JP2016534185A5 - - Google Patents

Claims (10)

1. 自立性接着フィルムであって、
   固形の表面不活性化イソシアネート、及び、
   ７０重量％超の、約９０，０００以下の重量平均分子量（Ｍｗ）と少なくとも約２５Ｊ／ｇの融解エンタルピーとを有するポリウレタンであって、
   約９０，０００以下の重量平均分子量（Ｍｗ）と少なくとも約２５Ｊ／ｇの融解エンタルピーとを有する第１ポリウレタン、及び、
   約９０，０００以下の重量平均分子量（Ｍｗ）と少なくとも約２５Ｊ／ｇの融解エンタルピーとを有し、前記第１ポリウレタンとは異なる、第２ポリウレタン
   を含むポリウレタン
   を含む、自立性接着フィルム。
2. 前記固形の表面不活性化イソシアネートがトルエンジイソシアネートから誘導される、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
3. 前記第１ポリウレタンのフィルムが少なくとも約３５Ｊ／ｇの融解エンタルピーを有する、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
4. 前記第１ポリウレタンが、１，４−ブタンジオール及び１，６−ヘキサンジオールからなる群から選択されるポリオールから誘導されるポリエステルから誘導される、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
5. 前記第１ポリウレタンが、
   アジピン酸と、１，６−ヘキサンジオール及び１，４−ブタンジオールの少なくとも１つから誘導されるポリエステル、並びに、
   脂肪族イソシアネート、
   から誘導される、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
6. 前記フィルムが、接着試験法に準拠する約６４℃のボンドライン温度における試験において、少なくとも約２０Ｎ／２．５ｃｍの接着強度を呈する、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
7. 複合構造物であって、
   請求項１に記載の自立性接着フィルム、
   金属、金属複合材、プラスチック、プラスチック複合材、木材及び木材複合材、又は、これらの組み合わせを含む剛性層、及び、
   布地、金属箔、フィルム、紙、又は、これらの組み合わせを含む可撓性層、
   を含み、
   前記剛性層が、前記自立性接着フィルムを介して前記可撓性層と接着している、複合構造物。
8. 複合材を製造する方法であって、
   可撓性層を、請求項１に記載の自立性接着フィルムの第１主面と接触させること、
   前記フィルムが前記可撓性の基材に適用される前に又は後に前記フィルムに熱を加えること、
   剛性層を前記自立性接着フィルムの第２主面と接触させ、それにより前記第２主面が前記剛性層と直接接触して複合材を形成すること、及び、
   前記複合材に熱と圧力を加えること、
   を含む、複合材を製造する方法。
9. さらに、前記第１ポリウレタン及び前記第２ポリウレタンとは異なる第２ポリマーを含む、請求項１に記載の自立性接着フィルム。
10. 前記固形の表面不活性化イソシアネート、前記第１ポリウレタン及び前記第２ポリマーの総重量％が、前記自立性接着フィルムの少なくとも約９５重量％に達する、請求項９に記載の自立性接着フィルム。