JP2016530459A - 固定要素と調節可能要素と第1ロック装置とを有するアジャスター装置 - Google Patents
固定要素と調節可能要素と第1ロック装置とを有するアジャスター装置 Download PDFInfo
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Abstract
固定要素と調節可能要素と第1ロック装置を有し、調節可能要素は固定要素に対して中心軸周りに回転可能に装着され且つ第1ロック装置により固定要素に対してロックでき、安全装置として第2ロック装置を含み、第2ロック装置は中心軸周りに回転可能に配置したアダプタープレートと固定要素に回転不能に配置したロック要素を含み、ロック位置では中心軸に平行な軸に沿うロック要素の係合解除動作がアダプタープレートにより防止され、調節可能要素はアダプタープレートにより駆動可能であり、アダプタープレートと調節可能要素はロック位置から非ロック位置への移行の間にアダプタープレートがロック要素の係合解除動作の経路を解放し且つ調節可能要素の回転が係合解除動作を引き起こすように調節可能要素を駆動できるように構成され、調節可能要素は係合解除動作がロック要素のために解放される前に固定要素に対して回転できるアジャスター装置を提案する。
Description
本発明は、自動車部品を調節するためのアジャスター装置に基づく。
このようなアジャスター装置はいずれの場合も、アジャスター装置がブレーキリングと制動要素との間の摩擦接続のためにブロックされることを確実にする、ロック装置を有する。ブロックは、ユーザーによって調節動作が開始されたときにのみ解除される。振動がある場合、摩擦接続にもかかわらず自動車部品の意図しない調節が起こる危険性がある。
本発明の目的は、固定要素と調節可能要素と第1ロック装置とを有するアジャスター装置であって、調節可能要素が固定要素に対して外れるのを防ぐ手段を更に有するアジャスター装置を提供することである。目的を達成するために、ユーザーが調節可能要素を調節するためにアジャスター装置を作動させるとすぐに調節可能要素を直接調節することができるような手段を提供することが意図される。
目的は、固定要素と調節可能要素と第1ロック装置とを有するアジャスター装置であって、調節可能要素は固定要素に対して中心軸の周りに回転可能に取り付けられ、調節可能要素は第1ロック装置によって固定要素に対してロック可能であり、アジャスター装置は外れ防止用の第2ロック装置を有し、第2ロック装置はアダプタープレートとブロック要素とを含み、ブロック要素は固定要素に回転不能に配置され、アダプタープレートは中心軸の周りに回転可能に配置され、ブロック状態では、中心軸に対して平行に延びる軸に沿ったブロック要素の係合解除動作がアダプタープレートにより形状嵌めによって防止され、アダプタープレートと調節可能要素は、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間に、アダプタープレートが(回転運動によって)ブロック要素の係合解除動作のための経路を解放する(すなわち、もはやブロック要素とアダプタープレートが中心軸に対して平行に延びる方向に形状嵌めによって相互作用することができない)ように構成され、調節可能要素の回転が係合解除動作をもたらすように調節可能要素が駆動可能であるアジャスター装置によって達成される。詳細には、調節可能要素は、ブロックばね要素の係合解除動作が解除される前に固定要素に対して回転可能であることが定められる。
本発明に係るアジャスター装置は、調節可能要素が、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間、既に調節可能であり、すなわち、アイドリング動作又は前進運動に関連し且つ調節可能要素の調節動作に先立つ動作を最初に行う必要がないという、従来技術を超える利点を有する。従って、有利には、調節可能要素を直接作動させることができる。更なる利点は、場合によっては、調節可能要素の調節動作の時間的に遅れた開始を実現する付加的な機械的結合を省くことができるということである。付加的な機械的結合(例えば、ピン又は類似の構造)のために発生する追加費用に加えて、このような機械的結合の場合、前記結合が一定のアイドリング距離後に調節可能要素を運び去ることが意図されているならば、傾斜又は破断のリスクが常にある。このリスクは、特にアジャスター装置を長期間にわたって繰り返し作動させる場合に存在する。
アジャスター装置は、通常は自動車部品の一部であり、第1ロック装置の場合には、好ましくは摩擦ブレーキである。また、アダプタープレートは、通常は、例えばレバーアームなどの作動手段に接続されている。
更に好ましい実施形態では、調節可能要素は、アダプタープレートによって駆動可能であることが定められる。結果として、有利には、アダプタープレートの回転運動は、調節可能部品の回転運動と同期される。詳細には、本実施形態では、調節可能要素はアダプタープレートを作動させるとすぐに調節可能であることが保証される。
更なる実施形態では、アダプタープレートはブロックボルトを含み、ブロック要素は突起を含み、ブロック状態では、ブロックボルトと突起は中心軸に対して平行に延びる方向に沿って互いに上下に配置され、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間は、中心軸に対して平行に延びる方向に沿って互いに対してずらして配置されることが定められる。結果として、有利には、係合解除動作のための経路が、ブロック状態において、ブロック要素のために、特にその突起のために解放されるのを防ぐ、ブロックボルト及び突起を備えた構成を実現することが可能である。詳細には、ブロック状態では、アダプタープレートは、係合解除動作を行うことができないか又は係合解除動作を抑制するようにブロック要素と形状嵌めによって直接的又は間接的に相互作用することが定められる。有利には、突起とアダプタープレートを柔軟に構成し、アジャスター装置の様々な構造仕様に適合させることができる。
好ましい実施形態では、アダプタープレートはブロックボルトを備えたアダプタープレートウェブを有し、アダプタープレートとアダプタープレートウェブは、アダプタープレートを作動させると、アダプタープレートウェブがアダプタープレートに対して時間的に遅れて移動させられるように構成されることが定められる。これは、例えば、ピンがアダプタープレートに配置され且つスロットがアダプタープレートウェブに配置される、スロット及びピン構造によって実現することができ、結果として、アダプタープレートは、アイドリング距離の後でのみ、すなわち時間遅れで、アダプタープレートウェブを運び去る。結果として、アダプタープレートウェブ上のブロックボルトもまた、時間遅れでのみブロック要素の係合解除動作のための経路を解放する。これにより、有利には、ブロック要素の係合解除動作のための経路が解放される前に調節可能要素が回転可能であるアジャスター装置が実現する。アダプタープレートとアダプタープレートウェブは中心軸の周りに回転可能に取り付けられた2つの個別の部品であることも考えられ、アダプタープレートとアダプタープレートウェブはアダプタープレートがアイドリング距離の後にアダプタープレートウェブを運び去るように構成され、結果として、アダプタープレートウェブ上のブロックボルトが時間遅れを持ってのみブロック要素の係合解除動作の経路を解放する。
更なる実施形態では、調節可能要素は歯付き構造体を有し、ブロック状態では、歯付き構造体は、中心軸の周りの調節可能要素の回転が制限されるように、中心軸に対して垂直に延びる方向においてブロック要素と形状嵌めによって相互作用することが定められる。また、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間に、歯付き構造体の回転は係合解除動作をもたらすか又は引き起こすことが定められる。結果として、有利には、調節可能部品の回転運動は、係合解除動作がまだ終了していない場合でも、既に始めることができる。詳細には、歯は傾斜面を有し、傾斜面は、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間、突起のための傾斜路として機能し、歯付き構造体が回転すると、傾斜路に沿って突起が移動させられることが定められる。すなわち、調節可能要素の回転の間、係合解除動作は、傾斜路と歯付き構造体の相互作用によってもたらされることが定められる。言い換えれば、ロック解除は、係合解除動作がアダプタープレート、特にそのブロックボルトによって防止されていない場合、傾斜路のアウトプット側によって行われる。
更なる実施形態では、アダプタープレートは、ブロック状態及び非ブロック状態では1次位置を取り、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間は2次位置を取ることが定められる。従って、有利には、ブロック状態から非ブロック状態への又は非ブロック状態からブロック状態への移行がいつ行われるかはアダプタープレートの位置によって決めることができる。
更なる実施形態では、アジャスター装置は渦巻ばねを含み、アダプタープレートは渦巻ばねの復帰力によって2次位置の1つから1次位置に移動可能であることが定められる。結果として、有利には、アダプタープレートを1次位置に手で戻す必要がない。
更なる実施形態では、アダプタープレートとブロック要素は、係合解除動作が終了した後、ブロック要素が係合動作を行うことが防止されるように設計されることが定められる。それによって、有利には、ブロック要素がブロック状態で取る位置に意図せず再び戻ることを防止することができる。
更なる実施形態では、ブロック要素はブロックばね要素を含み、ブロックばね要素は、ブロック状態では、アダプタープレートと、特にアダプタープレートのブロックボルトと、中心軸に対して平行に延びる方向に沿って形状嵌めによって相互作用し、非ブロック状態では、係合動作がブロックされるようにアダプタープレートと圧力嵌めによって相互作用することが定められる。有利には、このようにして、追加の手段又は装置なしで、ブロック要素がブロック状態で取る位置に意図せず再び戻ることが防止される。ブロックばねは係合動作を強制的に防止されないことも考えられる。
更なる実施形態では、ブロックばね要素は板ばねであることが定められる。板ばねは、有利には、アジャスター装置内で場所を取らないようにブロック要素に一体化することができる。代替的な実施形態では、ブロックばね要素は、脚ばね、引張ばね、又は圧縮ばねである。詳細には、ブロックばね要素が中心軸に対して垂直に延びる方向に、好ましくは半径方向に中心軸から離れるように又は半径方向に中心軸に向かって移動可能であるか、或いは、復帰力がこのような半径方向に作用することも考えられる。ここで、ブロックばね要素は実質的に中心軸と歯付き構造体との間に延在する領域に配置されることも考えられる。
本発明の有利な改良及び発展は、従属請求項及び明細書から図面を参照して推測することができる。
本発明の更なる詳細、特徴及び利点は、図面から及び図面を参照する好ましい実施形態の以下の説明から明らかになる。ここで、図面は、単に本発明の例示的な実施形態を示しているにすぎず、本質的な発明概念を制限するものではない。
様々な図において、同一部分は、常に同一符号が付されているので、概ねいずれも一度だけ名前を挙げ又は言及するものとする。
図1は、自動車部品(図示せず)用の本発明の第1の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1の概略図を示す。ここで、アジャスター装置1は、通常、締結装置5によって自動車部品に固定される。アジャスター装置1は、一般的に、固定要素20と調節可能要素10とを有し、調節可能要素10は固定要素20に対して中心軸2の周りに回転可能に取り付けられている。結果として、固定要素20と調節可能要素10との相対位置を変化させることができる。アジャスター装置1の内部に、アジャスター装置1は第1ロック装置(図示せず)を有し、第1ロック装置は調節可能要素10が固定要素20に対して所望の位置に、特に所望の回転位置にロックされることを確実にする。固定要素20は、通常、アジャスター装置1のハウジングの少なくとも一部を形成する。第1ロック装置は、好ましくは摩擦ブレーキである。外れ防止のために、アジャスター装置1は、本発明によれば、第1ロック装置に加えて第2ロック装置を有する。第2ロック装置は、アダプタープレート11と、ブロック要素21とを含む。ここで、第2ロック装置は、ブロック状態では、調節可能要素が固定要素20に対して外れるのを防ぎ、非ブロック状態では、調節可能要素20が固定要素20に対して調節されることを可能にすることが定められる。アダプタープレート11は、中心軸2の周りに回転可能に取り付けられ、ブロック状態では1次位置を、非ブロック状態では1次位置とは異なる2次位置を取る。また、アダプタープレート11は、固定要素20の又はハウジングの縁の上に突出するタブ4を備え、タブ4は、固定要素20を囲む渦巻ばね25と動作接続させることができる。渦巻ばね25は、アダプタープレート11をその1次位置から回転させたときに、アダプタープレート11に復元力が作用することを可能にする。別のタイプのばね又は他の弾性的に変形可能な構造要素、例えばゴムバンドが、アダプタープレートに復元力をかけ且つ(対向する外的な力の作用なしで)アダプタープレートを非作動状態のアダプタープレート11が取る位置に戻らせることも考えられる。また、図1に示した形態では、アダプタープレート11は、アダプタープレートウェブ12を含む。アダプタープレートウェブ12は、アダプタープレートの本体の全体的な範囲に対してブリッジ状の隆起として設計され、結果として、アダプタープレートウェブ12とアダプタープレートの本体との間に隙間30が形成されている。アダプタープレートの本体がアダプタープレートウェブの下に空の場所を有するか、或いはアダプタープレート11の本体自体が既に一種のアダプタープレートウェブを形成するように、アダプタープレート11の本体がアーチ状に曲げられ又は穴が開けられることも考えられる。また、アダプタープレート11はブロックボルト16を有し、ブロックボルト16は、実質的に中心軸に対して垂直に延びる平面内に延び、隙間30の上に配置されている。ブロックボルト16は、好ましくはアダプタープレートウェブ12に配置される。また、調節可能要素10はアダプタープレート11によって駆動可能であることが定められる。図1に示す実施形態では、調節可能要素10は、個々の歯が中心軸2の周りに対称的に配置された歯付き構造体13を有する。アダプタープレート11と歯付き構造体13を備えた調節可能要素10は、ブロック要素21と共に、第2ロック装置の主要な構成要素を形成する。ブロック要素21は、前記ブロック要素が実質的に中心軸2の周りに回転不能に取り付けられるように、固定要素に配置され、すなわち、実質的に中心軸2の周りで回転不能である。しかしながら、ブロック要素21は少なくとも部分的に変形可能であり且つ/又は中心軸2に対して平行に延びる方向に傾動可能であることが定められる。図1において、ブロック要素21は、中心軸2の周りのブロック要素21の回転が実質的に抑制されるように、ハウジング又は固定要素20の凹部26に更なるタブ27によって接続されている。しかしながら、ロック要素21を別の方法でハウジング又は固定要素20に回転不能に接続することも考えられる。図示の実施形態では、ブロック要素21はブロック要素基板を更に含み、ブロック要素基板の主要延在面はブロック状態では中心軸2に対して実質的に垂直に延びる。また、ブロック要素はブロックばね要素22を含み、ブロックばね要素22は第1ばね端部と第2ばね端部とを有する。ブロックばね要素22は、ここでは第1ばね端部でブロック要素基板に固定接続され、中心軸2に対して垂直に延びる方向に張力をかけ又は偏向させることができる。ブロックばね要素22はアダプタープレート11に配置することも考えられる。図示の実施形態では、ブロックばね要素22は板ばねである。ブロックばね要素22は、張力をかけないか又は弛緩させた場合には、歯付き構造体13を越えてアダプタープレートウェブ12の下の隙間30の下まで延びている。詳細には、第2ばね端部は、ブロック状態ではブロックボルト16の下に配置されている。また、ブロック要素基礎面は突起24を有し、ブロック状態では、前記突起24は、歯付き構造体の2つの歯とブロックばね要素の一部との間に配置されている。結果として、歯付き構造体の一部、ブロックばねの一部及び突起は、中心軸に対して平行且つ線A−Aに対して平行に延びる平面に位置する。図1の点線内の領域は、以下でブロック領域と称される。
図2は、中心軸2に対して平行且つ図1の線A−Aに対して平行に延びる平面に沿った概略図を示す。頂点から下方に向かって、ブロックばね要素22の一部、歯付き構造体13を備えた調節可能要素10の一部及び突起24が前記面に配置されている。ブロック要素基板がアーチ形部分を有し、アーチ形部分の下に歯付き構造体が配置されることを図面から推測することができる。詳細には、アーチ形部分は、中心軸の周りの回転の間、歯付き構造体がトンネル内のようなアーチ形部分の下で移動可能であるように構成されている。歯付き構造体13の歯は傾斜面を有することが定められる。傾斜面は、調節可能要素と従って歯付き構造体13が中心軸2の周りで回転する際のブロック要素基板の突起用の傾斜路を形成するように傾斜している。言い換えれば、(アダプタープレート11なしで)図示される図2において、調節可能要素の回転は歯付き構造体の回転につながる。歯付き構造体の回転の間、歯付き構造体の傾斜面は、傾斜可能な又は変形可能なブロック要素基板からの係合解除動作が行われるように、ブロック要素21の突起を押圧する。係合解除動作は、ここでは中心軸2に対して実質的に平行に延びる方向に行われる。
図3及び図4は、第2ロック装置がブロック状態にあるときの本発明の例示的な実施形態に係るアジャスター装置のブロック領域の2つの概略断面図を示す。調節可能要素1の歯付き構造体13、ブロックばね要素22及びブロック要素基板に加えて、アダプタープレートと特に共に隙間30を形成するアダプタープレートウェブも図示されている。アダプタープレート11の図示の1次位置では、ブロックボルトは、中心軸に対して平行に延びる方向においてブロックばね要素と、従って突起とも、形状嵌めによって相互作用する。結果として、突起は、外れ動作において傾斜路のおかげで係合解除動作を実行することができない。代わりに、突起は、隣接する歯の1つと中心軸2に対して垂直に延びる方向において形状嵌めによって相互作用し、それによって、調節可能要素が固定要素に対して外れるのを防止する。
図5、6及び7は、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間の本発明の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1のブロック領域の3つの概略断面図を示す。アダプタープレートはブロック状態から非ブロック状態への移行のために回転させられることが定められる。ここで、アダプタープレートの作動は、ハンドル又はレバーによって直接的に、或いはケーブルプルなどによって間接的に行われると考えられる。また、アダプタープレートは、追加のアイドリング距離なしでそれと共に調節可能部分を、従って歯付き構造体をも、後者が回転するように動かすことが定められる。なお、第1歯が突起に接触する様子は図5で見ることができる。同時に、アダプタープレートと従ってアダプタープレートウェブ、特にブロックボルトは、具体的には、ブロックボルトとブロックばね要素が中心軸に対して平行に延びる方向においてもはや形状嵌めによって相互作用することができないようにそれと共に移動させられる。言い換えれば、2次位置において、アダプタープレートは、ブロックばね要素22の中心軸に対して平行に延びる方向への移動のための経路を解放し、すなわち、アダプタープレートは係合解除動作を可能にする。係合解除動作は、突起と相互作用する傾斜路による歯付き構造体の運動によって引き起こされる。結果として、突起と従ってブロックばね要素とが、係合解除動作の中で上向きに押圧される。図6は、ブロックボルトが係合解除動作を可能にし、係合解除動作が約半分行われた時点でのトルク吸収を示し、一方、図7は、しばらく経って係合解除動作の時間的な終わりでのトルク吸収を示す。係合解除動作が終了したとき、第2ロック装置は非ブロック状態にあり、ブロック要素基板の突起は調節可能部品の歯付き構造体の歯と形状嵌めによって相互作用することができない。結果として、非ブロック状態では、調節可能要素10は、固定要素20に対して調節又は回転されることが防止されない。
図8、9及び10は、係合解除動作が終了した後の本発明の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1のブロック領域の3つの概略断面図を示す。図8は、非ブロック状態で、ブロック要素基板の突起が歯付き構造体の歯の上に配置されていることを示す。突起とブロックばね要素を持ち上げることにより、ブロックボルトとブロックばね要素はその後、1平面内に配置される。渦巻ばねによって駆動され、アダプタープレートは1次位置の場所に戻る。結果として、ブロックボルトがブロックばねを横に押す。ブロックボルトはアダプタープレートを介して渦巻ばねによってプレテンションされているので、復帰したブロックボルトはブロックばね要素を共通平面内で固定する。固定はまた、ブロック要素基板の突起を歯付き構造体の歯の上に留まらせる。結果として、調節可能要素は、有利には、歯付き構造体の回転の間は常に突起が歯の間に再び滑り落ちること及びそれによって少なくとも調節可能要素の回転運動をより困難にすること(前記回転運動を妨げない場合でも)なしで、その歯付き構造体と共に更に回転させることができる。
図11、12及び13は、自動車部品(図示せず)用の本発明の第2の例示的な実施形態に係るアジャスター装置の概略図を示しており、図11はアジャスター装置1の上面図を示し、図12は中心軸2に対して平行且つ図11のB−B線に対して平行に延びるアジャスター装置1の平面に沿った第10概略断面図を示し、図13はアジャスター装置を分解図で示す。第2の例示的な実施形態では、アダプタープレート11とアダプタープレートウェブ12は中心軸2の周りに回転可能に取り付けられた2つの別個の構成要素であることが定められる。詳細には、前記第2の例示的な実施形態では、アダプタープレート11は駆動体41を有し、駆動体41は中心軸2に対して実質的に平行に延びる方向にあるアダプタープレート11上の突起により形成されることが定められる。アダプタープレート11とアダプタープレートウェブ12の構成によって予め定められた回転角の周りでのアダプタープレート11の回転の間、駆動体はアダプタープレートウェブ12を運び去る。図12及び13は、前記第2の例示的な実施形態におけるアダプタープレートウェブ12が実質的にブロック要素又は調節可能要素10とアダプタープレートとの間に配置されることを示しており、アダプタープレート11は、回転運動によってのみアダプタープレートウェブと形状嵌めによって相互作用することができ、結果として、回転させることができる。アダプタープレートウェブはブロックボルト16を更に有し、ブロックボルト16は中心軸2に平行な方向においてブロックばね要素22の上に配置されるように構成されている。また、調節可能要素10は歯付き構造体13を有し、同様に中心軸2の周りに回転可能に取り付けられることが定められる。歯付き構造体13は、好ましくは、第1ロック装置、例えば摩擦ブレーキの回転運動によって同時に回転させられる。詳細には、アダプタープレート11の回転運動は、調節可能要素の歯付き構造体13の回転をもたらすことが定められる。
図14は、アダプタープレートが第1アライメント位置にある状態の第2の例示的な実施形態に係るアジャスター装置を示す。アダプタープレート11は、例えば、アジャスター装置1が非作動状態の場合に、すなわちブロック状態で、前記第1アライメント位置を取る。前記ブロック状態では、ブロック要素の係合解除動作はブロックボルトによって防止され、回転要素の歯付き構造体は移動しない。詳細には、アダプタープレートは、その第1アライメント位置において、例えば非作動状態のアダプタープレート配置と比べて5°だけ、特に容易に回転させられていると考えられる。前記位置は、従って、アジャスター装置の作動の開始直後に、アダプタープレート11が取ることができる。非作動状態のアダプタープレート配置は、アジャスター装置1が非作動状態のときにアダプタープレート11が取るアダプタープレート配置を意味するものと理解される。
図15及び16は、アダプタープレート11が第2アライメント位置にある状態の第2の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1を示す。アジャスター装置1を作動させたときに時間的に第1アライメント位置の後に取られる第2アライメント位置では、調節可能要素の歯付き構造体13は既に運び去られ、すなわち調節可能要素の歯付き構造体13は回転する。調節可能要素13の歯付き構造体の回転によって、係合解除動作の方向にブロックばね要素22に力が作用する。しかしながら、ブロック要素21の係合解除動作は、不動のアダプタープレートウェブ12のブロックボルト16によって防止される。言い換えれば、調節可能要素10が既に移動した場合でも、アジャスター装置1はまだ非ブロック状態ではない。ブロックボルト16によるブロックは、図15に拡大して示されている。詳細には、アダプタープレート11は、その第2アライメント位置において、非作動状態のアダプタープレート配置と比べて7°だけ回転させられていると考えられる。
図17及び18は、アダプタープレート11が第3アライメント位置にある状態の第2の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1を示す。アジャスター装置1を作動させたときに時間的に第2アライメント位置の後に取られる第3アライメント位置では、アダプタープレート11は、ブロックボルト16が移動させられ且つ係合解除動作の経路がブロック要素21のために解放されるように、アダプタープレートウェブ12と形状嵌めによって相互作用する。既に予め遅れずに始まっている調節可能部品10の、特に調節可能要素の歯付き構造体13の回転運動は、アダプタープレート11の第3アライメント位置が取られたときにも継続されているので、ブロック要素21は、アダプタープレート11の第3アライメント位置が取られたときに係合解除動作を実行することができる。図18は、本発明の第2の例示的な実施形態に係るアジャスター装置1のブロック領域の拡大図において、これを明確にする。詳細には、アダプタープレート11は、その第3アライメント位置において、非作動状態のアダプタープレート配置と比べて10°だけ回転させられていると考えられる。
図19は、第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。本実施形態では、ブロックばね要素22は、アダプタープレートウェブ12に配置され、ブロックボルト16はブロック要素21に配置されている。ここで、アダプタープレートウェブ12は、アダプタープレート11に、それと共に回転するために配置されることが定められる。ブロック領域は、破線の円内に拡大して示されている。
図20は、第3実施形態に係るアジャスター装置1を、対応するアダプタープレートウェブ12、歯付き構造体13及びブロック要素21の構成と共に示す。対応するブロック要素21は、ブロックボルト16と突起24とを有する。また、ブロック要素21は、取り付けられたアジャスター装置1において、突起24を歯付き構造体13の2つの歯の間に配置することができるように構成されている。加えて、図示の実施形態の場合、ブロックボルトは少なくとも部分的にアダプタープレートウェブ12の下に延びることが定められる。本実施形態では、アダプタープレートウェブ12はブロックばね要素22を含み、ブロックばね要素22は実質的にアダプタープレートウェブ12の下に延びる。しかしながら、ブロックばね要素22はアダプタープレートウェブ12に固定配置され、前記ブロックばね要素の一部は中心軸2に対して平行に延びる方向においてアダプタープレートウェブ12に覆われないことも考えられる。ブロックばね要素22は、好ましくは、一体的に接合されて、摩擦によって、及び/又は形状嵌めによって、アダプタープレートウェブ12に配置される。図示の実施形態では、ブロックばね要素22は中心軸2に対して垂直に延びる方向に弾性変形可能である。
図21は、アダプタープレート11が作動されておらず、第2ロック装置のブロック位置が取られている場合の、第3実施形態に係るアジャスター装置1を、ブロック領域の拡大図と共に特に線C−Cに沿って示す。本実施形態では、非作動状態のアダプタープレート位置で、ブロックばね要素22は、ブロック位置が取られているとき中心軸2に対して平行に延びる方向においてブロック要素21のブロックボルト16の上に配置される。ここで、ブロック位置では、ブロックばね要素22とブロックボルト16は、中心軸2に対して平行な方向において形状嵌めによって相互作用することが定められる。ブロックばね要素22とブロックボルト16の配置は、ブロック領域の2つの拡大図の下の方に詳細に示されている。中心軸2に対して垂直な面内においてアジャスター装置1のどの場所で形状嵌め接続が行われるかは、ここでは重要ではない。例えば、ブロック位置では、ブロックボルト16は、形状嵌め位置でブロックばね要素22と形状嵌めによって相互作用することができ、形状嵌め位置は、中心軸2に対して平行に延びる方向においてアダプタープレートウェブ12の下に配置される。しかしながら、ブロックボルト16及びブロックばね要素22は、形状嵌め位置がアダプタープレートウェブ12と中心軸2との間に配置されるように構成されることも考えられる。ブロックボルト16とブロック要素21の突起24は、第3実施形態では互いに堅固に接続されるので、ブロックボルト16とブロックばね要素22の形状嵌め相互作用は、ブロックばね要素22が中心軸に対して平行に延びる方向において旋回可能であるか又は部分的に解放可能であることを防ぐ。結果として、ブロック位置では、ブロック要素21の突起24は、歯付き構造体13と突起24が中心軸2に対して垂直に延びる方向において形状嵌めによって相互作用するように、歯付き構造体13の2つの歯の間に配置されたままであり、それにより、調節可能要素10が固定要素20に対して外れるのを防ぐ。突起24と歯付き構造体13の配置は、ブロック領域の2つの拡大図の上の方に詳細に示されている。
図22は、アダプタープレート11が第1アライメント位置にある状態の第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。アダプタープレート11は、例えば前記アダプタープレートの作動の開始時に、前記第1アライメント位置を取る。この状態では、アジャスター装置1は、ロストモーションであり、すなわち、調節可能要素10は、アダプタープレート11の回転運動にもかかわらず、固定要素20に対して移動しない。詳細には、アダプタープレート11は、その第1アライメント位置において、非作動状態のアダプタープレート配置と比べて回転方向45に5°だけ回転させられていると考えられる。
図23は、アダプタープレート11が第2アライメント位置にある状態の第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。アジャスター装置1を作動させたときに時間的に第1アライメント位置の後に取られる第2アライメント位置では、調節可能部品10、特に歯付き構造体13が回転し始める。しかしながら、拡大図に詳細に示されるように、ブロック要素21の係合解除動作は、ブロック要素21上のブロックブロック16とアダプタープレートウェブ12上のブロックばね要素22との形状嵌め相互作用によって防止される。言い換えれば、調節可能要素10が既に移動した場合でも、アジャスター装置1はまだ非ブロック状態ではない。詳細には、アダプタープレート11は、その第2アライメント位置において、非作動状態のアダプタープレート配置と比べて7°だけ回転させられていると考えられる。
図24は、アダプタープレート11が第3アライメント位置にある状態の第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。アジャスター装置1を作動させたときに時間的に第2アライメント位置の後に取られる第3アライメント位置では、係合解除動作のための経路はブロック要素21上のブロックボルト16のために解放され、調節可能要素10の回転運動は係合解除動作をもたらす。図24は、本発明の第3実施形態に係るアジャスター装置1のブロック領域の拡大図を参照してこれを詳細に明らかにする。詳細には、アダプタープレート11は、その第3アライメント位置において、非作動状態のアダプタープレート配置と比べて10°だけ回転させられていると考えられる。
図25は、係合解除動作が終了した後、非ブロック位置でアダプタープレート11が反転移動44に従うときの第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。このような反転移動44は、例えば渦巻ばね25によりもたらすことができ、渦巻ばね25の復元力は、アダプタープレート11を、アジャスター装置1が非作動状態のときにアダプタープレートが取る位置へと移動させる。アジャスター装置1の図示の状態では、アジャスター装置1は非ブロック位置にある。詳細には、この状態では、ブロックばね要素22とブロックボルト16は、中心軸2に対して垂直に延びる共通の平面に少なくとも部分的に配置されることが定められる。
図26は、係合解除動作が終了した後の、非ブロック位置での、更に反転移動44が終了し且つアダプタープレート11が非作動状態のアダプタープレートが取る位置を取ったときの第3実施形態に係るアジャスター装置1を示す。非ブロック位置で、アダプタープレート11が非作動状態のアダプタープレートの位置にある場合、ブロックばね要素22は、ブロック要素21が係合動作を始めることが防止されるようにブロックボルト16と摩擦により相互作用する。拡大図に示すように、ここで、ブロックばね要素22は中心軸2に対して垂直な方向に弾性的に変形し、ブロックばね要素22の復元力はブロックボルト16とブロックばね要素22の摩擦相互作用を補助すると考えられる。
1 アジャスター装置
2 中心軸
4 タブ
5 締結装置
10 調節可能要素
11 アダプタープレート
12 アダプタープレートウェブ
13 調節可能要素の歯付き構造体
16 ブロックボルト
20 固定要素
21 ブロック要素
22 ブロックばね要素
23 ブロック要素基板
24 突起
25 渦巻ばね
26 凹部
27 更なるタブ
30 隙間
40 ブロック領域
41 駆動体
44 反転移動
45 回転方向
2 中心軸
4 タブ
5 締結装置
10 調節可能要素
11 アダプタープレート
12 アダプタープレートウェブ
13 調節可能要素の歯付き構造体
16 ブロックボルト
20 固定要素
21 ブロック要素
22 ブロックばね要素
23 ブロック要素基板
24 突起
25 渦巻ばね
26 凹部
27 更なるタブ
30 隙間
40 ブロック領域
41 駆動体
44 反転移動
45 回転方向
Claims (11)
- 固定要素(20)と調節可能要素(10)と第1ロック装置とを有するアジャスター装置(1)であって、
前記調節可能要素(10)は前記固定要素(20)に対して中心軸(2)の周りに回転可能に取り付けられ、前記調節可能要素(10)は前記第1ロック装置によって前記固定要素(20)に対してロック可能であり、
前記アジャスター装置(1)は外れ防止用の第2ロック装置を有し、
前記第2ロック装置はアダプタープレート(11)とブロック要素(21)とを含み、
前記ブロック要素(21)は前記固定要素(20)に回転不能に配置され、前記アダプタープレート(11)は前記中心軸(2)の周りに回転可能に配置され、
ブロック状態では、前記中心軸(2)に対して平行に延びる軸に沿った前記回転不能なブロック要素(11)の係合解除動作が前記アダプタープレート(11)によって防止され、
前記調節可能要素(10)は前記アダプタープレート(11)によって駆動可能であり、
前記アダプタープレート(11)と前記調節可能要素(10)は、ブロック状態から非ブロック状態への移行の間に、前記アダプタープレート(11)が前記ブロック要素(21)のための係合解除動作の経路を解放し且つ前記調節可能要素(10)の回転が係合解除動作をもたらすように前記調節可能要素(10)が駆動可能であるように構成され、
前記調節可能要素(10)は前記係合解除動作が前記ブロック要素(21)のために解放される前に、前記固定要素(20)に対して回転可能であることを特徴とする、アジャスター装置(1)。 - 前記アダプタープレート(11)はブロックボルト(16)を含み、前記ブロック要素(21)は突起(24)を含み、ブロック状態では、ブロックボルト(16)と突起(24)は前記中心軸(2)に対して平行に延びる方向に沿って互いに上下に配置され、前記ブロック状態から前記非ブロック状態への移行の間、前記中心軸(2)に対して平行に延びる方向に沿って互いに対してずらして配置される、請求項1に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記アダプタープレート(11)は前記突起(24)を備えたアダプタープレートウェブ(12)を有し、前記アダプタープレート(11)と前記アダプタープレートウェブ(12)は、前記アダプタープレート(11)を作動させると、前記アダプタープレートウェブ(12)が前記アダプタープレート(11)に対して遅れて移動させられるように構成されている、請求項1又は2に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記調節可能要素(10)は歯付き構造体(13)を有し、前記ブロック状態では、前記歯付き構造体(13)は、前記中心軸(2)の周りの前記調節可能要素(10)の回転が制限されるように、前記中心軸(21)に対して垂直な方向において前記ブロック要素(21)と形状嵌めによって相互作用し、前記ブロック状態から前記非ブロック状態への移行の間に、前記歯付き構造体(13)の回転が前記係合解除動作をもたらす、請求項1から3のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記アダプタープレート(11)は、前記ブロック状態及び前記非ブロック状態では1次位置を取り、前記ブロック状態から前記非ブロック状態への移行の間は2次位置を取る、請求項1から4のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記アジャスター装置(1)は渦巻ばね(25)を含み、前記アダプタープレート(11)は前記渦巻ばねの復帰力によって前記2次位置の1つから前記1次位置に移動可能である、請求項1から5のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記アダプタープレート(11)と前記ブロック要素(21)は、前記係合解除動作が終了した後、前記ブロック要素(21)が係合動作を行うことが防止されるように設計されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記ブロック要素(21)はブロックばね要素(22)を含み、前記ブロック状態では、前記ブロックばね要素(22)は前記アダプタープレート(11)と、特に前記アダプタープレート(11)のブロックボルト(16)と、前記中心軸(2)に対して平行に延びる方向に沿って形状嵌めによって相互作用し、非ブロック状態では、前記アダプタープレート(11)の前記1次位置が取られると、係合動作が防止されるように前記アダプタープレート(11)と圧力嵌めによって相互作用する、請求項1から7のいずれかに記載のアジャスター装置(1)。
- 前記アダプタープレート(11)は前記ブロックばね要素(22)を含み、前記ブロック状態では、前記ブロックばね要素(22)は前記ブロック要素(21)と前記中心軸(2)に対して平行に延びる方向に沿って形状嵌めによって相互作用し、非ブロック状態では、前記アダプタープレート(11)の前記1次位置が取られると、係合動作が防止されるように前記ブロック要素(21)と圧力嵌めによって相互作用する、請求項1から7のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- 前記ブロックばね要素(22)は、板ばね、脚ばね、及び/又は引張ばね、又は圧縮ばねである、請求項1から9のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
- レバー又は他の作動手段を作動させると前記アダプタープレート(11)が回転させられるように、前記作動レバー又は作動手段が前記アダプタープレート(11)に動作可能に接続されている、請求項1から10のいずれか1項に記載のアジャスター装置(1)。
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