JP2016516501A - 改善された洗浄機および洗浄法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、基材の処理に使用する装置および方法を提供し、この装置は中に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器(2)を有する第一の上部チャンバ、該円筒状の保持器(2)の下に位置する第二の下部チャンバを有する筐体手段(1)、少なくとも一つの再循環手段、出し入れ手段、ポンプ手段、および複数の送達手段を含みこれにより本装置および方法は汚損織物の洗浄に特定の応用を見い出す。【選択図】図1

Description

発明の分野
本発明は基材(substrate)、具体的には紡織繊維および織物を、固体粒子材(solid particulate material)を使用して処理する装置に関する。より詳細には本発明は、該粒子材と基材との間の機械的相互作用を至適化するように適合したシステムで、そのような固体粒子材の使用を提供し、そして処理中の該粒子材の再循環、および処理の完了後にそれらを続く操作で再使用し易くする、該基材からの容易な除去を促進する装置に関する。また本発明は、基材を処理するための該装置の使用法に関する。
発明の背景
水性洗浄法(aqueous cleaning process)は、家庭用および工業用の両方で紡織繊維の洗濯(washing)の中核である。所望するレベルの洗浄が達成されると仮定して、そのような方法の効果は通常、エネルギー、水および洗浄剤(detergent)の消費レベルにより特徴付けられる。一般に、これら3つの成分に関する要件が低いほど、より効率的な洗濯法であるとみなされる。また水および洗浄剤の消費が減少すれば、極めてコストがかかり、しかも環境にも有害な水性流出物の処分の必要性が最少になるので、下流における影響も重要である。
そのような洗濯工程には、家庭用の洗濯機またはそれらの工業用均等物(通常、ワッシャーエキストラクター:washer extractorと言う)が関与してもしなくても、布地の浸水、続いて汚れの懸濁、水性汚損の除去、そして水によるすすぎが関与する。一般に、使用するエネルギー(または温度)レベル、水および洗浄剤が多いほど、洗浄は良好となる。しかし重要な問題は、(洗濯水を加熱するための)エネルギーの必要量を設定する水の消費量、および(所望の洗浄剤濃度を達成するための)洗浄剤用量に関係する。加えて、水の使用レベルは布地に及ぼす工程の機械的作用を定め、これも別の重要な性能パラメーターであり、これは染み込んだ汚れの放出に重要な役割を果たす洗濯中の生地表面の攪拌である。水性法では、そのような機械的作用が特定の洗濯機のドラム設計と組み合わせた水の使用レベルにより提供される。一般的意味で、ドラム中の水のレベルが高いほど、機械的作用が良くなることが分かる。したがって全体的な方法の効力を改善することに対する要望(すなわちエネルギー、水および洗浄剤の消費量の低減)と、洗浄における効率的機械的作用の必要性によりつくられる二分法が存在する。家庭での洗濯には実際にそのような高レベルの使用に付随する明白なコスト面での不利に加えて、特にそのような高いレベルでの水の使用を防ぐように特別に設計された洗濯性能の標準が定められている。
現在、効率的な家庭用洗濯機では、エネルギー、水および洗浄剤の消費を最少にするために重要な進歩が遂げられた。EU指令92/75/CEEは、‘A’評価を得るためには効率的な家庭用洗濯機は一般に<0.19kWh/kg(洗濯量)を消費するように、洗濯機のエネルギー消費量をkWh/サイクル(綿で60℃の設定)で定める標準を設定している。水の消費量も考慮される場合、‘A’評価の機械は<9.7リットル/kg(洗濯量)を使用する。
しかしEUで最新のシステム(2011年12月20日から導入された委員会委任規制1061/2010から生じる)では、家庭用洗濯機に関する新たな評価システムに変わったことが分かった。これは年間のエネルギーおよび水の消費量を考慮し、そして週で設
定する定めた洗濯サイクルに基づきエネルギー効率指数(EEI)を誘導する(全負荷で3オフ、60℃;半負荷で2オフ、60℃;そして半負荷で2オフ、40℃)。そのような洗濯の総エネルギー消費(それに‘オフモード’および‘放置’(left on)モード’の電力消費に関する加重値を加える)は、毎日の数字に平均化される(7で割ることにより)。得られた数値に220(想定される年間の平均洗濯回数)を掛けて、KWhで年間のエネルギー消費(AEc)を算出する。次いでEEIは、AEcを標準年間エネルギー消費量(SAEc=[47 x c]+ 51.7)(ここでcはその機械に関する洗濯量の容量)で割ることにより算出される。EEI値<46ならばA+++のエネルギー評価となる。同じ取り組みが水の消費についても取られ、AWcに到達する(同じ設定の1週間の洗濯サイクルについての水の消費量を出し、毎日の消費量に平均化し、そして年間の量を算出する)。しかしこの値は、リットル/年間で年間の消費量を表示するだけである。
次に洗浄剤の用量は製造元によりすすめられるが、ここでも家庭用の市場では濃縮液体配合物について、軟水および中程度の硬水中(soft and medium hardness water)で4〜6kgの洗濯量に35ml(または37g)という数字から、6〜8kgの洗濯量に52ml(または55g)(すなわち硬水中または大変汚れたもの)に増加されるのが一般的である(例えば、Persil(登録商標) Small & MightyについてUnileverの包装の用量使用説明書を参照にされたい)。したがって軟水/中程度の硬水中で4〜6kgの洗濯量については、これは7.4〜9.2g/kgの洗浄剤用量に等しく、一方、6〜8kgの洗濯量については(すなわち硬水または大変汚れたもの)、この範囲は6.9〜9.2g/kgとなる。
しかし工業的洗濯法(ワッシャーエキストラクター)でのエネルギー、水および界面活性剤の消費量はかなり異なり、そして3つ全ての資源の使用が拘束されることは少ない。それというのも、もちろんサイクル時間を減らす主要な因子が家庭での状況よりも考慮されるからである。典型的な工業用のワッシャーエキストラクター(見積もりで25kgおよび25kg超の洗濯量)について、エネルギー消費量>0.30kWh/kg、水の使用量は〜20リットル/kg、そして洗浄剤は家庭用の洗濯より一層、大用量である。使用する洗浄剤の正確なレベルは、汚れの量に依存するが、18〜70g/kgの範囲が代表的である。
このように上記の考察から、効率的な布地の洗濯法に最高の標準を設定する家庭用セクターの性能レベルは、エネルギー消費<0.19kWh/kgまたはEEI<46、水の使用量<9.7リットル/kg、および約8.0g/kg(8.5ml/kg)の洗浄剤の用量とすることができる。しかしすでに述べたように、純粋に水性の方法で水(そして、したがってエネルギーおよび洗浄剤)レベルを下げることは、布地を完全に濡らすための最少要件、除去した汚れを水性の液体中に懸濁するために十分過剰な水を提供する必要性、そして最後に布地をすすぐ必要から益々困難になりつつある。
次に洗濯水の加熱はエネルギーの主な使用であり、そして洗濯性能を改善するためにはしばしば最少レベルの洗浄剤が必要となる。使用する水のレベルを上げずに機械的作用を改善するための手段が使用できれば、水性の洗浄法は有意により効果的になるだろう(すなわちさらにエネルギー、水および洗浄剤の消費の減少をもたらす)。物理的な力により達成される汚損の除去レベルが高いほど、洗浄剤化学の必要性は低くなるので、機械的作用自体が洗浄剤のレベルに直接的効果を有することに留意されたい。しかし純粋に水性の洗浄法で機械的作用を上げることには付随する特定の欠点がある。そのような方法では布地にしわが容易に生じ、そしてこれは各しわに機械的作用からのストレスが集まるように作用し、局所的な布地の傷みを生じる。そのような布地の傷みの防止(すなわち布地の保護:fabric care)は、家庭の消費者および工業用使用者の主な関心事である
水性の洗濯法に付随するこれらの課題に照らして、本発明者は、従来技術の方法に示される欠点の克服を可能とする、この問題に対する新規取り組みを以前に考案した。提供する方法は、大容量の水の使用に関する要件を除くが、それでも尚、洗浄および染みの除去に効率的手段を提供する可能性があると同時に、経済的および環境的利点ももたらすことができる。
かくして、特許文献1では、汚損基材を洗浄するための方法および配合物を開示し、この方法は濡らした基材を、複数のポリマー粒子を含んでなる配合物で処理することを含んでなり、ここで配合物は有機溶媒を含まない。好ましくは基材を、基材 対 水の比が1:0.1から1:5の間の重量/重量比となるように濡らし、そして場合により配合物はさらに少なくとも1つの洗浄材を含んでなり、これは多くは表面活性剤を含んでなり、最も好ましくは洗浄剤の性質を有する。好適な態様では、基材は紡織繊維を含んでなり、そしてポリマー粒子は例えばポリアミド、ポリエステル、ポリアルケン、ポリウレタン、またはそれらのコポリマーの粒子を含んでなるが、最も好ましくはナイロンビーズの状態である。
しかしこの粒子に基づく洗浄法の使用は、洗浄操作の終わりに洗浄した基材から洗浄粒子が効率的に分離される要件を示し、そしてこの問題は特許文献2で最初に取り上げられ、それは独立して回転することができる2つの内部ドラムの使用を必要とする新規設計の洗濯機を提供し、そして工業用および家庭用の両方の洗濯法に応用を見出す。
特許文献3では洗浄操作の終わりに洗浄した基材から洗浄粒子の効率的分離を促進し、そして穿孔ドラム、およびドラム内部からの流体および固体粒子材の出入りを防ぐように適合された取り外し可能なドラム外板(outer drum skin)を含むさらなる装置が提供され、この洗浄法は、洗濯サイクル中に外板のドラムへの連結を必要とし、その後に板(skin)が洗浄粒子を除去するために分離サイクルの操作前に取り除かれ、その後、洗浄された基材がドラムから取り出される。
特許文献3の装置のさらなる開発で、洗浄工程中に洗浄粒子の連続的循環を提供する方法および装置が特許文献4に開示され、そしてこれにより外板を提供する必要性が無くなる。
特許文献5では、ポリマー粒子に基づく洗浄法、および該洗浄粒子の洗浄した基材からの分離の双方が、ポリマー粒子の寸法、形および密度、ならびにプロセスパラメーターを慎重に制御することによりさらに改善される。元の少ない水の消費量を維持しながら、驚くべき低温(すなわち低エネルギー)、および低減したレベルの追加の界面活性剤で優れた洗浄性能を促進する洗浄法が達成される。
特許文献5の洗浄法のさらなる開発では、以前に検討したエネルギー消費、水の使用量および洗浄剤用量の節約に関する目標に合致すると同時に、粒子の布地に対する機械的作用の均一性を上げることにより、洗濯した基材における局所的な布地の傷みを下げることを助長する方法も開発された。そこで特許文献6では、非ポリマー洗浄粒子の使用を可能とする汚損した基材の洗浄法が開示され、そしてこの方法は基材を非ポリマー洗浄粒子、および穿孔側壁を含むドラムを備えた装置内の洗濯水で処理することを含んでなる。このように特定の非ポリマー粒子の使用は、洗濯工程で機械的作用を強化することができるので、最も特別にはポリマー粒子と組み合わせて、全体的な洗浄性能に驚くべき利点を達成することが確立された。
前記の先行文献に開示された装置および方法は、洗浄および染みの除去の効率的手段を極めて成功裡に提供し、これはまたかなりの経済的および環境的利点ももたらす。
上述の進歩と言う観点でも、さらに改善の必要性が存在する。本発明は以下の1もしくは複数の問題の少なくとも一部を解決しようとするものである。それらには(i)洗浄中の保持器中に必要な固体粒子材の量の維持、(ii)洗浄工程後の固体粒子材の効率的分離、(iii)洗浄性能の維持または改善、(iv)布地の保護の維持または改善、(v)1kgの乾燥基材あたりの洗浄効率の維持または改善、および(vi)より簡便かつ経済的な洗浄機および方法を含む。実施態様では、本発明は工業用そして特に家庭用の洗浄の両方の要求に適する装置を使用して、これらの問題を少なくとも一部解決する。このような装置(例えば洗濯機)は、一般にドラムの内側から流体の進入(ingress)または排出(egress)を可能にするように適合した穿孔ドラムを備えることができるが、ここで穿孔の寸法はそれを通る固体粒子材の進入および排出を防ぐようなサイズである。その結果、本発明は回転可能に取り付けられた円筒状の保持器、および中の固体粒子洗浄材を収集し、そして再循環する手段を備えた装置、および洗浄法を提供し、ここで洗濯サイクル中に固体粒子洗浄材が洗濯物に放出され、そしてその後に洗濯サイクル中に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器(cage)内で収集され、そして再循環され、そしてその後、洗浄工程の完了時に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器から収集され、そして取り出される。
また本発明は、洗浄工程中に洗浄粒子(固体粒子材)の連続的循環、そして洗浄操作の完了時にそれらの収集を可能にする洗浄法を提供する。
本発明の装置および方法は、操作中のビーズ(固体粒子材)再循環の改善された制御を可能とし、そしてより大きい穿孔を有するドラムと比較した時、布地の保護と言う意味で家庭用の洗濯機では追加の利点を提供すると考えられている従来技術で一般的な装置より小さい直径の穿孔を有する回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の使用を促進する。
国際公開第2007/128962号パンフレット 国際公開第A−2010/094959号パンフレット 国際公開第A−2011/064581号パンフレット 国際公開第A−2011/098815号パンフレット 国際公開第A−2012/056252号パンフレット 国際公開第A−2012/095677号パンフレット
発明の要約
このように本発明の第一の態様に従い、固体粒子材を使用して基材の処理に使用する装置が提供され、該装置は
(a)(i)中に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器(cage)を有する第一の上部チャンバ、および
(ii)該円筒状の保持器の下に位置する第二の下部チャンバ
を有する筐体手段;
(b)少なくとも一つの再循環手段;
(c)出し入れ(access)手段;
(d)ポンプ手段;および
(e)複数の送達手段を備え、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は、該固体粒子材を収集し、そして該粒子材を該少なくとも一つの再循環手段に転送し易くするよう
に適合した収集(collecting)および転送(transferring)手段をさらに備えている。
本発明の典型的な態様では、該固体粒子材は固体粒子洗浄材を含んでなる。
本発明の特定の態様では、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は穿孔した側壁を含むドラムを備え、ここで該穿孔は直径3.0mm未満の穴を含む。すなわち該穿孔は、流体および穴より小さい直径の細かい粒子材の進入および排出を可能にするが、該固体粒子材の排出を防ぐように適合している。
本発明の別の態様では、操作ではドラム内部からいかなる物質の進入および排出も、該収集および転送手段を介してのみ可能となるように、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は穿孔を含まない中実側壁(solid side wall)を備えたドラムを備えている。
典型的に上記の収集および転送手段が、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器から流体および固体粒子材の進入を促進する第一流路、および該再循環手段への該流体および固体粒子材の転送を促進する第二流路を備えた少なくとも一つの入れ物(receptacle)を備えている。
本発明の特定の態様では、該収集および転送手段が1もしくは複数の区画を備えている。
本発明の特定の態様では、該区画(1もしくは複数)を、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の少なくとも一つの内面に配置できる。
本発明の態様では、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内周面に一般に等距離間隔で配置される複数の区画を想定する。
本発明の別の態様では、該複数の区画は該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内側末端面に配置されることができる。
操作では、該固体粒子材が、第一流路を介して収集および転送手段に入り、そして第二流路を介して再循環手段へ転送される。典型的に該第一流路は、流体および固体粒子材を該収集および転送手段の収集区画へ進入できるようにする第一孔(aperture)を備え、そして該第二流路は、該流体および固体粒子材を該少なくとも一つの再循環手段の該貯蔵所へ転送できるようにする第二孔を備えている。
該第二孔は、典型的に該回転可能に取り付けられた円筒状のドラムの側壁に少なくとも一つの開口部(orifice)を備え、該少なくとも一つの開口部は、該固体粒子材の該再循環手段への転送を可能にする直径を有する。該第二孔は場合により、該収集および転送手段の収集区画から貯蔵手段への固体粒子材の流れを制御するように適合した調節手段をさらに備えている。該調節手段は、該固体粒子材を該貯蔵手段へ放出するように適合した開閉式ドアまたはフラップの状態で都合よく提供されることができる。
特定の態様では、該収集および転送手段は、流体および固体粒子材の進入が該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転方向により制御され得るように適合されている。このように、該収集および転送手段が、流体および固体粒子材の進入および該流体および固体粒子材の該再循環手段への転送を促進する流路を含む少なくとも一つの区画を備える本発明の態様では、該進入は該回転の方向に依存し、引き続く該固体粒子材の該再循環手
段への転送は、場合により該調節手段により制御される。
また本発明は、該収集および転送手段が従来技術の装置に追加導入されることも想定する。
該出し入れ手段は、典型的に外槽(casing)に取り付けられた蝶番のドアを具備し、これは円筒状の保持器の内側に出し入れできるようにするために開けることができ、そして実質的に密閉された系を提供するために閉鎖することができる。好ましくはドアは窓を含む。場合により該ドアは、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に材料の添加を促進する少なくとも1つの添加口(addition port)も含む。
該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は、該筐体手段内に垂直に取り付けることができるが、より一般的には該筐体手段に水平に取り付けられる。その結果、本発明の典型的な態様では、該出し入れ手段は装置の前面に位置し、前から入れる機能を提供する。回転可能に取り付けられた円筒状の保持器が筐体手段に垂直に取り付けられる場合、出し入れ手段は装置の上部に位置し、上から入れる機能を提供する。しかし本発明のさらなる記載の目的には、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器が該筐体手段内で水平に取り付けられることも想定している。
該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転は、一般には電気モーターの形態の電気的駆動手段を含む駆動手段の使用により行われる。該駆動手段の操作は、操作者によりプログラムされ得る制御手段により行われる。
該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は、最もよく市販されている洗濯機および回転式乾燥機に見出されるサイズであり、そして10〜7000リットルの範囲の容量を有することができる。本発明の特定の態様は、一般的容量が30〜120リットルの範囲となる家庭用洗濯機に関する。しかし本発明の他の態様は、工業用ワッシャーエキストラクターに関し、ここで容量はだいたい120〜7000リットルの範囲が可能となるだろう。汚損基材の洗浄の文脈では、この範囲で一般的なサイズは、50kgの洗濯量に適するものであり、ここでドラムは450〜650リットルの容量を有し、そしてそのような場合、該保持器は一般に75〜120cm、典型的には90〜110cmの範囲の直径、および40から100cmの間、典型的には60から90cmの間の長さを持つ円筒を含む。一般に保持器は洗浄される1kgの洗濯量あたり10リットルの容量を有することになる。
本発明の典型的な態様では、該装置は汚損基材と、固体粒子材を含んでなる洗浄媒体とを一緒に操作するために設計され、最も好ましくは固体粒子材は多数のポリマー粒子またはポリマー粒子と非ポリマー粒子との混合物の状態である。これらの粒子は、効果的な洗浄を促進するために効果的に(ドラム自体の中を)循環することが要求され、故に装置は任意にこの目的の循環手段を含むことが好ましい。すなわち該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の円筒状側壁の内面には、典型的には該内面に本質的に垂直に固定されている複数の間隔が空いた細長い突起の形態の循環手段を含む。典型的に該装置は3〜10、最も好ましくは4個の該突起を含み、これらは通常、リフタと呼ばれている。操作では、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内容物の攪拌が、該保持器の回転に対するリフタの作用により提供される。
本発明の特定の態様は、これまでに定義した装置を想定し、ここでは該収集および転送手段が該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内周面に等距離間隔で配置された複数の区画を備えている。この態様では、該複数の区画は、これにより複数のリフタとしてさらに機能する。
すなわち該態様では、該リフタは該固体粒子材を集め、そして固体粒子材の該リフタ/収集/転送手段間、および該少なくとも一つの再循環手段への制御された転送を促進するように適合されている。最も典型的には、該装置は該リフタと本質的に等しい長さで、そして区画から該リフタ内の孔を通って該保持器の内側への第一流路を提供するように適合された収集区画を備えている。つまり操作では、該保持器の所定方向の回転で、該保持器の内面に存在する粒子材は孔を通ってリフタに入り、そして第一流路を介して中に収容されている区画に運ばれ、該ドラムの回転方向が逆になると、固体粒子材の区画への導入(entry)は起こらず、または起こっても少ない。典型的に該第一流路は、固体粒子材の該取込み区画への進入を可能にする第一孔を備え、そして該第二流路は、該固体粒子材の該少なくとも一つの再循環手段への転送を可能にする第二孔を備えている。孔の寸法は、固体粒子材の効率的な進入およびその転送が可能になるように、その寸法に即して選択される。
該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は、該筐体手段の第一の上部チャンバ内に配置され、そして該第一の上部チャンバの下に該洗浄媒体の収集チャンバとして機能する第二の下部チャンバが配置され、これは典型的に該収集および転送手段から転送された該固体粒子材の貯蔵所(repository)を備え、ここから該固体粒子材が該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に再循環される。典型的には該下部チャンバは排水だめ(sump)を含み、これは典型的には拡大された排水だめである。
該筐体手段は標準的な配管形体(plumbing feature)と連結され、これにより多数の送達手段に加えて少なくとも一つの再循環手段を提供し、それによって少なくとも水および場合により表面活性剤のような洗剤を装置に導入することができる。該装置はさらに該筐体手段内に空気を循環させる手段、および中の温度および湿度を調整する手段を含むことができる。該手段は典型的に例えば再循環するファン、エアーヒーター、水アトマイザーおよび/または蒸気発生器を含むことができる。さらにとりわけ装置内の温度および湿度レベルを測定し、そしてこの情報を制御手段に連絡するための感知手段も提供され得る。
このように該装置は少なくとも1つの再循環手段を含んでなり、これにより洗浄操作に再使用するために、該収集および転送手段から該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器への該固体粒子材の再循環を促進する。典型的に該第一の再循環手段が、該第二の下部チャンバと該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器とをつなぐダクトを含む。さらに典型的には、該ダクトが、該固体粒子材を水から分離するための分離手段、および該固体粒子材の該円筒状の保持器への導入を制御するように適合されている制御手段を含む。本発明の態様では、該分離手段が該円筒状の保持器の上の受容容器に配置された金網のようなフィルター材料を備え、そして該制御手段は供給手段に配置されたバルブを、好ましくは該受容容器に付けられ、そして円筒状の保持器の内部に連結された供給管の状態で含む。
上記態様では、該固体粒子材の該下部チャンバから該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器への再循環は、該第一の再循環手段内に含まれるポンプ手段の使用により達成され、ここで該ポンプ手段は、該固体粒子材を該分離手段および該制御手段に送達するように適合され、そして該制御手段は該固体粒子材の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器への再導入を制御するように適合されている。
任意に該装置はさらに第二の再循環手段を含み、該分離手段により分離された水が該下部チャンバに戻れるようにし、これにより該水を環境的に有利な様式で再利用し易くする。
任意に該下部チャンバは、内容物を好適な操作温度に上げることができる加熱手段に加えて追加のポンプ手段を含み、それらの内容物の循環および混合を促進する。
任意に該装置は、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に隣接して配置され、そしてその上に取り付けられた多数の送達手段を含む固定部材を備え、ここで該送達手段の多さは、物質を該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に送達し易くするように適合している。
本発明の態様では、該送達手段は典型的にはスプレーヘッドの状態のスプレー手段を備えることができ、これは該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器へ送達された物質のより良い分布を促進する。
操作では、該収集および転送手段が該リフタに備えられている装置中の汚損基材の典型的な洗浄サイクル中に、汚損衣類は最初に該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に入れられる。次いで必要量の水が任意に必要とされる追加の洗剤と一緒に該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に加えられ、次いで固体粒子材が加えられる。場合により該材料は、筐体手段に含まれる下部チャンバ内で所望の温度まで加熱され、そして第一の再循環手段を介して円筒状の保持器に導入される。あるいは該洗剤は例えば水とプレミックスされ、そして取り出し手段に取り付けられた添加口を介するか、または該円筒状の保持器の上に位置する該分離手段を通して加えることができる。場合によりこの水は加熱され得る。追加の洗剤、その典型例は酸素系または塩素系漂白剤のいずれか、を、さらに場合により加熱した水と、洗濯サイクル中の後の段階で、同じ手段を使用して加えることができる。
保持器の回転による攪拌の過程で、流体および多量の固体粒子材は該第一流路を介して収集および転送手段に入り、そして該第二流路を介して装置の下部チャンバに位置する貯蔵所、これは第一再循環手段の第一区画を含む、に入る。その後、固体粒子材は該分離手段に移されるために該第一の再循環手段を介して再循環させることができ、そこから洗濯操作を連続するために該制御手段により制御される様式で円筒状の保持器に戻される。この固体粒子材の連続的循環法は、洗浄が完了するまで洗濯操作を通して続く。
このように、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の収集および転送手段に集められ、そして該再循環手段への転送される固体粒子材は、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の上部側に運ばれ、ここで重力により該分離手段を通って落とされ、そして制御手段の操作により、該供給手段を通って該保持器内に戻され、これにより洗浄操作が続行する。
該固体粒子材の収集は、回転を所定方向に開始する該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転により制御される。すなわち保持器の回転および重力により、固体粒子洗浄材は該リフタ/収集/転送区画に関して第一流路に沿って移動するので、該円筒状の保持器の各回転について、ある容量の固体粒子材がリフタ中の孔を介して該リフタに集められる。これらの区画に集められた後、固体粒子材は重力の影響下で該第二流路に沿って該再循環手段へ流れることができ、これにより引き続いて洗浄操作を連続するために該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に再導入される。任意に該第二流路に沿った材料の該流れは、該調節手段により制御される。
本発明の第二の態様に従い、基材を処理する方法が提供され、該方法は基材を、固体粒子材を含んでなる配合物で処理することを含んでなり、ここで該方法は本発明の第一の態様に従う装置で行われる。処理が洗浄処理である方法に関して、基材は少なくとも一つの
汚損基材を含んでなることができ、典型的な態様では少なくとも一つの汚損基材は少なくとも一つの紡織繊維を含んでなり、これは好ましくは衣類の状態である。より詳細には、本発明の態様では、該方法は汚損基材を固体粒子洗浄材を含んでなる配合物および洗濯水で洗浄することを含んでなり、ここで該方法は本発明の第一態様による装置内で行われる。
一般に該方法は:
(a)固体粒子洗浄材および水を、本発明の第一の態様による装置の第二の下部チャバに導入し;
(b)該固体粒子洗浄材および水を攪拌および加熱し;
(c)少なくとも一つの汚損基材を該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に出し入れ手段を介して入れ;
(d)実質的に密閉された系を形成するように出し入れ手段を閉め;
(e)該水および固体粒子洗浄材を、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に再循環手段を介して入れ;
(f)装置の洗濯サイクルを操作し、ここで該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を回転させ、そして流体および固体粒子洗浄材が、第一流路を介して収集および転送手段に入るようにし、第二流路に沿って該再循環手段に制御された様式で転送されるようにし;
(g)ポンプ手段を操作して新しい固体粒子洗浄材を転送し、そして使用済の固体粒子洗浄材を、該再循環手段を介して分離手段に再循環し;
(h)制御手段を操作して該新しい、および再循環の固体粒子洗浄材を、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に制御された様式で加え;そして
(i)汚損基材の洗浄を行うために必要に応じて工程(e)、(f)、(g)および(h)を続行する工程を含んでなる。
典型的に追加の洗剤が上記方法で使用される。好ましくは少なくとも一つの(追加の)洗剤が、本発明の第一態様の装置に加えられる。該追加の洗剤は、一般に水とプレミックスされ、そしてこの混合物は場合により加熱された後、該円筒状の保持器に、送達手段または該出し入れ手段上に配置された添加口を介して加えることができる。本発明の特定の態様では、該添加は該洗剤を洗濯物により良く分散させるために、スプレーヘッドのようなスプレー手段を介して行うことができる。
適切なG力の生成は、固体粒子洗浄材の作用と組み合わせて、汚損基材の適切なレベルの洗浄を達成するための重要な因子である。Gは保持器のサイズと保持器の回転速度の関数であり、そして具体的には保持器の内面で生じる求心力 対 洗濯量の静置重量(static weight)の比である。すなわち保持器の内側半径r(m)、Rでの回転(rpm)、洗濯物の質量M(kg)、および保持器の瞬間接線速度v(m/s)、そしてgを9.81m/s2
の重力による加速として取ると、
求心力=Mv2/r
洗濯物の静置重量=Mg
v=2ΠrR/60
したがってG=4Π222/3600rg=4Π2rR2/3600g=1.118x10-3rR2
よくあることだが、rがメートルではなくセンチメートルで表わされるならば、
G=1.118x10-5rR2
である。したがって800rpmで回転する半径49cmのドラムならば、G=350.6である。
本発明の特定な態様では、洗浄工程中、種々の段階で0.49〜350.6のG力を生じるために、直径98cmの円筒状ドラムを30〜800rpmの速度で回転させる。本発明の別の態様の例では、1600rpmで回転する直径48cmのドラムは、687Gを生じることができ、一方、同じ回転速度の直径60cmのドラムは859Gを生じる。
本発明の典型的な態様では、特許請求する方法がさらに固体粒子洗浄材の分離および回収を提供し、そしてこれを続く洗濯に再使用することができる。
洗濯サイクル中、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転は、好ましくはGが<1である回転速度で生じるようにして、これは直径98cmの保持器で最高42rpmの回転速度を要し、好適な回転速度は30から40rpmの間である。
典型的に洗濯サイクルの完了で、固体粒子洗浄材の、好ましくは保存手段への除去を可能にするように、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転が1未満のG力で生じるようにさせることができる。洗濯サイクルの完了で、洗浄した基材のある程度の乾燥を行うために、保持器の回転速度を最初に上げることができ、これにより10から1000の間、より特別には40から400の間のG力を生じる。典型的にはこの効果を達成するために、直径98cmの保持器で回転は最高800rpmの速度である。続いて回転速度を下げ、そして該固体粒子洗浄材の除去を可能にするために洗濯サイクルの速度に戻す。
場合により、該固体粒子材の収集操作後、該方法はさらにすすぎ操作を含んでなることができ、ここで好ましくは洗浄操作で使用した追加の洗剤を完全に除去するために、追加の水を該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に加えることができる。水は、該送達手段または該出し入れドアに取り付けられた該添加口を介して該円筒状の保持器に加えることができる。ここでも添加は、すすぎ水を洗濯物により良く分布させるため、スプレーヘッドにより行うことができる。あるいは該添加は、該装置の第二の下部チャンバに水を溢れるように充填し、するとそれが第一の上部チャンバに入り、そしてこれにより該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を部分的に水に浸し、そして該保持器に入るようにして達成することができる。洗濯サイクル中の速度と同じ速度で回転させた後、水のレベルを適切に下げることにより水を該保持器から除去し、そしてどのようなすすぎ水の添加法を採用したとしても、基材をある程度乾燥するためにその時点で保持器の回転速度を上げる。この効果を達成するために、典型的には直径98cmの保持器について、回転は最高800rpmである。続いて回転速度を下げ、そして洗濯サイクルの速度に戻し、これにより残存するいかなる固体粒子洗浄材の最終的収集も可能にする。該すすぎおよび乾燥サイクルは所望の頻度で繰り返すことができる。
場合により、該すすぎサイクルは基材の処理の目的にも使用することができ、これには再汚染防止剤、増白剤、香料、柔軟剤および澱粉のような処理剤をすすぎ水に添加することを含む。
該固体粒子洗浄材は任意に、該下部チャンバに表面活性剤のような洗剤の存在下または不存在下のきれいな水を放水することによる該チャンバでの洗浄操作に供することが好ましい。場合によりこの水は加熱することができる。あるいは固体粒子洗浄材の洗浄は、ここでも場合により加熱され得る水を使用して、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器中で別の工程として行うことができる。
一般に該少なくとも1つの基材に残る固体粒子洗浄材は、少なくとも1つの基材を振ることにより容易に取り除くことができる。しかし必要ならば、さらに残る固体粒子洗浄材は好ましくはバキュームワンド(wand)を含む吸引手段により除去することができる
本発明をこれから以下の図面を参照にしてさらに具体的に説明する。
本発明の態様による装置を示す。 本発明の装置に具備される収集および転送手段の特定の態様の操作様式を示す。 本発明の方法で使用される粒子の図式的表示である。
発明の詳細な記載
本発明の装置は、例えばプラスチック材料、革、紙、ボール紙、金属、ガラスまたは木材を含む広い範囲の基材の処理に使用することができる。しかし実際には、該装置は紡織繊維の衣類のような紡績繊維を含む基材の洗浄に使用するために主に設計されており、そして例えば綿のような天然繊維、または人工および合成の織物繊維、例えばナイロン6,6、ポリエステル、酢酸セルロースのいずれか、またはその繊維ブレンドを含んでなることができる織物繊維の効率的洗浄を特に成功裏に達成することが示された。
最も好ましくは、固体粒子洗浄材は多数のポリマー粒子またはポリマー粒子と非ポリマー粒子との混合物を含んでなる。そのような粒子は、良好な流動性および汚損基材との密な接触を可能にするような形および寸法である。円筒状、球状または立方体のような様々な粒子の形状を使用することができ、例えば環状の輪、イヌ骨の形または円形を含む適切な断面形を使用することができる。石のような自然に存在する材料を含んでなる非ポリマー粒子は、製造中に様々な異なる方法で分解する性質に依存して、様々な形を有することができる。しかし最も好ましくは、該粒子は円筒状または球状ビーズを含む。
ポリマー粒子は、発泡型または非発泡型のポリマー材料のいずれかを含んでなることができる。さらにポリマー粒子は直線状もしくは架橋されているポリマーを含んでなることができる。
ポリマー粒子は一般に、ポリエチレンおよびポリプロピレンのようなポリアルケン、ポリアミド、ポリエステルまたはポリウレタンを含んでなる。しかしより詳細には、該ポリマー粒子はポリアミドもしくはポリエステル粒子を、最も特別にはナイロン、ポリエチレンテレフタレートもしくはポリブチレンテレフタレートの粒子を、典型的にはビーズの状態で含んでなる。該ポリアミドおよびポリエステルは、水性の染み/汚損の除去に特に効果的であり、一方、ポリアルケンは油に基づく染みの除去に特に有用であることが分かる。
種々のナイロンまたはポリエステルホモ−もしくはコポリマーを使用することができ、それらには限定するわけではないが、ナイロン6、ナイロン6,6、ポリエチレンテレフタレートおよびポリブチレンテレフタレートがある。好ましくはナイロンは、一般に5000〜30000ダルトン、より一般には10000〜20000ダルトン、最も一般的には15000〜16000ダルトンの範囲の分子量を有するナイロン6,6ポリマーを含んでなる。ポリエステルは一般にはASTM D−4603のような溶液技術により測定した時、0.3〜1.5dl/gの範囲の固有粘度測定値に対応する分子量を有する。
場合によっては上記ポリマー材料のコポリマーを本発明の目的に使用することができる。具体的にはポリマー材料の特性は、コポリマーに特定の特性を付与するモノマー単位を
含めることにより、特定の要求にあつらえることができる。このようにコポリマーはポリマー鎖に、とりわけイオン荷電した、または極性部分または不飽和有機基を含むモノマーを包含することにより特定の染色物質を引き付けるように適合させることができる。
非ポリマー粒子は、ガラス、シリカ、石、木または任意の様々な金属もしくはセラミック材料の粒子を含んでなることができる。適切な金属には限定するわけではないが、亜鉛、チタン、クロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、タングステン、アルミニウム、錫および鉛、およびそれらの合金がある。適切なセラミックスには、限定するわけではないが、アルミナ、ジルコニア、タングステンカーバイド、シリコンカーバイドおよび窒化珪素がある。
本発明のさらなる態様では、該非ポリマー粒子はコートした非ポリマー粒子を含んでなることができる。最も特別には、該非ポリマー粒子は、非ポリマー性のコア材料およびポリマー材料のコーティングを含んでなるシェルを含んでなることができる。特定の態様では、該コアは金属コア、典型的には鋼心を含んでなることができ、そして該シェルはポリアミドコーティング、例えばナイロンのコーティングを含んでなることができる。
粒子サイズ、形および密度の組み合わせは、粒子と布地との機械的作用が至適化されるように確立され、これは効果的洗浄を提供するために十分に激しいが、同時に従来の水性法と比べて布地の傷みを減らすために十分に均一で、しかも穏やかである。特に、選択した粒子により生じる機械的作用の全布地表面にわたる均一性が、これに関して重要な因子である。また粒子パラメーターは、洗濯工程の終わりに布地の洗濯物から粒子の容易な分離を可能にするように制御される。このように粒子サイズおよび形は、布地とのもつれを最少にするために制御され、そして低いG(<1)の適切な粒子密度と洗濯機のタンブリング法における高い自由体積(free volume)とが一緒に組み合わさると、洗濯工程の終わりに布地から粒子の除去を促進する。
全ての粒子は滑らか、または不規則な表面構造を有することができ、そして中実または中空構築物であることができる。非ポリマー粒子は典型的には3.5〜12.0g/cm3、より典型的には5.0〜10.0g/cm3、最も典型的には6.0〜9.0g/cm3の範囲の平均密度を有する。ポリマー粒子は典型的には0.5〜2.5g/cm3、より典型的には0.55〜2.0g/cm3、最も典型的には0.6〜1.9g/cm3の範囲の平均密度を有する。非ポリマー粒子およびポリマー粒子の両方の平均容積は、典型的には5〜275mm3、より典型的には8〜140mm3、最も典型的には10〜120mm3の範囲である。
楕円断面の円筒状粒子の場合、非ポリマー粒子およびポリマー粒子の両方で、断面の長軸長、aは典型的には2.0〜6.0mm、より典型的には2.2〜5.0mm、最も典型的には2.4〜4.5mmの範囲であり、そして断面の短軸長、bは典型的には1.3〜5.0mm、より典型的には1.5〜4.0mm、そして最も典型的には1.7〜3.5mmの範囲である(a>b)。そのような粒子の長さhは典型的には1.5〜6.0mm、より典型的には1.7〜5.0mm、そして最も典型的には2.0〜4.5mmである(h/bは典型的には0.5〜1.0の範囲である)。
円形断面の円筒状粒子の場合、非ポリマー粒子およびポリマー粒子の両方で、典型的な断面の直径、dcは1.3〜6.0mm、より典型的には1.5〜5.0mm、そして最も典型的には1.7〜4.5mmの範囲である。そのような粒子の典型的な長さhcは、ここでも1.5〜6.0mm、より典型的には1.7〜5.0mm、そして最も典型的には2.0〜4.5mmである(hc/dcは典型的には0.5〜10の範囲である)。
非ポリマーおよびポリマー球状粒子(完全な球形ではない)双方の場合、直径dsは典型的に2.0〜8.0mmの範囲、より典型的には2.2〜5.5mmの範囲、そして最も典型的には2.4〜5.0mmである。
非ポリマーまたはポリマーのいずれであっても、粒子が完全な球である態様では、直径dpsは一般に2.0〜8.0mmの範囲、より典型的には3.0〜7.0mmの範囲、そして最も典型的には4.0〜6.5mmである。
所定の洗浄操作のための具体的な粒子の種類(使用する場合に、ポリマー粒子および非ポリマー粒子)の選択は、布地の保護を至適化する点で特に重要である。すなわち粒子サイズ、形、質量および材料は、洗浄すべき特定基材に関して全て慎重に考慮されなければならないので、粒子の選択は洗浄する衣類の性質、すなわちそれらが綿、ポリエステル、ポリアミド、絹、ウールまたは任意の他の通常の紡績繊維または通常使用されるブレンドを含んでいるかどうかに依存する。
洗浄システムにさらなる滑らかさ(lubrication)を提供し、そしてそれによりシステム内の輸送の特性を改善するために、水がシステムに加えられる。すなわち少なくとも1つの洗剤の基材へのより効率的な輸送が促進され、そして基材から汚損および染みの除去が容易に起こる。場合により、汚損基材は本発明の装置に入れる前に水道水(mains or tap water)で濡らすことにより湿らせてもよい。いずれにしても洗濯処理は水 対 基材の比を典型的には2.5:1から0.1:1重量/重量の間、より典型的にはこの比を2.0:1から0.8:1の間にして行うために、水が本発明の装置の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に加えられ、特に好ましい結果は1.75:1,1.5:1,1.2:1および1.1:1のような比率で達成される。最も都合がよいのは、必要量の水を、本発明の装置の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に、汚損基材を該保持器に入れた後に入れることである。
一方では一態様において、本発明の方法は湿らせた基材を、いかなる追加の添加剤も含まずに本質的に多数のポリマー粒子または多数のポリマー粒子および非ポリマー粒子のみから実質的になる配合物で処理することによる、汚損基材の洗浄を構想し、場合により他の態様では配合物は少なくとも1つの洗剤(cleaning agent)を追加で含んでなることができる。該少なくとも1つの洗剤には、一般に少なくとも1つの洗浄剤組成物を含んでなることができる。場合により、該少なくとも1つの洗剤は該ポリマー粒子またはポリマー粒子および非ポリマー粒子の混合物と混合されるが、特定の態様では該ポリマー粒子のそれぞれが該少なくとも1つの洗剤でコートされる。
洗浄剤組成物の主要成分は、洗浄成分および後処理成分を含んでなる。典型的には、洗浄成分は表面活性剤、酵素および漂白剤を含んでなり、一方、後処理成分は例えば再汚染防止剤、香料および増白剤を含む。
しかし界面活性剤配合物は、場合により例えばビルダー、キレート剤、染料移行抑止剤、分散剤、酵素安定化剤、触媒物質、漂白活性化剤、ポリマー性分散剤、粘土除去剤、石けん泡抑制剤、染料、構造弾性化剤、柔軟仕上げ剤、澱粉、担体、向水性物質(hydrotropes)、加工助剤および/または顔料のような1もしくは複数の他の添加物を含んでよい。
適切な表面活性剤の例は、非イオン性および/またはアニオン性および/またはカチオン性表面活性剤および/または両性および/または両イオン性および/または半極性非イオン性表面活性剤から選択することができる。表面活性剤は典型的に、洗浄組成物の約0.1%から、約1%から、またはさらに約5重量%から、洗浄組成物の約99.9%まで
、約80%まで、約35%まで、またはさらに約30重量%までのレベルで存在する。
組成物は、洗浄性能および/または布地の保護の利点を提供する1もしくは複数の酵素洗浄剤を含んでよい。適切な酵素の例には限定するわけではないが、ヘミセルラーゼ、ペルオキシダーゼ、プロテアーゼ、他のセルラーゼ、他のキシラナーゼ、リパーゼ、ホスホリパーゼ、エステラーゼ、クチナーゼ、ぺクチナーゼ、ケラタナーゼ、レダクターゼ、オキシダーゼ、フェノールオキシダーゼ、リポキシゲナーゼ、リグニナーゼ、プルラナーゼ、タンナーゼ、ペントサナーゼ、マラナーゼ、[ベータ]−グルカナーゼ、アラビノシダーゼ、ヒアルロニダーゼ、コンドロイチナーゼ、ラッカーゼ、およびアミラーゼ、またはそれらの混合物がある。典型的な組み合わせは、アミラーゼと合わせたプロテアーゼ、リパーゼ、クチナーゼ、および/またはセルラーゼのような酵素との混合物を含んでなることができる。
場合により酵素安定化剤も洗浄成分の中に含めることができる。これに関して、洗浄剤中に使用する酵素は、種々の技術、例えば水溶性のカルシウムおよび/またはマグネシウムイオン源を組成物中に包含することにより安定化することができる。
組成物は1もしくは複数の漂白化合物および関連する活性化剤を含んでよい。そのような漂白化合物の例には限定するわけではないが、過酸素化合物を含み、それらには過酸化水素、無機ペルオキシ塩、例えば過ホウ酸塩、過炭酸塩、過リン酸塩、過ケイ酸塩およびモノ過硫酸塩(例えば過ホウ酸ナトリウム四水和物および過炭酸ナトリウム)、および有機ペルオキシ酸、例えば過酢酸、モノペルオキシフタル酸、ジペルオキシドデカンニ酸、N,N’−テレフタロイル−ジ(6−アミノぺルオキシカプロン酸)、N,N’−フタロイルアミノペルオキシカプロン酸、およびアミドペルオキシ酸がある。漂白活性剤には限定するわけではないが、カルボン酸エステル、例えばテトラアセチルエチレンジアミンおよびノナノイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウムがある。
適切なビルダーを配合物に含めることができ、それらには限定するわけではないが、ポリリン酸のアルカリ金属、アンモニウムおよびアルカノールアンモニウム塩、アルカリ金属ケイ酸塩、アルカリ土類およびアルカリ金属炭酸塩、アルミノケイ酸塩、ポリカルボン酸塩化合物、エーテル ヒドロキシポリカルボン酸塩、無水マレイン酸とエチレンまたはビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、およびカルボキシメチル−オキシコハク酸、ポリ酢酸の種々のアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウム塩、例えばエチレンジアミン四酢酸およびニトリロ三酢酸、ならびにポリカルボン酸塩、例えばメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、およびそれらの可溶性塩がある。
また組成物は、任意に1もしくは複数の銅、鉄および/またはマンガンキレート剤および/または1もしくは複数の染料移行抑止剤も含んでよい。
適切なポリマー性染料移行抑止剤には、限定するわけではないが、ポリビニルピロリドンポリマー、ポリアミンN−オキシドポリマー、N−ビニルピロリドンおよびN−ビニルイミダゾールのコポリマー、ポリビニルオキサゾリドンおよびポリビニルイミダゾールまたはそれらの混合物がある。
場合により洗浄剤配合物は、分散剤を含むこともできる。適切な水溶性有機材料は、ホモ−またはコ−ポリマー性の酸またはそれらの塩であり、ここでポリカルボン酸は、2個以下の炭素原子により互いに離された少なくとも2つのカルボキシル基を含んでなることができる。
該再汚染防止剤は、それらの作用が物理−化学的であり、そして例えばポリエチレングリコール、ポリアクリレートおよびカルボキシメチルセルロースのような物質を含む。
場合によりこの組成物は香料を含むこともできる。適切な香料は、一般に多成分の有機化学配合物であり、これはアルコール、ケトン、アルデヒド、エステル、エーテルおよびニトリルアルケンおよびそれらの混合物を含むことができる。残留する芳香を提供する、十分に持続性のある市販の化合物には、Galaxolide(1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8−ヘキサメチルシクロペンタ(g)−2−ベンゾピラン)、Lyral(3−および4−(4−ヒドロキシ−4−メチル−ペンチル)シクロヘキセン−1−カルボキシアルデヒド、およびAmbroxan((3aR,5aS,9aS,9bR)−3a,6,6,9a−テトラメチル−2,4,5,5a,7,8,9,9b−オクタヒドロ−1H−ベンゾ[e][1]ベンゾフラン)がある。市販されている完全に配合された香料の一例は、Symrise(登録商標)AGにより供給されるAmour Japonaisである。
適当な増白剤は、いくつかの有機化学的クラスに属するが、中でも最も使用されているのはスチルベン誘導体であり、一方、他の適当なクラスにはベンズオキサゾール、ベンズイミダゾール、1,3−ジフェニル−2−ピラゾリン、クマリン、1,3,5−トリアジン−2−イル、およびナフタルイミドがある。そのような化合物の例には、限定するわけではないが、4,4’−ビス[[6−アニリノ−4(メチルアミノ)−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、4,4’−ビス[[6−アニリノ−4[(2−ヒドロキシエチル)メチルアミノ]−1,3,5−トリアジン−2−イル]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリウム塩、4,4’−ビス[[2−アニリノ−4[ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノ]−1,3,5−トリアジン−6−イル]アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリウム塩、4,4’−ビス[(4,6−ジアニリノ−1,3,5−トリアジン−2−イル)アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸、二ナトリウム塩、7−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン、4,4’−ビス[(2−アニリノ−4−モルホリノ−1,3,5−トリアジン−6−イル)アミノ]−2,2’−スチルベンジスルホン酸、二ナトリウム塩、および2,5−ビス(ベンズオキサゾール−2−イル)チオフェンがある。
このような薬品は単独または任意の所望する組み合わせで使用でき、そしてそれらの効果を最大にするため、洗濯サイクル中の適切な段階で洗浄システムに加えることができる。
しかしいかなる場合でも、本発明の方法を少なくとも1つの追加の洗剤の存在下で行う場合、満足のいく洗浄性能を達成するために必要な該洗剤の量は、従来技術の方法で必要とされる量より有意に減る。
固体粒子洗浄材 対 基材の比は、一般に0.1:1から10:1(重量/重量)の範囲、より典型的には0.5:1から5:1(重量/重量)の範囲であり、特に好ましい結果は1:1から3:1(重量/重量)の間の比、そして特に約2:1(重量/重量)で達成される。このように例えば5gの布地の洗浄に、場合により表面活性剤で被覆された10gのポリマー粒子が本発明の一態様で使用される。固体粒子洗浄材 対 基材の比は、洗濯サイクルを通して実質的に一定レベルに維持される。
本発明の装置および方法は、小規模または大規模バッチ法のいずれかで使用することができ、そして工業用、そして最も特別には家庭用の洗浄法に応用を見出す。本文脈で小規模とは一般に年間220回以下の洗濯サイクルを意味し、一方、大規模とは一般に年間2
20回より多い洗濯サイクルを意味する。
すでに述べたように、本発明の方法は織物繊維の洗浄に特定の応用を見出すものである。しかしそのような洗浄系で使用される条件は、従来の織物繊維の湿式洗浄に典型的に適用される温度から有意に低下した温度の使用を可能とし、その結果、有意な環境的および経済的利益を提供する。すなわち洗濯サイクルの典型的な手順および条件は、布地が一般に例えば実質的に密閉された系で5から120分の間の期間、5から95℃の間の温度で本発明の方法に従い処理されることを必要とする。その後、追加の時間が全工程ですすぎの完了およびビーズ分離段階に必要となるので、全サイクルの全期間は典型的には1時間の範囲である。本発明の方法に好適な操作温度は、10から60℃、そしてより好ましくは15〜40℃の範囲である。
固体粒子洗浄材の収集および転送のサイクルは、場合により室温で行うことができ、そして最適の結果が2から30分の間のサイクル時間、好ましくは5から20分の間で達成されることが確立された。
得られた洗濯性能に関する結果は、織物で従来の湿式(またはドライ)洗浄手順を行った時に観察される結果と大変よく一致する。本発明の方法により処理した布地で達成された洗浄および染み抜きの程度は大変良いようで、多くの場合に除去することが難しい疎水性の染み、および水性の染みおよび汚損に関して特に顕著な結果が達成された。本発明の方法でのエネルギー必要量、使用する水の全容量、および洗浄剤消費量は、従来の水性洗浄法の使用に関連するレベルよりもすべて有意に少なく、ここでも経費および環境的利益という意味で重要な利点を提供する。
また本発明の装置および方法は、洗濯に関連する布地の傷みを減らすという意味でも利益を示す。既に観察したように、従来の水性洗濯では布地にしわが容易に生じ、そして各しわで洗浄の機械的作用から応力が集中するように作用し、局所的な布地の傷みをもたらす。そのような布地の傷み(または布地の保護)は、家庭用および工業用の使用者の主要な関心事である。本発明の方法によるポリマー粒子、または非ポリマー粒子とポリマー粒子との混合物の使用は、折り畳み作用の防止に役立つように布地表面上で固定する(pinning)層として作用することにより、洗濯におけるしわを効果的に減らす。また粒子は、分離または間隔が空いた(spacing)層として作用することにより、洗濯中に離れた布地間の相互作用を抑制し、これにより局所化した布地の傷みの別の主要な原因であるからまりを減らす。現在開示している方法では、機械的作用がそれでも存在するものの、決定的に、これは粒子の作用の結果としてより一層均一に分布される。これは何度も洗濯するうちに衣類の寿命を決定する傷みの局所的局面である。
本発明の装置および方法は、穿孔が無いか、または3.0mm以下の直径の穴を含む穿孔を持つ回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の使用を提供することにより、布地の保護と言う意味でもさらに利点を提供するが、従来技術はより一層大きい穿孔を持つドラムの使用を開示し、布地の傷みと言う意味で問題を伴う。そのような欠点は一般に家庭用機械に随伴するが、ここで回転可能に取り付けられた円筒状の保持器のより高いスピン速度が、より高いG力を生じ、これにより基材がドラムの穿孔中に押しやられ、筐体手段に含まれる外槽に詰まる可能性がある。さらに追加の傷みがこれらの穿孔に圧縮された後に引き起こされる応力の解除から生じる恐れがある。しかしこれらの有害作用は本発明の装置および方法を使用することにより回避することができる。
さらにポリマー粒子および非ポリマー粒子の再利用が可能であることが示され、同じ固体粒子洗浄材を用いて多数回の洗浄を行うことが可能になる。反復洗浄法のために粒子をこのように再使用することで有意な経済的利益を提供し、そして多数回洗濯した後に満足
な結果が達成されるが、一般には性能において幾らかの劣化が最終的に観察される。
既に開示したように、本発明の装置は、収集および転送手段を備えており、それらは、固体粒子材を収集し、そして該固体粒子材の該収集および転送手段と、該少なくとも一つの再循環手段との間の制御された転送を促進するように適合されている。該再循環手段は典型的に、該筐体手段の第二の下部チャンバに位置する該固体粒子材用の貯蔵所を含む。
該固体粒子材が、第一流路を介して収集および転送手段に入り、そして第二流路を介して再循環手段へ転送される。典型的に該第一流路は、流体および固体粒子材を収集および転送手段の収集区画へ進入できるようにする第一孔を備え、そして該第二流路は、該流体および固体粒子材を該少なくとも一つの再循環手段の該貯蔵所へ転送できるようにする第二孔を備えている。
本発明の特定の態様では、該第二孔はさらに、該収集および転送手段の収集区画から貯蔵手段への固体粒子材の流れを制御するように適合した調節手段を備えている。該調節手段は、該固体粒子材を該貯蔵手段へ放出するように適合した開閉式ドアまたはフラップの状態で都合よく提供されることができる。
本発明の特定の態様では、該ドアまたはフラップは、一般に機械的、電気的または磁気的手段を備えている作動(actuation)手段により、開きそして該固体粒子洗浄材を該貯蔵手段に放出するようにさせることができる。すなわち例えば該ドアまたはフラップは突起を包含することができ、これは回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転の過程で該貯蔵手段と相互作用してドアまたはフラップが開くようにする。典型的にそのような場合、該ドアまたはフラップは、例えば、突起が貯蔵手段と隣接するまで閉鎖位置のドアを保持するためのばね荷重を含み、そして結果として相互作用がばねの作用に対して作用する力を提供し、これによりドアが開くようになる。一旦、突起と貯蔵手段との相互作用が終われば、保持器の回転が続くと力は取り除かれ、そしてドアまたはフラップは閉鎖位置に戻る。明らかに固体粒子材が再循環手段の貯蔵所に重力下で自然に落ちる時は、調節手段が開放の位置の時である。
本発明のさらなる態様では、該調節手段は該固体粒子材を該再循環手段へ放出するように適合された回転式ドアの状態で提供されることができる。該態様では、該ドアは典型的にピンまたは他の適切な部材を包含する十字形の2つの交差する硬質部材を含み、硬質部材の交差平面に沿って挿入され、そしてドアの回転はその回りで起こることができる。該ドアは典型的に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の表面に取り付けられ、そして該作動手段により開き、そして閉じられることになるが、この作動手段は任意に、例えばドラムの外部に位置し、該ドラムの回転中に再循環手段との相互作用に関与する機械的手段を備えることができ、これにより該固体粒子材の該ドラムからの放出、そして該再循環手段への転送を引き起こす。
既に述べたように、本発明はまた、調節手段を必要とせずに該固体粒子材が該再循環手段へ直接転送できる態様も想定している。
一旦再循環手段へ転送されれば、固体粒子材は既に記載した様式で該保持器に再導入されるように、回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内側へ運び戻されることが可能である。
本発明の方法に従い、回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を特定方向に一定期間(一般に20分間)、同じ低rpmの洗濯量(40rpm;G<1)で回転すると、固体粒子洗浄材の大部分を基材から保持器の外壁へと離し、そして収集および転送手段を介し
て収集できるようになる。基材から再循環手段への固体粒子洗浄材の収集率は、該保持器の回転速度により影響を受け、そしてより高い回転速度で求心力は上がるので、固体粒子洗浄材を基材から保持器の外壁上に押し出す傾向が上がる。しかしより高い保持器のrpm値は、洗浄されている基材も圧縮するので、折りたたまれた基材中にある洗浄材を閉じ込めることになる。したがって最適な回転速度は一般に直径48cmの保持器で40から50rpmの間であることが分かった。さらに洗濯物の湿度レベルもビーズ排出の制御に重要であることが観察された。
本発明の方法は球状のナイロン6,6ポリマーを含んでなるナイロンビーズを用いた実験中に、洗濯後に洗浄した基材から洗浄材の除去が特に首尾よくできることが示された。
該ビーズ除去操作の後、一連のすすぎが一般には行われ、ここでは洗浄操作で使用した追加の洗浄剤を完全に除去するために、追加の水が回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に噴霧される。最も有利には、スプレーヘッドが使用され、これは出し入れドアの追加の添加口に取り付けられる。そのようなスプレーヘッドの使用で、洗濯物にすすぎ水がより良く分布することが示され、この手段により、すすぎ操作中の全体的な水の消費量も最少にすることができる(1回のすすぎあたり、典型的に3:1のすすぎ水:衣類)。
保持器はすすぎ水の添加中、再度低速で回転させるが(直径98cmの保持器について30−40rpm、G=0.49−0.88)、この操作が終了した後、保持器の速度を再び上げて、ある程度の基材の乾燥を行う(300〜800rpm、G=49.3−350.6)。続いて残る固体粒子洗浄材の最終的除去を可能にするために、回転速度を下げ、そして洗濯サイクルの速度に戻す。該すすぎおよび乾燥サイクルは所望する頻度で行うことができ、3回が一般的である。
これから図面を参照にして、図1では、筐体手段(1)を含む本発明の装置を示し、筐体手段はドラム(2)の形態で中に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を有する第一の上部チャンバ、および該円筒状の保持器の下に位置する排水だめ(3)を含む第二の下部チャンバを有する。この装置はさらに、第二流路にドア(5)の形態の調節手段を有するリフタ(4)を含む収集および転送手段を備え、第二流路を通って固体粒子材が再循環手段の貯蔵所(6)に入り、そこから固体粒子材は、再循環手段(示さず)により回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内部へ戻されることができる。
これから図2を参照にして、図1に示す装置について、固体粒子材のリフタ(4)の収集区画から貯蔵所(6)への放出のための手段を図解する。すなわち工程1で、ドア(5)の形の調節手段が固体粒子材(7)をリフタ(4)の収集区画に保持されるようにし、工程2で、ドア(5)はドラム(2)の回転中に貯蔵所(6)の表面上に突起(8)を含む作動手段の作用により機械的に開かれて初めてこれにより固体粒子材が貯蔵所(6)に落ちるようになることが分かる。最後に工程3で、ドラムの回転が続くと、ドア(5)が閉鎖位置に戻る。
最後に図3を参照して、本発明の方法に従い使用することができる様々な円筒状および球状の粒子の図解表示を提供する。
これから本発明をその範囲を限定せずに以下の実施例を参照することによりさらに具体的に説明する。
1.実施例
洗浄実験は、1組の実施例および比較例を使用して行った(表1を参照)。実施例はプ
ロトタイプゼロス(Xeros)US洗濯機の状態で、本発明による処理装置(洗濯機)を使用して行った。比較例は、本発明による処置装置で使用した同じドラム容量を備えたモデル番号WF435を有する最高級のUSサムソン(Samsung)洗濯機で行った。実験はできる限り英国標準EN60456に従い行った。この標準に対する1つの例外は、従来の液体洗剤の使用であり、その成分は:
・非イオン性表面活性剤ブレンド:5〜10重量%
・アニオン請表面活性剤ブレンド:15〜20重量%
・酵素ブレンド:1〜5重量%
・溶媒:10〜15重量%
・ビルダー:1〜5重量%
・微量成分(蛍光増白剤、香料等):1〜5重量%
・水:バランス
であった。
6つの染色モニター(EMPA109)を、6kgの洗濯量に加えて洗浄性能を定量した。実験は、USサムソン洗濯機(比較例)およびゼロスUS洗濯機(実施例)の両方を使用して、低温(cold)および高温(heated)サイクルで行った。ゼロスUS洗濯機を使用した低温サイクルについては、3試験の変動で行った:すなわちそれぞれトップクリーン(Top Clean)、エコ(Eco)およびスーパーエコ(Super
Eco)で、この順でより少量の水量を使用した。高温サイクルについては、ゼロスUS洗濯機を使用して、2試験の変動で行った:すなわちトップクリーン(Top Clean)、およびエコに再びエコ(Eco again with Eco)で、この順により少量の水を使用した。一定の総表面積(10.4m2)を持つ同じポリプロピレンビーズ(粒子、中実)を、すべてのゼロスUS洗濯機実験で使用した。USサムソン洗濯機について、標準(冷)および高負荷(heavy duty)(高温)サイクルを使用した。両装置を使用した実験は、20℃の冷たい水温、および40℃の熱い水温の一定の入口を使用した。サイクル中の抽出速度はできる限り合わせた。実験を20回繰り返した。
Figure 2016516501
2.結果
洗浄性能は、色の測定を使用して定量した。EMPA染色モニターの反射測定は、SpectraMagicTM NXソフトウェアを用いてパーソナルコンピューターに接続されたコニカミノルタ分光計を使用して測定した。各染色についてY値は染色モニターで取った。より高いY値はより良い洗浄を示すことに留意されたい。低温サイクルについての結果の平均は、表2に示し、そして加熱サイクルに関する結果の平均を表3で説明する。
Figure 2016516501
Figure 2016516501
表2から分かるように、ゼロスのトップクリーンコールドサイクルは、サムソンの標準サイクルと比べて優れた洗浄性能を与えた。5種類の染色(綿は洗浄というより再汚染を測定する)の中で、4染色において優れた洗浄性能を示し、赤ワインは同等であった。これは主に赤ワインが漂白を必要とする染みであり、ビーズでは実質的効果がほとんどないものだからである。エコサイクルでは10L,そしてスーパーエコサイクルではさらに9Lに水の使用量を下げると、優れた洗浄を示す染色の数は2つ、すなわちカーボンブラックと血液に減った。中でも興味深いのは、低温での皮脂および少ない水での血液に関する性能であった。温度および低レベルの水でゼロスUS洗濯機で達成される洗浄性能は、洗浄性能に及ぼすビーズの利益を明らかに示していた。カーボンブラック全体に関する優れた性能は、ビーズが洗浄工程中に提供する優れた機械的作用の証拠であった。
表3から分かるように、ゼロストップクリーン加熱サイクルは、ここでもサムソン高負荷サイクルに比べて、5つの染色のうちの2つで優れた性能を与えた(カーボンブラックおよびココア)。洗濯温度を上げた効果は、洗浄性能に及ぼすビーズの利益を下げた。この利益はエコ加熱サイクルについてさらに優れているのが1つの染色にまで下がり(カーボンブラック)、ここでは水の使用量がさらに6Lにまで減った。しかしカーボンブラック染色について得た優れた洗浄性能により、ビーズが機械的作用を強化した証拠がここでも示された。
本明細書の記載および特許請求の範囲を通して、用語「含んでなる」および「含む」およびその変形は、「含むが限定しない」ということを意味し、そしてそれらは他の部分、添加物、成分、完成体(integer)または工程を排除することを意図しない(排除しない)。本明細書の記載および特許請求の範囲を通して、単数形は文脈が他に要求しない限り、複数形を包含する。特に不定冠詞を使用する場合、文脈が他に要求しない限り、明細書では単数形と同様に複数形を想定していると理解される。
本発明の特定の観点、態様または実施例と関連して記載する形、完成体、特徴、化合物、化学的部分または基は、それらがその方法で適合する限り本明細書に記載する他の観点、態様または実施例に応用可能と理解すべきである。本明細書(添付する特許請求の範囲、要約および図面を含む)に開示したすべての特徴、および/またはそのように開示した方法または工程のすべての段階は、少なくともそのような特徴および/または段階の幾つかが相互に排他的である場合の組み合わせを除いて、任意の組み合わせで組み合わせることができる。本発明は前記態様の詳細に限定されない。本発明は本明細書に開示した(添付する特許請求の範囲、要約および図面を含む)特徴の任意の新しい1つ、または任意の新規組み合わせ、あるいはそのように開示した任意の方法または工程の段階の任意の新し
い1つ、または任意の新規組み合わせにも及ぶ。
読者の注目は、本出願に関連する本明細書と同時に、または以前に提出され、そして本明細書と共に公開調査されているすべての文献および文書に向けられ、そしてすべてのそのような文献および文書の内容は引用により本明細書に編入する。

Claims (35)

  1. 固体粒子材を使用して基材を処理するために使用する装置であって、
    (a)(i)中に回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を有する第一の上部チャンバ、および
    (ii)該円筒状の保持器の下に位置する第二の下部チャンバ
    を有する筐体手段;
    (b)少なくとも一つの再循環手段;
    (c)出し入れ手段;
    (d)ポンプ手段;および
    (e)複数の送達手段、
    を備え、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器は、該固体粒子材の収集および該粒子材の該少なくとも一つの再循環手段への転送を促進するように適合した収集および転送手段をさらに備えている上記装置。
  2. 上記の出し入れ手段が実質的に密閉されたシステムを提供するように閉鎖することができる請求項1に記載の装置。
  3. 上記出し入れ手段が外槽に取り付けられた蝶番のドアを含む請求項1または2に記載の装置。
  4. 上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器が、駆動手段の使用により作動する請求項1,2または3に記載の装置。
  5. 上記の収集および転送手段が、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器から流体および固体粒子材の進入を促進する第一流路、および上記再循環手段への該流体および固体粒子材の転送を促進する第二流路を含む少なくとも一つの入れ物を備えている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。
  6. 上記第二流路が、該回転可能に取り付けられた円筒状のドラムの側壁に少なくとも一つの開口部を備え、該少なくとも一つの開口部が、該固体粒子材の該再循環手段への転送を可能にする直径を有する請求項5に記載の装置。
  7. 上記の収集および転送手段が、該第二流路に位置し、そして該固体粒子材の該再循環手段への転送を制御するように適合した調節手段を備えている請求項5または6に記載の装置。
  8. 上記の調節手段が開閉式ドアまたはフラップを備えている請求項7に記載の装置。
  9. 上記の調節手段が回転ドアを備えている請求項8に記載の装置。
  10. 上記の調節手段が、機械的手段、電気的手段および磁気的手段の少なくとも一つを備えている作動手段により開閉を生じる請求項7,8または9に記載の装置。
  11. 上記の収集および転送手段が1もしくは複数の区画を備えている前記請求項のいずれかに記載の装置。
  12. 上記の1もしくは複数の区画を、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の少なくとも一つの内面に配置できる、請求項11に記載の装置。
  13. 上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内周面に等距離間隔で配置された複数の区画を備えている請求項11または12に記載の装置。
  14. 上記の収集および転送手段が、流体および該固体粒子材の該収集および転送手段への進入が該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転方向により制御されるように適合されている前記請求項のいずれかに記載の装置。
  15. 上記の収集および転送手段が、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の内面に間隔を空けて固定されたリフタに含まれている前記請求項のいずれかに記載の装置。
  16. 上記の少なくとも一つの再循環手段が、該下部チャンバから該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器への流体の再循環を促進する前記請求項のいずれかに記載の装置。
  17. 上記の再循環手段が、該下部チャンバと該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を連結するダクトをさらに備えている請求項16に記載の装置。
  18. 上記のダクトが、該固体粒子材の該円筒状の保持器への導入を制御するように適合している制御手段を備えている請求項17に記載の装置。
  19. 上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器が、穿孔が無い中実側壁を含むドラムを備えている前記請求項のいずれかに記載の装置。
  20. 上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器が、3.0mm以下の直径を有する穿孔を持つ穿孔側壁を含むドラムを備えている請求項1ないし18のいずれか1項に記載の装置。
  21. 基材を、固体粒子材を含んでなる配合物で処理することを含んでなる基材の処理法であって、該方法が請求項1ないし20のいずれか1項に記載の装置で行われる上記方法。
  22. 上記の方法が、少なくとも一つの汚損基材を含んでなる少なくとも一つの基材を洗浄することを含んでなる請求項21に記載の方法。
  23. 上記の少なくとも一つの汚損基材が、少なくとも一つの紡織繊維衣類を含んでなる請求項22に記載の方法。
  24. 方法が:
    (a)固体粒子洗浄材および水を、本発明の第一態様による装置の第二の下部チャンバに導入し;
    (b)該固体粒子洗浄材および水を攪拌そして加熱し;
    (c)少なくとも一つの汚損基材を該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に出し入れ手段を介して入れ;
    (d)実質的に密閉されたシステムを形成するように出し入れ手段を閉め;
    (e)該水および固体粒子洗浄材を、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に再循環手段を介して入れ;
    (f)装置の洗濯サイクルを操作し、該回転可能に取り付けられた円筒状の保持器を回転させ、そして流体および固体粒子洗浄材が、第一流路を介して該収集および転送手段に入るようにし、第二流路に沿って該再循環手段へ制御された様式で転送されるようにし;
    (g)ポンプ手段を操作して、新しい固体粒子洗浄材を転送し、そして使用済の固体粒子洗浄材を、該再循環手段を介して分離手段に再循環し;
    (h)該新しいおよび再循環の固体粒子洗浄材を、該回転可能に取り付けられた円筒状
    の保持器に制御された様式で加えるように制御手段を操作し;そして
    (i)汚損基材の洗浄を行うために必要な工程(e)、(f)、(g)および(h)を続行する工程を含んでなる請求項22または23に記載の方法。
  25. さらにすすぎ操作を含んでなり、追加の水が上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器に加えられる請求項22,23または24に記載の方法。
  26. 少なくとも一つの追加の洗浄剤が上記装置に加えられる請求項22ないし25のいずれか一項に記載の方法。
  27. 上記の少なくとも一つの追加の洗浄剤が、少なくとも一つの洗浄剤組成物を含んでなる請求項26に記載の方法。
  28. 洗濯サイクルの完了で、上記の回転可能に取り付けられた円筒状の保持器の回転が、該固体粒子洗浄材の該貯蔵手段への除去を可能とするように、1未満のG力で起こるように引き起こされる請求項22ないし27のいずれか1項に記載の方法。
  29. 上記の固体粒子材が多数のポリマー粒子またはポリマー粒子と非ポリマー粒子との混合物を含んでなる請求項21ないし28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 上記のポリマー粒子がポリアミド、ポリエステル、ポリアルケンまたはポリウレタンまたはそれらのコポリマーの粒子を含んでなる請求項29に記載の方法。
  31. 上記のポリマー粒子が架橋または非架橋ポリマーを含んでなる請求項29または30に記載の方法。
  32. 上記の非ポリマー粒子が、ガラス、シリカ、石、木、金属またはセラミック材料の粒子を含んでなる請求項29,30または31に記載の方法。
  33. 2.5:1から0.1:1重量/重量の間の水 対 基材の比率を達成するように行われる洗浄処理を含んでなる、請求項21ないし32のいずれか1項に記載の方法。
  34. 固体粒子洗浄材 対 基材の比が0.1:1から10:1重量/重量の範囲内である請求項21ないし33のいずれか1項に記載の方法。
  35. 小規模または大規模バッチ法に使用するための請求項21ないし34のいずれか1項に記載の方法。
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