JP2017008153A - 熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物、その硬化物および電子部材 - Google Patents
熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物、その硬化物および電子部材 Download PDFInfo
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Abstract
Description
−R1−は下記式(2)で示される2価の連結基である。
さらに、R2は下記式(3)で示される2価の連結基であり、式中nおよびmはそれぞれ1〜20の整数および1〜10の整数を表す。
本発明の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物は、トリフェニレン骨格を含有するエポキシ樹脂と硬化剤または硬化促進剤と無機フィラーとを含有する。
ここで、−R1−は下記式(2)で示される2価の連結基である。
さらに、−R2−は下記式(3)で示される2価の連結基である。
〜75質量%、平均粒子径0.4〜1.0μm(小粒子径)を25〜55質量%の範囲の割合で混合することで、密に熱伝導性フィラーを充填することができ、高い熱伝導性が得られる。
前記の窒素系難燃剤としては、例えば、トリアジン化合物、シアヌル酸化合物、イソシアヌル酸化合物、フェノチアジン等が挙げられ、トリアジン化合物、シアヌル酸化合物、イソシアヌル酸化合物が好ましい。
また、前記の窒素系難燃剤を使用する際、金属水酸化物、モリブデン化合物等を併用してもよい。
前記の有機金属塩系難燃剤の配合量としては、有機金属塩系難燃剤の種類、熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物の他の成分、所望の難燃性の程度によって適宜選択されるものであるが、例えば、熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物、非ハロゲン系難燃剤及びその他の充填材や添加剤等全てを配合した熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物に対して、0.005〜10質量%の範囲で配合することが好ましい。
例えば熱伝導性接着材料として用いる場合、パワーモジュールなどの電気・電子機器の放熱させたい部位と放熱部材(例えば、金属板やヒートシンク)を接着させ、良好な放熱を発現させるために使用される。その際の使用される放熱材料用エポキシ樹脂組成物の形態には特に制限はないが、液状あるいはペースト状に設計した熱伝導性接着材料の場合は、液状あるいはペースト状の熱伝導性接着材料を接着面の界面に注入後、接着し、硬化させれば良い。固形状に設計されたものは、粉体状、チップ状であってもよく、接着面の界面に置き、熱溶融させる事で接着し、硬化させれば良い。
本発明の熱伝導性接着材料は、未硬化の状態で接着対象物に接触させた上で硬化し接着させてもよいし、半硬化の状態で接着対象物に接触させた上で硬化し接着させてもかまわない。
本発明の樹脂組成物を熱伝導性接着シートとする場合、硬化剤としてはアミノ系硬化剤を含有していると、成形性に優れるため好ましい。
また、本発明の樹脂組成物がフェノキシ樹脂を含有していると、成形性に優れるためさらに好ましい。
本発明の積層体は、中間層である樹脂組成物層が高い熱伝導性を有することから、基材あるいは上層の一方から一方へ熱伝導させる用途で好適に用いることができ、特に半導体やパワーモジュールといった発熱性の電子電気部材と、金属板やヒートシンクといった放熱部材を積層した積層体である、放熱部品として好適に使用可能である。
例えば、半導体封止材料に用いられる熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物を作製するためには、前記のポリグリシジルオキシ−p−ターフェニル化合物である多官能ターフェニル型エポキシ樹脂と前記の硬化剤を、例えば、押出機、ニ−ダ、ロ−ル等を用いて均一になるまで充分に混合して溶融混合型の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物を得ればよい。その際、フィラーとしては、シリカ、アルミナ、窒化珪素、窒化ホウ素、窒化アルミが用いられ、その充填率は熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物100質量%当たり、充填剤を30〜95質量%の範囲で用いられる。中でも、難燃性や耐湿性や耐ハンダクラック性の向上、線膨張係数の低下を図るためには、65質量%以上が好ましく、70質量%以上が特に好ましく、それらの効果を格段に上げるためには、80質量%以上が一層その効果を高めることができる。
前記の炭化水素系としては、パラフィンワックス、ポリオレフィン系ワックス等が挙げられる。ポリオレフィン系ワックスは、酸化されていない無極性のポリオレフィンワックスと酸化ポリオレフィンワックスに大別され、それぞれにポリエチレン系,ポリプロピレン系、および酢ビ−エチレン共重合系がある。
本発明の電子回路基板に用いられる熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物は、具体的には、プリント配線基板材料、フレキシルブル配線基板材料、ビルドアップ基板用層間絶縁材料、ビルドアップ用接着フィルム材料、樹脂注型材料等に用いられる。また、これら各種用途のうち、プリント配線基板、フレキシルブル配線基板材料、ビルドアップ基板用層間絶縁材料およびビルドアップ用接着フィルムの用途では、コンデンサ等の受動部品やICチップ等の能動部品を基板内に埋め込んだ、いわゆる電子部品内蔵用基板用の絶縁材料として用いることができる。これらの中でも、高難燃性、高耐熱性、低熱膨張性、及び溶剤溶解性といった特性からフレキシルブル配線基板用樹脂組成物、ビルドアップ基板用層間絶縁材料に用いることが好ましい。
前記した支持フィルム及び保護フィルムは、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル等のポリオレフィン、ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」と略称することがある。)、ポリエチレンナフタレート等のポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、更には離型紙や銅箔、アルミニウム箔等の金属箔などを挙げることができる。なお、支持フィルム及び保護フィルムはマッド処理、コロナ処理の他、離型処理を施してあってもよい。
1)融点:示差熱熱量重量同時測定装置(日立ハイテクサイエンス社製TG/DTA6200)を用いて測定した。
測定条件
測定温度: 室温〜300℃
測定雰囲気: 窒素
昇温速度: 10℃/min
2)GPC:測定条件は以下の通り。
測定装置 :昭和電工株式会社製「Shodex GPC−104」、
カラム: 昭和電工株式会社製「Shodex KF−401HQ」
+昭和電工株式会社製「Shodex KF−401HQ」
+昭和電工株式会社製「Shodex KF−402HQ」
+昭和電工株式会社製「Shodex KF−402HQ」
検出器: RI(示差屈折率計)
データ処理: ウォーターズ株式会社製「Empower 2」
測定条件: カラム温度 40℃
移動相: テトラヒドロフラン
流速: 1.0ml/分
標準 : (使用ポリスチレン)
ウォーターズ株式会社製「Polystyrene Standard 400」
ウォーターズ株式会社製「Polystyrene Standard 530」
ウォーターズ株式会社製「Polystyrene Standard 950」
ウォーターズ株式会社製「Polystyrene Standard 2800」
試料 : 樹脂固形分換算で1.0質量%のテトラヒドロフラン溶液をマイクロフィルターでろ過したもの(50μl)。
3)HPLC:測定条件は以下の通り。
測定装置: アジレント・テクノロジー社製「1260 インフィニティシステム」
カラム: アジレント・テクノロジー社製「Poroshell 120 EC−C18」
カラム温度: 40℃
移動相: 水/アセトニトリル
グラジエント条件: 0min〜1.67min:水/アセトニトリル=70/30
1.67min〜5.00min:70/30→5/95
5.00min〜8.00min:5/95
8.00min〜9.33min:5/95→70/30
流速:1mL/min
検出器:UV(波長275nm)
定量法:絶対検量線を用いた面積百分率法
試料:樹脂固形分換算で0.1質量%のアセトニトリル溶液をマイクロフィルターでろ過したもの(3.3μl)。
(2,3,6,7,10,11−ヘキサグリシジルオキシトリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレン5g、エピクロルヒドリン51g、n−ブタノール18g、水51g、テトラブチルアンモニウムブロミド0.1gを仕込み溶解させた。45℃に昇温した後に、20%水酸化ナトリウム水溶液7.4gを8時間要して添加し、その後更に50℃に昇温し48%水酸化ナトリウム水溶液6gを更に1時間要して添加した。反応終了後、水9gを加えて静置した後、下層を除いた。その後、150℃減圧下で未反応エピクロルヒドリンを留去した。それで得られた粗エポキシ樹脂にアセトン20mL、トルエン10mLを加え、シリカゲルショートカラムにてゲルおよび高極性成分を除いた後、溶媒を減圧留去した。得られた固形分はアセトンを用いて再結晶させ、析出した結晶をろ別、乾燥し、下記式(6)で表される2,3,6,7,10,11−ヘキサグリシジルオキシトリフェニレンを主成分とするエポキシ樹脂(A−1)1.6gを得た。得られたエポキシ樹脂(A−1)は融点154℃の固体であった。GPC測定により面積比で75%以上が目的物であり、MS測定により、2,3,6,7,10,11−ヘキサグリシジルオキシトリフェニレンを示す660のピークが検出された。
(2,3,6,7,10,11−ヘキサ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレン25g、ジメチルホルムアミド472g、炭酸カリウム128gを仕込み、60℃に昇温して30分撹拌した。5−ブロモペンテン69gを添加して23時間反応させた後、さらに5−ブロモペンテン11gを添加して24時間反応させた。その後、再度5−ブロモペンテン11gを添加して127時間反応させた。反応終了後、反応液を水1Lに注ぎ、析出した固形分をろ過により回収した。得られた固形分にトルエン500mLを加えて溶解し、シリカゲルショートカラムにて高極性成分を除いた後、溶媒を減圧留去した。得られた固形分はエタノールを用いて再結晶させ、析出した結晶をろ別、乾燥し、下記式(7)で表される2,3,6,7,10,11−ヘキサ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレンを41gを得た。
(2,3,6,7,10,11−ヘキサ(3−オキシラニルプロピルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、合成例2で合成した2,3,6,7,10,11−ヘキサ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン35g、ジメチルスルホキシド864g、水48gを仕込み、60度に昇温して溶解させた。室温まで冷却した後に、N−ブロモスクシンイミド68gを少量ずつ30分間を要して添加し3時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル1.5Lおよび水1Lを加え、分液漏斗に移して酢酸エチル層を分離した。酢酸エチル層は水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して固形分62gを得た。次いで、温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、得られた固形分を30g、メチルイソブチルケトン561g、水420g、トリエチルベンジルアンモニウムクロリド3gを仕込み、50℃に昇温して溶解した。5%水酸化ナトリウム水溶液118gを添加して1.5時間反応させた後、さらに80℃に昇温して3.5時間反応させた。その後、さらに5%水酸化ナトリウム水溶液36gを添加して5時間反応させた。反応終了後、静置して下層を棄却し、溶媒を減圧留去した。得られた固形分にトルエン100mLおよびアセトン10mLを加え溶解し、シリカゲルカラムにて分離精製した後、溶媒を減圧留去し、下記式(8)で表される2,3,6,7,10,11−ヘキサ(3−オキシラニルプロポキシ)トリフェニレンであるエポキシ樹脂(A−2)8.5gを得た。得られたエポキシ樹脂(A−2)は融点86℃の固体であった。HPLC測定により面積比で98%以上が目的物であり、MS測定により、2,3,6,7,10,11−ヘキサ(3−オキシラニルプロピルオキシ)トリフェニレンを示す828のピークが検出された。
(トリ(t−ブチルジメチルシリル)トリヒドロキシトリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、2,3,6,7,10,11−ヘキサヒドロキシトリフェニレン100g、ジメチルホルムアミド1900gを仕込み、溶解させて5℃以下に冷却した。ジイソプロピルエチルアミン118gおよびt−ブチルジメチルシリルクロリド137gをそれぞれ別の滴下ロートから同時に30分間を要して滴下した後、室温まで昇温して3時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル1.5Lおよび水1Lを加え、分液漏斗に移して酢酸エチル層を分離した。酢酸エチル層は水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して固形分180gを得た。得られた固形分にヘプタン100mLおよびトルエン100mLを加え溶解し、シリカゲルショートカラムに吸着させた。ヘプタン500mLおよびトルエン500mLの混合液を通して低極性成分を除いた後に、トルエン1Lを通して目的成分を回収し溶媒を減圧留去して、下記式(9)およびその官能基側鎖の位置異性体の混合物であるトリ(t−ブチルジメチルシリル)トリヒドロキシトリフェニレン135gを得た。
(トリ(t−ブチルジメチルシリル)トリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、合成例4で得られたトリ(t−ブチルジメチルシリル)トリヒドロキシトリフェニレン130g、4−ペンテン−1−オール67g、トリフェニルホスフィン153g、トルエン1100gを仕込み、ジエチルアゾジカルボキシラート258gを30分間を要して滴下し、室温で2時間反応させた。反応終了後、反応液をろ過して不溶の副生成物を除去し、分液漏斗に移して水1Lを加え、トルエン層を分離した。トルエン層は水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して固形分160gを得た。得られた固形分にヘプタン100mLおよびトルエン100mLを加え溶解し、シリカゲルショートカラムにて高極性成分を除き、溶媒を減圧留去して、下記式(10)およびその官能基側鎖の位置異性体の混合物であるトリ(t−ブチルジメチルシリル)トリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン144gを得た。
(トリヒドロキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、合成例5で得られたトリ(t−ブチルジメチルシリル)トリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン144g、テトラヒドロフラン680gを仕込み、溶解させて5℃以下に冷却した。テトラブチルアンモニウムフロリドの23%テトラヒドロフラン溶液668gを30分間を要して滴下し、5℃以下で2時間反応させた。反応終了後、反応液を分液漏斗に移して酢酸エチル1Lおよび水1Lを加え、酢酸エチル層を分離した。酢酸エチル層は飽和塩化アンモニウム水溶液、水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して下記式(11)およびその官能基側鎖の位置異性体の混合物であるトリヒドロキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン110gを得た。
(トリアリルオキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、合成例6で得られたトリヒドロキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン70g、ジメチルホルムアミド500gを仕込み、60℃に昇温して溶解した。10%NaOH水溶液160gを仕込み、60℃で30分撹拌した。アリルブロミド64gを60℃で添加し、60℃で2時間反応させた。その後、アセトン500gを添加し、80℃でさらに2時間反応させた。反応終了後、反応液を水3Lに注いで目的物を沈降させ、デカンテーションにより沈殿物を回収した。得られた沈殿物にトルエン1Lおよび水1Lを加えて分液漏斗に移し、トルエン層を分離した。トルエン層は水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して粘調液体を得た。得られた粘調液体にトルエン100mLを加え溶解し、シリカゲルショートカラムにて高極性成分を除き、溶媒を減圧留去して、下記式(12)およびその官能基側鎖の位置異性体の混合物であるトリアリルオキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン53gを得た。
(トリグリシジルオキシトリ(3−オキシラニルプロピルオキシ)トリフェニレンの合成)
温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、合成例7で合成したトリアリルオキシトリ(ペンタ−4−エン−1−イルオキシ)トリフェニレン40g、ジメチルスルホキシド900g、水50gを仕込み、60℃に昇温して溶解させた。室温まで冷却した後に、N−ブロモスクシンイミド88gを少量ずつ30分間を要して添加し3時間反応させた。反応終了後、酢酸エチル1.5Lおよび水1Lを加え、分液漏斗に移して酢酸エチル層を分離した。酢酸エチル層は水および飽和食塩水で洗浄し、溶媒を減圧留去して粘調液体74gを得た。次いで、温度計、滴下ロート、冷却管、撹拌機を取り付けたフラスコに、窒素ガスパージを施しながら、得られた粘調液体70g、メチルイソブチルケトン1200g、水900g、トリエチルベンジルアンモニウムクロリド7gを仕込み、50℃に昇温して溶解した。5%水酸化ナトリウム水溶液294gを添加し、80℃に昇温して3時間反応させた。その後、さらに5%水酸化ナトリウム水溶液45gを添加して2時間反応させた。反応終了後、静置して下層を棄却し、溶媒を減圧留去した。得られた固形分にトルエン100mLおよびアセトン10mLを加え溶解し、シリカゲルカラムにて分離精製した後、溶媒を減圧留去し、下記式(13)およびその官能基側鎖の位置異性体の混合物であるトリグリシジルオキシトリ(3−オキシラニルプロピルオキシ)トリフェニレンであるエポキシ樹脂(A−3)8.5gを得た。得られたエポキシ樹脂(A−3)は粘調液体であった。HPLC測定により面積比で95%以上が目的物であり、MS測定により、トリグリシジルオキシトリ(3−オキシラニルプロピルオキシ)トリフェニレンを示す744のピークが検出された。
合成例1、3および8で得られた本発明のエポキシ樹脂(A−1、A−2、A−3)および比較用のエポキシ樹脂としてビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC(株)社製エピクロン850S)(A−4)、硬化促進剤としてイミダゾール(2E4MZ、2PHZ−PW(四国化成工業(株)社製))無機充填材として市販のシランカップリング処理アルミナ(アドマテックス(株)社製、AC9500−SCX)を用いて表1に示した組成で配合し、3本ロールで樹脂の溶融温度以上で混練し、脱泡することで樹脂組成物を作製した。得られた樹脂組成物を用いて、熱プレス成形により樹脂硬化物試験片(30×30×0.5mm)を作成した。得られた硬化物について耐熱性、熱伝導度を評価した。
合成例1、3および8で得られた本発明のエポキシ樹脂(A−1、A−2、A−3)および比較用エポキシ樹脂として、ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DIC(株)社製エピクロン850S)(A−4)、硬化促進剤としてイミダゾール(2E4MZ、2PHZ−PW(四国化成工業(株)社製))を用いて表1に示した組成で配合し、それぞれ配合物を30×30×0.5mmの型枠に流し込み、所定の硬化条件で硬化した後、型枠から成型物を取出し、得られた硬化物について耐熱性、熱伝導度を評価した。結果を表1に示す。
粘弾性測定装置(DMA:レオメトリック社製固体粘弾性測定装置RSAII、レクタンギュラーテンション法;周波数3.5Hz、昇温速度3℃/min)を用いて、弾性率変化が最大となる(tanδ変化率が最も大きい)温度をガラス転移温度として評価した。
<熱伝導度>
熱伝導率(λ)を、比重(ρ)、熱拡散率(α)、比熱容量(C)を用いて、λ=αρCの式に基づき、算出した。比重、熱拡散率および比熱容量は、それぞれ、以下に示す方法により求めた。
(1)比重
電子天秤CP224Sおよび比重測定キットYDK01CP(ザルトリウス社製)を用いて、比重を測定した。
(2)熱拡散率
熱拡散率測定装置LFA447Nanoflash(NETZSCH社製)を用いて、25℃における熱拡散率を測定した。
(3)比熱容量
示差走査熱量計EXSTAR7200(日立ハイテクサイエンス社製)により、25℃における比熱容量を算出した。
測定条件
測定温度:−20〜100℃
測定雰囲気:窒素
昇温速度:10℃/min
Claims (15)
- エポキシ樹脂と硬化剤または硬化促進剤と無機フィラーとを含有するエポキシ樹脂組成物であって、前記エポキシ樹脂がトリフェニレン骨格を含有することを特徴とする、熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 請求項1に記載のエポキシ樹脂が、下記式(1)で示されるエポキシ樹脂であることを特徴とする、熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
−R1−は下記式(2)で示される2価の連結基である。
さらに、R2は下記式(3)で示される2価の連結基であり、式中nおよびmはそれぞれ1〜20の整数および1〜10の整数を表す。
- 無機フィラーがシリカである請求項1または請求項2に記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 無機フィラーが熱伝導性フィラーである請求項1または請求項2に記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 熱伝導性フィラーが10W/m/K以上の熱伝導率を有する請求項4に記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 熱伝導性フィラーが、アルミナ、酸化マグネシウム、酸化亜鉛、ベリリア、窒化ホウ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素、炭化ケイ素、炭化ホウ素、炭化チタン、ダイヤモンドから選択される少なくとも1種である、請求項4または5に記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 更に、繊維質基材を含有する、請求項1〜6のいずれかに記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 熱伝導性接着材料である請求項1〜6のいずれかに記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 半導体封止材料用である、請求項1〜6のいずれかに記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成
物。 - 電子回路基板材料用である、請求項1〜7のいずれかに記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂組成物を硬化反応させてなることを特徴とする、熱伝導材料用エポキシ樹脂硬化物。
- 請求項11に記載の熱伝導材料用エポキシ樹脂硬化物を含有する、電子部材。
- 熱伝導接着材料である請求項12に記載の電子部材。
- 半導体封止材である、請求項12に記載の電子部材。
- 電子回路基板である、請求項12に記載の電子部材。
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