JP2016212369A - 結像光学素子の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】結像光学素子の製造方法は、透明基材41の主表面41a上に、複数枚のミラープレート22をその面方向に並ぶように配置する工程と、複数枚のミラープレート22により結像された鏡映像50を確認しながら、鏡映像50が被投影物32の形状に対応するように、複数枚のミラープレート22を透明基材41の主表面41a上で相互に位置決めする工程と、複数枚のミラープレート22間と、複数枚のミラープレート22および透明基材41の主表面41a間とを、接着剤により同時に接合する工程とを備える。
【選択図】図4
Description
図1は、結像光学素子を用いた空中映像表示装置を示す概略図である。図1を参照して、空中映像表示装置は、結像光学素子(マイクロミラーアレイ)10および表示部13を有する。
続いて、この発明の実施の形態1における結像光学素子の製造方法によって奏される作用効果について説明する。
図20は、この発明の実施の形態2における結像光学素子の製造方法の工程を示す断面図である。本実施の形態における結像光学素子の製造方法は、実施の形態1における結像光学素子の製造方法と比較して、基本的には同様の工程を備える。以下、重複する工程については、その説明を繰り返さない。
図21は、この発明の実施の形態3において製造される結像光学素子を示す斜視図である。
図22を参照して、まず、透明基材41の主表面41a上に、複数枚のミラープレート66をその面方向に並ぶように配置する。この際、複数枚のミラープレート66間で、第1光反射部61aが互いに平行となり、第2光反射部61bが互いに平行となるように複数枚のミラープレート66を配置する。
このように構成された、この発明の実施の形態3における結像光学素子の製造方法によれば、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
以下に説明する実施例1、実施例2、実施例3および比較例において、鏡映像の確認によるミラープレート22のアクティブアライメントを行ないながら、透明基材(ベースガラス)41に4枚のミラープレート22(22A,22B,22C,22D)を接合(タイリング)した。
(4)プレート支持部(6軸ステージ)33により、ミラープレート22の6軸を微調整し、鏡映像の歪みを解消。
以上の工程を3回繰り返すことによって、ミラープレート22B,22C,22Dを透明基材41の主表面41aに仮接合した。
(4)プレート支持部(6軸ステージ)33により、ミラープレート22の6軸を微調整し、鏡映像の歪みを解消。
以上の工程を3回繰り返すことによって、ミラープレート22B,22C,22Dを透明基材41の主表面41aに仮接合した。
Claims (11)
- 一方の面側に配置される被投影物の鏡映像を他方の面側の空間位置に結像させる結像光学素子の製造方法であって、
透明基材の主表面上に、複数枚のミラープレートをその面方向に並ぶように配置する工程と、
複数枚の前記ミラープレートにより結像された鏡映像を確認しながら、鏡映像が被投影物の形状に対応するように、複数枚の前記ミラープレートを前記透明基材の主表面上で相互に位置決めする工程と、
複数枚の前記ミラープレート間と、複数枚の前記ミラープレートおよび前記透明基材の主表面間とを、接着剤により同時に接合する工程とを備える、結像光学素子の製造方法。 - 前記複数枚のミラープレート間と、複数枚のミラープレートおよび透明基材の主表面間とを同時に接合する工程の前に、前記透明基材の主表面上で位置決めされた前記ミラープレートを前記透明基材の主表面に仮接合する工程をさらに備える、請求項1に記載の結像光学素子の製造方法。
- 前記複数枚のミラープレート間と、複数枚のミラープレートおよび透明基材の主表面間とを同時に接合する工程の前に、前記複数枚のミラープレートを相互に位置決めする工程と、前記透明基材の主表面上で位置決めされたミラープレートを透明基材の主表面に仮接合する工程とを複数回繰り返すことによって、複数枚の前記ミラープレートを前記透明基材の主表面に仮接合する、請求項2に記載の結像光学素子の製造方法。
- 前記接着剤は、前記ミラープレートおよび前記透明基材の屈折率と略等しい屈折率を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。
- 前記接着剤は、2%以下の硬化収縮率を有する紫外線硬化性接着剤である、請求項1から4のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。
- 隣り合う前記ミラープレート間の接着剤層の厚みは、10μm以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。
- 前記ミラープレートには、その面内において一方向に延びる光反射部が形成され、
前記複数枚のミラープレートをその面方向に並ぶように配置する工程、前記複数枚のミラープレートを相互に位置決めする工程および前記複数枚のミラープレート間と、複数枚のミラープレートおよび透明基材の主表面間とを同時に接合する工程の実施により、前記光反射部が互いに平行となるように接合された複数枚の前記ミラープレートと、前記透明基材とを含む第1ミラーアセンブリと、前記光反射部が互いに平行となるように接合された複数枚の前記ミラープレートと、前記透明基材とを含む第2ミラーアセンブリとを製造する工程と、
前記第1ミラーアセンブリに形成された前記光反射部と、前記第2ミラーアセンブリに形成された前記光反射部とが直交するように、前記第1ミラーアセンブリおよび前記第2ミラーアセンブリを、前記ミラープレートの厚み方向において接合する工程とを備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。 - 前記ミラープレートには、互いに直交する方向に延びる第1光反射部および第2光反射部が形成され、
前記複数枚のミラープレートをその面方向に並ぶように配置する工程は、複数枚の前記ミラープレート間で、前記第1光反射部が互いに平行となり、前記第2光反射部が互いに平行となるように複数枚の前記ミラープレートを配置する工程を含む、請求項1から6のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。 - 結像光学素子の一方の面側に配置される被投影物は、互いに平行な複数本の第1直線を含むチャートであり、
鏡映像として現れる複数本の前記第1直線は、前記ミラープレート同士の接合部に対して非平行である、請求項1から8のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。 - 前記チャートは、複数本の前記第1直線に直交し、互いに平行な複数本の第2直線をさらに含み、
鏡映像として現れる複数本の前記第2直線は、前記ミラープレート同士の接合部に対して非平行である、請求項9に記載の結像光学素子の製造方法。 - 前記複数枚のミラープレート間と、複数枚のミラープレートおよび透明基材の主表面間とを同時に接合する工程の前に、
前記透明基材の主表面に対向する前記ミラープレートの表面の全体に、紫外線硬化性接着剤を設ける工程と、
紫外線硬化性接着剤が設けられた前記ミラープレートの表面に局所的に紫外線を照射することによって、前記透明基材の主表面上で位置決めされた前記ミラープレートを前記透明基材の主表面に仮接合する工程とをさらに備え、
前記複数枚のミラープレート間と、複数枚のミラープレートおよび透明基材の主表面間とを同時に接合する工程は、
前記ミラープレート同士の接合部に紫外線硬化性接着剤を設ける工程と、
紫外線硬化性接着剤が設けられた前記ミラープレートの表面および前記ミラープレート同士の接合部に、紫外線を照射する工程とを含む、請求項1から10のいずれか1項に記載の結像光学素子の製造方法。
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Cited By (3)
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