JP2003113643A - 集合住宅用避難隔板の取付構造 - Google Patents

集合住宅用避難隔板の取付構造

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JP2003113643A
JP2003113643A JP2001308656A JP2001308656A JP2003113643A JP 2003113643 A JP2003113643 A JP 2003113643A JP 2001308656 A JP2001308656 A JP 2001308656A JP 2001308656 A JP2001308656 A JP 2001308656A JP 2003113643 A JP2003113643 A JP 2003113643A
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Tsurumatsu Umakata
鶴松 馬形
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OOBARU KK
Oval Engineering Co Ltd
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OOBARU KK
Oval Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 避難隔板の組付けに起因する風の通過音の発
生を回避する。 【解決手段】 避難隔板1の外枠2を構成する躯体3側
の縦枠2aの側面に、その長手方向全長にわたって、溝
断面が凸形状の溝部10を形成する。躯体3に取り付け
る取付プレート4を、縦枠2aと長手方向に同じ長さを
有して縦枠2aに外嵌する凹部形成材7と、躯体3側の
壁面に面接触状態で密接して取り付ける取付片8とを一
体連接して構成する。凹部形成材7を構成する対向片の
一方に、水平方向に延びる長穴9が形成し、長穴9にボ
ルト11を通すとともにナット12を螺合して仮止めし
た状態のボルト11の頭部分を溝部10に嵌入して組付
け姿勢で鉛直方向に移動し、避難隔板1を所定の鉛直姿
勢で組付け固定しながら、避難隔板1と躯体3との間で
の隙間を無くし、隙間に起因する通過音の発生を回避す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、集合住宅における
バルコニーの隣接する戸別間に設けられた集合住宅用避
難隔板の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のような避難隔板を躯体に取り付け
る場合、従来では、図11の全体正面図に示すように、
避難隔板01の外枠02を構成する躯体03側の縦枠0
2aが躯体03に、その鉛直方向の二箇所において取付
プレート04を介して取り付けられるとともに、躯体0
3とは遠い側の縦枠02bがバルコニー側スラブ05
に、その鉛直方向の二箇所においても同様に取付プレー
ト04を介して取り付けられている。
【0003】取付プレート04は、縦枠02a,02b
を外嵌する凹部形成材06と、躯体03またはバルコニ
ー側スラブ05に組付け固定する固定片07とから構成
されている。
【0004】凹部形成材06の互いに対向する部材に水
平方向に延びる長穴08が設けられ、一方、縦枠02
a,02bに、長穴08内に挿通するボルト09のネジ
穴(図示せず)が設けられている。固定片07には、躯
体03のアンカーネジ010にネジ込むボルト011の
貫通穴(図示せず)が設けられている。図中010は、
ボルト09に螺合するナットを示している。
【0005】上記構成により、躯体03に取り付けた取
付プレート04に対して、長穴08により避難隔板01
の取り付け姿勢を調整し、躯体03の取り付け面が鉛直
面になっていないなど、その取り付け面側の状態のいか
んにかかわらず、避難隔板01を所定の姿勢で組付け固
定するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
の場合、避難隔板01を凹部形成材06の最奥まで押し
込んだ状態で取り付けたとしても、縦枠02aの躯体0
3側を向いた面と躯体03との間に隙間を生じ、その隙
間を風が通過するときに音を発生する欠点があった。殊
に高層の集合住宅では、風も強く、それに伴って音も大
きく、改善の余地があった。
【0007】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、請求項1に係る発明は、避難隔板の組
付けに起因する風の通過音の発生を回避できるようにす
ることを目的とし、請求項2に係る発明は、縦枠を取付
プレートに強力に組付け固定できるようにすることを目
的とし、請求項3および4に係る発明は、縦枠と取付プ
レートとの組付けを容易に行えるようにすることを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
上述のような目的を達成するために、集合住宅における
バルコニーの隣接する戸別間に設けられた集合住宅用避
難隔板の取付構造であって、避難隔板の外枠を構成する
躯体側の縦枠と長手方向に同じあるいはほぼ同じ長さを
有する取付プレートを、前記縦枠に内嵌あるいは外嵌
し、前記取付プレートに、前記取付プレートを躯体側の
壁面に面接触状態で密接して前記躯体に取り付ける取り
付け部を設け、前記取付プレートと前記縦枠とを水平方
向での固定位置を調整可能に組付け固定する固定位置調
整機構を付設して構成する。
【0009】また、請求項2に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の集合住宅用
避難隔板の取付構造において、固定位置調整機構を、取
付プレートに設けられて躯体に取り付けられた状態で水
平方向に延びる長穴と、前記長穴に通すボルトと、前記
長穴に通した状態の前記ボルトに螺合するナットと、前
記取付プレートに内嵌する縦枠に設けられて前記長穴に
通した状態の前記ボルトの頭部分を嵌入して組付け姿勢
で鉛直方向に移動する溝断面が凸形状の溝部とから構成
され、ボルトの頭部分の下向き面と溝部の内面との面接
触状態での圧接により取付プレートに縦枠を組付け固定
するように構成する。
【0010】また、請求項3に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の集合住宅用
避難隔板の取付構造において、固定位置調整機構を、縦
枠に一体連接されたナットに螺合するボルトと、前記縦
枠に内嵌する取付プレートに設けられて前記ボルトの先
端の圧接位置を組付け姿勢で水平方向に移動可能に圧接
するトラック形状の凹入部とから構成され、前記ボルト
の先端を前記凹入部に圧接して前記取付プレートに前記
縦枠を組付け固定するように構成する。
【0011】また、請求項4に係る発明は、前述のよう
な目的を達成するために、請求項1に記載の集合住宅用
避難隔板の取付構造において、固定位置調整機構を、取
付プレートに一体連接されたナットに螺合するボルト
と、前記取付プレートに内嵌する縦枠に設けられて前記
ボルトの先端の圧接位置を組付け姿勢で水平方向に移動
可能に圧接するトラック形状の凹入部とから構成され、
前記ボルトの先端を前記凹入部に圧接して前記取付プレ
ートに前記縦枠を組付け固定するように構成する。
【0012】
【作用】請求項1に係る発明の集合住宅用避難隔板の取
付構造の構成によれば、取り付け部により、取付プレー
トを躯体側の壁面に面接触状態で密接して躯体に取り付
け、その取付プレートを縦枠に内嵌あるいは外嵌し、固
定位置調整機構により、取付プレートに対する縦枠の水
平方向での固定位置を調整可能に組付け固定して組付
け、取付プレートによって縦枠と躯体間の隙間を塞ぐこ
とができる。
【0013】また、請求項2に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造の構成によれば、取付プレートの長穴
にボルトを通すとともにナットを螺合して仮止めしてお
き、そのボルトの頭部分を縦枠に設けた溝部に嵌入し、
取付プレートに対して縦枠を組付け、取付プレートを躯
体に取り付けた後に、縦枠の鉛直方向の位置ならびに組
付姿勢を微調整してから、ナットを締め付け、ボルトの
頭部分の下向き面を溝部の内面に面接触状態で圧接して
取付プレートに縦枠を組付け固定することができる。
【0014】また、請求項3に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造の構成によれば、縦枠に取付プレート
を内嵌し、その取付プレートを躯体に取り付けた後に、
縦枠の鉛直方向の位置ならびに組付姿勢を微調整してか
ら、ボルトを締め付け、ボルトの先端を取付プレートに
設けられた凹入部に圧接して取付プレートに縦枠を組付
け固定することができる。
【0015】また、請求項4に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造の構成によれば、取付プレートに縦枠
を内嵌し、その取付プレートを躯体に取り付けた後に、
縦枠の鉛直方向の位置ならびに組付姿勢を微調整してか
ら、ボルトを締め付け、ボルトの先端を縦枠に設けられ
た凹入部に圧接して取付プレートに縦枠を組付け固定す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。
【0017】図1は、本発明に係る集合住宅用避難隔板
の取付構造の第1実施例の全体正面図、図2は図1のA
−A線断面図であり、集合住宅におけるバルコニーの隣
接する戸別間に設けられた避難隔板1の外枠2を構成す
る躯体3側の縦枠2aが躯体3に取付プレート4を介し
て取り付けられている。また、躯体3とは遠い側の縦枠
2bがバルコニー側スラブ5に、全長が短い取付プレー
ト6を介して取り付けられている。
【0018】取付プレート4は、縦枠2aと長手方向に
同じあるいはほぼ同じ長さを有し、縦枠2aに外嵌する
凹部形成材7と、取付プレート4を躯体3側の壁面に面
接触状態で密接して躯体3に取り付ける取付片8とを一
体連接して構成されている。
【0019】凹部形成材7を構成する対向片の一方に、
水平方向に延びる長穴9が形成されている。躯体3側の
縦枠2aの側面に、その長手方向全長にわたって、溝断
面が凸形状の溝部10が形成され、図3の要部の斜視図
に示すように、長穴9にボルト11を通すとともにナッ
ト12を螺合して仮止めした状態のボルト11の頭部分
を溝部10に嵌入して組付け姿勢で鉛直方向に移動でき
るように構成されている。
【0020】取付片8の長手方向の両端側それぞれと中
間の3箇所に、図3に示すように、躯体3に取り付ける
ための水平方向に延びる長穴13が形成され、アンカー
ネジ14にネジ込むボルト15を通し、取付プレート4
を躯体3側の壁面に面接触状態で密接して躯体3に取り
付けるように構成されている。
【0021】短い取付プレート6とバルコニー側縦枠2
bとの組付け、ならびに、バルコニー側スラブ5への取
り付けにおいても、同様の構成が採用されており、対応
する構成部材には同一番号を付し、その説明は省略す
る。
【0022】上記構成により、図4の全体概略正面図
(ここでは誇張して示している)に示すように、躯体3
の取り付け面側の状態のいかんにかかわらず、避難隔板
1を所定の鉛直姿勢で組付け固定できながら、避難隔板
1と躯体3およびバルコニー側スラブ5それぞれとの間
での隙間を無くすことができ、隙間に起因する通過音の
発生を回避できる。
【0023】図5は、本発明に係る集合住宅用避難隔板
の取付構造の第2実施例の一部省略横断面図、図6は図
5のB−B線断面図、図7は図5のC−C線断面図であ
り、第1実施例と異なるところは、次の通りである。
【0024】すなわち、避難隔板1の縦枠2aの躯体3
側の面に、T字状に形成した取付プレート20の立ち上
がり片20aを嵌入する凹部21が形成されるととも
に、凹部21を形成する対向片21a,21bの一方2
1aに、溶接によりナット22が一体連接され、そのナ
ット22にバネ座金23を介してボルト24が螺合され
ている。
【0025】取付プレート20の立ち上がり片20a
に、躯体3に取り付けられた状態で水平方向に延びるト
ラック形状の凹入部25が設けられ、ボルト24の先端
の圧接位置を組付け姿勢で水平方向に移動できるように
構成されている。
【0026】上記構成により、避難隔板1の縦枠2aに
ボルト24を螺合させた状態で、ボルト24の先端と対
向片21bとの間に立ち上がり片20aを嵌入させ、そ
の状態でボルト24を締め付けて仮止めし、その状態で
取付プレート20を躯体3側の壁面に面接触状態で密接
して躯体3に取り付ける。
【0027】その後に、避難隔板1が所定の鉛直姿勢に
なるように微調整してから、ボルト24を締め付けて、
避難隔板1を躯体3に組付け固定する。短い取付プレー
ト6とバルコニー側縦枠2bとの組付け、ならびに、バ
ルコニー側スラブ5への取り付けにおいても同様な構成
が採用されている。
【0028】この第2実施例によれば、避難隔板1にそ
の全高の範囲内で取付プレート20を内嵌して組付ける
ことができ、第1実施例の場合に比べて作業スペースが
狭くて済み、組付作業を容易に行える利点を有してい
る。
【0029】図8は、本発明に係る集合住宅用避難隔板
の取付構造の第3実施例の一部省略横断面図、図9は図
8のD−D線断面図であり、第1実施例と異なるところ
は、次の通りである。
【0030】すなわち、取付プレート4の凹部形成材7
の対向片7a,7bの一方に7bに、溶接によりナット
30が一体連接され、そのナット30にバネ座金31を
介してボルト32が螺合されている。
【0031】縦枠2aに、躯体3に取り付けられた状態
で水平方向に延びるトラック形状の凹入部33が設けら
れ、ボルト32の先端の圧接位置を組付け姿勢で水平方
向に移動できるように構成されている。
【0032】上記構成により、取付プレート4にボルト
32を螺合させた状態で、ボルト32の先端と対向片7
bとの間に縦枠2aを嵌入させ、その状態でボルト32
を締め付けて仮止めし、その状態で取付プレート4を躯
体3側の壁面に面接触状態で密接して躯体3に取り付け
る。
【0033】その後に、避難隔板1が所定の鉛直姿勢に
なるように微調整してから、ボルト32を締め付けて、
避難隔板1を躯体3に組付け固定する。短い取付プレー
ト6とバルコニー側縦枠2bとの組付け、ならびに、バ
ルコニー側スラブ5への取り付けにおいても同様な構成
が採用されている。
【0034】この第3実施例によれば、避難隔板1をそ
の全高の範囲内で取付プレート4に内嵌して組付けるこ
とができ、第1実施例の場合に比べて作業スペースが狭
くて済み、組付作業を容易に行える利点を有している。
【0035】図10は、上記第1および第3実施例にお
ける取付プレートの他の実施例を示す正面図であり、取
付片8が、凹部形成材7の長手方向全長に設けずに、ア
ンカーネジ14(図2および図8参照)に対応する箇所
にのみ突出して設けられ、その取付片8それぞれにボル
ト挿通用の長穴8aが形成されている。この構成によ
り、取付プレート4を躯体3側の壁面に面接触状態で密
接して取り付けることができながら、その材料の量を減
少し、安価に製作できるようになっている。
【0036】取付プレート4,20と縦枠2aとを水平
方向での固定位置を調整可能に組付け固定するための、
上述各実施例における下記の構成それぞれをして固定位
置調整機構と総称する。
【0037】(1)第1実施例 取付プレート4に設けた長穴9と、その長穴9に通すボ
ルト11と、そのボルト11に螺合するナット12と、
長穴9に通した状態のボルト11の頭部分を嵌入して組
付け姿勢で鉛直方向に移動するように縦枠2aに設けた
溝断面が凸形状の溝部10とから成り、ボルト11の頭
部分の下向き面と溝部10の内面との面接触状態での圧
接により取付プレート4に縦枠2aを組付け固定する構
成。
【0038】(2)第2実施例 縦枠2aに溶接により一体連接したナット22と、その
ナット22に螺合するボルト24と、取付プレート20
に設けたトラック形状の凹入部25とから成り、ボルト
24の先端を凹入部25に圧接して取付プレート20に
縦枠2aを組付け固定する構成。
【0039】(3)第3実施例 取付プレート4に一体連接したナット30と、そのナッ
ト30に螺合するボルト32と、縦枠2aに設けたトラ
ック形状の凹入部33とから成り、ボルト32の先端を
凹入部33に圧接して取付プレート4に縦枠2aを組付
け固定する構成。
【0040】本発明としては、バルコニー側では、格子
などの通気構成を採用しているものが多いうえに、上半
部が通気可能に開放されている場合が多く、隙間に起因
する通過音の発生が少なく、躯体3側への取付において
のみ適用するもので良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明の集合住宅用避難隔板の取付構造によれば、取付プレ
ートを躯体側の壁面に面接触状態で密接して躯体に取り
付け、その取付プレートを縦枠に内嵌あるいは外嵌し、
取付プレートに対する縦枠の水平方向での固定位置を調
整可能に組付け固定し、取付プレートによって縦枠と躯
体間の隙間を塞ぐから、躯体の取り付け面側の状態のい
かんにかかわらず、避難隔板を所定の姿勢で組付け固定
できながら、縦枠と躯体間の隙間を塞いで風の通過を阻
止して避難隔板の組付けに起因する音の発生を回避でき
る。
【0042】また、請求項2に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造によれば、ボルトの頭部分の下向き面
を溝部の内面に面接触状態で圧接して取付プレートに縦
枠を組付け固定するから、鉛直方向での相対位置を微調
整できながら縦枠を取付プレートに強力に組付け固定で
きる。
【0043】また、請求項3に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造によれば、縦枠に取付プレートを内嵌
し、ボルトの先端を取付プレートに設けられた凹入部に
圧接して取付プレートに縦枠を組付け固定するから、縦
枠と取付プレートとの組付けを容易に行うことができ、
バルコニーに搬入した後でも組付け作業が可能で作業性
を向上できる。
【0044】また、請求項4に係る発明の集合住宅用避
難隔板の取付構造によれば、取付プレートに縦枠を内嵌
し、ボルトの先端を縦枠に設けられた凹入部に圧接して
取付プレートに縦枠を組付け固定するから、縦枠と取付
プレートとの組付けを容易に行うことができ、バルコニ
ーに搬入した後でも組付け作業が可能で作業性を向上で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集合住宅用避難隔板の取付構造の
第1実施例の全体正面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】要部の斜視図である。
【図4】取付状態の全体概略正面図である。
【図5】第2実施例の一部省略横断面図である。
【図6】図5のB−B線断面図である。
【図7】図5のC−C線断面図である。
【図8】第3実施例の一部省略横断面図である。
【図9】図8のD−D線断面図である。
【図10】第4実施例の取付プレートの正面図である。
【図11】従来例の全体正面図である。
【符号の説明】
1…避難隔板 2…外枠 2a…躯体側縦枠 3…躯体 4…取付プレート 9…長穴 10…溝部 11…ボルト 12…ナット 20…取付プレート 22…ナット 24…ボルト 25…凹入部 30…ナット 32…ボルト 33…凹入部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 集合住宅におけるバルコニーの隣接する
    戸別間に設けられた集合住宅用避難隔板の取付構造であ
    って、 避難隔板の外枠を構成する躯体側の縦枠と長手方向に同
    じあるいはほぼ同じ長さを有する取付プレートを、前記
    縦枠に内嵌あるいは外嵌し、前記取付プレートに、前記
    取付プレートを躯体側の壁面に面接触状態で密接して前
    記躯体に取り付ける取り付け部を設け、前記取付プレー
    トと前記縦枠とを水平方向での固定位置を調整可能に組
    付け固定する固定位置調整機構を付設したことを特徴と
    する集合住宅用避難隔板の取付構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の集合住宅用避難隔板の
    取付構造において、固定位置調整機構が、取付プレート
    に設けられて躯体に取り付けられた状態で水平方向に延
    びる長穴と、前記長穴に通すボルトと、前記長穴に通し
    た状態の前記ボルトに螺合するナットと、前記取付プレ
    ートに内嵌する縦枠に設けられて前記長穴に通した状態
    の前記ボルトの頭部分を嵌入して組付け姿勢で鉛直方向
    に移動する溝断面が凸形状の溝部とから構成され、前記
    ボルトの頭部分の下向き面と前記溝部の内面との面接触
    状態での圧接により前記取付プレートに前記縦枠を組付
    け固定するように構成されたものである集合住宅用避難
    隔板の取付構造。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の集合住宅用避難隔板の
    取付構造において、固定位置調整機構が、縦枠に一体連
    接されたナットに螺合するボルトと、前記縦枠に内嵌す
    る取付プレートに設けられて前記ボルトの先端の圧接位
    置を組付け姿勢で水平方向に移動可能に圧接するトラッ
    ク形状の凹入部とから構成され、前記ボルトの先端を前
    記凹入部に圧接して前記取付プレートに前記縦枠を組付
    け固定するように構成されたものである集合住宅用避難
    隔板の取付構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の集合住宅用避難隔板の
    取付構造において、固定位置調整機構が、取付プレート
    に一体連接されたナットに螺合するボルトと、前記取付
    プレートに内嵌する縦枠に設けられて前記ボルトの先端
    の圧接位置を組付け姿勢で水平方向に移動可能に圧接す
    るトラック形状の凹入部とから構成され、前記ボルトの
    先端を前記凹入部に圧接して前記取付プレートに前記縦
    枠を組付け固定するように構成されたものである集合住
    宅用避難隔板の取付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017008517A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 株式会社Lixil テラス囲い

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017008517A (ja) * 2015-06-18 2017-01-12 株式会社Lixil テラス囲い

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