JP2016201446A - 車両用変圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、車両の屋根上に設置される部品の配置を最適化して、ブロアを用いることなく、走行風のみで効率よく冷却できる車両用変圧器を得る。【解決手段】車両用変圧器は、冷媒の循環路を構成する配管と、循環路の途中に配設されて、巻線とともに冷媒を収納する変圧器本体と、循環路の途中に配設されて、冷媒を循環路に循環させる油ポンプと、循環路の途中に分散して設置されて、空気との熱交換により冷媒を冷却する複数の冷却器と、を備え、変圧器本体、油ポンプおよび複数の冷却器は、車両の屋根上に設置され、複数の冷却器は、変圧器本体の車両の幅方向の両側に、変圧器本体に沿って車両の進行方向に配置され、油ポンプは、変圧器本体の車両の幅方向の両側に配置された複数の冷却器の車両の幅方向の内側に、かつ変圧器本体の車両の進行方向に配置されている。【選択図】図3

Description

この発明は、車両の屋根上に設置される車両用変圧器に関し、特に、車両の走行によって生じる走行風を利用して冷却媒体である絶縁油を冷却する車両用変圧器に関するものである。
車両に搭載される空調機、交換器、制御器、変圧器などの機器は、動作時に多くの発熱があり、冷却が必要となる。これらの機器の冷却方法としては、ブロアを用いた強制空冷方式と、車両の走行によって生じる走行風を利用した走行風自冷方式とに、大別される。
近年、省エネや低騒音といった利点から、走行風自冷方式が注目を集めている。
走行風自冷方式は、従来、車両の床下に設置された変圧器の冷却に採用されていた(例えば、特許文献1参照)。
車両の床下は、壁面である床下と線路面とに挟まれた、いわば閉領域となり、車両の走行時には、その領域内部に複雑な走行風の流れが生じる。特に、床下に大きな機器が設置された場合には、機器と線路面との狭い隙間に押し込まれた走行風は、機器の流れ方向後方では、線路面側に広がることができないので、床下側に急激に広がる。そこで、床下の機器間隔が狭くても、車両の側面からの走行風の流れ込みに加え、機器と線路面との間からの走行風の流れ込みがあるので、機器周辺に、比較的流速の速い冷却風が生成される。これにより、ブロアを用いることなく、床下に設置された機器を効率よく冷却することができる。
特許第4007256号公報
車両の床下には、車輪や制動機などがあり、空調機、交換器、制御器、変圧器などの機器の設置スペースが限られる。特に、欧州で普及している低床の車両では、床下の機器の設置スペースが狭く、空調機、交換器、制御器、変圧器などの機器を床下に設置できないので、それらの機器を屋根上に設置していた。
しかしながら、車両の屋根上は、床下と異なり、側面および上面が開放空間となるので、変圧器から見て車両の進行方向前方に設置されている他の機器で剥離された走行風が、変圧器の冷却器周辺に流れ込まず、走行風自冷方式では、十分な冷却性能が得られないという課題があった。そこで、車両の屋根上に設置された変圧器の冷却には、従来、ブロアを用いた強制空冷方式が採用されていた。
本出願人は、車両の屋根上に設置された変圧器を、ブロアを用いることなく、走行風のみで効率よく冷却するには、変圧器を構成する部品の配置を最適化して、冷却器による放熱性を高める必要があるとの観点から鋭意検討し、本発明を発明するに至った。
この発明は、上記課題を解決するためになされたもので、車両の屋根上に設置される部品の配置を最適化して、ブロアを用いることなく、走行風のみで効率よく冷却することができる車両用変圧器を得ることを目的とする。
この発明に係る車両用変圧器は、冷媒の循環路を構成する配管と、上記循環路の途中に配設されて、巻線とともに上記冷媒を収納する変圧器本体と、上記循環路の途中に配設されて、上記冷媒を上記循環路に循環させる油ポンプと、上記循環路の途中に分散して設置されて、空気との熱交換により上記冷媒を冷却する複数の冷却器と、を備えている。上記変圧器本体、上記油ポンプおよび上記複数の冷却器は、車両の屋根上に設置され、上記複数の冷却器は、上記変圧器本体の上記車両の幅方向の両側に、上記変圧器本体に沿って上記車両の進行方向に配置され、上記油ポンプは、上記変圧器本体の上記車両の幅方向の両側に配置された上記複数の冷却器の上記車両の幅方向の内側に、かつ上記変圧器本体の上記車両の進行方向に配置されている。
この発明によれば、複数の冷却器が、変圧器本体の車両の幅方向の両側に、変圧器本体に沿って車両の進行方向に配置され、油ポンプが、変圧器本体の車両の幅方向の両側に配置された複数の冷却器の車両の幅方向の内側に、かつ変圧器本体の車両の進行方向に配置されている。そこで、変圧器本体の車両の進行方向に配設されている周辺機器で剥離された走行風が、油ポンプに妨げられることなく、冷却器に導かれるので、冷媒の熱を冷却器により効果的に放熱でき、ブロアを用いることなく、走行風のみで十分な冷却性能が得られる。
この発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す上面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す側面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の設置状態を模式的に示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の冷却器を示す斜視図である。 車両の屋根上における周辺機器の進行方向後方における走行風の流れを説明する図である。 車両の屋根上における周辺機器の進行方向後方の風速を車両断面で示したコンター図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用変圧器を示す斜視図である。 この発明の実施の形態2に係る車両用変圧器に適用される冷却器を示す斜視図である。 図9のX−X矢視断面図である。 この発明の実施の形態4に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。 この発明の実施の形態5に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す上面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す側面図である。ここで、説明の便宜上、車両の長さ方向、すなわち進行方向をX方向、車両の車幅方向をY方向、車両の高さ方向をZ方向とする。つまり、車両は、+X方向と−X方向との双方向に進行可能であり、+Z方向が屋根側であり、−Z方向が床側である。
図1および図2において、変圧器10が、冷媒の循環路を構成する配管11と、配管11の管路途中に設置され、巻線9が収納されて、冷媒を内部に貯留する変圧器本体12と、配管11により構成される循環路に冷媒を循環させる油ポンプ13と、配管11の管路途中に設置されて、走行風との熱交換によって冷媒を冷却する冷却器14と、冷媒の熱膨張量を吸収するコンサベータ15と、を備え、車両1の屋根上2に設置されている。さらに、変換器、制御器、空調機などの周辺機器3が、屋根上2の、変圧器10の+X方向や−X方向に設置されている。
なお、変圧器本体12は、内部に巻線9を収納した、鋼鉄やアルミニウムなどの金属で作製された箱である。変圧器本体12の表面には、腐食防止の塗装がなされ、電線をつなぐブッシュなどが設けられている。また、冷媒には、一般に、絶縁油が用いられ、特に、車両用としては、難燃性の高いシリコーン油や、環境に優位なエステル油が用いられる。また、コンサベータ15の容量は、変圧器本体12内に注入される冷媒の、温度変化による膨張量を吸収できるように、設定されている。
つぎに、変圧器10の屋根上2の配置について図3から図7を参照しつつ説明する。図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の構成を示す上面図、図4はこの発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の設置状態を模式的に示す断面図、図5はこの発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の冷却器を示す斜視図、図6は車両の屋根上における周辺機器の進行方向後方における走行風の流れを説明する図、図7は車両の屋根上における周辺機器の進行方向後方の風速を車両断面で示したコンター図である。
変圧器本体12が、図3に示されるように、車両1の屋根上2に、Y方向の略中央に設置されている。また、油ポンプ13が変圧器本体12の−X方向に設置され、冷却器14が、変圧器本体12の+Y方向および−Y方向に、変圧器本体12を挟んで相対するように設置されている。また、コンサベータ15が変圧器本体12の+X方向に設置されている。さらに、配管11が、変圧器本体12の出口から−X方向に延びて油ポンプ13の吸入口に接続され、油ポンプ13の吐出口から出て+Y方向および−Y方向に分岐し、その後それぞれ+X方向に延びて冷却器14の入口に接続され、各冷却器14の出口から出て+X方向に延び、その後Y方向に延びてコンサベータ15に接続され、コンサベータ15から−X方向に延びて変圧器本体12の入口に接続されるように、布設されている。
ここで、補器配置領域16が、図3中、実線で示されるように、変圧器本体12のY方向幅で、変圧器本体12の+X方向および−X方向に延びるように設定される。そして、油ポンプ13およびコンサベータ15が、補器配置領域16に設置されている。
車両1には、図4に実線で示されるように、線路上を安全に走行できるように定められた車体断面(Y−Z断面)におけるY方向およびZ方向の制限値、すなわち車両限界17がある。車両限界17の屋根上2の空間は、トンネルなどの軌道構造物との関係から、上部側がY方向に絞られた上しぼみ形状となっている。そこで、変圧器10のみならず、周辺機器3も、車両限界17内に位置するように、設置されている。
冷却器14は、図5に示されるように、それぞれ、偏平な中空の直方体に作製され、長さ方向をX方向として、Y方向に離間して、互いに平行に、屋根上2に設置される入口ヘッダ18aおよび出口ヘッダ18bと、入口ヘッダ18aから出て、出口ヘッダ18bに入るように配設された冷却管群19と、を備える。冷却管群19は、それぞれ、Y−Z平面上に配設された、大きさの異なる4本のコ字状の冷却管20を、変圧器本体12に沿ってX方向に一定のピッチで12列に配列して構成されている。Y−Z平面上に配設された4本の冷却管20は、最も大きい最大冷却管20’と、最大冷却管20’の内側に配置される3本の小型冷却管20”と、により構成される。最大冷却管20’および小型冷却管20”は、それぞれ、入口ヘッダ18aから+Z方向に延びる第1直線部の長さが、出口ヘッダ18bから+Z方向に延びる第3直線部の長さより短くなっており、第1直線部と第3直線部を連結する第2直線部が水平面に対して傾斜している。そして、各列の最外殻に配置された最大冷却管20’の第2直線部は、車両限界17の上しぼみ形状に適合するように傾斜している。これにより、冷却器14を車両限界17に近づけて設置することができる。
ここで、冷却管20は、アルミニウムで断面円形の中空体に作製されており、変圧器10の軽量化が図られる。また、アルミニウムは良熱伝導性材料であるので、鋼鉄製の同容積の冷却管に比べて、放熱性能を向上させることができる。
つぎに、車両1の屋根上2に設置された周辺機器3の進行方向後方おける走行風の流れについて図6を参照しつつ説明する。車両1が進行すると、走行風は周辺機器3の+Z方向の表面を流れた後、一旦剥離される。剥離された走行風は、図6に矢印21で示されるように、徐々に屋根上2に近づき、最終的に屋根上2に付着する。一般的な乱流の場合、−X方向にある周辺機器3のZ方向の高さをhとすると、周辺機器3から再付着点までの距離xは、7h程度となる。そして、走行風が一旦剥離すると、再付着するまでの領域には、よどみ域22が形成される。このよどみ域22は、ほとんど流れが生じないので、冷却効果が低い。
このように構成された変圧器10では、交換効率は非常に高いが、投入電力が大きいので、巻線9での発熱量が多くなり、変圧器本体12内に貯留されている冷媒が暖められる。そこで、油ポンプ13を駆動することで、変圧器本体12内の暖められた冷媒が加圧されて配管11により構成される循環路に供給される。ついで、冷媒は、冷却器14の入口ヘッダ18aに流入し、各冷却管20に分配される。ついで、冷媒は、各冷却管20を流通する際に、走行風との間で熱交換し、熱が走行風に放熱される。そして、冷媒は冷やされ、出口ヘッダ18bに集められた後、コンサベータ15を介して変圧器本体12に戻される。これにより、変圧器本体12内の巻線9の温度上昇が抑制される。
また、冷媒の温度上昇による膨張量は、コンサベータ15内の貯液量を増やすことで、吸収される。そこで、冷媒の膨張に伴う変圧器本体12の損傷の発生が防止される。
また、温度上昇による冷媒の膨張量が設計最大値に達しない限り、コンサベータ15内の上部には、熱伝導率が小さい空気層ができるので、コンサベータ15に走行風を供給しても、ほとんど冷却効果は期待できない。そこで、コンサベータ15が、よどみ域22が発生する冷却効果の低い補器配置領域16内に設置されていても、問題はない。
また、コンサベータ15は補器配置領域16内に設置されているが、走行風を剥離させないために、設置位置が変圧器本体12に近づくほど、高さを低くする必要がある。そして、変圧器本体12の近くに設置する場合には、コンサベータ15の高さを変圧器本体12の高さより低くする必要がある。コンサベータ15は、冷媒の膨張量を吸収する機能を有するので、使用する冷媒量が多いほど、容積が大きくなる。そこで、コンサベータ15は、偏平な断面形状として、かつ変圧器本体12のY方向の幅を有効に利用して、高さの縮小と大容量化を図ることになる。
また、油ポンプ13は、構造上、外気までの熱抵抗が大きいので、表面からの放熱はあまり期待できない。そこで、油ポンプ13が、よどみ域22が発生する冷却効果の低い補器配置領域16内に設置されていても、問題はない。
また、油ポンプ13は補器配置領域16内に設置されているが、走行風を剥離させないために、設置位置が変圧器本体12に近づくほど、高さを低くする必要がある。そして、変圧器本体12の近くに設置する場合には、油ポンプ13の高さを変圧器本体12の高さより低くする必要がある。
つぎに、周辺機器3の進行方向後方における風速分布について図7を参照しつつ説明する。図7は車両の屋根上における周辺機器の進行方向後方の風速分布を車両断面(Y−Z平面)で示したコンター図であり、図7の(a)は剥離直後での風速分布を示し、図7の(b)は剥離後1mの位置での風速分布を示し、図7の(c)は剥離後2mの位置での風速分布を示し、図7の(d)は剥離後3mの位置での風速分布を示している。なお、図7中、風速分布を8段階で示しており、黒いほど風速が遅く、白いほど風速が速い。また、変圧器10から見て、車両1の−X方向に配置されている周辺機器3は、車両限界17に概ね接しているものとした。また、説明の便宜上、8段階の風速分布を遅い方からレベル1からレベル8とする。
剥離直後では、剥離後の走行風の車両限界17内への流れ込みがなく、車両限界17の領域内は、図7の(a)に示されるように、風速の遅いレベル2のほぼ均一な風速分布となっている。
剥離後1mの位置では、剥離後の走行風の車両限界17内への流れ込みがあり、車両限界17内は、図7の(b)に示されるように、レベル1から6の風速分布となっている。なお、レベル1の領域は、よどみ域22に相当し、−X方向の流れとなっている。このとき、等値線は、周辺機器3の傾斜する両角部(すぼみ部分)に対応する部分が、屋根上2のY方向中央部に近づくように変位した線となっている。これは、周辺機器3が上すぼみ形状であるので、周辺機器3の上面から+X方向に流れる走行風より、周辺機器3のすぼみ部分から+X方向に流れる走行風のほうが、屋根上2および車両1のY方向の中心に早く近づくことによるもの、と推考される。
剥離後2mの位置では、剥離後の走行風の車両限界17内への流れ込みがあり、車両限界17内は、図7の(c)に示されるように、レベル1から7の風速分布となっている。このとき、等値線は、周辺機器3の外周形状にほぼ即した線となり、レベル1の領域が狭まっている。これは、周辺機器3から+X方向に2m離れたので、周辺機器3の上面から+X方向に流れる走行風と、周辺機器3の側面部から+X方向に流れる走行風との車両限界17内への流れ込み量が多くなり、周辺機器3のすぼみ部分から+X方向に流れる走行風の車両限界17内への流れ込みによる影響が緩和されたためと、推考される。
剥離後3mの位置では、剥離後の走行風の車両限界17内への流れ込みがあり、車両限界17内は、図7の(d)に示されるように、レベル4から7の風速分布となっている。このとき、等値線は、周辺機器3の外周形状にほぼ即した線となり、レベル1の領域は消滅している。これは、周辺機器3から+X方向に3m離れたので、周辺機器3の周囲を流れる走行風の主流の車両限界17内への流れ込み量が多くなり、車両限界17内の流速が速められたものと、推考される。
図7から、周辺機器3からX方向に2m程度離して変圧器10を設置すれば、周辺機器3で剥離された走行風が、変圧器本体12のY方向の両側に配置された冷却器14に効果的に導かれることがわかる。また、周辺機器3からX方向に3m以上離して変圧器10を設置すれば、周辺機器3で剥離された走行風が、変圧器本体12および冷却器14に効果的に導かれることがわかる。
なお、変圧器10から見て、車両1の−X方向に配置されている周辺機器3が小さく、車両限界17よりも大きく内側に位置している場合には、周辺機器3の周囲を流れる走行風の主流が変圧器10の周辺に流れ込むので、変圧器10の周辺では、図7に示される値より速い風速分布となる。
この実施の形態1では、よどみ域22の解消に距離が必要な屋根上2のY方向中央に変圧器本体12を設置し、冷却器14を、変圧器本体12の+Y方向と−Y方向とのそれぞれに、変圧器本体12を挟んで相対するように設置している。さらに、油ポンプ13が、変圧器本体12の−X方向、かつ冷却器14のY方向の内側に設置されている。そこで、周辺機器3で剥離された走行風が、油ポンプ13に妨げられることなく、冷却器14に導かれる。これにより、剥離後の走行風を効率よく冷却器14に導くことができ、冷却器14の冷却能力が高められる。
冷却器14が、車両限界17の上しぼみ形状に沿った形状で、最外殻を車両限界17に近づくように配設されているので、周辺機器3のすぼみ部分から流れる走行風を効果的に冷却器14に供給でき、冷却器14の冷却能力が高められる。
冷却器14が、変圧器本体12の+Y方向と−Y方向とのそれぞれに設置されているので、車両1の停車中に、車両1の側面に沿って屋根上2に流れた空気が冷却器14に供給される。そこで、走行風のない車両1の停車中においても、変圧器本体12内部での発熱を冷却器14を介して放熱することが可能となる。
冷却器14は、それぞれ、Y−Z平面上に配設された、大きさの異なる4本のコ字状の冷却管20を、変圧器本体12に沿ってX方向に一定のピッチで12列に配列して構成された冷却管群19を備える。Y−Z平面上に配設された4本の冷却管20は、最も大きい最大冷却管20’と、最大冷却管20’の内側に配置される3本の小型冷却管20”と、により構成される。
そこで、車両1の停車中に、車両1の側面に沿って屋根上2に流れてきた空気が、X方向に配列された冷却管20の列間から冷却管群19内に流れ込む。そして、冷却管20周りの空気が冷却管20内を流通する冷媒の熱により暖められ、冷却管群19から+Z方向に流れ出る。これにより、Y方向の外側から冷却管群19内の下部側に入り、冷却管群19内をZ方向に上昇する空気の自然対流が形成される。そこで、走行風のない車両1の停車中においても、変圧器本体12内部での発熱を冷却器14を介して効果的に放熱することができる。さらに、車両1の走行時には、周辺機器3で剥離して、再付着に向かう途中の走行風が冷却管群19内を通風するので、冷却管20と走行風との間の熱交換が促進され、冷却器14の冷却能力が高められる。
コンサベータ15が、補器配置領域16内の変圧器本体12の+X方向に設置されている。そこで、コンサベータ15が、冷却器14に導かれる走行風の流れを阻害することがない。さらに、変圧器本体12の上面が走行風に暴露され、変圧器本体12の冷却能力が高められる。
油ポンプ13とコンサベータ15が変圧器本体12を挟んでX方向の両側に設置されているので、大容量のコンサベータ15を用いる場合でも、油ポンプ13を変圧器本体12に近接して設置できる。そこで、配管11の使用量を低減でき、低コスト化が図られる。さらに、油ポンプ13を変圧器本体12に近接して設置することで、変圧器本体12内の冷媒を配管11に供給する油ポンプ13の小型化が図られる。
なお、上記実施の形態1では、冷却管群がY−Z平面に配設された4本の冷却管をX方向に一定のピッチで配列して構成されているが、冷却管群は、Y−Z平面に配設された4本の冷却管をX方向に不等ピッチで配列して構成されてもよい。
また、上記実施の形態1では、冷却管群がY−Z平面に配設された4本の冷却管をX方向に一定のピッチで12列に配列して構成されているが、各列に配設される冷却管の本数および列数はこれに限定されず、変圧器の発熱量に応じて決まる最適な冷却管の本数を車両限界17内に効率よく配置すればよい。
実施の形態2.
図8はこの発明の実施の形態2に係る車両用変圧器を示す斜視図である。なお、配管11は便宜上省略されている。
図8において、放熱フィン23が、それぞれ、変圧器本体12の上面および下面から垂直に突出して、X方向に延びて、Y方向に複数配列されている。放熱フィン23は、鋼鉄製であり、変圧器本体12に溶接などにより固着される。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように構成された変圧器10Aにおいても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
変圧器10Aでは、放熱フィン23が変圧器本体12の上面および下面に配設されているので、周辺機器3で剥離して、再付着に向かう走行風が、変圧器本体12の上面および下面を放熱フィン23に沿って流れ、放熱フィン23との間で熱交換する。そこで、変圧器本体12内での発熱が放熱フィン23を介して走行風に放熱され、変圧器本体12の冷却能力が高められる。
車両1の停車時には、走行風が放熱フィン23間を流通することはないが、放熱フィン23を設けることで、変圧器本体12の表面積が増えるので、自然対流による放熱効果が期待できる。
放熱フィン23は、鋼鉄製であるので、放熱フィン23の剛性が高くなり、優れた耐久性が得られる。
なお、上記実施の形態2では、放熱フィンが変圧器本体の上面および下面に配設されているが、放熱フィンの本数、高さ、および配置は、変圧器本体の発熱分布に合わせて最適化される。つまり、投入電力、変圧器本体内の巻線の形状や配置などに合わせて、放熱フィンの本数、高さ、および配置は適宜設定される。
また、上記実施の形態2では、変圧器本体が車両の屋根上から離して設置されているが、変圧器本体が車両の屋根上に接して設置されている場合には、放熱フィンは変圧器本体の上面のみに配設される。
また、上記実施の形態2では、放熱フィンが鋼鉄製であるが、車両の屋根上では、飛び石などに対する考慮が不要であるので、放熱フィンをアルミニウム製としてもよい。この場合、アルミニウム製は、鋼鉄製に比べて、比重や軽く、熱伝導率が高いので、軽量で放熱性の高い放熱フィンを得ることができる。
実施の形態3.
図9はこの発明の実施の形態2に係る車両用変圧器に適用される冷却器を示す斜視図、図10は図9のX−X矢視断面図である。
図9および図10において、冷却器10Aは、入口ヘッダ18aと、出口ヘッダ18bと、入口ヘッダ18aから出て、出口ヘッダ18bに入るように配設された冷却管群19Aと、を備える。冷却管群19Aは、それぞれ、Y−Z平面上に配設された、大きさの異なる4本のコ字状の冷却管20Aを、変圧器本体12に沿ってX方向に一定のピッチで12列に配列して構成されている。Y−Z平面上に配設された4本の冷却管20Aは、最も大きい最大冷却管20A’と、最大冷却管20A’の内側に配置される3本の小型冷却管20A”と、により構成される。最大冷却管20A’および小型冷却管20A”は、それぞれ、入口ヘッダ18aから+Z方向に延びる第1直線部の長さが、出口ヘッダ18bから+Z方向に延びる第3直線部の長さより短くなっており、第1直線部と第3直線部を連結する第2直線部が水平面に対して傾斜している。そして、各列の最外殻に配置された最大冷却管20A’の第2直線部は、車両限界17の上しぼみ形状に適合するように傾斜している。これにより、冷却器14Aを車両限界17に近づけて設置することができる。さらに、冷却管20Aは、断面楕円形状の長軸方向をX方向に一致させて配設されている。
なお、他の構成は、上記実施の形態1と同様に構成されている。
このように、冷却器14に替えて冷却器14Aを用いた変圧器においても、上記実施の形態1と同様に効果が得られる。
この実施の形態3では、冷却管20Aが、断面楕円形状の長軸方向をX方向に一致させて配設されている。そこで、冷却管の表面積が等しい場合には、Y−Z平面における偏平な冷却管20A間の間隔は、Y−Z平面における断面円形の冷却管20間の間隔に比べて、広くなる。つまり、図10に示される走行風のX方向の流れ24に対する風路断面積は、冷却管20Aを用いた場合、冷却管20を用いた場合に比べて大きくなる。これにより、冷却器14Aでは、冷却器14に比べて、走行風の流路における圧力損失が少なくなり、走行風が流速を落とすことなく冷却管群19A内を流れることができる。また、冷却管20Aが、断面楕円形状の長軸方向をX方向に一致させているので、走行風のX方向の流れ24に接する冷却管20Aの表面積が、断面円形の冷却管20より大きくなる。これにより、冷却管20Aと走行風との熱交換効率が高くなる。
したがって、実施の形態3によれば、走行風の冷却器14Aへの取り込みが促進され、冷却器14Aの放熱性能を向上させることができる。
実施の形態4.
図11はこの発明の実施の形態4に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。
図11において、冷却器14Bは、変圧器本体12の+Y方向および−Y方向のそれぞれにX方向に離間して2つずつ、かつ変圧器本体12を挟んで相対するように、設置されている。冷却器14Bは、冷却管群が、Y−Z平面上に配設された4本の冷却管20を、X方向に5列に配列して構成されている点を除いて、冷却器14と同様に構成されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
上記実施の形態1による変圧器10では、冷却管20がX方向に12列に配列されているので、冷却管20の列間の隙間が狭くなっている。そこで、冷却器14においては、走行風がX方向に直交する面から冷却器14の冷却管群19に流入する際の風路抵抗が大きく、走行風がX方向に直交する面から冷却器14の冷却管群19に流入しにくい。つまり、走行風は、冷却器14の冷却管群19の−X方向の端部からのみ冷却管群19内に取り込まれる。そこで、冷却管群19内に取り込まれた走行風は、+X方向に進むにつれ暖められ、冷却管20との熱交換効率が低下する。
実施の形態4による変圧器10Bでは、冷却器14Bが、変圧器本体12のY方向両側に、X方向に離間して2つずつ設置されている。そこで、走行風24は、図11に矢印で示されるように、−X方向に位置する冷却器14Bの冷却管群に取り込まれ、X方向に配列された2つの冷却器14Bの間を通って+X方向に位置する冷却器14Bの冷却管群に取り込まれる。したがって、+X方向に位置する冷却器14Bの冷却管群には、暖められていない新たな走行風が取り込まれるので、+X方向に位置する冷却器14Bにおける冷却管20との熱交換効率の低下が抑えられる。
実施の形態5.
図12はこの発明の実施の形態5に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。
図12において、配管11が、変圧器本体12の出口から−X方向に延びて油ポンプ13の吸入口に接続され、油ポンプ13の吐出口から出て+Y方向および−Y方向に分岐し、その後それぞれ+X方向に延びて冷却器14の入口に接続され、各冷却器14の出口から出て+X方向に延び、その後Y方向に延び、曲げられて−X方向に延びて、変圧器本体12の2つの入口に接続されるように、布設されている。コンサベータ15は、配管11と異なる補助配管26を介して変圧器本体12に接続されている。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
実施の形態5による変圧器10Cでは、変圧器本体12から吸い出されて冷却器14で冷却された冷媒が、図12中矢印で示されるように、変圧器本体12の冷媒吸い出し側と反対側に、車両1の幅方向に異なる2カ所の入口から戻されるので、変圧器本体12内の冷媒の流れが局在化することがない。そこで、変圧器本体12内の冷媒を1台の油ポンプ13により効率よく冷却器14に圧送することができる。
上記実施の形態1では、変圧器本体12の車両の幅方向に配設されている2つの冷却器14から流出した冷媒をコンサベータ15で合流させてから変圧器本体12に戻しているので、冷媒を合流することにより、不必要な圧力損失が発生する。この実施の形態5では、コンサベータ15が補助配管26を介して変圧器本体12に接続されているので、冷媒の合流に起因する不必要な圧力損失の発生を抑制できる。
なお、上記実施の形態5では、冷媒を車両の幅方向に異なる2カ所の入口から変圧器本体の冷媒吸い出し側と反対側に戻しているが、冷媒を分岐して、車両の幅方向や車両の高さ方向に異なる3カ所以上の入口から変圧器本体の冷媒吸い出し側と反対側に戻すようにしてもよい。
また、上記各実施の形態では、油ポンプとコンサベータが変圧器本体をX方向に挟んで相対するように設置されているが、コンサベータが小さく、油ポンプとコンサベータとを一緒に補器配置領域内に設置できれば、油ポンプとコンサベータとを変圧器本体のX方向の一側に設置してもよい。
また、上記各実施の形態では、特に、欧州で用いられている、エアブリーザをコンサベータの替わりに用いた変圧器でも、エアブリーザを変圧器本体のX方向の一側の補器配置領域に設置すれば、同様の効果が得られる。
1 車両、2 屋根上、9 巻線、10,10A,10B,10C 変圧器、11 配管、12 変圧器本体、13 油ポンプ、14,14A,14B 冷却器、15 コンサベータ、20,20A 冷却管、20’、20A’ 最大冷却管、20”、29A” 小型冷却管、23 放熱フィン。

Claims (10)

  1. 冷媒の循環路を構成する配管と、
    上記循環路の途中に配設されて、巻線とともに上記冷媒を収納する変圧器本体と、
    上記循環路の途中に配設されて、上記冷媒を上記循環路に循環させる油ポンプと、
    上記循環路の途中に分散して設置されて、空気との熱交換により上記冷媒を冷却する複数の冷却器と、を備えた車両用変圧器において、
    上記変圧器本体、上記油ポンプおよび上記複数の冷却器は、車両の屋根上に設置され、
    上記複数の冷却器は、上記変圧器本体の上記車両の幅方向の両側に、上記変圧器本体に沿って上記車両の進行方向に配置され、
    上記油ポンプは、上記変圧器本体の上記車両の幅方向の両側に配置された上記複数の冷却器の上記車両の幅方向の内側に、かつ上記変圧器本体の上記車両の進行方向に配置されている車両用変圧器。
  2. 上記油ポンプの上記屋根上からの高さが、上記変圧器本体の上記屋根上からの高さより低い請求項1記載の車両用変圧器。
  3. 上記冷媒の膨張・収縮を吸収するコンサベータをさらに備え、
    上記コンサベータは、上記車両の屋根上に、上記変圧器本体の上記車両の幅方向の両側に配置された上記複数の冷却器の上記車両の幅方向の内側に、かつ上記変圧器本体の上記車両の進行方向に配置されている請求項1又は請求項2記載の車両用変圧器。
  4. 上記コンサベータの上記屋根上からの高さが、上記変圧器本体の上記屋根上からの高さより低い請求項3記載の車両用変圧器。
  5. 上記コンサベータは、上記変圧器本体の上記油ポンプと反対側に配置されている請求項3又は請求項4記載の車両用変圧器。
  6. 複数の放熱フィンが、それぞれ、上記車両の進行方向に延びて、上記車両の幅方向に並んで、上記変圧器本体の上記車両の屋根と反対側の表面に形成されている請求項3から請求項5のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  7. 上記複数の冷却器は、それぞれ、上記車両の進行方向と直交する平面上に配設された、大きさの異なる複数本のコ字状の冷却管を、上記変圧器本体に沿って上記車両の進行方向に複数配列して構成され、
    上記車両の進行方向と直交する平面上に配設された上記複数の冷却管は、最も大きい最大冷却管と、上記最大冷却管の内側に配置される上記最大冷却管より小さい1本又は複数本の小型冷却管により構成され、
    上記最大冷却管は、車両限界に沿った形状に形成されている請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  8. 上記複数本の冷却管は、それぞれ、長さ方向と直交する偏平な断面形状を有し、上記偏平な断面形状の長手方向を上記車両の進行方向に一致させて配設されている請求項7記載の車両用変圧器。
  9. 上記複数の冷却管は、アルミニウム製である請求項7又は請求項8記載の車両用変圧器。
  10. 上記循環路は、上記冷媒が、上記変圧器本体の上記油ポンプ側から出て上記油ポンプおよび上記車両の幅方向の両側に配置された上記複数の冷却器を通って、上記変圧器本体の上記油ポンプと反対側に異なる複数箇所から戻るように構成されている請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
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