JP2016540978A - タイヤを管理する方法および装置 - Google Patents

タイヤを管理する方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016540978A
JP2016540978A JP2016533096A JP2016533096A JP2016540978A JP 2016540978 A JP2016540978 A JP 2016540978A JP 2016533096 A JP2016533096 A JP 2016533096A JP 2016533096 A JP2016533096 A JP 2016533096A JP 2016540978 A JP2016540978 A JP 2016540978A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tire
value
measurement surface
output data
managing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016533096A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6144423B2 (ja
Inventor
トッツィ,ジュゼッペ カサディオ
トッツィ,ジュゼッペ カサディオ
バッラルディーニ,ヴァレリアーノ
アント,リカルド
ペセ,ガブリエル
ボッファ,ビンチェンツォ
Original Assignee
ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ filed Critical ピレリ・タイヤ・ソチエタ・ペル・アツィオーニ
Publication of JP2016540978A publication Critical patent/JP2016540978A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6144423B2 publication Critical patent/JP6144423B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • G01M17/022Tyres the tyre co-operating with rotatable rolls
    • G01M17/024Tyres the tyre co-operating with rotatable rolls combined with tyre surface correcting or marking means
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M17/00Testing of vehicles
    • G01M17/007Wheeled or endless-tracked vehicles
    • G01M17/02Tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0633After-treatment specially adapted for vulcanising tyres
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D30/00Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
    • B29D30/06Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
    • B29D30/0601Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
    • B29D30/0633After-treatment specially adapted for vulcanising tyres
    • B29D2030/0634Measuring, calculating, correcting tyre uniformity, e.g. correcting RFV
    • B29D2030/0635Measuring and calculating tyre uniformity, e.g. using mathematical methods

Abstract

タイヤを管理する装置(1)は、軸方向中央の線平面(4)にほぼ平行になる形でタイヤ(3)を受けるように構成された支持面(2)を含み、当接横部分(10a)と、支持面に対して特定の高さに配置された自由横部分(10b)とが規定される。圧力要素(23)は、支持面に向けられた力(F)を自由横部分(10b)の測定面に加えるように構成される。位置決めアクチュエータ(19)は、圧力要素(23)に動作可能に連結され、タイヤの回転軸(X)に垂直な少なくとも1つの移動要素を用いて、圧力要素(23)を移動させるように構成される。装置はまた、測定面の角度位置を変えるための装置を含む。制御ユニットは、測定面の各位置において、回転軸(X)のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される入力データの第1の値(I1)に対応した、出力データの第1の値(U1)を検出し、測定面の各位置での出力データの第2の値(U2)を検出するようにプログラムを組まれる。出力データの第2の値(U2)は、測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される入力データの第2の値(I2)に対応する。制御ユニットは、測定面の各位置において、出力データの第2の値(U2)と出力データの第1の値(U1)との間の差(D)を計算するようにプログラムを組まれたモジュールを含む。

Description

本発明の対象は、タイヤを管理する方法および装置である。
タイヤの製造サイクルは、1つまたは複数の構築ラインで加工されるタイヤの様々な構成要素を得ること、および/またはその構成要素を組み立てること、次いで、所望の幾何形状およびトレッドパターンの通りにタイヤ構造を規定する成形および加硫プロセスを未硬化タイヤに施すことを提供する。
タイヤは、成形および加硫される場合に、回転軸のまわりに巻かれ、前記回転軸に垂直な軸方向中央の線平面(an axial middle line plane)に関して実質的に対称なトロイダル構造によって規定される。特に、トロイダル構造は、タイヤの半径方向外側領域で、軸方向中央の線平面にほぼ垂直に配置されたクラウン部分と、それぞれ軸方向中央の線平面の両側で、タイヤの半径方向内側領域に配置された2つの固定部分と、それぞれ固定部分の一方とクラウン部分との間で、軸方向中央の線平面の両側に延びる横部分とを含む。
「軸方向中央の線平面」とは、タイヤ自体の軸方向外側部分から等距離にある、回転軸に対して垂直な平面を意味する。タイヤの「クラウン部分」とは、タイヤの半径方向外側領域で、軸方向中央の線平面にほぼ垂直に配置され、トレッドバンドと、トレッドバンドに対して半径方向内側に配置されたベルト構造体およびカーカスの一部分に対応するタイヤの部分を意味する。
一般に「ビード部」とも規定されるタイヤの「固定部分」とは、それぞれ軸方向中央の線平面の両側に配置され、ホイールのリムと係合する態様で構成されたタイヤの半径方向内側領域を意味する。
タイヤの「横部分」とは、それぞれ各固定部分とクラウン部分との間で、軸方向中央の線平面の軸方向両側に延在し、サイドウオールと、前記サイドウオールに対して軸方向内側位置に配置されたカーカスの一部分とに対応するタイヤの部分を意味する。
タイヤの「当接横部分」および「自由横部分」とは、それぞれ支持面に当接した横部分と、支持面から特定の高さに配置された、反対側の横部分とを意味する。
「測定面」とは、前記横部分の面全体に対して大きさを限定された、適時に管理される面を意味する。
「軸方向中央の線平面に関して対称な位置に配置された測定面」とは、それぞれタイヤの横部分であり、タイヤの回転軸に対して同じ角度の半径方向位置に配置された2つの測定面を意味する。
米国特許出願公開第2006/0272408号は、タイヤの均一性を測定する方法および装置を記載している。方法は、タイヤをスピンドルに取り付けるステップと、第1の押付力で、回転ドラムの円周面をタイヤのトレッド面に押し付けるステップと、タイヤが回転している間に、タイヤの第1および第2の平面に作用する力を計算手段によって計算するステップとを含む。
特開2008−190981号は、タイヤのサイドウオールの剛性を測定する方法および装置を記載している。タイヤを変形させるために、平坦化力が、圧力ローラによって、一方の側のタイヤのサイドウオールに加えられる。タイヤの前記サイドウオールの一方の側の移動が、測定手段によって測定され、サイドウオールの剛性が、これらの検出および測定結果に基づいて求められる。
公知の製造サイクルでは、欠陥を特定するために、前述の文献に記載されているように、成形および加硫されたタイヤは、手動目視管理を受けるか、または自動管理を受けることができる。
そのような手動目視管理の1つは、横部分の剛性が不十分であるタイヤを破棄するために、すなわち、いわゆる「弱体サイドウオール」欠陥を特定するために行われ、サイドウオールとは、完成したタイヤの横部分を意味する。
本出願人は、今まで行われた手動管理の精度が、検査を行うために配置されたオペレータの経験に大きく依存し、主観性が高いことに気付いた。
本出願人は、完成品の品質を改善するための、より高精度の手動管理の導入には、タイヤの製造時間を過剰に増やす危険性があることを検証した。
本出願人は、米国特許出願公開第2006/0272408号および特開2008−190981号で説明されたタイプのタイヤの自動管理を使用することで、管理自体の客観性を改善できるが、影響する要因が非常に多いために、測定の精度および管理プロセスの再現性を保証することができないと気付いた。
したがって、本出願人は、実行される管理に対して変化しないモードに従って、管理されるタイヤを支持面に配置することと、自由横部分に、同じ、または異なる時間にわたって、様々な大きさの力を同様に作用させることとにより、管理の不安定な再現性および管理の良好な結果をもたらすすべての要因を限定することができると分かった。
最後に、本出願人は、軸方向中央の線平面を支持面に対して実質的に平行にして、タイヤを支持面に配置すること、および前もって設定された時間にわたって、異なる大きさの少なくとも2つの力(または動作)を加えることで、管理の結果に影響を及ぼす要因が限定され、管理が信頼でき、かつ再現可能なものになって、上記の問題が解決されることを発見した。
より詳細には、第1の態様によれば、本発明は、タイヤを管理する方法に関する。
好ましくは、方法は、i)軸方向中央の線平面を支持面に対して実質的に平行にして、タイヤを支持面に配置し、当接横部分と、前記支持面に対して特定の高さに配置された自由横部分とを規定することを含む。
好ましくは、方法は、ii)支持面に向けられた力を自由横部分の測定面に加えることを含む。
好ましくは、方法は、iii)自由横部分に関して、タイヤの回転軸に対する測定面の角度位置を変えることを含む。
好ましくは、方法は、iv)測定面の各位置での前記力または前記高さに対応する入力データの第1の値をセットし、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、第1の値をほぼ一定に維持することを含む。
好ましくは、方法は、v)測定面の各位置での出力データの第1の値を検出し、前記出力データが、
前記入力データが測定面の各位置でのタイヤの自由横部分の高さである場合は前記力、
または、前記入力データが測定面の各位置に加えられる力である場合は前記高さ、
に対応することを含む。
好ましくは、方法は、vi)入力データの第2の値をセットし、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、第2の値をほぼ一定に維持することを含む。
好ましくは、入力データの前記第1の値は、入力データの前記第2の値とは異なる。
好ましくは、方法は、vii)測定面の各位置での出力データの第2の値を検出し、出力データの前記第2の値は、入力データの第2の値に対応することを含む。
好ましくは、方法は、viii)測定面の各位置において、出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の関係を計算することを含む。
本出願人は、本発明による方法が、様々な要因による説明した問題を解決すると考える。加えた力に対する反力は、支持面などの固定した構成要素で生じ、当接横部分は変形せず、したがって、管理の結果に影響を及ぼさず、互いに異なる入力データの前記第1の値および前記第2の値をセットすることで、各タイヤのタイプが異なることによる制約、および潜在的に常に変化する周囲の測定条件による制約を受けない関係、好ましくは「差分値」を求めることが可能になる。
別の態様によれば、本発明は、タイヤを管理する装置に関する。
好ましくは、装置は、軸方向中央の線平面にほぼ平行になる形でタイヤを受けるように構成された支持面を含み、当接横部分と、前記支持面に対して特定の高さに配置された自由横部分とが規定される。
好ましくは、装置は、支持面に向けられた力をタイヤの前記自由横部分の測定面に加えるように構成された圧力要素を含む。
好ましくは、装置は、圧力要素に動作可能に連結され、タイヤの回転軸に垂直な少なくとも1つの移動要素を用いて、前記圧力要素を移動させるように構成された位置決めアクチュエータを含む。
好ましくは、装置は、自由横部分に関して、タイヤの回転軸に対する測定面の角度位置を変えるための装置を含む。
好ましくは、装置は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される入力データの第1の値に対応した、測定面の各位置での出力データの第1の値を検出し、前記出力データは、前記入力データが測定面の各位置でのタイヤの自由横部分の高さである場合に前記力に対応し、または前記入力データが測定面の各位置に加えられる力である場合に前記高さに対応するようにプログラムを組まれた制御ユニットを含む。
好ましくは、装置は、測定面の各位置での出力データの第2の値を検出し、出力データの前記第2の値は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される入力データの第2の値に対応する。
好ましくは、前記制御ユニットは、測定面の各位置において、出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の関係を計算するようにプログラムを組まれたモジュールを含む。
本出願人は、本発明による装置が、説明した問題を解決し、前記方法の適用を可能にすると考える。特に、支持面とは、加えられた力に対して実質的に一定の反作用を及ぼすことができる、固定した構成要素を指し、制御ユニットは、各タイヤのタイプが異なることによる制約、および潜在的に常に変化する周囲の測定条件による制約を受けない関係、好ましくは「差分値」を求めるようにプログラムを組まれる。
前記態様の少なくとも1つにおいて、本発明は、以下の好ましい特徴の少なくとも1つを有することができる。
好ましくは、測定面の各位置で、出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の前記関係が廃棄閾値と比較される。
本出願人は、そのような比較が客観的であり、各タイヤのタイプが異なることによる制約を受けない結果が得られると考える。
さらにより好ましくは、前記比較に応じて、タイヤが廃棄されるか、または容認される。
本出願人は、結果の再現性により、廃棄されるタイヤの自動選別が可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第1の値は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な3回転にわたり、ほぼ一定に維持される。
本出願人は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な3回転にわたって、入力データの第1の値を適用することで、試験に客観性をもたせ、起こり得るヒステリシスを防止し、管理の安定性を保証することが可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第2の値は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な2回転にわたり、ほぼ一定に維持される。
本出願人は、前記回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な2回転にわたって、入力データの第2の値を適用することで、試験に客観性をもたせ、起こり得るヒステリシスを防止し、管理の安定性を保証することが可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第1の値は、前記力に関する場合に、約0.5N〜約500Nである。
本出願人は、そのような値により、自由横部分が、自由横部分の若干の変形だけを引き起こすような力を加えられて配置される第1の配置ステップを実行することが可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第1の値は、前記高さに関する場合に、約80mm〜約600mmである。
本出願人は、そのような値により、自由横部分が、自由横部分の若干の変形だけを引き起こすような動作を加えられて配置される第1の配置ステップを実行することが可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第2の値は、前記力に関する場合、入力データの第1の値よりも大きい。
好ましくは、入力データの前記第2の値は、前記力に関する場合に、約0.6N〜600Nである。
本出願人は、そのような値により、例えば、剛性の観点から自由横部分の応答を評価するために、自由横部分のかなりの動作を引き起こすように力が加えられる第2のステップの実行が可能になると考える。
好ましくは、入力データの前記第2の値は、前記高さに関する場合に、第1の入力データよりも小さい。
好ましくは、入力データの前記第2の値は、前記高さに関する場合に、約70mm〜約590mmである。
本出願人は、そのような値により、例えば、剛性の観点から自由横部分の応答を評価するために、自由横部分のかなりの反作用を引き起こすように動作が加えられる第2のステップの実行が可能になると考える。
好ましくは、前記測定面は、タイヤの自由横部分の軸方向外側領域に配置される。
本出願人は、そのような領域が、機器分析において、自由横部分のあり得る弱点をより顕著に示す領域であることを実験的に検証することができた。
好ましくは、前記測定面は、前記力を加える前に、支持面に対してより高い位置に配置されたタイヤの自由横部分の領域に配置される。
本出願人は、そのような領域が、機器分析において、自由横部分のあり得る弱点をより顕著に示す領域であることを実験的に検証することができた。
好ましくは、前記タイヤは、前記力を加える前に空気を入れられる。
好ましくは、自由横部分と当接横部分とを逆にして、ii)からviii)までの作業を繰り返すような態様でタイヤが傾転される。
より好ましくは、測定面の各位置での前記関係が廃棄閾値と比較される。
さらにより好ましくは、前記比較に応じて、タイヤが廃棄されるか、または容認される。
本出願人は、適用された装置および方法により、2つの横部分に対して実行された検証は互いに独立しており、客観値を付与すると考える。
好ましくは、測定面の特定の位置で、タイヤの横部分に関して計算された関係と、前記軸方向中央の線平面に関して対称な測定面の位置で、タイヤの他方の横部分に関して計算された関係との間の総合的な関係が計算される。
本出願人は、各横部分の客観値を得た場合に、測定面の対称位置で得たデータを比較し、タイヤ品質の客観値を得ることが可能であり、タイヤの起こり得る不均一性を特定することが可能であると考える。
より好ましくは、前記総合的な関係が廃棄閾値と比較される。
本出願人は、そのような比較が客観的であり、各タイヤのタイプが異なることによる制約を受けない結果が得られると考える。
さらにより好ましくは、前記比較に応じて、タイヤが廃棄されるか、または容認される。
本出願人は、結果の再現性により、廃棄されるタイヤの自動選別が可能になると考える。
好ましくは、自由横部分に関して、タイヤの回転軸に対する測定面の角度位置を変えるために、タイヤが前記回転軸のまわりに回転される。
本出願人は、そのような状況は、装置の構造を単純化するのを可能にすることから、そのような状況が最適であると考える。
好ましくは、測定面の各位置で、出力データの値が連続して検出される。
本出願人は、連続検出が、いわゆる「弱体サイドウオール」欠陥を示すことだけでなく、自由横部分および/またはタイヤの起こり得る不均一性を特定することも目的とするタイヤの全体的な特徴付けを可能にすると考える。
好ましくは、前記測定面は、回転軸からほぼ一定の距離に配置される。
本出願人は、特定の円周に沿ったタイヤの特徴付けにより、客観的でかつ比較可能な値を得るのが可能になると考える。
好ましくは、支持面に向けられた前記力を加えることには、
− 自由横部分に対して、圧力要素を測定面上で垂直に配置することと、
− 自由横部分に向かう接近移動を作動させて、圧力要素をタイヤに接近させることと、
− 自由横部分をセンサで検出し、接近移動を停止させることと、
− 自由横部分に押し当てた圧力要素の圧力移動を作動させることと、
が含まれる。
本出願人は、圧力要素の接近および押し付けにより、本発明による方法を異なる大きさおよびタイプのタイヤに適用することが可能になると考える。
好ましくは、関係が計算される前記第1の出力データおよび前記第2の出力データのそれぞれは、前記第1および第2の入力データをほぼ一定に維持しながら、測定面を前記回転軸のまわりに少なくとも完全に2回転させた後、検出されたものである。
本出願人は、これが、試験を客観的にするのを可能にすると考える。その理由は、出力データの検出が、配置ステップの後に行われ、起こり得るヒステリシスを防止するからである。
好ましくは、タイヤの同じ横部分にある測定面の少なくとも2つの異なる位置で、出力データの少なくとも2つの値、または出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の少なくとも2つの関係が比較される。
本出願人は、いわゆる「弱体サイドウオール」欠陥を示すことだけでなく、自由横部分の起こり得る不均一性を特定することも目的とするタイヤの特徴付けが可能であると考える。
好ましくは、前記支持面は実質的に水平である。
好ましくは、前記関係は、出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の差を表す。
好ましくは、前記関係は、出力データの前記第2の値と出力データの前記第1の値との間の比率を表す。
好ましくは、圧力要素に動作可能に連結され、圧力要素を自由横部分に押し当てるように構成された圧力アクチュエータが設けられる。
本出願人は、特定の圧力アクチュエータを設けることで、検出および比較ステップを、試験されるタイヤのタイプに応じて装置を配置するステップから独立させることができると考える。
好ましくは、圧力要素に動作可能に連結され、圧力要素をタイヤの自由横部分に接近させるように構成された接近アクチュエータが設けられる。
本出願人は、圧力要素の接近により、本発明による方法を異なる大きさおよびタイプのタイヤに適用することが可能になると考える。
好ましくは、自由横部分を検出して、前記接近アクチュエータを停止させるように構成されたセンサが設けられる。
本出願人は、センサが存在することで、測定面での圧力要素の位置決めが容易になり、最適化されると考える。
好ましくは、前記圧力要素を含み、圧力要素をタイヤの自由横部分に対して位置決めするための前記位置決めアクチュエータに動作可能に連結された少なくとも1つの第1のスライダが設けられる。
好ましくは、前記第1のスライダは、少なくとも1つの第2のスライダを含み、第2のスライダは、前記圧力要素を含み、圧力要素をタイヤの自由横部分にさらに接近させる前記接近アクチュエータに動作可能に連結される。
本発明のさらなる特徴および利点が、同封の図を参照して非限定的な例として述べる、本発明による、タイヤを管理する方法および装置についての以下の説明から明らかになるであろう。
本発明による装置の概略斜視図である。 異なる動作条件での図1の装置の概略斜視図である。 本発明による装置に配置されるタイヤの概略断面図である。 横座標が、タイヤの測定面の角度位置を示し、縦座標が、ほぼ一定の力を加えた後の、タイヤの自由部分の高さに対応する出力データの値を示す、2つの異なるタイヤの図である。 横座標が、タイヤの測定面の角度位置を示し、縦座標が、ほぼ一定の力を加えた後の、タイヤの自由部分の高さに対応する出力データの値を示す、2つの異なるタイヤの図である。 横座標が、タイヤの測定面の角度位置を示し、縦座標が、ほぼ一定の力を加えた後の、タイヤの自由部分の高さに対応し、タイヤの回転の回数に対応する出力データの値を示す図である。 横座標が、タイヤの測定面の角度位置を示し、縦座標が、ほぼ一定の高さにした後の、タイヤの自由部分での反力に対応する出力データの値を示す、2つの異なるタイヤの図である。 横座標が、タイヤの測定面の角度位置を示し、縦座標が、ほぼ一定の高さにした後の、タイヤの自由部分での反力に対応する出力データの値を示す、2つの異なるタイヤの図である。
同封の図を参照すると、参照番号1は、本発明による、タイヤを管理する装置全体を示している。
好ましくは水平であり、タイヤ3を受けるように構成された支持面が2で示され、軸方向中央の線平面4(図3)が支持面にほぼ平行になる形で配置されている。特に、支持面2は、タイヤを支持面2自体と一体にするために、タイヤの半径方向内側部分を固定するように構成されたグリップ2aを含む。
タイヤ3(図3)は、タイヤの半径方向外側領域で、軸方向中央の線平面にほぼ垂直に配置されたクラウン部分5を含む。そのようなクラウン部分5は、トレッドバンド6と、クラウン構造体7の一部分と、トレッドバンド6に対して半径方向内側に配置されたカーカス構造体8の一部分とに対応している。
タイヤ3はまた、半径方向内側で、それぞれ軸方向中央の線平面の両側に配置された2つの固定部分9を含む。固定部分9は、ホイールのリムと係合する態様で構成されている。
タイヤ3はまた、2つの横部分10a、10bを含み、この横部分10a、10bは、それぞれ各固定部分9とクラウン部分5との間で、軸方向中央の線平面の軸方向両側に延長されている。各横部分は、サイドウオール11と、サイドウオール11に対して軸方向内側位置に配置されたカーカス12の一部分とに対応している。
タイヤ3が、支持面2に当接すると、タイヤの2つの横部分の一方は、前記支持面2に直接接触し、当接横部分10aを画定する。タイヤの2つの横部分の他方は、支持面に対して特定の高さに配置され、自由横部分10bを画定する。
支持面2は、フレームワーク13内に配置され、フレームワーク13に対して、支持面に当接したタイヤの回転軸Xと合致する軸のまわりに回転することができる。装置1はまた、支持面2をフレームワーク13に対して回転させる装置(図示せず)を含む。
装置1は、同封した図に示す実施形態に見られるように、タイヤをつかんで装置に出入りさせるように構成された、タイヤを取り扱う装置14を含むことができる。特に、図1および図2は、タイヤをつかんで装置に出入りさせるように構成された関節ロボットの一部分を示している。
より詳細には、第1のガイド16は、タイヤの位置決めを装置内で制御するために、前記支持面2がスライドするのを可能にする。
フレームワーク13の入り口ガイドが15で示され、支持面2にまたがって配置されている。
入り口ガイド15は、支持面2の上に配置されるように構成された、好ましくは水平の第2のガイド17を含む。第2のガイド17は、第1のスライダ18に動作可能に連結されており、第1のスライダ18も水平であるのが好ましい。
第1のスライダ18は、2方向で、支持面2に当接したタイヤの回転軸に垂直な位置決め方向Pに沿った、第1のスライダの移動を可能にするために、第2のガイド17と第1のスライダ18自体との間に置かれた位置決めアクチュエータ19に動作可能に連結されている。
第1のスライダ18は、接近アクチュエータ21の動作により、好ましくは垂直で、第1のスライダ18上をスライド可能な第2のスライダ20を含む。好ましくは垂直の、第1のスライダ18の第3のガイドが22で示されており、第2のスライダ20は、接近方向Aに沿って2つの方向で、第3のガイド22に沿って並進する。
第2のスライダ20は、支持面2に向けられた力Fをタイヤの自由横部分10bの測定面Mに加えるように構成された圧力要素23を含む。
好ましくは、圧力要素23は、好ましくは水平の回転軸24と共に配置され、使用時に、支持面2に当接したタイヤの半径方向に概ね合わせて配置される小ホイールを含む。
圧力要素23は、圧力要素23自体に動作可能に連結され、圧力要素23を圧力方向Sに沿って、自由横部分10bに押し当てるように構成された圧力アクチュエータ25を介して、第2のスライダ20に連結されている。
自由横部分10bを検出して、接近アクチュエータ21を停止させるように構成されたセンサが、26で示されている。センサは、センサアクチュエータ27を介して第2のスライダ20に連結されている。
第1のスライダ18と、接近アクチュエータ21を有する第2のスライダ20と、圧力アクチュエータ25を有する圧力要素23と、場合によっては、センサアクチュエータ27を有するセンサ26とは、第2のガイド17上で並進し、位置決め方向Pに沿って移動可能な第1のグループを構成している。言い換えると、第1のスライダ18は、圧力要素23を含み、圧力要素23を、好ましくは水平面に沿って、タイヤ3の自由横部分10bに対して位置決めするために、位置決めアクチュエータ19に動作可能に連結されている。
第2のスライダ20と、圧力アクチュエータ25を有する圧力要素23と、場合によっては、センサアクチュエータ27を有するセンサ26とは、第3のガイド22上で並進し、接近方向Aに沿って移動可能な第2のグループを構成している。言い換えると、第2のスライダ20は、圧力要素23を含み、圧力要素23を、好ましくは垂直面に沿って、タイヤ3の自由横部分10bにさらに接近させるために、接近アクチュエータ21に動作可能に連結されている。
上記のアクチュエータは、任意のタイプ(空気式アクチュエータ、油圧式アクチュエータ、電気アクチュエータなど)、好ましくは、移動可能なピストンを備えたシリンダタイプとすることができる。
使用時、例えば、取扱装置14を用いて、タイヤ3は、当接横部分10aおよび自由横部分10bを規定するように、軸方向中央の線平面を支持面自体にほぼ平行にして支持面2に配置される。
支持面2に向けられた力Fを自由横部分10bの測定面Mに加えるために、圧力要素23は、自由横部分10bに対して測定面M上で垂直に配置される。次いで、自由横部分10bに向かう接近移動が作動されて、圧力要素23をタイヤ3に接近させる。最後に、好ましくは、センサ26で自由横部分10bを検出して、接近移動を停止すると同時に、自由横部分10bに押し当てた圧力要素23の圧力移動が作動される。
より詳細には、位置決めアクチュエータ19は、第1のスライダ18および第2のスライダ20(および対応するアクチュエータ)を介して圧力要素23に動作可能に連結され、圧力要素23を位置決め方向Pに沿って移動させる、すなわち、タイヤ29の回転軸Xに垂直な少なくとも1つの移動要素を用いて移動させるように構成されている。
(図1に示す実施形態では水平方向の)第1の並進グループの並進移動は、圧力要素23が、自由横部分10bに対して測定面M上で垂直に配置されるまで、試験されるタイヤの大きさに基づいて実施される。言い換えると、第1の並進グループの並進移動は、所望の測定面Mに対応した半径方向の位置に達するまで実施される。測定面Mは、例えば、力Fを加える前に、支持面2に対してより高い位置に配置されたタイヤの自由横部分10bの領域に配置される。好ましくは、測定面は、タイヤの自由横部分10bの軸方向外側領域に配置される。
接近アクチュエータ21は、第2のスライダ20および対応するアクチュエータを介して、圧力要素23に動作可能に連結され、圧力要素23を(図2に示す実施形態では垂直方向に)タイヤ3の自由横部分10bに接近させるように構成されている。
言い換えると、所望の半径方向位置に達した後、自由横部分10bに向かう接近移動が、接近アクチュエータ21によって作動され、圧力要素23を接近方向Aに沿ってタイヤ3に接近させる。
自由横部分10bは、接近移動を停止し、接近アクチュエータ21を到達した位置に止めるために、センサ26によって検出される。
そのような位置では、圧力要素23は、自由横部分10bと接触することができる。圧力アクチュエータ25は、自由横部分10bに押し当てた圧力要素23の圧力移動を作動させ、力Fを作用させる態様で、所望のスラスト圧力を発生させる。測定面Mは、圧力要素23と接触する自由横部分10bの面である。
場合によっては、タイヤは、力を加える前に空気を入れることができる。
支持面2は、圧力要素23と、試験されるタイヤの自由横部分10bとの間の接触を維持しながら、タイヤ3の回転軸Xのまわりを回転する。圧力要素23はその位置を維持し、小ホイール24は、自由横部分10b上で回転する。タイヤを支持面と一体に保持するグリップ2aと共に支持面2を回転させる装置は、タイヤの回転軸Xに対する、ひいては、自由横部分10bに対する測定面の角度位置を変えるように構成された装置の例を明確に示している。
測定面は、回転軸からほぼ一定の距離に配置されるのが好ましい。
1つの可能な実施形態によれば、力Fは、測定面Mが取る各位置で、タイヤ3の自由横部分10bの高さを検出する態様のタイヤの(下記に説明する)様々な管理ステップにおいて、ほぼ一定に維持される入力データとなる。この場合に、タイヤ3の自由横部分10bの高さは、様々な管理ステップでの力の各設定値に対応する値を有する出力データとなる。
例えば、自由横部分10bの高さを検出するために、装置1は、圧力アクチュエータ25の位置を検出するように構成されたレーザ位置トランスデューサ(図示せず)を含むことができる。
図4および図5を参照して、本発明によるタイヤを管理する方法が下記に説明される。
上記の実施形態(一定力)によれば、本発明によるタイヤを管理する方法は、加える力Fの第1の値I1を設定し、その力を回転軸のまわりの測定面の少なくとも完全な1回転(好ましくは3回転)にわたり、ほぼ一定に維持すると規定する。例えば、加える力の第1の値I1は、低い圧力での自由横部分10bの圧縮サイクルを規定する態様で、約0.5N〜約500N、より好ましくは、約10N〜約20Nとすることができる。あるいは、加える力の第1の値I1は、単に、圧力アクチュエータシリンダの重量力に対応する値まで落とすことができる。
上記の第1の値I1を作用させている間、タイヤの自由横部分10bは、加えられた力を受けて配置される。
タイヤの、ひいては測定面の回転中に、測定面Mの各位置において、タイヤの自由横部分10bの高さQの第1の値U1が検出される。特に、測定面が回転軸のまわりに少なくとも完全に2回転した後、タイヤの自由横部分10bの高さの第1の値U1が検出される。
次に、加える力の第2の値I2がセットされ、回転軸Xのまわりの測定面の少なくとも完全な1回転(好ましくは完全な2回転)にわたり、ほぼ一定に維持される。力の第1の値I1(入力データの第1の値)は、力の第2の値I2(入力データの第2の値)よりも小さい。例えば、加える力の第2の値I2は、高い圧力での自由横部分10bの圧縮サイクルを規定する態様で、約0.6N〜約600N、より好ましくは、約120N〜約150Nとすることができる。
上記の第2の値I2を適用中に、タイヤの自由横部分10bは、加えられた力を受けてかなり動く(例えば、最大で5cm)。
タイヤの、ひいては測定面の回転中に、測定面Mの各位置において、タイヤの自由横部分10bの高さの第2の値U2が検出される。特に、測定面が回転軸のまわりに少なくとも完全に2回転した後、タイヤの自由横部分10bの高さの第2の値U2が検出される。
自由横部分10bの高さの2つの値が検出された後、測定面の各位置において、関係Dが、第2の値U2と第1の値U1との間で計算される。好ましくは、前記関係Dは、第2の値U2と第1の値U1との間の差を表す。別の好ましい実施形態によれば、関係Dは、第2の値U2と第1の値U1との間の比率を表す。有利にも、装置1は、測定面の各位置において、加える力の第1の値I1に対応する高さの第1の値U1を検出し、高さの第2の値U2が、加える力の第2の値I2に対応する測定面の各位置において、高さの第2の値U2を検出するようにプログラムを組まれた制御ユニット28を含む。さらに、制御ユニットは、測定面の各位置で、高さの第2の値U2(出力データの第2の値)と高さの第1の値(出力データの第1の値)との間の関係を計算するようにプログラムを組まれたモジュールを含む。
次に、測定面の各位置で、高さの第2の値U2(出力データの第2の値)と高さの第1の値(出力データの第1の値)との間の関係Dが廃棄閾値Sと比較され、そのような比較の結果に応じて、タイヤを廃棄するか、または容認する。関係Dが、高さの第2の値U2と高さの第1の値U1との間の差を表す、好ましい実施形態によれば、図4は、2つの高さ間の差が、廃棄閾値Sよりも小さいことから、許容範囲にあるタイヤに対応し、一方、図5は、2つの高さ間の差が、廃棄閾値Sよりも大きいことから、廃棄されるタイヤに対応している。
有利にも、制御ユニットは、関係Dと廃棄閾値Sとの間の比較を行うようにプログラムを組むことができる。
好ましくは、測定面の各位置で、高さの値(出力データの値)を連続的に検出することができる。特に、出力データの値は、好ましくは、圧力要素23と自由横部分10bとの間の接触を絶えず維持しながら、測定面の各角度位置に対して検出される。
場合によっては、タイヤの同じ横部分にある測定面の少なくとも2つの異なる角度位置で計算された、高さの第2の値U2(出力データの第2の値)と高さの第1の値U1(出力データの第1の値)との間の少なくとも2つの関係D1およびD2を比較することができる。あるいは、タイヤの同じ横部分にある測定面の少なくとも2つの異なる角度位置での少なくとも2つの高さの値(例えば、出力データの第2の値)を比較することができる。
例えば、図6に示すように、ほぼ一定の力Fが加えられ、自由横部分の高さが、軸Xのまわりのタイヤの3回転以上にわたって検出される。同じ自由横部分の領域において、角度領域29は、力Fの作用の下で特定の高さに配置された剛性の高い方の部分に対応し、一方、領域30は、同じ力Fの作用の下で低い高さに配置された剛性の低い方の部分に対応する。したがって、この場合に、自由横部分自体の不均一性が検出されている。
図6はまた、連続するタイヤ回転に対応するいくつかの曲線が示されていることを考慮すると、出力データの、ひいては、高さの値が、タイヤの3回転目から安定することを示している。特に、a)では、タイヤの1回転目で計算した出力データの、ひいては、高さの値の曲線を示し、b)では、タイヤの2回転目で計算した出力データの、ひいては、高さの曲線を示し、c)では、タイヤの3回転目で計算した出力データの、ひいては、高さの曲線を示した。1回転目から3回転目までの推移で、曲線の形態が安定したことが分かる。4回転目から後(図示せず)では、曲線の形態は、3回転目に対応する曲線c)に概ね等しく、ほぼ一定に維持され、出力データの値は、曲線c)のものよりも若干小さい。
タイヤの横部分に対して試験を実行した後、自由横部分と当接横部分とを逆にするような態様でタイヤを傾転させ、すでに説明した作業を繰り返すことが可能である。結果として、タイヤの各横部分に対して、図4〜6のものと同様の結果を得ることができる。
タイヤの各横部分に対して試験を行った後、測定面の特定の位置で、タイヤの横部分に関して計算された関係と、軸方向中央の線平面に関して対称な測定面の位置で、タイヤの他方の横部分に関して計算された関係との間の総合的な関係を計算することが可能である。次に、総合的な関係を廃棄閾値と比較して、その比較に応じて、タイヤを廃棄するか、または容認することが可能である。
別の実施形態によれば、測定面Mが取る各位置でのタイヤ3の自由横部分10bの高さは、自由横部分の反力を検出するような態様で、様々なタイヤ管理ステップでほぼ一定に維持される入力データとなる。この場合に、タイヤ3の自由横部分10bで検出される力は、様々な管理ステップでの高さの各設定値に対応する値を有する出力データとなる。上記に説明したことは、入力データが、測定面Mが取る各位置でのタイヤ3の自由横部分10bの高さによって構成される場合にも同様に当てはまり得る。図7および図8は対応する図であり、この図では、
I1およびI2は、それぞれ自由横部分の第1の高さおよび第2の高さに対応する入力データの第1および第2の値であり、I1はI2よりも大きく、
U1およびU2は、それぞれ自由横部分によって発揮される第1の力および第2の力に対応する出力データの第1および第2の値であり、
Dは関係であり、特定の場合に、U2とU1との間の差である。
この場合に、関係D、すなわち、U2とU1との間の差が廃棄閾値と比較されたときに、Dが廃棄閾値S未満(図7)であると、タイヤは廃棄され、一方、Dが廃棄閾値よりも大きい(図8)と、タイヤは容認される。
したがって、概括的には、
測定面の各位置での力または高さに対応する入力データの第1の値I1をセットし、回転軸Xのまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、第1の値をほぼ一定に維持し、
測定面の各位置での出力データの第1の値を検出し、出力データは、入力データが測定面の各位置でのタイヤの自由横部分の高さである場合は力に、または入力データが測定面の各位置で加えられる力である場合は高さに対応し、
入力データの第2の値I2をセットし、回転軸Xのまわりの測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、第2の値をほぼ一定に維持し、入力データの第1の値I1は、入力データの第2の値I2とは異なり、好ましくは、自由横部分の構成を明らかにするのに適し、
測定面の各位置での出力データの第2の値U2を検出し、出力データの第2の値U2は、入力データの第2の値I2に対応し、
測定面の各位置において、出力データの第2の値U2と出力データの第1の値U1との間の関係Dを計算する、
とされる。

Claims (33)

  1. タイヤを管理する方法であって、
    i)軸方向中央の線平面(4)を支持面(2)に対して実質的に平行にして、タイヤ(3)を前記支持面(2)に配置し、当接横部分(10a)と、前記支持面に対して特定の高さに配置された自由横部分(10b)とを規定することと、
    ii)前記支持面に向けられた力(F)を前記自由横部分(10b)の測定面(M)に加えることと、
    iii)前記自由横部分(10b)に関して、前記タイヤの回転軸(X)に対する前記測定面の角度位置を変えることと、
    iv)前記測定面の各位置での前記力または前記高さに対応する入力データの第1の値(I1)をセットし、前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、前記第1の値をほぼ一定に維持することと、
    v)前記測定面の各位置での出力データの第1の値(U1)を検出し、前記出力データは、
    前記入力データが前記測定面の各位置での前記タイヤの前記自由横部分の前記高さである場合は前記力、
    または、前記入力データが前記測定面の各位置で加えられる力である場合は前記高さ、
    に対応することと、
    vi)前記入力データの第2の値(I2)をセットし、前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、前記第2の値をほぼ一定に維持し、
    前記入力データの前記第1の値(I1)は、前記入力データの前記第2の値(I2)とは異なることと、
    vii)前記測定面の各位置での前記出力データの第2の値(U2)を検出し、前記出力データの前記第2の値(U2)は、前記入力データの前記第2の値(I2)に対応することと、
    viii)前記測定面の各位置において、前記出力データの前記第2の値(U2)と前記出力データの前記第1の値(U1)との間の関係(D)を計算することと、
    を含む方法。
  2. 前記測定面の各位置で、前記出力データの前記第2の値(U2)と前記出力データの前記第1の値(U1)との間の前記関係(D)を廃棄閾値(S)と比較することを含む、請求項1に記載のタイヤを管理する方法。
  3. 前記比較に応じて、前記タイヤを廃棄するか、または容認することを含む、請求項2に記載のタイヤを管理する方法。
  4. 前記入力データの前記第1の値(I1)は、前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な3回転にわたり、ほぼ一定に維持される、請求項1〜3のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  5. 前記入力データの前記第2の値(I2)は、前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な2回転にわたり、ほぼ一定に維持される、請求項1〜4のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  6. 前記入力データの前記第1の値(I1)は、前記力に関する場合に、約0.5N〜約500Nである、請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  7. 前記入力データの前記第1の値(I1)は、前記高さに関する場合に、約80mm〜約600mmである、請求項1〜5のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  8. 前記入力データの前記第2の値(I2)は、前記力に関する場合に、約0.6N〜約600Nである、請求項1〜7のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  9. 前記入力データの前記第2の値(I2)は、前記高さに関する場合に、約70mm〜約590mmである、請求項1〜7のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  10. 前記測定面は、前記タイヤの前記自由横部分の軸方向外側領域に配置される請求項1〜9のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  11. 前記測定面は、前記力(F)を加える前に、前記支持面(2)に対して、より高い位置に配置された前記タイヤの前記自由横部分(10b)の領域に配置される請求項1〜10のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  12. 前記タイヤは、前記力(F)を加える前に空気を入れられる、請求項1〜11のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  13. 前記自由横部分と前記当接横部分とを逆にする態様で前記タイヤを傾転させることと、
    ii)からviii)の作業を繰り返すことと、
    を含む、請求項1〜12のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  14. 前記測定面の各位置での前記関係(D)を廃棄閾値(S)と比較することを含む、請求項13に記載のタイヤを管理する方法。
  15. 前記比較に応じて、前記タイヤを廃棄するか、または容認することを含む、請求項14に記載のタイヤを管理する方法。
  16. 前記測定面の特定の位置で、前記タイヤの横部分に関して計算された前記関係と、前記軸方向中央の線平面(4)に関して対称な前記測定面の位置で、前記タイヤの他方の横部分に関して計算された前記関係との間の総合的な関係を計算することを含む、請求項13に記載のタイヤを管理する方法。
  17. 前記総合的な関係を廃棄閾値と比較することを含む、請求項16に記載のタイヤを管理する方法。
  18. 前記比較に応じて、前記タイヤを廃棄するか、または容認することを含む、請求項17に記載のタイヤを管理する方法。
  19. 前記自由横部分(10b)に関して、前記タイヤの前記回転軸に対する前記測定面の前記角度位置を変えるために、前記タイヤを前記回転軸(X)のまわりに回転させることを含む、請求項1〜18のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  20. 前記測定面の各位置で、前記出力データの前記値を連続して検出することを含む、請求項19に記載のタイヤを管理する方法。
  21. 前記測定面は、前記回転軸(X)からほぼ一定の距離に配置される、請求項1〜20のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  22. 前記支持面(2)に向けられた前記力(F)を加えることには、
    − 前記自由横部分(10b)に対して、圧力要素(23)を前記測定面上で垂直に配置することと、
    − 前記自由横部分に向かう接近移動を作動させて、前記圧力要素(23)を前記タイヤ(3)に接近させることと、
    − 前記自由横部分(10b)をセンサ(26)で検出し、前記接近移動を停止させることと、
    − 前記自由横部分(10b)に押し当てた前記圧力要素(23)の圧力移動を作動させることと、
    が含まれる、請求項1〜21のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  23. 前記関係(D)が計算される前記第1の出力データ(U1)および前記第2の出力データ(U2)のそれぞれは、前記第1の入力データ(I1)および前記第2の入力データ(I2)をほぼ一定に維持しながら、前記測定面を前記回転軸(X)のまわりに少なくとも完全に2回転させた後、検出されるものである、請求項1〜22のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  24. 前記タイヤの同じ横部分にある前記測定面の少なくとも2つの異なる位置で、前記出力データの少なくとも2つの値(U2)、または前記出力データの前記第2の値(U2)と前記出力データの前記第1の値(U1)との間の少なくとも2つの関係(D)を比較することを含む、請求項1〜23のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  25. 前記支持面(2)は実質的に水平である、請求項1〜24のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  26. 前記関係(D)は、前記出力データの前記第2の値(U2)と前記出力データの前記第1の値(U1)との間の差を表す、請求項1〜25のいずれか1項に記載のタイヤを管理する方法。
  27. タイヤを管理する装置であって、
    − 軸方向中央の線平面(4)にほぼ平行になる形でタイヤ(3)を受けるように構成された支持面(2)であって、当接横部分(10a)と、前記支持面に対して特定の高さに配置された自由横部分(10b)とを規定する支持面と、
    − 前記支持面に向けられた力(F)を前記タイヤ(3)の前記自由横部分(10b)の測定面に加えるように構成された圧力要素(23)と、
    − 前記圧力要素(23)に動作可能に連結され、前記タイヤの回転軸(X)に垂直な少なくとも1つの移動要素を用いて、前記圧力要素(23)を移動させるように構成された位置決めアクチュエータ(19)と、
    − 前記自由横部分(10b)に関して、前記タイヤの前記回転軸(X)に対する前記測定面の角度位置を変えるための装置と、
    − 制御ユニットであって、
    前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される入力データの第1の値(I1)に対応した、前記測定面の各位置での出力データの第1の値(U1)を検出し、前記出力データは、前記入力データが前記測定面の各位置での前記タイヤの前記自由横部分の前記高さである場合に前記力に対応し、または前記入力データが前記測定面の各位置に加えられる前記力である場合に前記高さに対応し、
    前記測定面の各位置での前記出力データの第2の値(U2)を検出し、前記出力データの前記第2の値(U2)は、前記回転軸(X)のまわりの前記測定面の少なくとも完全な1回転にわたり、ほぼ一定に維持される前記入力データの第2の値(I2)に対応する、
    ようにプログラムを組まれた制御ユニットと、
    を含み、
    前記制御ユニットは、前記測定面の各位置において、前記出力データの前記第2の値(U2)と前記出力データの前記第1の値(U1)との間の関係(D)を計算するようにプログラムを組まれたモジュールを含む、タイヤを管理する装置。
  28. 前記支持面(2)は実質的に水平である、請求項27に記載のタイヤを管理する装置。
  29. 前記圧力要素(23)に動作可能に連結され、前記圧力要素(23)を前記自由横部分(10b)に押し付けるように構成された圧力アクチュエータ(25)を含む、請求項27に記載のタイヤを管理する装置。
  30. 前記圧力要素(23)に動作可能に連結され、前記圧力要素(23)を前記タイヤ(3)の前記自由横部分(10b)に接近させるように構成された接近アクチュエータ(21)を含む、請求項27に記載のタイヤを管理する装置。
  31. 前記自由横部分(10b)を検出して、前記接近アクチュエータ(21)を停止させるように構成されたセンサ(26)を含む、請求項30に記載のタイヤを管理する装置。
  32. 前記圧力要素(23)を含み、前記圧力要素(23)を前記タイヤ(3)の前記自由横部分(10b)に対して位置決めするために、前記位置決めアクチュエータ(19)に動作可能に連結された少なくとも1つの第1のスライダ(18)を含む、請求項27に記載のタイヤを管理する装置。
  33. 前記第1のスライダ(18)は、少なくとも1つの第2のスライダ(20)を含み、前記第2のスライダ(20)は、前記圧力要素(23)を含み、前記圧力要素(23)を前記タイヤ(3)の前記自由横部分(10b)に接近させるために、前記接近アクチュエータ(21)に動作可能に連結される、請求項32に記載のタイヤを管理する装置。
JP2016533096A 2013-11-28 2014-11-21 タイヤを管理する方法および装置 Active JP6144423B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITMI2013A001988 2013-11-28
IT001988A ITMI20131988A1 (it) 2013-11-28 2013-11-28 Metodo e apparato per controllare pneumatici
PCT/IB2014/066243 WO2015079370A1 (en) 2013-11-28 2014-11-21 Method and apparatus for controlling tyres

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016540978A true JP2016540978A (ja) 2016-12-28
JP6144423B2 JP6144423B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=50033621

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016533096A Active JP6144423B2 (ja) 2013-11-28 2014-11-21 タイヤを管理する方法および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US9599541B2 (ja)
EP (1) EP3074746B1 (ja)
JP (1) JP6144423B2 (ja)
KR (1) KR102273636B1 (ja)
CN (1) CN105745524B (ja)
BR (1) BR112016008304B1 (ja)
IT (1) ITMI20131988A1 (ja)
WO (1) WO2015079370A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098121A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 住友ゴム工業株式会社 タイヤの金属線検出システム及び金属線検出方法

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
BR112018011850B1 (pt) 2015-12-16 2022-10-11 Pirelli Tyre S.P.A. Método e aparelho para verificar um pneu
CN108369159B (zh) 2015-12-16 2021-05-25 倍耐力轮胎股份公司 用于分析轮胎的装置和方法
EP3397934B1 (en) 2015-12-28 2020-02-12 Pirelli Tyre S.p.A. Method for setting up a tyre checking apparatus, setup device used in said method
WO2017115300A1 (en) 2015-12-28 2017-07-06 Pirelli Tyre S.P.A. Apparatus and method for checking tyres
MX2018007570A (es) 2015-12-28 2018-09-21 Pirelli Dispositivo para verificar neumaticos.
EP3397938B1 (en) * 2015-12-28 2019-08-28 Pirelli Tyre S.p.A. Apparatus for checking tyres
WO2018015908A1 (en) * 2016-07-21 2018-01-25 Pirelli Tyre S.P.A. Method and apparatus for checking tyres
BR112019000529B1 (pt) * 2016-07-21 2023-02-28 Pirelli Tyre S.P.A Método e aparelho para verificar pneus
CN110268243B (zh) * 2016-12-29 2021-07-20 倍耐力轮胎股份公司 用于检查轮胎的方法
EP3904064B1 (en) * 2017-02-06 2023-11-08 Nokian Renkaat Oyj A device for studding a tire
IT201700119150A1 (it) * 2017-10-20 2019-04-20 Pirelli Metodo ed apparato per controllare pneumatici
CN111511589B (zh) 2017-12-20 2022-12-20 倍耐力轮胎股份公司 用于检查轮胎的方法和工作站

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2916882A1 (de) * 1979-04-26 1980-11-06 Hofmann Gmbh & Co Kg Maschinen Verfahren und vorrichtung zum pruefen der einlagen in der seitenwand eines kraftfahrzeugreifens
JPH01176910A (ja) * 1987-12-30 1989-07-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ巾測定方法及びその装置
JPH0678453A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Nissin Electric Co Ltd 地絡区間検出装置
JPH06129953A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Bridgestone Corp タイヤの剛性測定装置
JP2002062103A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Bridgestone Corp タイヤ幅撓み量測定装置、タイヤ幅撓み量の測定方法及びタイヤ負荷荷重推定方法
JP2006084310A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Bridgestone Corp タイヤユニフォミティ測定装置
JP2007078453A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ耐久試験方法
JP2008190981A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Bridgestone Corp タイヤのサイドウォール部剛性測定方法および装置
JP2009186274A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Motor Corp タイヤ損傷検出システムおよび方法

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3847012A (en) * 1970-03-02 1974-11-12 L Sperberg Method of controlling and measuring tire forces
GB1562878A (en) * 1978-05-02 1980-03-19 Itt Creed Ink-jet printers
JPS62279924A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 Ashimori Ind Co Ltd 分岐部を有する下水道管の内張り方法
US4956995A (en) * 1990-01-16 1990-09-18 Navistar International Transportation Corp. Compact radial force measuring apparatus for determining variations in radial force around a tire and rim assembly
JP4339048B2 (ja) 2003-08-25 2009-10-07 国際計測器株式会社 タイヤのユニフォーミティ計測方法及び装置、並びにタイヤ修正方法及び装置
CN101743463B (zh) * 2007-06-26 2014-09-03 普利司通美国轮胎运营有限责任公司 用于轮胎胎面磨损测试机的横向位置控制
US8770254B1 (en) * 2008-07-17 2014-07-08 Hunter Engineering Company Tire changer with rotational position and tracking control
US8387675B1 (en) * 2009-09-09 2013-03-05 Hunter Engineering Company Tire changing machine with automated tire bead pressing devices, controls and methods
US8613303B1 (en) * 2008-07-17 2013-12-24 Hunter Engineering Company Tire changing machine with force detection and control methods
US9073394B1 (en) * 2008-07-17 2015-07-07 Hunter Engineering Company Tire changing machine with force detection and control methods
US8783326B1 (en) * 2009-09-09 2014-07-22 Hunter Engineering Company Tire changing machine with automated tire bead pressing devices, controls and methods
EP2361791B1 (en) * 2010-02-17 2013-06-05 Snap-on Equipment Srl a unico socio Tyre changer and a method of measuring force variations acting between a peripheral surface of a wheel/tyre assembly and a roller
EP2580567B1 (en) * 2010-06-14 2019-05-29 Compagnie Générale des Etablissements Michelin Method for prediction and control of harmonic components of tire uniformity parameters
WO2012074527A1 (en) * 2010-12-02 2012-06-07 Michelin Recherche Et Technique, S.A. Method for prediction and control of tire uniformity parameters from crown thickness variation
ITMO20120191A1 (it) * 2012-07-31 2014-02-01 Sicam Srl Macchina smontagomme per il montaggio e lo smontaggio di ruote di veicoli
EP4190600A1 (en) * 2014-09-15 2023-06-07 NEXION S.p.A. A machine for fitting and removing a tyre to and from a corresponding vehicle wheel

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2916882A1 (de) * 1979-04-26 1980-11-06 Hofmann Gmbh & Co Kg Maschinen Verfahren und vorrichtung zum pruefen der einlagen in der seitenwand eines kraftfahrzeugreifens
JPH01176910A (ja) * 1987-12-30 1989-07-13 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ巾測定方法及びその装置
JPH0678453A (ja) * 1992-08-25 1994-03-18 Nissin Electric Co Ltd 地絡区間検出装置
JPH06129953A (ja) * 1992-10-20 1994-05-13 Bridgestone Corp タイヤの剛性測定装置
JP2002062103A (ja) * 2000-08-24 2002-02-28 Bridgestone Corp タイヤ幅撓み量測定装置、タイヤ幅撓み量の測定方法及びタイヤ負荷荷重推定方法
JP2006084310A (ja) * 2004-09-15 2006-03-30 Bridgestone Corp タイヤユニフォミティ測定装置
JP2007078453A (ja) * 2005-09-13 2007-03-29 Yokohama Rubber Co Ltd:The タイヤ耐久試験方法
JP2008190981A (ja) * 2007-02-05 2008-08-21 Bridgestone Corp タイヤのサイドウォール部剛性測定方法および装置
JP2009186274A (ja) * 2008-02-05 2009-08-20 Toyota Motor Corp タイヤ損傷検出システムおよび方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020098121A (ja) * 2018-12-17 2020-06-25 住友ゴム工業株式会社 タイヤの金属線検出システム及び金属線検出方法
JP7255162B2 (ja) 2018-12-17 2023-04-11 住友ゴム工業株式会社 タイヤの金属線検出システム及び金属線検出方法

Also Published As

Publication number Publication date
KR102273636B1 (ko) 2021-07-07
CN105745524B (zh) 2018-09-28
WO2015079370A1 (en) 2015-06-04
US20160305851A1 (en) 2016-10-20
JP6144423B2 (ja) 2017-06-07
BR112016008304B1 (pt) 2021-03-23
KR20160090794A (ko) 2016-08-01
ITMI20131988A1 (it) 2015-05-29
EP3074746B1 (en) 2017-08-30
CN105745524A (zh) 2016-07-06
US9599541B2 (en) 2017-03-21
EP3074746A1 (en) 2016-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6144423B2 (ja) タイヤを管理する方法および装置
RU2657637C2 (ru) Способ и устройство для контроля шин на линии для производства шин
CN109477772B (zh) 用于检查轮胎的方法和设备
US11179905B2 (en) Method and device for manufacturing tire
KR102466857B1 (ko) 차륜용 타이어 검사 방법 및 장치
JP2019194041A (ja) タイヤ製造情報の解析方法
CN109477773B (zh) 用于检查轮胎的方法和设备
JP5973863B2 (ja) 中子組立体の検査方法
KR101303703B1 (ko) 그린 타이어 제조 장치 및 방법
CN110268243B (zh) 用于检查轮胎的方法
JP2002174568A (ja) 未加硫タイヤの特性検査方法及びその装置
JP2019194040A (ja) タイヤ製造情報把握方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20161025

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161027

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170327

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170510

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6144423

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250