JP2016517886A5 - - Google Patents

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  1. 3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物;又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物、水和物、若しくは多形体を製造する方法であって;3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンを、移動水素化により還元して、3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物;又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物、水和物、若しくは多形体を形成する工程を含む、前記方法。
  2. 前記移動水素化が、水素ドナーの存在下で実施される、請求項1記載の方法。
  3. 前記水素ドナーが、(i)C1-14アルコール、C1-14カルボン酸、C1-14カルボン酸塩、C1-14カルボン酸エステル、C2-14アルケン、C3-14シクロアルケン、C6-14アレーン、ヘテロアレーン、若しくは複素環(そのそれぞれが1つ以上の置換基Qにより任意に置換されている);又は(ii)ジアゼン、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、若しくはNaH2PO2であり;
    ここで、各置換基Qが、(a)オキソ、ハロ、シアノ、及びニトロ;(b)C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-10シクロアルキル、C6-14アリール、C7-15アラルキル、ヘテロアリール、及びヘテロシクリル(そのそれぞれが1つ以上の置換基Qaにより任意にさらに置換されている);並びに(c)-C(O)Ra、-C(O)ORa、-C(O)NRbRc、-C(NRa)NRbRc、-ORa、-OC(O)Ra、-OC(O)ORa、-OC(O)NRbRc、-OC(=NRa)NRbRc、-OS(O)Ra、-OS(O)2Ra、-OS(O)NRbRc、-OS(O)2NRbRc、-NRbRc、-NRaC(O)Rd、-NRaC(O)ORd、-NRaC(O)NRbRc、-NRaC(=NRd)NRbRc、-NRaS(O)Rd、-NRaS(O)2Rd、-NRaS(O)NRbRc、-NRaS(O)2NRbRc、-P(O)RaRd、-P(O)(ORa)Rd、-P(O)(ORa)(ORd)、-SRa、-S(O)Ra、-S(O)2Ra、-S(O)NRbRc、及び-S(O)2NRbRcからなる群から独立に選択され(ここで、各Ra、Rb、Rc、及びRdは、独立に(i)水素;(ii)C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-10シクロアルキル、C6-14アリール、C7-15アラルキル、ヘテロアリール、若しくはヘテロシクリル(そのそれぞれが1つ以上の置換基Qaにより任意に置換されている)であるか;又は(iii)RbとRcは、自身が結合しているN原子と共に、それぞれ1つ以上の置換基Qaにより任意に置換されているヘテロアリール若しくはヘテロシクリルを形成する);
    ここで、各置換基Qaが、(a)オキソ、シアノ、ハロ、及びニトロ;並びに(b)C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-10シクロアルキル、C6-14アリール、C7-15アラルキル、ヘテロアリール、及びヘテロシクリル;並びに(c)-C(O)Re、-C(O)ORe、-C(O)NRfRg、-C(NRe)NRfRg、-ORe、-OC(O)Re、-OC(O)ORe、-OC(O)NRfRg、-OC(=NRe)NRfRg、-OS(O)Re、-OS(O)2Re、-OS(O)NRfRg、-OS(O)2NRfRg、-NRfRg、-NReC(O)Rh、-NReC(O)ORh、-NReC(O)NRfRg、-NReC(=NRh)NRfRg、-NReS(O)Rh、-NReS(O)2Rh、-NReS(O)NRfRg、-NReS(O)2NRfRg、-P(O)ReRh、-P(O)(ORe)Rh、-P(O)(ORe)(ORh)、-SRe、-S(O)Re、-S(O)2Re、-S(O)NRfRg、及び-S(O)2NRfRgからなる群から独立に選択される(ここで、各Re、Rf、Rg、及びRhは、独立に、(i)水素、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-10シクロアルキル、C6-14アリール、C7-15アラルキル、ヘテロアリール、若しくはヘテロシクリルであるか;又は(ii)RfとRgは、自身が結合しているN原子と共に、ヘテロアリール若しくはヘテロシクリルを形成する)、請求項2記載の方法。
  4. 前記水素ドナーが、メタノール、エタノール、プロパン-1-オール、プロパン-2-オール、ブタン-1-オール、ブタン-2-オール、シクロペンタノール、シクロヘキサノール、ベンジルアルコール、メントール、ギ酸、乳酸、アスコルビン酸、マンデル酸、ギ酸アンモニウム、ギ酸カリウム、シクロヘキサジエン、シクロヘキセン、1-メチルシクロヘキセン、テトラリン、ジヒドロフラン、テルペン、ジアゼン、ヒドラジン、ヒドロキシルアミン、若しくはNaH2PO2、又はこれらの混合物である、請求項3記載の方法。
  5. 前記水素ドナーがC1-14カルボン酸である、請求項3記載の方法。
  6. 前記水素ドナーがギ酸である、請求項5記載の方法。
  7. 3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンに対するギ酸のモル比が、約1〜約100の範囲である、請求項6記載の方法。
  8. 前記移動水素化が触媒の存在下で実施される、請求項1〜7のいずれか一項記載の方法。
  9. 前記触媒が貴金属触媒である、請求項8記載の方法。
  10. 前記触媒が、パラジウム、パラジウム黒、パラジウムカーボン(Pd/C)、酸化パラジウム、又はリンドラー触媒である、請求項9記載の方法。
  11. 前記触媒がパラジウムカーボン(Pd/C)である、請求項9記載の方法。
  12. 前記移動水素化が溶媒中で実施される、請求項1〜11のいずれか一項記載の方法。
  13. 前記溶媒が水を含む、請求項12記載の方法。
  14. 前記溶媒がカルボン酸を含む、請求項12又は13記載の方法。
  15. 前記カルボン酸がギ酸である、請求項14記載の方法。
  16. 水に対する前記カルボン酸の体積比が、約0.1〜約10の範囲である、請求項14又は15記載の方法。
  17. 前記移動水素化が、約0〜約100℃の範囲の温度で実施される、請求項1〜16のいずれか一項記載の方法。
  18. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミドが形成される、請求項6〜17のいずれか一項記載の方法。
  19. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミドを、3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物;又はその医薬として許容し得る塩、溶媒和物、水和物、若しくは多形体に加水分解する工程をさらに含む、請求項18記載の方法。
  20. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミドの前記加水分解が、酸触媒の存在下で実施される、請求項19記載の方法。
  21. 前記酸触媒が塩酸塩である、請求項20記載の方法。
  22. 前記加水分解が溶媒中で実施される、請求項19〜21のいずれか一項記載の方法。
  23. 前記溶媒がC1-6アルコールを含む、請求項22記載の方法。
  24. 前記溶媒がエタノールを含む、請求項23記載の方法。
  25. 前記加水分解が、約50〜約120℃の範囲の温度で実施される、請求項19〜24のいずれか一項記載の方法。
  26. 3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンを還元する工程の前に、3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンを形成するのに好適な条件下で、2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩と反応させる工程をさらに含む、請求項1〜25のいずれか一項記載の方法。
  27. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、3-アミノピペリジン-2,6-ジオンの塩を使用して実施される、請求項26記載の方法。
  28. 3-アミノピペリジン-2,6-ジオンの前記塩が3-アミノピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩である、請求項27記載の方法。
  29. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、塩基の存在下で実施される、請求項26〜28のいずれか一項記載の方法。
  30. 前記塩基が、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、クエン酸ナトリウム、二水和物、酢酸ナトリウム、イミダゾール、又はピリジンである、請求項29記載の方法。
  31. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、カップリング試薬の存在下で実施される、請求項26〜30のいずれか一項記載の方法。
  32. 前記カップリング試薬が、N-(3-ジメチルアミノプロピル)-N'-エチルカルボジイミド、PCl3、PCl5、1-プロパンホスホン酸環状無水物、無水酢酸、リン酸、POCl3、又はPOCl3と水の混合物を含む、請求項31記載の方法。
  33. 前記カップリング試薬が、1-プロパンホスホン酸環状無水物である、請求項31記載の方法。
  34. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する前記カップリング試薬のモル比が約1〜約10の範囲である、請求項31〜33のいずれか一項記載の方法。
  35. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、溶媒中で実施される、請求項31〜34のいずれか一項記載の方法。
  36. 前記溶媒がアセトニトリルを含む、請求項35記載の方法。
  37. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、約60〜約100℃の範囲の温度で実施される、請求項31〜36のいずれか一項記載の方法。
  38. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩と反応させる前に、2-アミノ-6-ニトロ安息香酸を活性化された酢酸と溶媒中で反応させて、2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを形成する工程をさらに含む、請求項26〜37のいずれか一項記載の方法。
  39. 前記活性化された酢酸が、アセチルクロリド又は無水酢酸である、請求項38記載の方法。
  40. 2-アミノ-6-ニトロ安息香酸に対する前記活性化された酢酸のモル比が、約1〜約10の範囲である、請求項38又は39記載の方法。
  41. 3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩を再結晶化させて、3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩の形態Aを形成させる工程をさらに含む、請求項1〜40のいずれか一項記載の方法。
  42. 3-(5-アミノ-2-メチル-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩が実質的に不純物を含まない、請求項1〜41のいずれか一項記載の方法。
  43. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミド。
  44. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミド、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物。
  45. N-(3-(2,6-ジオキソピペリジン-3-イル)-2-メチル-4-オキソ-3,4-ジヒドロキナゾリン-5-イル)ホルムアミド、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物;又はその溶媒和物、水和物、若しくは多形体。
  46. 3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物を製造する方法であって;2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩、及びアミド、ヘキサメチルホスホラミド、ジメチルスルホキシド、スルホラン、又はそれらの混合物からなる群から選択される溶媒中の1-プロパンホスホン酸環状無水物と反応させて、3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンを形成させる工程を含む、前記方法。
  47. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、3-アミノピペリジン-2,6-ジオンの塩を使用して実施される、請求項46記載の方法。
  48. 3-アミノピペリジン-2,6-ジオンの前記塩が3-アミノピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩である、請求項47記載の方法。
  49. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する1-プロパンホスホン酸環状無水物のモル比が約1〜約10の範囲である、請求項46〜48のいずれか一項記載の方法。
  50. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する1-プロパンホスホン酸環状無水物のモル比が約1〜約3の範囲である、請求項49記載の方法。
  51. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する1-プロパンホスホン酸環状無水物のモル比が約2である、請求項49記載の方法。
  52. 前記溶媒がアミドである、請求項46〜51のいずれか一項記載の方法。
  53. 前記溶媒がホルムアミド、N,N-ジメチルホルムアミド、N,N-ジメチルアセトアミド、又はN-メチルピロリドンである、請求項52記載の方法。
  54. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩との前記反応が、約60〜約150℃の範囲の温度で実施される、請求項46〜53のいずれか一項記載の方法。
  55. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩と反応させる前に、2-アミノ-6-ニトロ安息香酸を活性化された酢酸と溶媒中で反応させて、2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを形成する工程をさらに含む、請求項46〜54のいずれか一項記載の方法。
  56. 前記活性化された酢酸が、アセチルクロリドである、請求項55記載の方法。
  57. 前記活性化された酢酸が、無水酢酸である、請求項55記載の方法。
  58. 2-アミノ-6-ニトロ安息香酸に対する前記活性化された酢酸のモル比が、約1〜約10の範囲である、請求項55記載の方法。
  59. 2-アミノ-6-ニトロ安息香酸に対する前記活性化された酢酸のモル比が、約1.5〜約2.5の範囲である、請求項58記載の方法。
  60. 前記アミドが環状アミドである、請求項52記載の方法。
  61. 前記アミドがN-メチルピロリドンである、請求項52記載の方法。
  62. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩の前記反応が、約80、約90、約100、又は約120℃の温度で実施される、請求項46〜61のいずれか一項記載の方法。
  63. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩の前記反応が、約100℃の温度で実施される、請求項62記載の方法。
  64. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩のモル比が、約1.1である、請求項46〜63のいずれか一項記載の方法。
  65. 3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオン、又はそのエナンチオマー若しくはエナンチオマーの混合物を製造する方法であって;2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンを3-アミノピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩、及び1-プロパンホスホン酸環状無水物と、環状アミド中で反応させて、3-(2-メチル-5-ニトロ-4-オキソキナゾリン-3(4H)-イル)ピペリジン-2,6-ジオンを形成させる工程を含む、前記方法。
  66. 前記環状アミドがN-メチルピロリドンである、請求項65記載の方法。
  67. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する3-アミノピペリジン-2,6-ジオン又はその塩のモル比が、約1.1である、請求項65又は66記載の方法。
  68. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンに対する1-プロパンホスホン酸環状無水物のモル比が約2である、請求項65〜67のいずれか一項記載の方法。
  69. 2-メチル-5-ニトロ-4H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-4-オンと3-アミノピペリジン-2,6-ジオン塩酸塩の前記反応が、約100℃の温度で実施される、請求項65〜68のいずれか一項記載の方法。
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