JP2016220310A - バッテリー温度制御装置、及び、バッテリーの温度制御方法 - Google Patents

バッテリー温度制御装置、及び、バッテリーの温度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】充電スタンドにおけるバッテリーの充電が完了するまでに要する時間を短縮する。
【解決手段】本発明のバッテリー温度制御装置は、電動車両に搭載された充電可能なバッテリーの温度を制御する温度制御装置であって、電動車両がバッテリーの充電を行う充電スタンドに到着する時のバッテリーの温度を、電動車両の走行状況に応じて予測する温度予測部と、バッテリーの温度を調整する温度調整部と、制御部とを有する。制御部は、温度予測部により予測される温度が基準温度範囲から外れる場合には、電動車両が充電スタンドに到着する時のバッテリーの温度が基準温度範囲内となるように、温度調整部を制御する。
【選択図】図1

Description

この発明は、バッテリー温度制御装置、及び、バッテリーの温度制御方法に関する。
近年、環境問題に対する意識の向上に伴い、電気自動車やハイブリッド車両のようなモータが搭載された電動車両が注目されている。このような電動車両は、モータに電力を供給するバッテリーを搭載している。
一般に、電動車両に搭載されているバッテリーは、充電スタンドなどにおいて急速充電される。しかしながら、バッテリーには急速充電に適した基準温度範囲があり、バッテリーの温度が基準温度範囲から外れている場合に急速充電を行ってしまうと、バッテリーの性能が劣化してしまうことがある。そのため、バッテリーの温度が基準温度範囲を外れている場合に急速充電することは好ましくない。
特許文献1には、充電開始前にバッテリーの温度が基準温度範囲を下回る場合に、ヒーターなどの補機を動作させることによりバッテリーの温度を基準温度範囲内にする技術が開示されている。
特開2011−15544号公報
特許文献1に開示されている技術によれば、電動車両が充電スタンドに到着した後から補機が動作してしまうことがある。このような場合には、バッテリーの温度が基準温度範囲内となるまでに時間がかかるため、電動車両が充電スタンドに到着した直後からバッテリーの充電を開始することはできず、バッテリーの充電が完了するまでに要する時間が長くなってしまう。
本発明の目的は、充電スタンドにおいてバッテリーの充電が完了するまでに要する時間を短縮可能なバッテリー温度制御装置、及び、バッテリーの温度制御方法を提供することである。
本発明の一態様によれば、電動車両に搭載され、電動車両に搭載された充放電可能なバッテリーの温度を制御するバッテリー温度制御装置は、電動車両が充電スタンドに到着する時のバッテリーの温度を予測する温度予測部と、バッテリーの温度を調整する温度調整部と、制御部とを有する。制御部は、温度予測部により予測される温度が基準温度範囲から外れる場合には、電動車両が充電スタンドに到着する時のバッテリーの温度が基準温度範囲内となるように、温度調整部を制御する。
この態様によれば、電動車両が充電スタンドに到着する前に、充電スタンドに到着時のバッテリーの温度が基準温度範囲から外れると判断されると、バッテリーの温度調整が開始される。そのため、電動車両が充電スタンドに到着する時にはバッテリーの温度は基準温度範囲内となる。
したがって、電動車両が充電スタンドに到着した時点からバッテリーの充電を開始することができるため、充電スタンドにおけるバッテリーの充電が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
図1は、本発明の第1実施形態におけるバッテリー温度制御装置に関する構成を示すブロック図である。 図2は、電動車両が充電スタンドに到着するまでのバッテリーの温度の変化の一例を示す図である。 図3は、電動車両が充電スタンドに到着するまでのバッテリーの温度の変化の他の一例を示す図である。 図4は、本発明の第1実施形態におけるバッテリー温度制御装置により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。 図5は、本発明の第2実施形態におけるバッテリー温度制御装置により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。 図6は、本発明の第3実施形態におけるバッテリー温度制御装置により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。 図7は、本発明の第4実施形態におけるバッテリー温度制御装置により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。 図8は、本発明の第5実施形態におけるバッテリー温度制御装置に関する構成を示すブロック図である。 図9は、本発明の第5実施形態におけるバッテリー温度制御装置により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
図1は、本願発明の第1実施形態におけるバッテリー温度制御装置に関する構成を示すブロック図である。
電動車両1は、モータ10と、バッテリー11と、バッテリー温度制御装置12とを有する。電動車両1は、充電スタンド管理センター2と通信可能に構成されている。
モータ10は、電力が供給されると、供給される電力の大きさに応じて回転する。モータ10の回転駆動力は、電動車両1の駆動輪に伝達される。
バッテリー11は、リチウムイオンバッテリーなどの充放電可能な二次電池であって、モータ10に電力を供給する。バッテリー11から出力される電力は、電動車両1の搭乗者によるアクセルやブレーキなどの操作に応じて制御される。また、バッテリー11は、充電スタンドなどで充電される。
バッテリー温度制御装置12は、バッテリー11の温度を制御する機能に加えて、ナビゲーション機能を有する。バッテリー温度制御装置12は、バッテリー温度制御装置12全体を制御するコントローラ13と、バッテリー11の温度を調整する温度調整部14とにより構成される。
コントローラ13は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及び、RAM(Random Access Memory)を有するマイクロコンピュータである。コントローラ13は、現在地取得部130と、周辺情報収集部131と、予約実行部132と、記憶部133と、提示制御部134と、ナビゲーション部135と、温度予測部136と、残量予測部137と、充電時間予測部138と、制御部139とを有する。
現在地取得部130は、GPS(Global Positioning System)アンテナ130Aを用いて、電動車両1の現在地の情報を取得する。なお、現在地取得部130は、GPS以外の手段を用いて電動車両1の現在地の情報を取得してもよい。
周辺情報収集部131は、FMアンテナ131Aを用いて、不図示の交通情報配信センターから配信されるVICS(Vehicle Information and Communication System、登録商標。以下同じ)情報を収集する。VICS情報には、電動車両1の周辺の渋滞状況や工事状況などが含まれる。なお、周辺情報収集部131は、VICS以外の情報を受信することにより周辺情報を取得してもよい。
予約実行部132は、広域通信網に接続可能な通信部132Aを介して、充電スタンド管理センター2と通信する。予約実行部132は、充電スタンド管理センター2にアクセスして、充電スタンドを予約する。また、予約実行部132は、充電スタンド管理センター2から、充電スタンドの混雑状況を取得する。なお、充電スタンドの混雑状況には、予約状況や充電開始を待っている電動車両の台数などの情報が含まれる。通信部132Aは、バッテリー温度制御装置12と一体型の通信モジュールでもよいし、バッテリー温度制御装置12と接続される携帯電話などでもよい。
記憶部133は、道路の形状や充電スタンドの位置を示す地図情報を記憶する。
提示制御部134は、ディスプレイ134A及びスピーカ134Bを用いて、搭乗者に情報を提供する。例えば、提示制御部134は、ディスプレイ134A上に、記憶部133にて記憶されている地図情報を表示させ、表示させた地図上において現在地取得部130により取得された電動車両1の現在地の情報を表示させる。また、提示制御部134は、スピーカ134Bから、周辺情報収集部131により収集された電動車両1の周辺の工事状況を示す音声を出力する。
ナビゲーション部135は、搭乗者により電動車両1の目的地が設定されると、その目的地までの経路を決定する。また、予約実行部132により充電スタンドが予約されると、ナビゲーション部135は、予約された充電スタンドまでの経路を決定する。
そして、ナビゲーション部135は、その経路における道幅、勾配、路面状況などに基づいて、電動車両1がその経路を走行する間の走行状況を予測する。なお、電動車両1の走行状況には、電動車両1の速度や、走行中の道路の勾配などの情報が含まれる。さらに、ナビゲーション部135は、電動車両1が目的地に到着するまでの所要時間を予測する。
また、ナビゲーション部135は、予約実行部132により取得される充電スタンドの混雑状況を用いることにより、充電スタンドにおける充電開始までの待ち時間を予測することができる。ナビゲーション部135は、充電スタンドの近傍に到着するまでの所要時間(移動時間)にこの待ち時間を加えることによって、実際に充電を開始するまでの所要時間を算出してもよい。このような場合には、実際に充電を開始するまでの所要時間が、充電スタンドに到着するまでの所要時間となる。なお、現在地から充電スタンドの近傍に到着するまでの移動時間の算出方法は、一般的なナビゲーション装置における現在地から目的地までの移動時間の算出方法と同様であり、良く知られた算出方法であるので、ここでは説明を省略する。
温度予測部136は、温度測定部136Aを用いて、バッテリー11の現在の温度を測定する。また、温度予測部136は、電動車両1の走行状況に基づいて、充電スタンドに到着時のバッテリー11の温度を予測する。
残量予測部137は、残量測定部137Aを用いて、バッテリー11の現在の残量を測定する。また、残量予測部137は、電動車両1の走行状況に基づいて、充電スタンドに到着時のバッテリー11の残量を予測する。ここで、電動車両1の走行状況とは、ナビゲーション部135で予測された電動車両1の走行速度や、道路の勾配などの情報である。モータ10の消費電力は駆動トルクが大きいほど、且つ、回転数が高いほど大きくなる。従って、走行経路上の勾配情報から算出されるモータ10の駆動トルクと走行速度情報から算出されるモータ10の回転数とを、経路上の各地点に対応して求めることによって、電動車両1が現在地から充電スタンドへ到達するまでのモータ10の消費電力を推定する事ができる。なお、上述のように算出されたモータ10の消費電力に対して1より大きい所定の係数を乗算する等により、余裕代を見込んだ消費電力を算出しても良い。また、例えば周辺情報収集部131で収集したVICS情報に基づいて電動車両1の走行速度情報を補正しても良い。
充電時間予測部138は、充電スタンドにおけるバッテリー11の充電時間を予測する。ここで、バッテリー11の充電時間は、充電開始時のバッテリー11の温度及び残量を用いて予測することができる。そのため、充電時間予測部138は、バッテリー11の温度及び残量と、充電時間とを対応させたテーブルを予め記憶している。充電時間予測部138は、バッテリー11の温度及び残量と、このテーブルとを用いて、充電時間を予測する。
制御部139は、コントローラ13全体を制御するとともに、温度調整部14を制御する。
温度調整部14は、バッテリー11の温度を調整する。なお、温度調整部14が制御部139により制御されることにより、バッテリー11を所望の温度にすることができる。
温度調整部14は、例えば、バッテリー11に風を吹きあてるファンと、ファンからバッテリー11への風の流路の途中に設けられたヒーターとにより構成される。ファンが通電されると、ファンから出力される風がバッテリー11に吹きあたることによりバッテリー11は冷却される。また、ファンとヒーターとが同時に通電されると、ファンから出力される風はヒーターにより暖められ、暖められた風がバッテリー11に吹きあたることによりバッテリー11は加温される。
なお、温度調整部14は、バッテリー11の外部に設けられてもよいし、バッテリー11と一体となって設けられてもよい。温度調整部14がバッテリー11と一体となって設けられている場合には、温度調整部14は、さらに、ファンから出力される風が通るダクトを有し、そのダクトがバッテリー11の表面に沿って設けられてもよい。
また、温度調整部14は、例えば、車載用のエアコンであってもよい。エアコンから出力される風の一部がバッテリー11にあたることにより、バッテリー11を冷却または加温することができる。
ここで、電動車両1が充電スタンドに到着するまでの間のバッテリー11の温度の変化について説明する。
図2は、電動車両1が充電スタンドに到達するまでのバッテリー11の温度の変化の一例を示す図である。図2において、横軸に時間が、縦軸にバッテリー11の温度が示されている。また、実線は、温度調整部14による温度調整が行われない場合の、電動車両1が充電スタンドに到着するまでのバッテリー11の温度変化を示している。一点破線は、温度調整部14によるバッテリー11の加温が開始された後のバッテリー11の温度変化を示している。
一般に、バッテリー11は、充電スタンドにおいて急速充電される。しかしながら、バッテリー11には、急速充電に適した基準温度範囲がある。バッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合には、急速充電すると性能が劣化するおそれがあり、性能劣化を防止する為に充電電力が制限されることにより急速充電することができない。
また、バッテリー11は電力を出力する時に発熱するため、電動車両1が走行する時には、バッテリー11の温度が上昇する。しかしながら、バッテリー11の温度が実線で示されたような変化をする場合には、電動車両1の充電スタンドへの到着時刻におけるバッテリー11の温度は、基準温度範囲の下限値よりも低くなる。このような場合には、電動車両1が充電スタンドに到着した時点では充電電力が制限されるため、バッテリー11を急速充電することはできない。
そこで、本実施形態のバッテリー温度制御装置12は、電動車両1が充電スタンドに到着する前から温度調整部14によるバッテリー11の加温を開始する。これにより、到着時刻にはバッテリー11の温度は基準温度範囲内となるため、電動車両1が充電スタンドに到着した時点から、バッテリー11の急速充電が可能となる。
図3は、電動車両1が充電スタンドに到達するまでのバッテリー11の温度の変化の他の一例を示す図である。図3においては、図2と同様に、横軸に時間が、縦軸にバッテリー11の温度が示されている。また、実線は、温度調整部14による温度調整が行われない場合の、電動車両1が充電スタンドに到着するまでバッテリー11の温度変化を示している。一点破線は、温度調整部14によるバッテリー11の冷却が開始された後のバッテリー11の温度変化を示している。
電動車両1が高速で走行する場合などには、バッテリー11の出力電力が大きいため発熱量も大きくなる。バッテリー11の温度が実線で示されたような変化をする場合には、到着時刻のバッテリー11の温度は、基準温度範囲の上限値よりも高くなる。このような場合には、電動車両1が充電スタンドに到着した時点では、バッテリー11を急速充電することはできない。
そこで、本実施形態のバッテリー温度制御装置12は、電動車両1が充電スタンドに到着する前から温度調整部14によるバッテリー11の冷却を開始する。これにより、到着時刻にはバッテリー11の温度は基準温度範囲内となり、電動車両1が充電スタンドに到着した時点から、バッテリー11の急速充電が可能となる。
このように、図2及び図3に示されたように、バッテリー温度制御装置12は、充電スタンドに到着する前にバッテリー11の温度を調整する必要があると判断すると、バッテリー11の温度の調整を開始する。このようにすることにより、到着時刻にはバッテリー11の温度は基準温度範囲内となるため、電動車両1が充電スタンドに到着した時点から、バッテリー11を急速充電することができる。
図4は、本実施形態のバッテリー温度制御装置12により行われる温度調整制御を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示す温度調整制御は、電動車両1が走行を開始してから目的地に到着するまでの間、所定の周期で繰り返し実行される。
まず、S401において、制御部139は、予約実行部132により予約された充電スタンドがあるか否かを判定する。
予約済みの充電スタンドがない場合には(S401:No)、制御部139は、バッテリー11の充電の予定がないと判断し、温度調整制御を終了する。
予約済みの充電スタンドがある場合には(S401:Yes)、制御部139は、バッテリー11の充電の予定があると判断し、S402の処理に進む。
S402において、ナビゲーション部135は、現在地取得部130により取得される電動車両1の現在地の情報と、記憶部133にて記憶されている地図情報及び充電スタンドの位置情報とを用いて、現在地から充電スタンドまでの経路を決定する。そして、ナビゲーション部135は、その経路における、充電スタンド32までの距離、電動車両1の走行状況、及び、所要時間を求める。
次に、S403において、制御部139は、ナビゲーション部135により求められた充電スタンドまでの距離が予め記憶している所定の距離よりも短いか否かを判定する。
充電スタンドまでの距離が所定の距離以上である場合には(S403:No)、制御部139は、電動車両1が充電スタンドに十分に近づいていないと判断し、温度調整制御を終了する。
一方、充電スタンドまでの距離が所定の距離よりも短い場合には(S403:Yes)、制御部139は、電動車両1が充電スタンドに十分に近づいていると判断し、S404の処理に進む。
次に、S404において、温度予測部136は、S402において求められた電動車両1の走行状況を用いて、充電スタンドに到着するまでの電動車両1の消費電力を予測する。そして、温度予測部136は、この電動車両1の消費電力を用いてバッテリー11の発熱量及び放熱量を予測し、充電スタンドへの到着予定時刻のバッテリー11の温度を予測する。
具体的に、バッテリー11の発熱量は、電動車両1の消費電力に加えて、バッテリー11の残量、内部抵抗、及び、熱容量などを用いて求められる。バッテリー11の放熱量は、電動車両1の外気温、バッテリー11の熱容量及び放熱性などを用いて求められる。
また、電動車両1の消費電力は、モータ10の消費電力と、モータ10以外の電動車両1の構成である補機類の消費電力との合計である。
モータ10の消費電力は、電動車両1の走行状況に基づいて予測される。
補機類の消費電力は、エアコンや、ワイパー、灯器などの補記の消費電力をそれぞれ予測し、それらの消費電力を合算することにより求めることができる。エアコンの消費電力は、電動車両1の外気温とエアコンの設定温度との温度差に基づいて予測される。ワイパーの消費電力は、不図示の気象情報取得部を介して取得した天気予報に示される予想雨量に基づいて予測される。灯器の消費電力は、充電スタンドまでの経路におけるトンネルの長さや、電動車両1の外の明るさや、予め記憶している当日の日の出及び日の入りの時刻などに基づいて予測される。
次に、S405において、制御部139は、温度予測部136により予測された到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲内にあるか否かを判定する。なお、この基準温度範囲は、制御部139にて記憶されているものとする。
予測された到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲内にある場合には(S405:Yes)、制御部139は、バッテリー11の温度調整は不要と判断し、温度調整制御を終了する。
一方、予測された到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合には(S405:No)、制御部139は、バッテリー11の温度調整が必要と判断し、S406の処理に進む。
S406において、残量予測部137は、S404において予測された電動車両1の消費電力を用いて、到着予定時刻のバッテリー11の残量を予測する。そして、充電時間予測部138は、到着予定時刻のバッテリー11の残量と、S404において予測された到着予定時刻のバッテリー11の温度とに基づいて、充電スタンドにおけるバッテリー11の充電時間を予測する。
なお、S406においては、温度調整部14が制御されないことを前提として処理が行われている。以下では、このような温度調整部14が制御されないことを前提として求められたバッテリー11の充電時間を、第1充電時間と称する。
次に、S407において、温度調整部14が制御されることを前提にして、温度予測部136は、到着予定時刻のバッテリー11の温度を予測し、残量予測部137は、到着予定時刻のバッテリー11の残量を予測する。そして、残量予測部137は、これらの到着予定時刻のバッテリー11の温度と残量とに基づいて、バッテリー11の充電時間を予測する。なお、以下では、このような温度調整部14が制御されることを前提として求められたバッテリー11の充電時間を、第2充電時間と称する。
次に、S408において、制御部139は、S406において予測された第1充電時間が、S407において予測された第2充電時間よりも長いか否かを比較する。
第1充電時間が第2充電時間以下である場合には(S408:No)、制御部139は、温度調整部14を動作させても充電時間を短縮できないと判断し、温度調整制御を終了する。
一方、第1充電時間が第2充電時間よりも長い場合には(S408:Yes)、制御部139は、温度調整部14を動作させることにより充電時間を短縮可能と判断し、S409の処理に進む。
S409において、制御部139は、到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲内となるように、温度調整部14による温度調整が実行される。
例えば、到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲の上限値よりも高い場合には、制御部139は、バッテリー11を冷却するように温度調整部14を制御する。一方、到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲の下限値よりも低い場合には、制御部139は、バッテリー11を加温するように温度調整部14を制御する。
上述の第1実施形態のバッテリー温度制御装置12によれば、以下の効果を奏する。
バッテリー温度制御装置12では、予測される到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合には(S405:No)、温度調整部14による温度調整が行われる(S409)。このようにすることにより、電動車両1が充電スタンドに到着した時点では、バッテリー11の温度は基準温度範囲内となる。したがって、電動車両1が充電スタンドに到着した時点から急速充電が可能になるため、バッテリー11の充電が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
例えば、電動車両1が高速道路などを高速で走行する場合には、モータ10の回転数が高いため、バッテリー11の出力が大きくなり、発熱量が増大する。そのため、サービスエリアに停車してバッテリー11を充電しようとしても、バッテリー11の温度が基準温度範囲の上限値よりも高くなっており、バッテリー11を急速充電できないことがある。
これに対して、本実施形態によれば、到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲の上限値よりも高くなると予測される場合には、制御部139は、バッテリー11の温度が低くなるように温度調整部14を制御する。このように温度調整部14が制御されることにより、電動車両1が充電スタンドに到着した時点では、バッテリー11の温度は基準温度範囲内となり、急速充電が可能になる。そのため、バッテリー11の充電が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
また、バッテリー温度制御装置12では、温度調整部14の制御が行われない前提で予測される第1充電時間が、温度調整部14の制御が行われる前提で予測される第2充電時間よりも長い場合には(S408:Yes)、温度調整部14による温度調整が行われる(S409)。
ここで、温度調整部14が制御されることにより、電動車両1が充電スタンドに到着した時点では、温度調整部14の電力の消費量だけバッテリー11の残量が減少するため、充電時間が長くなってしまう。しかしながら、温度調整部14が制御されることにより、バッテリー11の温度が基準温度範囲内となるため、バッテリー11が急速充電されることで充電時間を短くすることができる。したがって、温度調整部14が動作することにより電力を消費したとしても、結果として充電時間が短くなるのであるならば、温度調整部14を制御した方がよい。
そのため、本実施形態によれば、第1充電時間が第2充電時間よりも長い場合、すなわち、温度調整部14が制御されることにより充電時間が短くなる場合に、温度調整部14が制御される。したがって、温度調整部14が電力を消費することにより充電時間は長くなるが、バッテリー11の温度が基準温度範囲内となることにより急速充電できるため、全体としてバッテリー11の充電時間を短縮することができる。
(第2実施形態)
第1実施形態においては、温度予測部136により予測されるバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合に、制御部139が温度調整部14を制御する例について説明した。第2実施形態においては、到着予定時刻のバッテリー11の残量を予測し、その予測したバッテリー11の残量に応じて、制御部139が温度調整部14を制御する例について説明する。
第2実施形態のバッテリー温度制御装置12は、図1に示す第1実施形態のバッテリー温度制御装置12と同じ構成からなる。そのため、第1実施形態のバッテリー温度制御装置12と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
図5は、第2実施形態のバッテリー温度制御装置12の動作を示すフローチャートである。
図5に示すフローチャートは、図4に示す第1実施形態におけるフローチャートと比較すると、S408の後にS501が追加されており、S409の後にS502及びS503が追加されている。
S501において、制御部139は、S404において予測された到着予定時刻のバッテリー11の残量が下限値以上であるか否かを判定する。
予測されたバッテリー11の残量が下限値よりも少ない場合には(S501:No)、制御部139は、温度調整部14の動作によりバッテリー11が消費されると、電動車両1が充電スタンドに到着できないおそれがあると判断し、温度調整制御を終了する。
予測されたバッテリー11の残量が下限値以上である場合には(S501:Yes)、制御部139は、温度調整部14の動作によりバッテリー11が消費されても、電動車両1は充電スタンドに到着可能であると判断し、S409の処理に進む。
S409において温度調整部14の温度調整が開始されると、制御部139は、S502の処理に進む。
S502において、制御部139は、残量測定部137Aを用いて測定されるバッテリー11の実測値が下限値以下であるか否かを判定する。なお、本ステップで用いられる下限値は、S501にて用いられる下限値と異なっていてもよい。例えば、本ステップにおいては、S501にて用いられる下限値よりも小さな値を本ステップにおける判定に用いてもよい。
バッテリー11の実測値が下限値よりも大きい場合には(S502:Yes)、制御部139は、温度調整部14が動作してもバッテリー11が空になるおそれはないと判断し、温度調整制御を終了する。
一方、バッテリー11の実測値が下限値以下である場合には(S502:No)、制御部139は、温度調整部14が動作することによりバッテリー11が空になるおそれがあると判断し、S503の処理に進む。
S503において、制御部139は、温度調整部14の制御を中止する。
上述の第2実施形態のバッテリー温度制御装置12によれば、以下の効果を奏する。
バッテリー温度制御装置12では、到着予定時刻のバッテリー11の残量が下限値以上であると予測される場合(S501:Yes)、すなわち、バッテリー11の残量が十分にあると予測される場合に、温度調整部14による温度調整が行われる(S409)。
ここで、到着予定時刻のバッテリー11の残量が十分にあると予測される場合には、温度調整部14が動作することによりバッテリー11が消費しても、電動車両1が充電スタンドに到着するまでにバッテリー11が空になるおそれが少ない。一方、到着予定時刻にバッテリー11の残量が十分にないと予測される場合には、温度調整部14が動作してしまうと、電動車両1が充電スタンドに到着するまでにバッテリー11が空になるおそれがある。
そのため、本実施形態によれば、バッテリー11の残量が十分にあると予測される場合、すなわち、温度調整部14が動作することによりバッテリー11が消費されてもバッテリー11が空になるおそれが少ない場合に、温度調整部14が動作する。また、第1実施形態と同様に、充電スタンドへの到着時点のバッテリー11の温度は基準温度範囲内となり、急速充電が可能になる。そのため、第2実施形態によれば、充電完了までに要する時間を短縮させることができるとともに、充電スタンドに到着するまでにバッテリー11が空になるおそれを低減することができる。
また、バッテリー温度制御装置12では、バッテリー11の実測値が下限値よりも少ない場合(S502:No)、すなわち、バッテリー11の残量が十分にない場合には、温度調整部14の動作が中止される(S503)。
ここで、現在のバッテリー11の残量が十分になく、温度調整部14が動作することによりバッテリー11が空になるおそれがある場合には、温度調整部14が動作してしまうと、電動車両1が充電スタンドに到着できなくなるおそれがある。
そのため、本実施形態によれば、現在のバッテリー11の残量が十分にない場合には温度調整部14の動作を中止させることにより、温度調整部14に起因するバッテリー11の減少を抑制することができる。したがって、充電スタンドに到着するまでにバッテリー11が空になるおそれを低減することができる。
なお、このようなS502及びS503の処理は、例えば、S404における到着予定時刻のバッテリー11の温度の予測に誤りがある場合などに動作する。そのため、S502及びS503の処理は、他の処理に誤りがあっても電動車両の安全な運行を可能にするフェールセーフの機能を果たしていることになる。
(第3実施形態)
第1実施形態においては、温度予測部136により予測されるバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合に、制御部139が温度調整部14を制御する例について説明した。第3実施形態においては、制御部139が基準温度範囲を変更する例について説明する。
第3実施形態のバッテリー温度制御装置12は、図1に示す第1実施形態のバッテリー温度制御装置12と同じ構成からなる。そのため、第1実施形態のバッテリー温度制御装置12と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
図6は、第3実施形態のバッテリー温度制御装置12の動作を示すフローチャートである。
図6に示すフローチャートは、図4に示す第1実施形態におけるフローチャートと比較すると、S601の処理が追加されている。
S601において、ナビゲーション部135は、充電スタンドから最終目的地までの経路における電動車両1の走行状況を予測する。そして、温度予測部136は、その走行状況に基づいて、電動車両1が充電スタンドから最終目的地まで走行する間のバッテリー11の温度を予測する。制御部139は、この電動車両1が充電スタンドから最終目的地まで走行する間のバッテリー11の温度に応じて、S405の判定にて用いられる基準温度範囲を変更する。
例えば、充電スタンドから目的地までの経路に上り坂が多い場合には、モータ10のトルクが大きくなる機会が増えるため、バッテリー11の温度は高くなりやすい。また、一般に、バッテリー11には使用温度範囲があり、使用温度範囲から外れる場合には、出力が低下することがある。
そのため、電動車両1が充電スタンドから最終目的地まで走行する間に、バッテリー11の温度が使用温度範囲を上回ると予測される場合には、制御部139は、S405の判定に用いられる基準温度範囲の上限値を低くする。このようにすることにより、充電スタンドに到着時のバッテリー11の温度が低くなるとともに、充電完了時、すなわち、電動車両1が充電スタンドを出発する時点のバッテリー11の温度も低くなる。したがって、電動車両1が充電スタンドから最終目的地まで走行する間において、バッテリー11の温度が使用温度範囲を上回りにくくなるため、バッテリー11の出力の低下を抑制することができる。
上述の第3実施形態のバッテリー温度制御装置12によれば、以下の効果を奏する。
バッテリー温度制御装置12では、充電スタンドへの到着前に、充電スタンドから最終目的地までの経路におけるバッテリー11の予測温度を考慮して基準温度範囲が変更される(S601)。具体的には、予測温度が使用温度範囲を上回ると予測される場合には、基準温度範囲の上限値を下げる。一方、予測温度が使用温度範囲を下回ると予測される場合には、基準温度範囲の下限値を上げる。
このように基準温度範囲が変更されると、充電スタンドに到着時のバッテリー11の温度は、基準温度範囲が変更された分だけ変化する。そのため、充電完了時のバッテリー11の温度も、基準温度範囲の変更に応じて変化することになる。このように充電完了時のバッテリー11の温度が変化することにより、電動車両1が充電スタンドから最終目的地まで走行する間において、バッテリー11の温度は、使用温度範囲から外れにくくなるように変化する。したがって、バッテリー11の出力低下を抑制することができる。
また、本実施形態においては、第1実施形態と同様に、充電スタンドへの到着時点のバッテリー11の温度は基準温度範囲内となる。そのため、第3実施形態によれば、急速充電が可能になるとともに、充電スタンドから最終目的地までの経路におけるバッテリー11の出力低下が抑制されるため、最終目的地までの所用時間を短縮することができる。
(第4実施形態)
第1実施形態においては、温度予測部136により予測されるバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合に、制御部139が温度調整部14を制御する例について説明した。第4実施形態においては、温度調整部14の動作タイミングを調整する例について説明する。
図7は、第4実施形態のバッテリー温度制御装置12の動作を示すフローチャートである。
図7に示すフローチャートは、図4に示す第1実施形態におけるフローチャートと比較すると、S408の後にS701及びS702の処理が追加されている。
S701において、制御部139は、温度調整部14が最大出力でバッテリー11を加温又は冷却して、到着予定時刻にバッテリー11の温度が基準温度範囲内となるような、温度調整部14の制御を開始する時刻を求める。
例えば、制御部139は、温度調整部14の出力に応じたバッテリー11の単位時間あたりの温度変化量を予め記憶している。そして、予測される到着予定時刻のバッテリー11の温度が基準温度範囲の下限値を下回る場合には、制御部139は、バッテリー11の現在の温度と基準温度範囲の下限値との差を、温度調整部14が最大出力となる場合の単位時間あたりの温度変化量で除することにより、温度調整に要する時間を算出する。そして、制御部139は、到着予定時刻から温度調整に要する時間だけ前の時刻を、温度調整部14の温度調整開始時刻として求める。
S702において、制御部139は、現在時刻が温度調整開始時刻より前であるか否かを判定する。
現在時刻が温度調整開始時刻よりも前である場合には(S702:Yes)、制御部139は、現在は温度調整を開始するタイミングではないと判断し、温度調整制御を終える。
一方、現在時刻が温度調整開始時刻以降である場合には(S702:No)、制御部139は、温度調整を開始するタイミングとなったと判断し、S409の処理に進む。ステップS409においては、温度調整部14は、最大出力で加温又は冷却するように制御される。
上述の第4実施形態のバッテリー温度制御装置12によれば、以下の効果を奏する。
バッテリー温度制御装置12では、温度調整部14が最大出力でバッテリー11を加温又は冷却して、到着予定時刻にバッテリー11の温度が基準温度範囲内となるような、温度調整部14の制御を開始する時刻を求め(S701)、その時刻になると(S702:No)、温度調整部14は最大出力での加温又は冷却を開始する(S409)。
温度調整部14が最大出力となる場合には、バッテリー11の温度が基準温度範囲となるまでの温度調整部14の動作時間が最も短くなる。そのため、到着予定時刻よりもその動作時間だけ前の時刻である温度調整開始時刻は、最も遅らされていることになる。
ここで、温度調整部14の動作の開始後に渋滞が発生してしまうと、温度調整部14により電力が消費されていることにより、バッテリー11が空になるおそれが高くなる。これに対して、本実施形態によれば、温度調整開始時刻が遅らされているため、温度調整開始後に渋滞が発生する可能性を低くなっている。
また、本実施形態では、第1実施形態と同様に、充電スタンドへの到着時点のバッテリー11の温度は基準温度範囲内となるため、急速充電が可能になる。そのため、第4実施形態によれば、充電完了までに要する時間を短縮させることができるとともに、電動車両1が充電スタンドに到着する前にバッテリー11が空になるおそれを低減することができる。
なお、本実施形態においては、S702において、制御部139は、現在時刻と温度調整開始時刻とを比較したがこれに限らない。制御部139は、現在時刻から温度調整開始時刻までの待ち時間を算出し、算出した待ち時間をタイマに設定してもよい。このような場合には、制御部139は、タイマが満了すると、S409の処理に進む。
なお、本実施形態においては、温度調整部14が最大出力で加温又は冷却する例について説明したが、これに限らない。例えば、温度調整部14が、最大出力の80%であるような所定の出力で加温又は冷却してもよい。なお、温度調整部14の出力の大きさは、制御部139により制御される。
(第5実施形態)
第1実施形態においては、制御部139が温度予測部136により予測されるバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合に、温度調整部14の制御を開始した。第5実施形態においては、制御部139がさらに電動車両1が充電待ち状態であるか否かに応じて、温度調整部14を制御する例について説明する。
図8は、第5実施形態におけるバッテリー温度制御装置12に関する構成を示すブロック図である。
図8に示されるように、第5実施形態のバッテリー温度制御装置12は、図1に示された第1実施形態のバッテリー温度制御装置12の構成に加えて、充電待ち状態検知部801を有する。なお、以下において、第1実施形態のバッテリー温度制御装置12と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
充電待ち状態検知部801は、電動車両1が充電待ち状態であることを検知する。
例えば、充電待ち状態検知部801は、現在地取得部130により取得された電動車両1の現在地が充電スタンド上であり、かつ、バッテリー11の充電が開始されていない場合には、電動車両1が充電待ち状態であると検知する。
また、例えば、充電待ち状態検知部801は、充電スタンドから特定の信号を受信しており、かつ、バッテリー11の充電が開始されていない場合には、電動車両1が充電待ち状態であると検知する。
また、例えば、充電スタンドによっては、複数のプラグを有し、それらの複数のプラグのうちの1つのプラグを用いて充電を行うものがある。このような複数プラグシステムを備える充電スタンドにおいては、充電待ち状態検知部801は、充電に用いるプラグが電動車両1に挿入されており、かつ、バッテリー11の充電が開始されていない場合には、電動車両1が充電待ち状態であると検知する。
図9は、第5実施形態のバッテリー温度制御装置12の動作を示すフローチャートである。
図9に示すフローチャートは、図4に示す第1実施形態におけるフローチャートと比較すると、S403の後に、S901からS903までが追加されている。
S901においては、制御部139は、充電待ち状態検知部801により電動車両1が充電待ち状態であると検知されているか否かを判定する。
電動車両1が充電待ち状態であると検知されていない場合には(S901:No)、制御部139は、電動車両1が充電スタンドに到着していないため到着予定時刻のバッテリー11の温度の予測が必要と判断し、S404の処理に進む。
一方、電動車両1が充電待ち状態であると検知されている場合には(S901:Yes)、制御部139は、電動車両1が充電スタンドの近傍に到着しているため充電開始時のバッテリー11の温度の予測が必要と判断し、S902の処理に進む。
S902において、温度予測部136は、充電スタンドの混雑状況に応じて、バッテリー11の充電が開始される時点の温度を予測する。なお、充電スタンドの混雑状況は、充電スタンド管理センター2から取得してもよいし、充電スタンドから直接取得してもよい。
S903において、制御部139は、温度予測部136により予測された充電開始時のバッテリー11の温度が基準温度範囲内にあるか否かを判定する。
充電開始時のバッテリー11の温度が基準温度範囲内にある場合には(S903:Yes)、制御部139は、温度調整は不要と判断し、温度調整制御を終了する。
一方、充電開始時のバッテリー11の温度が基準温度範囲を外れる場合には(S903:No)、制御部139は、温度調整が必要と判断し、S409の処理に進む。
上述の第5実施形態のバッテリー温度制御装置12によれば、以下の効果を奏する。
バッテリー温度制御装置12では、電動車両1が充電待ち状態である場合には(S901:Yes)、充電開始時のバッテリー11の温度が予測され(S902)、その温度が基準温度範囲内を外れていると(S902:No)、温度調整が開始される(S409)。
ここで、電動車両が充電待ち状態であれば、既に電動車両1は充電スタンドの近傍に到着している。そのため、到着予定時刻のバッテリー11の温度ではなく、充電開始時のバッテリー11の温度を用いて、温度調整が必要であるか否かが判定されるのが好ましい。
そのため、本実施形態では、電動車両が充電待ち状態である場合には、充電スタンドの混雑状況に応じて充電開始時のバッテリー11の温度を予測し、その温度に応じてバッテリー11の温度調整を行う。したがって、充電開始時には確実にバッテリー11の温度を所定範囲内にすることができるため、急速充電が可能となり、充電完了までに要する時間を短くすることができる。
なお、本実施形態においては、S903において、充電開始時のバッテリー11の予測値に応じた判定を行ったがこれに限らない。温度測定部136Aによるバッテリー11の温度の実測値に応じて温度調整部14を制御してもよい。このようにすることにより、S902を省略できるため、バッテリー温度制御装置12の処理を簡略化できる。
また、本実施形態以外にも、例えば、図5に示した第2実施形態におけるフローチャートのS408の後に、充電待ち状態検知部801により充電待ち状態が検知された場合には、S501にて用いられる下限値が低くなるように変更される処理が追加される実施形態が考えられる。
このようにすることにより、充電待ち状態においては、S503に示された温度調整を中止する機会が減り、温度調整部14による温度調整が行われる機会が増える。したがって、バッテリー11の温度は基準温度範囲内になりやすくなり、充電が完了するまでに要する時間を短縮することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
なお、上記実施形態は、適宜組み合わせ可能である。
1 電動車両
2 充電スタンド管理センター
10 モータ
11 バッテリー
12 バッテリー温度制御装置
13 コントローラ
130 現在地取得部
130A アンテナ
131 周辺情報収集部
131A FMアンテナ
132 予約実行部
132A 通信部
133 記憶部
134 提示制御部
134A ディスプレイ
134B スピーカ
135 ナビゲーション部
136 温度予測部
136A 温度測定部
137 残量予測部
137A 残量測定部
138 充電時間予測部
139 制御部
14 温度調整部
801 充電待ち状態検知部

Claims (8)

  1. 電動車両に搭載され、該電動車両に搭載された充放電可能なバッテリーの温度を制御するバッテリー温度制御装置であって、
    前記電動車両が前記バッテリーの充電を行う充電スタンドに到着する時の前記バッテリーの温度を、前記電動車両の走行状況に応じて予測する温度予測部と、
    前記バッテリーの温度を調整する温度調整部と、
    前記温度予測部により予測される温度が基準温度範囲から外れる場合には、前記電動車両が前記充電スタンドに到着する時の前記バッテリーの温度が前記基準温度範囲内となるように、前記温度調整部を制御する制御部と、を有する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  2. 請求項1に記載のバッテリー温度制御装置であって、
    前記充電スタンドにおける前記バッテリーの充電時間を予測する充電時間予測部を、さらに有し、
    前記充電時間予測部は、前記温度調整部の制御が行われない場合の第1充電時間、及び、前記制御部による前記温度調整部の制御が行われる場合の第2充電時間を予測し、
    前記制御部は、前記温度予測部により予測される温度が基準温度範囲から外れるとともに、前記第2充電時間が前記第1充電時間よりも短い場合には、前記温度調整部を制御する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  3. 請求項1または2に記載のバッテリー温度制御装置であって、
    前記電動車両が前記充電スタンドに到着する時の前記バッテリーの残量を、前記電動車両の走行状況に応じて予測する残量予測部を、さらに有し、
    前記制御部は、前記温度予測部により予測される温度が基準温度範囲から外れるとともに、前記残量予測部により予測される残量が下限値以上である場合には、前記温度調整部を制御する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のバッテリー温度制御装置であって、
    前記温度予測部は、前記電動車両が前記充電スタンドから最終目的地に到着するまでの間の前記バッテリーの温度を予測し、
    前記制御部は、前記温度予測部により予測される、前記電動車両が前記充電スタンドから最終目的地に到着するまでの間の前記バッテリーの温度に応じて、前記基準温度範囲を変更する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のバッテリー温度制御装置であって、
    前記制御部は、前記電動車両の前記充電スタンドへの到着予定時刻と、前記温度調整部が所定の出力となるように制御される場合に前記バッテリーの温度が前記基準温度範囲内となるまでに要する温度調整時間とを予測し、前記到着時予定刻から前記温度調整時間だけ前の時刻になると、前記温度調整部を所定の出力となるように制御する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載のバッテリー温度制御装置であって、
    前記電動車両が前記充電スタンドにおいて前記充電の開始を待っている充電待ち状態であることを検知する充電待ち状態検知部を、さらに有し、
    前記温度予測部は、前記充電待ち状態検知部により充電待ち状態であることが検知される場合には、該充電スタンドにおいて充電を開始する時点の前記バッテリーの温度を予想し、
    前記制御部は、前記温度予測部により予測される充電を開始する時点の温度が前記基準温度範囲から外れる場合には、前記温度調整部を制御する、
    ことを特徴とするバッテリー温度制御装置。
  7. 電動車両に搭載された充放電可能なバッテリーの温度制御方法であって、
    前記電動車両の走行状況に応じて、前記電動車両が前記バッテリーの充電を行う充電スタンドに到着する時の前記バッテリーの温度を予測する温度予測ステップと、
    前記予測される温度が基準温度範囲を外れるか否かを判定する温度判定ステップと、
    前記予測される温度が前記基準温度範囲を外れると判定される場合には、前記電動車両が前記充電スタンドに到着する時の前記バッテリーの温度が前記基準温度範囲となるように、前記バッテリーの温度調整を行う温度調整ステップと、を有する、
    ことを特徴とするバッテリーの温度制御方法。
  8. 請求項7に記載のバッテリーの温度制御方法であって、
    前記温度調整が行われる場合の前記バッテリーの第1充電時間、及び、前記温度調整が行われない場合の前記バッテリーの第2充電時間を予測する充電時間予測ステップと、
    前記第1充電時間と、前記第2充電時間とを比較する比較ステップと、
    前記第2充電時間が前記第1充電時間よりも短いと判定される場合には、前記温度調整を行う充電時間短縮ステップを、さらに有する、
    ことを特徴とするバッテリーの温度制御方法。
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