JP2017002926A5 - 車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法及び自動車の製造方法 - Google Patents
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具体的には、請求項1に記載した発明の場合には、前記回転トルク又は物理量の大きさが所定値以上の変化率で減少した時点から所定の時間が経過した後、前記かしめ加工を終了する。
一方、請求項2に記載した発明の場合には、前記回転トルク又は前記物理量の大きさが所定値以上の変化率で減少した後、この回転トルク又はこの物理量の変化率が所定の範囲内に収まっている事を条件に、前記かしめ加工を終了する。より具体的には、前記回転トルク又は前記物理量の大きさが、所定時間以上に亙り、前記所定の範囲にある場合に、前記かしめ加工を終了する。
一方、請求項2に記載した発明の場合には、前記回転トルク又は前記物理量の大きさが所定値以上の変化率で減少した後、この回転トルク又はこの物理量の変化率が所定の範囲内に収まっている事を条件に、前記かしめ加工を終了する。より具体的には、前記回転トルク又は前記物理量の大きさが、所定時間以上に亙り、前記所定の範囲にある場合に、前記かしめ加工を終了する。
上述の様な本発明の製造方法を実施する場合には、具体的に、請求項3に記載した発明の様に、前記物理量として、前記電動モータの電流値を採用する事ができる。
前記部分円錐部25は、外径寸法がこの部分円錐部25の軸方向一方に向かうほど大きくなる状態に形成されている。この様な部分円錐部25は、前記円柱部24の軸方向他端側に、この円柱部24と一体且つ同心に形成されている。
以上の様な構成を有するロール把持部21は、前記部分円錐部25から前記円柱部24の軸方向他端寄り部分に掛けて、把持凹部26が形成されている。具体的には、この把持凹部26は、円筒状の内周面を有しており、前記部分円錐部25(ロール把持部21)の軸方向他端面に、この軸方向他端面から前記ロール把持部21の軸方向に関して一方側に凹入した状態で形成されている。この様な把持凹部26は、中心軸β 26 が、前記電動モータ19の出力軸、前記スピンドル20の中心軸α20、及び前記ロール把持部21の中心軸に対して、所定角度θ(例えば、5〜30度程度)だけ傾斜した状態で形成されている。
以上の様な構成を有するロール把持部21は、前記部分円錐部25から前記円柱部24の軸方向他端寄り部分に掛けて、把持凹部26が形成されている。具体的には、この把持凹部26は、円筒状の内周面を有しており、前記部分円錐部25(ロール把持部21)の軸方向他端面に、この軸方向他端面から前記ロール把持部21の軸方向に関して一方側に凹入した状態で形成されている。この様な把持凹部26は、中心軸β 26 が、前記電動モータ19の出力軸、前記スピンドル20の中心軸α20、及び前記ロール把持部21の中心軸に対して、所定角度θ(例えば、5〜30度程度)だけ傾斜した状態で形成されている。
以上の様な構成を有する前記ロール22は、前記ロール把持部21の把持凹部26の内側に、自身の中心軸β22を中心とした回転(自転)を可能な状態で把持されている。具体的には、前記ロール22は、このロール22を構成する支持部27の小径軸部29を、前記把持凹部26の奥端部に内嵌固定された円輪状の把持円輪状部材32の内側に挿入されている。又、この状態で、前記ロール22を構成する支持部27の大径軸部30は、前記把持凹部26の軸方向中間部に内嵌固定されたスリーブ33の内側に、一対の転がり軸受34a、34bを介して、このスリーブ33に対する回転を可能な状態に内嵌されている。又、この状態で、前記ロール22の軸方向他端面のうち、このロール22の中心軸β22の前記スピンドル20の中心軸α20に対する傾斜方向側の半部は、前記ロール把持部21の軸方向他端面よりも、このロール把持部21の軸方向他方に突出している。
Claims (4)
- 軸方向中間部外周面に軸方向外側の内輪軌道を有するハブ本体と、
外周面に軸方向内側の内輪軌道を有し、このハブ本体の軸方向内端寄り部分に外嵌された内輪とを備え、
前記ハブ本体の軸方向内端部に設けた円筒部を径方向外方に塑性変形させる事で形成したかしめ部により、前記内輪の軸方向内端面を抑え付けてこの内輪を前記ハブ本体に固定しており、
前記かしめ部は、前記ハブ本体の中心軸に対して傾斜した、自身の中心軸を中心とする回転を可能な状態で支持されたロールを、電動モータにより前記ハブ本体の中心軸を中心として揺動させながら前記円筒部に押し付ける事により形成されたものである車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、
前記かしめ部を形成する為のかしめ加工中に、前記電動モータが発生する回転トルク、又はこの回転トルクと相関関係を有する物理量を検出し、この回転トルク又は物理量の大きさが所定値以上の変化率で減少した時点から所定の時間が経過した後、前記かしめ加工を終了する車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。 - 軸方向中間部外周面に軸方向外側の内輪軌道を有するハブ本体と、
外周面に軸方向内側の内輪軌道を有し、このハブ本体の軸方向内端寄り部分に外嵌された内輪とを備え、
前記ハブ本体の軸方向内端部に設けた円筒部を径方向外方に塑性変形させる事で形成したかしめ部により、前記内輪の軸方向内端面を抑え付けてこの内輪を前記ハブ本体に固定しており、
前記かしめ部は、前記ハブ本体の中心軸に対して傾斜した、自身の中心軸を中心とする回転を可能な状態で支持されたロールを、電動モータにより前記ハブ本体の中心軸を中心として揺動させながら前記円筒部に押し付ける事により形成されたものである車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法であって、
前記かしめ部を形成する為のかしめ加工中に、前記電動モータが発生する回転トルク、又はこの回転トルクと相関関係を有する物理量を検出し、この回転トルク又は物理量の大きさが所定値以上の変化率で減少した後、所定時間の間、この回転トルク又は物理量の変化率が所定の範囲内に収まっている事を条件に、前記かしめ加工を終了する車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。 - 前記物理量が、前記電動モータの電流値である、請求項1〜2のうちの何れか1項に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法。
- 車輪支持用転がり軸受ユニットを備える自動車の製造方法であって、
前記車輪支持用転がり軸受ユニットを、請求項1〜3のうちの何れか1項に記載した車輪支持用転がり軸受ユニットの製造方法により製造する、自動車の製造方法。
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