JP2016205727A - 風呂情報表示装置、風呂情報表示プログラム、熱源機およびリモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明はたとえば、入浴前、入浴中、入浴後などの状況に関係なく、利便性の高い動的な情報表示を行う。【解決手段】浴槽(6)に注湯しまたは浴槽水(BW)を追焚きする機能を含む熱源機(4)に備えられまたは接続されて風呂情報を表示する風呂情報表示装置(2)である。熱源機(4)の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して現在情報の設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段(8)と、制御手段(8)の出力情報を表示する情報表示手段(10)とを備えている。【選択図】図1

Description

本発明はたとえば、湯温、沸き上がり時間などの風呂情報の表示技術に関する。
給湯システムには、浴槽への注湯、浴槽水の追焚きなどが可能な熱源機として給湯器が用いられ、この給湯器は室外に設置されるのが一般的である。この給湯器には浴室に浴室リモコン装置、浴室外にたとえば、台所リモコン装置が連係される。これらリモコン装置には、自動運転時の動作情報や給湯温度が表示される。自動運転では、入浴できることを表すガイダンス音声が発せられるものも実用化されている。
このような給湯器などの情報表示に関し、お湯張りや追焚きを自動的に行う給湯器のリモコン装置に時間表示を行うことが知られている(特許文献1)。
特開平01−163552号公報
ところで、給湯器では風呂注湯、台所などへの一般給湯などの複数の給湯が行われる。風呂注湯には保温制御を含む自動運転、追焚き運転、シャワー給湯などが含まれる。暖房機能を備える給湯器では、暖房用熱媒の加熱運転も加わることになる。
このような多機能の給湯器では、浴槽水の沸き上げや追焚きなどの運転中に、一般給湯などが併用される。斯かる場合、沸上げや追焚きの到達時間は一様にはならない。つまり、浴槽注湯などの浴槽側の注湯以外の一般給湯によって浴槽側の沸上げや追焚きなどの時間や温度推移が影響を受ける。夏季と冬季では上水温度が異なり、浴槽残水の温度変化など、このような温度の影響も無視できない。
温度などの風呂情報を表示することは日常生活における必要な情報であり、省エネなどの上からも利用されている。しかしながら、現在の風呂情報などの情報表示では、浴槽の動的な情報を知ることができず、利便性が低いという課題がある。
そこで、本発明の目的は上記課題に鑑み、たとえば、入浴前、入浴中、入浴後などの状況に関係なく、利便性の高い動的な情報表示を行うことにある。
上記目的を達成するため、本発明の風呂情報表示装置の一側面によれば、浴槽に注湯しまたは浴槽水を追焚きする機能を含む熱源機に備えられまたは接続されて風呂情報を表示する風呂情報表示装置であって、前記熱源機の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段と、前記制御手段の出力情報を表示する情報表示手段とを備えればよい。
上記風呂情報表示装置において、前記出力情報は、浴槽温度、浴槽水位、浴槽水量、前記浴槽への注湯を表す注湯情報のいずれかまたは2以上であってよい。
上記風呂情報表示装置において、前記浴槽水位は、前記浴槽の底部から設定水位までの所定水位幅を単位とする段階情報であってよい。
上記風呂情報表示装置において、前記情報表示手段は、浴槽水位、注湯中水位、下限および上限水位を含む段階表示、前記浴槽の形態表示、温度または時間を含む数値表示、注湯中または追焚き循環中を表す導水表示のいずれかまたは2以上を含んでよい。
上記目的を達成するため、本発明の風呂情報表示プログラムの一側面によれば、熱源機または該熱源機に接続されるリモコン装置に搭載されたコンピュータで実行されるための風呂情報表示プログラムであって、前記熱源機の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と前記設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する機能と、出力される前記2以上の情報を表示器に表示させる表示制御機能とを前記コンピュータに行わせればよい。
上記目的を達成するため、本発明の熱源機は、浴槽に注湯しまたは浴槽水を追焚きする機能を含む熱源機であって、動作中の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段を備え、該制御手段から前記情報をリモコン装置に出力すればよい。
上記目的を達成するため、本発明のリモコン装置は、熱源機に接続されるリモコン装置であって、前記熱源機から提供される動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段と、前記制御手段から前記情報を受け、該情報を表示する情報表示手段とを備えればよい。
本発明によれば、次のいずれかの効果が得られる。
(1) 風呂の沸上げ、追焚きに関する温度、水位、注湯、浴槽水循環などの風呂情報を入浴前、入浴中または入浴後に関係なく動的に表示でき、風呂情報の利便性を向上させることができる。
(2) 浴槽に対する注湯や追焚き中に浴槽以外の一般給湯などの影響を受けても、その影響に応じた動的な風呂情報を表示できるので、実態に則した表示内容となり、表示内容の信頼性を高めることができる。
(3) 風呂状態を表す風呂情報を動的に表示できるので、入浴前、入浴中または入浴後に関係なく、その風呂情報を活用できる。
(4) 風呂状態を動的な風呂情報で表示するので、その表示内容に応じて動作の選択、切り替えや入浴タイミングに利用でき、省エネ対策にも利用できる。
一実施の形態に係る風呂情報表示装置の一例を示す図である。 一実施の形態に係る風呂情報表示の処理手順の一例を示すフローチャートである。 風呂情報表示の一例を示す図である。 風呂装置の一例を示す図である。 風呂装置の制御系統の一例を示す図である。 リモコン装置および風呂情報表示の一例を示す図である。 浴槽水位の段階設定の一例を示す図である。 風呂情報表示の処理手順の一例を示す図である。 全自動運転の初回動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 全自動運転の通常動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 図10に続く全自動運転の通常動作の処理手順の一例を示すフローチャートである。 全自動運転の通常動作の特定段階における風呂情報表示の一例を示す図である。 追焚き運転の処理手順の一例を示すフローチャートである。 追焚き運転の特定段階における風呂情報表示の一例を示す図である。 他の実施例に係る情報表示装置の一例を示す図である。
〔一実施の形態〕
図1は、本発明の一実施の形態に係る風呂情報表示装置を示している。図1に示す構成は一例であり、本発明は斯かる構成に限定されない。
風呂情報表示装置2は、熱源機4の動作情報を受け、風呂情報を動的に表示する。図1に示す構成例では、風呂情報表示装置2は、熱源機制御部5に接続されているが、熱源機制御部5を含んで構成されてよい。熱源機4は浴槽6に注湯しまたは浴槽水BWを追焚きする機能を含み、この熱源機4にはたとえば、風呂給湯器を用いればよい。熱源機制御部5は熱源機4の燃焼制御、注湯を含む給湯制御、追焚き制御などの制御を行う。したがって、この例では、風呂情報表示装置2が熱源機制御部5から動作情報を得て風呂情報を動的に表示する。
風呂情報表示装置2には制御手段8および情報表示手段10が含まれる。制御手段8はたとえば、コンピュータで構成すればよい。この制御手段8は熱源機制御部5と有線または無線により接続されて熱源機4の動作情報を受ける。したがって、この制御手段8では、熱源機制御部5の動作情報から現在情報を得て、この現在情報と設定値情報とを比較して現在情報の設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報の少なくとも2以上を出力すればよい。この制御手段8には熱源機4の熱源機制御部5を用いてもよいし、熱源機4に接続されるリモコン装置の制御部を用いてもよい。
情報表示手段10は制御手段の出力情報を表示し、この情報表示手段10にはたとえば、液晶表示器を用いればよい。情報表示手段10は制御手段8により制御されてもよいし、制御手段8から情報の提示を受けて独自の表示制御を行ってもよい。この情報表示手段10にはたとえば、スマートフォンなどの携帯情報端末を用いてよい。
図2は、本発明の一実施の形態に係る風呂情報表示の処理手順の一例を示している。
この処理手順には、制御手段8のコンピュータを用いて情報表示手段10に風呂情報を表示する処理が含まれる。
この処理手順では、制御手段8が熱源機4からその動作情報を取得する(S11)。制御手段8では、取得した動作情報から現在情報を取得し(S12)、この現在情報と設定値情報とを比較し(S13)、現在情報の設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報を算出し(S14)、設定値に到達するまでの時間情報を算出し(S15)、これら算出結果として少なくとも2以上の情報を出力する(S16)。そして、制御手段8から出力される2以上の情報を情報表示手段10に表示させる(S17)。
図3は、情報表示手段10に表示させる風呂情報表示の一例を示している。
情報表示手段10にはたとえば、表示パネル部12に画面表示部14が備えられる。表示パネル部12は、画面表示部14の外部の固定表示としてガイド表示16−1を備える。このガイド表示16−1では、画面表示部14に表示される動的表示や静止表示の定義情報を表示している。このガイド表示16−1は、画面表示部14の表示内容を表す文字などの情報で表示すればよい。特定の情報を表すシンボルであってもよい。
画面表示部14はたとえば、LCD(Liquid Crystal Display)表示器の表示画面であり、動的情報や静止情報を表示する。この画面表示部14には一例として、浴槽6を表す形態表示16−2と、浴槽水位、注湯中水位、下限および上限水位を含む段階表示16−3、16−4、領域表示16−5と、温度、時間を含む数値表示16−6、16−7、16−8、16−9、16−10と、注湯中または追焚き循環中を表す導水表示16−11、16−12と、状態表示16−13と、分や温度の単位表示16−14と、燃焼表示16−15とが含まれる。この燃焼表示16−15には給湯燃焼表示および風呂注湯燃焼表示が含まれる。この例では、多数の表示を示しているが、いずれか2以上の表示であればよく、動作状態により表示情報を選択して表示してもよい。複数の表示の同時表示から選択表示としてもよい。
<一実施の形態の効果>
この一実施の形態に係る情報表示装置2によれば、次のような効果が得られる。
(1) 従来の風呂情報の表示が主として結果的表示であるのに対し、この風呂情報表示では、入浴中または入浴後に関係なく、刻々と変化する風呂情報の状態表示であり、風呂の沸き上がりの予測時間などの予想情報を動的に表示することができる。したがって、風呂情報を参酌するユーザにあっては、その情報の変化を認識でき、変化する情報に応じた対応をとることができる。たとえば、入浴前であれば風呂温度や沸き上がりの予測時間を参酌して必要な行動をとればよい。また、入浴中であれば、体温との関係を考慮して入浴時間を加減できるなどである。ユーザフレンドリーな入浴を実現でき、入浴に対する利便性を向上させることができる。
(2) 具体的には風呂の沸上げ、追焚きに関する温度、水位、注湯、浴槽水循環などの風呂情報を入浴前、入浴中または入浴後に関係なく動的に表示でき、風呂情報の利便性を飛躍的に向上させることができる。
(3) 浴槽に対する注湯や追焚き中に浴槽以外の一般給湯などの影響を受けても、その影響に応じた動的な風呂情報を表示できるので、実態に則した表示内容となり、表示内容の信頼性を高めることができる。
(4) 風呂状態を表す風呂情報を動的に表示できるので、入浴前、入浴中または入浴後に関係なく、その風呂情報を活用でき、ユーザによる風呂情報の活用の自由度が高められる。
(5) 風呂状態を動的な風呂情報で表示するので、その表示内容に応じて動作の選択、切り替えや入浴タイミングに利用でき、このような入浴タイミングの参照はエネルギー消費との関係からすれば、省エネ対策にも活用できる。
<風呂給湯器>
図4は、実施例に係る風呂装置を示している。この風呂装置18には既述の熱源機4の一例として風呂給湯器20が備えられる。この風呂給湯器20は、給湯、自動注湯、浴槽追焚きなどの多機能給湯器の一例である。この風呂給湯器20には熱媒加熱機能や、暖房機能が付加されてもよい。
この風呂給湯器20には少なくともひとつの燃焼室22が備えられる。この燃焼室22には第1のバーナー24−1と第2のバーナー24−2が備えられる。バーナー24−1は給湯および自動注湯用の燃焼器の一例である。バーナー24−2は浴槽追焚き用の燃焼器の一例である。
バーナー24−1には燃料供給管26から燃料ガスGが元電磁弁28−0、ガス比例弁28−1、燃料制御弁28−2、28−3、28−4および分岐管30−1、30−2、30−3を介して供給され、燃焼ガス量が制御される。バーナー24−2には元電磁弁28−1を通過した燃料ガスGが燃料制御弁28−5および分岐管30−4を介して供給され、燃料ガス量が制御される。燃焼室22には燃焼用空気が給気ファン32により供給され、燃料ガスGの燃焼で生じた燃焼排気EG1、EG2が排気筒34−1、34−2に導かれて外気に放出される。
バーナー24−1側には第1の熱交換器36−1、第2の熱交換器36−2が備えられ、バーナー24−2側には第3の熱交換器36−3が備えられる。熱交換器36−1は、燃焼排気EG1の上流側で燃焼排気EG1と上水Wの熱交換を行う一次熱交換器である。熱交換器36−2は、熱交換器36−1の熱交換後の下流側の燃焼排気EG1と上水Wの熱交換を行う二次熱交換器である。熱交換器36−3は、燃焼排気EG2の上流側で燃焼排気EG2と浴槽水BWの熱交換を行う一次熱交換器である。
熱交換器36−2の入側には給水路38−1が接続されて上水Wが供給される。この給水路38−1には温度センサー40−1および給水量センサー40−2が備えられ、上水温度や上水Wの給水量が検出される。熱交換器36−2の出側には熱交換器36−1が接続され、熱交換器36−2で予備的に熱交換された低温の温水HWが熱交換器36−1に流入する。熱交換器36−1の出側には給湯路38−2が接続され、熱交換器36−1で熱交換により高温の温水HWが得られる。この給湯路38−2には水制御弁28−6および温度センサー40−3が備えられ、水制御弁28−6により温水HWの給湯量が制御され、温度センサー40−3により出湯される温水HWの温度が検出される。
給湯路38−2と給水路38−1との間にはバイパス路38−3が設けられ、このバイパス路38−3により高温の温水HWに上水Wの混合が可能である。このバイパス路38−3にはバイパス制御弁28−7が備えられ、このバイパス制御弁28−7により温水HWに対する上水の混合量が調整される。したがって、給湯路38−2の出湯温度が所定温度に制御可能であり、温度センサー40−3には混合温水の温度が検出される。
給湯路38−2には注湯路38−4が分岐され、この注湯路38−4が浴槽水BWの循環路38−5に接続されている。この注湯路38−4は浴槽6に温水HWを注湯する際に用いられる。この注湯路38−4には注湯電磁弁28−8、逆止弁28−9、28−10および注湯量センサー40−4が備えられる。注湯電磁弁28−8は、浴槽6の注湯時に開かれる。逆止弁28−9、28−10は、循環路38−5側と給湯側とを分離する縁切り手段の一例であり、循環路38−5側から給湯側への逆流を防止する。注湯量センサー40−4は、注湯路38−4に供給される温水HWの注湯量を検出する。
浴槽水BWの循環路38−5には往き管38−51および戻り管38−52が備えられ、これら往き管38−51および戻り管38−52は浴槽6の循環口39に接続されている。戻り管38−52側には循環ポンプ42、水流センサー40−5、二方弁28−11、水位センサー40−6、温度センサー40−7が備えられる。循環ポンプ42は、駆動時、浴槽水BWを浴槽6から戻り管38−52、循環ポンプ42および熱交換器36−3に循環させ、熱交換器36−3から加熱後の浴槽水BWを往き管38−51より浴槽6に循環させる。水流センサー40−5は、浴槽水BWの循環の有無を検出し、温度センサー40−7は浴槽水BWの温度を検出する。水位センサー40−6は、浴槽6の浴槽水BWの水位を検出する。
この風呂給湯器20には筐体内に電装基板44が備えられ、この電装基板44には給湯器制御部46−1が搭載され、電源部48から給電される。給湯器制御部46−1には通信ケーブル50によりリモコン装置52−1、52−2が接続されている。リモコン装置52−1はたとえば、浴室内に設置される所謂浴室リモコンであるが、浴室外に設置されてもよい。リモコン装置52−2は台所などに設置される浴室外リモコンであり、たとえば、台所リモコンである。
各リモコン装置52−1、52−2には情報表示手段10(図1)の一例として表示器54−1、54−2が備えられ、これら表示器54−1、54−2の表示画面には現在の浴槽水温度、沸き上がりまでの時間などの風呂情報、その他の制御情報が表示される。
<風呂給湯器2の制御系統>
図5は、風呂給湯器20の制御系統の一例を示している。この制御系統56では、給湯器制御部46−1およびリモコン制御部46−2、46−3が含まれる。リモコン制御部46−2はリモコン装置52−1に搭載され、リモコン制御部46−3はリモコン装置52−2に搭載される。
給湯器制御部46−1にはプロセッサ58−1、メモリ部60−1、システム通信部62−1および入出力部(I/O)64−1を含むコンピュータが用いられる。プロセッサ58−1は、メモリ部60−1にあるプログラムにより制御情報の入出力処理、表示制御などのための情報処理、情報の記憶処理などを実行する。
メモリ部60−1はプロセッサ58−1の既述の処理を実行するためのプログラムやデータが格納され、刻々と変化する検出データの記憶に用いられる。このメモリ部60−1にはROM(Read-Only Memory)、RAM(Random-Access Memory)などが含まれ、データ記憶にはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory )などの不揮発性メモリを用いればよい。
このメモリ部60−1にはデータ記憶テーブルが備えられ、このデータ記憶テーブルには風呂給湯器20の設置状況、浴槽6の広さなど、個別情報を初期段階に記憶させる。この記憶情報には各水位状態における検出水位、検出水量などの変動する情報や固定値情報が含まれる。
システム通信部62−1は、プロセッサ58−1の制御により、リモコン制御部46−2、46−3と連係し、データの授受を行う。このデータの授受には、リモコン装置52−1、52−2で実行される情報表示のための処理が含まれる。
I/O64−1は、水位センサー40−6、温度センサー40−1、40−3、40−7などの各種センサーからの検出情報の取込み、循環ポンプ42、注湯電磁弁28−8などの機能部に対する制御情報の出力などに用いられる。
リモコン制御部46−2にはプロセッサ58−2、メモリ部60−2、システム通信部62−2およびI/O64−2を含むコンピュータが用いられる。プロセッサ58−2は、メモリ部60−2にあるプログラムにより制御情報の入出力処理、表示制御などのための情報処理、情報の記憶処理などを実行する。
メモリ部60−2はプロセッサ58−2の既述の処理を実行するためのプログラムやデータが格納され、刻々と変化する検出データの記憶に用いられる。このメモリ部60−2にはROM、RAMなどが含まれ、データ記憶にはEEPROMなどの不揮発性メモリを用いればよい。メモリ部60−2にはメモリ部60−1と同様にデータ記憶テーブルを備えて既述の情報を記憶してもよい。
システム通信部62−2は、プロセッサ58−2の制御により、給湯器制御部46−1と連係し、データの授受を行う。このデータの授受には、給湯器制御部46−1で実行される情報表示のための処理が含まれる。
I/O64−2は、電源スイッチなどのスイッチ66−1からの操作入力の取込み、表示器54−1、操作状態などを指示するインジケーター68−1、スピーカー70−1などの各種機能部に対する制御情報の出力などに用いられる。
リモコン制御部46−3にはプロセッサ58−3、メモリ部60−3、システム通信部62−3およびI/O64−3を含むコンピュータが用いられ、これらの機能はリモコン制御部46−2と同等であるので、その説明を割愛する。メモリ部60−3にはメモリ部60−1、60−2と同様にデータ記憶テーブルを備えて既述の情報を記憶してもよい。
<リモコン装置52−1の前面パネル部および風呂情報表示>
図6のAは、リモコン装置52−1の前面パネル部の一例を示している。この前面パネル部72には情報表示手段10の一例として、前面パネル部72の中央に表示器54−1が備えられ、この表示器54−1はたとえば、液晶表示器を用いればよい。この表示器54−1には風呂への注湯状態、給湯、風呂時間、保温時間、風呂水位、現在時間、音量などの動的情報が表示される。現在時間は現在の時刻を表示し、音量はスピーカー音量である。表示器54−1の前面部には既述の表示パネル部12が備えられ、この表示パネル部12には画面表示部14が備えられる。
この表示器54−1の下側には、複数のスイッチ66−101、66−102、66−103、66−104、66−105、66−106、66−107、66−108、66−109、66−110、66−111が備えられる。スイッチ66−101は、運転または運転解除の際に押下する。スイッチ66−102は、給湯優先などの動作に優先性を付与する際に操作する。スイッチ66−103は、給湯温度を上昇させる際に操作する。スイッチ66−104は、給湯温度を下降させる際に操作する。スイッチ66−105は、給湯温度などの各種情報の設定時に押下する。スイッチ66−106は、現在の浴槽水BWに常温の上水Wを加える際に押下する。スイッチ66−107は、現在の浴槽水BWに温水HWを加える際に操作する。スイッチ66−108は、予約する際に押下する。スイッチ66−109は、浴室内から浴室外のリモコン装置52−2と通話するインターホン動作の際に押下する。スイッチ66−110は、浴槽水BWを追焚き加熱する際に操作する。スイッチ66−111は、自動運転の際に操作する。
インジケーター68−101は、予約時に点灯する。インジケーター68−102は、燃焼時に点灯する。インジケーター68−103は、高温出湯時、注意を促すために点灯する。インジケーター68−104は通話時、スイッチ66−109の押下により点灯する。インジケーター68−105は追焚き時、スイッチ66−110の押下により点灯する。インジケーター68−106は自動運転時、スイッチ66−111の押下により点灯する。インジケーター68−107は、運転時、その解除などを指示する際に点灯する。
スピーカー70−1は、インターホン動作時の音声出力や、動的情報に付随する音声情報の出力に用いられる。
図6のBは、表示器54−1の表示パネル部12の一例を示している。この表示パネル部12の中央部には画面表示部14が配置され、この画面表示部14の上側および左側にはガイド表示16−1が表示され、このガイド表示16−1には、風呂状態を表す「ふろ」、給湯温度を表す「給湯」、沸き上がり温度として「ふろ温度」、保温の継続時間を表す「保温時間」、現在の浴槽水位を表す「ふろ水位」、現在の時刻を表す「現在時刻」、スピーカー音量を表す「音量」が表示されている。
形態表示16−2として浴槽表示、段階表示16−3は設定水位、段階表示16−4は設定水位に対する水位変動、領域表示16−5は設定水位に対する現在水位の変動領域、数値表示16−6は給湯温度、数値表示16−7は設定ふろ温度、数値表示16−8は現在の浴槽水温度、数値表示16−9は沸き上がりまでの時間、数値表示16−10は現在の時刻、導水表示16−11は浴槽水BWの循環、導水表示16−12は浴槽水BWの循環または注湯、状態表示16−13は給湯温度現リモコン優先、単位表示16−14は温度または時分を表す。燃焼表示16−15では、給湯燃焼時に給湯燃焼表示16−151、風呂燃焼時に風呂燃焼表示16−152が表示される。なお、燃焼表示16−15は、給湯燃焼表示16−151と風呂燃焼表示16−152の論理和として単一表示としてもよい。
領域表示16−5は、浴槽水の設定水位に対する現在水位の変動レベルの範囲を表し、段階表示16−4および領域表示16−5には水位変化を表す設定水位に対するパーセントの数値表示としてもよい。この例では、段階表示16−4のひとつの単位が10〔%〕の水位を示している。つまり、段階表示16−4の表示個数により設定水位の0〔%〕から100〔%〕までの段階レベルを表示することができる。
図6のCは、浴槽注湯開始時の風呂情報表示を示している。この浴槽注湯時には、浴槽水温度を表す数値表示16−8が「−−」と表示され、数値が省略されている。導水表示16−12は浴槽6への注湯のみを表している。
<浴槽および浴槽水位>
図7は、浴槽の一例を示している。この浴槽6には給水、注湯、浴槽水循環に用いられる循環口39が備えられる。この循環口39の中心をたとえば、浴槽6の底面から高さh1に設定される。たとえば、h1=15〔cm〕である。
この浴槽6の水位について、初期水位Lini、基準水位Lstおよび設定水位Lnを定義する。初期水位Liniは循環口39を塞ぐ水位である。基準水位Lstは、初期水位Lini+ΔLの水位である。たとえば、ΔL=8〔cm〕である。Lnは分割段階レベル幅Ldをたとえば、Ld=3〔cm〕とし、最低水位L1から最高水位L11までをたとえば、11段階としている。
ここで、上記数値を想定すれば、設定水位Lsetの最低設定水位L1ないし最高設定水位L11は、
L1=15+4+8+3=30〔cm〕
L2=30+3=33〔cm〕
L3=30+3+3=36〔cm〕



L11=30+3×10=60〔cm〕 ・・・(1)
となる。ただし、Lini=15〔cm〕+(循環口39の半径r=4〔cm〕)、ΔL=8〔cm〕 Ld=3〔cm〕である。
ここで、水位センサー40−6の検出水位の分解能をたとえば、1Bit=0.2125〔cm〕とすれば、最低水位L1ないし最高水位L11の水位段階幅Ldはたとえば、Ld=3〔cm〕とすれば、水位センサー40−6に検出される水位レベルは、14〔Bit〕で14〔Bit〕=2.975〔cm〕となる。
<メモリ部60−1のデータ記憶テーブルの記憶情報>
メモリ部60−1には各種のデータを格納するデータ記憶テーブルが備えられる。このデータ記憶テーブルには、浴槽6の設置状況や浴槽水平断面積の大きさに応じた情報を初期値として記憶する。この記憶情報は、水位レベルに対応する水位センサー40−6の検出値であり、水量情報はその検出値から算出された値である。記憶情報には、次の情報が含まれる。
(a) 初期水位情報(Lini、Vini)
この初期水位情報には、初期水位Liniと初期水量Viniが含まれる。
Lini:浴槽6の底面Bから初期水位レベルW1までの水位。
Vini:浴槽6の底面Bから初期水位レベルW1までの水量。
(b) 基準水位情報(Lst、Vst)
この基準水位情報には、基準水位Lstと基準水量Vstが含まれる。
Lst:初期水位Lini+ΔLのΔL相当の水位。
ΔLはたとえば、ΔL=8〔cm〕である。
Vst:初期水量Viniに加算される+ΔVの水量。
ΔVは、たとえば、ΔL=8〔cm〕に相当する水量である。
(c) 設定水位情報(Ld、Vd)
この設定水位情報には、段階単位水位Ldおよびその水量が含まれる。
Ld:L1〜L11の段階レベル幅を単位とする水位。
Vd:L1〜L11の段階レベル幅を単位に相当する水量。
これらの値は水位センサー40−6の検出値による。
(d) 注湯能力情報(Vw、Vs)
この注湯能力情報には、注湯量Vw、Vsが含まれる。
Vw:ダブル搬送時単位時間当たりの注湯量。ダブル搬送時とは、注湯管に循環路の往き管または戻り管の双方を用いて注湯を行う場合である。
Vs:片搬送時の単位時間当たりの注湯量。片搬送時とは、既述の往き管または戻り管のいずれか一方を用いて注湯を行う場合である。
(e) 追焚能力情報(Tpw)
Tpw:単位量(1リットル)の浴槽水を単位温度(1℃)だけ上昇させるに必要な時間。
(f) 運転設定情報(Lset、Tset)
この運転設定情報には設定水位Lsetおよび設定温度Tsetが含まれる。
Lset:設定水位L1〜L11のいずれかに設定される水位。
Tset:設定温度であり、つまり、浴槽水に設定される温度。
<作業データテーブルの記憶情報>
この作業データテーブルの記憶情報は、データ記憶テーブルの記憶値や稼動中の表示情報やその算出に用いられる。この作業データテーブルの記憶情報には次の情報が含まれる。
(g) 注湯情報(Vpl、Lpl、Vall、Vwn、Vsn、Tput)
この注湯情報には、Vpl、Lpl、Vall、Vwn、Vsn、Tputが含まれる。
Vpl:設定水位水量
Lpl:設定水位
Va11:累積注湯量
Vwn:直近のダブル搬送時単位時間における注湯量
Vsn:直近の片搬送時の単位時間における注湯量
Tput:注湯温度
(h) 追焚き情報(Vrem、Trem、Tpwn)
この追焚き情報には、Vrem、Trem、Tpwnが含まれる。
Vrem:残湯量。残湯は、加熱前に浴槽6に滞留している浴槽水である。
Trem:残湯温度
Tpwn:直近の追焚能力
なお、このように直近の情報としてVwn、Vsn、Tpwnを用いるため、自動注湯運転中や追いだき運転中に一般給湯など他の動作が発生した場合に、その動作に対応した情報が得られ、表示されることになる。
<風呂情報表示>
図8は、風呂情報表示の処理手順の一例を示している。この処理手順は風呂情報表示プログラムの動作の一例であり、後続の処理手順のメインルーチンである。
この処理手順では、風呂自動注湯の開始指示がありかを判断する(S101)。風呂自動注湯の開始指示があれば(S101のYES)、残り湯判断として、残り湯無しかの判断を行う(S102)。残り湯無しであれば(S102のYES)、自動注湯、残り湯無し、完了時間演算などを行い、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を行う(S103)。そして、風呂自動運転が完了かの判断を行い(S104)、風呂自動運転が完了しなければ(S104のNO)、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を継続する。風呂自動運転が完了すれば(S104のYES)、リモコン装置52−1、52−2の風呂情報表示をOFF状態とし、完了通知を行い(S105)、S101に戻る。
また、S102で、残り湯無しでなければ(S102のNO)、自動注湯、残り湯あり、完了時間演算などを行い、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を行う(S106)。そして、風呂自動運転が完了かの判断を行い(S107)、風呂自動運転が完了しなければ(S107のNO)、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を継続する。風呂自動運転が完了すれば(S107のYES)、S105に移行してリモコン装置52−1、52−2の風呂情報表示をOFF状態および完了通知を行い、S101に戻る。
また、S101で、風呂自動注湯の開始指示がなければ(S101のNO)、追焚き開始指示があるかの判断を行い(S108)、追焚き開始指示がなければ(S108のNO)、S101の処理を継続する。
追焚き開始指示があれば(S108のYES)、追焚き、完了時間演算などを行い、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を行う(S109)。そして、追焚き完了かの判断を行い(S110)、追焚き完了でなければ(S110のNO)、リモコン装置52−1、52−2に風呂情報の表示を継続する。追焚きが完了すれば(S110のYES)、S105に移行してリモコン装置52−1、52−2の風呂情報表示をOFF状態とし、完了通知を行い、S101に戻る。
<初回の全自動運転(データ記憶実施)>
図9は、初回の全自動運転の処理手順の一例を示している。この処理手順では、自動スイッチつまり、風呂自動を指示するスイッチ66−111がONかを判断する(S201)。自動スイッチがONするまで待機し(S201のNO)、自動スイッチがONであれば(S201のYES)、所定の給水量としてたとえば、10〔リットル〕のダブル注湯を行う(S202)。この注湯の後、単位時間当たりの注湯量Vwを記憶し(S203)、循環ポンプ42を駆動し、残り湯の有無を確認する(S204)。
残り湯無しかを判断し(S205)、残り湯が無ければ(S205のYES)、循環ポンプ42を停止する(S206)。残り湯があれば(S205のNO)、排水後、再実行の指示をし(S207)、この処理を終了する。
S206で循環ポンプ42を停止した後、注湯開始後、二方弁28−11を閉じ、往き管38−51により注湯を開始する(S208)。この注湯開始の後、水位上昇を監視し、初期水位を検出したかを判断する(S209)。初期水位を検出すれば(S209のYES)、片搬送時の単位時間当たりの注湯量Vs、初期水位の検出値Lini、底面から初期水位までの水量Viniを記憶する(S210)。
検出水位≧Lini+ΔLであるかを判断する(S211)。ΔLはたとえば、8〔cm〕である。検出水位を監視し、検出水位≧Lini+ΔLであれば(S211のYES)、注湯を停止し、二方弁28−11を開く(S212)。
循環ポンプ42を駆動し、検出水位を監視し、その検出水位が循環口39より上であるかを確認する(S213)。検出水位が循環口39より上であるかを判断し(S214)、検出水位が循環口39より上でなければ(S214のNO)、S208に戻り、S208〜S213までの処理を継続する。
検出水位が循環口39より上であれば(S214のYES)、循環ポンプ42を停止し(S215)、初期水位からの水位センサー40−6の検出水位Lst、初期水位から基準水位までの水量Vstを記憶する(S216)。
二方弁28−11を閉じ、往き管38−51により注湯を開始する(S217)。検出水位を監視し、検出水位≧設定水位であるかを判定する(S218)。
検出水位≧設定水位であれば(S218のYES)、注湯を停止し、二方弁28−11を開き(S219)、一段当たりの水量Vdを記憶する(S220)。この場合、基準水位以降の注湯量/設定値である。
循環ポンプ42を駆動し、設定温度になるまで追焚きを行う(S221)。そして、単位量(たとえば、1〔リットル〕)の浴槽水BWを単位温度(たとえば、1〔℃〕)だけ上昇させる時間Tpwを記憶し(S222)、この処理を終了する。
<全自動運転(通常運転)>
図10および図11は、全自動運転(通常運転)の処理手順を示している。図10、図11において、aは連結子である。
この全自動運転は既述の初回の全自動運転(図7)に続く2回目以降の全自動運転であり、つまり、通常運転である。この全自動運転の風呂情報表示は、自動スイッチであるスイッチ66−111、追焚スイッチであるスイッチ66−110の入力後、リモコン装置52−1、52−2に表示する。この表示には、水位表示、設定温度表示、浴槽湯温表示、残時間表示が含まれる。水位表示では、設定水位に対する現状水位をたとえば、%表示や帯グラフ表示で行えばよい。
この処理手順には、自動スイッチの操作判断による動作確認および最初の情報表示(S301〜S305)。
区間AのS306〜S308では、基準水量(=Vini+Vst)までのダブル搬送注湯を行う。つまり、二方弁28−11を開き、注湯を開始し(S306)、更新情報〔I〕を表示し(S307)、注湯水量≧基準水量(=Vini+Vst)かを判断する(S308)。注湯水量≧基準水量(=Vini+Vst)でなければ(S308のNO)、S307、S308の処理を継続する。
区間BのS309〜S311では、基準水量(=Vini+Vst)確認中(たとえば、15〔秒〕間)、片搬送注湯を行う。つまり、注湯水量≧基準水量(=Vini+Vst)であれば(S308のYES)、二方弁28−11を閉じ、往き管38−51による注湯に切り替え(S309)、水位センサー40−6の検出水量と累積注湯量Vallを比較し、これらの差分を残湯量Vremに補正し(S310)、更新情報〔II〕を表示する(S311)。
区間CのS312〜S314では、設定水位までダブル搬送注湯を行う。つまり、二方弁28−11を開き、ダブル注湯に切り替え(S312)、更新情報〔III〕を表示し(S313)、注湯水量≧設定水位相当かを判断する(S314)。注湯水量≧設定水位相当でなければ(S314のNO)、S313、S314の処理を継続する。
区間DのS315〜S319では、設定温度まで追焚きを行う。つまり、注湯を停止し、二方弁28−11を開き、循環ポンプ42の駆動を開始する(S315)。循環温度≧設定温度かを判断し(S316)、循環温度≧設定温度でなければ(S316のNO)、追焚き燃焼加熱を開始し(S317)、温度、時間の更新情報表示〔IV〕を行う(S318)。循環温度≧設定温度かを判断し(S319)、循環温度≧設定温度でなければ(S319のNO)、S318、S319の処理を継続する。
循環温度≧設定温度であれば(S319のYES)、単位量(1リットル)の浴槽水を単位温度(1℃)だけ上昇させるに必要な時間Tpwを補正し、これを記憶し(S320)、循環ポンプ42を停止し(S321)、この処理を終了する。
この処理において、S303で残り湯があれば(S303のNO)、残湯量Vremから設定水位水量Vpl、設定水位Lplを算出する(S322)。
検出水位<Lplかを判断し(323)、検出水位<Lplであれば(S323のYES)、二方弁28−11を開き、循環ポンプ42を駆動する(S324)。残湯温度Tremを計測し、循環ポンプ42を停止し(S325)、注湯温度を設定温度+αに補正し(S326)、最初の情報表示を行う(S327)。この後、注湯を開始し(S328)、S313に移行する。
S323において、検出水位<Lplでなければ(S323のNO)、S315に移行する。
S316において、循環温度≧設定温度であれば(S316のYES)、更新情報表示〔V〕を実行し(S329)、所定時間たとえば、40〔秒〕が経過したかを判断し(S330)、この時間が経過するまでS316、S329、S330の処理を実行する。所定時間が経過すれば(S330のYES)、S321に移行して循環ポンプ42を停止し、この処理を終了する。
このフローチャートについて、より詳細に説明すれば、この処理手順では、リモコン装置52−1、52−2における自動スイッチであるスイッチ66−111による自動運転が指示されたかを判断する(S301)。なお、自動運転の処理中、自動スイッチであるスイッチ66−111がOFFされると、自動運転は中断し、終了する。自動運転が指示されると(S301のYES)、自動運転が開始され、水位センサー40−6の検出水位により浴槽6に残り湯の確認を行う(S302)。この確認では、浴槽6に残り湯がなしかを判断する(S303)。
浴槽6に残り湯があれば(S303のNO)、水位センサー40−6の検出水位より残り湯Vremを算出する(S322)。この場合、設定水位水量Vplに(Vini+Vst+Vd×Lset)を、設定水位Lplに(Lini+Lst+Ld×Lset)を設定する。
ここで、Lsetは設定水位、浴槽6の1〜11段階中で予め設定されている値である。残湯量Vremは、
Vrem=
(検出水位−(Lini+Lst))/Ld×Vd+Vini+Vst
・・・(2)
から求めればよい。
検出水位(水位センサー40−6の検出値)が設定水位Lpl以上であれば(S323のNO)、注湯の必要はなく、追焚処理(S315)に移行する。検出水位が設定水位Lpl未満であれば(S323のYES)、つまり注湯が必要であるから、二方弁28−11を開放し、循環ポンプ42を駆動し(S324)、残湯温度Tremを計測し、その計測値を記憶し、循環ポンプ42を停止する(S325)。
ここで、自動運転の運転時間を短縮するには、注湯後の追焚運転を回避すればよい。そこで、注湯温度Tputを補正する(S326)。残湯温度Tremの設定温度Tsetに必要な不足熱量に対し、設定温度Tsetより高い温度の温水を注湯すればよい。これにより、不足熱量を補填することができる。この熱量補填のための補正温度をαとすれば、
Tset×Vpl=
(Trem×Vrem)+{(Tset+α)×(Vpl−Vrem)}
・・・(3)
より、この補正温度αは、
α={(Tset−Trem)×Vrem)}÷(Vpl−Vrem)
となる。つまり、Tput=Tset+αの温度で行えば、注湯終了時、湯温が設定温度になる。
自動運転終了までの各工程区間の時間を計算し、その合計時間を残り時間とし、この時間情報を表示する(S327)。各区間の時間計算は、次の通りである。
〔区間C〕の時間tCは、
tC=(Vpl−Vrem)/Vw ・・・(4)
となる。
〔区間D〕の時間tDは、
tD={Vrem×(Tset−Trem)}×Tpw ・・・(5)
となる。この場合、注湯温度補正を行い(S326)、所定時間としてたとえば、40〔秒〕を想定する。また、累積注湯量Vallの積算開始は、この時点を起点とすればよい。
次に、注湯電磁弁28−8を開き、注湯を開始する(S328)。このとき、給湯側では、温度センサー40−3の検出温度が注湯温度Tputになるように制御する。注湯温度Tputには、設定温度Tsetもしくは設定温度Tsetに対してS326で補正された(設定温度Tset+α)がセットされる。
浴槽6に残り湯がなければ(S303のYES)、残り湯Vremに“ 0” をセットするとともに、設定水量Vplに(Vini+Vst+Vd×Lset)をセットし、これに対応する設定水位Lplをセットする(S304)。
自動運転終了までの各工程区間の時間を計算し、その合計時間を残り時間とし、情報表示する(S305)。この場合、温度表示は除く。各区間の計算は次の通りである。
〔区間A〕の時間tAは、
tA=(Vini+Vst)/Vw ・・・(6)
である。
〔区間B〕の時間tBは、tB=15〔秒〕である。
〔区間C〕の時間tCは、
tC=
{(Vd×Lset)−(区間Bの注湯量)}/Vw
・・・(7)
である。
区間Bの注湯量は、時間およびVsにより、たとえば、15〔秒〕とVsの積により求めればよい。
〔区間D〕の時間tDは、この段階ではS330より終了を想定し、tD=40〔秒〕とすればよい。
また、累積注湯量Vallの積算は情報表示の時点を起点として開始する。区間Aおよび区間Cでは、注湯量センサー40−4により直近の単位時間当たりのダブル搬送による注湯量Vwnを検出してVallを積算する。区間Bでは、注湯量センサー40−4により直近の単位時間当たりの片搬送による注湯量Vsnを検出し、累積注湯量Vallを積算する。さらに、Vwnによりダブル搬送時の単位時間当たりの注湯量Vwの更新、Vsnにより片搬送時単位時間当たりの注湯量Vsの更新を行う。
二方弁28−11を開放し、ダブル搬送注湯の準備をし、注湯電磁弁28−8を開き、注湯を開始する(S306)。このとき、給湯路側では、温度センサー40−3の検出値が注湯温度Tputになるように制御する。注湯温度Tputには予め設定された設定温度Tsetがセットされる。
浴槽情報を更新、表示〔I〕を行いながら(S307)注湯を行い、累積注湯量(Vall)が基準水位相当(Vini+Vst)になると(S308のYES)、二方弁28−11を閉じ、片搬送注湯に一時的(15秒ほど)に切り替える(S309)。
水位センサー40−6の検出値を取り込み、その値に相当する水量を算出し、累積注湯量Vallとの差を求め、必要に応じ残湯量Vremとする(S310)。ここで、水位センサー40−6の検出値の相当水量は、
相当水量={水位センサー40−6の検出値−(Lini+Lst)}/(Ld×Vd+Vini+Vst) ・・・(8)
である。
この処理により、循環口39以下の水位であった残湯量Vremが検出できるが、水量は少量である。このため、残湯温度Tremは設定温度Tsetにすればよい。
更新情報表示には片搬送時の実注湯量などを反映させ、浴槽情報として更新情報表示〔II〕を行う(S311)。その後、二方弁28−11を開放し、ダブル搬送による注湯に切替える(S312)。
更新情報表示〔III〕では、浴槽情報を更新し(S313)、ダブル搬送による注湯を設定水位相当量だけ(詳細には、残湯量Vrem+累積注湯量Vallが設定水位水量Vplになるまで)行う(S314)。注湯を終了し、追焚きの準備として、二方弁28−11を開放し、循環ポンプ42を駆動する(S315)。
温度センサー40−7の検出温度が設定温度Tset以上(S316のYES)で40〔秒〕間継続すれば(S330のYES)、沸上がり完了とする。その間、更新情報表示〔V〕では浴槽情報を更新する(S329)。また、温度センサー40−7の検出温度が設定温度Tset未満であれば(S316のNO)、追焚き燃焼を開始する(S317)。
追焚き運転中は、温度センサー40−7の検出温度などから直近の追焚能力Tpwnを算出し、検出温度、残時間などの浴槽情報を更新し、その表示〔IV〕をしながら(S318)、設定温度Tsetになるまで(S319)、追焚き運転を行う(S317)。
設定温度Tsetになれば(S319のYES)、追焚き燃焼時間、上昇温度、浴槽水量よりTpwの補正・更新を行い(S320)、燃焼加熱の終了とともに循環ポンプ42を停止し(S321)、この処理を終了する。
上記処理において、各処理を補足すれば、次の通りである。
更新情報表示〔I〕について、水位表示は、Vall/Vplをベースにし、既述したように%表示もしくは帯グラフ表示とすればよい。この場合、設定温度は予め設定された温度Tsetとすればよい。浴槽湯温は、注湯温度=予め設定された温度Tsetとすればよい。残時間は、下記区間時間の合計とすればよい。つまり、
〔区間A〕 (Vini+Vst−Vall)/Vwn ・・・(9)
〔区間B〕 15秒
〔区間C〕 {(Vd×Lset)−(区間Bの注湯量)}/Vwn 区間Bの注湯量は、15〔秒〕とVsより求める。
〔区間D〕 この段階ではS330より終了を想定し、40〔秒〕
更新情報表示〔II〕について、水位表示は、既述のVall/Vplをベースに、%表示もしくは帯グラフ表示とすればよい。
更新情報表示〔III〕について、水位表示は、%表示または帯グラフ表示としても、そのベースをたとえば、(Vall+Vrem)/Vplとする。また、浴槽湯温は、(Vall×Tput+Vrem×Trem)/(Vall+Vrem)で求め、注湯温度Tput=設定温度(Tset)またはS326にて補正した温度(Tset+α)であり、残時間は下記区間時間の合計である。
〔区間C〕 ((Vpl)−(Vall+Vrem))/Vwn
〔区間D〕 S303にて残湯なしと判断、もしくはS326で補正を行なった場合、S330より終了を想定した一定時間としてたとえば、40〔秒〕である。
残湯ありでは、S326で補正なしの場合、{Vrem×(設定温度−Trem)}×Tpwとなる。
更新情報表示〔IV〕については、水位表示は、100〔%〕もしくは100〔%〕に相当する帯グラフの表示とすればよい。設定温度は予め設定された温度Tsetであり、浴槽湯温は温度センサー40−7の検出温度であり、残時間は、{Vpl×(Tset−浴槽温度センサー値)}×Tpwnとすればよい。
更新情報表示〔V〕については、水位表示は、100〔%〕もしくは100〔%〕に相当する帯グラフの表示とすればよい。設定温度は、予め設定された温度Tsetであり、浴槽湯温は、温度センサー40−7の検出温度であり、残時間は、所定時間としてたとえば、40〔秒〕からカウントダウンした値である。
図12は、各段階の風呂情報表示の一例を示している。図12のAは、S305の最初の情報表示を示している。この場合、温度情報は除かれている。この場合、導水表示16−12により注湯中であることを示し、浴槽水位は設定水位に対し0〔%〕を示している。また、沸き上がりまでの時間が20〔分〕であることを示している。
図12のBは、更新情報表示〔I〕を示している。図12のAの情報表示に対し、導水表示16−12により注湯中であり、浴槽水位が40〔%〕まで増加し、沸き上がりまでの時間が15〔分〕であり、浴槽水温度が40〔℃〕であることを示している。
図12のCは、更新情報表示〔IV〕を示している。導水表示16−11、16−12により追焚き中であり、浴槽水位が100〔%〕まで増加し、沸き上がりまでの時間が2〔分〕であり、浴槽水温度が39〔℃〕であることを示している。
図12のDは、更新情報表示〔V〕を示している。導水表示16−11、16−12により追焚き循環が実行されていることを示している。この場合、浴槽水位が100〔%〕であり、沸き上がりまでの時間が1〔分〕であり、浴槽水温度が設定温度と同様に40〔℃〕に到達したことを示している。
図13は、追焚運転の処理手順を示している。この処理手順では、追焚きスイッチであるスイッチ66−110がONかを判断する(S401)。スイッチ66−110がONであれば(S401のYES)、リモコン装置52−1、52−2にて追焚運転が指示される。なお、追焚運転の処理中、追焚きスイッチであるスイッチ66−110がOFFされると、追焚運転が中断し、終了する。追焚運転を開始されると、水位センサー40−6により残り湯Vremを算出してメモリ部60−1に記憶し(S402)、最初の情報表示を行う(S403)。この場合、浴槽6の水位情報表示のみを行う。
二方弁28−11を開放し、循環ポンプ42を駆動し(S404)、水流センサー40−5により浴槽水BWの循環があるかを確認し(S405)、その確認ができれば(S405のYES)、追焚燃焼を開始する(S406)。循環ポンプ42の駆動開始後、所定時間としてたとえば、1〔分〕の経過後、残湯温度Tremを計測して記憶し(S407)、浴槽水位とともに現状の残湯温度、残り追焚時間の表示を行う(S408)。ここで、残り追焚時間は、たとえば、次式を用いて求めればよい。
残り追焚時間=(Vrem×(設定温度−Trem))/Tpw ・・・(10)
追焚中は、温度センサー40−7の検出温度などから直近の追焚能力Tpwnを算出し、温度、残時間等の浴槽情報を更新およびその表示を行い(S409)、循環温度≧設定温度であるかを判定する(S410)。つまり、設定温度になるまで追焚燃焼を継続する。
循環温度≧設定温度となれば(S410のYES)、追焚燃焼時間、上昇温度、浴槽水量よりTpwの補正・更新を行い(S411)、燃焼加熱の終了とともに循環ポンプ42を停止し(S412)、この追焚き運転を終了する。
S403における風呂情報の表示ではたとえば、水位にはVrem/Vplをベースに%もしくは帯グラフ、設定温度には予め設定された温度Tset、浴槽湯温には測定中表示(“−−−” など)、残時間には測定中表示(“−−−” など)を表示すればよい。
S408における風呂情報の表示ではたとえば、水位にはVrem/Vplをベースに%もしくは帯グラフ、設定温度には予め設定された温度Tset、浴槽湯温にはTrem、残時間には{Vrem×(Tset−Trem)}×Tpwから求めた値を表示すればよい。
また、S409における風呂情報の表示ではたとえば、水位にはVrem/Vplをベースに%もしくは帯グラフ、設定温度には予め設定された温度Tset、浴槽湯温には浴槽温度の検出値、残時間には{Vrem×(Tset−温度センサー40−7の検出値)}×Tpwnから求めた値を表示すればよい。
図14は、追焚き運転における各段階の風呂情報表示の一例を示している。図14のAは、S403の最初の情報表示を示している。この場合、温度情報、沸き上がり時間は除かれている。この場合、導水表示16−11、16−12により循環中であることを示し、浴槽水位は設定水位に対し100〔%〕の水位であることを示し、設定温度が40〔℃〕であることを示している。
図14のBは、S408の更新情報表示を示している。図14のAの情報表示に対し、導水表示16−11、16−12により循環中であること、現在の浴槽水温度が34〔℃〕であり、沸き上がり時間が10〔分〕後であることを予告表示している。
<実施例の効果>
上記実施例によれば、次の効果が得られる。
(1) 自動注湯運転中や追いだき運転中の温度情報、水位情報、沸き上がりまでの時間などの動的情報をたとえば、リモコン装置52−1、52−2の風呂情報表示から即座に知ることができるなど、利便性の高い風呂情報表示が得られる。
(2) 直近の動作情報により情報表示を行うため、浴槽への注湯以外に一般給湯など他の動作が発生した場合でも対応した動的な情報を表示できるとともに、現在の状態を表す正確な情報表示が得られ、ユーザは現在の状況をその情報から的確に認識することができる。
(3) 風呂情報表示は入浴前、入浴中または入浴後に関係なく、動的に表示されるので、入浴の安全性や利便性を高めることができる。
(4) 入浴中には浴槽水の温度が表示されるので、温度設定の変更、必要に応じて追焚きなどの契機とすることができ、快適な入浴情報を得ることができる。
(5) 動的な情報表示を確認でき、快適な入浴を実現できる。
〔他の実施の形態〕
a)上記実施の形態では、風呂情報表示装置2についてリモコン装置52−1を例示したが、リモコン装置52−2でもよく、また、双方であってもよい。
b)風呂情報表示装置2は、図15のAに示すように、熱源機4の熱源機制御部5を含んで構成されてよい。
c)風呂情報表示装置2は、図15のBに示すように、リモコン装置52−1またはリモコン装置52−2と情報処理端末の一例であるスマートフォン74やインターネット回線を介してたとえば、無線により接続し、スマートフォン74に風呂情報を表示させてよい。
d)風呂情報表示装置2は、給湯器制御部46−1と情報処理端末の一例であるスマートフォン74やインターネット回線を介してたとえば、無線により接続し、スマートフォン74に風呂情報を表示させてよい。
以上説明したように、風呂情報表示装置、風呂情報表示プログラム、熱源機およびリモコン装置の最も好ましい実施の形態等について説明した。本発明は、上記記載に限定されるものではない。特許請求の範囲に記載され、または発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能である。斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
従来の風呂情報の表示が主として結果的表示であるのに対し、この風呂情報表示では、入浴中または入浴後に関係なく、刻々と変化する風呂情報の状態表示であり、風呂の沸き上がりの予測時間などの予想情報を動的に表示することができる。
2 風呂情報表示装置
4 熱源機
5 熱源機制御部
6 浴槽
8 制御手段
10 情報表示手段
12 表示パネル部
14 画面表示部
16−1 ガイド表示
16−2 形態表示
16−3、16−4 段階表示
16−5 領域表示
16−6、16−7、16−8、16−9、16−10 数値表示
16−11、16−12 導水表示
16−13 状態表示
16−14 単位表示
16−15 燃焼表示
16−151 給湯燃焼表示
16−152 風呂燃焼表示
20 風呂給湯器
22 燃焼室
24−1 第1のバーナー
24−2 第2のバーナー
26 燃料供給管
28−0 元電磁弁
28−1 ガス比例弁
28−2、28−3、28−4、28−5 燃料制御弁
28−6 水制御弁
28−7 バイパス制御弁
28−8 注湯電磁弁
28−9、28−10 逆止弁
28−11 二方弁
30−1、30−2、30−3、30−4 分岐管
32 給気ファン
34−1、34−2 排気筒
36−1 第1の熱交換器
36−2 第2の熱交換器
36−3 第3の熱交換器
38−1 給水路
38−2 給湯路
38−3 バイパス路
38−4 注湯路
38−5 循環路
38−51 往き管
38−52 戻り管
39 循環口
40−1 温度センサー
40−2 給水量センサー
40−3 温度センサー
40−4 注湯量センサー
40−5 水流センサー
40−6 水位センサー
40−7 温度センサー
42 循環ポンプ
44 電装基板
46−1 給湯器制御部
50 通信ケーブル
52−1、52−2 リモコン装置
54−1、54−2 表示器
56 制御系統
58−1、58−2、58−3 プロセッサ
60−1、60−2、60−3 メモリ部
62−1、62−2、62−3 システム通信部
64−1、64−2、64−3 入出力部(I/O)
66−1、66−2、66−101〜66−111 スイッチ
68−1、68−2、68−101〜66−107 インジケーター
70−1、70−2 スピーカー
72 前面パネル部

Claims (7)

  1. 浴槽に注湯しまたは浴槽水を追焚きする機能を含む熱源機に備えられまたは接続されて風呂情報を表示する風呂情報表示装置であって、
    前記熱源機の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段と、
    前記制御手段の出力情報を表示する情報表示手段と、
    を備えることを特徴とする風呂情報表示装置。
  2. 前記出力情報は、浴槽温度、浴槽水位、浴槽水量、前記浴槽への注湯を表す注湯情報のいずれかまたは2以上であることを特徴とする請求項1に記載の風呂情報表示装置。
  3. 前記浴槽水位は、前記浴槽の底部から設定水位までの所定水位幅を単位とする段階情報であることを特徴とする請求項2に記載の風呂情報表示装置。
  4. 前記情報表示手段は、浴槽水位、注湯中水位、下限および上限水位を含む段階表示、前記浴槽の形態表示、温度または時間を含む数値表示、注湯中または追焚き循環中を表す導水表示のいずれかまたは2以上を含むことを特徴とする請求項2に記載の風呂情報表示装置。
  5. 熱源機または該熱源機に接続されるリモコン装置に搭載されたコンピュータで実行されるための風呂情報表示プログラムであって、
    前記熱源機の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する機能と、
    出力される前記2以上の情報を表示器に表示させる表示制御機能と、
    を前記コンピュータに行わせるための風呂情報表示プログラム。
  6. 浴槽に注湯しまたは浴槽水を追焚きする機能を含む熱源機であって、
    動作中の動作情報から得られる現在情報、この現在情報と設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段を備え、該制御手段から前記情報をリモコン装置に出力することを特徴とする熱源機。
  7. 熱源機に接続されるリモコン装置であって、
    前記熱源機から提供される動作情報から得られる現在情報、この現在情報と前記設定値情報とを比較して前記現在情報の前記設定値情報に対する到達度合いを表す到達度情報、到達までの時間情報のいずれかまたは2以上を出力する制御手段と、
    前記制御手段から前記情報を受け、該情報を表示する情報表示手段と、
    を備えることを特徴とするリモコン装置。
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