JP6359202B2 - 車両用変圧器 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用変圧器に関し、特に、車両の走行によって生じる走行風を利用して冷媒油を冷却する車両用変圧器に関するものである。
車両に搭載される空調機、電力変換器、制御器、変圧器などの機器は、動作時に多くの発熱がある。これらの機器の冷却方式としては、電動送風機を用いた強制空冷方式と、車両の走行によって生じる走行風を利用した走行風自冷方式とがある。
走行風自冷方式は、強制空冷方式と比較して省エネルギーであり、低騒音であることなどの観点から近年普及が進んでいる。一般的に走行風自冷方式は、床下に設置された車両用変圧器などの機器の冷却方法として採用されていた(例えば、特許文献1参照)。この理由としては、走行風自冷方式を床下に設置された例えば車両用変圧器に適用すると、以下に述べる理由で効率良くこの車両用変圧器を冷却することができるためである。すなわち、車両の床下面と線路面との間において、車両の側面からの走行風の流入に加えて、線路面にて反射された走行風が床下面に設置された車両用変圧器に向かうこととなる。この結果、車両用変圧器の周囲に多数の周辺機器を配置しても流速の速い走行風が車両用変圧器の冷却器周辺に流入し、効果的な冷却を図ることができる。
一方で、例えば欧州で普及している低床の車両では、床下の設置スペースが狭いため、車両用変圧器と共に、空調機、電力変換器、制御器などの大型の周辺機器を車両の屋根上に設置している。このような車両の屋根上に設置された車両用変圧器を冷却するために、これまでは電動送風機を用いた強制空冷方式が用いられていた。
特開2004−363253号公報
しかしながら、車両用変圧器の冷却に走行風自冷方式を採用するとなると、周辺機器が車両用変圧器の車両の進行方向前方に設置されている場合に、この周辺機器により車両の走行中に上方に走行風が剥離することで、周辺機器の車両の進行方向後方にて流速の小さな風が流れるよどみ域が生成する。このため、周辺機器と車両用変圧器との配置によっては車両用変圧器が走行風を取り込む位置がよどみ域に設けられた場合、十分な流速を有する走行風を車両用変圧器の冷却器周辺に十分に取り込むことができず、走行風では十分な冷却性能を得ることができないという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、その目的は、車両用変圧器において、走行風を取り込む位置が周辺機器の車両の進行方向後方のよどみ域にかかることを低減して、走行風によって効果的に冷却される車両用変圧器を得ることである。
本発明に係る車両用変圧器は、巻線を有し、冷媒油が循環する配管に接続する変圧器本体と、冷媒油を配管に循環させる油ポンプと、配管に接続し、冷媒油を冷却する冷却器と、車両の走行によって生じる走行風を取り込む第1の吸気口と、走行風を冷却器に向かい冷却風として送気する第1の送気口と、第1の吸気口と第1の送気口とを連結すると共に送風方向が車両の進行方向と反対となるように走行風を案内し、案内された走行風を第1の送気口から冷却風として吐出させる第1の連結部と、を有し、変圧器本体及び冷却器に対して車両の進行方向後方に設けられた第1のダクトとを備える。
本発明に係る車両用変圧器においては、車両用変圧器の走行風を取り込む位置が周辺機器の車両の進行方向後方のよどみ域にかかることが低減され、走行風によって効果的に冷却することができる。
本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を設置した鉄道車両を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の屋根上における設置状態を示すための図4のA−A断面の断面模式図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器の冷却器の外観を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器のダクトの詳細な形状を説明するための斜視図である。 周辺機器の後方の走行風の流れを示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器を車両の屋根上に配置した様子を示す側面図である。 車両走行時の流れ場を示すための車両の上面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器を車両の屋根上に配置した様子を示す側面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例の構成を示す上面図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例の場合のダクトを示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例を車両の屋根上に配置した様子を示す側面図である。
本発明の実施の形態では、車両として鉄道車両を例に挙げて説明を行うが、鉄道車両以外にも路面電車、バスなどの車両に本発明を適用可能であることは言うまでもない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aを屋根上に設置した鉄道車両の1例を示す上面図である。図2は、図1に示した鉄道車両の側面図である。
なお、以下の説明では車両の移動する方向である車両長さ方向をX方向とし、車両幅方向をY方向とし、車両高さ方向をZ方向として定義して説明を行う。車両進行方向が−X方向であり、車両進行方向を向いた際に左から右に向うの方向が+Y方向であり、床から屋根に向う方向が+Z方向であるとして説明を行う。
図1及び図2に示す通り、車両1の屋根上2には、車両用変圧器10a及び複数の周辺機器3が設けられている。周辺機器3は、車両用変圧器の進行方向前方に2個設置されると共に、車両用変圧器10aの進行方向後方に1個設置されている。なお、ここで、進行方向前方は−X方向の位置を意味し、進行方向後方は+X方向の位置を意味するものとする。周辺機器3は、例えば、電力変換器、制御器、空調機などである。屋根上2は車両1の上面の全面あるいは一部の面を示すものと定義して説明する。なお、屋根上2に設置されている周辺機器の構成、数、及び配置は、上述のものに限定されないことは言うまでもない。
図3は、実施の形態1に係る車両用変圧器10aの構成を示す上面図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図3に示すように、車両用変圧器10aは、筐体を有する変圧器本体12を備える。変圧器本体12の内部には、主要な発熱源である巻線9が設けられている。変圧器本体12には、配管11が接続され冷媒油の循環路が形成されている。配管11の管路途中には、冷媒油を強制循環させるための油ポンプ13が変圧器本体12に対して−X方向の位置に設置される。また、冷媒油の熱膨張量を吸収するコンサベータ15が変圧器本体12に対して+X方向の位置に設置されている。変圧器本体12のY方向の両側面には、走行風との熱交換により冷媒油を冷却する冷却器14aが設置されている。変圧器本体12及び冷却器14aの−X方向の位置には、ダクト16aが設けられている。また、変圧器本体12及び冷却器14aの+X方向の位置には、ダクト16bが設けられている。ダクト16aは、ダクト16aの−X方向の位置から変圧器本体12に走行風が流入することを抑制している。ダクト16bは、車両の走行によって生じる走行風を取り込み、送風方向を内部にて変更することで取り込んだ走行風を冷却器14aに吹きつける。
冷媒油として、絶縁油が利用され、特に車両用として、難燃性の高いシリコーン油あるいは廃棄時の環境に対する負荷の少ないエステル油などが利用される。変圧器本体12の筐体は、鋼鉄、アルミニウムなどの金属で作製される。また、この筐体の表面には、金属で腐食防止のための塗装がなされている。変圧器本体12の電線と接続される部分には、絶縁ブッシュなどの絶縁用部材が設置されている。コンサベータ15は、冷媒油の温度変化時の熱膨張を吸収するためのもので、このコンサベータ15の容量は、この熱膨張を十分吸収できるように設定されている。
図4は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aの構成を示す側面図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図4に示す通り、第2のダクトとしてのダクト16aは、変圧器本体12に対して−X方向の位置に設けられる。また、第1のダクトとしてのダクト16bは、変圧器本体12に対して+X方向の位置に設置される。さらに、ダクト16a及びダクト16bは、変圧器本体12をX方向にて挟み込んで相対するように配置されている。
図5は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aの屋根上2における設置状態を示すための図4のA−A断面の断面模式図である。なお、図4は車両用変圧器10aを示す図であるが、断面位置を分かり易くするために図4を用いて断面位置を示している。つまり、図5は、車両用変圧器10aに加えて車両1を含むA−A断面における断面図を示すものとする。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。ダクト16bには、走行風を取り込むための吸気口30が設けられている。また、点線は車両限界17を示している。車両限界17とは、鉄道車両の車体断面の大きさの限界範囲であり、鉄道車両が線路上を安全に走行できるように定められた車両のY方向及びZ方向の制限値である。車両限界17の屋根上2の上部空間は、トンネルなどの軌道構造物との関係上、その上部側のY方向の幅が+Z方向に向うにつれて狭くなるように形成されている。変圧器本体12の+Z方向の高さは、ダクト16bよりも低くなるようになっている。このため、吸気口30は、変圧器本体12から+Z方向に向かい開口している。
図6は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aの冷却器14aの外観を示す斜視図である。冷却器14aは、大きさの異なる複数の逆U字状に形成された冷却管19a及び冷却管19bを有する。ここでは、大きさが異なる複数の冷却管19a及び冷却管19bが同一平面上に配置されている。冷却管19aは、冷却器14aの最外部に設けられているものである。冷却器14aは、同一平面上に配置された複数の冷却管19a及び冷却管19bがX方向に配列されて構成されている。各々の冷却管19a及び冷却管19bは、各々の両端がそれぞれ入口ヘッダー18a及び出口ヘッダー18bに接続されている。
図3、図4及び図6を用いて配管11と車両用変圧器10aとの接続について説明を行う。配管11が、変圧器本体12の出口から油ポンプ13の吸入口に接続され、油ポンプ13の吐出口から出て+Y方向及び−Y方向に分岐している。分岐した配管11は、それぞれ+X方向に延びて冷却器14aの入口ヘッダー18aに接続され、各冷却器14aの出口ヘッダー18bから出て+X方向に延び、その後−Y方向および+Y方向に延びてコンサベータ15との分岐を経て、変圧器本体12の入口に接続される。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。
冷却器14aの最も外側に設けられた冷却管19aは、車両限界17の形状に合わせて辺が傾斜して形成されている。また、図6に示す冷却器14aの最外面20は、複数の冷却管19aの外側部分の面である。冷却器14aの最外面20は、車両限界17に沿って設けられている。なお、冷却管19a,19bは複数の円筒管として図には記載されているが、これに限定するものではなく、例えば偏平管あるいは矩形管でもよい。
変圧器本体のY方向の両側面に冷却管を配置することで、重量バランスの良好な車両用変圧器を構成することができる。さらに、車両の停車時にY方向の側面から冷却器内に外気を効率的に取込むことができるため、変圧器本体において自然対流が促進され、車両の停車時における熱交換性能が向上する。
図7は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aのダクト16bの詳細な形状を説明するための斜視図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。ダクト16bは、走行風33を取り込むための吸気口30と、取り込まれた走行風33を冷却風34として冷却器14aに吐出する送気口31を有する。また、ダクト16bの下部には、凹部32が形成されている。なお、車両1が−X方向に向かって走行しているため、走行風33は+X方向に流れる。
吸気口30と送気口31とは、−X方向に開口が向くように設けられる。吸気口30と送気口31との間は、ダクト16bの内部に形成された連結部35aにより滑らかに繋がっている。走行風33はこの連結部35aにより送風方向が変更される。すなわち、+X方向に向かう走行風33は、吸気口30にて取り込まれ、連結部35aを通過することで、車両の外側方向に向うと共に−Z方向に導風された後、反対方向に送風方向が変更され、結果的に、−X方向に向かう冷却風34として送気口31から送出される。
ダクト16bのY方向の中央下部に凹部32が形成されている。ダクト16bに形成された凹部32と車両の屋根上2との間に配管11を連通させることができる。したがって、変圧器本体12と油ポンプ13との間及びコンサベータ15と変圧器本体12との間に配管11を配置する場合に、ダクト16bを迂回して配置する必要がないため、配管11の全長を短くすることができる。
また、吸気口30に対して送気口31は、それぞれ+Y方向あるいは−Y方向に離れた位置に配置されており、また、−Z方向に離れた位置に配置されている。すなわち、Y方向及びZ方向に離れた位置に吸気口30と送気口31とが配置されている。その結果、冷却器14aで温められた冷却風34と走行風33とが吸気口30にて混合することを抑制できる。
ダクト16bに設けられた2つの送気口31は、冷却器14aに対向して設けられている。これらの送気口31は、冷却器14aに対して+X方向の位置に配置されており、それぞれが冷却器14aと対向している。吸気口30から取り込まれた走行風33は、連結部35aにより走行風33の送風方向が反対になるように案内される。その結果、送気口31からこの送気口31と対向する冷却器14aに向かって吹き付けられる。図7では、走行風33と冷却風34の送風方向が反対となっている。ダクト16bの+X方向の位置から取り込まれる走行風33を、ダクト16bの−X方向の位置に設けられた冷却器14aに冷却風34として吹き付けることができる。
なお、ダクト16bについてその構成を説明したが、ダクト16aについても同一の構成であり、配置が異なるのみであるのでその説明は省略する。なお、ダクト16a及びダクト16bは、お互いが異なる構造を有していてもよいことは言うまでもない。この場合、車両の周辺機器3の構成に応じてダクトの形状を変更でき、更なる冷却性能の向上を図ることが可能である。
図8は、周辺機器3の+X方向の位置の走行風33の流れを示す説明図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。車両1が−X方向に進む際、周辺機器3の上表面を流れた後、剥離した走行風33は、徐々に屋根上2に接近し、最終的に屋根上2に付着する。
一般的に、周辺機器3の高さに応じて、周辺機器3の+X方向の位置によどみ域が形成される。このよどみ域では、流速の速い風の流れがない。そこで、車両用変圧器10aがよどみ域に配置された場合、走行風を十分に取り込むことができず冷却性能が大幅に低下する。一般的な乱流では、周辺機器3の高さをhとすると、一旦周辺機器3により剥離された風が再付着する再付着点までに要する助走距離xは、周辺機器3の進行方向後方約7hとされている。
車両の屋根上2に配置された周辺機器3の高さhは、車両1の構造により変化するが、車両限界17の制約により最大1mである。この場合、周辺機器3の後方に最大約7mの助走距離xが必要となる。しかし、限られた面積の有効活用するために周辺機器3を屋根上2に多数配置する場合が多く、周辺機器3に対しての+X方向の距離を確保して車両用変圧器10aを配置するのは困難である。
図9は、本発明の実施の形態1に係る車両用変圧器10aを車両の屋根上2に配置した様子を側面から示した側面図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。車両用変圧器10aの−X方向に位置する周辺機器3の上方を流れる走行風33は、変圧器本体12の−X方向の位置に配置されているダクト16aの上方を通過した後、剥離を起こす。
例えば、変圧器本体12のX方向の長さは、2.5mであり、車両限界17で制約される図5に示すダクト16aの上面と変圧器本体12の上面との高さの差は0.30m程度であるとする。この場合、剥離した走行風33がダクト16bに再付着するのは、約2m進行方向後方である。従って、変圧器本体12は、2m進行方向後方では十分な流速を有する走行風33を吸気口30から取り込むことが可能である。
図10は、車両走行時の流れ場を示すための車両1の上面図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。冷却風36は、冷却風34が冷却器に吹き付けられて冷媒油との熱交換により暖められたものである。車両1の屋根上2には、車両用変圧器10aをX方向で挟むように周辺機器3が配置されている。
周辺機器3によって剥離された走行風33は、+X方向に向かうにつれて、車両1に接近するが、変圧器本体12の−X方向の位置に設けられたダクト16aにより冷却器14aの−X方向の領域に走行風33が流れ込むことはない。
ダクト16aの上面を通過した走行風33は、+X方向に向かうにつれて変圧器本体12に漸近し、変圧器本体12の上面に再付着する。変圧器本体12の上面には、高速な走行風33が流れることになるため、変圧器本体12表面からの放熱効率が向上する。
また、変圧器本体12の表面を流れる走行風33は、変圧器本体12の+X方向の位置に開口が設けられているダクト16bに取り込まれる。ダクト16bの内部では、吸気口30と送気口31との間が連結部35aにより連通されている。吸気口30により取り込まれた走行風は、変圧器本体12のY方向の両側面に配置された送気口31により冷却風34として送出される。
ダクト16bから吐出された冷却風34は、冷却器14aにおいて冷媒油と熱交換が行われる。図6に示す通り冷却器14aは、円筒の冷却管19a、19bがX方向に沿って複数列配置されている形状であるため、冷却器14aに侵入した冷却風34は、冷却器14aから+X方向に向うにつれて、徐々に冷却管19a、19bの間隙から冷却器14aの外部に拡散していく。
図10にて示す通り、冷媒油と熱交換が完了して冷却器14aの外部に拡散した冷却風36は、冷却器14aの周辺を+X方向に向かい流れる走行風33と合流し、+X方向へと流れていく。ダクト16bの吸気口30は、冷却器14aの+X方向の位置に設けられていない。そのため、冷却器14aから拡散して排気された冷却風36がダクト16bに再び取り込まれることはなく、常に温度の低い冷却風34が冷却器14aに送り込まれる。
ダクト16aの吸気口30とダクト16bの吸気口30とは、開口方向がX方向で対向している。同様に、ダクト16aの送気口31とダクト16bの送気口31とは、開口方向がX方向で対向している。
ダクト16a及びダクト16bは、変圧器本体12を挟みX方向で対向して配置されているため、車両の進行方向が変更されても、進行方向を変更する前と同様に冷却器14aに冷却風34を供給することが可能になる。
また、変圧器本体12及び冷却器14aの+Z方向の位置には遮蔽物が存在しないため車両が停車している場合にも、自然対流が発生することで十分に放熱性を確保することが可能である。
なお、本発明では冷却器がY方向の変圧器本体の両側面に配置された場合を例に挙げて説明を行ったが、これに限ったものではなく、例えば巻線の発熱量の少ない車両用変圧器である場合には、冷却器を変圧器本体の車両幅方向の片側側面にのみに配置してもよいことは言うまでもない。
実施の形態1ではダクトを2つ設けた構成にしているが、ダクト16bを変圧器本体12の+X方向の位置に1つだけ設けた構成としてもよいことは言うまでもない。この場合、車両1の進行方向前方の周辺機器3により剥離した走行風が変圧器本体12の表面に再付着する位置に対して車両1の進行方向後方にダクト16bの吸気口30が設けられればよい。すなわち、ダクト16bは、変圧器本体12及び冷却器14aに対して車両1の進行方向後方に設けられればよい。この場合、よどみ域の外側で走行風33を吸気口30にて取り込むことが可能であり、効果的な変圧器本体12の冷却が可能となる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器10bの構成を示す上面図である。図3に示す実施の形態1に係る車両用変圧器10aの構成と異なる点は、油ポンプ13及びコンサベータ15などの補器がダクト16aと変圧器本体12との間及びダクト16bと変圧器本体12との間に配置されている点である。冷却器14bは、実施の形態1に係る冷却器14aと比較してX方向に長い構成を有する。これは、油ポンプ13を覆うためのカバー37a及びコンサベータ15を覆うためのカバー37bが、ダクト16a及びダクト16bと変圧器本体12との間に設けられているためである。なお、以下では、実施の形態1の車両用変圧器10aと同一または対応する構成には同一の符号を付し、それらの構成の詳細な説明を省略する。
図12は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器10bを車両1の屋根上2に配置した様子を示す側面図である。カバー37a及びカバー37bは、それぞれの上面が変圧器本体12の上面と同じ高さとなるように設けられている。また、変圧器本体12と、カバー37a及びカバー37bとがX方向に近接して設けられていることが望ましい。この場合、走行風33が、カバー37a及びカバー37bと変圧器本体12との間の領域への流れ込みを抑制する。結果的に、十分な量の走行風33を吸気口30にて取り込むことができる。ダクト16aとダクト16bとの間に補器を配置している。このため、補器のX方向の長さ分だけ、変圧器本体12の表面及び補器を覆うカバー37a及びカバー37bの表面にて形成される平坦部を長くすることが可能である。すなわち、走行風33の再付着のための助走距離を延長することができるため、限られた領域でより多くの走行風33を取り込むことが可能となる。
剥離した走行風33の再付着距離が延びる要因の1つが走行風33と機器間との間に生じる縦渦である。変圧器本体12を挟み、X方向に相対して配置されているダクト16aとダクト16bとの間の距離が長い程、剥離した走行風33の再付着が促される。しかし、途中に高さの異なる油ポンプ13及びコンサベータ15を配置すると、その表面において不要な渦が生じ、吸気口30にて走行風33を効率的に取り込めなくなる。カバー37a及びカバー37bは、それぞれの上面が変圧器本体12の上面と同じ高さとなるように設けられているため、このような渦の発生を抑制できる。
図13は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例の場合の構成を示す上面図である。また、図14は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器10cのダクト16dを示す斜視図である。図中、同一符号は、同一または相当部分を示し、それらについての詳細な説明は省略する。図14には、ダクト16dの吸気口30と送気口31との間を連結する連結部35bが設けられている。図13及び図14で示す通り、ダクト16dは、−X方向の長さが実施の形態1に係るダクト16bに比べて長い。ここで、ダクト16dについて連結部35bの送気口31に連なる部分が−X方向に伸長されている。なお、ダクト16cは、ダクト16dと同一の構成であり、配置が異なるのみであるので、その説明を省略する。なお、ダクト16c及びダクト16dは、お互いが異なる構造を有していてもよいことは言うまでもない。この場合、車両1の周辺機器3の構成に応じてダクトの形状を変更でき、更なる冷却性能の向上を図ることが可能である。
補器を変圧器本体12とダクト16c及びダクト16dとの間に配置する場合、補器の分だけX方向に伸長された冷却器14bを有する車両用変圧器10bに対して、車両用変圧器10cは、連結部35bの送気口31に連なる部分を長くしている。冷却器14aを伸長する代わりに、ダクト16c及びダクト16dにおいて連結部35bの送気口31に連なる部分を伸長しているため、車両用変圧器10cの軽量化を図ることができる。
図15は、本発明の実施の形態2に係る車両用変圧器の変形例を車両1の屋根上2に配置した様子を示す側面図である。図15に示すように、カバー37a及びカバー37bの代わりにその形状が異なるカバー37c及びカバー37dが設けられている。カバー37cは、上面が変圧器本体12側からダクト16c側に向けて次第に低くなるように形成されている。同様にカバー37dは、上面が変圧器本体12側からダクト16d側に向けて次第に低くなるように形成されている。したがって、車両用変圧器10cにおいては、ダクト16c及びダクト16dの吸気口30を大きく形成することが可能になり、より多くの走行風33を取り込むことが可能になる。
また、カバーはパンチングメタルのような開口率の小さな板材で構成されていてもよい。この場合、開口率の小さなパンチングメタルによりダクト16に対する走行風33の導風への影響を抑制すると共に、カバー内で暖められた空気をカバー外に放出させることができ、カバーの放熱性を高めることができる。
実施の形態2ではダクトを2つ設けた構成にしているが、ダクトを変圧器本体の+X方向の位置に1つだけ設けた構成としてもよいことは言うまでもない。この場合、車両の進行方向前方の周辺機器3により剥離した走行風が変圧器本体12の表面に再付着する位置に対して車両の進行方向後方にダクト16dを設ければよい。この場合、よどみ域の外側で走行風を吸気口にて取り込むことが可能であり、効果的な変圧器本体の冷却が可能となる。
実施の形態2では、同じ構造を有するダクトを変圧器本体に対して、それぞれの吸気口30及び送気口31がX方向で対向するように設けられている。これによって、車両の進行方向が変更された場合であっても、進行方向が変更される前と同様な車両用変圧器の冷却性能を得ることができる。以上、本発明の実施の形態2について説明を行った。
1 車両、2 屋根上、9 巻線、10a,10b,10c 車両用変圧器、11 配管、12 変圧器本体、13 油ポンプ、14a,14b 冷却器、15 コンサベータ、16a,16b,16c,16d ダクト、19a 冷却管、20 最外面、30 吸気口、31 送気口、32 凹部、35a,35b 連結部、37a,37b,37c,37d カバー。

Claims (12)

  1. 巻線を有し、冷媒油が循環する配管に接続する変圧器本体と、
    前記冷媒油を前記配管に循環させる油ポンプと、
    前記配管に接続し、前記冷媒油を冷却する冷却器と、
    車両の走行によって生じる走行風を取り込む第1の吸気口と、前記走行風を前記冷却器に向かい冷却風として送気する第1の送気口と、前記第1の吸気口と前記第1の送気口とを連結すると共に送風方向が前記車両の進行方向に対して反対となるように前記走行風を案内し、前記案内された走行風を前記第1の送気口から前記冷却風として吐出させる第1の連結部と、を有し、前記変圧器本体及び前記冷却器に対して前記車両の進行方向後方に設けられた第1のダクトと
    を備えた車両用変圧器。
  2. 前記変圧器本体、前記油ポンプ及び前記冷却器は、前記車両の屋根上に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用変圧器。
  3. 前記第1の吸気口と前記第1の送気口とは、車両幅方向または車両高さ方向の少なくとも一方の方向にお互いに離れた位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両用変圧器。
  4. 前記第1のダクトは、前記変圧器本体の上面と前記第1の吸気口の下面とが同じ高さになるように配置されると共に前記配管を貫通させることが可能な凹部が下面に設けられる
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  5. 前記第1の吸気口に対向して設けられた第2の吸気口と、前記第1の送気口に対向して設けられた第2の送気口と、前記第2の吸気口と前記第2の送気口とを連結する第2の連結部と、を有し、前記変圧器本体及び前記冷却器に対して前記車両の進行方向前方に設けられた第2のダクトを備え、
    前記第2の連結部は、前記第2の吸気口で取り込まれた風の送風方向が反対となるように前記取り込まれた風を案内して前記第2の送気口を介して前記冷却器に吐出させる
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  6. 前記第2の吸気口と前記第2の送気口とは、車両幅方向または車両高さ方向の少なくとも一方の方向にお互いに離れた位置に設けられる
    ことを特徴とする請求項5に記載の車両用変圧器。
  7. 前記第2のダクトは、前記変圧器本体の上面と前記第2の吸気口の下面とが同じ高さとなるように配置されると共に前記配管を貫通させることが可能な凹部が下面に設けられる
    ことを特徴とする請求項5または請求項6に記載の車両用変圧器。
  8. 前記冷却器は、複数であって、前記変圧器本体の車両幅方向の両側面に設けられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  9. 前記冷却器は、逆U字状に形成された複数の冷却管を有し、
    前記複数の冷却管の外側部分の面である最外面は、車両限界に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  10. 前記配管を循環する前記冷媒油の熱膨張量を吸収するコンサベータと、
    前記油ポンプと前記コンサベータとをそれぞれ覆うカバーと
    を備え、
    前記カバーと前記変圧器本体とは、お互いの上面が車両高さ方向に同じ位置に配置され、
    前記コンサベータと前記油ポンプとは、前記第1のダクト及び前記第2のダクトよりも前記変圧器本体に近い側に設けられる
    ことを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか1項に記載の車両用変圧器。
  11. 前記変圧器本体に近い側の前記カバーの上面よりも前記第1のダクト及び前記第2のダクトに近い側の前記カバーの上面が低く形成されている
    ことを特徴とする請求項10に記載の車両用変圧器。
  12. 前記カバーは、パンチングメタルで構成されている
    ことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の車両用変圧器。
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