JP2016203183A - 形状矯正装置および形状矯正方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる形状矯正装置および形状矯正方法を提供する。
【解決手段】距離センサ2は、ワークWの形状を検出する。アクチュエータ3は、ワークWの矯正箇所に荷重を与える。制御部5は、検出されたワークWの形状に基づいて、所望のワーク形状に矯正するために、アクチュエータ3を制御する。制御部5は、所望のワーク形状と、距離センサ2により検出されたワークWの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出し、ワークWのスプリングバックによる戻り量を考慮して、目標変位量よりも大きい所定の変位量をワークWに対して与えるように、アクチュエータ3を制御する。さらに、アクチュエータ3による荷重を供与している状態で、ワークWの矯正箇所での荷重の変動又は位置の変動に応じて、アクチュエータ3の制御を補正する。
【選択図】図1

Description

本発明は形状矯正装置および形状矯正方法に関し、特に、加圧等によりワークを変形させてワークの形状を矯正する形状矯正装置およびその方法に関する。
ワークの形状を矯正するために、アクチュエータなどの荷重供与手段によりワークの矯正箇所に荷重を与えて、矯正箇所においてワークを変位させる形状矯正装置が知られている。特許文献1には、所望のワークの形状に対する矯正前のワークの形状の差を求め、この差に基づいてワークの矯正箇所とその矯正箇所の変位量とを決める形状矯正装置が記載されている。
特開平6−007848号公報
荷重供与手段によるワークへの荷重の供与を終了した後に、ワークの弾性により変位量の一部が元に戻る、いわゆるスプリングバックが起きる。しかしながら、特許文献1に記載の形状矯正装置では、このスプリングバックについて考慮されていないので、矯正後のワークの形状が所望の形状にならないおそれがある。
本発明は、以上の背景を鑑みなされたものであり、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる形状矯正装置および形状矯正方法を提供することを目的とする。
本発明は、形状矯正装置であって、ワークの形状を検出する形状検出部と、前記ワークの形状を矯正するために前記ワークの矯正箇所に荷重を与える荷重供与部と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状に基づいて、所望のワーク形状に矯正するために、前記荷重供与部を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記所望のワーク形状と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出し、前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記荷重供与部を制御し、所定の変位量だけ変位する前記荷重供与部を制御する位置制御モードにより制御する場合、当該位置制御モードの実行中に前記矯正箇所での荷重の変動に応じて前記所定の変位量を補正するものである。
これによれば、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる。
本発明は、形状矯正装置であって、ワークの形状を検出する形状検出部と、前記ワークの形状を矯正するために前記ワークの矯正箇所に荷重を与える荷重供与部と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状に基づいて、所望のワーク形状に矯正するために、前記荷重供与部を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記所望のワーク形状と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出し、前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記荷重供与部を制御し、前記矯正箇所が受けている荷重が所定の荷重になるまで動作するよう前記荷重供与部を制御する荷重制御モードにより制御する場合、当該荷重制御モードの実行中に前記矯正箇所での位置の変位の変動に応じて前記所定の荷重を補正するものである。
これによれば、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる。
本発明は、形状矯正方法であって、所望のワーク形状と、検出されたワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出するステップと、前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記ワークに対して荷重を与えるステップと、を有し、所定の変位量だけ変位する前記荷重供与部を制御する位置制御モードにより制御する場合、当該位置制御モードの実行中に前記矯正箇所での荷重の変動に応じて前記所定の変位量を補正するものである。
これによれば、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる。
本発明は、形状矯正方法であって、所望のワーク形状と、検出されたワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出するステップと、前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記ワークに対して荷重を与えるステップと、を有し、前記矯正箇所が受けている荷重が所定の荷重になるまで動作するよう前記荷重供与部を制御する荷重制御モードにより制御する場合、当該荷重制御モードの実行中に前記矯正箇所での位置の変位の変動に応じて前記所定の荷重を補正するものである。
これによれば、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる。
本発明によれば、矯正後のワークの形状を所望の形状にすることができる。
本実施の形態にかかる形状矯正装置の概略構成を示す図である。 本実施の形態にかかる制御部のシステム構成を示すブロック図である。 本実施の形態にかかる、ワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部の位置の、時間に対する変化を示す図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を位置制御モードにより制御する場合の、制御マップの一例を示す図である。 図4に示す制御マップを作成するために取得するデータの一例を示す図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を荷重制御モードにより制御する場合の、制御マップの一例を示す図である。 図6に示す制御マップを作成するために取得するデータの一例を示す図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を位置制御モードと荷重制御モードとを組み合わせた制御制御モードにより制御する場合の、制御パターンの一例を示す図である。 図8に示す制御パターンに対応する制御マップを示す図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を位置制御モードにより制御する場合に、規定の変位量を補正する補正制御について説明する図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を荷重制御モードにより制御する場合に、所定の荷重を補正する補正制御について説明する図である。 本実施の形態にかかる、ワークの形状を矯正する処理フローの一例を示すフローチャートである。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を、第一の位置制御モード、第二の位置制御モード及び第三の位置制御モードを組み合わせた制御モードにより制御する場合に、ワークの形状の矯正中に制御マップを更新するためのデータを取得する方法について説明する図である。 本実施の形態にかかる、アクチュエータの動作を位置制御モードにより制御する場合に、他の矯正箇所における荷重の変動の影響を考慮して所定の変位量を補正する補正制御について説明する図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、形状矯正装置100の概略構成を示す図である。図1に示されるように、形状矯正装置100は、複数の温度センサ2と、複数の距離センサ1と、複数のアクチュエータ3と、制御部5と、を備えている。
距離センサ1は、ワークWのそれぞれの矯正箇所に対向して配置されている。距離センサ1は、加圧方向における矯正箇所(すなわち、矯正箇所)までの距離を測定する。距離センサ1は、形状検出部として矯正前のワークWの形状を検出することができる。つまり、複数の距離センサ1が、矯正前のワークWの各矯正箇所までの距離をそれぞれ測定することでワークWの形状(外形)を割り出すことができる。距離センサ1として、例えば、レーザ変位計を用いることができる。
温度センサ2は、それぞれの矯正箇所付近のワークWの表面に接触させて、または、ワークWのそれぞれの矯正箇所の近傍に配置する。温度センサ2として、例えば、接触式の熱電対や測温抵抗体、非接触式の放射温度計やサーモカメラを用いることができる。
荷重供与部としてのアクチュエータ3は、矯正対象であるワークW上の複数の矯正箇所にそれぞれ対向して配置される。アクチュエータ3は、取り付けされた加圧治具の先端である加圧部3bでワークWの矯正箇所を加圧(押し込み)してワークWを矯正する。ここで、アクチュエータ3は、ワークWの矯正箇所に対して点接触して加圧するものに限らず、ワークWの矯正箇所に対して面接触して加圧するものであってもよい。
アクチュエータ3には、ワークWに及ぼされる荷重及び荷重の変動を検出する荷重センサ4が設けられている。アクチュエータ3として、例えば、サーボモータにより駆動される電動アクチュエータや、気圧や油圧により駆動されるシリンダを用いることができる。
なお、ワークWとしては、特にその素材は限定されないが、好適な実施形態では、金属材料により構成される。そして、このワークWは、アクチュエータ3により加圧によって、基本的に塑性変形するが、いくらか弾性変形も生じる。このような弾性変形によって、アクチュエータによる加圧を解除したときに、いわゆるスプリングバックが生じる。ワークWの形状としては円柱状であっても複雑な形状であってもよい。
図2は、制御部5のシステム構成を示すブロック図である。図2に示されるように、制御部5は、目標変位量算出部5aと、制御マップ作成部5bと、設定部5cと、補正部5dと、を有している。
目標変位量算出部5aは、距離センサ1が検出したワークWの形状に関する情報と、予め記憶されたワークWの所望の形状に関する情報と、に基づいて、それぞれの矯正箇所における目標変位量Xn(n=1、2、・・)を算出する。目標変位量Xn(n=1、2、・・)は、予め記憶されたワークWの所望の形状と、距離センサ1が検出したワークWの形状の差に相当する。それぞれの矯正箇所における矯正後の変位量である矯正変位量Vn(n=1、2、・・)が目標変位量Xn(n=1、2、・・)に一致すれば、矯正後のワークWの形状を所望の形状にすることができる。なお、nは矯正箇所の個数である。
制御マップ作成部5bは、算出した目標変位量からアクチュエータ3の動作を制御する制御モードと、その制御モードを変更可能なパラメータとを設定するための制御マップを自動で作成する。設定部5cは、算出した目標変位量と制御マップとに基づいてアクチュエータ3の動作を制御する制御モードとその制御モードの変更可能なパラメータとを設定し、この設定によりアクチュエータ3の動作を制御する。補正部5dは、アクチュエータ3の動作を制御中に、上述した、制御モードを変更可能なパラメータの補正を行う。
次に、スプリングバックによるワークWの変位量の戻りについて以下で説明する。
図3は、ワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置の、時間に対する変化を示す図である。図3において、横軸は時間、縦軸はワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置を示す。なお、ワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置は、いずれも加圧方向における位置を表す。また、アクチュエータ3による加圧を開始する直前の、ワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置をゼロとする。
図3に示されるように、矯正後のワークWの変位量(矯正変位量V)は、アクチュエータ3がワークWの加圧を開始したときから加圧を終了するときまでの、アクチュエータ3の変位量(アクチュエータ3の送り量)Sよりも小さい(V<S)。これは、アクチュエータ3がワークWの加圧を終了した後に、ワークWの弾性によりワークWの変位量の一部が元に戻る、いわゆるスプリングバックが起きるためである。このため、アクチュエータ3の送り量Sを目標変位量Xに合わせると、スプリングバックの影響により、矯正後のワークWの変位量である矯正変位量Vと目標変位量Xとは一致しない。スプリングバックによる、ワークWの変位量の戻り(戻り変位量)の大きさは、ワークWの材質、形状や温度等の環境条件に依存する。
矯正変位量Vを目標変位量Xに合わせるためには、上述したスプリングバックによる戻り変位量を考慮して、アクチュエータ3の動作を制御する制御モードおよびその制御モードの変更可能なパラメータを設定する必要がある。アクチュエータ3の動作を制御する制御モードとして、例えば、位置制御モードや荷重制御モードがある。位置制御モードでは、アクチュエータ3の変位量(アクチュエータ3の送り量)が所定の変位量になるまでアクチュエータ3を動作させる。位置制御モードにおいて、制御モードの変更可能なパラメータは所定の変位量である。
これに対し、荷重制御モードでは、荷重センサ4によって検出される荷重(ワークWに及ぼされる荷重)が所定の荷重になるまでアクチュエータ3を動作させる。つまり、ワークWの矯正箇所において受ける荷重が所定の荷重になったときにアクチュエータ3を停止する。荷重制御モードにおいて、制御モードの変更可能なパラメータは所定の荷重である。
図4は、アクチュエータ3の動作を位置制御モードにより制御する場合の、制御マップの一例を示す図である。図4において、横軸は目標変位量、縦軸は所定の変位量を示す。図4に示されるように、この制御マップから、目標変位量に対応する所定の変位量を割り出すことができる。例えば、目標変位量Xaに対応する所定の変位量はSa、目標変位量Xbに対応する所定の変位量はSb、目標変位量Xcに対応する所定の変位量はScである。
制御マップを作成するためには、所定の変位量Sを変更したときの、それら所定の変位量Sに対応する矯正後のワークWの変位量である矯正変位量Vについて、データ取得を行う必要がある。図5は、図4に示す制御マップを作成するために取得するデータの一例を示す図である。図5において、横軸は時間、縦軸はワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置を示す。図5に示されるように、所定の変位量をSa、Sb、Sc・・と変更し、これら所定の変位量に対応する矯正変位量(Va、Vb、Vc・・)をそれぞれ取得する。なお、矯正変位量は、アクチュエータ3で加圧する前に距離センサ1が検出した値と矯正終了後に距離センサ1が検出した値との差により算出できる。
図6は、アクチュエータ3の動作を荷重制御モードにより制御する場合の、制御マップの一例を示す図である。図6において、横軸は目標変位量、縦軸は所定の荷重を示す。図6に示されるように、この制御マップから、目標変位量に対応する所定の荷重を割り出すことができる。例えば、目標変位量Xaに対応する所定の荷重はFa、目標変位量Xbに対応する所定の荷重はFb、目標変位量Xcに対応する所定の荷重はFcである。
制御マップを作成するためには、所定の荷重Fを変更したときの、それら所定の荷重Fに対応する矯正後のワークWの変位量である矯正変位量Vについて、データ取得を行う必要がある。図7は、図6に示す制御マップを作成するために取得するデータの一例を示す図である。図7において、横軸は時間、縦軸はワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置を示す。図7に示されるように、所定の荷重をFa、Fb、Fc・・と変更し、これらの所定の荷重に対応する矯正変位量(Va、Vb、Vc・・)をそれぞれ算出する。なお、矯正変位量は、アクチュエータ3で加圧する前に距離センサ1が検出した値と矯正終了後に距離センサ1が検出した値との差により算出できる。
上述した、アクチュエータ3の動作を制御する制御モードとして、位置制御モードと荷重制御モードとを組み合わせた制御モードを設定してもよい。図8は、アクチュエータ3の動作を位置制御モードと荷重制御モードとを組み合わせた制御制御モードにより制御する場合の、制御パターンの一例を示す図である。図8において、横軸は時間、縦軸はアクチュエータ3の加圧部3bの位置を示す。図8に示されるように、この制御パターンの例では、まず位置制御モード(第一の位置制御モード)を実行し、続いて荷重制御モードを実行し、再び位置制御モード(第二の位置制御モード)を実行する。
図9は、図8に示す制御パターンに対応する制御マップを示す図である。図9において、横軸は目標変位量を示す。図9に示されるように、例えば、横軸上の点Paが目標変位量Xを示す。横軸上の点Paから横軸に対し垂直に伸びる直線L3と実線L1との交点を点Pbとすると、点Paと点Pbとの垂直距離SAで第一の位置制御モードの所定の変位量を表す。直線L3と破線L2との交点を点Pcとすると、点Pbと点Pcとの垂直距離SAで第二の位置制御モードの所定の変位量を表す。また、円R1の大きさFAで荷重制御モードの所定の荷重を表す。つまり、この制御マップから、目標変位量Xのときの、第一の位置制御モードの所定の変位量SA、荷重制御モードの所定の荷重FA、第二の位置制御モードの所定の変位量SB、をそれぞれ割り出すことができる。なお、スプリングバックによるワークWの変位量の戻り(戻り変位量)はワークWの温度に依存するので、ワークWの温度条件を加味した制御マップを作成してもよい。例えば、図9に示す制御マップでは、温度条件T1と温度条件T2との2つの温度条件を使い分けできる。
ここで、ワークWの矯正中に、制御モードの変更可能なパラメータを補正する補正制御について以下で説明する。
アクチュエータ3の動作の制御は、ワークの矯正を開始する前に作成した制御マップに基づいて制御モード及び制御モードの変更可能なパラメータを設定し、この設定に基づいて行われる、いわゆるフィードフォワード制御(FF制御)である。しかしながら、ワークWの矯正状況により、制御モードの変更可能なパラメータの最適設定は変わる。ワークWの矯正中に制御モードの変更可能なパラメータをリアルタイムで補正する、いわゆるフィードバック制御(FB制御)を行うことで、ワークWの矯正精度をさらに高めることができる。
図10は、アクチュエータ3の動作を位置制御モードにより制御する場合に、規定の変位量を補正する補正制御について説明する図である。図10に示されるように、位置制御モードの実行中に、所定の変位量を、荷重センサ4によって検出される荷重の変動(例えば、単位時間当たりの荷重の変化量)に応じたフィードバック制御により補正する。
具体的には、位置制御モードの制御マップを作成した際に取得した荷重の変動に対し、位置制御モードの実行中の荷重の変動が小さい場合には、スプリングバックによる戻り変位量は制御マップを作成した際の戻り変位量よりも小さくなる。この場合、所定の変位量を減らす補正を行う。一方、制御マップを作成した際に取得した荷重の変動に対し、位置制御モードの実行中の荷重の変動が大きい場合には、スプリングバックによる戻り変位量は制御マップを作成した際の戻り変位量よりも大きくなる。この場合、所定の変位量を増やす補正を行う。なお、検出した荷重の変動に対し所定の変位量をどれだけ増減するかについては、予め行った予備試験の結果などに基づいて適宜決める。
図11は、アクチュエータ3の動作を荷重制御モードにより制御する場合に、所定の荷重を補正する補正制御について説明する図である。図11に示されるように、荷重制御モードを実行中に、制御モードの変更可能なパラメータである所定の荷重を、ワークWの変位量の変動(例えば、単位時間当たりのワークWの変位量)に応じたフィードバック制御により補正する。
具体的には、荷重制御モードの制御マップを作成した際に取得したワークWの変位量の変動が、荷重制御モードの実行中のワークWの変位量の変動に対して大きい場合には、スプリングバックによる戻り変位量は制御マップを作成した際の戻り変位量よりも小さくなる。この場合、設定した所定の荷重を減らす補正を行う。一方、荷重制御モードの制御マップを作成した際に取得したワークWの変位量の変動が、荷重制御モードの実行中のワークWの変位量の変動に対して小さい場合には、スプリングバックによる戻り変位量は制御マップを作成した際の戻り変位量よりも大きくなる。この場合、設定した所定の荷重を増やす補正を行う。なお、検出したワークWの変位量の変動に対して設定した所定の荷重をどれだけ増減するかについては、予め行った予備試験の結果などに基づいて適宜決める。
以上で説明したように、フィードフォワード制御に加え、フィードバック制御を行うことにより、ワークWの形状を精度良く矯正することができる。
次に、ワークWの形状を矯正する処理フローについて説明する。
図12は、ワークWの形状を矯正する処理フローの一例を示すフローチャートである。図12に示されるように、まず、温度センサ2により、ワークWの矯正箇所または矯正箇所付近の温度を検出する(ステップS11)。続いて、距離センサ1によりワークWの形状を検出する(ステップS12)。ステップS12で検出されたワークWの形状データと、形状矯正装置100内の記憶媒体などに予め保持された所望の形状データと、を比較して矯正箇所、すなわち矯正箇所における目標変位量を算出する(ステップS13)。
ステップS13に続き、目標変位量及び検出温度のデータと、予め作成した制御マップと、に基づいてアクチュエータ3の制御モード及びその制御モードの変更可能なパラメータを設定し、アクチュエータ3の動作を開始する(ステップS14)。なお、アクチュエータ3の動作は、設定した制御モード及びその制御モードの設定可能なパラメータにより制御される。
ステップS14に続いて、制御モードの変更可能なパラメータを補正する補正制御を開始する(ステップS15)。制御モードにおいて位置制御モードを実行中である場合、ワークWの矯正箇所が受ける荷重の変動を監視し、この荷重の変動に応じて制御モードの変更可能なパラメータである所定の変位量を補正する。制御モードにおいて荷重制御モードを実行中である場合、ワークWの変位量の変動を監視し、このワークWの変位量の変動に応じて制御モードの変更可能なパラメータである所定の荷重を補正する。続いて、アクチュエータ3の動作が完了したか否かを判断し(ステップS16)、アクチュエータ3の動作が完了したときは、ワークWの矯正を終了する。なお、アクチュエータの動作が完了したときとは、例えば、制御モードとして位置制御モードが設定されている場合は、アクチュエータ3の送り量が所定の変位量に一致したときである。また、制御モードとして荷重制御モードが設定されている場合は、アクチュエータの動作が完了したときとは、荷重センサ4によって検出される荷重が所定の荷重に一致したとき、である。
[変形例1]
本実施の形態では、制御マップの作成をワークWの形状の矯正前に行うが、作成した制御マップをワークWの形状の矯正中に更新してもよい。図13は、アクチュエータ3の動作を、第一の位置制御モード、第二の位置制御モード及び第三の位置制御モードを組み合わせた制御モードにより制御する場合に、ワークWの形状の矯正中に制御マップを更新するためのデータを取得する方法について説明する図である。図13において、横軸は時間、縦軸はワークWの矯正箇所の位置及びアクチュエータ3の加圧部3bの位置を示す。図13に示すように、第一の位置制御モードが終わった後、一旦、アクチュエータ3の加圧部3bの位置をゼロに戻してから第二の位置制御モードを開始する。第二の位置制御モードが終わった後、第三の位置制御モードが終わった後も同様に、一旦、アクチュエータ3の加圧部3bの位置をゼロに戻す。
第一の位置制御モードが終わった後に、所定の変位量Saとアクチュエータ3をゼロに戻した後のワークWの変位量Taが得られる。同様に、第二の位置制御モードが終わった後に、所定の変位量Sbとアクチュエータ3をゼロに戻した後のワークWの変位量Tbが、第三の位置制御モードが終わった後に、所定の変位量Scとアクチュエータ3をゼロに戻した後のワークWの変位量Tcが、それぞれ得られる。これら得られたデータを基に、制御マップを更新する。これにより、制御マップの精度を向上できる。
[変形例2]
アクチュエータ3の動作を位置制御モードにより行う場合に、ある矯正箇所でのスプリングバックによる戻り変位量に対し、他の矯正箇所での荷重の変動が影響を及ぼす場合がある。本実施の形態では、アクチュエータ3の動作を位置制御モードにより行う場合に、所定の変位量を補正する補正制御は、各矯正箇所で独立して行うが、他の矯正箇所における荷重の変動の影響を考慮してもよい。図14は、アクチュエータ3の動作を位置制御モードにより制御する場合に、他の矯正箇所における荷重の変動の影響を考慮して所定の変位量を補正する補正制御について説明する図である。図14に示されるように、矯正箇所kに対応するアクチュエータ3の補正制御において、矯正箇所kの荷重の変動に加え、矯正箇所k+1の荷重の変動もフィードバックして所定の変位量を補正する。また、矯正箇所k+1に対応するアクチュエータ3の補正制御において、矯正箇所k+1の荷重の変動に加え、矯正箇所kの荷重の変動もフィードバックして所定の変位量を補正する。これにより、ワークWの矯正精度をさらに高めることができる。なお、ある矯正箇所において、他の矯正箇所における荷重の変動の影響を考慮するか、しないかを、ユーザーが設定できるようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、種々の変更可能点について適宜変更することが可能である。
制御マップは、ワークWを形状矯正装置100にセットした後に自動で作成してもよいし、予め作成したものをワークWの矯正前に読み込みしてもよい。
アクチュエータ3がワークWの矯正箇所を加圧(押し込み)してワークWの形状を矯正するが、これに限るものではない。例えば、アクチュエータ3がワークWの矯正箇所に引っ張り力を与えてワークWの形状を矯正してもよい。
ワークWの形状を検出するための形状検出手段として複数の距離センサ1を用いるが、これに限るものではない。形状検出手段としてカメラなどの撮像手段を用い、ワークWの撮像画像からワークWの形状を検出してもよい。
本実施の形態では制御マップに基づいて制御モードの変更可能なパラメータを設定するが、これに限るものではない。例えば、制御モードにおいて位置制御モードを設定する場合に、目標変位量と所定の変位量との関係を表す関数式を作成し、この関係式に基づいて制御パラメータである所定の変位量を設定してもよい。
1 距離センサ
2 温度センサ
3 アクチュエータ
4 荷重センサ
5 制御部
5a 目標変位量算出部
5b 制御マップ作成部
5c 設定部
5d 補正部
100 形状矯正装置
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークの形状を検出する形状検出部と、
    前記ワークの形状を矯正するために前記ワークの矯正箇所に荷重を与える荷重供与部と、
    前記形状検出部により検出された前記ワークの形状に基づいて、所望のワーク形状に矯正するために、前記荷重供与部を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記所望のワーク形状と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出し、
    前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記荷重供与部を制御し、
    所定の変位量だけ変位する前記荷重供与部を制御する位置制御モードにより制御する場合、当該位置制御モードの実行中に前記矯正箇所での荷重の変動に応じて前記所定の変位量を補正する形状矯正装置。
  2. ワークの形状を検出する形状検出部と、
    前記ワークの形状を矯正するために前記ワークの矯正箇所に荷重を与える荷重供与部と、
    前記形状検出部により検出された前記ワークの形状に基づいて、所望のワーク形状に矯正するために、前記荷重供与部を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、
    前記所望のワーク形状と、前記形状検出部により検出された前記ワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出し、
    前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記荷重供与部を制御し、
    前記矯正箇所が受けている荷重が所定の荷重になるまで動作するよう前記荷重供与部を制御する荷重制御モードにより制御する場合、当該荷重制御モードの実行中に前記矯正箇所での位置の変位の変動に応じて前記所定の荷重を補正する形状矯正装置。
  3. 所望のワーク形状と、検出されたワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出するステップと、
    前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記ワークに対して荷重を与えるステップと、を有し、
    所定の変位量だけ変位する前記荷重供与部を制御する位置制御モードにより制御する場合、当該位置制御モードの実行中に前記矯正箇所での荷重の変動に応じて前記所定の変位量を補正する形状矯正方法。
  4. 所望のワーク形状と、検出されたワークの形状との間の、矯正箇所における差の大きさに相当する目標変位量を算出するステップと、
    前記ワークのスプリングバックによる戻り量を考慮して、前記目標変位量よりも大きい所定の変位量を当該ワークに対して与えるように、前記ワークに対して荷重を与えるステップと、を有し、
    前記矯正箇所が受けている荷重が所定の荷重になるまで動作するよう前記荷重供与部を制御する荷重制御モードにより制御する場合、当該荷重制御モードの実行中に前記矯正箇所での位置の変位の変動に応じて前記所定の荷重を補正する形状矯正方法。
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