JP5173443B2 - アルキルアニリド製造方法 - Google Patents

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JP5173443B2 JP2007557418A JP2007557418A JP5173443B2 JP 5173443 B2 JP5173443 B2 JP 5173443B2 JP 2007557418 A JP2007557418 A JP 2007557418A JP 2007557418 A JP2007557418 A JP 2007557418A JP 5173443 B2 JP5173443 B2 JP 5173443B2
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Description

本発明は、ヒドロキシアルキル置換カルボキシアニリド類、アルケニルアニリド類およびベンゾオキサジン誘導体を経由する、酸クロリドおよびアミノアセトフェノンからの公知の殺菌剤として有効であるアルキルアニリド類の新規調製方法に関する。
アルキルアニリド類は、所望の酸クロリドを、対応するアルキルアニリン誘導体と反応させて得られることは、既に知られている(参照:EP−A 0824099、WO03/010149)。
さらにまた、アルキルアニリド類は、対応するアルケニルアニリド類またはアルキニルアニリド類を水素化して得られることは公知であり、アルケニルアニリド類は、アシルアニリド類を、リン酸化合物を使用するウイティッヒ(Wittig)様反応により得ることができる(参照:WO03/010149)。
したがって、本発明は、式(I):
Figure 0005173443
[式中、
は、水素またはフッ素を表し、
は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から9個のフッ素原子、塩素原子および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
Aは、式(A1):
Figure 0005173443
(式中、
は、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−シクロアルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシもしくはC−C−ハロアルキルチオ、アミノカルボニルまたはアミノカルボニル−C−C−アルキルを表し、
は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−アルキルチオを表し、
は、水素、C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−シクロアルキル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ−C−C−アルキル、C−C−ハロアルコキシ−C−C−アルキル、またはフェニルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A2):
Figure 0005173443
(式中、
およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
は、ハロゲン、シアノまたはC−C−アルキル、またはそれぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキルもしくはC−C−ハロアルコキシを表す)の基を表し、または
Aは、式(A3):
Figure 0005173443
(式中、
およびR10は、互いに独立して、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
11は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A4):
Figure 0005173443
(式中、
12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシまたはC−C−ハロアルキルチオを表す)の基を表し、または
Aは、式(A5):
Figure 0005173443
(式中、
13は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
14は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ、C−C−アルキルスルフィニルまたはC−C−アルキルスルホニルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A6):
Figure 0005173443
(式中、
15は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
16は、C−C−アルキルを表し、
は、S(硫黄)、O(酸素)、SO、SOまたはCHを表し、
pは、0、1または2を表し、pが2を表す場合は、R16は、同一または異なる基を表す)の基を表し、または
Aは、式(A7):
Figure 0005173443
(式中、
17は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A8):
Figure 0005173443
(式中、
18は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A9):
Figure 0005173443
(式中、
19およびR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
21は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A10):
Figure 0005173443
(式中、
22およびR23は、互いに独立して、水素、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
24は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A11):
Figure 0005173443
(式中、
25は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
26は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A12):
Figure 0005173443
(式中、
27は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
28は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A13):
Figure 0005173443
(式中、
29は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A14):
Figure 0005173443
(式中、
30は、水素またはC−C−アルキルを表し、
31は、ハロゲンまたはC−C−アルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A15):
Figure 0005173443
(式中、
32は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A16):
Figure 0005173443
(式中、
33は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A17):
Figure 0005173443
(式中、
34は、ハロゲン、ヒドロキシル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオまたはC−C−ハロアルコキシを表す)の基を表し、または
Aは、式(A18):
Figure 0005173443
(式中、
35は、水素、シアノ、C−C−アルキル、1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルスルホニル、ジ(C−C−アルキル)アミノスルホニル、C−C−アルキルカルボニル、または、それぞれ、場合により置換されていてもよいフェニルスルホニルまたはベンゾイルを表し、
36は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
37は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
38は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
Aは、式(A19):
Figure 0005173443
(式中、
39は、C−C−アルキルを表す)の基を表す]のアルキルアニリド類の調製方法を提供し、
a)第1工程において、式(II):
Figure 0005173443
(式中、Aは、前記で定義した通りであり、およびHalは、フッ素、塩素または臭素を表す)のカルボニルハライド類を、式(III):
Figure 0005173443
(式中、Rは、前記で定義した通りである)のアセトフェノン誘導体またはこの塩と、適切であれば酸結合剤の存在下に、および適切であれば希釈剤の存在下に反応させ、および
b)第2工程において、得られる式(IV):
Figure 0005173443
(式中、AおよびRは、前記で定義した通りである)のアセチルアニリド類を、式(V):
Figure 0005173443
(式中、Rは、前記した通りであり、およびHalは、塩素、臭素またはヨウ素を表す)のグリニャール試薬と希釈剤の存在下で反応させ、および
c)第4工程に類似の最終工程において、得られる式(VI):
Figure 0005173443
(式中、R、RおよびAは、前記で定義した通りである)のヒドロキシアルキルカルボキシアニリド類を触媒および希釈剤の存在下で水素化するか、
またはまず代替の第3工程において、酸および希釈剤の存在下で反応させ、および
d)第4工程において、得られる式(VIIa)のベンゾオキサジン類および式(VIIb)および(VIIc)のアルケニルアニリド類:
Figure 0005173443
(式中、R、RおよびAは、前記で定義した通りである)を触媒、適切であれば酸の存在下および希釈剤の存在下に水素化することを特徴とする、方法を提供する。
驚くべきことに、式(I)のアルキルアニリド類は、本発明の条件下では、高収率、高純度、高選択性で調製することができる。抽出過程で使用された塩基を除去することは、(IV)の難溶性のために困難であるが、有利な方法で回避することができる。つまり、調製方法の好ましい変法では、第1工程の反応が塩基を使用することなく実施された場合、そこで発生したハロゲン化水素は、加熱下に反応が実施されると気相に遊離される。
特に、本発明の調製方法の第2工程における溶媒の正しい選択は、先行技術の調製方法に比べて、かなりの高収率の結果をもたらす。この調製方法の第2工程の好ましい変法では、固体の未溶解の(IV)を、トルエンなどの非極性溶媒に加え、およびグリニャール試薬/エーテル溶液が同時に添加される。このようにして、難溶性の(IV)を、反応には好ましくない、必要とされる大量の極性溶媒に溶解しなければならないのを、これは恐らく先行技術では必要であるのだが、避けることができる。驚いたことに、このような大量の極性溶媒の使用の回避が収率の大きな増加に関係しており、古典的条件の下では(IV)がほとんど変換されないで反応が止まるのである。
一旦、第3工程が実施されると、未反応の(IV)は、生成物をヘプタンと攪拌し、(IV)の選択的沈澱により容易に回収することができる。
驚くべきことに、第3工程(脱水反応)は、反応時間が短いと一般式(VIIa)のオキサジンを好ましく与えるが、一方、反応時間が比較的長く、他の脱水剤を使用すると、(VIIb)および(VIIc)のアルケニルアニリド類を好ましく形成することが観察されている。これら化合物は、今度は、穏やかな条件下で水素化され得る。
一方、式(VI)のヒドロキシアルキルカルボキシアニリド類は、水を分離除去することなく直接還元することもまた可能である。
例えば、1,3−ジメチル−5−フルオロ−4−ピラゾールカルボニルクロリドおよび2−アミノアセトフェノンを出発原料として使用する、本発明の調製方法を下記の反応スキームで説明することができる。
Figure 0005173443
式(II)は、本発明の調製方法を実施するための出発原料として使用されるカルボニルハライド類の一般的な定義を提供する。Halは、好ましくはフッ素または塩素を表す。置換基Aは、前記したA1からA19の意義を有する。
Aは、好ましくは、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A9、A10、A11、A12、A16、A17またはA18の基の1つを表す。
Aは、特に好ましくは、A1、A2、A3、A4、A5、A6、A9、A11、A16A17、A18の基の1つを表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A1の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A2の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A3の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A4の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A5の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A6の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A9の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A11の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A16の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A17の基を表す。
Aは、非常に特に好ましくは、A18の基を表す。
A1からA19の基において、前記の置換基は、下記の好ましい意義を有する。
は、好ましくは、水素、シアノ、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、イソプロピル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、シクロプロピル、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、アミノカルボニル、アミノカルボニルメチルまたはアミノカルボニルエチルを表す。
は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、イソプロピル、モノフルオロメチル、モノフルオロエチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、シクロプロピル、メトキシ、エトキシ、トリフルオロメトキシ、トリクロロメトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメチルチオまたはジフルオロメチルチオを表す。
は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、イソプロピル、モノフルオロメチル、モノフルオロエチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
は、特別に好ましくは、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたは1−フルオロエチルを表す。
は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオまたはエチルチオを表す。
は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素またはメチルを表す。
は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素またはメチルを表す。
は、好ましくは、水素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシルまたはフェニルを表す。
は、特に好ましくは、水素、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチルまたはフェニルを表す。
は、非常に特に好ましくは、水素、メチル、トリフルオロメチルまたはフェニルを表す。
は、特別に好ましくは、メチルを表す。
およびRは、互いに独立して、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
およびRは、互いに独立して、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
およびRは、互いに独立して、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
およびRは、それぞれ、特別に好ましくは、水素を表す。
は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、エチル、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキルまたはC−C−ハロアルコキシを表す。
は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、シアノ、メチル、トリフルオロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシまたはトリクロロメトキシを表す。
は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、トリフルオロメチルまたはトリフルオロメトキシを表す。
は、特別に好ましくは、メチルを表す。
およびR10は、互いに独立して、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
およびR10は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
およびR10は、互いに独立して、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
およびR10は、それぞれ、特別に好ましくは、水素を表す。
11は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
11は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
11は、非常に特に好ましくは、メチルを表す。
12は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシまたはC−C−ハロアルキルチオを表す。
12は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、シアノ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリクロロメチル、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、トリフルオロメチルチオ、ジフルオロメチルチオ、ジフルオロクロロメチルチオまたはトリクロロメチルチオを表す。
12は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
12は、特別に好ましくは、ヨウ素、メチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルを表す。
13は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキルまたはC−C−ハロアルコキシを表す。
13は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、シアノ、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリクロロメチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシまたはトリクロロメトキシを表す。
13は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
14は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、C−C−アルキル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキルもしくはC−C−ハロアルコキシ、C−C−アルキルスルフィニルまたはC−C−アルキルスルホニルを表す。
14は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、トリクロロメチル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、トリフルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、ジフルオロクロロメトキシ、トリクロロメトキシ、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニルを表す。
14は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、トリクロロメチル、メチルスルフィニルまたはメチルスルホニルを表す。
14は、特別に好ましくは、水素を表す。
15は、好ましくは、メチル、エチル、または1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
15は、特に好ましくは、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
16は、好ましくは、メチルまたはエチルを表す。
16は、特に好ましくは、メチルを表す。
は、好ましくは、S(硫黄)、SOまたはCHを表す。
は、特に好ましくは、S(硫黄)またはCHを表す。
は、非常に特に好ましくは、S(硫黄)を表す。
pは、好ましくは、0または1を表す。
pは、特に好ましくは、0を表す。
17は、好ましくは、メチル、エチル、または1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
17は、特に好ましくは、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
17は、非常に特に好ましくは、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
18は、好ましくは、メチル、エチル、または1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
18は、特に好ましくは、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
18は、非常に特に好ましくは、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
19およびR20は、互いに独立して、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
19およびR20は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
19およびR20は、互いに独立して、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
19およびR20は、特別に好ましくは、それぞれ水素を表す。
21は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
21は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
21は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
21は、特別に好ましくは、メチルを表す。
22およびR23は、互いに独立して、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、ニトロ、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
22およびR23は、互いに独立して、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ニトロ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
22およびR23は、互いに独立して、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
22およびR23は、特別に好ましくは、それぞれ水素を表す。
24は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
24は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
24は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、またはトリクロロメチルを表す。
24は、特別に好ましくは、メチルを表す。
25は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
25は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
25は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
25は、特別に好ましくは、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
26は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
26は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
26は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
26は、特別に好ましくは、メチル、トリフルオロメチルまたはジフルオロメチルを表す。
27は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
27は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、シアノ、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
27は、非常に特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
27は、特別に好ましくは、アミノ、メチルアミノ、ジメチルアミノ、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
28は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
28は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
28は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
28は、特別に好ましくは、メチル、トリフルオロメチルまたはジフルオロメチルを表す。
29は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
29は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
29は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
30は、好ましくは、水素、メチルまたはエチルを表す。
30は、特に好ましくは、メチルを表す。
31は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、メチルまたはエチルを表す。
31は、特に好ましくは、フッ素、塩素またはメチルを表す。
32は、好ましくは、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
32は、特に好ましくは、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
32は、非常に特に好ましくは、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
32は、特別に好ましくは、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
33は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
33は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
34は、好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、ヒドロキシル、C−C−アルキル、メトキシ、エトキシ、メチルチオ、エチルチオ、ジフルオロメチルチオ、トリフルオロメチルチオ、それぞれ1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有する、C−C−ハロアルキルまたはC−C−ハロアルコキシを表す。
34は、特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
34は、非常に特に好ましくは、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
35は、好ましくは、水素、メチル、エチル、1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヒドロキシメチル、ヒドロキシエチル、メチルスルホニルまたはジメチルアミノスルホニルを表す。
35は、特に好ましくは、水素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、メトキシメチル、エトキシメチル、ヒドロキシメチルまたはヒドロキシエチルを表す。
35は、非常に特に好ましくは、メチルまたはメトキシメチルを表す。
36は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
36は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
36は、非常に特に好ましくは、水素またはメチルを表す。
37は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、メチル、エチル、イソプロピルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
37は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、シアノ、メチル、エチル、イソプロピル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、ジフルオロクロロメチルまたはトリクロロメチルを表す。
37は、非常に特に好ましくは、水素、メチル、ジフルオロメチルまたはトリフルオロメチルを表す。
38は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、メチル、エチルまたは1から5個のフッ素、塩素および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表す。
38は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチルまたはトリフルオロメチルを表す。
38は、非常に特に好ましくは、水素を表す。
39は、好ましくは、メチル、エチル、n−プロピルまたはイソプロピルを表す。
39は、特に好ましくは、メチルまたはエチルを表す。
前記の一般的な、または好ましい基についての定義または例示は、それぞれの範囲および所望する好ましい範囲の間で組み合わせることができる。これらは、最終生成物並びに前駆体および中間体の両方に適用される。
式(II)のカルボン酸誘導体は公知であり、および/または公知の方法で調製することができる(参照:WO93/11117、EP−A 0545099、EP−A 0589301、およびEP−A 0589313)。
式(III)は、本発明の調製方法を実施するためのさらなる出発原料として使用されるアセトフェノン誘導体の一般的な定義を提供する。この式(III)において、Rは、好ましくは、水素を表し、Rはさらに好ましくは、フッ素を表す。
式(III)のアセトフェノン誘導体は、公知である(参照:WO03/010149)。
式(IV)は、本発明の調製方法を実施するとき中間体として生成するアセチルアニリド類の一般的な定義を提供する。この式(IV)において、AおよびRは、前記したように、「好ましい」、「特に好ましい」、「非常に特に好ましい」および「特別に好ましい」の意義を有する。
式(IV)のアセトアニリド類のいくつかは、公知である(参照:WO03/010149)。式(IV−a):
Figure 0005173443
(式中、AおよびRは、前記した通りである)のアセチルアニリド類は、AがA1を表し、およびRがフッ素を表す場合の化合物を除き、新規である。
式(V)は、本発明の調製方法を実施するためのさらなる出発原料として使用されるグリニャール試薬の一般的な定義を提供する。この式(V)において、Halは、好ましくは、塩素を表し、およびRは下記の好ましい意義を有する。
は、好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、n−もしくはiso−プロピル、n−、iso−、sec−もしくはtert−ブチルを表し、またはフッ素、塩素および臭素からなる群からの同一または異なる置換基でモノ置換または多置換されている、メチル、エチル、n−もしくはiso−プロピル、n−、iso−、sec−もしくはtert−ブチルの各基を表す。
は、特に好ましくは、水素、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素、メチル、エチル、n−もしくはiso−プロピル、n−もしくはtert−ブチル、トリフルオロメチル、ジフルオロメチル、フルオロメチル、トリクロロメチル、ジクロロメチル、クロロメチル、クロロフルオロメチル、フルオロジクロロメチル、ジフルオロクロロメチル、ペンタフルオロエチル、1−フルオロエチル、2−フルオロエチル、2,2−ジフルオロエチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−クロロ−2−フルオロエチル、2−クロロ−2,2−ジフルオロエチル、2−ジクロロ−2−フルオロエチル、2,2,2−トリクロロエチル、1−クロロブチル、ヘプタフルオロ−n−プロピルまたはヘプタフルオロイソプロピルを表す。
は、非常に特に好ましくは、水素、塩素、メチル、エチルまたはトリフルオロメチルを表す。
式(VI)は、本発明の調製法を実施するとき中間体として生じるヒドロキシアルキルカルボキシアニリド類の一般的な定義を提供する。この式(VI)において、A、RおよびRは、前記したように、「好ましい」、「特に好ましい」、「非常に特に好ましい」および「特別に好ましい」の意義を有する。
式(VI)のヒドロキシアルキルカルボキシアニリド類のいくつかは公知であり、および/または公知の方法で得ることができる(参照:WO03/010149)。式(VI−a):
Figure 0005173443
(式中、A、RおよびRは、前記した通りである)のヒドロキシアルキルカルボキシアニリド類は、AがA1を表し、およびRがフッ素を表す場合の化合物を除き、新規である。
式(VIIa)は、本発明の調製方法を実施するとき中間体としてさらに生成するベンゾオキサジン類の一般的な定義を提供する。この式(VIIa)において、A、RおよびRは、前記したように、「好ましい」、「特に好ましい」、「非常に特に好ましい」および「特別に好ましい」の意義を有する。
式(VIIa)のベンゾオキサジン類は、新規である。これらはまた、本出願の一部を形成し、本発明の調製方法の工程1から3によって得られる。
式(VIIb)および式(VIIc)は、本発明の調製方法を実施するときさらに中間体としてさらに生成するアルケニルアニリド類の一般的な定義を提供する。これらの式(VIIb)および式(VIIc)において、A、RおよびRは、前記したように、「好ましい」、「特に好ましい」、「非常に特に好ましい」および「特別に好ましい」の意義を有する。
式(VIIb)および式(VIIc)のアルケニルアニリド類の幾つかは、公知である(参照:EP−A 0824099)。
本発明の調製方法の第1工程は、酸結合剤(塩基)の存在下、あるいは酸結合剤(塩基)なしで、実施することができ、形成した塩酸は加熱して除去される。
塩基が使用される場合は、全ての通常の無機または有機の塩基が本発明の調製方法の第1工程を実施するのに適している。これらの好ましい塩基としては、アルカリ土類金属またはアルカリ金属の、水素化物、水酸化物、アミド、アルコキシド、アセタート、カルボナートまたはビカルボナートが挙げられ、例えば、水素化ナトリウム、ナトリウムアミド、リチウムジイソプロピルアミド、ナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシド、カリウムtert−ブトキシド、ナトリウムtert−アミロキシド、カリウムtert−アミロキシド、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、重炭酸カリウム、重炭酸ナトリウムまたは炭酸アンモニウムが挙げられ、およびまた、第3級アミン類、例えばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N−エチルジイソプロピルアミン、N,N−ジメチルアニリン、N,N−ジメチルベンジルアミン、ピリジン、ピコリン、エチルメチルピリジン、N−メチルピペリジン、N−メチルモルホリン、N,N−ジメチルアミノピリジン、ジアザビシクロオクタン(DABCO)、ジアザビシクロノネン(DBN)またはジアザビシクロウンデセン(DBU)などが挙げられる。特に好ましく用いられるのは、炭酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムまたはピリジンである。
本発明の調製方法の第1工程を実施するのに適している希釈剤は、全ての通常の不活性有機溶媒である。使用される好ましい溶媒としては、場合によりハロゲン化されている脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素が挙げられ、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはデカリン;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、4塩化炭素、ジクロロエタンまたはトリクロロエタン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルtert−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンまたはアニソールなど;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、n−もしくはi−ブチロニトリルまたはベンゾニトリルなど;アミド類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセタミド、N−メチルホルムアニリド、N−メチルピロリドンまたはヘキサメチルホスホリックトリアミドなど;エステル類、例えば酢酸メチルまたは酢酸エチルなど;スルホキシド類、例えばジメチルスルホキシドなど;またはスルホン類、例えばスルホランなど;カルボン酸類、例えばギ酸または酢酸などが含まれる。特に好ましくは、反応はアセトニトリル、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセタミド、N−メチルピロリドン、トルエンまたはテトラヒドロフラン中で実施される。
本発明の調製方法の第1工程を実施する場合、反応温度は比較的広範囲で変えることができる。この調製方法は、一般的に−10℃から150℃の温度で実施される。
本発明の調製方法の第1工程を実施する場合、一般的に、式(III)のアセトフェノン誘導体のモル当たり、0.8から1.5モル、好ましくは当量の式(II)のカルボニルハライドが使用される。
出発原料の反応性に依存して、反応時間は30時間までであるが、完全な変換が達成された場合は、反応は早く終了させてもよい。
本発明の調製方法の第2工程は、脂肪族または芳香族の炭化水素類、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、キシレン、トルエン、ベンゼンまたはエーテル類など、例えばテトラヒドロフラン、メチルtert−ブチルエーテル、ジエチルエーテルまたはこれら溶媒の混合物中で、適切な場合はテトラヒドロフランを希釈剤として添加したトルエン中で実施される。
本発明の調製方法の第2工程を実施する場合、反応温度は比較的広範囲で変えることができる。この製造方法は、一般的に−30℃から50℃、好ましくは−10℃から25℃の温度で実施される。
本発明の調製方法の第2工程を実施する場合、一般的に、式(IV)のアセチルアニリドのモル当たり、1.5から3モル、好ましくは2から2.5モルの式(V)のグリニャ−ル試薬が使用される。グリニャ−ル試薬の一部は、塩基、例えば金属水素化物と置き換えられてもよいが、この場合、少なくとも1モルのグリニャ−ル試薬が必要である。
本発明の調製方法の第2工程は、一般的に、好ましい溶媒として最初に充填されるトルエンを用いて実施される。2つの出発原料[式(IV)のアセチルアニリドおよび式(V)のグリニャ−ル試薬]は、次いで溶媒に添加される。このようにして、80%を超える変換が達成されるが、一方、通常のこのような反応(出発原料を溶解し、次いでグリニャ−ル試薬が添加されるテトラヒドロフランを用いる)の実施ではわずか30%の変換率である。反応を比較的低い温度で実施することにより、望ましくない副反応、例えばグリニャ−ル試薬のアルキル基が複素環部分のハロゲンとの交換反応が減少する。
本発明の調製方法の第3工程における脱水反応は、酸性触媒を用いて実施される。条件によっては、ベンゾオキサジンおよび異性体のピラゾリルアルケニルアニリド類は、種々の組成で得られる。しかしながら、本発明の調製方法は、また、第3工程を実施することなく、第2工程の生成物を直接第4工程(水素化)の条件に付すことによっても実施することができる。
本発明の調製方法の第3工程を実施するために適した希釈剤としては、全ての通常の不活性有機溶媒である。使用される好ましい溶媒としては、場合によりハロゲン化されていてもよい脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはデカリン;クロロベンゼン、ジクロロベンゼン、ジクロロメタン、クロロホルム、4塩化炭素、ジクロロエタンまたはトリクロロエタン;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタン、1,1−ジエトキシメタン、またはアニソールなど;アルコール類、例えばメタノール、エタノールなど;ニトリル類、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、n−もしくはi−ブチロニトリルまたはベンゾニトリルなど;アミド類、例えばN,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセタミド、N−メチルホルムアニリドまたはN−メチルピロリドンなど;エステル類、例えば酢酸メチルまたは酢酸エチルなど;スルホキシド類、例えばジメチルスルホキシドなど;またはスルホン類、例えばスルホランなど;ケトン類、例えばアセトンまたはメチルイソブチルケトンなど:カルボン酸類、例えばギ酸または酢酸など;またはこれらの混合物が挙げられる。特に好ましくは、反応はトルエン、キシレン、アセトニトリル、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノールまたはこれらの混合物中で実施される。
水分捕捉剤、例えばオルトエステル類やモレキュラーシーブなどの添加、あるいは形成した水の共沸的蒸留による除去もまた有利である。
本発明の調製方法の第3工程を実施するために適した酸類としては、例えばp−トルエンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、硫酸、塩酸、臭化水素酸、リン酸または酸クロリド類(例えば、POCl、SOCl、COCl)が挙げられる。
反応は、好ましくは、60から140℃または溶媒の沸点で、1から48時間の反応時間実施されるが、反応時間が短いとベンゾオキサジンの形成に有利であり、反応時間が長いとピラゾリルアルケニルアニリド類の形成に有利である。オルソエステル類は、例えば、当モル量、添加されるが、一方、酸類は0.1から20重量%、好ましくは1から10重量%の触媒量が添加されてもよい。
本発明の調製方法の第4工程は、触媒の存在下で実施される。適切な触媒としては、水素化反応に通常使用されている全ての触媒が挙げられる。例示としては、ラネーニッケル、パラジウム、水酸化パラジウム、ロジウムまたは白金などの、適切な場合には担体、例えば活性炭などに担持されたものが挙げられる。
本発明の調製方法の第4工程を実施するために適した希釈剤としては、全ての不活性有機溶媒が挙げられる。これらの好ましい溶媒としては、脂肪族、脂環族または芳香族の炭化水素、例えば石油エーテル、ヘキサン、ヘプタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレンまたはデカリンなど;エーテル類、例えばジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、メチルt−ブチルエーテル、メチルt−アミルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフラン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンまたはアニソールなど;またはアルコール類、例えばメタノール、エタノール、n−もしくはi−プロパノール、n−、i−、sec−もしくはtert−ブタノール、エタンジオール、プロパン−1,2−ジオール、エトキシエタノール、メトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテルまたはジエチレングリコールモノエチルエーテルなど;また触媒量の酸類、例えば酢酸、塩酸、臭化水素酸、硫酸、過塩素酸、トリフルオロ酢酸など;エステル類、例えば酢酸メチル、酢酸イソプロピル、酢酸エチルなどが挙げられる。
本発明の調製方法は、一般に、少しの加圧下に実施される。しかしながら、使用する触媒および温度に依存して、加圧下または減圧下で、一般的には0.1バールから50バールの間、好ましくは1バールから10バールの間で実施することもまた可能である。
反応温度は、0から150℃の間、好ましくは20から100℃の間の範囲である。
反応時間は、決定的ではないがバッチサイズに依存して、1時間から40時間の比較的に広い範囲、好ましくは6時間から24時間の範囲から選択することができる。
本発明の調製方法によって調製される式(I)のアルキルアニリド類は、殺菌剤として有用である(参照:WO03/010149)。
式(I)のアルキルアニリド類の本発明の調製方法は、下記実施例中に記載されるが、これらは前記した記載をさらに説明するものである。しかしながら、これらの実施例は限定するものとして解釈されるべきではない。
工程1:N−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
酸クロリドから
Figure 0005173443
0℃で攪拌しながら、1,3−ジメチル−5−フルオロ−4−ピラゾールカルボニルクロリド(58.79g、333.3mmol)の170mlのトルエン溶液を、2−アミノアセトフェノン(45g、333.3mmol)のトルエン溶液(570ml)に滴下して加える。溶液は濁り、その後室温まで加温する。次いで、7時間煮沸還流するとHClガスが泡と共に発生する。混合物を冷却し、12時間後析出した結晶を吸引濾過する。次に、結晶を300mlの重炭酸ナトリウム溶液中で激しく攪拌し、吸引濾過し、水洗する。乾燥して、目的とする化合物N−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの82.6g(理論値の90%)を得る。
酸フルオリドから
2−アミノアセトフェノン(405mg、3mmol)および1,3−ジメチル−5−フルオロ−4−ピラゾールカルボニルフルオリド(501mg、3mmol)のトルエン(7ml)溶液を、20時間沸騰させ、16時間後にピラゾール酸フルオリドの量のさらに11%を添加する。遊離したフッ化水素は、水酸化ナトリウムの希釈水溶液を通過させる。混合物を冷却し、析出した結晶を、12時間後、吸引濾過する。次に、結晶をトルエンで洗浄する。乾燥後、目的とする化合物N−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの598mg(理論値の65%)を89%(GC)の純度で得る。
工程2:5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
Figure 0005173443
アルゴン下、−10℃で攪拌しながら、N−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(固体として10g、36.3mmol)およびイソブチルマグネシウムクロリド(THF中2M溶液、41.7ml;83.55mmol)を、同時に、および連続的に400mlのトルエンに150分間をかけて添加する。混合物を室温にまで加温し、200mlのアンモニウムクロリド溶液を加え、混合物を各100mlの酢酸エチルで3回抽出し、有機層は硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、減圧濃縮する。これにより、5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(14.2g、純度(GC/MC)72.8%;理論値の85%)を得る。これは14%の出発原料を依然として含有している。
工程3:2−(5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−イソブチル−4−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジン
Figure 0005173443
工程2からの前記生成物を150mlのトルエン中で0.2gのp−トルエンスルホン酸と共に水分離器上で2時間煮沸させる。混合物を重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、有機相を減圧濃縮する。ヘプタンと共に攪拌しながら、前工程から依然として存在しているN−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを沈澱させ、濾過して除く。クロマトグラフィにより7.2g(純度85.1%;理論値の63%)の2−(5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−イソブチル−4−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジンを得る。
トリメチルオルトホルメートを用いる変法
Figure 0005173443
14g(80%純度、33.6mmol)の5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドおよび4.28g(40.3mmol)のオルトギ酸トリメチルを420mlのトルエンに溶解し、濃硫酸5滴を添加する。溶液を1時間煮沸し、硫酸ナトリウムで処理し、濾過し、濾液を減圧濃縮する。残渣を300mlのヘプタンで処理する。これにより、出発原料に依然として存在するN−(2−アセチルフェニル)−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドが析出する。濾液はロータリーエバポレータを使用して濃縮し、10.7gの黄色油を得る。GC/MS試験で、以下の組成:24%のA、25%のB、29%のCおよび7%のメタノール付加物を示す。
長時間反応の変法
Figure 0005173443
5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(70g、純度99%、208mmol)を、1.4Lのトルエン中でp−トルエンスルホン酸(2g)と共に、水分離器上で40時間、煮沸する。混合物を50mlの重炭酸ナトリウム水溶液で洗浄し、有機相を減圧濃縮する。これにより、64.3gの油が得られ、これはGC/MSによれば、18%の5−フルオロ−1,3−ジメチル−N−[2−(3−メチル−1−メチレンブチル)フェニル]−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドおよびそれぞれ18%および58%のN−{2−[(1ZおよびE)−1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド、
N−{2−[1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド:H−NMR(400MHz;CDCl):δ=1.05(d,6H,2CH3),1.95(s,3H,CH3);3.72(s,3H,CH3),5.32(d,1H,C=C−H),7.05(m,2H),7.25(m,1H);7.76(s,1H,NH),8.31(d,1H)から成る。
工程4:N−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
Figure 0005173443
ベンゾオキサジンの水素化
30mlの氷酢酸中、1gの2−(5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−イル)−4−イソブチル−4−メチル−4H−3,1−ベンゾオキサジンを、250mgのPd/C(水中50%)を使用し、オートクレーブ中、室温、2バールの水素圧で、5時間水素化する。混合物はセライトを使い吸引濾過し、濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄し、濾液を減圧濃縮する。このようにして得られる残渣を酢酸エチルに取上げ、水洗し、乾燥し、ロータリーエバポレータで濃縮する。次いで、残渣をヘプタンに取上げ、再び減圧濃縮し、得られる透明な油を減圧乾燥する。この油は結晶し始める(1.05g)。
GC/MS:82.6%のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド。
ベンゾオキサジンおよびピラゾリルアルケニルアニリドの混合物の水素化
室温および20バールの水素圧で、24%のA、25%のBおよび29%のCの混合物10gを、350mgの10%Pd/Cを使用して150mlの氷酢酸中で5分間、予備水素化する。この混合物を、また20バールで5分間予備水素化された1.38gのPd/C(10%)の懸濁液に加える。次いで、合わせた混合物を室温、水素圧5バールで5時間水素化する。混合物はセライトを用いて吸引濾過し、濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄し、濾液を減圧濃縮する。このようにして得られる残渣を酢酸エチルに取り上げ、飽和重炭酸溶液で洗浄し、乾燥して、ロータリーエバポレータで濃縮する。これにより、結晶性の油(9.39g)を得る。
GC/MS:75.6%のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
N−{2−[(1ZおよびE)−1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの水素化
1g(82%純度、2.6mmol)のN−{2−[(1ZおよびE)−1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを30mlのメタノールに溶解し、100mgの10%Pd/Cを添加する。混合物をオートクレーブ中、50バールの水素圧、40℃で19時間水素化する。触媒はセライトを用いて濾過して除き、溶液を減圧濃縮する。これにより、結晶性の油(0.9g)を得る。
含量(GC−MS):88.9%(理論値の97%)のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
N−{2−[(1ZおよびE)−1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの水素化
12g(92.2%純度、35mmol)のN−{2−[(1ZおよびE)−1,3−ジメチルブテ−1−エン−1−イル]フェニル}−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド(異性体比18:65;8%のエキソ化合物を含む)を、600mgの10%Pd/Cと共に120mlのメタノールに溶解し、5mlの濃硫酸および5mlの水の混合物2.3g(15.2mmolの酸を含む)を添加し、混合物を5バールの水素圧、21℃で24時間水素化する。触媒はセライトを用いて吸引濾過して除き、濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄する。濾液を濃縮し、残渣を酢酸エチルに取り上げ、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、有機相を分離し、濃縮する。これにより、11.1gのベージュ色の結晶を得る。
含量(GC/MS):93.9%(理論値の93.6%)のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの水素化
5mlの濃硫酸と5mlの水との混合物0.6gを、40mlのテトラヒドロフランに添加する。2g(99%純度、5.95mmol)の5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドおよび炭素に担持された50mgの水酸化パラジウム(パラジウム含量20%)を添加し、混合物を5バールの水素圧、90℃で総じて16時間、水素化する。触媒はセライトを用いて吸引濾過して除き、濾過ケーキを酢酸エチルで洗浄する。濾液を濃縮し、残渣を酢酸エチルに取り上げ、飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、有機相を分離し、濃縮する。これにより、1.8gの白色結晶を得る。
含量(GCMS):98.2%(理論値の93.6%)のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド
5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの水素化
40g(99.2%純度、119mmol)の5−フルオロ−N−[2−(1−ヒドロキシ−1,3−ジメチルブチル)フェニル]−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドを400mlの2−メチルテトラヒドロフラン中、3.63gの64%強度(w/w)の硫酸および1gの10%Pd/Cを使用し、5バールの水素圧、80℃で16時間、水素化する。
混合物はセライトを用いて吸引濾過し、濾過ケーキを100mlの2−メチルテトラヒドロフランで洗浄し、濾液を20mlの飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄し、有機相を減圧濃縮する。残渣を30mlのトルエンに60℃で溶解し、攪拌しながら0℃に冷却し、吸引濾過し、20mlの氷冷トルエンで洗浄する。これにより、33.2g(理論値の87%)のベージュ色のN−[2−(1,3−ジメチルブチル)フェニル]−5−フルオロ−1,3−ジメチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミドの結晶を得る。融点111から113℃、純度98.8%(標準物質に対するGC)。

Claims (1)

  1. 式(VII−a):
    Figure 0005173443
    [式中、
    は、水素またはフッ素を表し、
    は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から9個のフッ素原子、塩素原子および/または臭素原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    Aは、式(A1):
    Figure 0005173443
    (式中、
    は、水素、シアノ、ハロゲン、ニトロ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、C−C−シクロアルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシもしくはC−C−ハロアルキルチオ、アミノカルボニルまたはアミノカルボニル−C−C−アルキルを表し、
    は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシまたはC−C−アルキルチオを表し、
    は、水素、C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルケニル、C−C−シクロアルキル、C−C−アルキルチオ−C−C−アルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオ−C−C−アルキル、C−C−ハロアルコキシ−C−C−アルキル、またはフェニルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A2):
    Figure 0005173443
    (式中、
    およびRは、互いに独立して、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    は、ハロゲン、シアノまたはC−C−アルキル、またはそれぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキルもしくはC−C−ハロアルコキシを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A3):
    Figure 0005173443
    (式中、
    およびR10は、互いに独立して、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    11は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A4):
    Figure 0005173443
    (式中、
    12は、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシまたはC−C−ハロアルキルチオを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A5):
    Figure 0005173443
    (式中、
    13は、ハロゲン、ヒドロキシル、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオまたはC−C−ハロアルコキシを表し、
    14は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルコキシ、C−C−アルキルスルフィニルまたはC−C−アルキルスルホニルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A6):
    Figure 0005173443
    (式中、
    15は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    16は、C−C−アルキルを表し、
    は、S(硫黄)、O(酸素)、SO、SOまたはCHを表し、
    pは、0、1または2を表し、pが2を表す場合は、R16は、同一または異なる基を表す)の基を表し、または
    Aは、式(A7):
    Figure 0005173443
    (式中、
    17は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A8):
    Figure 0005173443
    (式中、
    18は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A9):
    Figure 0005173443
    (式中、
    19およびR20は、互いに独立して、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    21は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A10):
    Figure 0005173443
    (式中、
    22およびR23は、互いに独立して、水素、ハロゲン、アミノ、ニトロ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    24は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A11):
    Figure 0005173443
    (式中、
    25は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    26は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A12):
    Figure 0005173443
    (式中、
    27は、水素、ハロゲン、アミノ、C−C−アルキルアミノ、ジ(C−C−アルキル)アミノ、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    28は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A13):
    Figure 0005173443
    (式中、
    29は、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A14):
    Figure 0005173443
    (式中、
    30は、水素またはC−C−アルキルを表し、
    31は、ハロゲンまたはC−C−アルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A15):
    Figure 0005173443
    (式中、
    32は、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A16):
    Figure 0005173443
    (式中、
    33は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A17):
    Figure 0005173443
    (式中、
    34は、ハロゲン、ヒドロキシル、C−C−アルキル、C−C−アルコキシ、C−C−アルキルチオ、それぞれ1から5個のハロゲン原子を有する、C−C−ハロアルキル、C−C−ハロアルキルチオまたはC−C−ハロアルコキシを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A18):
    Figure 0005173443
    (式中、
    35は、水素、シアノ、C−C−アルキル、1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキル、C−C−アルコキシ−C−C−アルキル、ヒドロキシ−C−C−アルキル、C−C−アルキルスルホニル、ジ(C−C−アルキル)アミノスルホニル、C−C−アルキルカルボニルまたは、それぞれ場合により置換されていてもよいフェニルスルホニルまたはベンゾイルを表し、
    36は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    37は、水素、ハロゲン、シアノ、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表し、
    38は、水素、ハロゲン、C−C−アルキルまたは1から5個のハロゲン原子を有するC−C−ハロアルキルを表す)の基を表し、または
    Aは、式(A19):
    Figure 0005173443
    (式中、R39は、C−C−アルキルを表す)の基を表す]
    のベンゾオキサジン類。
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