JP2015530280A5 - - Google Patents

Claims (11)

1. 熱可塑性膜であって、
   前記膜は、下層に積層された上層と、前記上層と下層の間に配置されたスクリム強化材とを含み、
   前記下層の少なくとも一部は、第１の熱可塑性ポリマーと、前記第１の熱可塑性ポリマー内に分散させた少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有する、３〜２５重量％の第２のポリマーと、を含み、
   前記イソシアネート反応性置換基がヒドロキシル基である、膜。
2. 前記上層は、熱可塑性ポリマーを含み、かつ少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーを実質的に含まない、請求項１に記載の膜。
3. 前記下層が、少なくとも２つの共押出層を含み、第１の前記共押出層が、前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーを含む、請求項１に記載の膜。
4. 少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーが、少なくとも１つの硬質セグメントと少なくとも１つの軟質セグメントとを含むブロックコポリマーである、請求項１〜３のいずれか一項に記載の膜。
5. 前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーの長さが、前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーの絡み合いの長さの少なくとも１倍である、請求項１〜４のいずれか一項に記載の膜。
6. 熱可塑性膜を屋根基材に接着させる方法であって、前記方法は、
   ポリウレタン接着剤を前記屋根基材に適用する工程と、
   熱可塑性膜を前記ポリウレタン接着剤に適用する工程と、を含み、
   前記熱可塑性膜が、少なくとも１つの層を含み、前記少なくとも１つの層が、第１の熱可塑性ポリマーと、前記第１の熱可塑性ポリマー内に分散させた少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有する、３〜２５重量％の第２のポリマーと、を含み、前記イソシアネート反応性置換基が、ヒドロキシル基であり、前記膜が、フリース裏材を含まない、方法。
7. 前記膜が、第２の層を更に含み、
   前記第２の層が、熱可塑性ポリマーを含み、かつ少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーを実質的に含まず、前記第２の層が、前記少なくとも１つの層に積層されるまたは前記第２の層が、前記少なくとも１つの層と共押出される、請求項６に記載の方法。
8. 前記膜が、下層に積層された上層を含み、前記上層と下層の間に配置されたスクリム強化材を更に含み、前記下層の少なくとも一部が、前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーを含む、請求項６または７に記載の方法。
9. 前記下層が、少なくとも２つの共押出層を含み、第１の前記共押出層が、前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーを含む、請求項８に記載の方法。
10. 前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーが、少なくとも１つの硬質セグメントと少なくとも１つの軟質セグメントとを含むブロックコポリマーである、請求項６に記載の方法。
11. 前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーの長さが、前記少なくとも１つのイソシアネート反応性置換基を有するポリマーの絡み合いの長さの少なくとも１倍である、請求項６に記載の方法。