3bの間は斜面になっており、この斜面部分によって原稿積載台8に積載された原稿束を1枚ずつ分離して搬送するようになっている。
原稿検知センサRは、赤外LEDなどの発光素子とフォトトランジスタなどの受光素子を用いて構成されており、制御手段1によって前記発光素子からの光信号を、前記受光素子にて受光し、受光した光信号の受信出力レベルによって原稿が搬送されたかどうかを検知するようになっている。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について具体的に説明する。
重送検知センサSは、超音波センサを用いて構成されており、制御手段1によって超音波発信部より発した超音波を、超音波受信部にて受信し、受信した信号の出力レベルによって、搬送された原稿が2枚以上重なっている重送状態かどうかを検知するようになっている。
図3は、ピックアップローラ6の位置を検知するための一例を示す図である。ピックアップユニット10と連動して動作を行う前記分離ローラ3bの軸部分12にエンコーダ用円板51とエンコーダ50によって構成される回転量検知センサを設ける。
ピックアップローラ6が原稿を搬送する際に、先述した斜面分離によって1枚ずつ原稿を捌いて搬送する。この時、図4に示すようにOA紙などの普通紙の場合、原稿は搬送路に沿う形になりピックアップローラ6の位置は原稿積載台8に近い低い位置になる。しかし、図5に示すように、カードのような厚い原稿の場合、原稿が給紙ローラ3a、分離ローラ3bにニップされた時に、カードのコシの強さによって原稿積載台8から離れる方向に持ち上がり、ピックアップユニット10を持ち上げる状態となる。このように原稿のコシの強さに伴って前記ピックアップユニット10の位置が変動し、その変動によって回転する前記分離ローラ3bの軸部分12の回転動作量から、制御手段1によって前記ピックアップローラ6の持ち上がり量を算出するようになっている。給送開始時点でのピックアップローラ6の位置が、取り込み中のカードによって持ち上がると、これを検知してもよい。すなわち、ピックアップローラ6の持ち上がり量ではなく、ピックアップローラ6が持ち上がったか否かだけを検出するようにしてもよい。
制御手段1は、前記各ローラ対を駆動して、原稿積載台8に積載された原稿を給紙し、原稿の画像を読み取るための画像読取手段2に原稿を搬送する。画像読取手段2で画像を読み取り終えた原稿は、排紙トレー30によって選択された排紙口20または21を通り、画像読取装置101から排紙される。
さらに制御手段1は、前記算出したピックアップローラ6の持ち上がり量の算出結果から搬送原稿がカードなどの厚い原稿かどうかを判別するようになっている。
例えば、回転量検知センサから得られた回転量情報により算出されたピックアップローラ6の持ち上がり量から、搬送原稿がカードなどの厚い原稿であると判定した場合、制御手段1は重送誤判定を防ぐために、重送判定結果を無効として搬送動作を行う。これにより、画像読取装置101は、カードなどの厚い原稿を重送と誤判定して搬送停止することなく搬送動作を継続することができる。なお、ここでは、重送判定結果を無効とする場合を例示して説明したが、本発明は、重送検知センサによる重送判定を行うか否かを決定するようにしてもよい。例えば、重送検知センサによる重送検知を無効化(OFF)してもよい(具体的には、超音波による重送検知であれば、超音波の発信を行わないように制御する)。
以下に、本実施形態における画像読取装置の動作について、図6のフローチャートに基づき説明する。
画像読取装置101は、接続したPCなどの外部情報端末Xから読取指示命令を待ち(S102)、読取指示命令が受信されない場合(S103のNo)、制御手段1は外部情報端末Xからの読取指示命令待ちを継続する。
外部情報端末Xから読取指示命令を受信した場合(S103のYes)、制御手段1は搬送動作を開始する(S104)。搬送を開始し、原稿検知センサRが原稿を検知した時、制御手段1は回転量検知センサであるエンコーダから取得した回転量情報から、ピックアップローラ6の持ち上がり量を検出する(S105)。
検出した持ち上がり量を、制御手段1によってあらかじめ設定していた閾値と比較し(S106)、閾値以上であった場合(S106のYes)、搬送原稿がカードなどの厚い原稿であると判断し、重送検知センサの検知結果を無効とする(S107)。持ち上がり量が閾値未満であった場合(S106のNo)、搬送原稿がカードなどの厚い原稿以外の原稿であると判断し、重送検知センサの検知結果を有効とする(S108)。
重送検知センサの判定を無効にした後(S107)、搬送動作が終了するまで設定を継続し(S109)、搬送動作が終了したとき、重送検知センサの設定を解除(S112)し、動作を終了する(S113)。
重送検知センサの判定を有効にした場合(S108)、重送を確認しながら原稿を搬送し、原稿が重送していた場合(S110のYes)、制御手段1によって搬送を停止し、使用者に重送状態を報知して(S111)、動作を終了する(S113)。原稿が重送していなかった場合(S110のNo)、搬送動作が終了するまで設定を継続し(S109)、搬送動作が終了したとき、重送検知センサの設定を解除(S112)し、動作を終了する(S113)。
これにより、本発明における画像読取装置101では、搬送原稿がカードなどの厚い原稿かどうかをピックアップローラの持ち上がり量で判断することができ、判断した結果に応じて重送検知センサの検知結果を有効/無効に設定することができるため、搬送される原稿ごとに最適な重送判定を行うことができ、重送誤検知による搬送中断が発生することなく搬送がおこなえるため、使用者が快適に装置を使用することができる。
(第2実施形態)
本発明における第2の実施形態は、第1の画像読取装置における原稿判別手段を、装置に備えてある操作部のスイッチ押下状態によって判断するようにしたものである。
本発明における画像読取装置は、前記第1の実施形態で説明した構成にスイッチを備えた操作部を追加した構成としたものである。
本発明第2の実施形態における技術は、カードのような厚い原稿を含む原稿を搬送することを前提としている場合に、使用者が搬送原稿の識別を行い、識別の結果、カードのような厚い原稿を搬送する際に、重送判定を無効とするためスイッチを押下するというものである。
以下に、本実施形態における画像読取装置の動作について、図7のフローチャートに基づき説明する。
外部情報端末Xから読取指示命令を受信した場合(S203のYes)、制御手段1は搬送動作を開始する(S204)。搬送を開始し、原稿検知センサRが原稿を検知した時、制御手段1は不図示の操作部に備えられたスイッチが使用者により押下されたかどうかの押下状態を検出する(S205)。
検出したスイッチの押下状態を、制御手段1によってあらかじめ設定していた押下条件と比較し(S206)、押下状態であった場合(S206のYes)、搬送原稿がカードなどの厚い原稿であると判断し、重送検知センサの検知結果を無効とする(S207)。スイッチが押下状態で無かった場合(S206のNo)、搬送原稿がカードなどの厚い原稿以外の原稿であると判断し、重送検知センサの検知結果を有効とする(S208)。
重送検知センサの判定を無効にした後(S207)、原稿1枚の搬送動作が終了するまで設定を継続し(S209)、搬送動作が終了したとき、重送検知センサの設定を解除(S212)する。その後、継続して次の原稿が搬送されているかを確認し、次の原稿が搬送されている場合(S213のNo)、再びスイッチの押下状態を検出する(S205)。原稿検知センサが原稿を検知しなくなり、全ての原稿の搬送が終了したら(S213のYes)、装置の動作を終了する(S214)。
重送検知センサの判定を有効にした場合(S208)、重送を確認しながら原稿を搬送し、原稿が重送していた場合(S210のYes)、制御手段1によって搬送を停止し、使用者に重送状態を報知して(S211)、動作を終了する(S214)。原稿が重送していなかった場合(S210のNo)、原稿1枚の搬送動作が終了するまで設定を継続し(S209)、搬送動作が終了したとき、重送検知センサの設定を解除(S212)する。その後は、前述したフローと同様の動作を行う。
これにより、本発明における画像読取装置101では、使用者が装置に搬送する原稿の種類を判別し、搬送原稿がカードなどの厚い原稿であった場合に、装置に備えてある操作スイッチを押すことによって、重送検知センサの検知結果を有効/無効に設定することができる。そのため、搬送される原稿ごとに最適な重送判定を行うことができ、重送誤検知による搬送中断が発生することなく搬送がおこなえ、使用者が快適に装置を使用することができる。
また、これにより、本発明における画像読取装置101では、操作スイッチの押下状態により、重送検知センサの検知結果の有効/無効設定を即座に装置に反映できるため、使用者がスイッチを押すことによってリアルタイムに重送検知結果の有効/無効を切替え、快適に装置を使用することができる。
(第3実施形態)
本発明における第3の実施形態は、第1の画像読取装置における原稿搬送手段の搬送力を、カードなどの厚い原稿が搬送された時に強くすることができるようにしたものである。
本発明第3の実施形態の構成は第1の実施形態と同様の構成となっている。本実施形態における原稿判別手段はピックアップローラ6を用いた構成のものにて説明する。
本実施形態における画像読取装置の動作については、基本的に図6のフローチャートと同様である。図6のフローチャート、ステップS106の時に、原稿判別手段が搬送原稿をカードなどの厚い原稿と判別した場合(S106のYes)、制御手段1は、重送判定を無効にするとともに、不図示の駆動モータの駆動トルクを強くするように設定を変更する。原稿判別手段が搬送原稿をカードなどの厚い原稿と判別しなかった場合(S106のNo)、制御手段は重送判定を有効にし、駆動モータの駆動トルクについては変更を行わない。
これにより、本実施形態における画像読取装置では、搬送時の負荷が大きいカードなどの厚い原稿を搬送する際に搬送力を強くすることができるため、搬送の遅れ、搬送力不足による脱調などを発生させず、正常に画像情報を取得することができる。
また、本実施形態における原稿判別手段は、第2の実施形態で説明したスイッチの押下状態により判別する方法を用いた構成のものでも良い。
なお、本発明は、原稿の取り込み段階、あるいはそれ以前から、カードのような厚手原稿を取り扱う場合、重送検知センサによる重送判定を行わないようにした点に特徴があり、例えば、原稿搬送装置に接続されたコンピュータから原稿搬送の制御を行うためのプログラム(アプリケーションまたはドライバ)の実行により、コンピュータのディスプレイに原稿搬送の制御のための設定画面を表示し、その設定画面において、原稿搬送装置における重送判定のON/OFFを設定し、仮に重送判定のON設定であっても、実際に搬送する原稿がカードのような厚手原稿であれば、重送と誤検知してしまうおそれがある。このため、本発明は、重送判定のON/OFF設定にかかわらず、原稿搬送装置において原稿判別を行って重送判定を行わないようにする点に特徴がある。これにより、重送でない原稿について重送と誤判定してしまうことを防ぐことが可能となる。
101 画像読取装置
1 制御手段
2 画像読取手段
6 給紙ローラ
8 原稿積載台
10 ピックアップユニット
12 給紙ローラ軸
20 排紙口
21 排紙口
30 排紙トレー
40 搬送手段
50 エンコーダ
51 エンコーダディスク

3a 分離ローラ
3b 給紙ローラ
4a 搬送ローラ
4b 搬送ローラ
4c 搬送ローラ
4d 搬送ローラ
5a 排紙ローラ
5b 排紙ローラ

R 原稿検知センサ
S 重送検知センサ

X 外部情報端末

Claims (7)

  1. 原稿積載部と、
    前記原稿積載部に積載された原稿を1枚ずつ取り込む原稿取り込み部と、
    前記原稿取り込み部によって取り込まれた原稿を装置内部に搬送する搬送部と、
    前記原稿取り込み部と前記搬送部の間で原稿が2枚以上の重送状態かどうかを検知する重送検知センサと、搬送する原稿がカードなどの厚い原稿であるかどうかを判別するための原稿判別手段と、
    前記各手段およびセンサを制御するための制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記原稿判別手段の判別結果に基づいて、前記重送検知センサによる重送判定を行うか否かを決定する、ことを特徴とする原稿搬送装置。
  2. 前記構成における原稿判別手段として、前記積載部に積載された原稿を1枚ずつ取り込む上下動可能なピックアップローラと、
    前記ピックアップローラの持ち上がりを検知する持ち上がり検知センサを備え、
    前記制御手段が、前記持ち上がり検知センサの検知結果に基づいて、前記重送検知センサによる重送判定を行うか否かを決定することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  3. 前記構成における原稿判別手段として、使用者が操作可能なスイッチ部を含む操作部を備え、
    原稿搬送時に、前記スイッチ部を使用者が押している間、前記制御手段が一時的に、搬送原稿をカードなどの厚い原稿である、と判断することを特徴とする請求項1に記載の原稿搬送装置。
  4. 前記制御手段は、前記原稿判別手段の判別結果に基づいて、前記重送検知センサの検知結果を無効とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。
  5. 前記制御手段は、前記原稿判別手段の判別結果に基づいて、前記重送検知センサによる重送検知を無効とすることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。
  6. 前記制御手段が、前記原稿判別手段により、搬送原稿がカードなどの厚い原稿であると判断した時、前記搬送部の搬送力を強くすることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の原稿搬送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の原稿搬送装置によって搬送される原稿の画像を読み取ることを特徴とする画像読取装置。
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