JP2017010638A - グロメット及びグロメット付ワイヤハーネス - Google Patents

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【課題】保持したワイヤハーネスの曲がりによる、グロメットの遮音性能の低下を低減する。
【解決手段】グロメット20は、ワイヤハーネス12が挿通される小径筒部22と、小径筒部22から外側に拡がるとともに小径筒部22の軸方向に延びるように形成される拡径筒部30と、拡径筒部30の内周面から径方向内側に張出して拡径筒部30を閉鎖する閉鎖面部40と、閉鎖面部40から軸方向一方側に延びており、ワイヤハーネス12が挿通される補助筒部42とを備える。閉鎖面部40は、補助筒部42を囲む周方向に延びており軸方向一方側に突出する山部51a,51b,51cと、周方向に延びており軸方向の他方側に突出する谷部52a,52bとを径方向に交互に設けて構成される蛇腹部50を有している。山部51a,51cは、山部51bよりも軸方向一方側へ突出している。
【選択図】図1

Description

この発明はグロメットに関し、特に、自動車に配策されるワイヤハーネスに組付けて、車体パネルの貫通孔に装着され、貫通孔の挿通部分におけるワイヤハーネスの保護及び防水、防塵を図る技術に関する。
自動車のエンジンルームから車室内へ配策されるワイヤハーネスにはゴム又はエラストマー等で形成されるグロメットが装着され、該グロメットをエンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通孔に取付けられている。このような構造によって、貫通孔に挿通されるワイヤハーネスの保護、エンジンルーム側から車室側への水、塵の浸入防止、遮音が図られている。
特許文献1には、図6に示すように、車体係止凹部912を設けた拡径筒部913の大径側先端の内周面から突出させた一対の半円形状の閉鎖面部914,915と、一対の閉鎖面部914,915の対向端の中央の円形切欠の周縁から夫々突出させた一対の半円環筒部916,917を備え、該一対の半円環筒部916,917の外周面に粘着テープ巻き固着するグロメット910が開示されている。
一対の閉鎖面部914,915は、拡径筒部913より薄肉とすると共に、半円環筒部916,917の根元を囲む半周方向に延在する山部920と谷部921とを径方向に交互に設けた蛇腹部950を有している。閉鎖面部914,915の中央から突出する半円環筒部916,917がテープ巻き固着するワイヤハーネス901の外径の大小およびワイヤハーネス901の屈曲方向に応じて変形した場合に閉鎖面部914,915の変形を蛇腹の伸縮によって吸収し、閉鎖面部914,915の外周側に連結した拡径筒部913の車体係止凹部912の変形発生を防止している。
特開2009−225509号公報
しかしながら、図7に示すように、グロメット910に保持されたワイヤハーネス901が大きく曲げられて経路規制されることによって、例えば閉鎖面部915の蛇腹部分に大きな圧縮力が作用した場合、閉鎖面部915が形状を維持できずに内側(拡径筒部913の側)に入り込むおそれがあった。この場合、拡径筒部913と閉鎖面部915とで形成される空気槽922が狭められることによって、グロメット910の遮音性能が低下してしまう。
そこで、本発明は、保持したワイヤハーネスの曲がりによるグロメットの遮音性能の低下を低減する技術を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、第1の態様は、ワイヤハーネスが挿通される車体パネルに形成された貫通孔に取付けられるグロメットであって、ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する小径筒部と、前記小径筒部から外側に拡がるとともに前記小径筒部の軸方向に延びるように形成され、その外周部に前記貫通孔の周縁部を嵌め込み可能な環状溝が形成された拡径筒部と、前記拡径筒部の内周面から径方向内側に延びて前記拡径筒部を閉鎖する閉鎖面部と、前記閉鎖面部から前記軸方向一方側に延びており、前記ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する補助筒部と、を備え、前記閉鎖面部は、前記補助筒部を囲む周方向に延びており前記軸方向に突出する山部と、前記周方向に延びており前記山部が突出する方向とは反対の方向に突出する谷部とが前記拡径筒部の径方向に交互に設けて構成される蛇腹部を有しており、前記蛇腹部は、前記軸方向への突出高さが異なる隣接した2つの前記山部を有する。
また、第2の態様は、第1の態様に係るグロメットであって、前記蛇腹部は、前記山部を3つ以上有しており、連続する3つの前記山部のうち、前記径方向の外側及び内側に位置する2つの前記山部が、中央の前記山部よりも前記軸方向一方側に突出している。
また、第3の態様は、第2の態様に係るグロメットであって、前記軸方向一方側が、前記拡径筒部から遠ざかる方向である。
また、第4の態様は、グロメット付ワイヤハーネスであって、第1から第3までのいずれか1項の態様に係るグロメットと、前記小径筒部及び前記補助筒部に挿通状態で保持された前記ワイヤハーネスとを備える。
第1から第3の態様に係るグロメットによると、小径筒部及び補助筒部に挿通されたワイヤハーネスが曲げられることで、蛇腹部が圧縮された際に、突出高さが高い方の山部が、低い方の山部に被さるようにして重なることができる。これによって、蛇腹部をより薄く圧縮変形させることが可能となる。したがって、蛇腹部が崩れることで拡径筒部及び閉鎖面部で形成される空気槽に入り込むことを抑制でき、グロメットの遮音性能が低下することを抑制できる。
また、第2の態様に係るグロメットによると、蛇腹部が圧縮された際に、外側及び内側に位置する2つの山部が、中央の山部を越えて接近して重なり合うことができる。これによって、蛇腹部を薄く圧縮変形させることが可能となり、蛇腹部が空気槽に入り込むことをより効果的に抑制できる。
また、第3の態様に係るグロメットによると、中央の山部よりも突出する2つの山部を、拡径筒部から遠ざかる方向に突出させることによって、空気槽の容積を拡大させることができる。これによって、グロメットの遮音効果を高めることができる。
また、第4の態様に係るグロメット付ワイヤハーネスによると、小径筒部及び補助筒部に挿通されたワイヤハーネスが曲げられることで、蛇腹部が圧縮された際に、突出高さが高い方の山部が、低い方の山部に被さるようにして重なることができる。これによって、蛇腹部をより薄く圧縮変形させることが可能となる。したがって、蛇腹部が崩れることで拡径筒部及び閉鎖面部で形成される空気槽に入り込むことを抑制でき、グロメットの遮音性能が低下することを抑制できる。
実施形態に係るグロメット付ワイヤハーネスを示す断面図である。 実施形態に係るグロメットの閉鎖面部を示す部分断面図である。 実施形態に係るグロメットを示す背面図である。 圧縮された状態の蛇腹部を示す概略断面図である。 比較例に係る蛇腹部を示す概略断面図である。 従来のグロメット付ワイヤハーネスを示す断面図である。 従来のグロメット付ワイヤハーネスを示す概略断面図である。
<1. 実施形態>
以下、実施形態に係るグロメット20について説明する。図1は、実施形態に係るグロメット付ワイヤハーネス10を示す断面図である。図2は、実施形態に係るグロメット20の閉鎖面部40を示す部分断面図である。図3は、実施形態に係るグロメット20を示す背面図である。
車体パネル16は、車両において空間を仕切る略板状の部材である。車体パネル16としては、例えば、車室とエンジンルームとを仕切るパネルが想定される。車体パネル16には、その両面側に貫通する取付孔18(貫通孔)が形成されている。ここでは、取付孔18は略円形状としているが、必ずしも円形状である必要はなく、四角形状等であってもよい。取付孔18の周縁部は、車体パネル16のどちらか一方の主面側に曲げる加工処理(バーリング加工)等が適宜施されていてもよい。
グロメット付ワイヤハーネス10は、ワイヤハーネス12と、グロメット20とを備える。
ワイヤハーネス12は、束ねられた複数の電線を含む。このワイヤハーネス12は、車体パネル16の取付孔18を通って配設されることで、車体パネル16によって区画される2つの空間のそれぞれに設置される電気機器同士を電気的に接続する部材である。
グロメット20は、上記ワイヤハーネス12の長手方向中間部に取付けられた状態で、車体パネル16に形成された取付孔18に取付けられる。この状態で、グロメット20は、ワイヤハーネス12の取付孔18の周縁部から保護する。また、グロメット20は、車体パネル16によって区画される2つの空間の間で、水や塵等の行き来を防止したり、音を遮断する機能を備える。
グロメット20は、例えばエラストマー(ゴム又は合成樹脂素材等の弾性素材)で形成されており、小径筒部22、拡径筒部30及び閉鎖面部40とを備えている。
小径筒部22は、筒形状に形成されており、内部にワイヤハーネス12が挿通される挿通孔24が形成されている。小径筒部22の挿通孔24を形成する内周面には、軸方向に所要の間隔をあけて複数の環状突部25が配置されている。各環状突部25の最内周は、ワイヤハーネス12の断面よりも若干小さい。すなわち、挿通孔24の孔径を広げるように小径筒部22が弾性変形することで、挿通孔24にワイヤハーネス12が挿通可能となる。ワイヤハーネス12が挿通された後、小径筒部22が収縮することで、小径筒部22にワイヤハーネス12が締め付け固定される。複数の環状突部25を設けることによって、小径筒部22の挿通孔24内におけるワイヤハーネス12との接触面積が低減されるため、挿通容易であるとともに、高いシール性を得ることが可能となる。ただし、複数の環状突部25は、必須の構成ではなく省略可能である。
小径筒部22に、その軸方向他方側の端部から、複数の環状突部25のうち最も軸方向他方側に位置するものよりも手前の位置までにかけて、挿通孔24の軸方向に沿う切込みが形成されていてもよい。このような切込みを形成することによって、小径筒部22の拡径が容易となり、ワイヤハーネス12の挿通が容易となる。
小径筒部22の軸方向他方側の端部には、周方向に沿って径方向外側に突出するテープ止めリブ26が設けられている。小径筒部22にワイヤハーネス12が挿通保持された状態で、小径筒部22の外側端部及びワイヤハーネス12に粘着テープが巻回されることによっても、小径筒部22に対してワイヤハーネス12が固定される。
拡径筒部30は、小径筒部22から外側に拡がるように形成されている。ここでは、拡径筒部30は、傘状部32と、傘状部32の開放端部側に設けられた厚肉部34と、傘状部32と厚肉部34とを連結する連結部35とを備える。傘状部32は、径方向外方と、小径筒部22の軸方向の一方との合成方向に延びる部分であり、連結部35は、小径筒部22の軸方向に延びる部分である。
傘状部32と厚肉部34との間の外周部には、取付孔18の周縁部を嵌め込み可能な環状溝36が形成されている。連結部35は、環状溝36の底側に位置して、傘状部32と厚肉部34とを連結している。
環状溝36の溝幅は、車体パネル16の取付孔18の周縁部をはめ込める程度の幅とされ、具体的には、車体パネル16の厚みと同じか、それよりも若干大きくなるように設定される。環状溝36の底部の外径(連結部35の外径)は、取付孔18の内径と同程度とされている。
環状溝36自体は、外方に開口する円状溝であるため、上記取付孔18に対する取付姿勢は自由である。
また、連結部35の内周部からその内周側(径方向内側)に向けて張出すようにして閉鎖面部40が形成されている。閉鎖面部40は、比較的薄い(例えば、傘状部32よりも薄い)円板状に形成されており、拡径筒部30の傘状部32及び連結部35で形成される内側の空間を閉鎖するように形成されている。このように、拡径筒部30と閉鎖面部40によって、空気槽41が形成される。このような空気槽41を形成することによって、グロメット20の遮音性能が高められている。
閉鎖面部40は、蛇腹部50を有している。蛇腹部50は、後述する補助筒部42を囲む周方向に延びており、軸方向一方側に突出する山部51と、周方向に延びており軸方向の他方側(山部51が突出する方向とは逆の方向)に突出する谷部53とを、拡径筒部30の径方向に交互に設けて構成されている。蛇腹部50は、径方向において略均一な厚みを有しており、中心軸を含む横断面視において、山部51の頂部とその両側の側壁部の内角、及び、谷部53の底部とその両側の側壁部との内角が大小変化することにより、延在方向(径方向)に伸縮するように構成されている(図2参照)。
本例では、蛇腹部50は、連続する3つの山部51(山部51a,51b,51c)、及び、各山部51の間に配された2つの谷部53(53a,53b)で構成されている。
連続する3つの山部51のうち、径方向(拡径筒部30の中心軸に直交する方向)内側の山部51a及び径方向外側の51cは、中央の山部51bよりも軸方向一方側に突出している。換言すると、各山部51a,51cの各頂部は、山部51bの頂部よりも軸方向一方側に設定されている。隣接する2つの山部51a,51bのうち一方の山部51aは他方の山部51bよりも軸方向一方側に突出しており、隣接する2つの山部51b,51cのうち山部51cは山部51bよりも軸方向一方側に突出している。
また、各谷部53a,53bの軸方向他方側への突出高さはほぼ同じとされている。換言すると、各谷部53a,53bの各頂部は、軸方向においてはほぼ揃った位置に設定されている。なお、隣接する谷部53同士の突出高さを異ならせてもよい。
閉鎖面部40の中央部から外方(軸方向一方側)に突出するようにして、補助筒部42が突設されている。補助筒部42は、ワイヤハーネス12を挿通可能な円筒状に形成されている。そして、ワイヤハーネス12が補助筒部42に挿通された状態で、粘着テープが補助筒部42及びワイヤハーネス12に巻付けられることで、補助筒部42がワイヤハーネス12に固定される。
なお、閉鎖面部40及び補助筒部42には、部分分割スリット40Sが形成されている。部分分割スリット40Sは、グロメット20を金型成形する際に、これらの各部分を容易に弾性変形させることで、型抜き容易とする等の役割を果す。
図4は、圧縮された状態の蛇腹部50を示す概略断面図である。ワイヤハーネス12が車体パネル16に対して垂直に配されている場合、図1に示すように、蛇腹部50はほとんど伸縮することなく、元の形状に維持される。
しかしながら、ワイヤハーネス12が、曲げられた状態で経路規制されると(図7参照)、ワイヤハーネス12によって蛇腹部50の一部が圧縮される。本例の場合、中央の山部51bの突出高さが低いため、両隣の山部51a,51cが山部51bに被さり、さらにこれらは山部51bを越えて互いに重なり合う。この山部51a,51cの重なりの厚さをD1とする。
図5は、比較例に係る蛇腹部50Aを示す概略断面図である。蛇腹部50Aは、3つの山部51を有しているが、それぞれの突出高さが同一とされている。このような蛇腹部50Aを蛇腹部50の代わりに採用した場合、図5に示すように、蛇腹部50Aが圧縮されることで3つの山部51が上下に重なり合うこととなる。このときの3つ山部51の重なりの厚さをD2とする。
蛇腹部50Aは、厚さD2までの圧縮変形が可能であるが、それを越えて圧縮変形すると、形状が崩れて空気槽41に入り込んでしまう(図7参照)。これに対して、本実施形態に係る蛇腹部50は、厚さD2よりも山部51bの厚さ分だけ小さい厚さD1まで圧縮変形可能となっている。すなわち、本実施形態に係るグロメット20は、より薄く変形可能であるため、蛇腹部50が空気槽41に入り込むことを低減できる。したがって、遮音機能が低下することを低減できる。
なお、山部51及び谷部53の数量は図示のものに限定されるものではなく、任意に設定可能である。すなわち、蛇腹部50は、少なくとも、2つの山部51とそれらの間に配される1つの谷部53とを含めばよい。2つの山部51のうち、どちらか一方を他方よりも軸方向一方側に突出させることで、蛇腹部50が収縮した際に崩れにくくなり、空気槽41が小さくなることを低減できる。もちろん、山部51が4つ以上設けてもよい。さらに、複数の山部51の各頂部の位置が、軸方向において異なるようにしてもよい。
また、本実施形態では、各山部51が突出する方向は、軸方向一方側を向く方向であり、この方向は、拡径筒部30から遠ざかる方向となっている。すなわち、山部51a,51cが突出する方向は、拡径筒部30と閉鎖面部40とで構成される空気槽41の容積を拡張する方向となっている。このように、空気槽41の容積を拡張する方向に山部51a,51cを突出させることで、遮音効果を高めることができる。
また、突出高さの異なる複数の山部51が、軸方向他方側に突出するようにしてもよい。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 グロメット付ワイヤハーネス
12 ワイヤハーネス
16 車体パネル
18 取付孔
20 グロメット
22 小径筒部
24 挿通孔
30 拡径筒部
32 傘状部
34 厚肉部
35 連結部
36 環状溝
40 閉鎖面部
41 空気槽
42 補助筒部
50,50A 蛇腹部
51,51a,51b,51c 山部
53,53a,53b 谷部

Claims (4)

  1. ワイヤハーネスが挿通される車体パネルに形成された貫通孔に取付けられるグロメットであって、
    ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する小径筒部と、
    前記小径筒部から外側に拡がるとともに前記小径筒部の軸方向に延びるように形成され、その外周部に前記貫通孔の周縁部を嵌め込み可能な環状溝が形成された拡径筒部と、
    前記拡径筒部の内周面から径方向内側に延びて前記拡径筒部を閉鎖する閉鎖面部と、
    前記閉鎖面部から前記軸方向一方側に延びており、前記ワイヤハーネスが挿通される挿通孔を形成する補助筒部と、
    を備え、
    前記閉鎖面部は、前記補助筒部を囲む周方向に延びており前記軸方向に突出する山部と、前記周方向に延びており前記山部が突出する方向とは反対の方向に突出する谷部とが前記拡径筒部の径方向に交互に設けて構成される蛇腹部を有しており、
    前記蛇腹部は、前記軸方向への突出高さが異なる隣接した2つの前記山部を有する、グロメット。
  2. 請求項1に記載のグロメットであって、
    前記蛇腹部は、前記山部を3つ以上有しており、
    連続する3つの前記山部のうち、前記径方向の外側及び内側に位置する2つの前記山部が、中央の前記山部よりも前記軸方向に突出している、グロメット。
  3. 請求項2に記載のグロメットであって、
    前記山部の突出する方向が、前記拡径筒部から遠ざかる方向である、グロメット。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載のグロメットと、
    前記小径筒部及び前記補助筒部に挿通状態で保持された前記ワイヤハーネスと、
    を備える、グロメット付ワイヤハーネス。
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