JP2016529312A5 - - Google Patents

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多数の実施形態が記述されているが、これらの実施例を改変して、本明細書において記述される化合物及び方法を利用する他の実施形態を提供することができる。したがって、本発明の範囲は、一例として代表される特定の実施形態によってではなく、添付の項目によって定義されるべきである。
例えば、本発明は以下の項目を提供する。
(項目1)
式(I)の化合物
Figure 2016529312

またはその薬学的に許容される塩の使用であって、式中、
及びR は、それぞれ独立して、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換され;そこでR 及びR はそれぞれHではないか;またはR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、もしくは8員のカルボシクリルを形成し、そのカルボシクリルは1つまたは複数の基R により随意に置換され;
は、H、C 1−6 アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル、3〜6員ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CNまたは−NO であり、そこで該アルキル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、C 1−3 アルコキシ及びC 1−3 アルキルから独立して選択される1つまたは複数の基と随意に置換され;
は、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換され;
は、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、C 1−12 アルキル、C 1−12 ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−CN、−NO 、−NR 、−OR 、−C(=O)OR 及び−OC(=O)R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;またはR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒になってヘテロシクリルを形成し;
各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換され;
各々のR は、H、C 1−3 アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル及び3〜6員のヘテロシクリルから独立して選択されるか;または2つのR 基はそれらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、C 1−6 アルカノイル、フェニル及びベンジルから独立して選択され、そこで任意のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、C 1−6 アルカノイル、フェニルまたはベンジルは、ハロ、−CN、−NO 、−NR 及び−OR から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
Aは単環式ヘテロアリール環または二環式ヘテロアリール環であり、前記単環式ヘテロアリール環または二環式ヘテロアリール環はR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換され;
各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
各々のR は、独立して、水素、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、アミノ、ヒドロキシル及びC −C アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのR は、それらが結合されている窒素と一緒になってヘテロシクリルを形成し、前記ヘテロシクリルは、オキソ、ハロ及びC 1−3 アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
各々のR は、H、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルカノイル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択され;
各々のR は、オキソ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−S(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−O−R 、−S−R 、−O−C(O)−R 、−O−C(O)−O−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−S(O)−R 、−S(O) −R 、−O−C(O)−N(R 、−N(R )−C(O)−OR 、−N(R )−C(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−N(R )−C(O)−R 、−N(R )−S(O)−R 、−N(R )−S(O) −R 、−N(R )−S(O)−N(R 、及び−N(R )−S(O) −N(R から独立して選択され、そこで任意のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル及びカルボシクリルは、オキソ、ハロ、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−S(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−O−R 、−S−R 、−O−C(O)−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−S(O)−R 、−S(O) −R 、−C(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−N(R )−C(O)−R 、−N(R )−S(O)−R −N(R )−S(O) −R 及びC 1−6 アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
各々のR 及びR は、H、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルカノイル、C 1−4 アルコキシカルボニル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択されるか、またはR 及びR はそれらが結合されている窒素と一緒にヘテロシクリルを形成する;
増殖性障害の予防的または治療法的な治療のための、前記使用。
(項目2)
前記治療が細胞毒性剤または放射線の投与を更に含む、項目1に記載の使用。
(項目3)
前記細胞毒性剤が放射性同位体または化学療法剤である、項目2に記載の使用。
(項目4)
前記細胞毒性剤が化学療法剤である、項目2に記載の使用。
(項目5)
前記化学療法剤がタキサンである、項目4に記載の使用。
(項目6)
前記タキサンがパクリタキセルまたはドセタキセルである、項目5に記載の使用。
(項目7)
前記化学療法剤が白金剤である、項目3に記載の使用。
(項目8)
前記細胞毒性剤が、抗微小管剤、白金配位錯体、アルキル化剤、抗生剤、トポイソメラーゼII阻害剤、代謝拮抗剤、トポイソメラーゼI阻害剤、ホルモン及びホルモン類似体、シグナル伝達経路阻害剤、非受容体チロシンキナーゼ血管新生阻害剤、免疫療法剤、アポトーシス促進剤、LDH−Aの阻害剤、脂肪酸生合成の阻害剤、細胞周期シグナリング阻害剤、HDAC阻害剤、プロテアソーム阻害剤ならびに癌代謝の阻害剤から選択される、項目2に記載の使用。
(項目9)
前記化学療法剤がEGFRのアンタゴニストである、項目4に記載の使用。
(項目10)
前記EGFRのアンタゴニストがN−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミンまたはその薬学的に許容される塩(例えばエルロチニブ)である、項目9に記載の使用。
(項目11)
前記化学療法剤がRAF阻害剤である、項目4に記載の使用。
(項目12)
前記RAF阻害剤がBRAF阻害剤及び/またはCRAF阻害剤である、項目11に記載の使用。
(項目13)
前記RAF阻害剤がベムラフェニブである、項目11に記載の使用。
(項目14)
前記化学療法剤がPI3K阻害剤である、項目4に記載の使用。
(項目15)
前記増殖性障害が、肺癌、黒色腫、結腸直腸癌、膵臓癌または乳癌である、項目1〜14のいずれか一項に記載の使用。
(項目16)
が、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換される、項目1〜15のいずれか一項に記載の使用。
(項目17)
が、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換される、項目1〜15のいずれか一項に記載の使用。
(項目18)
及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、または8員のカルボシクリルを形成する、項目1〜15のいずれか一項に記載の使用。
(項目19)
が、H、C 1−6 アルキル、カルボシクリル、ハロ、−CNであり、そこで任意のC 1−6 アルキルまたはカルボシクリルが、カルボシクリル、ハロ、−CN及び−O−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、項目1〜15のいずれか一項に記載の使用。
(項目20)
が、H、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピル、メトキシ、フルオロ、クロロもしくはシアノであるか;またはR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、項目1〜15のいずれか一項に記載の使用。
(項目21)
が、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換される、項目1〜20のいずれか一項に記載の使用。
(項目22)
が、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換される、項目1〜20のいずれか一項に記載の使用。
(項目23)
がH、C 1−6 アルキルまたはアリールであり、そこで各々のC 1−6 アルキルは、−O−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、項目1〜20のいずれか一項に記載の使用。
(項目24)
が、H、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシメチルもしくはフェニルであるか;またはR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、項目1〜20のいずれか一項に記載の使用。
(項目25)
がHである、項目1〜24のいずれか一項に記載の使用。
(項目26)
が、C 1−3 アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員のカルボシクリル、3〜6員のヘテロシクリル、ハロ、ヒドロキシル、−OR 、−SH、−SR 、−N(R 、−CNまたは−NO である、項目1〜24のいずれか一項に記載の使用。
(項目27)
Aが5員または6員の単環式ヘテロアリール環であり、前記5員または6員の単環式ヘテロアリール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目28)
Aが9員または10員の二環式ヘテロアリール環であり、前記9員または10員の二環式ヘテロアリール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目29)
Aが1、2、3または4つのヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、前記5員ヘテロアリール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目30)
Aが1、2、3または4つの窒素原子を含む5員ヘテロアリール環であり、その環がR により置換され、その環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目31)
Aが1つのヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、その環がR により置換され、その環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目32)
Aが2つのヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、その環がR により置換され、その環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目33)
Aが3つのヘテロ原子を含む5員ヘテロアリール環であり、その環がR により置換され、その環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、−OR 、−C(O)R 、−CO 、−OC(O)R 、−N(R 及びカルボシクリルから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目34)
Aが、ピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環であり、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、R により置換され、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目35)
Aがピラゾール環であり、前記ピラゾール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、C 3−8 カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目36)
Aがイミダゾール環であり、前記イミダゾール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、C 3−8 カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目37)
Aがオキサジアゾール環であり、前記オキサジアゾール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、C 3−8 カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目38)
Aがイソオキサゾール環であり、前記イソオキサゾール環がR により置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、C 3−8 カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目39)
が、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(O)R 、−CO または−C(O)N(R であり、そこでR の各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により随意に置換される、項目1〜38のいずれか一項に記載の使用。
(項目40)
が1つまたは複数の基R と随意に置換されるヘテロアリールである、項目1〜39のいずれか一項に記載の使用。
(項目41)
が、C 1−6 アルキル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−O−R 、−O−C(O)−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−C(O)−N(R 、及び−N(R )−C(O)−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるヘテロアリールである、項目1〜39のいずれか一項に記載の使用。
(項目42)
が、ピリミジン環、チアゾール環、ピリジン環、イソキノリン環またはピリダジン環であり、その環が、C 1−6 アルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R 、−O−R 及び−C(O)−O−R −から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、項目1〜39のいずれか一項に記載の使用。
(項目43)
一緒になった−A−R が、
Figure 2016529312
Figure 2016529312
Figure 2016529312

から選択される、項目1〜26のいずれか一項に記載の使用。
(項目44)
前記化合物が、
Figure 2016529312
Figure 2016529312
Figure 2016529312
Figure 2016529312
Figure 2016529312

ならびにその薬学的に許容される塩から選択される、項目1に記載の使用。
(項目45)
項目1〜44のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその塩であって、但し、
−A−R が、2−ピリジル、3−ピリジル、4−ピペリジノ−3−ピリジル、4−ヒドロキシ−3−ピリジル、4−メトキシ−3−ピリジル、4−モルホリノ−3−ピリジル、4−ピロリジノ−3−ピリジル、6−フルオロ−2−ピリジルであり、R が水素、メチル、エチルまたはメトキシである場合、R がHではなく;
−A−R が2−チエニルであり、R がトリフルオロメチルである場合、R がHではなく;
及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって、5員カルボシクリルを形成し、−A−R が1−ナフチルである場合、R がメチルではなく;
が2−ヒドロキシエチルであり、R がメチルであり、R がメチルである場合、−A−R が6−(N,N−ジメチルアミノ)−4−メチル−3−ピリジルではなく;
が3−チエニルであり、R が水素であり、R が水素である場合、−A−R が2−ピリジルまたは3−ピリジルではなく;
が水素であり、R が3−ニトロフェニルまたは2,3,4,5−テトラフルオロフェニルであり、R がトリフルオロメチルである場合、−A−R が2−チエニルではなく;
がメチルチオである場合、−A−R が、4−メチルフェニル、4−クロロフェニル、フェニル、3,4−メチレンジオキシフェニルまたは2−チエニルにより置換された1,2,4−オキサジアゾール−5−イルではなく;
がHであり、R がHであり、−A−R は3−チエニルである場合、R が、フェニル、3−チエニル、2−チエニル、1H−ピラゾール−3−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−3−イル、1−メチル−1H−ピラゾール−5−イル、1−エチル−1H−ピラゾール−3−イルまたは1−エチル−1H−ピラゾール−5−イルではない、前記化合物またはその塩。
(項目46)
項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される補助剤、担体またはベヒクルを含む、組成物。
(項目47)
追加の治療剤と組み合わせた、項目46に記載の組成物。
(項目48)
前記追加の治療剤が化学療法剤である、項目47に記載の組成物。
(項目49)
個体における細胞毒性剤を含む癌治療の有効性を増加させる方法であって、(a)効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と(b)効果的な量の前記細胞毒性剤とを前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目50)
細胞毒性剤への耐性を発達させる可能性が増加した癌に罹患した個体を治療する方法であって、(a)効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と(b)効果的な量の前記細胞毒性剤とを前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目51)
個体における癌を治療する方法であって、(a)項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と(b)細胞毒性剤とを前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目52)
項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩及び前記細胞毒性剤のそれぞれの量が、前記細胞毒性剤への癌感受性の期間の増加及び/または細胞耐性の発達の遅延に効果的である、項目51に記載の方法。
(項目53)
個体における細胞毒性剤を含む癌治療の有効性を増加させる方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目54)
個体における癌を治療する方法であって、癌治療が、(a)効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩と(b)細胞毒性剤とを前記個体へ投与することを含み、前記癌治療が、項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩(の非存在下において)なしで効果的な量の前記細胞毒性剤を投与することを含む標準的な治療と比較して、増加した有効性を有する、前記方法。
(項目55)
個体における細胞毒性剤へ耐性のある癌の発達を防止及び/またはを遅延させる方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目56)
癌に罹患した個体における細胞毒性剤への感受性を増加させる方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目57)
癌に罹患した個体における癌療法剤の感受性の期間を延長する方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目58)
癌に罹患した個体における癌療法への応答の継続期間を延長する方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目59)
前記方法が、(b)効果的な量の前記細胞毒性剤を前記個体へ投与することを更に含む、項目52、53、55及び56のいずれか一項に記載の方法。
(項目60)
前記細胞毒性剤が化学療法剤である、項目49〜56または59のいずれか一項に記載の方法。
(項目61)
前記化学療法剤がタキサンである、項目60に記載の方法。
(項目62)
前記タキサンがパクリタキセルまたはドセタキセルである、項目61に記載の方法。
(項目63)
前記化学療法剤が白金剤である、項目60に記載の方法。
(項目64)
前記細胞毒性剤が、抗微小管剤、白金配位錯体、アルキル化剤、抗生剤、トポイソメラーゼII阻害剤、代謝拮抗剤、トポイソメラーゼI阻害剤、ホルモン及びホルモン類似体、シグナル伝達経路阻害剤、非受容体チロシンキナーゼ血管新生阻害剤、免疫療法薬剤、アポトーシス促進剤、LDH−Aの阻害剤;脂肪酸生合成の阻害剤、細胞周期シグナリング阻害剤、HDAC阻害剤、プロテアソーム阻害剤ならびに癌代謝の阻害剤から選択される、項目49〜56または59のいずれか一項に記載の方法。
(項目65)
前記化学療法剤がEGFRのアンタゴニストである、項目60の方法。
(項目66)
前記EGFRのアンタゴニストが、N−(3−エチニルフェニル)−6,7−ビス(2−メトキシエトキシ)キナゾリン−4−アミンまたはその薬学的に許容される塩(例えばエルロチニブ)である、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記化学療法剤がRAF阻害剤である、項目60に記載の方法。
(項目68)
前記RAF阻害剤がBRAF阻害剤及び/またはCRAF阻害剤である、項目67に記載の方法。
(項目69)
前記RAF阻害剤がベムラフェニブである、項目67に記載の方法。
(項目70)
前記化学療法剤がPI3K阻害剤である、項目60に記載の方法。
(項目71)
個体における増殖性障害を治療する方法であって、効果的な量の項目1〜45のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を前記個体へ投与することを含む、前記方法。
(項目72)
前記癌が、肺癌、黒色腫、結腸直腸癌、膵臓癌及び/または乳癌である、項目49〜70のいずれか一項に記載の方法。
(項目73)
前記増殖性障害が、肺癌、黒色腫、結腸直腸癌、膵臓癌及び/または乳癌である、項目71に記載の方法。

Claims (30)

  1. 増殖性障害の予防的または治療法的な治療のための、式(I)の化合物
    Figure 2016529312
    またはその薬学的に許容される塩を含む組成物であって、式中、
    及びRは、それぞれ独立して、H、C1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR、−SR、−N(R、−CN、−NO、−C(O)R、−CO、−C(O)N(R、−C(O)SR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−C(S)N(R、−C(S)OR、−S(O)R、−SO、−SON(R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)N(R、−N(R)SO、−N(R)SON(R、−N(R)N(R、−N(R)C(=N(R))N(R、−C=NOR、−C(=N(R))N(R、−OC(O)R、または−OC(O)N(Rであり、そこでR及びRの各々のC1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基Rにより独立して随意に置換され;そこでR及びRはそれぞれHではないか;またはR及びRは、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、もしくは8員のカルボシクリルを形成し、そのカルボシクリルは1つまたは複数の基Rにより随意に置換され;
    は、H、C1−6アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル、3〜6員ヘテロシクリル、ハロ、−OR、−SR、−N(R、−CNまたは−NOであり、そこで該アルキル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、C1−3アルコキシ及びC1−3アルキルから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    は、H、C1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR、−SR、−N(R、−CN、−NO、−C(O)R、−CO、−C(O)N(R、−C(O)SR、−C(O)C(O)R、−C(O)CHC(O)R、−C(S)N(R、−C(S)OR、−S(O)R、−SO、−SON(R、−N(R)C(O)R、−N(R)C(O)N(R、−N(R)SO、−N(R)SON(R、−N(R)N(R、−N(R)C(=N(R))N(R、−C=NOR、−C(=N(R))N(R、−OC(O)R、または−OC(O)N(Rであり、そこでRの各々のC1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基Rにより随意に置換され;
    は、H、C1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC1−12アルキル、C2−12アルケニル、C2−12アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、C1−12アルキル、C1−12ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−CN、−NO、−NR、−OR、−C(=O)OR及び−OC(=O)Rから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;またはR及びRは、それらが結合されている原子と一緒になってヘテロシクリルを形成し;
    各々のRは、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基Rにより随意に置換され;
    各々のRは、H、C1−3アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル及び3〜6員のヘテロシクリルから独立して選択されるか;または2つのR基はそれらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のRは、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−8カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−8カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基Rにより随意に置換されるか;または2つのR基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のRは、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、カルボシクリル、C1−6アルカノイル、フェニル及びベンジルから独立して選択され、そこで任意のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、カルボシクリル、C1−6アルカノイル、フェニルまたはベンジルは、ハロ、−CN、−NO、−NR及び−ORから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのR基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    Aは、ピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環であり、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、R により置換され、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換され
    各々のRは、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−8カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C3−8カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基Rにより随意に置換されるか;または2つのR基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のRは、独立して、水素、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、アミノ、ヒドロキシル及びC−Cアルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのRは、それらが結合されている窒素と一緒になってヘテロシクリルを形成し、前記ヘテロシクリルは、オキソ、ハロ及びC1−3アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    各々のRは、H、C1−4アルキル、C1−4アルカノイル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択され;
    各々のRは、オキソ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO、−N(R、−CN、−C(O)−N(R、−S(O)−N(R、−S(O)−N(R、−O−R、−S−R、−O−C(O)−R、−O−C(O)−O−R、−C(O)−R、−C(O)−O−R、−S(O)−R、−S(O)−R、−O−C(O)−N(R、−N(R)−C(O)−OR、−N(R)−C(O)−N(R、−S(O)−N(R、−N(R)−C(O)−R、−N(R)−S(O)−R、−N(R)−S(O)−R、−N(R)−S(O)−N(R、及び−N(R)−S(O)−N(Rから独立して選択され、そこで任意のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル及びカルボシクリルは、オキソ、ハロ、−NO、−N(R、−CN、−C(O)−N(R、−S(O)−N(R、−S(O)−N(R、−O−R、−S−R、−O−C(O)−R、−C(O)−R、−C(O)−O−R、−S(O)−R、−S(O)−R、−C(O)−N(R、−S(O)−N(R、−N(R)−C(O)−R、−N(R)−S(O)−R−N(R)−S(O)−R及びC1−6アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    各々のR及びRは、H、C1−4アルキル、C1−4アルカノイル、C1−4アルコキシカルボニル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択されるか、またはR及びRはそれらが結合されている窒素と一緒にヘテロシクリルを形成する、組成物
  2. 胞毒性剤または放射線と共投与されることを特徴とする、請求項1に記載の組成物
  3. 及びRが、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、または8員のカルボシクリルを形成する、請求項1または2に記載の組成物
  4. が、H、C1−6アルキル、カルボシクリル、ハロ、−CNであり、そこで任意のC1−6アルキルまたはカルボシクリルが、カルボシクリル、ハロ、−CN及び−O−Rから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、請求項1または2に記載の組成物
  5. が、H、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピル、メトキシ、フルオロ、クロロもしくはシアノであるか;またはR及びRが、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、請求項1または2に記載の組成物
  6. がH、C1−6アルキルまたはアリールであり、そこで各々のC1−6アルキルは、−O−Rから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  7. が、H、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシメチルもしくはフェニルであるか;またはR及びRが、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  8. がHである、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  9. Aがピラゾール環であり、前記ピラゾール環がRにより置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルカノイル、C1−6アルカノイルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C3−8カルボシクリル及び−N(Rから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  10. Aがイミダゾール環であり、前記イミダゾール環がRにより置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルカノイル、C1−6アルカノイルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C3−8カルボシクリル及び−N(Rから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  11. Aがオキサジアゾール環であり、前記オキサジアゾール環がRにより置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルカノイル、C1−6アルカノイルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C3−8カルボシクリル及び−N(Rから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  12. Aがイソオキサゾール環であり、前記イソオキサゾール環がRにより置換され、ハロ、ニトロ、シアノ、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、C1−6ハロアルキル、C1−6アルコキシ、C1−6アルカノイル、C1−6アルカノイルオキシ、C1−6アルコキシカルボニル、C3−8カルボシクリル及び−N(Rから独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  13. が、H、C1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(O)R、−COまたは−C(O)N(Rであり、そこでRの各々のC1−6アルキル、C2−6アルケニル、C2−6アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基Rにより随意に置換される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物
  14. が、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO、−N(R、−CN、−C(O)−N(R、−O−R、−O−C(O)−R、−C(O)−R、−C(O)−O−R、−C(O)−N(R、及び−N(R)−C(O)−Rから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるヘテロアリールである、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物
  15. が、ピリミジン環、チアゾール環、ピリジン環、イソキノリン環またはピリダジン環であり、その環が、C1−6アルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−N(R、−O−R及び−C(O)−O−R ら独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の組成物
  16. 一緒になった−A−Rが、
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    から選択される、請求項1〜のいずれか一項に記載の組成物
  17. 前記化合物が、
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    ならびにその薬学的に許容される塩から選択される、請求項1に記載の組成物
  18. (I)の化合物
    Figure 2016529312
    またはその塩であって、式中、
    及びR は、それぞれ独立して、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR 及びR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により独立して随意に置換され;そこでR 及びR はそれぞれHではないか;またはR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、もしくは8員のカルボシクリルを形成し、そのカルボシクリルは1つまたは複数の基R により随意に置換され;
    は、H、C 1−6 アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル、3〜6員ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−CNまたは−NO であり、そこで該アルキル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、C 1−3 アルコキシ及びC 1−3 アルキルから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    は、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−OR 、−SR 、−N(R 、−CN、−NO 、−C(O)R 、−CO 、−C(O)N(R 、−C(O)SR 、−C(O)C(O)R 、−C(O)CH C(O)R 、−C(S)N(R 、−C(S)OR 、−S(O)R 、−SO 、−SO N(R 、−N(R )C(O)R 、−N(R )C(O)N(R 、−N(R )SO 、−N(R )SO N(R 、−N(R )N(R 、−N(R )C(=N(R ))N(R 、−C=NOR 、−C(=N(R ))N(R 、−OC(O)R 、または−OC(O)N(R であり、そこでR の各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換され;
    は、H、C 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC 1−12 アルキル、C 2−12 アルケニル、C 2−12 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、C 1−12 アルキル、C 1−12 ハロアルキル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、ハロ、−CN、−NO 、−NR 、−OR 、−C(=O)OR 及び−OC(=O)R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;またはR 及びR は、それらが結合されている原子と一緒になってヘテロシクリルを形成し;
    各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換され;
    各々のR は、H、C 1−3 アルキル、トリフルオロメチル、3〜6員カルボシクリル及び3〜6員のヘテロシクリルから独立して選択されるか;または2つのR 基はそれらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、C 1−6 アルカノイル、フェニル及びベンジルから独立して選択され、そこで任意のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、C 1−6 アルカノイル、フェニルまたはベンジルは、ハロ、−CN、−NO 、−NR 及び−OR から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    Aは、ピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環であり、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、R により置換され、そのピラゾール環、イミダゾール環、オキサジアゾール環またはイソオキサゾール環が、ハロ、ニトロ、シアノ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、C 1−6 アルコキシ、C 1−6 アルカノイル、C 1−6 アルカノイルオキシ、C 1−6 アルコキシカルボニル、カルボシクリル及び−N(R から独立して選択される1つまたは複数の基によっても随意に置換され;
    各々のR は、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルから独立して選択され、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 3−8 カルボシクリル及びヘテロシクリルは、1つまたは複数の基R により随意に置換されるか;または2つのR 基は、それらが結合されている窒素と一緒に3〜6員のヘテロ環を形成し;
    各々のR は、独立して、水素、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルであり、そこで各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルは、オキソ、ハロ、アミノ、ヒドロキシル及びC −C アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるか;または2つのR は、それらが結合されている窒素と一緒になってヘテロシクリルを形成し、前記ヘテロシクリルは、オキソ、ハロ及びC 1−3 アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    各々のR は、H、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルカノイル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択され;
    各々のR は、オキソ、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−S(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−O−R 、−S−R 、−O−C(O)−R 、−O−C(O)−O−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−S(O)−R 、−S(O) −R 、−O−C(O)−N(R 、−N(R )−C(O)−OR 、−N(R )−C(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−N(R )−C(O)−R 、−N(R )−S(O)−R 、−N(R )−S(O) −R 、−N(R )−S(O)−N(R 、及び−N(R )−S(O) −N(R から独立して選択され、そこで任意のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、C 1−6 ハロアルキル及びカルボシクリルは、オキソ、ハロ、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−S(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−O−R 、−S−R 、−O−C(O)−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−S(O)−R 、−S(O) −R 、−C(O)−N(R 、−S(O) −N(R 、−N(R )−C(O)−R 、−N(R )−S(O)−R −N(R )−S(O) −R 及びC 1−6 アルキル(それはオキソ及びハロから独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される)から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換され;
    各々のR 及びR は、H、C 1−4 アルキル、C 1−4 アルカノイル、C 1−4 アルコキシカルボニル、フェニル、ベンジル及びフェネチルから独立して選択されるか、またはR 及びR はそれらが結合されている窒素と一緒にヘテロシクリルを形成する、化合物または塩。
  19. 及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって、4員、5員、6員、7員、または8員のカルボシクリルを形成する、請求項18に記載の化合物。
  20. が、H、C 1−6 アルキル、カルボシクリル、ハロ、−CNであり、そこで任意のC 1−6 アルキルまたはカルボシクリルが、カルボシクリル、ハロ、−CN及び−O−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、請求項18に記載の化合物。
  21. が、H、メチル、エチル、イソプロピル、シクロプロピル、メトキシ、フルオロ、クロロもしくはシアノであるか;またはR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、請求項18に記載の化合物。
  22. がH、C 1−6 アルキルまたはアリールであり、そこで各々のC 1−6 アルキルは、−O−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換される、請求項18〜21のいずれか一項に記載の化合物。
  23. が、H、メチル、エチル、イソプロピル、ヒドロキシメチルもしくはフェニルであるか;またはR 及びR が、それらが結合されている原子と一緒になって5員カルボシクリルを形成する、請求項18〜21のいずれか一項に記載の化合物。
  24. がHである、請求項18〜23のいずれか一項に記載の化合物。
  25. が、H、C 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル、ヘテロシクリル、−C(O)R 、−CO または−C(O)N(R であり、そこでR の各々のC 1−6 アルキル、C 2−6 アルケニル、C 2−6 アルキニル、カルボシクリル及びヘテロシクリルが、1つまたは複数の基R により随意に置換される、請求項18〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  26. が、C 1−6 アルキル、C 1−6 ハロアルキル、カルボシクリル、−F、−Cl、−Br、−I、−NO 、−N(R 、−CN、−C(O)−N(R 、−O−R 、−O−C(O)−R 、−C(O)−R 、−C(O)−O−R 、−C(O)−N(R 、及び−N(R )−C(O)−R から独立して選択される1つまたは複数の基により随意に置換されるヘテロアリールである、請求項18〜25のいずれか一項に記載の化合物。
  27. 一緒になった−A−R が、
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    から選択される、請求項18〜24のいずれか一項に記載の化合物。
  28. Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312
    Figure 2016529312

    からなる群から選択される、請求項18に記載の化合物、またはその塩。
  29. 請求項1828のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される補助剤、担体またはベヒクルを含む、組成物。
  30. 癌の予防的または治療法的な治療のための、請求項1828のいずれか一項中で記述される式(I)の化合物またはその薬学的に許容される塩を含む組成物であって、細胞毒性剤と共投与されることを特徴とする、組成物
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