JP2017008517A - テラス囲い - Google Patents

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真志 山田
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和義 吉原
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Abstract

【課題】テラス囲い内部の空間を広く確保することができるテラス囲いを提供する。【解決手段】建物11の壁部13と、壁部13と所定間隔離間して立設された立ち上がり壁14とに囲まれたテラス囲い1において、立ち上がり壁14の上部に立設するコーピング上柱(柱)15に支持された上ベース部材7と、上ベース部材7の下側に配置され立ち上がり壁14に支持された下ベース部材8と、上下方向に延在し上ベース部材7および下ベース部材8に壁部13側から固定される第1柱部材2と、を有し、第1柱部材2は、上ベース部材7および下ベース部材8に対してそれぞれ壁部13と立ち上がり壁14とが近接・離間する方向に固定位置を調整可能である。【選択図】図2

Description

本発明は、建物のテラスやバルコニーなどの上方を囲うテラス囲いに関する。
従来、建物のテラスや建物の躯体から外方に突出したバルコニーの外周や上部を囲うテラス囲いが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなテラス囲いにドアなどの建具を設けるためには枠材を取り付ける必要がある。そして、枠材を取り付けるためにはテラスやバルコニーの立ち上がり壁の内側にテラス囲いの柱部材を立設する必要がある。
特開2013−241757号公報
しかしながら、立ち上がり壁の内側にテラス囲いの柱部材を立設すると、テラス囲い内部の空間が狭くなるという問題がある。
そこで、本発明は、テラス囲い内部の空間を広く確保することができるテラス囲いを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るテラス囲いは、建物の壁部と、該壁部と所定間隔離間して立設された立ち上がり壁とに囲まれたテラス囲いにおいて、前記立ち上がり壁の上部に立設する柱に支持された上ベース部材と、該上ベース部材の下側に配置され前記立ち上がり壁に支持された下ベース部材と、上下方向に延在し前記上ベース部材および前記下ベース部材に前記壁部側から固定される第1柱部材と、を有し、該第1柱部材は、前記上ベース部材および前記下ベース部材に対してそれぞれ前記壁部と前記立ち上がり壁とが近接・離間する方向に固定位置を調整可能であることを特徴とする。
本発明では、第1柱部材が、立ち上がり壁の上部に立設する柱に支持された上ベース部材と、立ち上がり壁に支持された下ベース部材に対してそれぞれ壁部と立ち上がり壁とが近接・離間する方向に固定位置を調整可能である。これにより、第1柱部材を壁部側から立ち上がり壁に向かう方向に寄せるようにして上ベース部材および下ベース部材に取り付けると、テラス囲いの内側に柱部材を立設した場合と比べて第1柱部材の立ち上がり壁から壁部側への突出寸法を抑えることができる。このため、テラス囲い内部の空間を広く確保することができる。
また、本発明に係るテラス囲いでは、前記建物の壁部に第2柱部材が設けられていて、前記第1柱部材および前記第2柱部材には、枠材を取り付け可能としてもよい。
このような構成とすることにより、第1柱部材と第2柱部材との間に枠材を設けることができ、その結果、枠材に扉などを設置することができる。
また、本発明に係るテラス囲いでは、前記第1柱部材は、前記上ベース部材および前記下ベース部材それぞれの少なくとも一部を前記壁部側から覆っている構成としてもよい。
このような構成とすることにより、上ベース部材と下ベース部材とが壁部と立ち上がり壁とが近接・離間する方向にずれた位置に配置された場合でも、上ベース部材と下ベース部材とがそれぞれ第1柱部材に覆われることにより、意匠性をよくすることができる。
本発明によれば、テラス囲い内部の空間を広く確保することができる。
本発明の実施形態によるテラス囲いの正面図である。 本発明の実施形態によるテラス囲いを幅方向から見た様子を示す図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。 図2のD−D線断面図である。
以下、本発明の実施形態によるテラス囲いについて、図1乃至図6に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態によるテラス囲い1は、例えば建物11から突出するバルコニーや建物11に隣接するテラス、物干しルームなどに設けられている。
テラス囲い1は、床部12と、床部12に立設し建物11の壁部13と間隔をあけて対向する立ち上がり壁14と、立ち上がり壁14のコーピング141の上面に立設する一対のコーピング上柱15,15と、コーピング上柱15の頂部と建物11との間に架け渡された梁部16と、梁部16の上部に設けられた屋根部17と、を有している。床面12aには、建物11の壁部13側から立ち上がり壁14側向かって漸次下側に向かう排水勾配が設けられている。本実施形態では、一対のコーピング上柱15,15の間にサッシ18が設けられている。
ここで、建物11の壁部13と立ち上がり壁14とが近接・離間する方向(図1の紙面に直交する方向、図2の左右方向)を前後方向とし、建物11の壁部13に対する立ち上がり壁14側を前側とし、立ち上がり壁14側に対する建物11の壁部13側を後側とするとともに、前後方向に直交する水平方向(図1の左右方向、図2の紙面に直交する方向)を幅方向とする。
また、以下の説明における各部材の向きは、各部材がテラス囲い1に設置された際の向きとしている。
本実施形態では、テラス囲い1の内部には、立ち上がり壁14およびコーピング上柱15に支持された第1柱部材2と、建物11の壁部13に支持された第2柱部材3と、第1柱部材2と第2柱部材3との間にわたすように床面12aに設けられた調整部材4と、第1柱部材2と第2柱部材3との間に渡すように床面12aに設けられるとともに調整部材4に覆われた止水部材5と、第1柱部材2、第2柱部材3、調整部材4および柱部材の内側に設けられた枠材6と、を有している。
枠材6は、テラス囲い1の内部を幅方向の一方側と他方側とに仕切る建具(不図示)を取り付け可能に構成されている。
第1柱部材2は、床部12から梁部16にわたって上下方向に延在していて、上側がコーピング上柱15に支持された上ベース部材7に固定され、下側が立ち上がり壁14の側面に支持された下ベース部材8に固定されている。第1柱部材2は、上ベース部材7および下ベース部材8にそれぞれ固定されることで、上ベース部材7および下ベース部材8とともに柱部を構成している。
図3および図4に示すように、第1柱部材2は、後側に配置されて枠材6が固定される枠固定板部21と、枠固定板部21の幅方向の両端部からそれぞれ前方に突出する一対の柱側板部22,22と、柱側板部の前後方向の中間部を連結する連結板部23と、を有している。
一対の柱側板部22,22は、幅方向に間隔をあけて略平行に配置されている。一対の柱側板部22,22の間には、空部S1が形成されている。
一対の柱側板部22,22の前側には、それぞれ互いに近接する方向に突出する突出片22a,22a…が上下方向全体にわたって2箇所ずつ形成されている。
図3に示すように、上ベース部材7は、コーピング141の上面から梁部16の下端部にわたって上下方向に延在していて、コーピング上柱15の後側に配置されている。上ベース部材7は、コーピング上柱15の後面15aに固定されるコーピング上柱固定部71と、コーピング上柱固定部71から後側に突出する上アジャスト部72と、を有している。
上アジャスト部72は、幅方向に互いに間隔をあけて配置されコーピング上柱固定部71から後側に突出する一対の上アジャスト側板部721,721を有している。一対の上アジャスト側板部721,721は、それぞれ板面が幅方向を向くように平行に配置されている。
一対の上アジャスト側板部721,721は、第1柱部材2の一対の柱側板部22,22の間の空部S1に前側から挿入可能で、一対の上アジャスト側板部721,721が一対の柱側板部22,22の間の空部S1に配置されると、上アジャスト部72が第1柱部材2に覆われた状態となる。このとき、一対の柱側板部22,22の突出片22a,22aの先端部は、一対の上アジャスト側板部721,721の外側の面と当接している。
上ベース部材7と第1柱部材2とは、上アジャスト部72が一対の柱側板部22,22の間の空部S1に配置された状態で所望の前後方向の位置において固定できるように構成されている。
図4に示すように、下ベース部材8は、床面12aからコーピング141の下面近傍にわたって上下方向に延在していて、立ち上がり壁14の後側に配置されている。下ベース部材8は、立ち上がり壁14の後面14aに固定される立ち上がり壁固定部81と、立ち上がり壁固定部81から後側に突出する下アジャスト部82と、を有している。
下アジャスト部82は、幅方向に互いに間隔をあけて配置され立ち上がり壁固定部81から後側に突出する一対の下アジャスト側板部821,821を有している。一対の下アジャスト側板部821,821は、それぞれ板面が幅方向を向くように平行に配置されている。
一対の下アジャスト側板部821,821は、第1柱部材2の一対の柱側板部22,22の間の空部S1に前側から挿入可能で、一対の下アジャスト側板部821,821が一対の柱側板部22,22の間の空部S1に配置されると、下アジャスト部82が第1柱部材2に覆われた状態となる。このとき、一対の柱側板部22,22の突出片22a,22aの先端部は、一対の下アジャスト側板部821,821の外側の面と当接している。
下ベース部材8と第1柱部材2とは、下アジャスト部82が一対の柱側板部22,22の間の空部S1に配置された状態で所望の前後方向の位置において固定できるように構成されている。
本実施形態では、コーピング上柱15の後面15aは、立ち上がり壁14の後面14aよりも前側に配置されている。そして、上ベース部材7のコーピング上柱固定部71の前後方向の長さ寸法は、下ベース部材8の立ち上がり壁固定部81の前後方向の長さ寸法よりも小さく形成されて、上ベース部材7がコーピング上柱15に固定され、下ベース部材8が立ち上がり壁14に固定されると、上ベース部材7の上アジャスト部72と、下ベース部材8の下アジャスト部82とが、上下方向に重なる位置に配置される。
本実施形態では、第1柱部材2は、上ベース部材7の上アジャスト部72および下ベース部材8の下アジャスト部82を一対の柱側板部22,22の内側の空部S1に配置させた状態で、より前側において上アジャスト部72および下アジャスト部82に固定される。
第2柱部材3は、床面12aから屋根部17の下側まで上下方向に延在する部材で、建物11の壁部13に固定されている、第2柱部材3は、建物11の壁部13に直接固定されていてもよいし、建物11の壁部13に固定された固定部材を介して固定されていてもよい。
図2に戻り、調整部材4は、前後方向に延在し床面12aに設置される床側部材41と、前後方向に延在し床側部材41を上側から覆った状態で床側部材41に固定され上部に枠材6が固定される枠側部材42と、を有している。
床側部材41は、前端部が第1柱部材2に固定され、後端部が第2柱部材3に固定されている。
図5および図6に示すように、床側部材41は、前後方向に延在し幅方向に間隔をあけて床面12aに設置される一対の脚部411,411と、一対の脚部411,411にそれぞれ立設し板面が幅方向を向く一対の側板部412,412と、一対の側板部412,412の高さ方向の中間部どうしをそれぞれ連結する第1連結板部413および第2連結板部414と、を有している。
脚部411は、断面視で下方に開口する略C字状で、前後方向に延在し下方に開口する溝部411aが形成されている。溝部411aには、床部12に設置された際に床面12aと当接するクッション材などの弾性材415が設けられている。
一対の側板部412,412は、それぞれ下端部が脚部411,411と連結されていて、上端部に互いに上側に向かうとともに互いに近接する側に向かって突出する突出片412a,412aが設けられている。
第1連結板部413は、第2連結板部414よりも下側に配置されていて、板面が床面12aと平行となる平坦面に形成されている。本実施形態では、第1連結板部413の板厚は、第2連結板部414の板厚よりも薄く形成されている。
第1連結板部413の下側かつ一対の脚部411,411および一対の側板部412,412に挟まれた空間S2には、床面12aに設置された止水部材5が配置される。
第2連結板部414は、断面視で幅方向の中間部が上側に開口する略C字状となるように下側に折り曲げられていて、前後方向に延在し上側に開口する溝部414aが形成されている。
枠側部材42は、上端部に配置され板面が上下方向を向く上板部421と、上板部421の幅方向の両端部から下方に延びる一対の側板部422,422と、上板部421の幅方向の一方の端部から上方に延びるフィン423と、を有している。
枠側部材42は、上板部421の上面に枠材6が固定され、上板部421に固定された枠材6の幅方向の一方側の側面にフィン423が重なるように構成されている。フィン423は、上板部421と枠材6との間に幅方向の一方側から雨水が入り込むことを防止している。
一対の側板部422,422は、上下方向の中間部にそれぞれ段部422a,422aが形成されている、一対の側板部422,422は、それぞれの段部422a,422aの上側および下側が、板面が幅方向を向くように平行に配置されている。一対の側板部422,422は、それぞれの段部422a,422aの下側が上側よりも幅方向に近接していて、それぞれの段部422a,422aの下側の幅方向の間隔が上側の幅方向の間隔より小さくなるように形成されている。
一対の側板部422,422の内側には、それぞれ互いに近接する方向に突出する突出片422b,422b…が上下方向全体にわたって2箇所ずつ形成されている。
枠側部材42は、枠材6が固定されるため上板部421の板面が上下方向を向く水平面となる向きに配置されている。これに対し、床側部材41は、排水勾配のある床面12aに沿って設置されるため、建物11の壁部13側となる後端部側が、立ち上がり壁14側となる前端部側よりも高い位置に配置されて、第2連結板部414の板面が上下方向に対して斜めとなる向きに配置されている。このため、枠側部材42は、斜めに配置された床側部材41に対して水平となるように固定される。
止水部材5は、上端部に配置され板面が床面12aと平行となるとともに上面が第1連結板部413と対向するように配置される上板部51と、上板部51の幅方向の一方の端部近傍から床面12aまで下方に延びる第1側板部52と、他方の端部近傍から下方に伸びて下端部が床面12aと離間する第2側板部53と、第1側板部52と第2側板部53とを連結するとともに床面12aと当接する床面当接板部54と、を有している。
上板部51は、調整部材4の第1連結板部413と上下方向に離間している。
第1側板部52および第2側板部53は、上板部51の下面の幅方向の両端部よりもやや内側から下方に延びるように配置されている。
第1側板部52は、下端部に第2側板部53側に折り曲げられた折り曲げ部521が形成されていて、折り曲げ部521の下面521aが床面12aと当接している。
第2側板部53は、第1側板部52よりも上下方向の寸法が小さくなるように形成されている。
床面当接板部54は、幅方向の一方の端部が第1側板部52の高さ方向の中間部に連結され、他方の端部が第2側板部53の下端部に連結されている。床面当接板部54は、幅方向の中間部に断面視で下側に突出する略C字状となり前後方向に延在する突出部541が形成されている。突出部541の下面は、床面12aと当接している。
本実施形態では、止水部材5は、第1側板部52の折り曲げ部522の下面、および床面当接板部54の突出部541の下面が床面12aと当接している。
また、床面当接板部54の突出部541の第2側板部53側には、突出部541の側面と、床面当接板部54の下面と、床面12aとに囲まれた空間部55が形成されている。この空間部55には、シーリング材57が充填されるように構成されている。
本実施形態による調整部材4および止水部材5は、以下のように設置される。
まず、止水部材5を床面12aに配置して、前端部を第1柱部材2に固定し、後端部を第2柱部材3に固定する。
なお、本実施形態では、図6に示す止水部材5の前後方向の両端部近傍の幅方向の側部に配置される一対の側板部561,561と、一対の側板部561,561を連結して第1柱部材2および第2柱部材3にネジなどの固定具562aで固定される柱固定板部562と、を有する固定金具56によって止水部材5が第1柱部材2および第2柱部材3に固定される。固定金具56の一対の側板部561,561の一方と止水部材5の第2側板部53とは、ネジなどの固定具561aで固定される。
続いて、止水部材5の空間部55にシーリング材57を充填し、止水部材5の幅方向の一方側と他方側とを止水する。
続いて、調整部材4の床側部材41を一対の脚部411,411、一対の側板部412,412および第1連結板部413で止水部材5を覆うように床面12aに設置し、前端部を第1柱部材2に固定し、後端部を第1柱部材2に固定する。このとき、調整部材4の弾性材415を床面12aに密着させる。
なお、本実施形態では、図6に示す床側部材41の第2連結板部414の溝部414aに挿入されて床側部材41にネジなどの固定具431aで固定される溝部挿入板部431と、溝部挿入板部431と連結され第1柱部材2および第2柱部材3にネジなどの固定具432aで固定される柱固定板部432と、を有する固定金具43によって調整部材4の床側部材41が第1柱部材2および第2柱部材3に固定される。
調整部材4の第1連結板部413の下側かつ一対の脚部411,411および一対の側板部412,412に挟まれた空間S2に止水部材5が配置されると、止水部材5は、第1連結板部413、一対の脚部411,411および一対の側板部412,412と離間している。これにより、風や振動などによって調整部材4が移動しても、移動した調整部材4が止水部材5にあたらない、またはあたりにくい構成とすることができる。このため、移動した調整部材4があたることによる止水部材5の床面12aに対する移動を無くすまたは抑えることができて、止水部材5の止水性能を確実に確保することができる。
続いて、枠側部材42で床側部材41を覆い、枠側部材42の上板部421の上面が水平面となる向きにして、枠側部材42を床側部材41に固定する。本実施形態では、枠側部材42の一対の側板部422,422がネジなどの固定具44,44(図6参照)でそれぞれ床側部材41の一対の側板部412,412に固定される。
床側部材41は、排水勾配に沿った向きに配置されているため、枠側部材42は、床側部材41に対して斜めに固定される。本実施形態では、枠側部材42の上板部421の下面と床側部材41の側板部412,412の上端部の突出片412a,412aとが、前端部側(第1柱部材2側)では上下方向に離間して(図5参照)、後端部側(第2柱部材3側)では近接している(図6参照)。なお、後端部近傍において上板部421の下面と突出片412a,412aとが、当接していてもよい。
そして、調整部材4および止水部材5が設置されたら、第1柱部材2、第2柱部材3、梁部16および調整部材4の内側に枠材6を固定することで、枠材6が設置される。
次に、上述したテラス囲い1の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本実施形態によるテラス囲い1では、第1柱部材2は、コーピング上柱15に支持された上ベース部材7と、立ち上がり壁14に支持された下ベース部材8に対してそれぞれ壁部13と立ち上がり壁14とが近接・離間する方向に固定位置を調整可能である。これにより、第1柱部材2を壁部13側から立ち上がり壁14に向かう方向に寄せるようにして上ベース部材7および下ベース部材8に取り付けると、テラス囲い1の内側に柱部材を立設した場合と比べて第1柱部材2の立ち上がり壁14から壁部13側への突出寸法を抑えることができる。このため、テラス囲い1内部の空間を広く確保することができる。
また、本実施形態によるテラス囲い1では、建物11の壁部13に第2柱部材3が設けられていて、第1柱部材2および第2柱部材3には、枠材6を取り付け可能であることにより、第1柱部材2と第2柱部材3との間に枠材6を設けることができ、その結果、枠材6に扉などを設置することができる。
また、第1柱部材2は、上ベース部材7および下ベース部材8それぞれの少なくとも一部を壁部13側から覆っている構成とすることにより、上ベース部材7と下ベース部材8とが壁部13と立ち上がり壁14とが近接・離間する方向にずれた位置に配置された場合でも、上ベース部材7と下ベース部材8とがそれぞれ第1柱部材2に覆われることにより、意匠性をよくすることができる。
以上、本発明によるテラス囲いの実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、上ベース部材7および下ベース部材8は、それぞれ1つの部材で構成されているが、分割された複数の部材で構成されていてもよい。
また、上記の実施形態では、第1柱部材2が上ベース部材7および下ベース部材8を後側から覆っているが、覆っていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、調整部材4および止水部材5が設けられているが、設けられていなくてもよいし、調整部材4および止水部材5を上記以外の形態としてもよい。
1 テラス囲い
2 第1柱部材
3 第2柱部材
7 上ベース部材
8 下ベース部材
11 建物
12 床部
13 壁部
14 立ち上がり壁
15 コーピング上柱(柱)
16 梁部

Claims (3)

  1. 建物の壁部と、該壁部と所定間隔離間して立設された立ち上がり壁とに囲まれたテラス囲いにおいて、
    前記立ち上がり壁の上部に立設する柱に支持された上ベース部材と、
    該上ベース部材の下側に配置され前記立ち上がり壁に支持された下ベース部材と、
    上下方向に延在し前記上ベース部材および前記下ベース部材に前記壁部側から固定される第1柱部材と、を有し、
    該第1柱部材は、前記上ベース部材および前記下ベース部材に対してそれぞれ前記壁部と前記立ち上がり壁とが近接・離間する方向に固定位置を調整可能であることを特徴とするテラス囲い。
  2. 前記建物の壁部に第2柱部材が設けられていて、前記第1柱部材および前記第2柱部材には、枠材を取り付け可能である請求項1に記載のテラス囲い。
  3. 前記第1柱部材は、前記上ベース部材および前記下ベース部材それぞれの少なくとも一部を前記壁部側から覆っている請求項1または2に記載のテラス囲い。
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WO2018135058A1 (ja) 2017-01-20 2018-07-26 三菱重工業株式会社 熱交換器の解析方法

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