JP2016500516A - コンベヤ上の鳥を処理するための方法および装置 - Google Patents

コンベヤ上の鳥を処理するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

本発明によるコンベヤ上の鳥を処理するための装置は、鳥(2)と接触されるように作られた接触表面(11、111、211、311)を有する可動係合部材(1、101、201、301)を含む。係合部材は主軸(P)で支持体(30、130、230、330)に接続され、前記支持体は固定された副軸(132、232、332)の周りで回転可能であり、主軸(P)は副軸(132、232、332)からある距離の所で支持体(30、130、230、330)に位置付けられ、その結果、前記主軸は支持体が回転されるとき副軸の周りで回転する。係合部材(1、101、201、301)は主軸と接触表面の間で制限され、その結果、接触表面は副軸の周りで回転できない。本発明はまた、コンベヤ上の鳥を処理するための方法に関し、この方法では、処理移動の間、接触表面の移動の方向は、好ましくはコンベヤの方向と実質的に同じである。

Description

本発明は、鳥と接触するように適合された接触表面を有する可動係合部材を含む、コンベヤ上の鳥を処理するための装置に関し、およびコンベヤ上の鳥を処理するための方法に関する。
脚から吊り下がった鳥をコンベヤ上のシャックルから取り外すために使用されるそのような装置および方法は、欧州特許第1922935号明細書から知られている。この公開文献は、ロッド状の係合部材の使用を開示しており、ロッド状係合部材は、コンベヤの経路から離れた受動位置と能動位置との間で搖動され、能動位置でロッドはコンベヤの経路と実質的に平行である。係合部材は湾曲され、その結果、鳥を保持するシャックルがコンベヤ上を前方に移動するとき、鳥の脚と係合部材との接触により脚が、シャックルと接触しなくなるまで、シャックルの上および外へと徐々に押されるようにする。
この先行技術の方法は、その機械的単純性により非常に信頼性があり、幅広い用途を見出しているが、家禽屠殺場で使用されるコンベヤの益々増大する運転速度は、その利用可能性の上限を示している。運転速度が非常に速くなると、失敗(鳥が適切に取り外されない、または取り外されるように選択された鳥の前または後ろに吊り下がっている鳥にも影響が及ぶ)の件数は、受け入れ難くなる。
米国特許第4791704号明細書は、鳥を取り外す別の方法および装置を記載し、ここでは一連の係合部材が回転装置に配置され、係合部材が鳥と係合するとき係合部材間の距離をより広くするために外側にシフトされる。これは、鳥が比較的離れて吊り下がる1つのコンベヤから、鳥が互いにより近くに吊り下がる別のコンベヤへの鳥の移送を可能にする。これは中程度の速度で上手く機能するが、高速時、失敗、例えば係合するつもりの鳥の隣に吊り下がる鳥と係合部材がぶつかることが原因の失敗の大いなる危険性がある。さらに、この方法および装置は、コンベヤ上の全ての鳥を処理できるだけであり、選択された鳥だけを処理することを許容しない。
従って、非常に速いコンベヤ速度に適した、コンベヤ上の鳥を処理するための装置および方法を提供することが本発明の目的である。詳細には、コンベヤ上の選択された鳥だけを処理するための装置および方法、より詳細には、頭上コンベヤ上のシャックルから選択された鳥を取り外すための装置および方法を提供することが本発明の目的である。
これは、係合部材が主軸で支持体に接続され、前記支持体は固定された副軸の周りで回転可能であり、主軸は副軸からある距離の所で支持体に位置付けられ、その結果、前記主軸は、支持体が回転されるとき、副軸の周りで回転し、主軸および副軸の両方は、意図されたコンベヤの経路から主軸に対して垂直なある距離の所で位置付けられ、および係合部材は、主軸と接触表面の間に位置付けられた1つまたは複数の制限装置によって制限され、その結果、接触表面は副軸の周りで回転することができない装置によって達成される。
目的はさらに、受動位置からコンベヤ経路に至る内側への移動と、コンベヤ経路を実質的に辿る処理移動と、コンベヤ経路から外れて、受動位置へ戻る外側への移動とによって構成される経路に沿って接触表面が移動され、前記内側および外側への移動は同じ回転方向を辿り、係合部材は主軸で支持体に接続され、前記支持体は固定された副軸の周りで回転され、主軸は副軸からある距離の所で支持体に位置付けられ、その結果、前記主軸は副軸の周りで回転し、係合部材は、主軸と接触表面の間の1つまたは複数の地点で制限され、その結果、接触表面は副軸の周りで回転できない方法によって達成される。
副軸周りの支持体の回転は、係合部材の主軸の部分が副軸周りの回転を実行する一方、主軸を定める接続部材は係合部材に対して回転する、ということを意味する。例として、支持体は、係合部材の穴を貫いて突出しかつ主軸を定めるピンを含んでもよい。続いて支持体の回転により、ピンが副軸周りで円運動することが引き起こされ、従って係合部材の穴の中で完全に回転することが引き起こされる。支持体の回転は、例えば、クランクシャフトの形態の駆動シャフトによって駆動可能であり、装置の基礎部材は、支持体、係合部材および/または制限装置を取り付けるための基部として使用可能である。
係合部材を回転しないようにする制限装置は、係合部材の両側で装置の基礎部材に配置されかつ係合部材を特定地点を超えて側方へ移動しないようにする簡単なストッパであってもよい。あるいはまたはさらに、係合部材は基礎部材上のストッパ上を移動するように配置された溝穴を設けることができる。
支持体が一方向に回転されるとき、主軸が位置付けられる係合部材の近位端は、回転に追従することを強いられ、続いて制限装置により、接触表面を有する遠位端は反対方向に回転することを強いられる。従って、結果として得られる係合部材の全体的な移動パターンは8の字の形状であり、係合部材の各端部は、反対方向に導かれる閉ループ経路を辿る。係合部材の遠位端、従って接触表面によって実行される回転は、必ずしも円形回転ではなく、接触表面の特定地点によって辿られる経路は例えば楕円形であり得、または液滴の全体形状を有し得ることを留意されたい。
米国特許第4791704号明細書との比較において、係合部材の移動の制限は、係合部材全体は支持体と一緒に回転しないことを意味する。従って、回転装置上の一連の係合部材の必要性はなく、従って、高速時の誤った接触の危険性は大幅に低減される。
接触表面の回転または旋回経路は、鳥の経路に出入りする移動が連続的であるという、欧州特許第1922935号明細書から知られるような搖動運動に優る利点を有し、それはまた、全移動の時間を短縮することを可能にする。これに関して、用語「連続的」の使用は、移動が一定の速度を有することを意味するつもりはなく、係合部材が異なる経路を辿って鳥の経路に出入りすることを単に意味するつもりであることに留意されたい。例として、回転の初期部分(係合部材が受動位置からコンベヤ経路に向かって内側へ移動される)は比較的速くてもよく、その後、実際の処理の間速度は低減され、その後、係合部材を鳥の経路から素早く引き出すために外側への移動の間再び増大される。これは、係合部材を、はるかにより速くコンベヤ上を移動する鳥の経路から引き出すことができ、従って、係合部材が、処理されるべき鳥ではない他の鳥と衝突するまたは衝突される危険性を最小化することを意味する。
さらに、コンベア上のシャックルから鳥を取り外すための装置および方法を使用するとき、係合部材の移動は、その運動エネルギが、脚をシャックルから押し出し、欧州特許第1922935号明細書の固定係合部材を用いるよりもはるかに速い取外しプロセスをもたらすことに寄与することを意味する。この文書における取外しプロセスへの言及はいずれも、鳥が文字通り取り外されるプロセスだけでなく、鳥が別のコンベヤのシャックルまたは同様のホルダへ移されるプロセスも網羅するつもりであることに留意されたい。
支持体の回転の方向、従って主軸が位置付けられる係合部材の端部の回転の方向は好ましくは、処理移動の間、接触表面の移動方向がコンベヤの方向と実質的に同じになるようなものである。このようにして、鳥の脚と係合部材の接触期間は、接触表面が反対方向に回転される場合よりも長い可能性があり、処理の間、接触表面は好ましくはコンベヤの速度と実質的に一致する速度で移動される。シャックルから鳥を取り外すための装置および方法を用いるとき、この一方向移動は、係合部材が脚とぶつかるときの衝突からもたらされる負荷が比例的により小さくなり、結果として鳥の損傷の危険性が低減するというさらなる利点を有する。
取外しステーションにおいて接触表面が湾曲経路を辿りかつコンベヤ経路が直線であり得る間、接触表面の移動の接線方向は、少なくとも1つの地点で、コンベヤ経路と、従って鳥の移動の方向と実質的に平行であることに留意されたい。
装置の全体設計に依存して、主軸と接触表面の間の距離は、鶏を処理するために作られるとき、好ましくは間隔5〜40cm、より好ましくは10〜30cmにある。ウズラまたはシチメンチョウなど、鶏よりかなり小さいか大きい鳥を処理するための装置を設計する場合、これら寸法は調整が必要かもしれない。
係合部材の形状は、処理の種類および移動パターンに依存する。一実施形態では、接触表面を含む係合部材の接触部分は、好ましくは丸みを帯びた突出部であり、係合部材は例えば、尖った端部に主軸を有する液滴の形態を有する。接触表面は、鳥を押すか押圧するように作られたシンプルな表面であってもよく、鳥を切断するように作られた鋭利な縁部であってもよく、および/または鳥に対し切断または他の作業を実行するように作られた追加の工具を支持してもよい。別の実施形態では、係合部材は、主軸の方向において見るとき三角形の全体的形状を有し、三角形の一辺が接触表面を形成し、主軸は接触表面の反対側に位置付けられた三角形の頂点に位置付けられている。
コンベヤ上のシャックルから鳥を取り外すための装置および方法を使用するとき、接触表面は、コンベヤ上のシャックルから吊り下げられた鳥の脚と接触させられ、それにより鳥の脚をシャックルから押し出す。接触表面は一度に1つの脚と接触してもよく、好ましくはコンベヤの移動方向において見るとき、下流側の脚の前に上流側の脚と接触する。このため、接触表面は2つ以上の部分を含んでもよく、それぞれ脚の一方と係合するように、および場合により係合部材の移動によって定義される面において異なる角度で配置されるように作られる。それぞれ1つの脚と接触するように適合された2つの別個の接触表面を有することも可能であり、または互いに隣接して配置される一連の接触表面を形成する起伏のある形状を係合部材に付与してもよく、その結果、鳥の各脚は数回接触され、脚は徐々にシャックルからより遠くへ押し出される。
2つ以上の部分を有する接触表面を有する、または2つ以上の別個の接触表面を有する係合部材は、他の目的のために使用されてもよく、例では、1つの部分または表面が平坦でありかつ鳥と当接するように作られ、その一方、別の部分は鋭くされかつ切断するように作られる。異なる目的を果たす2つ以上の係合部材を装置に提供することも可能である。例として、一方は明確に定義された位置決めを得るために鳥と当接し得る一方、他方は実際の処理を実行するように作られる。接触表面の2つの接触表面または部分は、上に記載したような係合部材の移動によって定義される面ばかりでなく、それに対して垂直な面においても、互いに傾けて配置可能である。例として、一方の接触表面は実質的に水平でありかつ鳥の両脚と係合するように作られるが、接触表面の他方の接触表面または部分は実質的に垂直でありかつ胸骨に沿って切断すべく鳥の胸部と係合するように作られる。そのような実施形態では、係合部材の移動が適切に調整される場合、1つの装置でそのように処理された鳥を切断し、取り外すことさえ可能である。
「接触表面」は、実際に鳥と接触する係合部材の表面の一部として単に理解すべきであること、およびそれは表面の残りの部分と必ずしも別である必要はないことに留意されたい。反対に、コンベヤ上のシャックルから鳥を取り外すための装置および方法を使用するとき、係合部材の表面ができるだけ滑らかかつ丸いことは一般に有利である。
一実施形態では、主軸は実質的に垂直であり、係合部材は実質的に水平な面において移動され、従ってまた、係合部材の接触表面の実質的に水平な移動経路がもたらされる。
勿論、他の移動パターンが可能である。例として、傾斜軸の周りの回転により、係合部材の力は、鳥と接触するとき、斜めに適用され得る。コンベヤ上のシャックルから鳥を取り外すための装置および方法を使用するとき、下からのそのような斜めの係合は、鳥の脚をシャックルから押し出す一助となり得る。
比較的複雑な実施形態では、係合部材は8の字の形状を有し、その結果、1つの係合部材を使用して、それが2つの平行なコンベヤの間に配置されている場合、2つの平行コンベヤ上の鳥を処理することができ、係合部材の各端部は接触表面としての役割を果たす。
係合部材自体は好ましくは比較的平坦である、つまり、主軸の方向において見られる係合部材の高さは、主軸と接触表面の間の距離よりも小さい。これは、接触表面が比較的小さく、結果として低い空気抵抗がもたらされること、および係合部材の重量も比較的低いことを伴う。しかしながら、接触表面は、鳥をうっかり損傷する危険性があるほど小さいべきではなく、また、係合部材は、鳥と係合するときに直面する力に耐えるのに十分な強度および剛性を有するべきである。
コンベヤから鶏を取り外すために使用されるとき、係合部材は例えば、約8〜12mmの厚さを有するポリエチレンテレフタレート(polyethylenterephtalat)(PETP)のシートから製造できるが、アルミニウムの曲がったパイプまたはロッドから製造することもできる。鳥を取り外すための、ならびに他の種類の処理のための代わりの材料は、ステンレス鋼、ポリオキシメチレン(POM)などの他のポリマー、セラミックおよび複合材料であり、唯一の要求は、その材料が食品産業で使用するために関連機関によって承認されていることである。切断に使用されるとき、係合部材は好ましくは、鋭利なおよび/または鋸歯状の縁部を有するステンレス鋼のブレードまたはディスクである。
上に記載したように、本発明による装置および方法は、コンベヤ上の鳥の一部だけが処理されるとき、有利に使用可能である。処理されるべき鳥の選択は、それらのサイズ、重さ、等級または家畜検査の結果など、多くの異なる基準に基づいてもよい。
このため、装置はタグリーダと、タグリーダからの信号を受信し、起動信号を、支持体を駆動するように適合された駆動機構に送るために取り付けられた中央制御ユニットとを含んでもよい。鳥が、例えば家畜検査官が鳥の不規則性を見つけることによって選択されると、その鳥はタグリーダによって認識可能な方法でタグ付けされる。タグは、色づけされたマーカまたは特定のシャックルまたはホルダに保持される鳥を処理すべきであるというプロセス制御システムの指示など、物理的または電子的タグであってもよく、実際のタグ付けは、選択基準および選択に使用される方法に依存して、手動または自動で実行可能である。同じことがタグの読取りにも当てはまる。以下において、図面を参照して本発明をより詳細に記載する。
先行技術の係合部材の移動のパターンを示す。 本発明による係合部材の移動のパターンを示す。 三角形の係合部材を有する本発明による装置の斜視図である。 本発明の第3の実施形態による係合部材の移動を示す一連の略図である。 図4の係合部材の移動のパターンを示す。 本発明による装置の第4の実施形態を示す。
図1および2において、本発明による方法の作動原理が、欧州特許第1922935号明細書の先行特許と比較して示されている。両方の場合に、鳥2と接触する移動の間、係合部材1、1’によって覆われる領域が、斜線が引かれた識別部で示され、鳥の経路Bから離れる移動の間覆われる領域が、点のある識別部で示されている。
今日、実質的に全ての屠殺場は、鳥が頭上コンベヤのシャックルに両脚から吊り下がった状態で稼働されており、従って、以下において、本発明をそのようなシャックルおよび稼動に関連して記載する。しかしながら、本発明は、鳥が例えば片脚のみから吊り下がる方法、または鳥がシャックルから吊り下げられず、他のタイプのホルダに配置されるか、重力の影響により胴体がコンベヤの上に載った状態で置かれる方法にもあてはまることが理解される。
本発明による係合部材の移動は、3つの異なる部分的な移動、すなわち、係合部材1、1’がコンベヤの経路の方へ進められる内側への移動iと、係合部材がコンベヤの経路Bを辿り、鳥2と接触する処理移動と、係合部材がコンベヤの経路から後退される外側への移動oとを含むように見ることができる。
見ることができるように、図1の先行技術の係合部材1’は、内側への移動iおよび外側への移動oの間実質的に同じ領域を覆うが、図2の本発明による係合部材1は、異なる領域を覆う。換言すると、先行技術による方法において、係合部材の移動角度aは、内側への移動の間増大し、外側への移動の間減少するが、本発明では、移動角度aは、外側への移動の間もなお増大する。
同じく図2から見ることができるように、処理移動の間の本発明による係合部材1の接触表面11の移動方向は、コンベヤの経路Bの方向、従って鳥の搬送の方向と実質的に同じである。これは、接触表面は湾曲した全体経路を辿り得るが少なくとも1つの地点において鳥と同じ方向を辿る、ということを意味する。
図1および2において、係合部材1、1’は、鳥2と係合する能動位置において実線で示され、受動位置において点線で示されている。図2の実施形態では、係合部材1は液滴状であり、丸い遠位端が、鳥と係合する接触表面11としての役割を果たし、尖った近位端12が、主軸Pで支持体30に接続される。
図2の矢印B’は、装置の反対側で反対方向に鳥を運搬する第2コンベヤを同じく提供するための可能性を示す。この第2コンベヤは、第2の鳥の流れを運搬する別個のコンベヤであってもよいが、転回部(不図示)を有する第1コンベヤを配列することも可能であり、その結果、それは両側で装置を通過し、従って潜在的にその処理能力を2倍にする。次に係合部材1は、例えば8の字の全体形状を有しながら、および一部が支持体から第2コンベヤまで延びた状態で、さらに長くされてもよい。しかしながら、そのような両側での作動は、全ての鳥、一羽おきの鳥、または同じような規則的な間隔で到着する鳥を処理しなければならないプロセスだけに適している。これは、取外しだけでなく全ての種類のプロセスにあてはまる。鳥への損傷および装置の起こり得る故障を回避するために、鳥を取り外すために使用される係合部材の接触表面11は、好ましくは凸状でありかつ丸みを帯びている。
次に図3を参照すると、図2と異なる構造であるが、以下の実質的に同じ移動パターン用に適合された係合部材101が示されている。この実施形態の多くの特徴は、上で図2を参照して既に記載した特徴に一致し、従って同じ参照番号が使用されるが、100が加えられている。他に記載されない場合、そのような一致する特徴の機能は同じである。
壁104に取り付けられる頭上コンベヤ106は、連続的な一連のシャックル107を含み、ここではシャックル107は簡単にするために3つだけ示され、1つだけが鳥2を運搬している。コンベヤは、図2でも見ることができるように、支持体130から、従って主軸Pから距離dの所に配置され、前記距離は、主軸Pと副軸Sとの間の距離が比較的小さいとき、主軸と係合部材101の接触表面111との間の距離に実質的に一致する。
支持体130はここではハウジング122の上面プレート120に取り付けられ、前記ハウジングは装置の基礎部材としての役割を果たす。制限装置123が係合部材101の両側で上面プレート120に取り付けられ、係合部材の中心部分が、コンベヤの経路と平行に横向きに移動することを防止する。係合部材を支持するために、ベアリング(不図示)が支持部130および/またはハウジングの上面プレート120に設けられてもよい。
比較すると、図1に示される先行技術の係合部材1’の主軸P’は、コンベヤおよび鳥の経路Bのすぐ近くに位置付けられている。結果、主軸を定義する接続部材が汚染される、摩耗される、または鳥からの物質によって閉塞さえされる危険性が、本発明による装置よりも、先行技術の装置ではるかに高い。
運転中、鳥2を運搬するシャックル107は、コンベヤ106に沿って方向Bに搬送される。取り外す必要のある鳥を搬送するシャックルがコンベヤの所定の地点に達すると、駆動機構103が起動され、シャフトベアリング133の中に収容された駆動シャフトを介して支持体130を回転させる。この実施形態において、係合部材101を移動するために使用される駆動機構は、屠殺場建造物の床105に置かれるハウジング122の中に配置され、およびそれを電源、制御ユニット等に接続するケーブルが、壁および/または床の中に隠されている。しかしながら、当業者であれば、駆動機構および係合部材に直接関連付けられない他の特徴は請求項の範囲から逸脱することなく多くの他の方法で具体化できることを理解するであろう。例えば、駆動機構を支持体の上に配置してもよく、駆動シャフトおよびシャフトベアリングを違う形で具体化してもよく、またはハウジングは排除されてもよい。同様に、駆動機構は別個の取付具を有してもよく、および/または、屠殺場の天井から吊り下げられてもよく、およびシャフトベアリング133は潜在的に排除することができる。
駆動機構103は好ましくはサーボモータであり、サーボモータは高速動作可能であり、および最小限の維持管理で延長された期間動作可能であるが、当然のことながら、他のタイプの駆動機構を使用することができる。
回転の間、係合部材101は図2の点線によって示される位置に対応する受動位置から、図3の位置へ移動され、それにより接触表面111を鳥の脚21と接触させる。
駆動機構103によって与えられる力および速さは、係合部材101により脚21がシャックル107から外され、そのあと鳥2が容器108またはコンベヤ106の下のコンベヤ(不図示)に落下するようなものである。鳥とぶつかるときの正確な力および速さは、使用されるシャックルの種類ならびに鳥の寸法および重さなどの多数の要因に依存するが、損傷を回避するために、結果は脚を打つのではなく押すべきであることに留意されたい。係合部材の速さは、コンベヤ106の経路に出入りする移動全体にわたって一定でなくてもよく、および処理の間、係合部材はコンベヤと実質的に同じ速度で好ましくは移動することが理解される。このバリエーションの可能性にもかかわらず、当業者であれば、処理される鳥の種類がいったん決定されたら、数回の実験によって力と速度の効果的な組合せに容易に到達するであろう。係合部材の力および速度は、例えば切断プロセスを実行するとき異なってもよいが、これもまた実験によって容易に確立されることも理解される。
図3では、駆動シャフトは実質的に垂直であり、支持体130の回転移動および係合部材101の移動は実質的に水平面上にある。しかしながら、係合部材が上向き方向において鳥の脚21とぶつかるように、係合部材の移動および場合により支持体の回転面を斜めにすることが有利な場合がある。もっとも好都合なことは、何よりも、使用されるシャックルの種類に、およびそれらがコンベヤから大まかに吊り下がっているか、あるいはもっとしっかりとした方法で取り付けられているかどうかに依存している。同様に、係合部材は切断を実行するとき有利に傾けることができる。例として、係合部材は鳥の体腔を空けるために切断を実行するとき上から前進させることが有利かもしれない。
係合部材201およびその作動のより詳細な実施形態が、図4および5に示されている。この実施形態の多くの特徴は、上で図2および3を参照して既に記載した特徴と一致し、従って同じ参照番号が使用されるが、それぞれ100および200が加えられている。他に記載されない場合、そのような一致する特徴の機能は同じである。
見ることができるように、係合部材201はここではくさび状であり、主軸231の方向に見たとき三角形の全体形状を有し、三角形の一辺が接触表面211を形成し、主軸は接触表面の反対側に位置付けられた三角形の頂点に位置付けられている。
三角形の中心線にあるのは、細長い溝穴216の形態の細長い案内部材であり、これは、装置の基礎部材としての役割を果たすハウジング222の上面220に固定された案内ピン221の形態の制限装置と協働する。作動中、この案内溝穴により係合部材は制限装置に対して摺動することが可能になる。
接触表面211と反対の近位端212において、係合部材は、主回転軸を構成しかつ係合部材の穴217を通って突出するシャフト231を介して支持体230に接続される。支持体230は装置の基礎部材220に取り付けられ、副軸232の周りで回転可能である。
取り外す必要のある鳥を運搬するシャックル(不図示)がコンベヤ(不図示)上の所定の地点に到達すると、駆動機構が起動され、上で図4を参照して記載したように副軸232の周りで支持体230を回転させ、それにより図5を参照してさらに詳しく記載するように係合部材201を移動させる。上で記載したように斜めの係合角度を望む場合、上面プレート220を単に傾けることができるが、当然のことながら、駆動機構の配置はそれに応じて適合されるべきである。
図4で見られるように、支持体230が時計回り方向に回転されると、係合部材201の近位端212はシャフト231に追従することを強いられ、従ってまた円形の時計回り経路を辿る。しかしながら、係合部材は溝穴216を通って突出するピン221によって制限されているので、接触表面211を有する遠位端は反時計回り経路を辿ることを強いられる。図4に示される状況のそれぞれにおいて主軸によって、および接触表面の2つの最も外側の端部によって占められる位置は、図5で点として示されており、図5で係合部材は図4の略図1に対応する初期位置に示されている。係合部材の移動の全体パターンは、点を接続する線によって示され、従って8の字の形状であり、係合部材の各端部は反対方向に導かれる閉ループ経路を辿る。
係合部材201の移動は、3つの異なる部分移動を含むように見ることができる。図4の略図1の初期位置から開始し、最初に係合部材は、略図1〜3に示される内側への移動においてコンベヤの経路の方へ前進される。次に係合部材は、少しの間、処理移動においてコンベヤの経路Bを辿り、処理移動で係合部材は鳥と接触し、この移動は略図3〜9に対応する。最後に、一度鳥の処理が行われると、係合部材は、略図9〜12で示されるように、初期位置の方へ外側への移動においてコンベヤの経路から後退される。図3は、図4の移動経路Bが反対であることを除き、図4の略図5にほぼ対応すること、および、処理の種類に依存して、処理移動中の係合部材の移動の方向は、コンベヤおよび鳥の移動の方向と反対であり得ることに留意されたい。
見ることができるように、この実施形態の接触表面211は、小さな段218によって2つの部分に分割されている。これら部分のそれぞれは、鳥をシャックルから降ろすために装置を使用するとき、鳥の片脚と係合するように意図されている。図4の略図3〜7によって示される移動の間、図4の右側の部分は、上流側の脚と係合しそれをシャックルから外し、略図6〜9で示される移動の間、左側の部分が下流側の脚と係合する。
この実施形態では、主軸、すなわち係合部材の遠位端212の穴217と、接触表面211との間の距離は、装置が鶏を処理するように意図されているとき、約25cmである。接触表面の幅は、コンベヤ上のシャックル間の距離とほぼ同じか、それよりわずかに小さく、それは現代の家禽屠殺場では一般に150mmである。より小さいまたは大きい鳥を処理するように意図されている場合、これら寸法はそれに応じて調整されるべきであることは言うまでもない。
図の係合部材は、ポリエチレンテレフタレート(polyethylenterephtalat)(PETP)もしくはポリオキシメチレン(POM)などのポリマー、アルミニウムまたはステンレス鋼から好ましくは製造され、および鳥をシャックルから降ろすために使用されるとき、鳥への損傷を回避するために凸状に丸められた接触表面を有する。案内溝穴216およびシャフト231を収容する穴は、係合部材と、それぞれ案内ピン221およびシャフト231との間の摩擦を軽減する働きをするライナが設けられてもよく、前記ライナは好ましくは自己潤滑性材料から製造される。
主軸を形成するシャフト231は、ここでは支持体230の主体から突出する脚部234の細長い穴235を通って突出する。これは主軸と副軸の間の距離が調整されることを可能にし、それにより係合部材の、従って接触表面211の移動のパターンを調整する。シャフトは例えばボルトとして具体化されてもよく、および支持体の脚部234に対するシャフトの位置を、ボルト上でナットを締め付けることによって、従って係合部材と支持体の脚部を押し付け合うことによって、固定してもよい。ハウジングなど、他の部材との接続における柔軟性を許容するために、1つまたは複数の細長い穴236、237が基礎部材220に設けられてもよい。
支持体の細長い穴235は、図4および5を参照して上に記載したような装置の手動調整を許容するだけでない。それはまた、主軸と副軸の間の距離をプロセスの一部として調整することを可能にし、これは本発明の第4の実施形態を示す図6を参照して以下に記載する。この実施形態の多くの特徴は、上で図2、3および4〜5を参照して既に記載した特徴に一致し、従って同じ参照番号が使用されるが、それぞれ100、200および300が加えられている。他に記載されない場合、そのような一致する特徴の機能は同じである。
図6の係合部材301、駆動機構(不図示)、もしあればベアリング(不図示)、および制限装置323は、図3のように具体化され、ここではより詳細に記載しない。これら特徴は以下に記載される特徴と無関係であり、および原則的に他の図面を参照して記載されるように、または請求項の範囲内にある他の方法で具体化されてよいことが理解されるためである。
係合部材301と支持体330を相互に接続するシャフト331は、支持体の突出脚部334の細長い穴335に大まかに嵌まるように、および支持体の下側の下に、すなわち図6において紙面の中に突出するように、および装置の案内プレート325に形成された案内溝324の中に突出するように、ここでは作製される。支持体が副軸332の周りで回転されると、シャフトは案内溝の経路を辿ることを強いられ、従って細長い穴の長さに沿って移動することを強いられる。このため、シャフト331は、上に記載したような、断じて締め付けられないボルトとナットの接続であってもよいが、係合部材が適所に留まることを確実にする限り簡単なピンを使用することも可能である。
ここでは案内溝324は卵形として示され、つまり主軸331と副軸332の間の距離は、示されている係合部材の位置において最も小さく、支持体が180度を超えて回転されるまで徐々に増大する。支持体の戻り移動の間、距離は同様のパターンを辿りながら脱脂するが、案内溝324は対称でなくてもよいこと、および係合部材の接触表面311が、副軸の方へまたは副軸から離れて、あるいは横へ、比較的急にシフトされる急激な方向変化を含むことさえできることが理解される。
同じく図6で見られるように、案内プレート325は、その中に案内溝324が設けられるが、案内溝の位置を変更できるように可動であるように配置されてもよい。これは、例えば、処理される鳥の寸法の差を補償すべく装置を調整するために使用可能であるが、この調整を、係合部材の所望の移動パターンを達成するために使用することも可能であり、従って支持体の各回転の間、1回または複数回、案内プレートを移動する。
ここでは調整は、案内プレート325にその周囲で接続されかつそれを両頭矢印で示されるようにわずかに回転させるように適合された作動装置326によって達成される。しかしながら、この起動装置は示されるようなピストンを有するシリンダである必要はなく、例えば、歯案内プレートと係合するギヤホイールに依存してもよいこと、および/または、起動装置はハウジングの内側に隠されてもよいことが理解される。ここでは案内プレート325は基礎部材320の円形凹部の中に配置されているが、アクスル上で回転するように配置されてもよいことが理解される。図3のシャフトベアリング133はこの目的を果たし得るが、図6のような案内プレートの回転軸は副軸と一致しなくてもよいこと、および支持体を回転させるために使用される駆動機構用のスペースをあけるために、そのような案内プレートに開口が設けられてもよいことに留意されたい。
係合部材の厚さは、好ましくは5〜20mmの間にあり、とりわけ、材料、処理される鳥の種類、および意図される運転速度に依存する。材料および寸法の選択において、強度、剛性、重さ、摩耗、洗浄剤抵抗性、および鳥を損傷する危険性を十分に考慮すべきである。
処理される鳥の選択は、それらの重さ、等級または家畜検査の結果など、多くの異なる基準に基づいてもよい。例えば、鳥を異なる重量階級で仕分けすることを望む場合、各鳥は計量ステーション(不図示)で計量され、および所定の重量区分に属する鳥を運搬する各シャックルは、対応する取外し指示によりタグ付けされる。同様に、家畜検査官は、鳥が検査ステーション(不図示)を通過するとき、鳥に欠陥とタグ付けしてもよく、および/または品質選別機が使用されてもよい。
タグは、色付けされたマーカまたは異なる位置に回転されるアームなどの物理的タグ、あるいはプロセス制御システムの電子タグであってもよい。タグ付けは手動でまたは自動的に実行可能であり、自動タグ付けは、例えば、それ自体公知の方法でスケールまたは視覚に基づく制御システムによって実行される。
当然のことながら、同じプロセスで2つ以上の異なるタグを使用することが可能であり、例えば、家畜検査官によって拒絶された鳥にある種類のタグを付け、基準を下回るサイズの鳥に別の種類のタグを付ける。次に取外しプロセスにおいて、特定の種類のタグを有する鳥を取り込むようにそれぞれ設計された2つ以上の取外しステーションを設けることができる。同様のタグ付けを他のプロセスに適用してもよいことは言うまでもなく、例えば、余計に深く切り込まなければならない非常に大型の鳥にタグ付けする。
プロセスのタイミング、すなわち、駆動機構が起動されるコンベヤ上の所定の地点の位置は、コンベヤの速度および係合部材の速度およびサイズに依存するが、単に数羽の鳥をシステムに流すことによって簡単に決定してもよい。
駆動機構の起動方法は、使用されるタグの種類に依存する。現在、多くの屠殺場では、シャックルは電子制御システムを用いて追跡され、シャックルを電子的にタグ付けすることによって、制御システムは、装置の駆動機構を起動するために使用することもできる。しかしながら、機械的トリガ機構を設けることも可能であり、この際、起動信号は、例えばシャックルの上昇されたアームがスイッチに当たったときまたは光線を遮ったとき、駆動機構に送られる。同様に、色づけられたタグを検知して駆動機構に起動信号を送るために、視覚に基づくシステムが提供されてもよく、または所定の地点に到達しつつあるタグ付けされたシャックルを操作者が見たとき操作者が手動で起動スイッチをたたいてもよい。図3に、このタイプの通信の全体的原理が示され、タグリーダ90は読取信号91を中央処理ユニット92へ送り、中央処理ユニット92は、鳥を取り外さなければならないことを読取信号が示す場合、起動信号93を駆動機構103へ再度送る。システムが図3に示される程度に単純なとき、処理ユニット92は駆動機構と一緒にハウジング122の中に配置できることは言うまでもないが、一般的に処理ユニットは、屠殺場で他の役割も果たす中央コンピュータである。
上で中央処理ユニット92と駆動機構103との間の相互作用は、ごく一般的な言葉で記載され、駆動機構および/または中央処理ユニットは、係合部材の所望の移動パターンを実現するためにプログラム、または適合されることが理解される。例として、図4および5を参照して記載したような鳥を取り外すシステムは、支持体が起動信号を受信すると1回の完全な回転を完了するようにプログラム、または適合されているが、他のプロセスは、部分的な回転だけを、数回の回転を、処理サイクルの間、1回または複数回、回転が停止されかつ再開されることを、または、回転の間、回転速度が変えられることを必要とし得る。そのようなプロセスを制御するために追加の制御信号が中央制御ユニットから駆動機構へ送られてもよく、および/または駆動機構はいったん中央制御ユニットから起動信号を受信すると処理サイクルを制御するように適合された別個の制御ユニットを含んでもよい。
駆動機構の制御は、コンベヤ上および支持体に接続された駆動シャフト上のエンコーダの使用に基づいてもよく、これらエンコーダは、コンベヤおよび駆動シャフトの位置情報を中央制御ユニットへ送る。例えばコンベヤの速度が低減する場合、中央制御ユニットは、支持体用の調整された速度プロファイルを計算し、新しい制御信号を駆動機構へ送ってもよく、逆に駆動シャフトが何らかの理由でコンベヤと調和しなくなった場合も同じである。コンベヤの位置を決定し、その情報を中央制御ユニットへ送るエンコーダは、家禽屠殺システムにおいてすでに一般的である。
エンコーダの使用は、移動をセクションに分割することを伴い、コンベヤ上の2つのシャックル間の距離は、通常1000または2048のエンコーダステップに分割される。処理サイクルの異なる部分の間、支持体を異なる速度で移動させることを意図しているとき、そのような分割は、支持体が特定の異なる速度で移動するべきであるセクションを決定するために有利に使用可能である。
本発明による装置および方法は、係合部材をシャックルに吊り下がる鳥の脚と接触させるために適しているばかりでなく、いずれかの種類の工具を鳥と接触させるためにも使用できることは当業者に理解されよう。従って係合部材は、図面に示されるもの以外の異なる多数の他の方法で具体化されてもよい。一例は、当接係合部材の下側に配置されかつ垂直に切断するように作られた切断機構の提供である。当接係合部材を移動して脚と接触させると、切断係合部材は鳥の胸部の反対側に直接位置付けられ、続いて胸骨に沿って切断するために、従って胸のひれをばらすために起動かつ使用することができる。別の実施形態では、同様の方法で取り付けられた切断機を使用して、内蔵摘出前に体腔をあけることができる。さらに別の実施形態では、切断、押圧および/または引張用に適合されてもよい係合部材が、組織をばらすために、例えば皮膚を鳥の胸部からばらすために使用される。さらに別の実施形態では、係合部材は、鳥の温度の計測または組織試料の取得を目的としたセンサまたはプローブを支持する。これは、それぞれ温度センサまたはスクレーパを、図面に示しおよび上に記載した係合部材のいずれかの接触表面に提供することによって実行可能である。そのような工具はいずれも係合部材の一部とみなしてもよく、従って工具が鳥と接触することで十分であることに留意されたい。従って、本発明を主に上で取外しプロセスに関連して記載してきたが、別段の記載のない限り、記載された様々な特徴および動作は、他の種類のプロセスおよび他の種類の装置にも使用できることが理解される。同様に、記載された特徴および動作は、請求項の範囲から逸脱することなく、代替的な方法で組み合わせてもよい。

Claims (20)

  1. コンベヤ上の鳥を処理するための装置であって、係合部材を含み、前記係合部材が可動であり、および前記鳥と接触されるように作られた接触表面を有し、前記係合部材が主軸で支持体に接続され、前記支持体が、固定された副軸の周りで回転可能であり、前記主軸が前記副軸からある距離の所で前記支持体に位置付けられ、その結果、前記支持体が回転されるとき前記主軸が前記副軸の周りで回転し、前記主軸と前記副軸の両方が、前記コンベヤの意図される経路から前記主軸に対して垂直なある距離の所に位置付けられ、前記係合部材が、前記主軸と前記接触表面の間に位置付けられた1つまたは複数の制御装置によって制限され、その結果、前記接触表面が前記副軸の周りで回転できない、装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、前記コンベヤから鳥を取り外すように作られ、前記接触表面が、各鳥の少なくとも1つの脚と接触されるように作られ、好ましくは頭上コンベヤ上のシャックルから鳥を取り外すように作られる、装置。
  3. 請求項2に記載の装置であって、前記コンベヤ上の選択された鳥を処理するように作られ、前記装置が好ましくはタグリーダおよび中央処理ユニットを含み、前記中央処理ユニットが、前記タグリーダから信号を受信し、起動信号を、前記支持体を駆動するように作られた駆動機構に送信するために装備された、装置。
  4. 前記主軸が、前記接触表面の反対側で前記係合部材に位置付けられる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記1つまたは複数の制限装置が前記装置の基礎部材に配置される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記係合部材が、前記主軸と前記接触表面の間の距離の少なくとも一部にわたって伸びる細長い案内部材を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記案内部材が前記基礎部材上の固定された制限装置に対して摺動するように作られ、前記案内部材が好ましくは前記係合部材の溝穴である、請求項5または6に記載の装置。
  8. 前記係合部材が、前記主軸の方向において見るとき、三角形の全体形状を有し、前記三角形の一辺が前記接触表面を形成し、前記主軸が、前記接触表面の反対側に位置付けられた前記三角形の頂点に位置付けられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記接触表面が、鳥の脚1つと係合するようにそれぞれ作られた2つ以上の部分を含む、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記接触表面の2つの部分が、前記係合部材の移動面において異なる角度で配置される、請求項9に記載の装置。
  11. 前記係合部材が、互いに隣接して配置される一連の接触表面を形成する起伏のある形状を有する、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 鳥をコンベヤ経路に沿って移動方向に移動するコンベヤ上の鳥を処理するための方法であって、係合部材が、その接触表面を鳥と接触させるように移動され、前記接触表面が、受動位置から前記コンベヤ経路に至る内側への移動と、前記コンベヤ経路を実質的に辿る処理移動と、前記コンベヤ経路から外れ前記受動位置へ戻る外側への移動とによって構成される経路に沿って移動され、前記内側および外側への移動が同じ回転方向を辿り、前記係合部材が前記主軸で支持体に接続され、前記支持体が、固定された副軸の周りで回転され、前記主軸が前記副軸からある距離の所で前記支持体に位置付けられ、その結果、前記主軸が前記副軸の周りで回転し、前記係合部材が、前記主軸と前記接触表面の間の1つまたは複数の地点で制限され、その結果、前記接触表面が前記副軸の周りで回転できない、方法。
  13. 前記係合部材が鳥の少なくとも1つの脚と接触され、それにより前記鳥を前記コンベヤから取り外す、請求項12に記載の方法。
  14. 鳥が頭上コンベヤ上のシャックルから取り外される、請求項13に記載の方法。
  15. 前記コンベヤ上の選択された鳥だけが処理される、請求項12〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記接触表面が一度に1つの脚と接触し、好ましくは前記コンベヤの移動方向において見るとき、下流側の脚の前に上流側の脚と接触する、請求項12〜15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記処理移動の間、前記接触表面の移動の方向が、前記コンベヤの方向と実質的に同じである、請求項12〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 少なくとも前記内側および外側への移動の間、前記係合部材が、固定された制限装置に対して摺動し、前記係合部材が好ましくは溝穴などの細長い案内部材を含み、前記細長い案内部材が、制限装置の上を摺動し、かつ前記主軸と前記接触表面の間の距離の少なくとも一部にわたって伸びるように作られる、請求項12〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 処理されるように選択された鳥または前記コンベヤ上のその位置にタグが付けられ、前記タグがタグリーダによって読み取られ、前記タグリーダが読取信号を中央処理ユニットへ送信し、前記中央処理ユニットが起動信号を、前記支持体を駆動するように作られた駆動機構へ送信する、請求項12〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 鳥をコンベヤ経路に沿って移動方向に移動する頭上コンベヤ上のシャックルから選択された鳥を取り外すための方法であって、
    処理されるべき少なくとも一羽の鳥を選択するステップと、
    処理されるように選択された各鳥または前記コンベヤ上のその位置にタグを付けるステップと、
    タグリーダで各タグを読み取るステップであって、前記タグリーダが読取信号を中央処理ユニットへ送信し、前記中央処理ユニットが、取外しステーションの支持体を駆動するように作られた駆動機構へ起動信号を先と同様に送信し、前記支持体が主軸で係合部材に接続され、前記支持体が、固定された副軸の周りで回転可能であり、前記主軸が前記副軸からある距離の所で前記支持体に位置付けられ、その結果、前記主軸が前記副軸の周りで回転し、前記係合部材が、前記主軸と、前記鳥と接触されるように作られた接触表面との間の1つまたは複数の地点で制限され、その結果、前記接触表面が前記副軸の周りで回転できないステップと、
    前記接触表面を前記選択された鳥の少なくとも1つの脚と接触させるように前記係合部材を移動するステップであって、前記接触表面が、前記受動位置から前記コンベヤ経路に至る内側への移動と、前記コンベヤ経路を実質的に辿る処理移動とによって構成される経路に沿って移動されるステップと、
    外側への移動において前記係合部材を前記コンベヤ経路から外し、前記受動位置へ戻すように移動するステップであって、前記内側および外側への移動が同じ回転方向を辿るステップと
    を含む方法。
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