JP2019160423A - 電池温度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電池の劣化を抑制し、電池の充電時間を短縮できる電池温度制御装置を提供する。【解決手段】電池温度制御装置1は、バッテリ22を有し、モータジェネレータ20により走行可能な車両に用いられる。電池温度制御装置1は、電池温度検出部31、充電状態推定部32、充電判定部55および電池温度制御部38を備える。電池温度検出部31は、電池温度Tbを検出可能である。充電状態推定部32は、電池残容量SOCを推定可能である。充電判定部55は、電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1以下であるとき、バッテリ22を充電する必要があると判定し、電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1を超えるとき、バッテリ22を充電する必要がないと判定する。電池温度制御部38は、充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定したときから充電器が車両に接続されるまで、電池温度Tbを制御する。【選択図】図2

Description

本発明は、電池温度制御装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、共振回路が構成されており、交流電圧を印加したときに、共振回路が共振して生じた自己発熱により、電池の温度が上昇する装置が知られている。
特許第4081855号公報
一般に、電池が比較的高温であるとき、電池の内部における予期しない化学反応がしやすくなり、電池が不安定になる。このため、電池が劣化しやすくなる。また、電池が比較的低温であるとき、電池の内部における化学反応がしにくくなり、電池を充電する時間が長くなることがある。
特許文献1の構成では、電池の温度が所定値以下、かつ、電池の残容量が所定値以下まで低下したとき、電力を消費して電池を加熱している。特許文献1の構成では、電池を加熱するタイミングおよび期間が記載されておらず、充電時に、電池の温度が上昇しすぎる虞がある。電池の温度が上昇しすぎると、電池が劣化しやすくなる。電池温度が上昇しすぎないように、加熱量を減らすと、電池が比較的低温になってしまい、電池を充電する時間が長くなる。
本発明の目的は、電池の劣化を抑制し、電池の充電時間を短縮できる電池温度制御装置を提供することにある。
本発明の電池温度制御装置(1)は、電池(22)を有し、モータ(20)により走行可能な車両(90)に用いられる。電池温度制御装置は、電池温度検出部(31)、充電状態推定部(32)、充電判定部(55)および電池温度制御部(38)を備える。
電池温度検出部は、電池の温度である電池温度(Tb)を検出可能である。
充電状態推定部は、電池の充電状態である電池残容量(SOC)を推定可能である。
充電判定部は、電池残容量が第1充電閾値(SOC_th1)以下であるとき、電池を充電する必要があると判定し、電池残容量が第1充電閾値を超えるとき、電池を充電する必要がないと判定する。
電池温度制御部は、充電判定部が電池を充電する必要があると判定したときから充電器(98)が車両に接続されるまで、電池温度を制御する。
充電器が車両に接続されるまで、電池温度が制御されることによって、充電器が車両に接続されるときに、電池温度を最適な温度にできる。これにより、電池を充電するときに、電池の過熱による劣化を抑制する。また、電池を充電するときに、電池が比較的低温になることなく、電池の化学反応を促進でき、電池の充電時間を短縮できる。
一実施形態による電池温度制御装置が用いられる車両の駆動システムの概略図。 一実施形態による電池温度制御装置を示すブロック図。 一実施形態による電池温度制御装置の充電状態推定部を説明するための開放端電圧および電池残容量の関係図。 一実施形態による電池温度制御装置の温度予測部を説明するための充電位置経路および予測電池温度の関係図。 一実施形態による電池温度制御装置の制御を示すフローチャート。 一実施形態による電池温度制御装置の制御を示すフローチャート。
以下、実施形態による電池温度制御装置を図面に基づいて説明する。複数の実施形態の説明において、実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明する。本実施形態という場合、複数の実施形態を包括する。
本実施形態の電池温度制御装置は、電池を有し、モータにより走行可能な車両90の駆動システム91に用いられる。車両90は、所謂、電気自動車である。また、車両90は、充電器98に接続可能であり、電池を充電可能である。まず、車両90の駆動システム91について説明する。
図1に示すように、駆動システム91は、モータとしてのモータジェネレータ20、減速機93、インバータ21、電池としてのバッテリ22、モータジェネレータ制御部24および電池温度制御装置1を備える。図において、モータジェネレータ20をMGと記載している。また、図において、モータジェネレータ制御部24をMG−ECUと記載している。
モータジェネレータ20には、回転速度センサ23が設けられている。回転速度センサ23は、例えば、タコジェネレータまたはレゾルバであり、モータジェネレータ20の回転速度を検出可能である。
モータジェネレータ20は、バッテリ22からの電力で駆動されることによりトルクを発生する電動機としての機能、および、車両90の制動時に駆動されて発電する発電機としての機能を有する。本実施形態のモータジェネレータ20は、例えば、永久磁石式同期型の3相交流のモータである。モータジェネレータ20のトルクは、減速機93に伝達される。
減速機93は、モータジェネレータ20の回転速度を調整する。減速機93の出力軸94の動力は、ギア機構95およびドライブシャフト96等を経由して、駆動輪97に伝達される。なお、減速機93に代替して、クラッチおよび変速機等が設けられてもよい。
また、図示はしないが、車両90は、ステアリングホイールを備える。ステアリングホイールは、操舵部材であり、ステアリングシャフトに接続されている。ステアリングホイールを運転手が操作することによって、車両90の走行方向が変更される。
インバータ21は、モータジェネレータ20とバッテリ22との間に設けられている。インバータ21は、バッテリ22の直流電力を交流電力に変換してモータジェネレータ20へ供給する。また、インバータ21は、モータジェネレータ20により発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ22へ供給する。
バッテリ22は、例えば、ニッケル水素またはリチウムイオン等の充放電可能な二次電池により構成される直流電源である。バッテリ22に替えて、電気二重層キャパシタ等の蓄電装置を直流電源として用いてもよい。
モータジェネレータ制御部24は、マイコンを主体として構成されており、CPU、読み出し可能な非一時的有形記録媒体、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。モータジェネレータ制御部24の各処理は、ROM等の実体的なメモリ装置に予め記憶されたプログラムをCPUで実行することによるソフトウェア処理であってもよいし、専用の電子回路によるハードウェア処理であってもよい。モータジェネレータ制御部24は、トルク指令値に基づき、インバータ21のスイッチング素子のオンオフ作動を制御することによって、モータジェネレータ20を制御する。
(一実施形態)
電池温度制御装置1は、電池加熱部60、電池冷却部70、バッテリ制御部30および運転手支援システム制御部40を備える。図において、バッテリ制御部30をBATT−ECUと記載する。また、図において、運転手支援システム制御部40をDSS−ECUと記載する。なお、バッテリ制御部30および運転手支援システム制御部40は、モータジェネレータ制御部24と同様に、マイコンを主体として構成されている。バッテリ制御部30および運転手支援システム制御部40は、CPU、読み出し可能な非一時的有形記録媒体、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等を備えている。
図2に示すように、電池加熱部60は、加熱器としてのヒータ61または振動電流発生部62を有する。ヒータ61は、電力が供給されると、発熱する。振動電流発生部62は、交流電源を含む共振回路により構成される。振動電流発生部62は、共振回路の共振周波数を含む交流電圧が交流電源により発生したとき、発熱する。電池加熱部60は、ヒータ61または振動電流発生部62により、バッテリ22を加熱可能である。
電池冷却部70は、流体圧縮部としてのコンプレッサ71、流体冷却部72、膨張弁73、吸熱部としてのエバポレータ74、流体送風部としてのブロワ75、流体温度検出部76および流体温度制御部77を有する。電池冷却部70は、バッテリ22を冷却可能である。
コンプレッサ71は、バッテリ22から電力が供給されたとき、流体を圧縮する。なお、コンプレッサ71は、コンプレッサ71の駆動による発熱を用いて、電池加熱部60として用いられてもよい。
流体冷却部72は、例えば、コンデンサおよびコンデンサファンであり、コンプレッサ71により圧縮された流体を冷却可能である。コンプレッサ71により圧縮された流体がコンデンサを経由する。コンデンサを経由する流体は、コンデンサファンにより、冷却される。
膨張弁73によって、流体冷却部72により冷却された流体が膨張し、気化する。気化した流体は、エバポレータ74の周囲の熱を吸熱する。これにより、エバポレータ74が冷却される。冷却されたエバポレータ74を介して、バッテリ22に向かってブロワ75は、送風する。エバポレータ74によって冷却されたブロワ75の風により、バッテリ22が冷却される。なお、エバポレータ74を経由した流体は、コンプレッサ71に戻る。
流体温度検出部76は、エバポレータ74によって冷却されたブロワ75の温度である流体温度Tfを検出可能である。
流体温度制御部77は、流体温度Tfが流体温度閾値Tf_th以下となるように、コンプレッサ71、流体冷却部72、膨張弁73、吸熱部としてのエバポレータ74およびブロワ75を制御する。流体温度閾値Tf_thは、バッテリ22の温度特性に基づいて、設定される。
バッテリ制御部30は、電池温度検出部31、充電状態推定部32、温度上昇推定部33、最大トルク演算部34、充電時間推定部35、目標温度演算部36、異常判定部37および電池温度制御部38を有する。
電池温度検出部31は、バッテリ22の温度である電池温度Tbを検出可能である。電池温度検出部31は、例えば、温度に対応して電気抵抗が変化するセラミック半導体であるサーミスタを含む。電池温度検出部31は、バッテリ22内のセルの温度をサーミスタにより検出することによって、電池温度Tbを検出する。検出された電池温度Tbは、温度上昇推定部33および電池温度制御部38に出力される。
充電状態推定部32は、バッテリ22の充電状態である電池残容量SOC[%]を推定可能である。推定された電池残容量SOCは、電池温度制御部38および充電判定部55に出力される。
図3に示すように、充電状態推定部32は、例えば、バッテリ22の開放端電圧OCV[V]および電池残容量SOCの関係図を用いて、電池残容量SOCを推定する。充電状態推定部32は、開放端電圧OCVを直接検出して、電池残容量SOCを推定してもよい。充電状態推定部32は、バッテリ22の閉路電圧CCV、バッテリ22に流れる電流およびバッテリ22の内部抵抗を検出して、開放端電圧OCVを推定し、電池残容量SOCを推定してもよい。
充電器98が車両90に接続されて、バッテリ22の充電が完了したときの電池残容量SOCを充電完了値SOC_Fとする。充電完了値SOC_Fは、バッテリ22の特性に基づいて、設定される。または、充電完了値SOC_Fは、実験やシミュレーションにより、設定される。
図2に戻って、温度上昇推定部33は、電池温度Tbに基づき、電池温度上昇量ΔTbを推定可能である。電池温度上昇量ΔTbは、充電器98が車両90に接続されてから電池残容量SOCが充電完了値SOC_Fになるまで、すなわち、充電開始から充電完了までの電池温度Tbの上昇量である。なお、電池温度上昇量ΔTbは、実験やシミュレーションにより、推定される。推定された電池温度上昇量ΔTbは、目標温度演算部36に出力される。
最大トルク演算部34は、電池温度Tb、電池残容量SOCおよびモータジェネレータ制御部24の制御に基づいて、モータジェネレータ20の出力可能なトルクである最大トルクTr_maxを演算可能である。演算された最大トルクTr_maxは、目標温度演算部36に出力される。
充電時間推定部35は、必要充電時間Hcを推定可能である。必要充電時間Hcは、充電器98が車両90に接続されてから電池残容量SOCが充電完了値SOC_Fになるまで、すなわち、充電開始から充電完了までの時間である。必要充電時間Hcは、電池温度Tbおよび電池残容量SOCの各条件に対して、実験やシミュレーションにより、推定される。推定された必要充電時間Hcは、目標温度演算部36に出力される。
目標温度演算部36は、電池温度上昇量ΔTb、最大トルクTr_max、必要充電時間Hcまたは後述の必要距離Dnもしくは予測電池温度Tb_preに基づいて、電池温度Tbの目標値である目標温度Tb_tを演算可能である。演算された目標温度Tb_tは、電池温度制御部38に出力される。
異常判定部37は、電池加熱部60または電池冷却部70が異常であるか否かを判定可能である。異常判定部37は、電池加熱部60が電気的に断線または短絡したとき、電池加熱部60が異常であると判定する。異常判定部37は、電池冷却部70が電気的に断線または短絡したとき、電池冷却部70が異常であると判定する。また、異常判定部37は、電池加熱部60または電池冷却部70が異常であったとき、異常信号Aを電池温度制御部38に出力する。なお、異常判定部37は、電池加熱部60および電池冷却部70が正常であったとき、電池温度制御部38に出力しない。
電池温度制御部38は、後述の充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定したときから充電器98が車両90に接続されるまで、電池温度Tbが目標温度Tb_tと等しくなるように、電池温度Tbを制御する。電池温度制御部38は、電池加熱部60および電池冷却部70によって、電池温度Tbを制御する。
充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定した場合において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_t未満であるとき、電池温度Tbが目標温度Tb_tとなるように、電池加熱部60を制御する。このとき、電池加熱部60が駆動し、電池加熱部60がバッテリ22を加熱する。電池加熱部60により、電池温度Tbが上昇する。
また、充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定した場合において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_tを超えているとき、電池温度Tbが目標温度Tb_tとなるように、電池冷却部70を制御する。このとき、電池冷却部70が駆動し、電池冷却部70がバッテリ22を冷却する。電池冷却部70により、電池温度Tbが低下する。
電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_tと等しいとき、すなわち、Tb=Tb_tであるとき、電池温度Tbの制御を停止する。さらに、電池温度制御部38は、異常信号Aを取得したとき、電池温度Tbの制御を停止する。なお、本明細書中において、「等しい」、「=」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
運転手支援システム制御部40は、地図管理部41、自己位置推定部42、経路計画部43、必要距離演算部44および温度予測部45を有する。また、運転手支援システム制御部40は、走行距離演算部46、音声認識部47、入力部48、車速検出部49、充電器検出部50、舵角検出部51および充電判定部55を有する。
地図管理部41は、地図情報Mを有する。地図情報Mは、施設、地名、住所、郵便番号、道路標識、道路における本線車線、合流車線、登坂車線、追い越し車線、曲率情報および勾配情報ならびに充電可能位置Pcを含む。曲率情報は、各道路の曲率半径を含む。勾配情報は、各道路の勾配、斜度、斜辺距離を含む。充電可能位置Pcは、充電器98が設けられている位置である。なお、地図管理部41は、地図情報Mを更新可能である。地図情報Mは、自己位置推定部42および経路計画部43に出力される。充電可能位置Pcは、経路計画部43に出力される。
自己位置推定部42は、地図情報Mにおける車両90の現在位置である自己位置Psの情報を推定可能である。自己位置推定部42は、衛星からの電波を受信し、自己位置Psを推定する。推定された自己位置Psは、経路計画部43に出力される。
経路計画部43は、渋滞または交通規制等の道路交通情報Irを道路交通情報通信システムから取得可能であり、自己位置Psから任意の目的地までの経路を設定可能である。
経路計画部43は、バッテリ22を充電する必要があると充電判定部55が判定したとき、地図情報M、充電可能位置Pc、自己位置Psおよび道路交通情報Irに基づき、充電位置経路Rcを設定する。充電位置経路Rcは、自己位置Psから充電可能位置Pcまでの経路である。設定された充電位置経路Rcは、必要距離演算部44および温度予測部45に出力される。
必要距離演算部44は、充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定したとき、充電位置経路Rcに基づき、自己位置Psから最寄りの充電可能位置Pcまでの距離である必要距離Dnを演算する。なお、必要距離演算部44は、自己位置Psおよび充電可能位置Pcに基づき、直接、必要距離Dnを演算してもよい。演算された必要距離Dnは、目標温度演算部36に出力される。
図4に示すように、温度予測部45は、経路計画部43が充電位置経路Rcを設定したとき、予測電池温度Tb_preを設定する。予測電池温度Tb_preは、電池温度制御部38による制御をしなかったときの充電位置経路Rcに対する電池温度Tbの予測した温度である。設定された予測電池温度Tb_preは、目標温度演算部36に出力される。なお、図において、温度予測部45は、寒冷地を車両90が走行しているときの予測電池温度Tb_preを予測している。寒冷地を車両90が走行する場合、電池温度Tbは、低くなりやすい。
図2に戻って、走行距離演算部46は、走行距離Drを演算可能である。走行距離Drは、イグニッションがオンしてから、すなわち、車両90の運転を開始してから充電判定部55がバッテリ22を充電する必要があると判定したときまでに走行した距離である。走行距離演算部46は、例えば、イグニッションがオンしたときから車速Vcを取得する。走行距離演算部46は、時間に対して車速Vcを積分することによって、走行距離Drを演算する。演算された走行距離Drは、充電判定部55に出力される。
音声認識部47は、運転手または車両90内にいる人の音声を認識可能である。音声認識部47は、音声の周波数成分または時間変化の分析し、その音声が何かを判別する、音声の分析および判別により、音声認識部47は、バッテリ22が充電する必要があるという音声を認識する。音声認識部47の認識は、充電判定部55に出力される。
入力部48は、ボタンまたはスイッチであり、運転手または車両90の内部にいる人によりバッテリ22を充電する必要があると充電判定部55に入力可能である。なお、入力部48は、バッテリ22を充電する必要がないと充電判定部55に入力可能であってもよい。
車速検出部49は、ドライブシャフト96に設けられており、車両90の車速Vcを検出可能である。車速検出部49は、ドライブシャフト96の回転速度に比例したパルス波を取得可能である。車速検出部49は、例えば、非接触の磁気抵抗効果素子であり、磁束の変化を電気抵抗の変化に変換して、車速Vcを検出する。検出された車速Vcは、充電判定部55に出力される。
充電器検出部50は、レーダ、ソナーまたはカメラを含む。充電器検出部50は、レーダ、ソナーまたはカメラの検出範囲であって、車両90の周囲の充電器98を検出可能である。充電器98が検出されたか否かは、充電判定部55に出力される。
舵角検出部51は、車両90のステアリングシャフトに設けられており、ステアリングホイールの向きを検出可能であり、車両90の走行方向を検出可能である。ステアリングホイールの向きを操舵方向Osとする。検出された操舵方向Osは、充電判定部55に出力される。
充電判定部55は、電池残容量SOC、走行距離Dr、音声、入力部48による入力、車速Vc、充電器98の検出または操舵方向Osに基づき、バッテリ22を充電する必要があるか否かを判定可能である。
充電判定部55は、電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1以下であるとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。また、充電判定部55は、電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1を超えるとき、バッテリ22を充電する必要がないと判定する。第1充電閾値SOC_th1は、モータジェネレータ20、インバータ21およびバッテリ22の特性に基づいて、設定される。
なお、電池温度制御部38は、電池残容量SOCが第2充電閾値SOC_th2以下であるとき、電池温度Tbの制御を停止する。第2充電閾値SOC_th2は、第1充電閾値SOC_th1よりも小さく設定されており、必要距離Dn、予測電池温度Tb_pre、電池加熱部60および電池冷却部70の消費電力に基づいて、設定される。
充電判定部55は、走行距離Drが走行閾値Dr_thを超えたとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。なお、走行閾値Dr_thは、モータジェネレータ20、インバータ21もしくはバッテリ22の特性または疲労等の運転手の状態に基づいて、設定される。
充電判定部55は、バッテリ22が充電する必要があるという音声を音声認識部47が認識したとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。充電判定部55は、バッテリ22を充電する必要があると入力部48に入力されたとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。
充電判定部55は、車両90が停止して車速Vcがゼロであり、かつ、充電器検出部50が充電器98を検出しているとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。また、充電判定部55は、充電器検出部50が充電器98を検出しており、かつ、車両90が充電器98に近づくような操舵方向Osになっているとき、バッテリ22を充電する必要があると判定する。
図5および図6のフローチャートを参照して、電池温度制御装置1の制御について説明する。フローチャートにおいて、「S」は、ステップを意味する。
ステップ101において、異常判定部37は、電池加熱部60または電池冷却部70が異常であるか否かを判定する。電池加熱部60または電池冷却部70が異常であるとき、処理は、終了する。電池加熱部60および電池冷却部70が正常であるとき、処理は、ステップ102に移行する。
ステップ102において、充電状態推定部32は、電池残容量SOCを推定する。充電判定部55は、電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1以下であるか否かを判定する。電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1を超えるとき、処理は、ステップ103に移行する。電池残容量SOCが第1充電閾値SOC_th1以下であるとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ103において、走行距離演算部46は、走行距離Drを演算する。充電判定部55は、走行距離Drが走行閾値Dr_thを超えるか否かを判定する。走行距離Drが走行閾値Dr_th以下であるとき、処理は、ステップ104に移行する。走行距離Drが走行閾値Dr_thを超えるとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ104において、音声認識部47は、バッテリ22が充電する必要があるという音声を認識したか否かを判定する。バッテリ22が充電する必要があるという音声を音声認識部47が認識していないとき、処理は、ステップ105に移行する。バッテリ22が充電する必要があるという音声を音声認識部47が認識したとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ105において、充電判定部55は、バッテリ22が充電する必要があるという入力が入力部48からあったか否かを判定する。バッテリ22が充電する必要があるという入力が入力部48からなかったとき、処理は、ステップ106に移行する。バッテリ22が充電する必要があるという入力が入力部48からあったとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ106において、車速検出部49は、車速Vcを検出する。充電器検出部50は、充電器98を検出したか否かを判定する。充電判定部55は、車速Vcがゼロ、かつ、充電器検出部50が充電器98を検出したか否かを判定する。車速Vcがゼロでない、または、充電器検出部50が充電器98を検出していないとき、処理は、ステップ107に移行する。車速Vcがゼロ、かつ、充電器検出部50が充電器98を検出したとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ107において、充電器検出部50は、充電器98を検出したか否かを再度判定する。舵角検出部51は、操舵方向Osを検出する。充電判定部55は、充電器検出部50が充電器98を検出した、かつ、車両90が充電器98に近づくような操舵方向Osであるか否かを判定する。充電器検出部50が充電器98を検出していない、または、車両90が充電器98から離れるような操舵方向Osであるとき、処理は、ステップ108に移行する。充電器検出部50が充電器98を検出した、かつ、車両90が充電器98に近づくような操舵方向Osであるとき、処理は、ステップ109に移行する。
ステップ108において、充電判定部55は、バッテリ22を充電する必要がないと判定する。その後、処理は、終了する。
ステップ109において、充電判定部55は、バッテリ22を充電する必要があると判定する。
ステップ110において、電池温度制御部38は、電池残容量SOCが第2充電閾値SOC_th2以上であるか否かを判定する。電池残容量SOCが第2充電閾値SOC_th2未満であるとき、電池温度制御部38は、電池温度Tbの制御を停止し、処理は、終了する。電池残容量SOCが第2充電閾値SOC_th2以上であるとき、処理は、ステップ111に移行する。
ステップ111において、温度上昇推定部33は、電池温度上昇量ΔTbを推定する。最大トルク演算部34は、最大トルクTr_maxを演算する。充電時間推定部35は、必要充電時間Hcを推定する。温度上昇推定部33、最大トルク演算部34および充電時間推定部35により、電池温度上昇量ΔTb、最大トルクTr_maxおよび必要充電時間Hcが設定される。
ステップ112において、経路計画部43は、充電位置経路Rcを設定する。必要距離演算部44は、必要距離Dnを演算する。温度予測部45は、予測電池温度Tb_preを設定する。経路計画部43、必要距離演算部44および温度予測部45により、充電位置経路Rc、必要距離Dnおよび予測電池温度Tb_preが設定される。
ステップ113において、目標温度演算部36は、電池温度上昇量ΔTb、最大トルクTr_max、必要充電時間Hc、必要距離Dnまたは予測電池温度Tb_preに基づいて、目標温度Tb_tを演算する。
ステップ114において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_t未満であるか否かを判定する。電池温度Tbが目標温度Tb_t未満であるとき、処理は、ステップ115に移行する。電池温度Tbが目標温度Tb_t以上であるとき、処理は、ステップ116に移行する。
ステップ115において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_tとなるように、電池加熱部60を制御する。電池加熱部60は、バッテリ22を加熱する。電池加熱部60により、電池温度Tbが上昇する。その後、処理は、終了する。
ステップ116において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_tを超えるか否かを判定する。電池温度Tbが目標温度Tb_tを超えるとき、処理は、ステップ117に移行する。電池温度Tbが目標温度Tb_tと等しいとき、処理は、終了する。
ステップ117において、電池温度制御部38は、電池温度Tbが目標温度Tb_tとなるように、電池冷却部70を制御する。電池冷却部70は、バッテリ22を冷却する。電池冷却部70により、電池温度Tbが低下する。その後、処理は、終了する。
一般に、電池が比較的高温であるとき、電池の内部における予期しない化学反応がしやすくなり、電池が不安定になる。このため、電池が劣化しやすくなる。また、電池が比較的低温であるとき、電池の内部における化学反応がしにくくなり、電池を充電する時間が長くなることがある。そこで、本実施形態の電池温度制御装置は、電池の劣化を抑制し、電池の充電時間を短縮できる。
[1]バッテリ22を充電する必要があると充電判定部55が判定したときから充電器98が車両90に接続されるまで、電池温度制御部38は、電池温度Tbを制御する。これにより、充電器98が車両90に接続されるときに、電池温度Tbを最適な温度にできる。バッテリ22を充電するときに電池温度Tbが最適な温度となっているため、バッテリ22の過熱による劣化が抑制される。
また、バッテリ22を充電するときに、バッテリ22が比較的低温になることなく、バッテリ22の化学反応を促進でき、バッテリ22の充電時間を短縮できる。さらに、バッテリ22が比較的低温になりやすい寒冷地においても、電池温度Tbを最適な温度にできるため、バッテリ22の充電時間を短縮できる。
[2]電池残容量SOCが第2充電閾値SOC_th2以下であるとき、電池温度制御部38は、電池温度Tbの制御を停止する。これにより、電池残容量SOCが不足して、車両90が充電可能位置Pcに到達できないことを防止する。電池残容量SOCに余裕を持たせることで、車両90が停止することなく、車両90が充電可能位置Pcに安全に到達できる。
[3]電池加熱部60または電池冷却部70が異常であったとき、電池温度制御部38は、電池温度Tbの制御を停止する。これにより、電池温度Tbの制御不良が防止され、バッテリ22の過熱または過冷却を防止する。
[4]目標温度演算部36は、電池温度上昇量ΔTb、最大トルクTr_max、必要充電時間Hc、必要距離Dnまたは予測電池温度Tb_preに基づいて、目標温度Tb_tを演算する。これにより、充電器98が車両90に接続されて、バッテリ22が充電されているときに、電池温度Tbが上昇しすぎることを防止できる。電池温度Tbの過剰な上昇を防止し、バッテリ22の劣化を未然に防止する。
[5]充電判定部55は、走行距離Dr、車両90内にいる人の音声、入力部48による入力、車速Vc、充電器98の検出または操舵方向Osに基づき、バッテリ22を充電する必要があるか否かを判定する。車両90の運転状況または運転手の状況を考慮することによって、充電判定部55の判定精度が向上する。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・電池温度制御装置、
20 ・・・モータ(モータジェネレータ)、
22 ・・・電池(バッテリ)、
31 ・・・電池温度検出部、
32 ・・・充電状態推定部、
38 ・・・電池温度制御部、
55 ・・・充電判定部、
90 ・・・車両、
98 ・・・充電器。

Claims (8)

  1. 電池(22)を有し、モータ(20)により走行可能な車両(90)に用いられる電池温度制御装置(1)であって、
    前記電池の温度である電池温度(Tb)を検出可能な電池温度検出部(31)と、
    前記電池の充電状態である電池残容量(SOC)を推定可能な充電状態推定部(32)と、
    前記電池残容量が第1充電閾値(SOC_th1)以下であるとき、前記電池を充電する必要があると判定し、前記電池残容量が前記第1充電閾値を超えるとき、前記電池を充電する必要がないと判定する充電判定部(55)と、
    前記電池を充電する必要があると前記充電判定部が判定したときから充電器(98)が前記車両に接続されるまで、前記電池温度を制御する電池温度制御部(38)と、
    を備える電池温度制御装置。
  2. 前記電池温度制御部は、前記電池残容量が前記第1充電閾値より小さく設定されている第2充電閾値(SOC_th2)以下であるとき、前記電池温度の制御を停止する請求項1に記載の電池温度制御装置。
  3. 前記電池を加熱可能な電池加熱部(60)と、
    前記電池を冷却可能な電池冷却部(70)と、
    前記電池の目標温度(Tb_t)を演算可能な目標温度演算部(36)と、
    をさらに備え、
    前記電池温度制御部は、
    前記電池温度が前記目標温度未満であるとき、前記電池温度が前記目標温度となるように、前記電池加熱部を制御し、
    前記電池温度が前記目標温度を超えるとき、前記電池温度が前記目標温度となるように、前記電池冷却部を制御する請求項1または2に記載の電池温度制御装置。
  4. 前記電池加熱部または前記電池冷却部の異常を判定可能な異常判定部(37)をさらに備え、
    前記電池温度制御部は、前記電池加熱部または前記電池冷却部が異常であったとき、前記電池温度の制御を停止する請求項3に記載の電池温度制御装置。
  5. 前記電池温度または前記電池残容量に基づいて、前記モータの出力可能な最大トルク(Tr_max)を演算可能な最大トルク演算部(34)と、
    前記充電器が前記車両に接続され、前記電池の充電が完了するまでの時間である必要充電時間(Hc)を推定可能な充電時間推定部(35)と、
    前記充電器が設けられる位置である充電可能位置(Pc)の情報を含む地図情報(M)を有する地図管理部(41)と、
    前記地図情報における前記車両の位置である自己位置(Ps)を推定可能な自己位置推定部(42)と、
    前記自己位置から前記充電可能位置までの距離である必要距離(Dn)を演算可能な必要距離演算部(44)と、
    をさらに備え、
    前記目標温度演算部は、前記最大トルク、前記必要充電時間または前記必要距離に基づいて、前記目標温度を演算する請求項3または4に記載の電池温度制御装置。
  6. 前記充電判定部が前記電池を充電する必要があると判定したとき、前記自己位置から前記充電可能位置までの充電位置経路(Rc)を設定する経路計画部(43)と、
    前記経路計画部が前記充電位置経路を設定したとき、前記充電位置経路に対する前記電池温度を予測した温度である予測電池温度(Tb_pre)を予測する温度予測部(45)と、
    をさらに備え、
    前記目標温度演算部は、前記予測電池温度に基づいて、前記目標温度を演算する請求項5に記載の電池温度制御装置。
  7. 前記電池温度に基づいて、前記充電器が前記車両に接続され、前記電池の充電が開始してから、前記電池の充電が完了するまでの前記電池温度の上昇量である電池温度上昇量(ΔTb)を推定可能な温度上昇推定部(33)をさらに備え、
    前記目標温度演算部は、前記電池温度上昇量に基づいて、前記目標温度を演算する請求項3から6のいずれか一項に記載の電池温度制御装置。
  8. 前記車両の運転を開始してから前記充電判定部が前記電池を充電する必要があると判定したときまでに走行した距離である走行距離(Dr)を演算可能な走行距離演算部(46)と、
    前記車両の内部にいる人の音声を認識可能な音声認識部(47)と、
    前記車両の内部にいる人により、前記充電判定部が前記電池を充電する必要があると、前記充電判定部に入力可能な入力部(48)と、
    前記車両の車速(Vc)を検出可能な車速検出部(49)と、
    前記充電器を検出可能な充電器検出部(50)と、
    前記車両の操舵部材の向きを検出可能な舵角検出部(51)と、
    をさらに備え、
    前記充電判定部は、
    前記電池残容量、前記走行距離、前記音声、前記入力部による入力、前記車速、前記充電器の検出または前記操舵部材の向きに基づき、前記充電判定部が前記電池を充電する必要があるか否かを判定する請求項1から7のいずれか一項に記載の電池温度制御装置。
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