JP2021032263A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2021032263A5
JP2021032263A5 JP2019149759A JP2019149759A JP2021032263A5 JP 2021032263 A5 JP2021032263 A5 JP 2021032263A5 JP 2019149759 A JP2019149759 A JP 2019149759A JP 2019149759 A JP2019149759 A JP 2019149759A JP 2021032263 A5 JP2021032263 A5 JP 2021032263A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hub
hub element
axial direction
inner ring
unit bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019149759A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6977749B2 (ja
JP2021032263A (ja
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP2019149759A priority Critical patent/JP6977749B2/ja
Priority claimed from JP2019149759A external-priority patent/JP6977749B2/ja
Priority to PCT/JP2020/031245 priority patent/WO2021033711A1/ja
Publication of JP2021032263A publication Critical patent/JP2021032263A/ja
Publication of JP2021032263A5 publication Critical patent/JP2021032263A5/ja
Priority to JP2021101777A priority patent/JP7201025B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6977749B2 publication Critical patent/JP6977749B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Claims (22)

  1. 内周面に複列の外輪軌道を有する外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有するハブと、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、列ごとに複数個ずつ配置された転動体と、を備え、
    前記ハブは、少なくとも第1ハブ素子と第2ハブ素子とを結合固定してなり、
    前記第1ハブ素子は、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの一方の内輪軌道を有する基部と、該基部の軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて伸長した嵌合軸部とを備え、
    前記第2ハブ素子は、前記嵌合軸部に外嵌されており、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの他方の内輪軌道を有し、かつ、軸方向一方側の側面に、径方向外側に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜した被抑え面を有する、
    ハブユニット軸受の製造方法であって、
    前記嵌合軸部に前記第2ハブ素子を外嵌した状態で、前記嵌合軸部の軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて伸長する円筒部の軸方向一方側の端面に、前記第1ハブ素子の中心軸に対して傾斜した自転軸を中心とする回転を自在に支持された押型に備えられた、前記自転軸に対して傾斜した直線状の母線を有する凸曲面状の加工面部の円周方向一部を押し付けつつ、該押型を前記第1ハブ素子の中心軸を中心に回転させることにより、前記円筒部を軸方向に押し潰してかしめ部を形成し、該かしめ部により前記被抑え面を抑え付けることにより、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定する工程を備え
    前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子との間に、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子との相対回転を防止する回り止め係合部が存在し、
    前記回り止め係合部は、前記第1ハブ素子の前記基部の軸方向一方側の端面に備えられた第1フェイススプラインと、前記第2ハブ素子の軸方向他方側の端面に備えられた第2フェイススプラインとが噛み合うことにより構成されている、
    ハブユニット軸受の製造方法。
  2. 前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定する工程において、前記第1ハブ素子の中心軸と前記自転軸とを含む仮想平面内で、前記円筒部と前記加工面部との当接部が、前記第1ハブ素子の中心軸に対して直交する直線上に存在する、
    請求項1に記載のハブユニット軸受の製造方法。
  3. 前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定する工程において、前記加工面部を 含む仮想円すい面の頂点が、前記第1ハブ素子の中心軸と前記自転軸との交点に存在する請求項1又は2に記載のハブユニット軸受の製造方法。
  4. 前記第1ハブ素子の中心軸に対する前記自転軸の傾斜角度と前記かしめ部の軸方向他方 側の側面の形状との関係を調べる試験を行い、該試験の結果に基づいて、前記かしめ部の軸方向他方側の側面を前記被抑え面に沿う形状とすることができる前記傾斜角度を求め、該求めた傾斜角度を採用して、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定する工程を行う、
    請求項1〜3のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  5. 前記押型の外周面のうち、前記加工面部の径方向内側に隣接する部分に存在する段差面部により、前記円筒部の肉が前記加工面部に沿って径方向内方へ流動することを抑えながら、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定する工程を行う、
    請求項1〜4のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  6. 前記第2ハブ素子は、前記他方の内輪軌道よりも軸方向一方側に位置する部分から径方向外方に突出した回転フランジをさらに有する、
    請求項1〜5のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  7. 前記第2ハブ素子は、前記嵌合軸部に、締め代を有することなく外嵌されている、
    請求項1〜6のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  8. 前記回り止め係合部は、前記第1ハブ素子の前記かしめ部に形成された係合スリットと、前記第2ハブ素子に備えられた係合凸部とが係合することにより構成されている、
    請求項1〜6のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  9. 前記回り止め係合部は、前記第1ハブ素子の前記嵌合軸部の軸方向一方側の端部から径方向外方に突出する係合凸部と、前記第2ハブ素子に備えられた係合凹部とが係合することにより構成されている、
    請求項1〜6のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  10. 前記第1ハブ素子は、前記一方の内輪軌道よりも軸方向他方側に位置する部分から径方向外方に突出した回転フランジをさらに有する、
    請求項1〜5のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法。
  11. 内周面に複列の外輪軌道を有する外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有するハブと、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、列ごとに複数個ずつ配置された転動体と、を備え、
    前記ハブは、少なくとも第1ハブ素子と第2ハブ素子とを結合固定してなり、
    前記第1ハブ素子は、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの一方の内輪軌道を有する基部と、該基部の軸方向一方側の側面から軸方向一方側に向けて伸長した嵌合軸部とを備え、
    前記第2ハブ素子は、前記嵌合軸部に外嵌されており、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの他方の内輪軌道を有し、かつ、軸方向一方側の側面に、径方向外側に向かうほど軸方向一方側に向かう方向に傾斜した被抑え面を有しており、
    前記嵌合軸部の軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて伸長する円筒部を軸方向に押し潰してかしめ部を形成し、該かしめ部により前記被抑え面を抑え付けることにより、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを結合固定しており
    前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子との間に、前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子との相対回転を防止する回り止め係合部が存在し、
    前記回り止め係合部は、前記第1ハブ素子の前記基部の軸方向一方側の端面に備えられた第1フェイススプラインと、前記第2ハブ素子の軸方向他方側の端面に備えられた第2フェイススプラインとが噛み合うことにより構成され、
    ハブユニット軸受を製造するために用いられる揺動かしめ装置であって、
    前記第1ハブ素子の中心軸と同軸に配置される基準軸と、
    前記基準軸に対して傾斜した自転軸を中心とする回転を自在に支持され、前記基準軸を中心とする回転が可能であり、かつ、前記自転軸に対して傾斜した直線状の母線を有する凸曲面状であって、前記第1フェイススプラインと前記とが噛み合った状態で、円周方向一部を前記円筒部の軸方向一方側の端面に押し付けるための加工面部を有する押型と、を備える、
    揺動かしめ装置。
  12. 前記基準軸と前記自転軸とを含む仮想平面内で、前記円筒部と前記加工面部との当接部が、前記基準軸に対して直交する直線上に存在する、
    請求項11に記載の揺動かしめ装置。
  13. 前記加工面部を含む仮想円すい面の頂点が、前記第1ハブ素子の中心軸と前記自転軸との交点に存在する、
    請求項11又は12に記載の揺動かしめ装置。
  14. 前記押型は、外周面のうち、前記加工面部の径方向内側に隣接する部分に、段差面部をさらに有する、
    請求項1113のうちのいずれかに記載の揺動かしめ装置。
  15. 前記加工面部が、旋削加工面である、
    請求項1114のうちのいずれかに記載の揺動かしめ装置。
  16. ハブユニット軸受を備えた車両の製造方法であって、
    請求項1〜10のうちのいずれかに記載のハブユニット軸受の製造方法により、前記ハブユニット軸受を製造する、
    車両の製造方法。
  17. 内周面に複列の外輪軌道を有する外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有するハブと、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、列ごとに複数個ずつ配置された転動体と、を備え、
    前記ハブは、少なくとも第1ハブ素子と第2ハブ素子とを結合固定してなり、
    前記第1ハブ素子は、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの一方の内輪軌道を有する基部と、該基部の軸方向一方側の端部から軸方向一方側に向けて伸長した嵌合軸部とを備え、
    前記第2ハブ素子は、前記嵌合軸部に外嵌されており、外周面に、前記複列の内輪軌道のうちの他方の内輪軌道を有し、かつ、軸方向一方側の側面に被抑え面を有しており、
    前記第1ハブ素子は、前記嵌合軸部の軸方向一方側に隣接する、円環状の軸方向一方側端部をさらに備え、該軸方向一方側端部は、径方向外方に張り出し、かつ、前記被抑え面を抑え付けたかしめ部と、該かしめ部の内径側に位置し、かつ、径方向内方に張り出した内向鍔部とを有する、
    ハブユニット軸受。
  18. 前記かしめ部及び前記内向鍔部のそれぞれの軸方向一方側の端部を含む、前記第1ハブ素子が備える前記軸方向一方側端部の軸方向一方側の端面は、前記第1ハブ素子の中心軸に対して直交する平坦面である、
    請求項17に記載のハブユニット軸受。
  19. 内周面に複列の外輪軌道を有する外輪と、
    外周面に複列の内輪軌道を有するハブと、
    前記複列の外輪軌道と前記複列の内輪軌道との間に、列ごとに配置された転動体と、を備え、
    前記ハブは、
    第1内輪軌道を有する第1ハブ素子と、
    第2内輪軌道を有する第2ハブ素子と、
    前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子とを少なくとも軸方向に互いに結合するための結合部と、
    前記第1ハブ素子と前記第2ハブ素子との相対回転を規制する回り止め部と、
    を備え、
    前記第1ハブ素子及び前記第2ハブ素子は、前記軸方向に沿って互いに向かい合う第1面及び第2面をそれぞれ有し、
    前記回り止め部は、前記軸方向において前記第1内輪軌道と前記第2内輪軌道との間に配置され、前記第1面と前記第2面とが互いに係合する構造を有する、
    ハブユニット軸受。
  20. 前記第1内輪軌道又は前記第2内輪軌道は、前記軸方向において前記結合部と前記回り止め部との間に配置される、
    請求項19に記載のハブユニット軸受。
  21. 前記ハブは、前記第1ハブ素子又は前記第2ハブ素子に挿通されるシャフト部を有し、
    前記結合部は、前記シャフト部に設けられたかしめ部を有する、
    請求項19又は20に記載のハブユニット軸受。
  22. ハブユニット軸受を備えた車両であって、
    前記ハブユニット軸受が、請求項19〜21のいずれかに記載のハブユニット軸受である、車両。
JP2019149759A 2019-08-19 2019-08-19 ハブユニット軸受及びその製造方法、揺動かしめ装置、車両及びその製造方法 Active JP6977749B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019149759A JP6977749B2 (ja) 2019-08-19 2019-08-19 ハブユニット軸受及びその製造方法、揺動かしめ装置、車両及びその製造方法
PCT/JP2020/031245 WO2021033711A1 (ja) 2019-08-19 2020-08-19 ハブユニット軸受及びその製造方法、揺動かしめ装置、車両及びその製造方法
JP2021101777A JP7201025B2 (ja) 2019-08-19 2021-06-18 ハブユニット軸受及び車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019149759A JP6977749B2 (ja) 2019-08-19 2019-08-19 ハブユニット軸受及びその製造方法、揺動かしめ装置、車両及びその製造方法

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021101777A Division JP7201025B2 (ja) 2019-08-19 2021-06-18 ハブユニット軸受及び車両

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2021032263A JP2021032263A (ja) 2021-03-01
JP2021032263A5 true JP2021032263A5 (ja) 2021-04-08
JP6977749B2 JP6977749B2 (ja) 2021-12-08

Family

ID=74660882

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019149759A Active JP6977749B2 (ja) 2019-08-19 2019-08-19 ハブユニット軸受及びその製造方法、揺動かしめ装置、車両及びその製造方法
JP2021101777A Active JP7201025B2 (ja) 2019-08-19 2021-06-18 ハブユニット軸受及び車両

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021101777A Active JP7201025B2 (ja) 2019-08-19 2021-06-18 ハブユニット軸受及び車両

Country Status (2)

Country Link
JP (2) JP6977749B2 (ja)
WO (1) WO2021033711A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023122912A (ja) * 2022-02-24 2023-09-05 日本精工株式会社 ハブユニット軸受

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1297351B1 (it) * 1997-12-30 1999-09-01 Skf Ind Spa Gruppo cuscinetto-mozzo per la ruota di un autoveicolo, e procedimento per la sua realizzazione.
FR2857893B1 (fr) * 2003-07-24 2006-09-22 Roulements Soc Nouvelle Procede de realisation d'une collerette de retention a transition progressive
DE102005016427A1 (de) * 2005-04-08 2006-10-12 Schaeffler Kg Bund mit stirnseitigen Zähnen für eine antreibbare Radnabe
JP4279301B2 (ja) * 2006-08-11 2009-06-17 Ntn株式会社 駆動車輪用軸受装置
DE102008064155A1 (de) * 2008-12-19 2010-07-01 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Rotationsumformverfahren zur Herstellung eines Nietbundes
JP6413590B2 (ja) * 2014-10-09 2018-10-31 株式会社ジェイテクト かしめ用パンチ
JP2018197598A (ja) * 2017-05-25 2018-12-13 日本精工株式会社 駆動輪用ハブユニット
EP3561328A4 (en) * 2018-01-10 2020-05-06 Nsk Ltd. HUB UNIT BEARING MANUFACTURING METHOD, HUB UNIT BEARING MANUFACTURING DEVICE AND VEHICLE MANUFACTURING METHOD

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7393141B2 (en) Bearing arrangement for a vehicle differential
JP2002286030A5 (ja)
JP6379798B2 (ja) 転がり軸受ユニットの製造方法及び車両の製造方法
EP1213156A2 (en) Vehicle-use bearing apparatus
JP2021032263A5 (ja)
JP6356514B2 (ja) 減速機
JP3815376B2 (ja) 車輪支持用転がり軸受ユニット
JP4305514B2 (ja) 車軸用軸受装置
JP7201025B2 (ja) ハブユニット軸受及び車両
JP4075437B2 (ja) 複列転がり軸受の組立方法
CN209067659U (zh) 轮毂单元轴承
KR20170131975A (ko) 텐덤 앵귤러 콘택트 볼 베어링 및 그 조립 방법
JP2002339979A (ja) 単列玉旋回軸受
JP2021060076A (ja) ハブユニット軸受
JP6793128B2 (ja) ローラベアリングアセンブリ
JP2005030461A (ja) 円錐ころ軸受
WO2019077670A1 (ja) 複列玉軸受及びその製造方法
JP2015117720A (ja) 等速ジョイント用ブーツ
JP2007292142A (ja) 車輪支持用軸受ユニット
JP2005201456A5 (ja)
JP2007223459A (ja) 動力伝達機構の製造方法
JP2019196128A (ja) ハブユニット軸受
JP2005138607A5 (ja)
JP2021139497A (ja) 転がり軸受、回転機器および転がり軸受の製造方法
JP3965879B2 (ja) 車軸用軸受装置