JP2016503894A - 電気部品を扱うためのシステム及び方法 - Google Patents

電気部品を扱うためのシステム及び方法 Download PDF

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Abstract

部品ハンドラ(100)は、その面(522)がテストプレート(102)とは反対側を向くように電気部品(510)を保持するように構成された複数の部品配置場所(500)をそれぞれ含む複数の円形部品配置トラック(104)を含むテストプレート(102)と、配置トラック(104)の回転経路に沿って配置される部品受取システム(114,106,300,302,306,308,310,400,402,502,及び/又は508)と、部品配置場所(500)に配置されたそれぞれの電気部品(510)と電気的に接触する部品テストモジュールアセンブリ(1502)と、1以上の収集ビン(124)と、部品テストモジュールアセンブリ(1502)で行われる1以上のテストに基づいて、電気部品(510)の一部を部品配置場所(500)から収集し、電気部品(510)をビン(124)に案内する収集アセンブリ(120)とを含み得る。

Description

関連出願
この出願は、2013年1月7日に提出された米国仮出願第61/749,558号の本出願であり、この仮出願の内容はあらゆる目的のために参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
著作権表示
(c)2014 エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド。この特許文書の開示の一部には、著作権保護を受ける構成要素が含まれている。この特許文書又は特許開示は米国特許商標庁の特許ファイル又は記録に記載されているので、著作権所有者は、いかなる者による特許文書又は特許開示のファクシミリによる複製に対して異議を唱えることはないが、それ以外についてはどのようなものであってもすべての著作権を留保する。米国連邦規則集第37巻第1.71条(d)。
本出願は、回路部品を扱うためのシステム及び方法に係り、特に電子部品を素早くかつ効率的にテストし選別するためのシステム及び方法に関するものである。
背景
受動回路や能動回路のような電気部品や電子デバイスの多くは、その製造過程で自動テストシステムによる電気的特性及び光学的特性のテストを受ける。典型的な自動選別装置は、デバイスの正確な電気的特性又は光学的特性を用いて、測定された値に応じてそのデバイスを受け入れたり、拒否したり、出力カテゴリに選別したりする。小型デバイスに対してはバルクロードを扱うように自動選別装置が設計されることが多い。このバルクロードでは、サイズや形状などの機械的特性が実質的に同一であるが、一般的に電気的特性や光学的特性はある範囲内にあるような大量のデバイスが製造プロセスで生産され、それらの部品をテストによって同様の特性を有する他の部品を含むソートビンに選別することがなされる。
電子部品は、様々な異なる電子部品ハンドラにより扱われている。これらの異なるハンドラとしては、本特許出願の譲受人である米国オレゴン州ポートランドのElectro Scientific Industries社により販売されている製品が挙げられるが、これらに限られるものではない。Electro Scientific Industries社は、モデル番号3300として販売されている大容量MLCCテスター、モデル番号3400として販売されているチップアレーテスター、モデル番号6650として販売されている外観試験システム、モデル番号753として販売されているチップアレーターミネーターをはじめとする様々な電子部品を販売しているが、これらに限られるものではない。そのような電子部品テスト装置の1つがElectrical Circuit Component Handlerという表題の米国特許第5,842,579号に述べられている。
概要
ある実施形態においては、テストプレートは、複数の電気部品を支持するように構成される。各電気部品は、部品長さ寸法、部品幅寸法、及び部品厚さ寸法を有し、各電気部品は、少なくとも上記部品長さ寸法により規定される面を有し、上記部品厚さ寸法は、上記部品長さ寸法及び上記部品幅寸法よりも短い。上記テストプレートは、さらに、第1の面と、上記第1の面とは反対側の第2の面とを有する本体部と、上記本体部の上記第1の面上に配置された複数の部品配置トラックを備える。上記部品配置トラックのそれぞれは、複数の部品配置場所を含み、それぞれの部品配置場所は、電気部品の上記面が上記第1の面とは反対側を向くように上記電気部品を保持するように構成されている、
付加的又は累積的な実施形態においては、上記テストプレートは、上記部品長さ寸法よりも長いプレート厚さ寸法を有する。
付加的又は累積的な実施形態においては、それぞれの部品配置場所は、電気部品を保持可能な配置表面領域を有しており、上記配置表面領域は、上記第2の面から離間している。
付加的又は累積的な実施形態においては、上記配置表面領域は、上記第1の面と面一である。
付加的又は累積的な実施形態においては、上記配置表面領域は、上記第1の面に対して凹んでいる。
付加的又は累積的な実施形態においては、上記テストプレートは、中心と周縁とを有し、上記テストプレートは、隣り合う部品配置場所の間に突起を備え、隣り合う突起は、それぞれの部品配置場所の両側で互いに対向する配置壁を有し、それぞれの突起は、上記周縁よりも上記中心に近い位置にあるローディング壁を有し、それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向基部側開口によりアクセス可能となっており、上記径方向基部側開口は、上記周縁よりも上記中心に近い位置にある。
付加的又は累積的な実施形態においては、それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向末端側開口によってアクセス可能となっており、上記径方向末端側開口は、上記中心よりも上記周縁に近い位置にある。
付加的又は累積的な実施形態においては、上記テストプレートは、部品ハンドラにおいて用いられるように構成されている。上記テストプレートは、複数の電気部品を支持するように構成されている。各電気部品は、長さ寸法、幅寸法、及び厚さ寸法を有し、各電気部品は、少なくとも上記長さ寸法によって規定される面を有し、上記厚さ寸法は、上記長さ寸法及び上記幅寸法よりも短く、上記テストプレートは、第1の面と、上記第1の面の反対側の第2の面とを有する本体部を備える。上記第1の面は中心を有しており、上記テストプレートは、上記本体部の上記第1の面上に配置された複数の円形部品配置トラックを有し、上記円形部品配置トラックは、上記第1の面の上記中心に対して同心上にあり、上記円形部品配置トラックは、複数の部品配置場所を含み、それぞれの部品配置場所は、上記電気部品の上記面が上記第1の面とは反対側を向くように電気部品を保持するように構成されており、上記テストプレートは、上記第1の面の上記中心の周りの回転経路に沿って上記部品配置場所を回転させることができる。この部品ハンドラは、さらに、上記配置トラックの上記回転経路に沿って領域に配置され、連続する部品を受け取ってこれらを上記部品配置場所に配置するための部品受取システムと、上記部品受取システムの後流側であって上記配置トラックの上記回転経路に沿って配置され、部品配置場所に配置されたそれぞれの電気部品と電気的に接触するための部品テストステーションと、収集ビンと、上記部品テストステーションの後流側であって上記配置トラックの上記回転経路に沿って配置され、上記電気部品が部品テストステーションでテストされた後に、それぞれの部品配置場所から上記電気部品の少なくとも一部を収集し、それらを上記ビンに案内する収集アセンブリとを備える。
これらの実施形態の多くの利点のうちの1つは、従来の部品ハンドラの様々な部品と本明細書で述べられる部品ハンドラとの間の摩擦を低減又はなくすことができることである。
付加的な側面及び利点は、添付図面を参照して述べられる以下の好ましい実施形態の詳細な説明から明らかになるであろう。
図1は、一実施形態における部品ハンドラの一部を模式的に示す斜視図である。 図2は、図1に示される部品ハンドラを模式的に示す斜視図であり、テストプレート支持部からテストプレートを取り外している。 図3は、一実施形態において、図1に示される部品ハンドラの部品ロード領域内にあるテストプレートの一部及びロードフレームを模式的に示す拡大斜視図である。 図4は、図3に示される「A」の領域を模式的に示す拡大斜視図である。 図4Aは、ロードフレームの一部の拡大断面図である。 図4Bは、ロードフレームの一部をさらに拡大して部品ロード領域を目立つようにした断面図である。 図4Cは、ロードフレームを取り除いたときの部品ロード領域をさらにもっと拡大した断面図である。 図5は、一実施形態において、図4に示される部品配置トラックの一部を模式的に示す拡大斜視図である。 図5Aは、図5に示されるテストプレートの一部を模式的に示すVA−VA'線断面図であり、一実施形態における部品保持機構を示すものである。 図5Bは、図5に示されるテストプレートの一部を模式的に示すVB−VB線又はVA−VA'線断面図であり、他の実施形態における部品保持機構を示すものである。 図5Cは、図5に示されるテストプレートの一部を模式的に示すVC−VC線又はVB−VB線断面図であり、さらに他の実施形態における部品保持機構を示すものである。 図6は、一実施形態におけるロードフェンスと、図5に示される部品配置トラックにより規定される部品配置場所のそれぞれでの部品のローディングとを模式的に示す拡大斜視図である。 図7は、図6に示されるロードフェンスを模式的に示すものであって、図6に示されるものとは反対側の角度から見た拡大斜視図である。 図8は、図6及び図7に示されるロードフェンスと、それぞれの部品配置チャンバ内に捕捉された部品とを示す断面図である。 図9は、他の実施形態における部品配置トラックの一部を模式的に示す拡大斜視図である。 図10は、他の実施形態におけるロードフェンスと図9に示される部品配置トラックにより規定されるそれぞれの部品配置場所での部品のローディングとを模式的に示す拡大斜視図である。 図11は、さらに他の実施形態における部品配置トラックの一部を模式的に示す拡大斜視図である。 図12は、図1に示される部品ハンドラの部品テスト領域の一部の内部にあるテストモジュールアセンブリの一実施形態を模式的に示す拡大斜視図である。 図13は、図12に示されるテストモジュールアセンブリを模式的に示す断面図である。 図14は、図13に示されるテストモジュールのテストプローブの位置合わせを部品テスト領域内に位置する部品の電極とともに模式的に示す拡大斜視図である。 図15は、テストモジュールアセンブリの他の実施形態を模式的に示す斜視図である。 図16は、図15に示されるテストモジュールアセンブリを模式的に示す上面図である。 図17は、図1に示される部品ハンドラの部品取出領域の一部の内部にある収集アセンブリの一実施形態を模式的に示す拡大斜視図である。 図18は、テストプレートの一部及び図1に示される部品取出領域の一部の内部にあるテストプレート支持部とともに、図17に示される収集アセンブリを模式的に示す断面図である。 図19、図20、及び図21は、テストプレートの部品配置場所から部品を取り出すための取出機構の実施形態を模式的に示す断面図である。 図19、図20、及び図21は、テストプレートの部品配置場所から部品を取り出すための取出機構の実施形態を模式的に示す断面図である。 図19、図20、及び図21は、テストプレートの部品配置場所から部品を取り出すための取出機構の実施形態を模式的に示す断面図である。
好ましい実施形態の詳細な説明
以下、添付図面を参照しつつ実施形態の例を説明する。本開示の精神及び教示を逸脱することのない多くの異なる形態及び実施形態が考えられ、本開示を本明細書で述べた実施形態に限定して解釈すべきではない。むしろ、これらの実施形態の例は、本開示が完全かつすべてを含むものであって、本開示の範囲を当業者に十分に伝えるように提供されるものである。図面においては、理解しやすいように、部品のサイズや相対的なサイズが誇張されている場合がある。本明細書において使用される用語は、特定の例示的な実施形態を説明するためだけのものであり、限定を意図しているものではない。本明細書で使用されるように、内容が明確にそうではないことを示している場合を除き、単数形は複数形を含むことを意図している。さらに、「備える」及び/又は「備えている」という用語は、本明細書で使用されている場合には、述べられた特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又は部品の存在を特定するものであるが、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、部品、及び/又はそのグループの存在又は追加を排除するものではないことも理解されよう。特に示している場合を除き、値の範囲が記載されているときは、その範囲は、その範囲の上限と下限の間にあるサブレンジだけではなく、その上限及び下限を含むものである。
図1は、一実施形態による部品ハンドラ100の一部を模式的に示す斜視図である。図2は、図1に示される部品ハンドラ100を模式的に示す斜視図であり、図2では、テストプレート支持部206(一般的に「真空プレート」206とも呼ばれる)からテストプレート102を取り外している。
図1及び図2を参照すると、部品ハンドラ100のような部品ハンドラは、測定された部品510の1以上の特性(すなわち「部品特性」)に基づいて、複数のグループのうちの1つに部品510(図5)を選別するように構成されている。部品特性の例としては、部品510の物理的寸法や部品510の電気的特性(例えば、充電時間、漏れ電流、順方向動作電圧、電流の流れ、抵抗値、キャパシタンス、損失など)、部品510の光学的特性(例えば、照度、光度、スペクトル光出力、主波長出力、ピーク波長出力、相関色温度、色調指数など)、部品510の磁気的特性など、又はこれらの組み合わせが挙げられる。部品ハンドラ100によってテストしたり、選別したり、あるいは扱ったりすることができる部品510の種類の例としては、キャパシタ(例えば、多層セラミックキャパシタ(MLCC)、MLCCチップアレー(例えば、2素子MLCCチップアレー、4素子MLCCチップアレーなど)など)、発光ダイオード(LED)、チップ大パッケージ(CSP)などが挙げられる。
MLCCチップアレーのような部品510は、典型的には、0.9mmから3.2mmの範囲の長さ寸法と、0.6mmから1.6mmの範囲の(例えば、長さ寸法以下の)幅寸法と、0.5mmから0.95mmの範囲の(幅寸法以下の)厚さ寸法とを有し得る。より一般的には、MLCCチップアレー及び他の部品510は、3.2mm以下の長さ寸法と、1.6mm以下の幅寸法と、0.95mm以下の厚さ寸法とを有し得る。しかしながら、部品ハンドラ100で扱うのに適しているMLCCチップアレー及び他の部品510は、0.9mmより小さい長さ寸法や3.2mmよりも大きい長さ寸法を有していてもよく、0.6mmよりも小さい幅寸法や1.6mmよりも大きい幅寸法を有していてもよく、0.5mmより小さい厚さ寸法や0.9mmよりも大きい厚さ寸法を有していてもよいことは理解できよう。一般的に、長さ寸法、幅寸法、及び厚さ寸法の値は等しくないが、これらの寸法のうち任意の2つの値が等しくてもよい(あるいは実質的に等しくてもよい)。また、幅寸法及び厚さ寸法は典型的には長さ寸法よりも小さく、厚さ寸法は典型的には幅寸法よりも小さいことに留意されたい。
一般的に、部品ハンドラ100は、部品配置トラック104内に部品510を保持するように構成された円形テストプレート102を移動させて、部品配置トラック104内に保持された部品510を部品ロード領域106から部品配置移送経路に沿って部品テスト領域108まで搬送し、その後部品取出領域110に搬送するように構成されている。一実施形態においては、テストプレート102は、30cmから40cmの範囲(例えば、33cmから36cmの範囲)の外径を有していてもよい。より一般的には、テストプレート102は、40cmよりも短い外径を有していてもよい。しかしながら、テストプレート102の外径が30cmよりも小さくてもよく、あるいは40cmよりも大きくてもよいことは理解できよう。図示された実施形態においては、(例えば、基部によって規定される)基準面112に少なくとも実質的に平行な平面内で、テストプレート102の中心「C」を通り基準面112に垂直な軸周りに時計回り方向「R」に沿って回転可能となるようにテストプレート102を(例えば、割り出しされるように)一定量ずつ移動可能としてもよいし、あるいは連続的に移動可能としてもよい。あるいは、反時計回り方向にテストプレート102を回転するように部品ハンドラ100を構成してもよいことは理解できよう。
部品ロード領域106は、中心がテストプレート102の中心Cにある円弧に沿って延びていてもよく、その中心角は20度から180度の範囲にある。部品テスト領域108は、部品ロード領域106の外側に位置していてもよく、中心が中心Cにあり中心角が20度から100度の範囲にある円弧に沿って延びていてもよい。部品取出領域110は、部品ロード領域106及び部品テスト領域108の外側に位置していてもよく、中心が中心Cにあり中心角が20度から270度の範囲にある円弧に沿って延びていてもよい。より一般的には、部品ロード領域106は180度以下の中心角を有する円弧に沿って延びていてもよく、部品テスト領域108は100度以下の中心角を有する円弧に沿って延びていてもよく、部品取出領域110は270度以下の中心角を有する円弧に沿って延びていてもよい。しかしながら、上述した部品ロード領域106、部品テスト領域108、及び部品取出領域110のそれぞれが沿っている円弧は、言及した範囲の最小値よりも小さくてもよいし、言及した範囲の最大値よりも大きくてもよいことは理解できよう。また、部品テスト領域108の中心角は、典型的には、部品ロード領域106及び部品取出領域110の中心角よりも小さく、部品ロード領域106の中心角は部品取出領域110の中心角よりも小さくてもよいことに留意されたい。
基準面112は、ある基準面(例えば、「x」方向、「y」方向、及び「z」方向が互いに直交し、「y」が少なくとも実質的に鉛直であるときに「y」方向及び「z」方向に延びる平面)に対して第1の傾斜角Θだけ傾いていてもよい。一実施形態においては、第1の傾斜角Θは5度から85度の範囲にある。他の実施形態においては、第1の傾斜角Θは20度から40度の範囲(例えば30度かそれ位)にある。より一般的には、第1の傾斜角Θは85度以下であってもよく、40度以下であってもよいことに留意されたい。また、第1の傾斜角Θは5度以上であってもよく、20度以上であってもよい。しかしながら、第1の傾斜角Θは、5度より小さくてもよく、あるいは85度よりも大きくてもよいことは理解されよう。
ある実施形態においては、テストプレート102は、径方向にずれているが互いにテストプレート102の中心Cで中心を共有している複数の円形の部品配置トラック104を含んでいる。図示された実施形態においては、テストプレート102は、そのような円形の部品配置トラック104を8個含んでいる。さらなる詳細については後述するが、それぞれの部品配置トラック104は、中心Cを中心として周方向に配置される複数の部品配置場所500(図5)を含んでおり、部品510がそれぞれの部品配置場所500に保持可能となっている。このように、テストプレート102を回転すると、それぞれの部品配置トラック104内の部品配置場所500が中心Cからの半径が少なくとも実質的に一定である円形経路(本明細書においては「部品配置移送経路」ともいう)に沿って移動する。
一実施形態においては、それぞれの部品配置トラック104内の部品配置場所500の数は、200個から400個の範囲にあり得る。より一般的には、それぞれの部品配置トラック104内の部品配置場所500の数は1000個より少なくてもよく、500個より少なくてもよいことに留意されたい。しかしながら、それぞれの部品配置トラック104は、200個よりも少ない数の部品配置場所500を含んでいてもよいし、400個よりも多い数の部品配置場所500を含んでいてもよいことは理解されよう。
テストプレート102は第1の傾斜角Θで傾斜する平面内で回転するので、部品配置移送経路は、第2の部分よりも高い位置にある第1の部分を含んでいる。図1及び図2では、テストプレート102が8個の部品配置トラック104を含んでいるものとして示しているが、隣り合う部品配置トラック104間の径方向距離、部品配置場所500に保持される部品510のサイズ、それぞれの部品配置トラック104内の部品配置場所500の数及び配置、テストプレート102の直径など、又はこれらの組み合わせのような要因に応じて、テストプレート102が任意の数の部品配置トラック104(例えば、1個、2個、4個、6個、9個、10個など)を含んでいてもよいことは理解できよう。
図2に最もよく示されているように、上述した部品配置トラック104に加えて、テストプレート102は、円板形状の本体部200と駆動孔202とロケータ孔204とを含むものとして特徴付けられていてもよい。本体部200は、ポリフェニレンスルフィド、(20%ガラス充填)ポリカーボネート、強化ナイロン、FR−4エポキシガラス、アルミナセラミックなど、又はこれらの組み合わせのような1以上の材料から形成されていてもよい。さらに、本体部200は、部品配置トラック104が位置する周縁部と、駆動孔202と1以上のロケータ孔204とが形成される中央部とを含むものとして特徴付けられていてもよい。部品配置トラック104に隣接して径方向内側に位置する本体部200の上面(本明細書においては「第1の面」ともいう)の領域は、本明細書において「ローディング面領域」という。(便宜的に、中心Cに向かう径方向内側の方向320と中心Cから径方向外側の方向とが図3及び図8において矢印で示されている。)テストプレート102が部品ハンドラ100に載置されると、部品ロード領域106に位置するローディング面領域の部分が、対応する部品配置トラック104の対応する部分の上方に位置する。
ローディング面領域402(図4)での本体部200の厚さは、扱う部品510の長さ寸法、幅寸法、厚さ寸法のいずれよりも大きくてもよい。扱う部品510の長さよりも小さい厚さの本体部200からなるテストプレート102は、ねじれ方向に曲がりやすくて製造するコストが高くなってしまう。したがって、本明細書において述べられる実施形態によるテストプレート102は、従来のテストプレートよりも比較的硬くすることができ、コストも低減できる利点がある。
部品ハンドラ100は、テストプレート102を支持するように構成される固定テストプレート支持部206と、方向Rに沿ってテストプレート102を移動(例えば回転)させるように構成される回転ターンテーブル208とをさらに含んでいてもよい。ターンテーブル208は、ハブ210と1以上のロケータピン212とを含んでいてもよい。テストプレート102をターンテーブル208上に載置する際には、ハブ210がテストプレート102の駆動孔202に挿入され、1以上のロケータピン212がテストプレート102のロケータ孔204のうちの対応するロケータ孔に挿入され、テストプレート102がテストプレート支持部206の(例えば、基準面112に平行な、あるいは少なくとも実質的に平行な)支持面214に近接して、あるいはこれに接触して配置される。
モータ(図示せず)を駆動してターンテーブル208を(例えば、連続的にあるいは一定量ずつ)回転させてもよい。ターンテーブル208を回転させる際には、上述したようにテストプレート102もテストプレート支持部206に対して(例えば、連続的にあるいは一定量ずつ)回転される。一実施形態においては、支持面214は、テストプレート102との摩擦係数が低く、テストプレート102がテストプレート支持部206に対して回転する際の摩耗に対して高い耐久性があり、耐腐食性が高いなどの1以上の望ましい特性を有する材料から形成されている。一実施形態においては、支持面214は、超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PEFE)、硬質クロムめっきなど、又はこれらの組み合わせのような材料から形成される。支持面214を上述のように構成することにより、テストプレート支持部206及びテストプレート102上における摩擦負荷を低減することができる。テストプレート102が一定量ずつ回転される実施形態においては、摩擦負荷を低減することにより、割り出しの正確性とテストプレート102がその中心軸周りに回転する速度とを改善することができる。
ある実施形態においては、さらなる詳細については後述するが、部品510は、部品510に作用する部分真空又は吸引力によって、テストプレート102に形成された1以上の対応する真空伝達流路(図示せず)を介して1以上の部品配置場所500に保持され得る。そのような実施形態においては、テストプレート支持部206は、支持面214に形成された真空チャネル216であって、低圧力源(図示せず)及び真空伝達流路に流体連通するように構成された1以上の真空チャネル216をさらに含み得る。
部品ハンドラ100の動作中、低圧力源から真空チャネル216及び真空伝達流路を介して部品配置トラック104の部品配置場所500に吸引力を伝達することができる。一実施形態においては、テストプレート102が回転しているときに部品510を部品配置場所500に保持できるように低圧力源から吸引力を連続的に伝達することができ、保持された部品510を部品ロード領域106から部品テスト領域108に移送した後、部品取出領域110に移送することができる。
一実施形態においては、部品配置場所500に保持された部品510がテストプレート支持部206に接触しないようにテストプレート102が構成されている。部品配置場所500に保持された部品510がテストプレート支持部206に接触することを防止することによって、例えば、部品部分が支持面214に摺接することによる部品510の一部へのダメージ(例えば、部品510の金属端部へのダメージ)を避けることができる。同様に、部品配置場所500に保持された部品510がテストプレート支持部206に接触することを防止することによって、例えば、部品510の一部が支持面214に摺接することによる支持面214へのダメージを避けることもできる。
図1及び図2を参照すると、部品ハンドラ100は、部品ロード領域106内に配置されたロードフレームアセンブリを含み得る。一実施形態においては、ロードフレームアセンブリは、ロードフレーム114とロードフレーム支持部116とを含んでいる。
テストプレート102のそれぞれの部品配置場所500への部品510のローディングを簡単にするようにロードフレーム114を構成してもよい。ロードフレーム114は、離間した複数のロードフェンス302(図3)を含んでいてもよく、それぞれのロードフェンス302は、テストプレート102の対応する部品配置トラック104の上方に、対応する部品配置トラック104に近接して配置される。一般的に、それぞれのロードフェンス302は、対応する部品配置移送経路の高さの低い第2の部分に沿って延びていてもよい。一実施形態においては、少なくとも1つのロードフェンス302が、中心角が20度から180度の範囲にある円弧に沿って延びていてもよい。より一般的には、中心角は180度よりも小さい。例えば、この円弧の中心角は40度から120度の範囲にあってもよい。他の例においては、この円弧の中心角は45度から90度の範囲にあってもよい。しかしながら、この円弧の中心角が20度よりも小さくてもよく、あるいは180度よりも大きくてもよいことは理解されよう。
一般的に、部品ロード領域106は、それぞれの部品配置移送経路の最も低い領域か又はその近傍に存在している。したがって、少なくとも1つのロードフェンス302は、対応する部品配置移送経路の最も低い部分に存在することもでき、あるいは対応する部品配置移送経路の最も低い部分には存在しないこともある。一実施形態においては、ロードフレーム114は、テストプレート102に対して米国特許第5,842,597号で例示的に述べられているのと類似の方法で配置されていてもよい。この米国特許は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
一般的に、それぞれのロードフェンス302は、基準面に対する第2の傾斜角Φが5度から85度の範囲でテストプレート102に対して傾いている。一実施形態においては、第2の傾斜角Φは20度から70度(例えば60度かそのあたり)の範囲にある。より一般的には、第2の傾斜角は85度よりも小さい。しかしながら、第2の傾斜角Φは5度よりも小さくてもよく、あるいは85度よりも大きくてもよいことは理解されよう。一実施形態においては、第1の傾斜角Θと第2の傾斜角Φの合計は10度から170度(例えば90度かそのあたり)の範囲にあり得る。
ホッパから部品510を受け取るように構成され、さらに加振器によって加振された際にその部品510を漏斗に移送するように構成されたフィーダトレイを含むアセンブリ(図示せず)によって部品510をロードフレーム114のそれぞれのロードフェンス302に隣接した部品受取空間に供給してもよい。典型的には、そのようなアセンブリは、米国特許第5,842,597号で述べられたアセンブリであってもよい。部品510が部品受取空間306に供給されると、(例えば、重力の影響を受けて)ローディング面領域402に隣接する1以上のロードフェンス302によってテストプレート102の対応するローディング面領域402に案内される。その後、テストプレート102は時計回り「R」に回り、部品510は重力によってテストプレート102のローディング面領域402に沿って反対方向に転がる。米国特許第5,842,597号で例示的に述べられたのと同様の方法により、部品510を部品受取空間306に供給し、部品510をテストプレート102に案内し、部品510を転がすプロセスを行ってもよい。さらなる詳細については後述するが、最終的には、ローディング面領域402に沿って転がった部品510は、対応する部品配置トラック104の部品配置場所500を含む部品配置チャンバ800(図8)内に(例えば、重力の影響を受けて)捕捉される。同様にさらなる詳細については後述するが、捕捉された部品510を部品保持機構によって部品配置場所500に固定し保持することができる。
部品510が部品配置場所500に保持されている間、テストプレート102を移動させて(例えば、方向Rに沿って回転させて)部品510を部品ロード領域106から部品テスト領域108に移送し、その後部品取出領域110に移送することができる。図示はされていないが、ロードフレームアセンブリは、部品受取空間に供給された部品510を部品配置トラック104のうち対応する部品配置トラック104に対して確実に正しく方向付けて、部品配置チャンバ800内に部品510を効率的に捕捉できるように構成された1以上の方向修正機構をさらに含んでいてもよい。方向修正機構の例としては、エアナイフ、テストプレート102の近傍でロードフェンス302から隣接する部品受取空間に延びる突起など、又はこれらの組み合わせが挙げられる。
ロードフレーム支持部116は、ベースに連結されていてもよく、(例えば、テストプレート102が回転しているときに、ロードフレーム114が少なくとも実質的にテストプレート102に対して静止するように)テストプレート102の上方にロードフレーム114を保持するように構成されていてもよい。一実施形態においては、(例えば、ネジやバネ、ベアリング、レール、ペグ、レバー、クランプなど又はこれらの組み合わせなどの1以上の部品を使って)ロードフレーム114の位置を(例えば、中心Cに対して)半径方向に又は(例えば、中心Cを中心として)周方向に又は(例えば、中心Cを通る回転軸に平行な方向に)軸方向に又はこれに類似する方法で、あるいはこれらを組み合わせて調整できるようにロードフレーム支持部116を構成してもよい。一実施形態においては、米国特許第8,231,323号において例示的に述べられた方法によりロードフレーム支持部116を設けてもよい。この米国特許は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
部品ハンドラ100は、部品テスト領域108内に配置された第1のテストモジュールアセンブリ118a、第2のテストモジュールアセンブリ118b、第3のテストモジュールアセンブリ118c、第4のテストモジュールアセンブリ118d、及び第5のテストモジュールアセンブリ118e(まとめて総称して「テストモジュールアセンブリ118」という)のようなテストモジュールアセンブリを含み得る。図1及び図2は、部品テスト領域108内に5つのテストモジュールアセンブリ118が配置された実施形態を図示しているが、部品テスト領域108内に任意の数のテストモジュールアセンブリ118(例えば、1個、2個、3個、4個、6個、7個など)を配置してもよいことは理解できよう。
一般的に、テストモジュールアセンブリ118は、ベースに連結されており、テストプレート102の上方に配置される複数のテストモジュールを含んでいる。それぞれのテストモジュールは、対応する部品配置トラック104の上に位置しており、部品ハンドラ100の部品テスト場所(図示せず)を規定する。部品配置トラック104の部品配置場所500に保持された部品510の上述した部品特性のうち1つ以上の特性を検知、検出、又は測定するようにそれぞれのテストモジュールを構成してもよい。一実施形態においては、共通テストモジュールアセンブリ118内のテストモジュールは、部品510の同一の部品特性を検知、検出、又は測定するように構成されている。他の実施形態においては、共通テストモジュールアセンブリ118内の少なくとも2つのテストモジュールが部品510の異なる部品特性を検知、検出、又は測定するように構成されている。一実施形態においては、異なるテストモジュールアセンブリ118内のテストモジュールが、同一の部品510の異なる部品特性を検知、検出、又は測定するように構成される。他の実施形態においては、異なるテストモジュールアセンブリ118内の少なくとも2つのテストモジュールが、同一の部品510の同一の部品特性を検知、検出、又は測定するように構成される。一実施形態においては、第1のテストモジュールアセンブリ118a内のテストモジュールが米国特許第5,842,597号で述べられた第1ステージのテストを行うように構成され、第2のテストモジュールアセンブリ118b内のテストモジュールが米国特許第5,842,597号で述べられた第2ステージのテストを行うように構成され、第3のテストモジュールアセンブリ118c内のテストモジュールが米国特許第5,842,597号で述べられた第3ステージのテストを行うように構成され、第4のテストモジュールアセンブリ118d内のテストモジュールが米国特許第5,842,597号で述べられた第4ステージのテストを行うように構成され、第5のテストモジュールアセンブリ118e内のテストモジュールが米国特許第5,842,597号で述べられた第5ステージのテストを行うように構成される。
部品ハンドラ100は、部品取出領域110内に配置された収集アセンブリ120のような1以上の収集アセンブリを含み得る。一実施形態においては、収集アセンブリ120は、複数の収集チューブ122と収集ビン124とを含んでいる。
収集アセンブリ120のそれぞれの収集チューブ122は、対応する部品配置トラック104の上方であって、部品ハンドラ100の部品取出場所(図示せず)に対応する場所に位置している。さらに、それぞれの収集チューブ122は、テストプレート102から取り出された部品510を受け取って、受け取った部品510を収集ビン124のような1以上の収集ビンに案内するように構成される。収集ビン124は、任意の好適な方法又は有利な方法で収集チューブ122又は部品ハンドラ100から取り外すことができる。
図示はされていないが、部品ハンドラ100は、ベースに連結され、(例えば、テストプレート102が回転しているときに、収集アセンブリ120が少なくとも実質的にテストプレート102に対して静止するように)テストプレート102上に収集アセンブリ120を保持するように構成された収集支持部をさらに含んでいてもよい。さらに、(例えば、ネジやバネ、ベアリング、レール、ペグ、レバー、クランプなど又はこれらの組み合わせなどの1以上の部品を使って)収集チューブ122の位置を(例えば、中心Cに対して)半径方向に又は(例えば、中心Cを中心として)周方向に又は(例えば、中心Cを通る回転軸に平行な方向に)軸方向に又はこれに類似する方法で、あるいはこれらを組み合わせて調整できるように収集支持部を構成してもよい。
図1及び図2は、部品取出領域110内に収集アセンブリ120が1つだけ配置された実施形態を図示しているが、部品取出領域110内に任意の数の収集アセンブリ120(例えば、2個、3個、4個、5個、6個、7個など)を配置してもよいことは理解できよう。他の実施形態においては、部品ハンドラ100は、米国特許第5,842,597号に例示的に述べられているような取出マニホールド及びその関連部品を含んでいてもよく、これに収集アセンブリ120のうちの1つ以上が連結されていてもよい。
部品ハンドラ100は、取り出された部品510を収集するための1以上の収集アセンブリ120を含むものとして述べたが、取り出された部品510を他の任意の機構により収集してもよいことは理解できよう。例えば、収集アセンブリ120のうちの1つ以上を米国特許第5,842,597号に例示的に述べられているような取出チューブ、チューブ取り回し板、ビン、ビントレイなどの1以上の部品で置き換えてもよい。
他の例においては、収集ビン124用の収集チューブ122は、共通収集マニホールドに置き換えられる。共通マニホールドは、例えば非対称であってマニホールド内の断面積を大きくしたり又は変化させたりしてテストプレート102から取り出す際の部品510の軌跡の範囲を大きくしてもよい。部品510が取り出される軌跡は、部品510の特定の幾何学的形状によって変化してもよい。幾何学的形状が可変な収集マニホールドは、部品の軌跡の範囲を大きくすることができるので、取り出された部品の速度の低下がより少なく、収集マニホールドの内面への部品510の衝突の頻度及び激しさを低減することができる。その結果、取り出された部品510がよりうまく収集ビン124までずっと移動することができるので、これにより部品収集の効率を改善することができる。一実施形態においては、収集マニホールドは、異なる取出場所から取り出された部品510をそれぞれ受け取るようにそれぞれ構成された別個の開口を含んでいてもよく、異なる取出場所から取り出された部品510を受け取るように構成された1つの大きな開口を有していてもよい。他の実施形態においては、収集マニホールドは、一端で個々の開口に連通し、(例えば、収集ビン124につながる流路の数を1まで減らすように)他端で1以上の他の流路に合流する流路を有するように構成されていてもよい。
図示された実施形態においては、取り出された部品510が(例えば、収集チューブ122、収集マニホールドなど、又はこれらの組み合わせにより規定されるような)収集ビン124に至るまでに移動する距離は比較的短い(例えば、約1〜10インチの長さである)。このように、収集ビン124は、収集チューブ122(又は収集マニホールド)の端部の比較的近くで、部品取出場所の近くに位置している。取り出された部品510が収集ビン124に入るまでに移動する全体の距離を短くすることによって、取出プロセスの結果として部品510がダメージを受ける可能性を低くすることができる。また、収集ビン124を部品取出場所の比較的近くに位置させることにより、部品ハンドラ100をよりコンパクトにすることができ、装置の占有面積を小さくすることができる。上述した実施形態においては、収集チューブ122(又は収集マニホールド)のいずれかを収集ビン124に固定してもよく、あるいは収集ビン124と一体的に形成してもよい。
上記で例示的に説明したように、部品510を一括で部品ハンドラ100に渡してもよく、部品ハンドラ100は、個々の部品510を分離又は個片化して、1以上の部品配置トラック104の間に分布している部品配置場所500で特徴的な部品510を保持するように構成される。その後、共通の又は異なる部品配置トラック104の部品配置場所500に保持された部品510の部品特性を、並行して、又は連続して、又はこれらの組み合わせにより検知、検出、又は測定してもよい。そして、検知、検出、又は測定された部品特性(すなわち「選別」)に応じて、共通の又は異なる部品配置トラック104の部品配置場所500に保持された部品510を、並行して、又は連続して、又はこれらの組み合わせにより多くの収集ビン124の1つに取り出してもよい。このように、本明細書において述べた部品ハンドラ100により、部品510を高スループットで扱うことが容易になる。図1及び図2に関して部品ロード領域、部品テスト領域、及び部品取出領域に関連付けられた部品ハンドラ100の様々な態様及び実施形態について広く述べてきたが、次に、テストプレート102の実施形態の例及び部品ハンドラ100の他の特徴、態様、実装、又は構成を図3から図20を参照して述べる。
図3は、一実施形態において、図1に示される部品ハンドラ100の部品ロード領域106内にあるテストプレート102の一部及びロードフレーム114を模式的に示す拡大斜視図である。図4は、図3に示される「A」の領域を模式的に示す拡大斜視図である。図4Aは、ロードフレーム114の一部の拡大断面図であり、図4Bは、ロードフレーム114の一部をさらに拡大して部品ロード領域106を目立つようにした断面図であり、図4Cは、ロードフレーム114を取り除いたときの部品ロード領域106をさらにもっと拡大した断面図である。図5は、一実施形態において、図4に示される部品配置トラック104の一部を模式的に示す拡大斜視図である。図6は、一実施形態におけるロードフェンス302と、図5に示される部品配置トラック104により規定される部品配置場所500のそれぞれでの部品510のローディングとを模式的に示す拡大斜視図である。図7は、図6に示されるロードフェンス302を模式的に示すものであって、図6に示されるものとは反対側の角度から見た拡大斜視図である。図8は、図6及び図7に示されるロードフェンス302と、それぞれの部品配置チャンバ800内に捕捉された部品510とを示す断面図である。
図3、図4、図5、及び図7を参照すると、テストプレート102が部品ハンドラ100上に搭載されると、それぞれの部品配置トラック104が、これに対応するロードフェンス302に対して少なくとも実質的に位置合わせされ、かつ対応するロードフェンス302の下方に位置するように、部品配置トラック104がテストプレート102上に配置される。
図4及び図5に最もよく示されているように、それぞれの部品配置トラック104は、本体部200の上面から延びる複数の離間突起400を含んでいてもよく、部品配置場所500はそれぞれの隣り合う突起400の間の空間内に位置している。突起400は、本体部200と一体的に形成してもよいし、あるいは本体部200から別個に形成された後に(例えば、接着材により、本体部と突起400との間の化学的又は物理的接着又は溶接により、これに類似する方法により、あるいはこれらの組み合わせにより)本体部200に取り付けられていてもよい。本明細書においては、領域402のように、部品配置トラック104に隣接して径方向内側に位置する本体部200の表面の領域を上述した「ローディング面領域」という。図5に最もよく示されているように、それぞれの突起400は、ローディング壁502、端面504、及び1対の配置壁506を含み得る。ローディング壁502は、対応するローディング面領域402から端面504まで延びる径方向内側の壁である。それぞれの配置壁506は、部品配置場所500の一部の周方向の範囲を規定するものである。本明細書においては、領域508のように、隣り合う突起400のペアの配置壁506の間で周方向に位置するテストプレート102の表面の領域を「配置表面領域」といい、この領域は、これに隣接するローディング面領域402と同一平面にあってもよく、あるいは隣接するローディング面領域402に対して凹んでいてもよい。図示された実施形態においては、配置表面領域508は、少なくとも実質的に基準面112に平行な平面を規定している。ローディング面領域402に対して配置表面領域508を凹ませることは、部品配置場所500で部品510を正しく方向づけるのに役立つだけではなく、部品配置場所500で部品510を保持することにも役立ち得る。
隣り合う突起400のペアの配置壁506の間の周方向の距離は、部品配置場所500の幅を規定し得る。同様に、配置壁506の径方向の範囲は、部品配置場所500の長さを規定し得る。一般的に、部品配置場所500の幅は、そこに保持される部品510の幅寸法よりも少し大きい。しかしながら、部品配置場所500の長さは、そこに保持される部品510の長さ寸法よりも長くてもよく、あるいは短くてもよく、あるいはこれと等しくてもよい。一実施形態においては、突起400の端面504とこれに隣接するローディング面領域402との間の距離は、隣接する部品配置場所500に位置する部品510の厚さ寸法よりも大きくてもよく、あるいはこれと等しくてもよく、あるいはこれより小さくてもよい。他の実施形態においては、ローディング壁504がローディング面領域402の上方に突出する距離は、隣接する部品配置場所500に位置する部品510の厚さ寸法よりも大きくてもよく、あるいはこれと等しくてもよく、あるいはこれより小さくてもよい。
例示的に図示されているように、部品510は、概して部品510の長さ寸法、幅寸法、及び厚さ寸法を規定する本体512と、部品本体512の両端に位置する2つ(以上の)めっき端部(例えば電極、端子など)514とを含むMLCCであってもよく、この両端は部品510の長さ寸法だけ離間している。しかしながら、これに代えて部品510のいずれかをMLCCチップアレー(例えば、2素子MLCCチップアレー、4素子MLCCチップアレーなど)や、発光ダイオード(LED)、チップ大パッケージ(CSP)などとしてもよいことは理解できよう。
図7を参照すると、流路702のような複数の流路がテストプレート102を貫通していてもよい。例示的に図示されているように、それぞれの流路702の配置場所出口は、対応する部品配置場所500の配置表面領域508と一部を共有している(すなわち、配置表面領域508内に形成されている)。一実施形態においては、さらなる詳細については後述するが、配置された部品510の部品配置場所500が部品取出場所に近くにあるときに、流路702を用いて部品510をテストプレート102から取り出すのを促進してもよい。他の実施形態においては、さらなる詳細については後述するが、テストプレート102が回転しているときに部品配置場所500に部品510を保持することを容易にするように流路702を用いてもよい。図7は、部品配置場所500に開口している1つの流路702のみを示しているが、同一の部品配置場所500に任意の形状及び/又は寸法の流路702を任意の数だけ形成してもよいことは理解できよう。
図3、図4、図6、図7、及び図8を参照すると、ロードフレーム114は、格納本体300と、横断部材304のような横断部材によって格納本体300に連結された概して弓状の複数のロードフェンス302とを含み得る。部品510は、ロードフレーム114の一端にある供給ポート308から、あるいはロードフレーム114の両端の間にある供給ポートから、あるいは類似の場所から、あるいはこれらを組み合わせた場所から選択的に(各ロードフェンス302に隣接し、それぞれのローディング面領域402の上方にある)部品受取空間306のような1以上の部品受取空間に供給され得る。
図6及び図7に最もよく示されているように、それぞれのロードフェンス302の下方領域は、天井部600と、(例えば、テストプレート102に向かって)天井部600の下方に突出するリッジ部602とを含んでいてもよい。一実施形態においては、リッジ部602が天井部600の下方に突出する距離は、部品510の厚さ寸法よりも大きくてもよく、あるいはこれと等しくてもよく、あるいはこれより小さくてもよい。他の実施形態においては、リッジ部602が天井部600の下方に突出する距離は、ローディング壁504がローディング表面領域402の上方に突出する距離よりも大きくてもよく、あるいはこれと等しくてもよく、あるいはこれより小さくてもよい。テストプレート102が部品ハンドラ100上に載置されたときに、天井部600が、対応する部品配置トラック104の突起400の端面504に(例えば、部品510の厚さ寸法以下の距離まで)近接するように天井部600及びリッジ部602が構成される。同様に、リッジ部602は、対応する部品配置トラック104の突起400に近接するように端面504の下方に延ばされる(例えば、部品510の長さ寸法、幅寸法、又は厚さ寸法のいずれかより短い又はこれと等しい距離だけ径方向外側の壁700から離間するように、突起400の図7に示されるローディング壁502の反対側の壁700のような径方向外側の壁に近づけられる)。さらに、リッジ部602と径方向外側の壁700に隣接する本体部200の表面との間の距離が、部品510の厚さ寸法よりも小さくなるように、リッジ部602は、径方向外側の壁700に隣接する本体部200の表面に隣接するように端面504の下方に延ばされる。図8に最もよく示されているように、部品配置チャンバ(例えば、部品配置チャンバ800)は、天井部600及びリッジ部602とともに、部品配置場所500に関連付けられた配置表面領域508及び配置壁506により概して規定又は包囲される空間又は容積である。図8にさらに示されているように、リッジ部602は、部品配置場所500の径方向の範囲を規定するものである。
再び図4、図4A、図4B、図4C、図6、及び図8を参照すると、図示された実施形態においては、ロードフレーム114に供給された部品510は、テストプレート102を方向Rに回転させることにより部品配置チャンバ800内に捕捉される。テストプレート102が回転する際に、部品510が重力によってローディング面領域(例えば、符号をつけたローディング面領域402)に沿って方向Rとは反対の方向に転がる。部品ロード領域106内の部品510の位置によっては、部品510は、部品配置トラック104内の突起400のローディング壁502に沿っても転がる。部品510が転がる際に、部品510が部品配置チャンバ800に対して好適に位置合わせされるまで部品配置チャンバ800に対する部品510の方向が変化する場合がある。部品510が部品配置チャンバ800に対して好適に位置合わせされると、部品510が(例えば重力によって)ローディング面領域402から径方向外側に向かってロードフェンス302の下方かつ1対の突起400の間に位置する部品配置チャンバ800内にスライドする。図示された実施形態においては、部品510の長さ−幅面522(例えば、概してその長さ寸法及び幅寸法により規定される外縁を有する面領域)が符号をつけたローディング面領域402に置かれ、部品510の長さ方向軸が中心Cに対して実質的に径方向に向けられたときに、部品510が「好適に位置合わせ」される。しかしながら、部品配置チャンバ800を規定する構造のうち1つ以上の構造を任意の方法により異なる方向を向いた部品510又は一定の範囲で異なる又は類似の方向を向いた部品510を捕捉するように構成することができることは理解されよう。
図5Aは、図5に示されるテストプレート102の一部を模式的に示すVA−VA'線断面図であり、一実施形態における部品保持機構を示すものである。図5Bは、図5に示されるテストプレート102の一部を模式的に示すVB−VB線又はVA−VA'線断面図であり、他の実施形態における部品保持機構を示すものである。図5Cは、図5に示されるテストプレートの一部を模式的に示すVC−VC線又はVB−VB線断面図であり、さらに他の実施形態における部品保持機構を示すものである。
上述したように、部品配置場所500のそれぞれに部品510を保持することができる。部品510に吸引力を作用させることにより、部品510(例えば、磁性体を含んでいる部品の部分)に磁場を作用させることにより、部品510に静電界を作用させることにより、部品510に物理的圧力を作用させることにより、あるいは類似の方法により、あるいはこれらの組み合わせにより部品配置場所500に部品510を保持することができる。
図5Aを参照すると、真空チャネル216から部品配置場所500に位置する部品510に吸引力を伝達するために真空伝達流路516のような真空伝達流路をテストプレート102内に設けて、部品配置場所500に部品510を保持してもよい(又は保持を容易にしてもよい)。真空伝達流路516の真空伝達出口が、対応する部品配置場所500の配置壁506と一部を共有する(すなわち、配置壁506内に形成される)ように、真空伝達流路516が、本体部200の底面518(本明細書においては「第2の面」ともいう)から突起400内に延びている。
図5及び図5Aに例示的に示されている実施形態においては、真空伝達流路516の真空伝達入口は、(例えば、図示されるように中心Cに向かって径方向内側に、あるいは中心Cから離れるように径方向外側に)(例えば、本体部200の底面518と一部を共有する、あるいは底面518内に形成される)流路702の配置場所入口から周方向及び径方向にオフセットされており、支持面214内に形成された真空チャネル216の径方向位置に対応する位置で本体部200の底面518と一部を共有するようになっている。図5Aに示されるように、流路702の配置場所入口が本体部200の底面518と一部を共有する位置から径方向にオフセットされた位置で支持面214内に真空チャネル216が形成されている。図5Aは、1つの真空伝達流路516だけが部品配置場所500の配置壁506に開口しているものとして示しているが、任意の形状及び/又はサイズの真空伝達流路516が任意の数のだけ同一の配置壁506に開口していてもよく、あるいは同一の部品配置場所500に関連付けられた対向する配置壁506に開口していてもよく、あるいはこれに類似するものであってもよく、あるいはこれらの組み合わせであってもよいことは理解できよう。
図5Bを参照すると、上述した真空伝達流路516を用いることなく、部品510を部品配置場所500に保持してもよい。むしろ、図示された実施形態においては、流路702は、真空チャネル216から部品配置場所500に位置する部品510に吸引力を伝達して部品場所500に部品510を保持してもよい(あるいは部品510の保持を容易にしてもよい)。図5Bに示されるように、真空チャネル216は、流路702の配置場所入口が本体部200の底面518と一部を共有する場所に対して径方向に位置合わせされる位置における支持面214に形成されている。図5Bは、部品配置場所500に部品510を保持することを容易にするために真空伝達流路516が付加的に設けられていない実施形態を示しているが、上述した真空伝達流路516のうちの1つ以上の流路を上述した部品配置場所500に設けてもよいことは理解できよう。
図5Cを参照すると、上述した流路516又は702のいずれも用いることなく、部品場所500に部品510を保持してもよい。むしろ、図示された実施形態において、テストプレート102は、部品配置場所500の配置表面領域508に又はその近傍に配置される磁石520を含んでいてもよく、この磁石520により生成される磁場(図示せず)が部品510の少なくとも一部に対して透過可能となっていてもよい。このように、磁石520により生成される磁場によって部品510を部品配置場所500に保持することができる。磁石520は、(例えば、テストプレート102内部又は外部の電流源に連結された)図示しない永久磁石又は電磁石であってもよい。図5及び図5Cに例示的に示される実施形態においては、磁石520は、(例えば、中心Cから離れるように径方向外側に)流路702から径方向にオフセットされている。図5Cは、部品配置場所500に位置する1つの磁石520だけを示しているが、任意の形状及び/又はサイズの磁石520を任意の数だけ特定の部品配置場所500の配置表面領域508に、または1以上の配置壁506などに、あるいはこれらの組み合わせに配置してもよいことは理解できよう。例えば、流路702の径方向内側及び径方向外側の双方に磁石520を配置してもよい。さらに、流路516や702などの1以上の流路などを付加的に設けて部品配置場所500での部品510の保持を容易にしてもよい。
図5Aから図5Cに示される実施形態においては、部品510の上面522は、隣接する突起400の端面504と同一平面上にある。しかしながら、他の実施形態においては、本明細書におけるいずれかの実施形態により部品ハンドラ100により扱われる部品510の上面522は、隣接する突起の端面504の上方にあってもよく、隣接する突起の端面504の下方にあってもよい。
図9は、他の実施形態における部品配置トラック104の一部を模式的に示す拡大斜視図である。図10は、他の実施形態におけるロードフェンス302と図9に示される部品配置トラック104により規定されるそれぞれの部品配置場所500での部品510のローディングとを模式的に示す拡大斜視図である。図11は、さらに他の実施形態における部品配置トラック104の一部を模式的に示す拡大斜視図である。
上記では部品配置トラック104が突起400のような突起を含むものとして述べたが、部品配置トラック104のうち1以上のもの又はこれらのいずれかの一部を異なるように構成してもよいことは理解できよう。例えば、図9を参照すると、他の実施形態における部品配置トラック104は、本体部200から延びノッチが形成された突起900を含んでいてもよい。突起400と同様に、突起900は、ローディング壁502と、ローディング壁502とは反対側の径方向外側壁700と、端面504とを含み得る。図示された実施形態においては、ローディング壁502から径方向外側に向かって径方向外側壁700に向かってノッチが延びており、上述した配置壁506及び径方向外側壁700から離間した付加的な配置壁902(例えば「補助配置壁」)を規定している。それぞれの配置壁506は、部品配置場所500の一部の周方向範囲を規定している。補助配置壁902は、部品配置場所500の径方向範囲を規定している。
突起900は2つのノッチを含むものとして図示されているが、突起900が2つよりも多くのノッチを含んでいてもよく、あるいは1つのノッチだけを含んでいてもよいことは理解できよう。部品配置トラック104が単一の突起900を含む実施形態においては、突起900は、中心Cを中心として全周にわたって延びていてもよく、あるいは中心Cを中心として部分的にのみ延びていてもよい。部品配置トラック104が複数の離間した突起900を含む実施形態においては、突起900は、突起400に関して先に述べた方法で概して互いに位置合わせされていてもよい。
上記で図9に関して例示的に述べたように部品配置トラック104を設ける際に、部品配置トラック104に対応するロードフェンス302を上記で図3、図4、図6、図7、及び図8に関して述べたのと同様の方法により設けてもよいし、あるいは異なる方法で構成してもよい。例えば、図10を参照すると、各ロードフェンス302の下部領域は、上述した天井部600を単に含むだけでリッジ部602を省略してもよい。
一実施形態においては、ローディング壁502でのノッチの前縁(例えば、矢印Rにより示される回転方向により決定される)は、上記で図3、図4、図5、及び図7に関して述べたように構成される突起よりも広い範囲の方向で部品510を捕捉しやすくするように構成されたベベル壁又は面取り壁904(例えば「捕捉壁」)を含み得る。しかしながら、突起400のうちの1以上の突起が図9に示されるような捕捉壁904を含んでいてもよいことは理解できよう。
図11を参照すると、さらに他の実施形態における部品配置トラック104は、突起400に類似した突起1100のような離間した突起を含み得る。それぞれの突起1100は、本体部200から延び、上述したローディング壁502と、端面504と、配置壁506とを含んでいる。突起400と同様に、部品配置場所500は、それぞれの組の隣り合う突起1100間の空間に位置している。さらに、各部品配置場所500に関連付けられた前方配置壁506は、上述した捕捉壁904を含んでいてもよい。前方配置壁506は、部品510が重力により下方に移動し、テストプレートが方向Rのように上方に移動した際に、部品510に最も近い配置壁506と考えることができる。
図示された実施形態においては、突起1100は、突起1100の端面504及び配置壁506内に配置された1以上のプローブ凹部1102を含んでいてもよく、プローブ凹部1102が、配置壁506により規定される部品配置場所に位置する部品1104のような部品の側方端部1108に隣接するようになっていてもよい。各プローブ凹部1102は、例えば、突起1100の端面504及び隣接する配置壁506から延びていてもよく、テストモジュールのプローブが部品テスト領域108で部品1104の側方端部1108に触れるための空間を広くしてもよい。
例示的に図示されているように、部品1104は4素子MLCCチップアレーであり、概して部品1104の長さ寸法、幅寸法、及び厚さ寸法を規定する本体1106と、部品1104の長さ寸法に沿って配置される4組のめっき端部(例えば電極、端子など)1108とを含んでいる。各組の端部1108(例えば端部1108aと1108b)は、部品本体1106の両側に配置され、この両側は部品1104の幅寸法だけ離間している。先に述べた実施形態と同様に、部品1104のいずれかを単一MLCC、2素子MLCCチップアレー、発光ダイオード(LED)、チップ大パッケージ(CSP)などに代えてもよいことは理解できよう。
図11は、共通の配置壁506から延びる複数のプローブ凹部1102を示しており、各プローブ凹部1102の位置が、隣接する部品1104の対応する端部1108の位置に対応しているが、いずれかの凹部1102の寸法を複数の端部1108に隣接するまで延びるようにしてもよいことは理解できよう。また、上述した部品配置場所500のうちのいずれかにプローブ凹部1102を付けてもよい。また、部品1104の端部1108に対してプローブが接触しやすくするように他の好適な方法又は有利な方法で突起1100を構成してもよいことは理解できよう。
図12は、図1に示される部品ハンドラ100の部品テスト領域108の一部の内部にあるテストモジュールアセンブリ118の一実施形態を模式的に示す拡大斜視図である。図13は、図12に示されるテストモジュールアセンブリ118を模式的に示す断面図である。図14は、図13に示されるテストモジュールアセンブリ118のテストプローブの位置合わせを部品テスト領域108内に位置する部品510の端部514とともに模式的に示す拡大斜視図である。
図12及び図13を参照すると、上述した第1のテストモジュールアセンブリ118aのようなテストモジュールアセンブリ118を入口供給ポート308の(テストプレート102の回転方向Rの)下流に配置してもよく、あるいは、テストモジュールアセンブリ支持部1202と、テストモジュール支持部1204と、プローブガイド1206と、複数のテストモジュール1208とを含んでいてもよい。
テストモジュールアセンブリ支持部1202は、部品ハンドラ100に連結されていてもよく、(例えば、テストプレート102が回転すると、テストモジュール1208がテストプレート102に対して少なくとも実質的に静止するように)テストプレート102の上方にテストモジュール1208を保持するように構成されていてもよい。さらに、(例えば、ネジやバネ、ベアリング、レール、ペグ、レバー、クランプなど又はこれらの組み合わせなどの1以上の部品を使って)テストモジュール1208の位置を(例えば、中心Cに対して)半径方向に又は(例えば、中心Cを中心として)周方向に又は(例えば、中心Cを通る回転軸に平行な方向に)軸方向に又はこれに類似する方法で、あるいはこれらを組み合わせて調整できるようにテストモジュールアセンブリ支持部1202を構成してもよい。
テストモジュール支持部1204は、テストモジュールアセンブリ支持部1202に連結されていてもよく、テストプレート102の上方に一定の高さで又は調整可能な高さでそれぞれのテストモジュール1208のプローブハウジング(例えば、図13に示されるようなプローブハウジング1302)を保持するように構成されていてもよい。プローブガイド1206は、(図示されるような)テストモジュールアセンブリ支持部1202に連結されていてもよいし、あるいはテストモジュール支持部1204に連結されていてもよいし、あるいはこれら両方に連結されていてもよい。プローブガイド1206は、テストプローブ(例えば、図13に示されるようなテストプローブ1304)の先端を部品配置トラック104の部品配置場所500に保持された部品510の端部514上に正確に配置することを簡単にするように構成されている。
図13及び図14に例示的に示されるように、それぞれのテストモジュール1208は、1対のプローブハウジング1302を含んでおり、それぞれのプローブハウジング1302は、内部に対応するテストプローブ1304を受け入れるように構成されている。さらに、対応するプローブハウジング1302に対してテストプローブ1304をテストプレート102に向けて付勢するようにバネを設けてもよい。したがって、テストプローブ1304は、プローブハウジング1304に対して矢印1306の方向に移動可能となっている。それぞれのプローブハウジング1302は、導電材料で形成されていてもよく、テストプローブ1304に接触するように構成されていてもよい。さらに、電流、電圧、信号などを対応するテストプローブ1304から電圧源(図示せず)、信号処理装置(図示せず)など、又はこれらの組み合わせに送るために、それぞれのプローブハウジング1302を配線や回路基板などに接続してもよい。
図示された実施形態においては、テストモジュール1208内のプローブハウジング1302とテストプローブ1304の数及び配置が、部品配置トラック104の部品配置場所500に保持される部品510上の端部514の数及び配置に対応していてもよい。図示された実施形態においては、テストモジュールアセンブリ118の1以上のテストモジュール1208内のテストプローブ1304の数は、検知、検出、測定などを行う部品特性を有する部品の端部514の数と等しくてもよい。しかしながら、他の実施形態においては、テストモジュールアセンブリ118の1以上のテストモジュール1208内のテストプローブ1304の数は、部品510の端部514の数より少なくてもよい。
図15は、テストモジュールアセンブリ118の他の実施形態を模式的に示す斜視図である。図16は、図15に示されるテストモジュールアセンブリ118を模式的に示す上面図である。
上記ではテストモジュールアセンブリ118がテストモジュール1208を含むものとして述べてきたが、テストモジュールアセンブリ118のいずれかのテストモジュールの1つ以上又はすべてがこれとは異なる方法で構成されていてもよいことは理解できよう。広い意味では、テストプローブ1304は、好適な種類又は有利な種類のテストプローブ1304(例えば、滑り接触プローブ、転がり接触プローブ、作動接触プローブなど、又はこれらの組み合わせ)であってもよい。さらに、一例においては、テストモジュールアセンブリ118及びテストモジュール1208は、米国特許第5,842,597号に例示的に述べられているようなものであってもよい。他の例においては、図15及び図16を参照すると、テストモジュールアセンブリ1502のようなテストモジュールアセンブリは、テストモジュール1504のようなテストモジュールを複数個含んでいてもよい。
図16に最もよく示されているように、テストモジュールアセンブリ1502は、上述したテストモジュールアセンブリ支持部1202と、テストモジュールアセンブリ支持部1202に連結されたテストモジュール支持部1602と、複数のテストモジュール1504とを含んでいる。それぞれのテストモジュール1504は、1対の接触支持部1606と、それぞれの接触支持部1606に対して回転可能に連結されたテストプローブ1608(例えば、ローラコンタクト)とを含んでいる。さらに、電流、電圧、信号などを対応するテストプローブ1608から電圧源(図示せず)、信号処理装置(図示せず)など、又はこれらの組み合わせに送るために、それぞれの接触支持部1606を配線や回路基板などに接続してもよい。
図示された実施形態においては、テストモジュール1504内の接触支持部1606及びテストプローブ1608の数及び配置は、部品配置トラック104の部品配置場所500に保持された部品510上の端部514の数及び配置に対応していてもよい。図示された実施形態においては、テストモジュールアセンブリ1502の1以上のテストモジュール1504内のテストプローブ1608の数は、検知、検出、測定などを行う部品特性を有する部品510の端部514の数と等しくてもよい。しかしながら、他の実施形態においては、テストモジュールアセンブリ1502の1以上のテストモジュール1504内のテストプローブ1608の数は、部品510上の端部514の数よりも少なくてもよい。
図示された実施形態においては、テストモジュール内のテストプローブ1608のそれぞれは、基準面112に対して斜めの軸を中心として回転可能となっている。しかしながら、他の実施形態においては、テストモジュール1502内のテストプローブ1608の1つ以上又はすべてが、基準面112に平行な軸を中心として回転可能となっている。図示された実施形態においては、共通のテストモジュール1502のテストプローブ1608は、互いに平行ではない(例えば、斜めになったり直交したりする)軸を中心として回転可能となっている。しかしながら、他の実施形態においては、共通のテストモジュール1502のテストプローブ1608の1つ以上又はすべては、互いに平行な軸を中心として回転可能となっている。
上記で図5から図16に関して述べた実施形態においては、テストプローブ1304又は1608が接触する部品510の端部514(例えば、電極や端子など)が、保持される部品510の上面522に配置されるように部品510が部品配置場所500に保持される。しかしながら、テストプレート102の構成、テストプレート102上の突起400、900、又は110の構成、及び部品ハンドラ100により扱われる部品510又は1104のサイズ及び幾何的形状などのファクターに応じて、いずれかのテストプローブ1304又は1608が接触する端部514又は1108を部品510の端面に、又は部品の側面などに、あるいはこれらを組み合わた部分に配置してもよい。例えば、部品510の端部514又は1108がその径方向内側又は外側の端面に位置している実施形態においては、テストモジュール1504は、基準場所112に対して垂直な(又は斜めの)軸を中心として回転可能なローラ接触部のようなテストプローブ1608を含んでいてもよく、あるいは滑り接触プローブや作動接触プローブなど、あるいはこれらの組み合わせを含んでいてもよい。
図17は、図1に示される部品ハンドラ100の部品取出領域110の一部の内部にある収集アセンブリ120の一実施形態を模式的に示す拡大斜視図である。図18は、テストプレート102の一部及び図1に示される部品取出領域110の一部の内部にある真空プレートとともに、図17に示される収集アセンブリ120を模式的に示す断面図である。
図17及び図18を参照すると、上記で図1及び図2を参照して説明した収集アセンブリ120は、複数の収集チューブ122と収集ビン124とを含んでいる。図18に最もよく示されているように、それぞれの収集チューブ122は、第1の端部1800と第2の端部1802とを含んでいてもよい。第1の端部1800は、部品ハンドラ100の部品取出場所(図示せず)に対応する位置において、対応する部品配置トラック104の上方に位置している。第2の端部1804は、収集ビン124の内部1804と流体連通している。それぞれの収集チューブ122は、テストプレート102から取り出された部品510をその第1の端部1800で受け取り、受け取った部品510を第2の端部1802を通して収集ビン124の内部に案内するように構成されている。
図示された実施形態においては、収集アセンブリ120が、さらにビンプレート1702を含んでいてもよい。ピンプレート1702は、貫通する複数の通気孔1704と、複数の収集チューブ122を受け入れるように構成された共通開口1706とを含んでいてもよい。ピンプレート1702は、収集ビン124に連結されていてもよく、あるいは収集チューブ122の1つ以上に連結されていてもよく、これに類似するものに連結されていてもよく、あるいはこれらの組み合わせに連結されていてもよい。
部品ハンドラ100は、テストプレート102から1以上の部品510又は1104を取り出すように構成された1以上の取出機構を含んでいてもよい。図18に示される実施形態においては、取出機構は、テストプレート支持部206内に形成された取出ノズル1806のような取出ノズルであってもよい。図示された実施形態においては、取出ノズル1806の排出口は、(例えば、収集チューブ122の第1の端部1800に対して位置合わせされた)部品ハンドラ100の部品取出場所を規定する位置で支持面214と一部を共有している(すなわち、支持面214内に形成されている)。このように、取出ノズル1806の排出口は、テストプレート102内に形成される流路702の位置に対して径方向に対応する位置で支持面214と一部を共有している。排出口の面積は、流路702の配置場所入口の面積よりも大きくてもよく、あるいはこれと等しくてもよく、あるいはこれよりも小さくてもよい。図18は、取出ノズル1806を1つだけ図示しているが、他の収集チューブ122の第1の端部1800のうち対応するものに対して位置合わせされたテストプレート支持部206内に複数の取出ノズル1806を形成してもよいことは理解できよう。図示された実施形態においては、取出ノズル1806は、真空チャネル216から離間しており、テストプレート支持部206を貫通している。
それぞれの取出ノズル1806は、高圧力源(図示せず)と流体連通するように構成されている。部品ハンドラ100の動作中に、特定の部品配置場所が部品取出場所に対して動作可能な程度に近づくように移動される又は割り出されると、その特定の部品配置場所に関連づけられた流路702は、取出ノズル1806と流体連通する位置に置かれる。そして、流体(例えば加圧空気)を高圧力源から取出ノズル1806及び流路702を通って移送し、保持された部品をその特定の部品配置場所から取り外して、その取り外した部品をテストプレート102から(例えば、対応する収集チューブ122の第1の端部1800に)取り出すことができる。一実施形態においては、排出口からの流体の流れの特性(例えば、体積、速度、面積、圧力など、又はこれらの組み合わせ)は、その流体が真空チャネル216から部品に作用する吸引力に打ち勝つのに十分な力で流路702に入ることができるように設定されており、これにより、真空チャネル216によって部品に作用させる吸引力を下げることなく、部品配置場所500から部品を効率的に取り外して、この取り外した部品510をテストプレート102から取り出すことができる。
一実施形態においては、部品ハンドラ100は、米国特許第5,842,579号に述べられているような、高圧力源から取出ノズル1806のうち1以上の対応する取出ノズルに向かうの流体の流れを制御するように構成されている1以上の空気圧弁をさらに含んでいてもよい。検知、検出、又は測定された部品特性が同一又は類似の値となった部品510が確実にテストプレート102から取り出され、同一の収集ビン124に関連づけられた収集チューブ122に入るように空気圧弁を選択的に作動可能としてもよい。
図19、図20、及び図21は、テストプレートの部品配置場所から部品510を取り出すための取出機構の実施形態を模式的に示す断面図である。
上記では、取出機構は真空チャネル216から分離された取出ノズル1806を含むものとして述べたが、部品ハンドラ100の取出機構のうち1つ以上又はすべてが異なるように構成されていてもよいことは理解できよう。例えば、図19を参照すると、取出ノズル1806は、真空チャネル216と流体連通していてもよい。図示された実施形態においては、取出ノズル1806の排出口は、真空チャネル216を規定する面と一部を共有している。取出ノズル1806内に受け入れられた流体(例えば加圧空気)をその排出口から(例えば、矢印1900に示される方向に沿って)真空チャネル216を通って流路702に排出してもよい。
他の例においては、図20を参照すると、取出機構は、(例えば、直接的又は間接的に例えば1以上の空気圧弁を介して)高圧力源に連結され、取出ノズル1806を貫通して真空チャネル216の内部に延びるようにテストプレート支持部206に連結された補助取出ノズル2000をさらに含んでいてもよい。このため、流体を流路702に送って部品510を部品配置場所1906から取り外して最終的に取り外した部品510をテストプレート102から取り出す効率を上げるために、補助取出ノズル2000の排出口は、取出ノズル1806の排出口1908よりも流路702の配置場所入口1906の近くに位置していてもよい。
さらに他の例においては、図21を参照すると、取出ノズル1806は、真空チャネル216を規定する凹面1910から支持面214に向かって延びる突起2100をさらに含んでいてもよい。この突起2100により、流体を流路702に送って部品510を部品配置場所500から取り外して最終的に取り外した部品510をテストプレート102から取り出す効率を上げるために、取出ノズル1806の排出口1908を流路702の配置場所入口1906のより近くに位置させてもよい。さらに、補助取出ノズル2000又は補助取出ノズル2100の上端1912は、真空プレート206の底面1904よりも真空プレート206の上面1902の近くに(あるいは流路702の配置場所入口1906の近くに)位置していてもよい。ある実施形態においては、補助取出ノズル2000又は補助取出ノズル2100の上端が、真空チャネル216の凹面1910よりも真空プレート206の上面1902の近くに(あるいは流路702の配置場所入口1906の近くに)位置していてもよい。
一実施形態においては、部品ハンドラ100は、上記で図19から図21に関して例示的に述べたような取出ノズル1806や補助取出ノズル2000又は2100と同様な方法で設けられるが、上述した低圧力源又は補助低圧力源のいずれかに連結される1以上の補助真空ノズル(図示せず)をさらに含んでいてもよい。補助真空ノズルの補助真空伝達出口が取出ノズル1806又は補助取出ノズル2000又は2100の排出口の近くになるように、補助真空ノズルは、上記で図19から図21に関して述べた取出ノズル1806や補助取出ノズル2000又は2100と同一の真空チャネル216内に配置されていてもよい。補助真空ノズルの補助真空伝達出口を取出ノズル1806又は補助取出ノズル2000又は2100の排出口の近くにすることによって、(例えば)そこから部品510が取り外されて取り出される他の部品配置場所に隣接する部品配置場所500に保持された部品に適切な吸引力を持続的に作用させることができる。このように、部品取出領域110に移送される1以上の部品510に作用する吸引力は、部品取出領域110の外側に位置する部品510に作用する吸引力よりも大きくなり得る。
上記実施形態で例示的に述べたように、最初は基準面112に直交する(あるいは少なくとも実質的に直交する)取出軌跡に沿ってテストプレート102から部品510を取り出してもよい。しかしながら、他の実施形態においては、最初は基準面112に対して直交しない(あるいは少なくとも実質的に直交しない)が最初は基準面112に対して斜めのあるいは平行な(又は少なくとも実質的に平行な)取出軌跡に沿ってテストプレート102から取り出されるように、取出ノズル1806(又は補助取出ノズル2000又は2100)、配置表面領域508、突起など、又はこれらの組み合わせを異なる態様で構成してもよいことは理解できよう。
そのような実施形態においては、部品を、(例えば、部品取出領域110内の部品取出場所の位置に応じて、取出軌跡が重力に関係している度合いに応じて、あるいはこれに類似することに応じて、あるいはこれらの組み合わせに応じて)少なくとも最初は部品配置場所500から(例えば中心Cに向かって)径方向内側に、あるいは(例えば中心Cから離れる方向に)径方向外側に、あるいはその両方の方向に延びる取出軌跡に沿ってテストプレート102から取り出してもよい。この場合において、収集チューブ122の第1の端部1800(又は収集マニホールドの端部)は、部品配置場所500及び取り出される部品510の径方向内側又は外側に位置していてもよい。加圧空気の流路を含む径方向対向構造は、部品配置場所500に保持される部品510に近接していてもよい。そして、流路702の配置場所出口は、保持された部品510の方向を指していてもよく、概して収集チューブ122(又は収集マニホールド)の第1の端部1800の方向を指していてもよい。そのような構成は、取出のための加圧空気を導入しつつ、吸引力を使って部品を同時に保持する必要がある特徴を含んでいないので、このような構成により、テストプレート支持部206及び/又はテストプレート102の構造を簡略化することができる。
上記は、本発明の実施形態を例示するものであって、本発明を限定するものと解釈すべきではない。本発明のいくつかの実施形態について説明してきたが、本発明の新規な教示及び効果から大きく逸脱することなく、他の実施形態だけではなく、開示された例示の実施形態に対する多くの修正が可能であることは、当業者であれば容易に理解できるであろう。したがって、そのような修正はすべて特許請求の範囲において規定される本発明の範囲内に含まれることを意図している。例えば、いずれかの文又は段落の主題を他の文又は段落の一部又はすべての主題と組み合わせることは、そのような組み合わせが互いに排他的である場合を除いて可能であるということは当業者であれば理解できるであろう。本発明の根底にある原理から逸脱することなく上述した実施形態の詳細に対して多くの変更をなし得ることは当業者にとっては自明なことである。したがって、本発明の範囲は、以下の特許請求の範囲に含まれる均等物とともに、以下の特許請求の範囲により規定されるものである。

Claims (28)

  1. 複数の電気部品を支持するテストプレートを備え、各電気部品は、長さ寸法、幅寸法、及び厚さ寸法を有し、各電気部品は、少なくとも前記長さ寸法によって規定される面を有し、前記厚さ寸法は、前記長さ寸法及び前記幅寸法よりも短く、前記テストプレートは、第1の面と、前記第1の面の反対側の第2の面とを有する本体部を備え、前記第1の面は中心を有しており、前記テストプレートは、前記本体部の前記第1の面上に配置された複数の円形部品配置トラックを有し、前記円形部品配置トラックは、前記第1の面の前記中心に対して同心上にあり、前記円形部品配置トラックのそれぞれは、複数の部品配置場所を含み、それぞれの部品配置場所は、前記電気部品の前記面が前記第1の面とは反対側を向くように電気部品を保持するように構成されており、前記テストプレートは、前記第1の面の前記中心の周りの回転経路に沿って前記部品配置場所を回転させることができ、
    前記部品配置トラックの前記回転経路に沿った部品ロード領域に配置され、連続する部品を受け取ってこれらを前記部品配置場所に配置するための部品受取システムと、
    前記部品受取システムの後流側であって前記部品配置トラックの前記回転経路に沿って配置され、部品配置場所に配置されたそれぞれの電気部品と電気的に接触するための部品テストステーションと、
    収集ビンと、
    前記部品テストステーションの後流側であって前記部品配置トラックの前記回転経路に沿った部品取出領域内に配置され、前記電気部品が部品テストステーションでテストされた後に、それぞれの部品配置場所から前記電気部品の少なくとも一部を収集し、それらを前記ビンに案内する収集アセンブリと、
    を備える、部品ハンドラ。
  2. それぞれの部品配置場所は、電気部品を保持可能な配置表面領域を有しており、前記配置表面領域は、前記第2の面から離間しており、それぞれの配置表面領域は、配置面と、該配置面を横切る流路とを備え、前記テストプレートは、真空プレート支持面と、真空プレート底面と、真空源とそれぞれの配置表面領域の前記流路とに連通する真空チャネルとを有する真空プレートにより支持され、前記流路を介して前記真空源により供給される真空吸引力により、前記部品配置場所内に前記電気部品を保持することが補助されるようになっており、前記真空チャネルは、凹んだチャネル面と、前記部品取出領域内の前記流路に位置合わせされた取出ノズルとを有しており、前記取出ノズルは、加圧空気源に連通しており、それぞれの取出ノズルは、前記真空プレートのの前記底面よりも前記流路に近い取出出口を有し、前記圧縮真空源により供給され前記ノズル及び前記流路を介して選択的に送られる加圧空気は、同時に作用する真空吸引力に打ち勝って前記部品を前記部品配置場所から取り外すことが可能である、請求項1の部品ハンドラ。
  3. 前記真空源によって前記流路を介して供給される前記真空吸引力は、隣り合う部品配置場所内の第1及び第2の電気部品の保持を補助可能であり、前記取出出口は、前記加圧された真空源によって供給され、前記第1の電気部品に繋がる前記ノズル及び前記流路を介して選択的に移送される加圧空気が、前記第2の電気部品を取り外すことなく、前記第1の電気部品を取り外せるように、前記流路及び前記凹んだチャネル面に関して出口高さに位置している、請求項2の部品ハンドラ。
  4. 前記テストプレートは、中心と周縁とを有し、前記テストプレートは、隣り合う部品配置場所の間に突起を備え、隣り合う突起は、それぞれの部品配置場所の両側で互いに対向する配置壁を有し、それぞれの突起は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にあるローディング壁を有し、それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向基部側開口によりアクセス可能となっており、前記径方向基部側開口は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にある、請求項1の部品ハンドラ。
  5. それぞれの突起は、異なる部品配置場所の隣り合う配置壁の間に突起面を有し、前記部品受取システムは、前記部品ロード領域のそれぞれの部品配置トラックに対応するフェンスをさらに有し、それぞれのフェンスは、前記フェンスの下方を移動する前記突起面及び部品配置場所を覆うことが可能な天井部を有する、請求項4の部品ハンドラ。
  6. それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向末端側開口によってアクセス可能となっており、前記径方向末端側開口は、前記中心よりも前記周縁に近い位置にあり、前記フェンスは、前記天井部から下方に延び、前記径方向末端に沿ってスライド可能であって、前記フェンスに沿って移動する際に前記径方向末端側開口を塞ぐことが可能な張出リッジを有している、請求項5の部品ハンドラ。
  7. 複数の電気部品を支持するためのテストプレートであって、各電気部品は、部品長さ寸法、部品幅寸法、及び部品厚さ寸法を有し、各電気部品は、少なくとも前記部品長さ寸法により規定される面を有し、前記部品厚さ寸法は、前記部品長さ寸法及び前記部品幅寸法よりも短く、
    第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する本体部と、
    前記本体部の前記第1の面上に配置された複数の部品配置トラックを有し、前記部品配置トラックのそれぞれは、複数の部品配置場所を含み、それぞれの部品配置場所は、電気部品の前記面が前記第1の面とは反対側を向くように前記電気部品を保持するように構成されている、
    テストプレート。
  8. 前記テストプレートは、前記部品長さ寸法よりも長いプレート厚さ寸法を有する、請求項7のテストプレート。
  9. それぞれの部品配置場所は、電気部品を保持可能な配置表面領域を有しており、前記配置表面領域は、前記第2の面から離間している、請求項7のテストプレート。
  10. 前記配置表面領域は、前記第1の面と面一である、請求項9のテストプレート。
  11. 前記配置表面領域は、前記第1の面に対して凹んでいる、請求項9のテストプレート。
  12. 前記配置表面領域のそれぞれは、配置面と、該配置面を横切る流路とを有する、請求項9のテストプレート。
  13. 前記テストプレートは、中心と周縁とを有し、前記テストプレートは、隣り合う部品配置場所の間に突起を備え、隣り合う突起は、それぞれの部品配置場所の両側で互いに対向する配置壁を有し、それぞれの突起は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にあるローディング壁を有し、それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向基部側開口によりアクセス可能となっており、前記径方向基部側開口は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にある、請求項7のテストプレート。
  14. それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向末端側開口によってアクセス可能となっており、前記径方向末端側開口は、前記中心よりも前記周縁に近い位置にある、請求項13のテストプレート。
  15. それぞれの突起は、前記ローディング壁よりも前記中心から径方向に離れた位置にある外壁を有し、それぞれの部品配置場所は、前記外壁よりも径方向に近い位置にある補助配置壁を有する、請求項14のテストプレート。
  16. それぞれの突起は、異なる部品配置場所の隣り合う配置壁の間に突起面を有し、前記突起面及び隣接する配置壁は、電気部品の側方端部に隣接するように配置されたプローブ凹部を有する、請求項14のテストプレート。
  17. それぞれの突起は、異なる部品配置場所の隣り合う配置壁の間に突起面を有し、前記突起面は、前記配置表面領域に対して、前記配置表面領域上に配置された電気部品の前記幅寸法未満の高さを有する、請求項14のテストプレート。
  18. 電気部品を扱う方法であって、各電気部品は、部品長さ寸法、部品幅寸法、及び部品厚さ寸法を有し、各電気部品は、少なくとも前記部品長さ寸法により規定される面を有し、前記部品厚さ寸法は、前記部品長さ寸法及び前記部品幅寸法よりも短く、
    複数の電気部品をテストプレート上にロードし、前記テストプレートは、第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面とを有する本体部を含み、前記テストプレートは、前記本体部の前記第1の面上に配置された複数の部品配置トラックを含み、前記部品配置トラックのそれぞれは、複数の部品配置場所を含み、それぞれの部品配置場所は、前記電気部品の前記面が前記第1の面とは反対側を向くように前記電気部品を保持するように構成され、前記テストプレートは、中心と周縁とを有し、前記テストプレートは、隣り合う部品配置場所の間に突起を備え、隣り合う突起は、それぞれの部品配置場所の両側で互いに対向する配置壁を有し、それぞれの突起は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にあるローディング壁を有し、それぞれの部品配置場所は、隣り合う突起の間の径方向基部側開口によりアクセス可能となっており、前記径方向基部側開口は、前記周縁よりも前記中心に近い位置にあり、
    前記電気部品のテスト中に前記テストプレートのそれぞれの部品配置場所に前記電気部品を保持する、
    方法。
  19. 前記電気部品のテストの際に、前記電気の前記面上の端部をテストモジュールアセンブリの1以上のプローブに接触させる、請求項18の方法。
  20. 複数の電気部品をテストプレート上にロードする際に、さらに、
    前記テストプレートを水平に対してゼロではない角度で傾け、
    前記テストプレートが回転経路に沿って回転しているときに、連続する電気部品を前記テストプレート上に案内し、
    前記部品ロード領域内に電気部品を閉じ込め、重力により、前記テストプレートの前記回転経路の前記部品ロード領域の円弧を通る空の部品配置場所の前記径方向基部側開口を超えてランダムに転がり、前記通る部品配置場所を超えてランダムに転がることにより前記電気部品が配置される、
    請求項18の方法。
  21. さらに、前記ロードされた部品の向きを前記テストプレートに対して調整する、請求項18の方法。
  22. さらに、前記保持された電気部品に対してアクティビティを行う、請求項18の方法。
  23. 前記アクティビティは、前記保持された部品の少なくとも1つの特性を検知、検出、又は測定することである、請求項22の方法。
  24. さらに、前記電気部品をテストした後に、前記テストプレートから電気部品を取り出す、請求項18の方法。
  25. 前記テストプレートから電気部品を取り出す際に、
    前記テストプレートがある増分だけ回転するたびに、それぞれが部品配置場所に対して位置決めされた複数の取出孔を規定する取出マニホールドと、
    取出孔に連結された対応する複数のチューブであって、取り出された電気部品を1以上の受取ビンに向けるチューブと、
    前記部品配置場所からそれぞれのチューブに電気部品を取り出すために、前記取出孔に対して位置決めされた前記部品配置場所に空気圧を選択的に作用させる空気圧源と、
    を用いる、請求項24の方法。
  26. 前記部品配置トラックの前記部品配置場所は、角度的に均一に離間されており、前記テストプレートは一定量ずつ回転され、前記一定量は、隣り合う部品配置場所の間の角度空間である、請求項18の方法。
  27. 請求項7から17のいずれか一項のテストプレートを利用する、請求項18から25のいずれか一項の方法。
  28. 請求項7から17のいずれか一項のテストプレートを利用する、請求項1から6のいずれか一項の部品ハンドラ。
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