JP2017002674A - 車両搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の最低地上高やホイールベースによる制約を受けにくくして幅広い車種の車両搬送に対応し得、接触検知器の取り付けも容易に行うことができ、且つタイヤストッパのような特別な器具を必要とせずに車両の搬送を行い得る車両搬送装置を提供する。
【解決手段】台車本体3の前部に取り付けられ且つ車両1の前輪1a又は後輪1bをリフトアップするリフター4と、リフター4でリフトアップした車両の前輪1a又は後輪1bを台車本体3の後部側へスライドさせるコンベヤ50とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両搬送装置に関するものである。
従来、任意の位置に停車した車両を駐車施設における所定位置に搬送できるようにした入出車装置の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献1がある。
特許文献1に示される装置は、それぞれ車両支持機構及び走行機構を備える左側搬送台車と右側搬送台車とからなり、該左側搬送台車と右側搬送台車とがそれぞれ独立して移動しつつ、協働して車両を支持し、搬送するようになっている。
前記左側搬送台車と右側搬送台車は、無線通信によってリアルタイムに情報交換を行うことにより、協働している。
しかしながら、特許文献1に示されるような搬送台車では、車両の左右両側に充分な空きスペースがない場合、該車両の左右両側に搬送台車が寄り付くことができず、車両を搬送することができなくなるという欠点を有していた。
又、車両の試験設備等においては、作業員が数人で車両を押しながら移動させることもあり、このような場合、作業員の負担が大きく、手間と時間がかかってしまうため、簡単な構成で車両を確実に搬送できる装置の開発が望まれていた。
このため、本発明者等は、車両の左右両側に充分な空きスペースがなくても、簡単な構成で車両を確実に搬送し得る車両搬送装置を提案し出願している(例えば、特許文献2参照)。
又、立体駐車設備に利用される車両搬送装置の一般的技術水準を示すものとしては、例えば、特許文献3がある。
特開2004−169451号公報 特開2013−19210号公報 特開平6−240909号公報
しかしながら、特許文献2に開示されている車両搬送装置においては、車両の最低地上高が低い場合、台車本体を車両下部に進入させる際に、台車本体が車両下部に接触してしまい、車両の搬送ができなくなってしまうことがあった。又、前記台車本体の前後方向において、車両の前輪と後輪を持ち上げるリフトバーの間隔が一定であるため、搬送可能となる車両のホイールベースが限定されていた。更に又、前記台車本体の幅方向両側面部に、バンパースイッチ等の接触検知器を取り付けようとした場合、リフトバーが回動して側方へ張り出すように展開されるため、リフトバーより長いブラケット等を台車本体から側方へ張り出して前記接触検知器を取り付けざるを得なくなっていた。
一方、特許文献3に開示されている車両搬送装置においては、装置自体とは別にタイヤストッパが必要となり、車両の搬送場所には制約があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、車両の最低地上高やホイールベースによる制約を受けにくくして幅広い車種の車両搬送に対応し得、接触検知器の取り付けも容易に行うことができ、且つタイヤストッパのような特別な器具を必要とせずに車両の搬送を行い得る車両搬送装置を提供しようとするものである。
本発明は、走行駆動装置により全方向に自走自在な台車本体上に車両を載置して搬送する車両搬送装置において、
前記台車本体の前部に取り付けられ且つ前記車両の前輪又は後輪をリフトアップするリフターと、
該リフターでリフトアップした前記車両の前輪又は後輪を前記台車本体の後部側へスライドさせるコンベヤと
を備えたことを特徴とする車両搬送装置にかかるものである。
前記車両搬送装置において、前記コンベヤは、前記台車本体の側方へ張り出すプーリ間に無端状のベルトが掛け回されるベルトコンベヤであり、
前記リフターでリフトアップした前記車両の前輪又は後輪を、前記ベルトコンベヤのベルトのスライド速度を台車本体の走行速度と同期させることにより、前記台車本体の後部側へスライドさせつつ、前記台車本体を車両下部に進入させ、前記車両の後輪又は前輪を前記リフターでリフトアップした状態で前記台車本体を自走させるよう構成することが好ましい。
前記リフターは、前記台車本体の台車フレームの前部に連結部材を介して取り付けられるリフターフレームと、該リフターフレームに枢着されるリフトバーとを備え、
前記リフトバーは、前記台車フレームの側面に沿う格納位置と、該格納位置から側方へ張り出す展開位置との間で回動自在に配設され、前記展開位置において、前記車両の前輪又は後輪を前記ベルトコンベヤのプーリとの間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップすることが好ましい。
前記ベルトコンベヤのプーリの支持軸の先端部間に、前記台車本体の前後方向へ延びる接触検知器を取り付けることが好ましい。
本発明の車両搬送装置によれば、車両の最低地上高やホイールベースによる制約を受けにくくして幅広い車種の車両搬送に対応し得、接触検知器の取り付けも容易に行うことができ、且つタイヤストッパのような特別な器具を必要とせずに車両の搬送を行い得るという優れた効果を奏し得る。
本発明の車両搬送装置の実施例を示す平面図である。 図1のII−II矢視図である。 本発明の車両搬送装置の実施例を示す後面図である。 本発明の車両搬送装置の実施例における台車フレームとリフターフレームとをつなぐ連結部材を示す側面図であって、図1のIV−IV矢視相当図である。 本発明の車両搬送装置の実施例の作動を示す側面図である。 図5から連続して本発明の車両搬送装置の実施例の作動を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。
図1〜図6は本発明の車両搬送装置の実施例であって、1は車両であり、走行駆動装置2により全方向に自走可能な台車本体3に、リフター4と、コンベヤ50とを搭載したものである。
前記台車本体3は、図1及び図2に示す如く、車両1の前後方向へ延びる台車フレーム3aの複数所要箇所にキャスタ3bを取り付けると共に、該台車フレーム3aの前後方向中間部に走行駆動装置2を設けてある。
前記コンベヤ50は、前記台車本体3の側方へ張り出すプーリ51,52間に無端状のベルト53が掛け回されるベルトコンベヤ50Bとし、前記台車本体3の左右に二基搭載してある。前記プーリ51は、モータ54により減速機55を介して回転駆動され、前記プーリ52は、前記ベルト53を支持しつつ単に回転するアイドラとなっている。
前記リフター4は、前記台車本体3の台車フレーム3aの前部に連結部材5を介して取り付けられるリフターフレーム4aと、該リフターフレーム4aに枢着されるリフトバー4bとを備えている。該リフトバー4bは、前記台車フレーム3aの側面に沿う格納位置と、該格納位置から側方へ張り出す展開位置との間で回動自在に配設され、前記展開位置において、前記車両1の前輪1a(又は後輪1b)を前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ52との間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップする構成を有している。
本実施例の場合、前記リフトバー4bの駆動に関しては、前輪1a(又は後輪1b)の接地部における前後方向一側に配設される左右二本のリフトバー4bを一組とし、該左右一組としたリフトバー4bの枢着点から張り出すリンク4cの先端部間に、車両1幅方向へ延びる油圧シリンダ6のシリンダ本体6a基端とロッド6b先端とを掛け渡すように連結してある。そして、該油圧シリンダ6を収縮させることにより、前記リフトバー4bを台車フレーム3aの側面に沿う格納位置に回動させる一方、前記油圧シリンダ6を伸長させることにより、前記リフトバー4bを展開位置に回動させるようにしてある。該展開位置において、前記車両1の前輪1a(又は後輪1b)を前記リフトバー4bと前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ52との間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップするようにしてある。尚、前記リフターフレーム4aの複数所要箇所、並びにリフトバー4bの先端部にはそれぞれ、車両1の荷重を支持するキャスタ4dを取り付けてある。
前記走行駆動装置2は、前記台車フレーム3aに水平旋回自在に取り付けられた円板状の転向フレーム2aの中心部に、走行車輪2bをモータ2cにより減速機2dを介して回転駆動自在に配設した走行ユニット2Aにより構成してある。該走行ユニット2Aは、台車フレーム3aの前後方向へ所要の間隔をあけて二基配設してある。各走行ユニット2Aの転向フレーム2aの外周に設けたリングギヤ2eには、該リングギヤ2e間に配設される転向駆動ピニオン2fを噛合させ、該転向駆動ピニオン2fを図示していないモータにより減速機を介して回転駆動することにより、前記各走行ユニット2Aの転向フレーム2aを同期して旋回させるよう構成してある。
前記連結部材5は、図4に示す如く、前記台車フレーム3aに設けられ且つ上下方向へ延びるピン5aと、前記リフターフレーム4aに設けられ且つ前記ピン5aに嵌装されるブラケット5bとから構成し、前記リフター4に加わる車両1の荷重を前記台車本体3の走行駆動装置2に伝えないよう構成してある。尚、前記上下方向へ延びるピン5aを台車フレーム3aの代わりにリフターフレーム4aに設け、前記ピン5aに嵌装されるブラケット5bをリフターフレーム4aの代わりに台車フレーム3aに設けて前記連結部材5を構成することも可能である。
前記台車本体3の台車フレーム3aの後部には、前記油圧シリンダ6への圧油の給排を油圧配管系統7aを介して行う油圧ユニット7と、前記台車本体3とリフター4及びコンベヤ50の動作を制御する制御機器8と、該制御機器8やモータ2c,54に通電を行う鉛蓄電池等のバッテリー9とを搭載してある。尚、前記油圧シリンダ6の代わりに電動シリンダを採用することも可能であり、この場合、前記電動シリンダとバッテリー9とを電気配線にて接続すれば良い。
前記台車本体3の台車フレーム3aにおける上面の複数所要箇所には、車両1下面に接触した場合にオンとなって車両1に対し台車フレーム3aが干渉していることを知らせるテープ状スイッチ25を貼り付けてある。
前記台車本体3の台車フレーム3a後部に搭載された制御機器8の車両1と対面する所要箇所には、該車両1との距離が設定値未満となった際に警報を発する超音波センサ26を取り付けてある。
前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ51,52の支持軸56,57の先端部間には、前記台車本体3の前後方向へ延びるバンパースイッチ等の接触検知器58を取り付けてある。尚、図3に示す如く、前記接触検知器58の支持部材59における長手方向複数所要箇所には、車両1の荷重を支持するキャスタ60を取り付けてある。又、図示は省略しているが、前記台車本体3とコンベヤ50との間に前記連結部材5と同様の機構(図4参照)を採用することにより、前記コンベヤ50に加わる車両1の荷重が前記台車本体3の走行駆動装置2に伝わらないよう構成してある。
次に、上記実施例の作用を説明する。
車両1を搬送する際には、先ず、図5(a)に示す如く、台車本体3を車両1の後方に位置させ、リフター4のリフトバー4bを格納位置に回動させた状態から、前記台車本体3を前進させる。
続いて、図5(b)に示す如く、ベルトコンベヤ50Bの前端におけるプーリ52がベルト53を介して車両1の後輪1bに接触する位置まで前記台車本体3を前進させ、一旦停止させる。
前記台車本体3を停止させた状態で、図5(c)に示す如く、前記リフター4のリフトバー4bを展開位置に回動させ、前記車両1の後輪1bを前記リフトバー4bと前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ52との間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップする。
この状態から、図5(d)に示す如く、前記ベルトコンベヤ50Bを駆動しつつ台車本体3を前進させ、前記ベルトコンベヤ50Bのベルト53のスライド速度を台車本体3の走行速度と同期させることにより、前記リフター4でリフトアップした前記車両1の後輪1bを前記台車本体3の後部側へスライドさせつつ、前記台車本体3を車両1の下部に進入させる。
この時、図6(e)に示す如く、前記リフトバー4bは一旦格納位置に戻しておく。
前記リフトバー4bを一旦格納位置に戻した後、図6(f)に示す如く、前記台車本体3を更に前進させ、ベルトコンベヤ50Bの前端におけるプーリ52がベルト53を介して車両1の前輪1aに接触する位置まで前記台車本体3を前進させ、一旦停止させる。
前記台車本体3を停止させた状態で、図6(g)に示す如く、前記リフター4のリフトバー4bを再び展開位置に回動させ、前記車両1の前輪1aを前記リフトバー4bと前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ52との間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップする。
この後、前記車両1の後輪1bを前記ベルトコンベヤ50B上に載置し且つ前記車両1の前輪1aを前記リフター4でリフトアップした状態で、前記台車本体3を自走させ、車両1を搬送する。
因みに、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bの向きを予め設定した原点(例えば、図1に示す向き)に一旦復帰させた後、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの転向フレーム2aを右回転(右旋回)させる方向へ回転駆動することにより走行車輪2bの向きを右転向させ、図1に示す向きから90°位相を変え、この向きで、前記走行車輪2bを前進方向へ回転駆動すれば、車両1を前進させる方向へ搬送することが可能となり、前記走行車輪2bを逆転させれば、車両1を後進させる方向へ搬送することが可能となる。
前述の如く車両1を前進又は後進させる状態から、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの転向フレーム2aを左回転(左旋回)させる方向へ回転駆動することにより走行車輪2bの向きを左転向させ、例えば、左45°の向きで、前記走行車輪2bを前進方向へ回転駆動すれば、車両1を左斜め前方へ前進させる方向へ搬送することが可能となり、前記走行車輪2bを逆転させれば、車両1を右斜め後方へ後進させる方向へ搬送することが可能となる。
一方、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bの向きを予め設定した原点(例えば、図1に示す向き)に一旦復帰させた後、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bを同一方向へ回転駆動することにより、前記車両1が搭載された台車本体3を左方向へ横行させることが可能となる。又、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bを左方向への横行時とは反対となる同一方向へ回転駆動することにより、前記車両1が搭載された台車本体3を右方向へ横行させることが可能となる。
更に、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bの向きを予め設定した原点(例えば、図1に示す向き)に一旦復帰させた後、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bを互いに相反する方向へ回転駆動することにより、前記車両1が搭載された台車本体3をその位置で左回転(左旋回)させ、車両1の向きを変更することが可能となる。又、前記走行駆動装置2の二基の走行ユニット2Aの走行車輪2bを左回転時とは反対となる互いに相反する方向へ回転駆動することにより、前記車両1が搭載された台車本体3をその位置で右回転(右旋回)させ、車両1の向きを変更することが可能となる。
そして、前記車両1が搭載された台車本体3を搬送すべき所定の位置へ移動させ、必要に応じて車両1の向きを変更した後、前記リフター4のリフトバー4bを格納位置に回動させ、前記車両1の前輪1aがリフトアップされていた状態から地上に降ろす。続いて、前記ベルトコンベヤ50Bを前述した車両1の搭載時とは反対方向へ駆動しつつ前記台車本体3を同期した速度で後進させると、該台車本体3を車両1下部から引き出して、該車両1の後輪1bを地上に降ろすことが可能となり、車両1の搬送が完了する。
尚、上述の例では、前記台車本体3を車両1の後方から進入させる場合について説明したが、該台車本体3を車両1の前方から進入させても同様に車両1の搬送を行えることは言うまでもない。
万が一、前記台車本体3の台車フレーム3aにおける上面が車両1下面に接触した場合には、テープ状スイッチ25がオンとなって車両1に対し台車フレーム3aが干渉していることが検知される。
又、前記台車本体3の台車フレーム3a後部に搭載された制御機器8と車両1との距離は超音波センサ26によって計測されており、前記制御機器8と車両1との距離が設定値未満となった際には、警報が発せられ、前記制御機器8と車両1との接触が回避される。
更に又、前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ51,52の支持軸56,57の先端部間には、前記台車本体3の前後方向へ延びるバンパースイッチ等の接触検知器58を取り付けてあるため、前記台車本体3が障害物等と接触した場合には、前記接触検知器58によって検知され、進路の変更等の対応が取られる。
この結果、本実施例では、特許文献2に開示されている車両搬送装置とは異なり、車両1の最低地上高が低い場合であっても、台車本体3を車両1下部に進入させる際に、台車本体3が車両1下部に接触してしまうようなことが避けられ、車両1の搬送が円滑に行える。
又、本実施例では、前記台車本体3に設けたコンベヤ50上に車両1の後輪1b(又は前輪1a)を載せる形式を採用しているため、ホイールベースの異なる車両1の搬送にも対応可能となる。
更に又、前記リフトバー4bが回動して側方へ張り出すように展開される点は特許文献2に開示されている車両搬送装置と同様であるが、本実施例では、前記ベルトコンベヤ50Bのプーリ51,52の支持軸56,57の先端部間に、前記台車本体の前後方向へ延びるバンパースイッチ等の接触検知器58を取り付けることができるため、前記リフトバー4bより長いブラケット等を台車本体3から側方へ張り出さなくて済む。
一方、本実施例では、特許文献3に開示されている車両搬送装置とは異なり、装置自体とは別にタイヤストッパ等の特別な器具は一切不要で、車両1の搬送場所における制約がなくなる。
こうして、車両1の最低地上高やホイールベースによる制約を受けにくくして幅広い車種の車両1の搬送に対応し得、接触検知器58の取り付けも容易に行うことができ、且つタイヤストッパのような特別な器具を必要とせずに車両1の搬送を行い得る。
尚、本発明の車両搬送装置は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1 車両
1a 前輪
1b 後輪
2 走行駆動装置
3 台車本体
3a 台車フレーム
4 リフター
4a リフターフレーム
4b リフトバー
5 連結部材
50 コンベヤ
50B ベルトコンベヤ
51 プーリ
52 プーリ
53 ベルト
56 支持軸
57 支持軸
58 接触検知器

Claims (4)

  1. 走行駆動装置により全方向に自走自在な台車本体上に車両を載置して搬送する車両搬送装置において、
    前記台車本体の前部に取り付けられ且つ前記車両の前輪又は後輪をリフトアップするリフターと、
    該リフターでリフトアップした前記車両の前輪又は後輪を前記台車本体の後部側へスライドさせるコンベヤと
    を備えたことを特徴とする車両搬送装置。
  2. 前記コンベヤは、前記台車本体の側方へ張り出すプーリ間に無端状のベルトが掛け回されるベルトコンベヤであり、
    前記リフターでリフトアップした前記車両の前輪又は後輪を、前記ベルトコンベヤのベルトのスライド速度を台車本体の走行速度と同期させることにより、前記台車本体の後部側へスライドさせつつ、前記台車本体を車両下部に進入させ、前記車両の後輪又は前輪を前記リフターでリフトアップした状態で前記台車本体を自走させるよう構成した請求項1記載の車両搬送装置。
  3. 前記リフターは、前記台車本体の台車フレームの前部に連結部材を介して取り付けられるリフターフレームと、該リフターフレームに枢着されるリフトバーとを備え、
    前記リフトバーは、前記台車フレームの側面に沿う格納位置と、該格納位置から側方へ張り出す展開位置との間で回動自在に配設され、前記展開位置において、前記車両の前輪又は後輪を前記ベルトコンベヤのプーリとの間で前後から挟み付けるように支持しつつリフトアップする請求項2記載の車両搬送装置。
  4. 前記ベルトコンベヤのプーリの支持軸の先端部間に、前記台車本体の前後方向へ延びる接触検知器を取り付けた請求項2又は3記載の車両搬送装置。
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