JP2017013139A - Cmp研磨装置及びcmp研磨方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】平行度を調節せず、さらに作業工数及び材料コストを増加させずに、ウエーハを良好に研磨すること。
【解決手段】CMP研磨装置(1)は、ウエーハ(W)を保持する保持テーブル(15)と、保持テーブルを囲むように設けられたリテーナリング(30)と、保持テーブルの周囲でリテーナリングを昇降させるシリンダ(32)と、研磨パッド(45)によってウエーハを研磨する研磨手段(40)と、研磨手段と保持テーブルとを相対的に接近および離間させる加工送り手段(35)と、ウエーハの上面(71)と研磨パッドの研磨面(46)とにスラリーを供給するスラリー供給手段(61)とを備え、保持テーブルの保持面には液体を噴出する噴出口(17)が形成されており、噴出口から噴出された液体によってウエーハを保持面に非接触で保持する構成にした。
【選択図】図3

Description

本発明は、スラリーを供給しながらウエーハを研磨するCMP研磨装置及びCMP研磨方法に関する。
CMP(Chemical Mechanical Polishing)研磨では、保持テーブル上にウエーハが吸引保持され、ウエーハに研磨パッドを押し付けた状態でスラリーが供給されてウエーハが研磨される。保持テーブルの保持面は熱の逃げが悪いポーラス体で形成されており、保持面に加工熱が蓄熱されることでスラリーが温められて研磨レートが変化するという不具合がある。このため、研磨加工中の温度を管理しながらウエーハを研磨するCMP研磨装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載のCMP研磨装置は、温度センサによって研磨加工時の摩擦熱を検出して、摩擦熱の変化に応じて研磨加工を制御している。
特開2004−14999号公報
ところで、特許文献1に記載のCMP研磨装置では、研磨中の温度が管理されているが、研磨パッドの研磨面とウエーハの表面の平行度にズレが生じている場合には、ウエーハを均一に研磨することができない。このため、研磨パッドの研磨面と保持テーブルの保持面の平行度の調節が重要になっていた。また、ウエーハが保持テーブルに吸引保持されるため、保持テーブルとの接触によってウエーハに傷が付かないように、ウエーハの裏面に保護テープを貼着しなければならない。このため、保護テープを使用する分だけ、作業工数及び材料コストが増加するという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、平行度を調節せず、さらに作業工数及び材料コストを増加させずに、ウエーハを良好に研磨することができるCMP研磨装置及びCMP研磨方法を提供することを目的とする。
本発明のCMP研磨装置は、ウエーハの下面に対面する保持面を有しウエーハを保持する保持テーブルと、ウエーハの外周の径より大きい内径でリング形状のリテーナリングと、保持テーブルが保持するウエーハの外側で保持面に直交する方向となる昇降方向にリテーナリングを昇降させる昇降機構と、保持テーブルが保持するウエーハをウエーハの中心を軸に回転させる回転手段と、ウエーハを研磨する研磨パッドを回転可能に装着する研磨手段と、研磨手段と保持テーブルとを相対的に接近および離間する方向に加工送りする加工送り手段と、ウエーハの上面と研磨パッドの研磨面とにスラリーを供給するスラリー供給手段と、を備え、保持テーブルには、保持面から液体を噴出させる噴出口を備え、噴出口から噴出させ保持面に沿って液体を流し液体で満たされた状態の保持面に向かってウエーハを搬入しウエーハの下面と保持面との隙間を液体が流れてウエーハの外周から排出させることで非接触でウエーハを保持してウエーハを研磨する。
この構成によれば、リテーナリングの内側で保持テーブルの保持面とウエーハの下面との間に液体が介在され、保持テーブルにウエーハが非接触で保持される。研磨時には、液体によってウエーハが押し上げられ、ウエーハの上面が研磨パッドの研磨面に倣うように押し当てられる。このため、保持テーブルの保持面と研磨パッドの研磨面の平行度にズレが生じていても、平行度を調節することなくウエーハを良好に研磨することができる。また、研磨中にウエーハの下面が保持テーブルの保持面に接触して傷つくことがないため、ウエーハの下面に保護テープを貼着する必要がない。よって、保護テープを使用しない分だけ、作業工数及び材料コストを低減することができる。
また、上記CMP研磨装置において、噴出口から噴射させる液体の温度調節を行う温調手段を備える。
本発明のCMP研磨方法は、上記のCMP研磨装置を用いてウエーハを研磨するCMP研磨方法であって、噴出口から噴出させ保持面に沿って液体を流し液体で満たされた状態の保持面に向かってウエーハを搬入しウエーハの下面と保持面との隙間を液体が流れてウエーハの外周から排出させることでウエーハを保持する保持工程と、保持工程で保持するウエーハの外側にて昇降機構を用いてリテーナリングを上昇させた後、加工送り手段で研磨パッドの研磨面をリテーナリングに押圧させると共にウエーハの上面に押圧させ、さらにスラリー供給手段によりスラリーを供給してウエーハを研磨するCMP研磨工程と、からなる。
また、上記CMP研磨方法において、CMP研磨工程において、温調手段を用いて噴出口から噴射させる液体の温度を所定の温度に調節させつつウエーハを研磨する。
本発明によれば、保持テーブルの保持面とウエーハの下面との間に液体が介在され、保持テーブルにウエーハが非接触で保持される。よって、保持テーブルの保持面と研磨パッドの研磨面の平行度を調節することなくウエーハを良好に研磨することができ、さらに保護テープを使用しない分だけ、作業工数及び材料コストを低減することができる。
第1の実施の形態に係るCMP研磨装置の斜視図である。 一般的なCMP研磨の説明図である。 第1の実施の形態に係る保持テーブルの周辺構成を示す斜視図である。 第1の実施の形態に係るCMP研磨方法の説明図である。 第2の実施の形態に係るCMP研磨方法の説明図である。 変形例に係る保持テーブルの周辺構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、CMP研磨装置について説明する。図1は、第1の実施の形態に係るCMP研磨装置の斜視図である。なお、本実施の形態に係るCMP研磨装置は、図1に示すような研磨専用の装置に限定されず、例えば、研削、研磨、洗浄等の一連の加工が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置に組み込まれてもよい。
図1に示すように、CMP研磨装置1は、保持テーブル15上のウエーハWと研磨パッド45の間にスラリーを進入させて、化学機械研磨(CMP: Chemical Mechanical Polishing)によってウエーハWを研磨するように構成されている。なお、ウエーハWは、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板でもよいし、サファイア、炭化ケイ素等の無機材料基板でもよい。また、ウエーハWは、半導体基板にIC、LSI等の半導体デバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、無機材料基板にLED等の光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。
CMP研磨装置1の基台10の上面には、X軸方向に延在する矩形状の開口が形成され、この開口は保持テーブル15と共に移動可能なテーブルカバー11及び蛇腹状の防水カバー12に覆われている。防水カバー12の下方には、保持テーブル15をX軸方向に移動させる移動手段20と、ウエーハWをZ軸回りに回転させる回転手段としての回転モータ25とが設けられている。保持テーブル15の表面には、後述するようにウエーハWを非接触で保持する保持面16が形成されている。保持テーブル15の周囲には、ウエーハWに対する過度な研磨を規制するためのリテーナリング30が昇降可能に設けられている。
移動手段20は、基台10上に配置されたX軸方向に平行な一対のガイドレール21と、一対のガイドレール21にスライド可能に設置されたモータ駆動のX軸テーブル22とを有している。X軸テーブル22の背面側には、ナット部(不図示)が形成され、このナット部にボールネジ23が螺合されている。そして、ボールネジ23の一端部に連結された駆動モータ24が回転駆動されることで、保持テーブル15が一対のガイドレール21に沿ってX軸方向に動かされる。回転モータ25は、X軸テーブル22上に設けられており、保持テーブル15の下方に設けられた回転基台52に連結されている。
基台10上のコラム13には、研磨手段40と保持テーブル15とを相対的に接近および離間するZ軸方向に加工送りする加工送り手段35が設けられている。加工送り手段35は、コラム13に配置されたZ軸方向に平行な一対のガイドレール36と、一対のガイドレール36にスライド可能に設置されたモータ駆動のZ軸テーブル37とを有している。Z軸テーブル37の背面側にはナット部(不図示)が形成され、このナット部にボールネジ38が螺合されている。ボールネジ38の一端部に連結された駆動モータ39によりボールネジ38が回転駆動されることで、研磨手段40がガイドレール36に沿って加工送りされる。
研磨手段40は、ハウジング41を介してZ軸テーブル37の前面に取り付けられており、スピンドルユニット42の下部に研磨パッド45を回転可能に装着して構成されている。スピンドルユニット42にはフランジ43が設けられ、フランジ43を介してハウジング41に研磨手段40が支持される。スピンドルユニット42の下部はマウント44になっており、マウント44の下面にはウエーハWを研磨する研磨パッド45が装着されている。研磨パッド45は、発泡材や繊維質等で形成されており、研磨パッド45の中心と回転軸の中心とを一致させるように、マウント44に装着されている。
また、スピンドルユニット42の上部には、ウエーハWの上面71と研磨パッド45の研磨面46とにスラリーを供給するスラリー供給手段61が接続されている。スラリー供給手段61からスラリーが供給されることで、スピンドルユニット42内の流路を通じて研磨面46にスラリーが定着される。スラリーは、砥粒を含むアルカリ性水溶液又は酸性水溶液であり、例えば、グリーンカーボランダム、ダイヤモンド、アルミナ、酸化セリウム、CBN(立方晶窒化ホウ素)の砥粒が含有される。アルカリ性のスラリーはシリコンウエーハの研磨、酸性のスラリーは無機材料系のウエーハの研磨にそれぞれ使用されることが好ましい。
CMP研磨装置1には、装置各部を統括制御する制御部(不図示)が設けられている。制御部は、各種処理を実行するプロセッサやメモリ等により構成される。メモリは、用途に応じてROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等の一つ又は複数の記憶媒体で構成される。このように構成されたCMP研磨装置1では、研磨パッド45がZ軸回りに回転されながら保持テーブル15に接近される。そして、スラリーが供給されながら、研磨パッド45がウエーハWに回転接触することで、ウエーハWの上面71が研磨される。
ところで、図2に示すような一般的なCMP研磨装置では、ウエーハWの下面72に保護テープTを貼着して、保護テープTを介して保持テーブル15上にウエーハWが吸着保持された状態で研磨される。この場合、ウエーハWの上面71は、保持テーブル15の保持面16に倣って変形するため、研磨パッド45の研磨面46と保持テーブル15の保持面16とが平行ではない場合にはウエーハWを均一に加工することが困難である。また、ウエーハWの下面72には保護テープTが貼着されるため、保護テープTを貼着する作業や、保護テープTを剥離する作業等の作業工数が増加すると共に材料コストが増加する。
そこで、本実施の形態では、液体供給源62(図1参照)に接続された噴出口17(図1参照)を保持テーブル15に設けて、噴出口17から保持テーブル15の保持面16とウエーハWの下面72との間に液体を供給することで、保持テーブル15上にウエーハWを非接触で保持するようにしている。これにより、保持テーブル15の保持面16と研磨パッド45の研磨面46の平行度を調整せずにウエーハWを均一に研磨でき、さらに保護テープTを使用しない分だけ、作業工数及び材料コストを低減している。研磨中にウエーハWの下面72が液体洗浄されるため、ウエーハWの下面72に研磨屑が付着することがない。
また、CMP研磨では、ウエーハWはスラリーの化学成分によってエッチングされながら、スラリー内の砥粒によって機械的に研磨される。スラリーの化学成分は、温度に応じて活性化具合が変化してウエーハWに対するエッチングの進行量に差異が生じる。このため、スラリーは、適切な研磨レート(単位時間当たりの研磨量)になるように、温度管理された状態でウエーハWに供給されることが好ましい。このため、本実施の形態では、噴出口17から噴射させる液体を温調手段63(図1参照)で温度調節することで、液体によってスラリーを間接的に温度調節するようにしている。
以下、図3を参照して、保持テーブルの周辺構成について説明する。図3は、第1の実施の形態に係る保持テーブルの周辺構成を示す斜視図である。
図3に示すように、保持テーブル15は、ウエーハWの下面72に対面する保持面16を有しており、保持面16において非接触でウエーハWを保持するように構成されている。保持テーブル15には、保持面16から液体を噴出させる環状の噴出口17が形成され、噴出口17には液体を供給する液体供給源62が接続されている。噴出口17から噴出された液体は保持面16に沿って流れることで保持面16が液体で満たされる。この保持面16に向かってウエーハWが搬入されると、ウエーハWの下面72と保持テーブル15の保持面16の隙間に液体が流れて、ウエーハWの外周側から排出されることで、保持面16に非接触でウエーハWが保持される。
この場合、搬送中はリテーナリング30が下がって流速が高いため、ベルヌーイ効果によって保持テーブル15の保持面16に負圧が発生してウエーハWが吸着保持される(図4A参照)。一方、研磨中はリテーナリング30が上がって流速が落ちるため、液体によってウエーハWが研磨パッド45に押し付けられることで保持面16に対してウエーハWが非接触で保持される(図4C参照)。なお、図6に示すように、研磨中においても、リテーナリング30に液体の流速を下げない程度の逃げ道33を作って、搬送中と同様にベルヌーイ効果によって保持面16にウエーハWが非接触で保持されてもよい。リテーナリング30に液体の逃げ道33を備える場合は、搬送中にリテーナリング30を上昇させて噴射口17から液体を噴射させると、噴射口17から噴射される液体で保持面16からウエーハWが横に移動しても保持面16から落ちる心配が無くなる。なお、逃げ道33はリテーナリング30の上面に形成された溝であり、噴出口17からの液体の流れに沿うようにリテーナリング30の上面を斜めに横切るように形成されている。
保持テーブル15の周囲には、ウエーハWの外周の径より大きな内径でリング形状のリテーナリング30が設けられている。リテーナリング30の内周面には、ウエーハWのオリエンテーションフラット73に係合可能な平坦部31が形成されている。リテーナリング30の下方には、ウエーハW(保持テーブル15)の外側で保持面16に直交する方向となる昇降方向にリテーナリング30を昇降させる昇降機構として、複数(本実施の形態では4つ)のシリンダ32が設けられている。リテーナリング30が上昇されることで、研磨パッド45(図4C参照)によるウエーハWの過度の研磨がリテーナリング30の上面で規制される。
保持テーブル15は筒状の支持柱51に支持されており、支持柱51を囲むように回転基台52が設けられている。回転基台52は、リング状の固定台53上にリング状の可動台54が回転可能に載置されて構成される。回転基台52の周囲には、ウエーハWをウエーハWの中心を軸に回転させる回転手段として回転モータ25が配置されている。回転モータ25の主動ギア26は可動台54の外周面に形成された従動ギア55と噛み合っており、回転モータ25の駆動力によって可動台54を介してリテーナリング30が回転される。
ウエーハWの研磨時には、ウエーハWの下面72と保持テーブル15の保持面16との間が液体で満たされた状態でリテーナリング30が上昇される。回転モータ25が回転されると、可動台54を介してリテーナリング30が回転する。リテーナリング30の内周面には上記したように平坦部31が形成されており、リテーナリング30の平坦部31がオリエンテーションフラット73に係合することでウエーハWがリテーナリング30に連れ回りする。この状態で、回転した研磨パッド45の研磨面46がウエーハWの上面71に回転接触されてウエーハWが研磨される。
この研磨時には、ウエーハWの上面71が研磨パッド45の研磨面46に押し付けられるようにして、ウエーハWが非接触で保持テーブル15に保持されている。よって、保持テーブル15の保持面16と研磨パッド45の研磨面46の平行度に関わらず、ウエーハWの内周側及び外周側に厚み差を出すことなく均一な研磨が可能になっている(図4C参照)。また、リテーナリング30によってウエーハWに対する研磨パッド45の過度な研磨が規制され、ウエーハWの外周側だけ過度に研磨されることがない。また、保護テープT(図2参照)を貼着することなく、ウエーハWを保持できるため作業工数及び材料コストを低減することが可能になっている。
また、研磨時は、ウエーハWと研磨パッド45の間のスラリーの温度に応じて研磨レートが変化するため、温調手段63によって間接的にスラリーが温度調節される。この場合、液体供給源62から供給された液体が温調手段63で温度調節され、液体に接するウエーハWを介してスラリーが温度調節される。不図示の厚みセンサでウエーハWの厚みを検出しながら、温調手段63で液体を通じてスラリーを温度調整することで適切に研磨レートが制御される。例えば、研磨序盤では、スラリーの温度が上がって研磨レートが高く制御され、研磨終盤に向けてスラリーの温度が下がって研磨レートが低くなるように制御される。
図4を参照して、CMP研磨方法について詳細に説明する。図4は、第1の実施の形態に係るCMP研磨方法の説明図である。なお、図4Aは保持工程を示し、図4B及び図4CはCMP研磨工程を示している。
図4Aに示すように、先ず保持工程が実施される。保持工程では、シリンダ32によってリテーナリング30が下降されており、保持面16の中央の噴出口17から液体が高い流速で噴出され、保持面16の外周側から外部に排出される。これにより、保持面16の中央から外周側に向かう液体の流れが形成され、保持面16の全面を覆うように液体の層が作られる。液体で満たされた保持面16にウエーハWが搬入されると、ウエーハWの下面72と保持テーブル15の保持面16との間を液体が流れることで負圧が発生し、ウエーハWが保持面16に対してベルヌーイ吸着されて非接触で保持される。なお、図6に示すように、リテーナリング30に逃げ道33を備えている場合は、逃げ道33から液体を放出させ噴射口17から噴射される液体の流速を低下させることが無いので、リテーナリング30を上昇させてウエーハWが保持面16に対してベルヌーイ吸着されて非接触で保持される。
図4Bに示すように、保持工程の後にCMP研磨工程が実施される。CMP研磨工程では、保持テーブル15の保持面16にウエーハWがベルヌーイ吸着された状態で、研磨手段40の真下までウエーハWが搬送される。シリンダ32によってリテーナリング30が上昇され、ウエーハWの周囲にリテーナリング30が位置付けられる。リテーナリング30によって液体の流れが部分的に遮られることで、液体の流れが遅くなってベルヌーイ吸着が解除される。ベルヌーイ吸着が解除された状態でも、液体によってウエーハWが押し上げられて、リテーナリング30の内側でウエーハWが保持面16に非接触で保持される。
図4Cに示すように、回転モータ25の回転が回転基台52を介してリテーナリング30に伝達されると、リテーナリング30の内側のウエーハWがリテーナリング30の回転に連れ回りされる。また、回転した研磨パッド45が加工送り手段35によってウエーハWに向かって加工送りされ、研磨パッド45の研磨面46によってリテーナリング30が押圧されると共にウエーハWが押圧される。そして、スラリー供給手段61から研磨パッド45の研磨面46とウエーハWの上面71の間にスラリーが供給されながら、研磨パッド45の研磨面46とウエーハWの上面71が回転接触されて研磨される。
このとき、液体によってウエーハWの上面71が研磨パッド45の研磨面46に倣うように押し付けられている。ウエーハWの上面71が研磨パッド45の研磨面46に平行に接触するため、ウエーハWの内側と外側で均一に研磨される。研磨中はウエーハWの下面72が保持テーブル15の保持面16に接触することがなく、ウエーハWの下面72が常に液体に洗浄された状態になるため、ウエーハWの下面72に研磨屑が付着することがない。さらに、ウエーハWの下面72が保持面16に接触して傷つくことがないため、ウエーハWの下面72に保護テープT(図2参照)を貼着する必要がない。
このようなCMP研磨では、厚みセンサによってウエーハWの厚みがリアルタイムで検出され、ウエーハWの厚みに応じてスラリーの温度が調節されて研磨レートが制御される。例えば、研磨序盤では、スラリーの目標温度が研磨レートの高い第1の目標温度に設定されており、温調手段63によって液体の温度が高く調節される。液体の熱がウエーハWを介してスラリーに伝わることで、温められたスラリーによってウエーハWが比較的粗く研磨される。この粗研磨は、厚みセンサによって研磨終盤のウエーハWの厚みが検出されるまで継続される。
研磨終盤では、スラリーの目標温度が研磨レートの低い第2の温度に切り換えられ、温調手段63によって液体の温度が低く調節される。液体の温度低下によってスラリーの温度が第2の目標温度まで低下し、通常の研磨レートでウエーハWが研磨される。これにより、目標温度の低下によってスラリーの化学成分の活性化が抑えられ、仕上げ段階でウエーハWが過度に研磨されることが防止される。このように、研磨序盤で研磨レートを上げ、研磨終盤で研磨レートを下げることで、研磨精度を低下させることなく、研磨の加工時間を短縮することが可能になっている。
以上のように、第1の実施の形態に係るCMP研磨装置1では、リテーナリング30の内側で保持テーブル15の保持面16とウエーハWの下面72との間に液体が介在され、保持テーブル15にウエーハWが非接触で保持される。研磨時には、液体によってウエーハWが押し上げられ、ウエーハWの上面71が研磨パッド45の研磨面46に倣うように押し当てられる。このため、保持テーブル15の保持面16と研磨パッド45の研磨面46の平行度にズレが生じていても、平行度を調節することなくウエーハWを良好に研磨することができる。また、研磨中にウエーハWの下面72が保持テーブル15の保持面16に接触して傷つくことがないため、ウエーハWの下面72に保護テープT(図2参照)を貼着する必要がない。よって、保護テープTを使用しない分だけ、作業工数及び材料コストを低減することができる。
続いて、図5を参照して、第2の実施の形態に係るCMP研磨装置について説明する。第2の実施の形態に係るCMP研磨装置は、リテーナリングと共に保持テーブルが回転する点で第1の実施の形態と相違している。したがって、第1の実施の形態と相違する点についてのみ説明し、共通する構成については極力説明を省略する。また、第1の実施の形態と同一の構成については同一の符号を付して説明する。図5は、第2の実施の形態に係るCMP研磨方法の説明図である。
図5に示すように、第2の実施の形態に係るCMP研磨装置では、保持テーブル15の下面中央から真下に軸部18が突出しており、X軸テーブル22上の支持台56に軸部18がベアリング57を介して回転可能に支持されている。また、保持テーブル15の下面には、環状のフランジ58が固定されており、フランジ58上にはリテーナリング30を昇降させる昇降機構として複数(本実施の形態では4つ)のシリンダ32が設けられている。保持テーブル15の軸部18には、保持テーブル15と共にリテーナリング30を回転させる回転手段として回転モータ25が連結されている。
このように構成されたCMP研磨装置においても、第1の実施の形態に係るCMP研磨装置1と同様なCMP研磨方法が実施される。図5Aに示すように、保持工程では、シリンダ32によってリテーナリング30が下降され、保持テーブル15の噴出口17から液体が高い流速で噴出されて、ウエーハWが保持面16にベルヌーイ吸着されて非接触で保持される。図5Bに示すように、CMP研磨工程では、ウエーハWが研磨手段40の真下まで搬送されると、シリンダ32によってリテーナリング30が上昇されて、ベルヌーイ吸着が解除された状態でリテーナリング30の内側でウエーハWが保持面16に非接触で保持される。
図5Cに示すように、回転モータ25によって保持テーブル15と共にリテーナリング30が回転され、リテーナリング30にウエーハWが連れ回りされる。また、研磨パッド45が回転しながら加工送り手段35によってウエーハWに向かって加工送りされ、研磨パッド45の研磨面46によってリテーナリング30が押圧されると共にウエーハWが押圧される。そして、スラリー供給手段61からスラリーが供給されながら、研磨パッド45の研磨面46とウエーハWの上面71が回転接触されて研磨される。このとき、第1の実施の形態と同様に、液体の温度を調節しながら研磨レートを制御するようにしてもよい。
以上のように、第2の実施の形態に係るCMP研磨装置でも、保持テーブル15の保持面16とウエーハWの下面72との間に液体が介在され、保持テーブル15にウエーハWが非接触で保持される。よって、第1の実施の形態と同様に、保持テーブル15の保持面16と研磨パッド45の研磨面46の平行度を調節することなくウエーハWを良好に研磨することができ、さらに保護テープTを使用しない分だけ、作業工数及び材料コストを低減することができる。また、ウエーハWの下面72を洗浄しながら研磨することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状などについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、上記した第1、第2の実施の形態においては、保持テーブル15の保持面16に環状の噴出口17を設ける構成にしたが、この構成に限定されない。噴出口17は、保持面16の中央から外周側に向かって液体の流れを作り出すような形状であればよく、特に形状は限定されない。また、保持テーブル15の保持面16に単一の噴出口17ではなく、複数の噴出口17が形成されてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、昇降機構として複数のシリンダ32を例示して説明したが、この構成に限定されない。昇降機構は、リテーナリング30を昇降方向に昇降させる構成であればよく、例えば、電動アクチュエータで構成されてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、加工送り手段35によって保持テーブル15に対して研磨手段40が接近及び離間する方向に加工送りされる構成にしたが、この構成に限定されない。加工送り手段35は、研磨手段40に対して保持テーブル15を接近及び離間する方向に加工送りする構成にしてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、ウエーハWのオリエンテーションフラット73に対応して、リテーナリング30の内周面に平坦部31が形成される構成にしたが、この構成に限定されない。リテーナリング30の内周面には、ウエーハWの切欠き部に係合する係合部が形成されていればよく、例えば、ウエーハWにノッチが形成されている場合には、リテーナリング30の内周面にノッチに対応した係合部として突起が形成されてもよい。また、リテーナリング30にウエーハWが連れ回り可能であれば、リテーナリング30の内周面には係合部が形成されていなくてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態においては、液体を温度調節することでスラリーを間接的に加温する構成にしたが、この構成に限定されない。スラリー供給手段61で直にスラリーを加温して、液体によってスラリーの熱を吸収させるようにしてスラリーの温度を調節してもよい。例えば、研磨序盤では液体の温度を高くしてスラリーの温度の低下を抑え、研磨終盤では液体の温度を低くしてスラリーの温度を低下させるようにしてもよい。また、第1、第2の実施の形態においては、スラリーの温度を調節しないようにしてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態では、CMP研磨装置1の単体を例示して説明したが、CMP研磨装置1は、一連の加工が全自動で実施されるフルオートタイプの加工装置に組み込まれてもよい。
また、上記した第1、第2の実施の形態では、保持テーブル15の上方に研磨パッド45を位置付けて、上側からウエーハWを研磨する構成について説明したが、この構成に限定されない。保持テーブル15の保持面16を下方に向け、保持テーブル15の下方に研磨パッド45を位置付けて、下側からウエーハWを研磨する構成にしてもよい。
以上説明したように、本発明は、平行度を調節せず、さらに作業工数及び材料コストを増加させずに、ウエーハを良好に研磨することができるという効果を有し、特に、スラリーを供給しながらウエーハを研磨するCMP研磨装置及びCMP研磨方法に有用である。
1 CMP研磨装置
15 保持テーブル
16 保持面
17 噴出口
25 回転モータ(回転手段)
30 リテーナリング
32 シリンダ(昇降機構)
35 加工送り手段
40 研磨手段
45 研磨パッド
46 研磨パッドの研磨面
61 スラリー供給手段
63 温調手段
71 ウエーハの上面
72 ウエーハの下面
W ウエーハ

Claims (4)

  1. ウエーハの下面に対面する保持面を有しウエーハを保持する保持テーブルと、ウエーハの外周の径より大きい内径でリング形状のリテーナリングと、該保持テーブルが保持するウエーハの外側で該保持面に直交する方向となる昇降方向に該リテーナリングを昇降させる昇降機構と、該保持テーブルが保持するウエーハをウエーハの中心を軸に回転させる回転手段と、ウエーハを研磨する研磨パッドを回転可能に装着する研磨手段と、該研磨手段と該保持テーブルとを相対的に接近および離間する方向に加工送りする加工送り手段と、ウエーハの上面と該研磨パッドの研磨面とにスラリーを供給するスラリー供給手段と、を備え、
    該保持テーブルには、該保持面から液体を噴出させる噴出口を備え、
    該噴出口から噴出させ該保持面に沿って該液体を流し該液体で満たされた状態の該保持面に向かってウエーハを搬入しウエーハの下面と該保持面との隙間を該液体が流れてウエーハの外周から排出させることで非接触でウエーハを保持してウエーハを研磨するCMP研磨装置。
  2. 該噴出口から噴射させる該液体の温度調節を行う温調手段を備える請求項1記載のCMP研磨装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のCMP研磨装置を用いてウエーハを研磨するCMP研磨方法であって、
    該噴出口から噴出させ該保持面に沿って該液体を流し該液体で満たされた状態の該保持面に向かってウエーハを搬入しウエーハの下面と該保持面との隙間を該液体が流れてウエーハの外周から排出させることでウエーハを保持する保持工程と、
    該保持工程で保持するウエーハの外側にて該昇降機構を用いて該リテーナリングを上昇させた後、該加工送り手段で該研磨パッドの該研磨面を該リテーナリングに押圧させると共にウエーハの上面に押圧させ、さらに該スラリー供給手段によりスラリーを供給してウエーハを研磨するCMP研磨工程と、
    からなるCMP研磨方法。
  4. 該CMP研磨工程において、温調手段を用いて該噴出口から噴射させる該液体の温度を所定の温度に調節させつつウエーハを研磨する請求項3に記載のCMP研磨方法。
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